JP6100659B2 - 情報取得システム、情報取得方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報取得システム、情報取得方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、コンテンツを視聴しているユーザに対して付加的サービスを提供する技術に関する。
従来、コンテンツを視聴しているユーザ同士で、SNS(Social Networking Service)等のツールを用いることによって感想を共有することが行われている(例えば特許文献1参照)。このようなツールでは、ユーザがテキストや絵文字を用いて自身の感想を入力することで、他者との感想の共有が実現される。
特開2004−350092号公報
しかしながら、ユーザは、コンテンツの視聴と感想の入力とを並行して行う必要があった。そのため、ユーザはコンテンツの視聴に集中することが困難であった。
上記事情に鑑み、本発明は、より容易にコンテンツの視聴に関する情動の共有を可能にする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析部と、を備える情報取得システムである。
本発明の一態様は、上記の情報取得システムであって、前記解析部は、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、の変化の類似性を表す情報を前記情動情報として取得する。
本発明の一態様は、上記の情報取得システムであって、前記解析部は、前記複数のユーザの生体情報の統計情報を前記情動情報として取得する。
本発明の一態様は、上記の情報取得システムであって、前記解析部によって取得された情動情報を表示する端末装置に対して、前記情動情報が表示可能となるように前記情動情報を送信する送信部、をさらに備える。
本発明の一態様は、上記の情報取得システムであって、前記解析部は、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、を用いて解析する場合に、前記第1のユーザの前記生体情報の取得タイミングと、前記第2のユーザの前記生体情報の取得タイミングとを、前記第1のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミング及び前記第2のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミングに応じて補正する。
本発明の一態様は、コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析ステップと、を有する情報取得方法である。
本発明の一態様は、コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、より容易にコンテンツの視聴に関する情動の共有が可能となる。
情報取得システム1のシステム構成を表すシステム構成図である。 センササーバ50の機能を表す概略ブロック図である。 センサデータ記憶部503に記憶されている生体情報テーブルの具体例を示す図である。
図1は、情報取得システム1のシステム構成を表すシステム構成図である。情報取得システム1は、端末装置10、生体情報センサ20、テレビ受像機30、ネットワーク40及びセンササーバ50を備える。端末装置10、テレビ受像機30及びセンササーバ50は、ネットワーク40に接続されている。
端末装置10は、ネットワーク40を介して通信可能な情報処理装置である。端末装置10は、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット、電話機、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、セットトップボックス等を用いて構成される。端末装置10は、生体情報から無線通信又は有線通信によって生体情報を取得する。端末装置10は、生体情報センサ20によって生体情報が取得されているユーザが視聴しているコンテンツの識別情報(コンテンツID)と、生体情報が取得された日時と、生体情報と、をセンササーバ50に送信する。また、端末装置10は、センササーバ50から情動情報を受信すると、受信された情動情報を画面に出力する。
なお、端末装置10は、生体情報センサ20によって生体情報が取得されているユーザが視聴しているコンテンツの識別情報(コンテンツID)をどのような処理によって取得してもよい。例えば、ユーザが端末装置10を操作することによってコンテンツIDを端末装置10に入力してもよい。例えば、テレビ受像機30から、テレビ受像機30において再生中のコンテンツのコンテンツIDを無線通信又は有線通信によって取得してもよい。例えば、コンテンツが端末装置10において再生されている場合には、コンテンツを再生するアプリケーションから再生中のコンテンツのコンテンツIDを取得してもよい。
生体情報センサ20は、ユーザの生体情報を取得する。生体情報は、例えば心拍数、体温、音声の出力レベル、血圧等の値である。生体情報センサ20によって取得された生体情報は、ネットワーク40を介してセンササーバ50に送信される。本実施形態では、生体情報センサ20は、ユーザの心拍数を生体情報として取得する。生体情報センサ20は、取得された生体情報と、生体情報が取得された日時と、を無線通信又は有線通信によって端末装置10に送信する。
テレビ受像機30は、テレビ放送信号を受信する。テレビ受像機30は、受信されたテレビ放送信号に基づいて映像を生成し画面に表示する。
ネットワーク40は、データを伝送する通信路である。ネットワーク40は、例えばインターネットを用いて構成されてもよいし、NGN(Next Generation Network)を用いて構成されてもよいし、他の態様で構成されてもよい。
