JP2018149081A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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皓介 井上
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Abstract

【課題】客観的な指標によってユーザの興奮度を判定できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて、前記ユーザの興奮度を判定する判定部と、を備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、ユーザの興奮度を判定する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関連する。
映画又はゲームなどのコンテンツの提供者は、当該コンテンツを享受するユーザの興奮度を調査したいことがある。従来、映画又はゲームなどのコンテンツによってユーザに生じた興奮度は、ユーザへのアンケートなどを通じて調査するのが一般的である。
特開2016−007414号公報
しかしながら、アンケートによる興奮度の判定では、アンケートに答えるユーザが持っている先入観又はバイアスによって正当な結果を得にくいことがある。このため、コンテンツによってユーザに生じた興奮度を客観的な指標により判定することができるものが要望されている。
そこで、本発明は、客観的な指標によってユーザの興奮度を判定できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するために第1の形態に係る情報処理装置は、少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて、前記ユーザの興奮度を判定する判定部と、を備える。
第2の形態に係る前記生体情報取得部は、前記検出装置が前記ユーザの心拍の一拍ごとに測定した生体情報を取得する。
第3の形態に係る情報処理装置は、前記判定部により判定された前記ユーザの興奮度に基づいて、前記コンテンツの評価値を決定する評価部を、さらに備える。
第4の形態に係る情報処理装置は、前記検出装置から、環境状態を示す環境情報を取得する環境情報取得部を、さらに備え、前記判定部は、前記環境情報取得部により取得された前記環境情報を加味して前記ユーザの興奮度を判定する。
第5の形態に係る情報処理装置は、前記検出装置から、前記ユーザの体の一部に生じた加速度を示す加速度情報を取得する加速度情報取得部を、さらに備え、前記判定部は、前記加速度情報取得部により取得された前記加速度情報を加味して前記ユーザの興奮度を判定する。
第6の形態に係る前記生体情報取得部は、複数のユーザの生体情報をそれぞれ取得し、前記判定部は、前記生体情報取得部により取得された前記複数のユーザの生体情報に基づいて、前記複数のユーザの興奮度をそれぞれ判定し、前記評価部は、前記判定された複数のユーザの興奮度に基づいて前記コンテンツの評価値を決定する。
第7の形態に係る前記コンテンツは、動画コンテンツであり、情報処理装置は、前記ユーザの興奮度に基づいて、興奮度が所定の閾値を超える期間を含むシーンを特定するシーン特定部を、さらに備える。
第8の形態に係る前記評価部は、複数のコンテンツの評価値を決定し、情報処理装置は、前記複数のコンテンツの評価値に基づくランキングを生成するランキング生成部を、さらに備える。
第1の形態によれば、情報処理装置において、ユーザの少なくとも血圧を含む生体情報に基づいてコンテンツによって生じるユーザの興奮度が判定される。その結果、客観的な指標に基づいて正確な興奮度を判定することができる。また、アンケートの実施又は集計などの、ユーザ及び調査者の手間がかからずに、ユーザの興奮度を調査することができる。
第2の形態によれば、情報処理装置において、一拍ごとに生体情報が取得される。その結果、情報処理装置では、コンテンツを享受するユーザの興奮度を連続して判定することができる。
第3の形態によれば、情報処理装置において、興奮度の判定結果に基づいてコンテンツの評価値が決定される。その結果、コンテンツによってユーザに生じる興奮度に応じてコンテンツの興奮度を示す1つの値としてコンテンツの評価値を求めることができる。
第4の形態によれば、情報処理装置において、環境情報が加味されたうえでユーザの興奮度が判定される。その結果、環境によって生じた生体情報の変化を考慮してより正確な興奮度の判定を行うことができる。
第5の形態によれば、情報処理装置において、ユーザの体の一部で発生した加速度が加味されたうえで興奮度が判定される。従って、ユーザの体の動静まで考慮したより正確に興奮度を判定することができる。
第6の形態によれば、情報処理装置において、複数のユーザの興奮度が判定され、その各判定結果に基づいてコンテンツの評価値が決定される。その結果、各ユーザの生体反応のばらつきが中和され、より正確なコンテンツの評価値を決定することができる。
第7の形態によれば、情報処理装置において、興奮度の高いシーンが特定される。その結果、興奮度の高いシーンをユーザに提示することができる。
第8の形態によれば、情報処理装置において、コンテンツのランキングが生成される。その結果、より高い興奮度を生じさせるコンテンツをランキングでユーザに提示することができる。
