JP6100494B2 - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、待機電力を低減した電動ブラインドの制御装置に関する。
従来の電動ブラインドの制御装置としては、特許文献1に示されるものが知られている。これに示されるものは、遮蔽材の昇降動作を制御する制御部と、制御部から出力される指令信号に基づいて、モータに駆動電流を供給するモータ駆動回路と、商用電源の供給に基づいて、モータ駆動回路に直流電圧を供給するモータ駆動用トランス及び整流回路とを備えた電動ブラインドにおいて、制御部には、指令信号が出力されないとき、モータ駆動用トランスへの商用電源の供給を遮断する第一のスイッチ手段と、指令信号が出力されないとき、モータの電源供給線を短絡して該モータの出力軸の回転を阻止する第二のスイッチ手段とを備えている。
これにより、昇降動作あるいは角度調節操作が終了すると、第一のスイッチ手段によってモータ駆動用トランスへの商用電源の供給を遮断することができるため、電動ブラインドの不操作時にモータ駆動用トランスでの電力消費をなくすことができるとともに、モータ駆動用トランスへの商用電源の供給を遮断するとき、第二のスイッチ手段によって、モータの電源供給線を短絡状態としてモータの出力軸の回転を阻止することで、スラットの自重降下を阻止するようにしている。
特開2008−163577号公報
本発明は、待機電力を一層低減させた電動ブラインドの制御装置を提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、発明の一態様は、制御部と、制御部からの駆動信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動部と、商用電源からモータ用と制御部用のそれぞれの直流電圧を生成する電源部と、を備え、モータの駆動により遮蔽材の動作を行わせる電動ブラインドの制御装置において、
電源部は、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子のスイッチング動作に基づきモータ用直流電圧に変換してモータ駆動部に電力を供給するモータ用電力生成部と、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子のスイッチング動作に基づき制御用直流電圧に変換して制御部に電力を供給する制御用電力生成部と、を有し、
モータを駆動する際に発生する動作信号に基づき、前記モータ用電力生成部の前記スイッチング動作が行われることを特徴とする。
また、前記動作信号は、前記制御部に接続された機器に供給される電力によって生成されるものであることを特徴とする。
また、前記機器は、モータの回転角度を検出するエンコーダであり、前記エンコーダへの電力の供給は、遮蔽材の動作指令が出されると開始されることを特徴とする。
また、前記モータ用電力生成部は、半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御するスイッチング制御回路を有し、前記動作信号に基づき前記スイッチング制御回路が動作することを特徴とする。
また、前記動作信号が発生すると前記スイッチング制御回路に電力が供給され、前記動作信号が停止すると、前記スイッチング制御回路への電力の供給が遮断されることを特徴とする。
また、前記動作信号は、遮蔽材の動作停止指令が出されてから所定時間経過後に停止されることを特徴とする。
また、遮蔽材の動作停止指令によりモータ駆動部はモータの端子間を短絡し、モータの停止後から所定時間経過後に、または遮蔽材の動作停止指令が出されてから所定時間経過後に、モータの端子間を開放するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、常時使用されないが大きな電力を消費するモータのためのモータ用電力生成部と、常時使用されるがあまり電力を消費しない制御部のための制御用電力生成部とをそれぞれ設け、モータ用電力生成部のスイッチング動作は、モータを駆動する必要がある時に行うようにしたことで、待機時の消費電力を低減することができる。また、遮蔽材の動作指令が出された時には、半導体スイッチ素子によるスイッチング動作により、迅速にモータ用直流電圧を生成することができる。
動作信号を、制御部に接続される機器への電力を利用して生成することで、動作信号を生成するための新たな回路を省略することができる。待機時に未使用機器となるエンコーダへ供給される電力を動作信号として利用することで、モータを駆動させるタイミングに合わせて、エンコーダとモータ用電力生成部の両方を動作させることができる。
また、動作信号に応じて、スイッチング制御回路への電力の供給/非供給を切り換えることで、待機時の消費電力をより一層、低減することができる。