センササーバ50は、生体情報センサ20によって取得された生体情報を蓄積する。センササーバ50は、蓄積された生体情報に基づいて、映像を視聴しているユーザの情動に関する情報(以下、「情動情報」という。)を取得する。センササーバ50は、取得された情動情報を端末装置10に送信する。
情報取得システム1では、テレビ放送信号に応じたテレビ映像がテレビ受像機30に表示される。その際に、生体情報センサ20は、テレビ受像機30のテレビ映像を視聴しているユーザの生体情報を取得する。ユーザの生体情報は、ネットワーク40を介してセンササーバ50に送信される。センササーバ50は、ユーザの生体情報に基づいて、情動情報を取得する。センササーバ50によって取得された情動情報は、端末装置10又はテレビ受像機30によって表示される。このような構成により、ユーザはより容易にコンテンツの視聴に関する情動の情報を他者と共有することが可能となる。
以下、情報取得システム1について詳細に説明する。
図2は、センササーバ50の機能を表す概略ブロック図である。センササーバ50は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。センササーバ50は、生体情報解析プログラムを実行することによって、通信部501、データ蓄積制御部502、センサデータ記憶部503、解析部504及び送信制御部505を備える装置として機能する。なお、センササーバ50の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。生体情報解析プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。生体情報解析プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部501は、ネットワークインタフェースを用いて構成される。通信部501は、ネットワーク40を介して他の通信装置(例えば端末装置10)との間でデータを送受信する。
データ蓄積制御部502は、通信部501によって受信されたデータから生体情報を取得する。データ蓄積制御部502は、取得された生体情報をセンサデータ記憶部503に書き込む。
センサデータ記憶部503は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。センサデータ記憶部503は、生体情報テーブルを記憶する。生体情報テーブルは、データ蓄積制御部502によって取得された生体情報を含むレコード(以下、「生体情報レコード」という。)によって構成される。
図3は、センサデータ記憶部503に記憶されている生体情報テーブルの具体例を示す図である。生体情報テーブルは、複数の生体情報レコード91を有する。生体情報レコード91は、ユーザID、コンテンツID、取得日時及び生体情報の各値を有する。ユーザIDは、生体情報が取得されたユーザの識別情報である。コンテンツIDは、生体情報が取得された際にユーザが視聴していたコンテンツの識別情報である。取得日時は、生体情報が取得された日時である。生体情報は、生体情報センサ20によって取得された生体情報である。
解析部504は、センサデータ記憶部503に記憶されている生体情報を解析することによって情動情報を取得する。
送信制御部505は、解析部504によって取得された情動情報に関して、送信先となる装置を判定する。送信制御部505は、判定結果に応じた送信先の情報を情動情報に付与する。送信先の情報が付与された情動情報は、通信部501によって送送信される。
次に、解析部504による解析処理の具体例について説明する。
[第1の例]
解析部504は、同一のコンテンツID及び略同一の取得日時のレコード91に含まれる生体情報の統計値を情動情報として取得する。統計値とは、例えば最大値、最小値、平均値、最頻値などの値である。解析部504は、例えば現在時刻から所定時刻までの間の統計値の時系列を情動情報として取得してもよい。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応する統計値(情動情報)の送信先として、そのコンテンツIDによって表されるコンテンツを視聴しているユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者の情動情報を他者と共有することができる。そのため、例えば自身が驚いたタイミングで他者も同様に驚いているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。
[第2の例]
解析部504は、同一のコンテンツIDのレコード91に含まれる生体情報のうち、1又は複数のユーザの生体情報を情動情報として取得してもよい。例えば、コンテンツの出演者の生体情報が情動情報として取得されてもよい。解析部504は、1又は複数のユーザの生体情報の時系列を情動情報として取得してもよい。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応する情動情報の送信先として、そのコンテンツIDによって表されるコンテンツを視聴しているユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者の情動情報を取得することができる。特に出演者の生体情報が取得される場合には、自身と同一のコンテンツを視聴している他者と、出演者の生体情報を共有することができる。そのため、例えば自身が驚いたタイミングで他者(例えば出演者)も同様に驚いているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。
[第3の例]