図1は、判定システムの構成例を概略的に示す図である。 図2は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、検出装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、情報処理装置の機能の構成例を示すブロック図である。 図5は、情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 図6は、動画コンテンツから生じた興奮度を示すグラフの例である。 図7は、動画コンテンツの評価値に基づくランキングの例である。
以下、この発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
一実施形態の判定システムは、コンテンツによってユーザに生じた興奮度をユーザから測定される生体情報の測定値に基づいて判定する。判定システムは、ユーザに生じた興奮度からコンテンツの評価値を決定する。たとえば、判定システムが評価値を決定するコンテンツは、テレビジョン放送若しくは映画館などで視聴可能な動画コンテンツ、音楽などの音コンテンツ、テレビゲーム若しくは携帯ゲームなどのゲームコンテンツ、漫画若しくは小説などの本(電子書籍を含む)、又は、ジェットコースター、お化け屋敷若しくはバンジージャンプなどのアトラクションコンテンツなどである。コンテンツの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
図1は、この発明の一実施形態に係る情報処理装置を備えた判定システム1の構成例を概略的に示す図である。
図1に示すように、判定システム1は、情報処理装置10、検出装置20及びコンテンツ提供装置40を備える。なお、判定システム1は、図1に示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
情報処理装置10は、ディスクトップ型のパーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、タブレットPC又はスマートフォンなどである。また、情報処理装置10は、検出装置20と有線又は無線回線を介してデータを送受信する。情報処理装置10は、検出装置20から出力された検出データを受信し、受信された検出データなどに基づいて、コンテンツ提供装置40が提供するコンテンツの興奮度を判定する。なお、情報処理装置10は、1人のユーザの生体情報などに基づいてコンテンツの興奮度を判定してもよいし、複数のユーザの生体情報などに基づいてコンテンツによって生じる興奮度を判定してもよい。
また、情報処理装置10は、コンテンツ提供装置40とデータを送受信する。情報処理装置10は、たとえば、コンテンツ提供装置40からコンテンツを特定するコンテンツ情報などを取得する。
情報処理装置10については、後に詳述する。
検出装置20は、ユーザの腕に取り付けられる腕時計型のウェアラブル端末である。検出装置20は、種々のセンサを用いてユーザの生体情報を取得する。また、検出装置20は、ユーザの体に生じた加速度を示す加速度情報を取得する。また、検出装置20は、種々のセンサを通じて周囲の環境情報を取得する。検出装置20は、取得した生体情報、加速度情報及び環境情報を情報処理装置10へ送信する。
なお、検出装置20は、コンテンツ提供装置40が提供するコンテンツを享受している間のユーザの生体情報を検出できるものであればどのようなセンサを使用してもよく、また装置のタイプもウェアラブル端末に限定されるものではない。
検出装置20については、後に詳述する。
コンテンツ提供装置40は、ユーザにコンテンツを提供する。コンテンツ提供装置40は、コンテンツを提供するための種々のユーザインターフェースを備える。コンテンツ提供装置40は、インターフェースとして、たとえばモニタ、スピーカ、リモートコントローラ又はVR(virtual reality)ゴーグルを備える。
コンテンツ提供装置40は、モニタ、スピーカ又はVRゴーグルを通じて、たとえばユーザに対し動画コンテンツを提供する。また、コンテンツ提供装置40は、モニタを通じて電子書籍などの本を表示してもよい。また、コンテンツ提供装置40は、スピーカを通じて音楽又は朗読などの音コンテンツを提供してもよい。また、コンテンツ提供装置40は、モニタ、VRゴーグル、スピーカ又はコントローラなどを通じてゲームコンテンツを提供してもよい。
コンテンツ提供装置40の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
次に、情報処理装置10について説明する。
図2は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。
図2が示す構成例において、情報処理装置10は、プロセッサ11、ROM12、RAM13、NVM14、検出装置インターフェース15、操作部16及び表示部17などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、情報処理装置10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