また、遮蔽材の動作停止指令により、モータ駆動部はモータの端子間を短絡することで、確実にモータを停止させると共に、その後に、モータの端子間を開放することで、遮蔽材停止時の消費電力をより一層、低減することができる。
本発明の実施形態に係る電動ブラインドの制御装置のブロック図である。 スイッチング電源部のブロック図である。 スイッチング電源部の概略の回路図である。 スイッチング電源部の動作を表すタイミングチャートである。 制御部の動作を表すフローチャートであり、(a)はモータ駆動時の動作を表し、(b)はモータ用停止時の動作を表す。 モータ駆動部の動作を表すフローチャートであり、(a)はモータ駆動時の動作を表し、(b)はモータ用停止時の動作を表す。 スイッチング電源部の動作を表すフローチャートであり、(a)は制御用電力生成部の動作を表し、(b)はモータ用電力生成部の動作を表す。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態に係る電動ブラインドは、モータ10の駆動により遮蔽材が昇降、回転または開閉といった動作を行うものであり、モータ10は、例えばDCモータから構成され、その駆動は制御装置20により制御される。
図1に示すように、制御装置20は、各種制御を行う制御部22と、制御部22からの駆動信号に基づいてモータ10を駆動するモータ駆動部24と、商用電源12からの交流電力をモータ用と制御部用のそれぞれの直流電力に変換するスイッチング電源部26と、を備えている。
さらにスイッチング電源部26は、図2に示すように、AC100Vの商用電源12からの交流電圧を整流平滑する整流平滑部28と、モータ10用の直流電力を生成するモータ用電力生成部30と、制御部22用の直流電力を生成する制御用電力生成部40と、を備える。
図1に示すように、制御部22には、操作スイッチ14からの動作指令信号または動作停止指令信号が入力されるようになっている。ユーザが遮蔽材を動作または停止させるために操作スイッチ14を操作することができる。または、操作スイッチ14からの動作指令信号または動作停止指令信号の代わりに、図示しない中央制御装置からの動作指令信号または動作停止指令信号が信号バス15を介して制御部22に入力されることもできる。
制御部22は、動作指令信号及び動作停止指令信号に応じて、モータ駆動部24に駆動信号及び短絡信号を出力する。
さらに制御部22には、モータ10または遮蔽材の各種状態を検出するセンサ等の機器が接続される。機器としては、モータ10の回転角度を検出するエンコーダ52、遮蔽材が上限位置に達したことを検出する上限リミット54、遮蔽材が下限位置に達したことを検出する下限リミット56、及び遮蔽材が障害物に当接したことを検出する障害リミット58がある。そして、上限リミット54、下限リミット56及び障害リミット58の検出信号に基づき、制御部22は、モータ駆動部24に対して短絡信号を出力するようになっている。
制御部22には、制御用電力生成部40で生成された制御用直流電圧V2が供給され、この制御用直流電圧V2によって制御部22が動作する。また、制御部22に接続された機器も、この制御用直流電圧V2によって動作し、検出信号が出される。制御部22は、必要に応じて前記制御用直流電圧V2を、機器を動作させるために必要な直流電圧V3にダウンコンバートし、機器に必要時に供給する。例えば、制御部22は、必要時にエンコーダ52にエンコーダ用直流電圧V3を供給するようになっている。
モータ駆動部24は、半導体スイッチ素子を有し、制御部22からの駆動信号及び短絡信号によってモータ駆動部24内の半導体スイッチ素子が切り換えられる。例えば、駆動信号が遮蔽材の上昇動作のための駆動信号である場合には、モータ10の端子間に正方向に電流を流してモータ10を正転させ、駆動信号が遮蔽材の下降動作のための駆動信号である場合には、モータ10の端子間に逆方向に電流を流してモータ10を逆転させるかする。また、制御部22からの短絡信号によって、モータ10の端子間を短絡してモータ10を停止させる。また、それ以外の場合、モータ10の端子間を開放する。
モータ駆動部24及びモータ10には、モータ用電力生成部30で生成されたモータ用直流電圧V1が供給され、モータ用直流電圧V1によってモータ駆動部24及びモータ10が駆動する。
制御用電力生成部40は、電動ブラインドの主電源がオンとなり商用電源12からの電力が供給される限り、常時、直流電圧を生成しているのに対して、モータ用電力生成部30は、モータ10が駆動する時のみ直流電圧を生成する。以下、モータ用電力生成部30及び制御用電力生成部40について、図2及び図3に基づき説明する。