解析部504は、同一のコンテンツIDのレコード91に含まれる生体情報に基づいて、第1ユーザと第2ユーザとのシンクロ度を算出する。解析部504は、算出されたシンクロ度の値を情動情報として扱う。
シンクロ度は、第1ユーザにおける生体情報(以下、「第1生体情報」という。)の時間変化と、第2ユーザにおける生体情報(以下、「第2生体情報」という。)の時間変化とが類似する程度を表す値である。シンクロ度が高いほど、第1生体情報の時間変化と第2生体情報の時間変化とが類似している。シンクロ度が低いほど、第1生体情報の時間変化と第2生体情報の時間変化とが異なっている。
以下、シンクロ度の算出方法の具体例について説明する。解析部504は、第1タイミング(例えば、最新の生体情報が取得された時刻)における第1生体情報と、第2タイミング(例えば、最新の一つ前の生体情報が取得された時刻)における第1生体情報との差分を算出する。また、解析部504は、第1タイミングにおける第2生体情報と、第2タイミングにおける第2生体情報との差分を算出する。そして、解析部504は、算出された二つの差分の差が小さいほど、シンクロ度が高いと判定する。一方、解析部504は、算出された二つの差分の差が大きいほど、シンクロ度が低いと判定する。解析部504は、所定の閾値を用いてシンクロ度を判定してもよい。例えば、二つの差分の差が閾値未満である場合には、解析部504は、第1ユーザ及び第2ユーザがシンクロしていると判定してもよい。二つの差分の差が閾値以上である場合には、解析部504は、第1ユーザ及び第2ユーザがシンクロしていいないと判定してもよい。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応するシンクロ度(情動情報)の送信先として、そのシンクロ度を算出する際に生体情報が使用されたユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者との間で情動情報を共有することができる。そのため、例えば自身が驚いたタイミングで他者も同様に驚いているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。また、生体情報の絶対値ではなく、差分に基づいてシンクロ度が判定されることにより、生体情報の個人差の影響を低く抑えてより精度良くシンクロ度を判定することが可能となる。
[第4の例]
解析部504は、複数の連続するタイミング毎に、第3の例の解析処理と同様に第1ユーザと第2ユーザとがシンクロしているか否か判定する。シンクロしているとの判定結果が所定の時間以上継続して得られた場合に、解析部504は、情動情報としてシンクロしているとの判定結果(シンクロ判定結果)を出力する。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応するシンクロ判定結果(情動情報)の送信先として、そのシンクロ度を算出する際に生体情報が使用されたユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者との間で情動情報を共有することができる。そのため、例えば自身の感情の変化と他者の感情の変化とが似ているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。
[第5の例]
解析部504は、同一のコンテンツIDのレコード91に含まれる生体情報に基づいて、第1ユーザと第2ユーザとのシンクロ度を算出する。解析部504は、算出されたシンクロ度の値を情動情報として扱う。
解析部504は、第1ユーザ及び第2ユーザそれぞれの生体情報の時間変化を表すグラフを生成する。解析部504は、パターンマッチング処理を行う事によって、第1ユーザの生体情報のグラフと、第2ユーザの生体情報のグラフとの類似度を算出する。類似度の算出にはどのようなアルゴリズムが用いられてもよい。例えば、SSD(Sum of Squared Difference)、SAD(Sum of Absolute Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)などが用いられてもよい。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応するシンクロ判定結果(情動情報)の送信先として、そのシンクロ度を算出する際に生体情報が使用されたユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者との間で情動情報を共有することができる。そのため、例えば自身の感情の変化と他者の感情の変化とが似ているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。
[第6の例]
解析部504は、同一のコンテンツIDのレコード91に含まれる生体情報に基づいて、第1ユーザと第2ユーザとのシンクロ度を算出する。解析部504は、算出されたシンクロ度の値を情動情報として扱う。
解析部504は、第1ユーザ及び第2ユーザそれぞれの生体情報の時間変化を表すグラフを生成する。解析部504は、第1ユーザのグラフと第2ユーザのグラフとが交差する回数(以下、「交差回数」という。)を計数する。解析部504は、交差回数が多いほどシンクロ度が高いと判定する。解析部504は、交差回数が少ないほどシンクロ度が低いと判定する。
送信制御部505は、各コンテンツIDに対応するシンクロ度(情動情報)の送信先として、そのシンクロ度を算出する際に生体情報が使用されたユーザの端末装置10又はテレビ受像機30を選択する。端末装置10及びテレビ受像機30は、情動情報を受信すると、画面に情動情報を表示することによってユーザに情動情報を提供する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された情動情報とともにユーザの生体情報を画面に表示してもよい。