プロセッサ11は、情報処理装置10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ11は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ11は、内部メモリ、ROM12又はNVM14が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、プロセッサ11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、情報処理装置10の仕様に応じて予め組み込まれる。ROM12は、たとえば、情報処理装置10の回路基板を制御するプログラム(たとえば、BIOS)などを格納する。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、プロセッサ11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、プロセッサ11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、たとえば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(登録商標)又はフラッシュメモリなどにから構成される。NVM14は、情報処理装置10の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータなどを格納する。
検出装置インターフェース15は、検出装置20とデータを送受信するためのインターフェースである。検出装置インターフェース15は、有線又は無線回線を介して検出装置20と接続する。たとえば、検出装置インターフェース15は、LAN接続、USB接続又はbluetooth(登録商標)による接続をサポートするものであってもよい。
操作部16は、たとえば、キーボード、テンキー及びタッチパネルから構成される。操作部16は、情報処理装置10のオペレータが入力した種々の操作指示を取り込み、オペレータに入力された操作指示を表す信号をプロセッサ11へ送信する。
表示部17は、たとえば液晶モニタから構成される。表示部17は、プロセッサ11の制御により種々の情報を表示する。なお、操作部16がタッチパネルなどで構成される場合、表示部17は、操作部16と一体的に形成されてもよい。
次に、検出装置20について説明する。
図3は、実施形態に係る検出装置20の構成例を示すブロック図である。
図3が示す構成例において、検出装置20は、プロセッサ21、メモリ22、通信部23、操作部24、表示部25、生体センサ26、加速度センサ27及び環境センサ28などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、検出装置20は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
プロセッサ21は、検出装置20全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ21は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ21は、内部メモリ又はメモリ22が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、プロセッサ21がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ21は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
メモリ22は、種々のデータを揮発又は不揮発に格納する。たとえば、メモリ22は、プロセッサ21の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、メモリ22は、検出装置20の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。メモリ22は、ユーザの生体情報、加速度情報又は環境情報などを一時的又は非一時的に格納する。
通信部23は、情報処理装置10とデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、通信部23は、有線又は無線回線を介して情報処理装置10と接続する。たとえば、通信部23は、LAN接続、USB接続又はbluetoothによる接続をサポートするものであってもよい。
操作部24は、たとえば、キーボード、テンキー及びタッチパネルから構成される。操作部24は、検出装置20を装着するユーザが入力した種々の操作指示を取り込み、当該操作指示を表す信号をプロセッサ21へ出力する。
表示部25は、たとえば液晶モニタから構成される。表示部25は、プロセッサ21の制御により種々の情報を表示する。なお、操作部24がタッチパネルなどで構成される場合、表示部25は、操作部24と一体的に形成されてもよい。
生体センサ26は、測定対象とする生体情報を測定するためのセンサから構成される。生体センサ26は、連続又は所定の時間間隔でユーザの生体に関する生体情報を測定する。生体センサ26は、少なくとも血圧を測定する血圧センサ261を含む。なお、生体センサ26は、心拍を測定する心拍センサ、心電図を測定する心電センサ、脈波を測定する脈波センサ、脈拍を測定する脈拍センサ、体温を測定する体温センサ又は発汗状態を測定する発汗センサなどを含むものであってもよい。また、生体センサ26は、頭部に設置され脳波を測定するセンサを備えてもよい。