モータ用電力生成部30は、スイッチング回路32と、絶縁トランス34と、整流平滑回路36とを備える。図3に示すように、モータ用電力生成部30のスイッチング回路32は、スイッチング制御回路38と、スイッチング制御回路38からの制御信号によりオン/オフが切替えられスイッチング動作を行うFET等の半導体スイッチ素子39とを備えており、半導体スイッチ素子39は、絶縁トランス34の一次コイル34aに接続されている。
スイッチング制御回路38からのオン・オフのデューティ比を制御し、絶縁トランス34の二次コイル34bに発生する電圧を整流平滑回路36で整流平滑することで、モータ10に適したモータ用直流電圧V1を生成することができる。
同様に、制御用電力生成部40は、スイッチング回路42と、絶縁トランス44と、整流平滑回路46とを備える。図3に示すように、制御用電力生成部40のスイッチング回路42は、スイッチング制御回路48と、スイッチング制御回路48からの制御信号によりオン/オフが切替えられるFET等の半導体スイッチ素子49とを備えており、半導体スイッチ素子49は、絶縁トランス44の一次コイル44aに接続されている。
スイッチング制御回路48からのオン・オフのデューティ比を制御し、絶縁トランス44の二次コイル44bに発生する電圧を整流平滑回路46で整流平滑することで、モータ用直流電圧V1よりも低い制御部22に適した制御用直流電圧V2を生成することができる。
制御用電力生成部40のスイッチング制御回路48には、商用電源12からの電力が供給される限り常時電力が供給されるのに対して、モータ用電力生成部30のスイッチング制御回路38にはモータ10が駆動する時のみ電力が供給されて、動作が可能となっている。このスイッチング制御回路38への電力供給の制御をするために、スイッチング電源部26は、モータ10が駆動する際に発生する動作信号に基づき、モータ用電力生成部30自体を動作させるためのモータ用電力生成部制御部60をさらに備える。
モータ用電力生成部制御部60は、動作信号によりオンとなるトランジスタ62と、トランジスタ62のオンにより発光するフォトカプラ64の発光ダイオード64aと、発光ダイオード64aの発光によりオンとなるフォトトランジスタ64bと、フォトトランジスタ64bがオンになることによりオンとなるトランジスタ66と、トランジスタ66がオンとなることにより導通する半導体スイッチ素子68と、を有する。この半導体スイッチ素子68が導通することによりスイッチング制御回路38に電力が供給され、スイッチング制御回路38から半導体スイッチ素子39へと制御信号が出力されるようになっている。
モータ用電力生成部制御部60に入力される動作信号は、任意の信号とすることができ、動作指令信号に基づき制御部22によって生成する信号又は外部から得られる信号とすることができるが、この例では、エンコーダ52に供給されるエンコーダ用直流電圧V3を動作信号として利用する。エンコーダ用直流電圧V3も動作指令信号が制御部22に入力されることにより生成されるものであり、モータが駆動する際に生成されるものだからである。
次に、図4に基づいて制御装置20の動作について説明する。
図示しない主電源がオンとなり、商用電源12からの商用電力がスイッチング電源部26に供給されると(図4(a))、制御用電力生成部40においては、スイッチング制御回路48及び半導体スイッチ素子49によるスイッチング動作により、制御用直流電圧V2が生成され(図4(b))、制御部22は動作を開始する。一方、モータ用電力生成部30においては、スイッチング制御回路38が動作しないため、スイッチング動作が行われず、電圧は発生せず(図4(c))、モータ駆動部24及びモータ10には電力は供給されない。これにより、待機時のモータ用電力生成部30での消費電力が低減される。
この後、操作スイッチ14等から遮蔽材を動作させるための動作指令信号が制御部22に入力されると(図4(d))、制御部22によりエンコーダ用直流電圧V3がエンコーダ52に供給される(図4(e))。このエンコーダ用電流電圧V3は、動作信号としてモータ用電力生成部制御部60にも入力される。エンコーダ用電流電圧V3が0から徐々に立ち上がり閾値V4を超えると、モータ用電力生成部制御部60のトランジスタ62がオンとなる。これにより、発光ダイオード64aが発光し、フォトトランジスタ64bがオンとなり、トランジスタ66がオンとなり、半導体スイッチ素子68が導通するので、スイッチング制御回路38に電力が供給され、スイッチング制御回路38から制御信号が出力され、スイッチング制御回路38及び半導体スイッチ素子39によるスイッチング動作により、モータ用直流電圧V1が生成されるようになる(図4(c))。モータ用直流電圧V1が十分に立ち上がった時間T1を経過したときに、制御部22からモータ駆動部24へと駆動信号が出力されて、モータ10が所望の方向に回転を開始する(図4(f))。