このように解析処理が行われることにより、ユーザは、自身と同一のコンテンツを視聴している他者との間で情動情報を共有することができる。そのため、例えば自身の感情の変化と他者の感情の変化とが似ているか否かを確認することが可能であり、他者と共感することが可能となる。
なお、上述した第1の例から第6の例は、いずれも解析処理の具体例に過ぎない。したがって、第1の例から第6の例とは異なる処理によって解析処理が行われてもよい。また、解析処理が行われるタイミングは、所定の時刻であってもよいし、所定の時間間隔であってもよいし、コンテンツ毎に決められた所定のタイミングであってもよい。
以上のように、情報取得システム1では、端末装置10又はテレビ受像機30によって、ユーザが視聴中のコンテンツに関する情動情報が出力される。そのため、ユーザは他者(例えば出演者、友人、同じコンテンツを視聴している他人)と共感できているか否かを知ることができる。そのため、他者とともに気分を盛り上げることができ、より一層コンテンツを楽しむことが可能となる。また、出演者に対する親近感や興味関心をユーザに喚起することが可能となる。また、コンテンツに対する愛着度を増大させることが可能となる。また、特に解析処理としてシンクロ度の判定が行われる場合には、シンクロの有無やシンクロ度の高低に基づいたゲームを提供することが可能となる。また、センササーバ50のセンサデータ記憶部503に記憶されているデータを用いることによって、コンテンツ毎に演出の効果を判定することが可能となる。また、上記データを用いて分析することによって、より精度の高いマーケティングを行う事が可能となる。
<変形例>
(1.生体情報センサ20について)
生体情報センサ20は、圧力計を用いて構成されてもよい。この場合、生体情報センサ20は、ユーザの手に握られることによって生じる圧力を生体情報として取得してもよい。
生体情報センサ20は、距離を測定するセンサを用いて構成されてもよい。この場合、生体情報センサ20は、ユーザの前面と床面や机上面等との間の距離を測定することによって、ユーザが前のめりになっている程度に関する情報を生体情報として取得してもよい。
生体情報センサ20は、湿度センサを用いて構成されてもよい。この場合、生体情報センサ20は、ユーザの手に握られることによって、手のひらにかいている汗の量に関する情報として湿度を取得してもよい。この場合、湿度が生体情報である。
生体情報センサ20は、カメラ及び表情認識装置を用いて構成されてもよい。この場合、生体情報センサ20は、カメラによって撮像されたユーザの顔を解析することによって、笑顔の程度に関する情報を生体情報として取得してもよい。
生体情報センサ20は、加速度センサを用いて構成されてもよい。この場合、生体情報センサ20は、ユーザの体に装着されることによって、ユーザの体の動きの程度に関する情報として加速度を取得してもよい。例えば、加速度センサは、腕の動きにより生じる加速度を測定することにより、ユーザの興奮度を生体情報として取得できる。
(2.取得日時の補正について)
データ蓄積制御部502は、受信された生体情報をセンサデータ記憶部503に記録する際に、ユーザ環境に応じて取得日時を補正してもよい。例えば、ユーザがワンセグチューナーを利用してテレビ放送を視聴している場合、テレビ受像機30を利用してテレビ放送を視聴している場合に比べて、表示される映像に遅延が生じる。データ蓄積制御部502が取得日時を補正することにより、上述した遅延を解消し、同じ場面を視聴している際に取得される生体情報に基づいて解析処理を行う事が可能となる。
このような取得日時の補正は、データ蓄積制御部502ではなく、解析部504によって行われてもよい。すなわち、取得日時の補正を行う補正部は、データ蓄積制御部502に備えられてもよいし、解析部504に備えられてもよい。例えば、第1ユーザの生体情報の時系列と第2ユーザの生体情報の時系列とを用いて解析処理を行う際に、解析部504は、二つの時系列の波形の位相を合わせることによって補正を行ってもよい。この補正の際には、二つの波形は時間軸方向へシフトされる。具体的には、解析部504は、二つの時系列の波形の頂点(例えば極大値及び極小値)の位置を一致させることによって補正を行ってもよいし、二つの波形の差が最小となるようにシフトすることによって補正を行ってもよい。
(3.映像サーバについて)
情報取得システム1は、映像サーバをさらに備えてもよい。映像サーバは、複数の映像データを記憶する。映像サーバ60は、ユーザの要求に応じて、ネットワーク40を介して映像データを配信する。端末装置10及びテレビ受像機30は、ネットワーク40を介して映像サーバ60から映像データを受信する。端末装置10及びテレビ受像機30は、受信された映像データに基づいて映像を生成し画面に表示する。
このように構成された場合、端末装置10は、生体情報に関する情報として、生体情報が取得された時点での映像データの再生時間(再生が開始されてからの経過時間)を取得する。端末装置10は、センササーバ50に生体情報を送信する際に、再生時間も送信する。解析部504は、取得日時ではなく、再生時間に基づいて解析処理を行う。例えば、第1の例においては、解析部504は、例えば再生開始時点(再生時間=0)から所定の再生時間(例えば再生時間=20分)までの間の統計値の時系列を情動情報として取得してもよい。このように構成されることにより、ビデオオンデマンドのように映像の再生タイミングが人によって異なる場合であっても、コンテンツの視聴に関する情動の共有が可能となる。
(4.表示方法について)
情動情報は、テレビ受像機30の画面において、コンテンツの映像の上にかぶせられたブラウザレイヤに表示されてもよい。
情動情報は、端末装置10の画面において表示されてもよい。
情動情報は、時系列情報としてグラフ形式で表示されてもよい。