血圧センサ261は、生体情報として、ユーザの血圧を測定するセンサである。たとえば、血圧センサ261は、ユーザの心拍の一拍ごと(連続的)に血圧を測定可能な血圧センサ(以降、連続型の血圧センサと称する)であってもよい。連続型の血圧センサは、脈波伝播時間(PTT;Pulse Transit Time)からユーザの血圧を連続測定するものであってもよいし、トノメトリ法または他の技法により連続測定を実現してもよい。また、血圧センサ261は、非連続的に血圧を測定する非連続型の血圧センサであってもよい。非連続型の血圧センサは、たとえば、カフを圧力センサとして用いてユーザの血圧を測定するものであってもよい(オシロメトリック法)。なお、血圧センサ261は、特定の構成に限定されるものではない。
また、血圧センサ261以外の各センサも、連続又は所定の時間間隔でユーザの生体情報を測定する。すなわち、生体センサ26を構成する各センサは、心臓が一拍鼓動するごと(連続的)に生体情報を測定してもよいし、所定の時間間隔で生体情報を測定してもよい。
また、生体センサ26を構成する各センサは、測定結果を示す測定値(生体情報の状態を示す値(生体情報の測定値))をプロセッサ21へ出力する。たとえば、生体センサ26の各センサは、生体情報を測定する度に測定した生体情報の測定値をプロセッサ21へ出力してもよい。また、生体センサ26の各センサは、所定の時間間隔で生体情報の測定値をプロセッサ21へ送信してもよい。また、生体センサ26は、バッファ用のメモリを有し、所定の時間間隔内で測定した生体情報の測定値をまとめてプロセッサ21へ出力してもよい。
加速度センサ27は、加速度センサ27が受ける加速度を検出する。たとえば、加速度センサ27は、ユーザの手首に生じる3軸の加速度情報を検出する。加速度センサ27は、加速度の測定値を示す加速度情報をプロセッサ21へ出力する。
環境センサ28は、連続又は所定の時間間隔でユーザの周辺の環境を示す環境情報を測定する。たとえば、環境センサ28は、環境情報としての気温を測定する気温センサ281を含む。なお、環境センサ28は、湿度を測定する湿度センサ、気圧を測定する気圧センサ、照度を測定する照度センサ、音を測定するマイクなどを備えてもよい。
気温センサ281は、サーミスタ、熱電対又は赤外線センサなどから構成される。気温センサ281は、ユーザの周辺の気温を測定する。また、気温センサ281は、検知部が実際に測定する値をユーザの体温の影響に応じて補正した値を気温の測定値として出力するものであってもよい。気温センサ281の構成は、特定の構成に限定されるものではない。なお、プロセッサ21が気温センサ281の測定値をユーザの体温の影響に応じて補正することにより気温を測定してもよい。
また、環境センサ28の各センサは、測定結果を示す値(環境状態を示す値(環境情報の測定値))をプロセッサ21へ出力する。たとえば、環境センサ28は、環境情報を測定する度に当該環境情報の測定値をプロセッサ21へ出力してもよい。また、環境センサ28の各センサは、所定の時間間隔で環境情報の測定値をプロセッサ21へ送信してもよい。たとえば、環境センサ28は、バッファメモリを有し、所定の間隔内で測定した環境情報の測定値をまとめてプロセッサ21へ送信してもよい。
なお、検出装置20は、ジャイロセンサなどを備えてもよい。たとえば、ジャイロセンサは、3軸方向の回転を検出し、検出結果をプロセッサ21へ送信する。
次に、検出装置20のプロセッサ21が実現する機能について説明する。
まず、プロセッサ21は、生体センサ26の各センサから生体情報を取得する機能を有する。たとえば、プロセッサ21は、血圧センサ261から生体情報として血圧の測定値(血圧値)を取得する。
たとえば、プロセッサ21は、血圧センサ261に対して血圧値を取得するコマンドを送信し、当該コマンドに対するレスポンスとして血圧値を取得する。また、プロセッサ21は、血圧センサ261が所定のタイミングで送信する血圧値を取得してもよい。なお、プロセッサ21は、生体センサ26から、生体情報の測定値として、心拍、心電、脈波、脈拍、体温、発汗又は脳波の測定値を取得してもよい。
また、プロセッサ21は、加速度センサ27から3軸方向の加速度情報を取得する機能を有する。
たとえば、プロセッサ21は、加速度センサ27に対して加速度情報を取得するコマンドを送信し、当該コマンドに対するレスポンスとして加速度情報を取得する。また、プロセッサ21は、加速度センサ27が所定のタイミングで送信する加速度情報を取得してもよい。
また、プロセッサ21は、環境センサ28から環境情報を取得する機能を有する。たとえば、プロセッサ21は、気温センサ281から環境情報の測定値として気温を取得する。
たとえば、プロセッサ21は、気温センサ281に対して気温を取得するコマンドを送信し、当該コマンドに対するレスポンスとして気温を取得する。また、プロセッサ21は、気温センサ281が所定のタイミングで送信する気温を取得してもよい。プロセッサ21は、環境センサ28から、環境情報の測定値として、湿度、気圧、照度又は音の状態を示す値を取得してもよい。
また、プロセッサ21は、生体情報、加速度情報及び環境情報を情報処理装置10へ送信する機能を有する。
たとえば、プロセッサ21は、通信部23を通じて生体情報、加速度情報及び環境情報を情報処理装置10へ送信する。
たとえば、プロセッサ21は、通信部23を通じて生体情報、加速度情報及び環境情報のリクエストを情報処理装置10から受信すると、当該リクエストに対するレスポンスとして生体情報、加速度情報及び環境情報を送信する。また、プロセッサ21は、通信部23を通じて、所定のタイミングで生体情報、加速度情報及び環境情報を情報処理装置10へ送信してもよい。