次に、操作スイッチ14等から遮蔽材の動作を停止させるための動作停止指令信号が制御部22に入力されると(図4(d))、制御部22からモータ駆動部24へと短絡信号が出力されて、モータ10の端子間を短絡させてモータ10を停止させる(図4(f))。
次いで、制御部22は、モータ10の駆動が停止してからの時間T2経過後にエンコーダ52への電力の供給を停止する。T2経過する前に、操作スイッチ14から動作指令信号が再入力された場合には、エンコーダ52への電力の供給を維持する。
エンコーダ用直流電圧V3が徐々に立ち下り、閾値V4を下回ると、モータ用電力生成部制御部60のトランジスタ62がオフになる。これにより、発光ダイオード64aの発光が停止し、フォトトランジスタ64b及びトランジスタ66がオフとなり、半導体スイッチ素子68が非導通となるので、スイッチング制御回路38への電力の供給が遮断される。これにより、スイッチング制御回路38からの制御信号は停止し、スイッチング制御回路38及び半導体スイッチ素子39によるスイッチング動作は停止する。このため、図4(c)に示すように、モータ用直流電圧V1は0Vに徐々に下降していく。
尚、各直流電圧V1、V2、V3が、それぞれ立ち上がり時及び立ち下り時になだらかに変化するのは、各生成部の平滑用コンデンサーの充電及び放電時間のためである。
次に、制御部22、モータ駆動部24、スイッチング電源部26で行われる動作を図5、図6及び図7のフローチャートに基づいてそれぞれ説明する。
制御部22におけるモータ10駆動時の動作フローは、図5(a)に示すように、まず、遮蔽材を動作させるための動作指令信号が入力されると(ステップ100)、エンコーダ用直流電圧V3を生成し、エンコーダ52に供給する(ステップ110)。次に、設定した時間(即ち、図4(f)に示すT1)が経過したかどうかを判断し(ステップ120)、時間T1が経過した場合はモータ10を駆動させる駆動信号をモータ駆動部24に出力し(ステップ130)、終了する。
制御部22におけるモータ10の停止時の制御は、図5(b)に示すように、制御部22に遮蔽材を動作させるための動作停止指令信号が入力されると(ステップ200)、モータ駆動部24への駆動信号を停止するとともに、モータ10を停止させるための短絡信号を出力する(ステップ210)。次に、設定した時間(即ち、図4(e)に示すT2)が経過したかどうかを判断し(ステップ220)、時間T2が経過した場合は、エンコーダ52へのエンコーダ用直流電圧の供給を停止するとともにモータ駆動部24への短絡信号の出力を停止し(ステップ230)、終了する。
モータ駆動部24におけるモータ10を駆動させるときの動作フローは、図6(a)に示すように、まず、制御部22から駆動信号が入力されており(ステップ300)、且つ駆動信号が上昇動作に対応するものか下降動作に対応するものかに応じ(ステップ310)、上昇動作である場合は半導体スイッチ素子を切り換えてモータ10が正回転するようにモータ10の端子間にモータ用直流電圧V1を印加し(ステップ320)、終了する。ステップ310において上昇動作に対応するものでない場合、即ち下降動作に対応する場合は、半導体スイッチ素子を切り換えてモータ10に逆回転するようにモータ10の端子間にモータ用直流電圧V1を印加し(ステップ330)、終了する。
モータ駆動部24におけるモータ10を停止させるときの動作フローは、図6(b)に示すように、制御部22からモータ10の駆動信号が停止されているかに応じ(ステップ400)、駆動信号が停止されている場合は、半導体スイッチ素子を切り換えてモータ10へのモータ用直流電圧V1の供給を停止する(ステップ410)。次に、制御部22から短絡信号が入力されたかどうかに応じて(ステップ420)、入力されていない場合は終了し、入力されている場合は、モータ10の端子間を短絡する(ステップ430)。次に、制御部22から短絡信号が停止されたかどうかに応じて(ステップ440)、停止された場合はモータ10の端子間を開放し(ステップ450)、終了する。
モータ10の端子間の開放後は、モータ10を出力軸の回転を、電力を使用しない規制手段、例えば磁力を利用した規制手段等によって規制することで、遮蔽材を停止した状態を保持することができる。例えば、その規制手段としては、特開2010−24634号公報に記載の構成を採用することができる。
スイッチング電源部26の制御用直流電圧生成のために行われる動作フローは、図7(a)に示すように、まず、主電源がオンになると(ステップ500)、スイッチング制御回路48及び半導体スイッチ素子49がスイッチング動作を開始し、制御部22に制御用直流電圧V2を供給する(ステップ510)。主電源がオフであるかどうかに応じて(ステップ520)、オフの場合は制御部22への制御用直流電圧V2の供給を停止し(ステップ530)、終了する。