情動情報は、その他の態様で表示されてもよい。
(5.コンテンツについて)
テレビ受像機30は、IPマルチキャストやIPv6を用いたIPマルチキャスト放送サービスの映像データを受信してもよい。テレビ受像機30は、ストリーミングによって伝送される映像データを受信してもよい。
また、テレビ受像機30以外の装置によってコンテンツが再生されてもよい。例えば、コンテンツは、デジタルサイネージにおいて再生されるコンテンツであってもよい。この場合、テレビ受像機30に代えてデジタルサイネージの表示装置が用いられてもよい。
コンテンツは、コンサートなどのライブ会場における生の演奏、生の演劇、生の演芸、生の対談、生のパネルディスカッション、生のコントなどであってもよい。
(6.解析部504が備えられる装置について)
上述した情報取得システム1では、解析部504はセンササーバ50に備えられている。しかしながら、解析部504は他の装置に備えられてもよい。
例えば、解析部504は、端末装置10に備えられてもよい。この場合、端末装置10は、解析処理に必要となる生体情報レコードをセンササーバ50に要求する。センササーバ50の送信制御部505は、要求された生体情報レコードをセンサデータ記憶部503から読み出し、要求元(端末装置10)に生体情報レコードを送信する。端末装置10の解析部504は、センササーバ50から取得した生体情報レコードを用いて解析処理を行う。
例えば、解析部504は、テレビ受像機30に備えられてもよい。この場合、テレビ受像機30は、解析処理に必要となる生体情報レコードをセンササーバ50に要求する。センササーバ50の送信制御部505は、要求された生体情報レコードをセンサデータ記憶部503から読み出し、要求元(テレビ受像機30)に生体情報レコードを送信する。テレビ受像機30の解析部504は、センササーバ50から取得した生体情報レコードを用いて解析処理を行う。
上述した実施形態におけるの機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…情報取得システム, 10…端末装置(出力部), 20…生体情報センサ, 30…テレビ受像機, 40…ネットワーク, 50…センササーバ, 501…通信部(送信部), 502…データ蓄積制御部(取得部), 503…センサデータ記憶部, 504…解析部(解析部), 505…送信制御部

Claims (6)

  1. コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析部と、
    を備え
    前記解析部は、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、を用いて解析する場合に、前記第1のユーザの前記生体情報の取得タイミングと、前記第2のユーザの前記生体情報の取得タイミングとを、前記第1のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミング及び前記第2のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミングに応じて補正する、情報取得システム。
  2. 前記解析部は、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、の変化の類似性を表す情報を前記情動情報として取得する、請求項1に記載の情報取得システム。
  3. 前記解析部は、前記複数のユーザの生体情報の統計情報を前記情動情報として取得する、請求項1に記載の情報取得システム。
  4. 前記解析部によって取得された情動情報を表示する端末装置に対して、前記情動情報が表示可能となるように前記情動情報を送信する送信部、をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  5. コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析ステップと、
    を有し、
    前記解析ステップにおいて、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、を用いて解析する場合に、前記第1のユーザの前記生体情報の取得タイミングと、前記第2のユーザの前記生体情報の取得タイミングとを、前記第1のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミング及び前記第2のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミングに応じて補正する、情報取得方法。
  6. コンテンツを視聴しているユーザの生体情報を、前記ユーザに視聴されている前記コンテンツに対応付けて取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記生体情報のうち、同一のコンテンツを視聴している複数のユーザの生体情報を解析することによって、情動情報を取得する解析ステップと、
    を有し、
    前記解析ステップにおいて、第1のユーザの前記生体情報と、第2のユーザの前記生体情報と、を用いて解析する場合に、前記第1のユーザの前記生体情報の取得タイミングと、前記第2のユーザの前記生体情報の取得タイミングとを、前記第1のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミング及び前記第2のユーザが前記コンテンツを視聴したタイミングに応じて補正する情報取得方法、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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