また、プロセッサ21は、生体情報、加速度情報及び環境情報に時刻を示す時刻情報を含めてもよい。たとえば、プロセッサ21は、生体情報の測定値、加速度情報の測定値及び環境情報の測定値を測定した時刻を示す時刻情報をそれぞれ生体情報、加速度情報及び環境情報に含めてもよい。
また、プロセッサ21は、生体センサ26、加速度センサ27及び環境センサ28から各測定値が測定された時刻を示す時刻情報を取得してもよい。
なお、プロセッサ21は、加速度情報及び環境情報の何れか又は両者を情報処理装置10へ送信しなくともよい。また、プロセッサ21は、他の情報を情報処理装置10へ送信してもよい。
次に、情報処理装置10のプロセッサ11が実現する機能について説明する。
図4は、情報処理装置10が実現する機能を示すブロック図である。図4が示すように、情報処理装置10は、コンテンツ情報取得部31、生体情報取得部32、加速度情報取得部33、環境情報取得部34、判定部35及び評価部36などを備える。コンテンツ情報取得部31、生体情報取得部32、加速度情報取得部33、環境情報取得部34、判定部35及び評価部36は、プロセッサ11がNVM14などに格納されるプログラムを実行することによって実現される。
まず、プロセッサ11は、コンテンツ情報取得部31として、コンテンツ提供装置40が提供するコンテンツを特定するコンテンツ情報を取得する機能を有する。
たとえば、プロセッサ11は、コンテンツ提供装置40からコンテンツ情報を取得する。また、プロセッサ11は、操作部16を通じてオペレータなどからコンテンツ情報の入力を受け付けてもよい。
また、プロセッサ11は、生体情報取得部32として、生体情報を取得する機能を有する。プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20から生体情報を取得する。たとえば、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて生体情報のリクエストを検出装置20へ送信し、当該リクエストに対するレスポンスとして生体情報を受信する。また、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20が所定のタイミングで送信する生体情報を受信してもよい。
たとえば、プロセッサ11は、一拍ごとに測定された生体情報を取得してもよい。
また、プロセッサ11は、複数のユーザの生体情報を取得してもよい。
また、プロセッサ11は、加速度情報取得部33として、加速度情報を取得する機能を有する。プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20から加速度情報を取得する。たとえば、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて加速度情報のリクエストを検出装置20へ送信し、当該リクエストに対するレスポンスとして加速度情報を受信する。また、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20が所定のタイミングで送信する加速度情報を受信してもよい。
また、プロセッサ11は、一拍ごとに測定された加速度情報を取得してもよい。
また、プロセッサ11は、複数のユーザの加速度情報を取得してもよい。
また、プロセッサ11は、環境情報取得部34として、環境情報を取得する機能を有する。プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20から環境情報を取得する。たとえば、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて環境情報のリクエストを検出装置20へ送信し、当該リクエストに対するレスポンスとして環境情報を受信する。また、プロセッサ11は、検出装置インターフェース15を通じて検出装置20が所定のタイミングで送信する環境情報を受信してもよい。
なお、プロセッサ11は、検出装置20以外の装置から環境情報を取得してもよい。たとえば、判定システム1は、環境情報を測定する測定装置を所定の位置に備えてもよい。たとえば、測定装置は、温度センサなどを備えてもよい。たとえば、プロセッサ11は、温度などの測定値を示す環境情報を測定装置から取得してもよい。
また、プロセッサ11は、一拍ごとに測定された環境情報を取得してもよい。
また、プロセッサ11は、複数のユーザの環境情報を取得してもよい。
なお、プロセッサ11は、生体情報取得部32、加速度情報取得部33及び環境情報取得部34を同時に実現してもよい。たとえば、プロセッサ11は、検出装置20から生体情報、加速度情報及び環境情報を同時に取得してもよい。たとえば、プロセッサ11は、各情報を取得するためのリクエストを検出装置20に送信してもよい。
また、プロセッサ11は、加速度情報及び環境情報の何れか又は両者を取得しなくともよい。
また、プロセッサ11は、判定部35として、コンテンツ提供装置40が提供するコンテンツを享受するユーザの興奮度を判定する機能を有する。たとえば、プロセッサ11は、生体情報、加速度情報又は環境情報を取得する度に、ユーザの興奮度を判定する。また、プロセッサ11は、所定の時間間隔でユーザの興奮度を判定してもよい。