スイッチング電源部26のモータ用直流電圧生成のために行われる動作フローは、図7(b)に示すように、まず、動作信号としてのエンコーダ用直流電圧が供給されているかどうかに応じて(ステップ600)、供給されている場合は、スイッチング制御回路38に電力が供給され(ステップ610)、スイッチング制御回路38及び半導体スイッチ素子39がスイッチング動作を開始し、モータ駆動部24にモータ用直流電圧V1を供給する(ステップ620)。次に、動作信号としてのエンコーダ用電源が停止されているかどうかに応じて(ステップ630)、停止されている場合は、モータ駆動部24へのモータ用直流電圧V1の供給を停止し(ステップ640)、終了する。
このように、常時使用されないが大きな電力を消費するモータ10のためのモータ用電力生成部30と、常時使用されるがあまり電力を消費しない制御部22のための制御用電力生成部40とをそれぞれ独立に設け、モータ用電力生成部30のスイッチング動作は、モータ10を駆動する必要がある時にのみ行うようにしたことで、待機時の消費電力を低減することができる。また、遮蔽材の動作指令が出された時には、半導体スイッチ素子39によるスイッチング動作により、迅速にモータ用直流電圧を生成することができる。
また、待機時に未使用機器となるエンコーダ52へ供給されるエンコーダ用直流電圧を動作信号として利用しているため、動作信号を生成するための新たな装置を省略することができる。モータ10を駆動させるタイミングに合わせて、エンコーダ52とモータ用電力生成部30の両方を動作させることができる。
また、動作信号が発生されていない時には、スイッチング制御回路38への電力の供給が停止されるため、待機時の消費電力を一層低減させることができる。但し、スイッチング制御回路38への電力の供給を遮断する代わりに、動作信号が発生されていないときには、電力が供給されたスイッチング制御回路38の制御信号の出力を単に停止させることにしてもよい。
遮蔽材の動作停止指令により、モータ駆動部24はモータ10の端子間を短絡することでブレーキをかけて、確実にモータ10を停止させると共に、その後に、モータ10の端子間を開放することで、遮蔽材停止時の消費電力をより一層、低減することができる。
10 モータ
12 商用電源
20 制御装置
22 制御部
24 モータ駆動部
26 スイッチング電源部
30 モータ用電力生成部
38 スイッチング制御回路
39 半導体スイッチ素子
40 制御用電力生成部
49 半導体スイッチ素子
52 エンコーダ
V1 モータ用直流電圧
V2 制御用直流電圧
T2 所定時間

Claims (6)

  1. 制御部(22)と、制御部からの駆動信号に基づいてモータ(10)を駆動するモータ駆動部(24)と、商用電源(12)からモータ用と制御部用のそれぞれの直流電圧を生成する電源部(26)と、を備え、モータの駆動により遮蔽材の動作を行わせる電動ブラインドの制御装置において、
    電源部は、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(39)のスイッチング動作に基づきモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給するモータ用電力生成部(30)と、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(49)のスイッチング動作に基づき制御用直流電圧(V2)に変換して制御部に電力を供給する制御用電力生成部(40)と、モータ用電力生成部に電力を供給するモータ用電力生成部制御部(60)と、を有し、
    制御部は、モータを駆動する際に発生する動作信号に基づき、制御部に接続された機器に該機器を動作するための直流電圧を供給すると共に、該直流電圧を動作信号としてモータ用電力生成部制御部に入力し、
    モータ用電力生成部は、入力された動作信号に応じてモータ用電力生成部制御部から供給された電力に基づいて、半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力し、該制御信号に応じた半導体スイッチ素子の前記スイッチング動作に基づき、商用電源からの電力をモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給し、制御部からモータ駆動部へ駆動信号が出力され
    前記動作信号は、前記制御部に接続された機器に供給される電力によって生成されるものであることを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  2. 制御部(22)と、制御部からの駆動信号に基づいてモータ(10)を駆動するモータ駆動部(24)と、商用電源(12)からモータ用と制御部用のそれぞれの直流電圧を生成する電源部(26)と、を備え、モータの駆動により遮蔽材の動作を行わせる電動ブラインドの制御装置において、