たとえば、プロセッサ11は、生体情報が示す血圧値に基づいて興奮度を判定する。この場合、プロセッサ11は、血圧値が高いと興奮度も高いと判定する。また、プロセッサ11は、所定の閾値(たとえば、ユーザに固有の平均的な血圧値)と血圧値とを比較して興奮度を判定してもよい。また、プロセッサ11は、過去の血圧値(たとえば、直近の所定の期間の血圧値)と現在の血圧値とを比較して興奮度を判定してもよい。また、プロセッサ11は、連続的に測定する血圧値の変動によって興奮度を判定してもよい。この場合、プロセッサ11は、たとえば血圧値が上昇すればするほど、興奮度が高いと判定する。
また、プロセッサ11は、生体情報としての心拍数(所定時間当たりの心拍数)に基づいて興奮度を判定してもよい。この場合、プロセッサ11は、心拍数が高いと興奮度も高いと判定する。また、プロセッサ11は、所定の閾値(たとえば、ユーザに固有の平均的な心拍数)と心拍数とを比較して興奮度を判定してもよい。また、プロセッサ11は、過去の心拍数(たとえば、直近の所定の期間の心拍数)と現在の心拍数とを比較して興奮度を判定してもよい。また、プロセッサ11は、連続的に測定する心拍数の変動によって興奮度を判定してもよい。この場合、プロセッサ11は、心拍数が上昇すればするほど、興奮度が高いと判定する。
また、プロセッサ11は、生体情報としての心電、脈波、脈拍、体温、発汗又は脳波などに基づいて興奮度を判定してもよい。
さらに、プロセッサ11は、生体情報に加えて、加速度情報を加味して興奮度を判定してもよい。この場合、プロセッサ11は、加速度情報が示す加速度が大きいと興奮度も高いと判定する。また、プロセッサ11は、所定の閾値(たとえば、ユーザに固有の平均的な加速度)と加速度とを比較して興奮度を判定してもよい。また、プロセッサ11は、過去の加速度(たとえば、直近の所定の期間の加速度)と現在の加速度とを比較して興奮度を判定してもよい。
また、プロセッサ11は、生体情報に加えて、環境情報を加味して興奮度を判定してもよい。たとえば、プロセッサ11は、環境情報が示す気温に基づいて興奮度を判定する。血圧値が気温の変化に応じて変化することが知られているため、プロセッサ11は、血圧値の変化(たとえば、上昇)が気温の変化(たとえば、気温の低下)に連動している場合には、血圧値の変化が気温の変化によるものと判定する。すなわち、プロセッサ11は、気温の変動によって生じると推定される血圧値の変化分によって、血圧センサ261が実際に測定する血圧の測定値を補正して興奮度を判定する。たとえば、プロセッサ11は、血圧値の変化から生じる興奮度の上昇又は下降を少なく(又は、興奮度の上昇又は下降がないと)判定する。
なお、プロセッサ11は、環境情報が示す湿度、気圧、照度又は音など基づいて興奮度を判定してもよい。
また、プロセッサ11は、各測定値を引数とする評価関数を用いて興奮度を算出してもよい。たとえば、プロセッサ11は、各測定値を評価関数に代入して興奮度を算出してもよい。
また、プロセッサ11は、加速度情報及び環境情報の何れか又は何れも用いずに興奮度を算出してもよい。
また、プロセッサ11は、複数のユーザについての生体情報、加速度情報及び環境情報に基づいて、複数のユーザの興奮度をそれぞれ判定してもよい。
プロセッサ11が興奮度を判定する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
また、プロセッサ11は、評価部36として、ユーザの興奮度に基づいて、コンテンツ情報が特定するコンテンツの興奮度を示す評価値を決定する機能を有する。
たとえば、プロセッサ11は、ユーザがコンテンツを享受している間における興奮度の平均値を当該コンテンツの評価値としてもよい。また、プロセッサ11は、興奮度の最大値をコンテンツの評価値としてもよい。
また、プロセッサ11は、複数のユーザの興奮度に基づいてコンテンツの評価値を決定してもよい。たとえば、プロセッサ11は、ユーザがコンテンツを享受している間において各ユーザの興奮度の平均値を算出し各ユーザの興奮度に平均値をさらに平均した値をコンテンツの評価値としてもよい。
また、プロセッサ11は、各ユーザの興奮度の最大値の平均値をコンテンツの評価値としてもよい。
プロセッサ11が評価値を決定する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
なお、プロセッサ11は、表示部17に評価値を表示してもよい。また、プロセッサ11は、外部装置へ評価値を送信してもよい。また、プロセッサ11は、評価値をNVM14に格納してもよい。
次に、情報処理装置10の動作例について説明する。
図5は、情報処理装置10の動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、情報処理装置10のプロセッサ11は、コンテンツ提供装置40がユーザに提供するコンテンツを特定するコンテンツ情報を取得する(S11)。
コンテンツ情報を取得すると、プロセッサ11は、コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を開始したか判定する(S12)。たとえば、プロセッサ11は、コンテンツ提供装置40からコンテンツの提供を開始したことを示す信号を受信し、当該信号の受信を検出したことによりコンテンツの提供を開始したと判定する。また、プロセッサ11は、操作部16を通じてコンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を開始したことを示す操作の入力を受け付けてもよい。
コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を開始していないと判定すると(S12、NO)、プロセッサ11は、S12に戻る。
コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を開始したと判定すると(S12、YES)、プロセッサ11は、検出装置20などを用いて、生体情報、加速度情報及び環境情報を取得する(S13)。
生体情報、加速度情報及び環境情報を取得すると、プロセッサ11は、生体情報、加速度情報及び環境情報などに基づいて、ユーザの興奮度を判定する(S14)。ユーザの興奮度を判定すると、プロセッサ11は、判定した興奮度をNVM14などに格納する(S15)。
興奮度をNVM14などに格納すると、プロセッサ11は、コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を終了したか判定する(S16)。たとえば、プロセッサ11は、コンテンツ提供装置40からコンテンツの提供を終了したことを示す信号を受信し、当該信号の受信を検出したことによりコンテンツの提供を終了したと判定する。また、プロセッサ11は、操作部16を通じてコンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を終了したことを示す操作の入力を受け付けてもよい。
コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を終了していないと判定すると(S16、NO)、プロセッサ11は、S13に戻る。
コンテンツ提供装置40がコンテンツの提供を終了したと判定すると(S16、YES)、プロセッサ11は、NVM14などに格納した興奮度に基づいてコンテンツ情報が特定するコンテンツの評価値を決定する(S17)。コンテンツの評価値を決定すると、プロセッサ11は、動作を終了する。
なお、プロセッサ11は、コンテンツの提供の開始前又は終了後においてもユーザの興奮度を判定してもよい。
また、プロセッサ11は、判定した興奮度を検出装置20へ送信してもよい。検出装置20のプロセッサ21は、受信した興奮度を表示部25に表示してもよい。
また、検出装置20は、情報処理装置10の機能を備えていてもよい。
この場合、検出装置20のプロセッサ21は、生体情報などに基づいてユーザの興奮度を判定する。プロセッサ21は、通信部23などを通じて判定された興奮度を情報処理装置10へ送信する。情報処理装置10は、受信した興奮度に基づいてコンテンツの評価値を決定する。
また、検出装置20のプロセッサ21は、ユーザの興奮度を判定しコンテンツの評価値を決定してもよい。プロセッサ21は、通信部23などを通じて当該評価値を情報処理装置10へ送信してもよい。
また、プロセッサ11は、コンテンツの提供の終了後に、ユーザの興奮度を判定しコンテンツの評価値を決定してもよい。たとえば、プロセッサ11は、コンテンツ提供中におけるユーザの生体情報、加速度情報及び環境情報を取得する。たとえば、プロセッサ11は、NVM14から生体情報、加速度情報及び環境情報を取得する。また、プロセッサ11は、外部装置から生体情報、加速度情報及び環境情報を取得してもよい。プロセッサ11は、取得した生体情報、加速度情報及び環境情報に基づいてコンテンツ提供中の興奮度を判定する。プロセッサ11は、判定した興奮度に基づいてコンテンツの評価値を決定する。
以上述べたように一実施形態によれば、情報処理装置は、ユーザの少なくとも血圧を含む生体情報に基づいてコンテンツによって生じた興奮度を判定する。そのため、情報処理装置は、客観的な指標に基づいてユーザの興奮度を判定することができる。
(応用例1)
次に、一実施形態に係る情報処理装置10の応用例について説明する。
ここでは、情報処理装置10のプロセッサ11は、映画、ドラマ又はテレビ番組などの動画コンテンツから生じた興奮度を判定するものとする。
プロセッサ11は、時系列の興奮度に基づいて動画コンテンツの推奨シーンを特定する(シーン特定部)。推奨シーンは、興奮度が高いシーンである。即ち、推奨シーンは、ユーザに高い興奮度を生じさせる。たとえば、推奨シーンは、興奮度が所定の閾値を超える期間を含んだシーンである。
図6は、動画コンテンツから生じた興奮度を示すグラフの例である。図6において、横軸は、時間を示す。また、縦軸は、興奮度を示す。
図6が示す例では、動画コンテンツは、所定の閾値を超える興奮度が生じた期間を有する。
プロセッサ11は、推奨シーンとして、当該期間を含むシーン(シーンA及びシーンB)を特定する。
なお、プロセッサ11は、所定の閾値を超える興奮度が生じた期間を推奨シーンとして特定してもよい。また、プロセッサ11は、興奮度が所定の閾値を超える期間を含んだ所定の期間(たとえば、当該期間を含むカットなど)を推奨シーンとして特定してもよい。
プロセッサ11が推奨シーンを特定する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
以上のように構成された情報処理装置は、動画コンテンツにおいて高い興奮度を生じさせる推奨シーンを特定する。その結果、情報処理装置は、より興奮するシーンをユーザに提示することができる。
(応用例2)
次に、一実施形態に係る情報処理装置10の他の応用例について説明する。
ここでは、情報処理装置10のプロセッサ11は、映画、ドラマ又はテレビ番組などの動画コンテンツの評価値を決定するものとする。
プロセッサ11は、複数の動画コンテンツの評価値に基づいて、評価値のランキングを作成する。たとえば、プロセッサ11は、複数の動画コンテンツからそれぞれ生じた興奮度を判定する。プロセッサ11は、複数の動画コンテンツから生じた興奮度に基づいて、各動画コンテンツの評価値を決定する。