    電源部は、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(39)のスイッチング動作に基づきモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給するモータ用電力生成部(30)と、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(49)のスイッチング動作に基づき制御用直流電圧(V2)に変換して制御部に電力を供給する制御用電力生成部(40)と、モータ用電力生成部に電力を供給するモータ用電力生成部制御部(60)と、を有し、
    制御部は、モータを駆動する際に発生する動作信号に基づき、制御部に接続された機器に該機器を動作するための直流電圧を供給すると共に、該直流電圧を動作信号としてモータ用電力生成部制御部に入力し、
    モータ用電力生成部は、入力された動作信号に応じてモータ用電力生成部制御部から供給された電力に基づいて、半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力し、該制御信号に応じた半導体スイッチ素子の前記スイッチング動作に基づき、商用電源からの電力をモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給し、制御部からモータ駆動部へ駆動信号が出力され、
    前記機器は、モータの回転角度を検出するエンコーダ(52)であり、前記エンコーダへの電力の供給は、遮蔽材の動作指令が出されると開始されることを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  3. 制御部(22)と、制御部からの駆動信号に基づいてモータ(10)を駆動するモータ駆動部(24)と、商用電源(12)からモータ用と制御部用のそれぞれの直流電圧を生成する電源部(26)と、を備え、モータの駆動により遮蔽材の動作を行わせる電動ブラインドの制御装置において、
    電源部は、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(39)のスイッチング動作に基づきモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給するモータ用電力生成部(30)と、商用電源からの電力を半導体スイッチ素子(49)のスイッチング動作に基づき制御用直流電圧(V2)に変換して制御部に電力を供給する制御用電力生成部(40)と、モータ用電力生成部に電力を供給するモータ用電力生成部制御部(60)と、を有し、
    制御部は、モータを駆動する際に発生する動作信号に基づき、制御部に接続された機器に該機器を動作するための直流電圧を供給すると共に、該直流電圧を動作信号としてモータ用電力生成部制御部に入力し、
    モータ用電力生成部は、入力された動作信号に応じてモータ用電力生成部制御部から供給された電力に基づいて、半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力し、該制御信号に応じた半導体スイッチ素子の前記スイッチング動作に基づき、商用電源からの電力をモータ用直流電圧(V1)に変換してモータ駆動部に電力を供給し、制御部からモータ駆動部へ駆動信号が出力され、
    前記モータ用電力生成部(40)は、前記制御信号を出力するスイッチング制御回路(38)を有し、前記モータ用電力生成部制御部が入力された動作信号に応じて供給した電力に基づき前記スイッチング制御回路が動作することを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  4. 前記動作信号が発生すると前記スイッチング制御回路(38)に電力が供給され、前記動作信号が停止すると、前記スイッチング制御回路への電力の供給が遮断されることを特徴とする請求項記載の電動ブラインドの制御装置。
  5. 前記動作信号は、遮蔽材の動作停止指令が出されてから所定時間(T2)経過後に停止されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電動ブラインドの制御装置。
  6. 遮蔽材の動作停止指令によりモータ駆動部(24)はモータの端子間を短絡し、モータの停止後から所定時間経過後に、または遮蔽材の動作停止指令が出されてから所定時間経過後に、モータの端子間を開放するようにしたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電動ブラインドの制御装置。
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