プロセッサ11は、評価値を昇順に並べ替えて、各動画コンテンツの評価値に基づくランキング(評価値ランキング)を生成する(ランキング生成部)。
図7は、評価値ランキングの構成例を示す。図7が示すように、評価値ランキングは、順位、コンテンツ及び評価値を対応付けて表示する。
順位は、評価値の順位である。
コンテンツは、コンテンツの名称を示す。
評価値は、対応するコンテンツの評価値を示す。
なお、評価値ランキングの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
以上のように構成された情報処理装置は、複数の動画コンテンツに関して評価値のランキングを生成する。その結果、情報処理装置は、より高い興奮度を生じさせる動画コンテンツをランキング形式でユーザに提示することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
上記実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られるものではない。
(付記1)
メモリと
前記メモリに格納されるプログラムで動作するプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、
少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得し、
前記生体情報に基づいて、前記ユーザの興奮度を判定する、
情報処理装置。
(付記2)
プロセッサによって実行される情報処理方法であって、
少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得し、
前記生体情報に基づいて、前記ユーザの興奮度を判定する、
情報処理方法。
1…判定システム、10…情報処理装置、11…プロセッサ、15…検出装置インターフェース、20…検出装置、21…プロセッサ、23…通信部、26…生体センサ、27…加速度センサ、28…環境センサ、40…コンテンツ提供装置、261…血圧センサ、281…気温センサ。

Claims (11)

  1. 少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて、前記ユーザの興奮度を判定する判定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記生体情報取得部は、前記検出装置が前記ユーザの心拍の一拍ごとに測定した生体情報を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部により判定された前記ユーザの興奮度に基づいて、前記コンテンツの評価値を決定する評価部を、さらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出装置から、環境状態を示す環境情報を取得する環境情報取得部を、さらに備え、
    前記判定部は、前記環境情報取得部により取得された前記環境情報を加味して前記ユーザの興奮度を判定する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記検出装置から、前記ユーザの体の一部に生じた加速度を示す加速度情報を取得する加速度情報取得部を、さらに備え、
    前記判定部は、前記加速度情報取得部により取得された前記加速度情報を加味して前記ユーザの興奮度を判定する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記生体情報取得部は、複数のユーザの生体情報をそれぞれ取得し、
    前記判定部は、前記生体情報取得部により取得された前記複数のユーザの生体情報に基づいて、前記複数のユーザの興奮度をそれぞれ判定し、
    前記評価部は、前記判定された複数のユーザの興奮度に基づいて前記コンテンツの評価値を決定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記コンテンツは、動画コンテンツであり、
    前記ユーザの興奮度に基づいて、興奮度が所定の閾値を超える期間を含むシーンを特定するシーン特定部を、さらに備える、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記評価部は、複数のコンテンツの評価値を決定し、
    前記複数のコンテンツの評価値に基づくランキングを生成するランキング生成部を、さらに備える、
    前記請求項3又は6に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、少なくとも血圧を含む生体情報を測定する検出装置から、コンテンツを享受するユーザの生体情報を取得する過程と、
    前記情報処理装置が、前記取得された生体情報に基づいて前記ユーザの興奮度を判定する過程と
    を備える情報処理方法。
  10. 前記情報処理装置が、前記判定する過程により判定された前記ユーザの興奮度に基づいて、前記コンテンツの評価値を決定する過程を、さらに備える、
    請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置が備える各部としてプロセッサを機能させるプログラム。
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