JP6099597B2 - 車両用制動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を制動するための車両用制動装置に関する。
例えばハイブリッド車両では、油圧回路を媒介して制動力を発生させる既存のブレーキシステムに加えて、電気回路を媒介して制動力を発生させる、バイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムが採用されている。かかるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムでは、運転者によるブレーキペダルの操作量を電気信号に変換して、モータシリンダ装置におけるスレーブシリンダのピストンを駆動するための電動機に与える。すると、この電動機によるピストンの駆動によって倍力された制動液圧がスレーブシリンダに発生する。こうしてスレーブシリンダに発生した制動液圧が、ホイールシリンダ(ディスクキャリパ)を作動させて制動力が発生する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−221995号公報
しかしながら、特許文献1に係るバイ・ワイヤ式のブレーキシステムでは、車両を急制動すべき要求が生じた際に、この急制動要求に応じた大きさの制動力が得られない事態の発生が懸念される。すなわち、電動機では、例えば、電動機の温度が所定のしきい値を超える等の重負荷時における発熱損傷を回避するため、電動機が重負荷状態に陥った際に、電動機の制動出力を制限する発熱保護機能を適用することが多い。この場合、電動機が重負荷状態に陥った際に、電動機の制動出力が制限される。その結果、車両の急制動要求が生じた際に、十分な大きさの電力を電動機に供給できずに、急制動要求に応じた大きさの制動力が得られない事態を生じるおそれがあったのである。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、車両の急制動要求が生じた際であっても、電動機を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保可能な車両用制動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)に係る発明は、車両を制動する際に操作される制動操作部材と、前記制動操作部材の操作量に応じて駆動される電動機を有し、当該電動機の駆動により制動液圧を発生させる制動液圧発生部と、前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定部と、前記電動機が重負荷状態と判定された場合に、前記重負荷状態を超えない範囲に当該電動機の負荷状態を制限する制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和することを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明によれば、車両に急制動要求が生じた場合、電動機の負荷状態に係る制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和するため、車両の急制動要求が生じた際であっても、電動機を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保することができる。
また、(2)に係る発明は、(1)に係る発明に記載の車両用制動装置であって、前記制御部は、前記電動機の負荷状態を制限する制御を、当該電動機の制動出力を調整することにより行うことを特徴とする。
(2)に係る発明によれば、制御部は、電動機の負荷状態を制限する制御を、当該電動機の制動出力を調整することにより行うため、(1)に係る発明の作用効果に加えて、電動機の負荷状態を制限する制御を簡易なシステム構成で的確に遂行することができる。
また、(3)に係る発明は、(2)に係る発明に記載の車両用制動装置であって、前記制動液圧発生部の連通路に制動液圧を発生させることで前記車両の挙動を安定化させる支援を行う車両挙動安定化支援部をさらに備え、前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の前記制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行うことを特徴とする。
(3)に係る発明によれば、制御部は、車両に急制動要求が生じた場合に必要な電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行うため、車両の急制動要求が生じた際において、電動機を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保する効果を適切に高めることができる。
また、(4)に係る発明は、(3)に係る発明に記載の車両用制動装置であって、前記制御部は、前記制動操作部材の操作にかかわらず前記車両の衝突被害を軽減するための制動要求を出す衝突被害軽減装置から、当該車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の前記制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行うことを特徴とする。
(4)に係る発明では、制御部は、制動操作部材の操作にかかわらず車両の衝突被害を軽減するための制動要求を出す衝突被害軽減装置から、当該車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行う。
(4)に係る発明によれば、仮に、車両の急制動要求が衝突被害軽減装置から発せられることで車両の急制動要求が生じた場合であっても、電動機を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保する効果を適切に高めることができる。
また、(5)に係る発明は、(1)〜(4)に係る発明に記載の車両用制動装置であって、前記制御部は、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記車両が停止するまで継続することを特徴とする。
(5)に係る発明によれば、制御部は、電動機の負荷状態に係る制限を、車両が停止するまで継続するため、(1)〜(4)に係る発明の効果に加えて、車両の制動を確実に遂行することができる。
本発明によれば、車両の急制動要求が生じた際であっても、電動機を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保することができる。
本発明の実施形態に係る車両用制動装置の概略構成図である。 車両用制動装置が発揮する制動力を制御するためのECU周辺のブロック構成図である。 車両用制動力制御装置の動作説明に供するフローチャート図である。 車両用制動力制御装置の動作説明に供するフローチャート図である。 制動用モータ電流積算値に対する重負荷時及び過負荷時における制動用モータの制動出力特性を、急制動に要する制動出力下限しきい値との関係で対比して表す図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用制動装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す図において、共通の機能を有する部材間、又は、相互に対応する機能を有する部材間には、原則として共通の参照符号を付するものとする。また、説明の便宜のため、部材のサイズ及び形状は、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の概要〕
本発明の実施形態に係る車両用制動装置10は、油圧系統を媒介して制動力を発生させる既存のブレーキシステムに加えて、電気系統を媒介して制動力を発生させる、バイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムを備えている。
車両用制動装置10は、図1に示すように、一次液圧発生装置14と、モータシリンダ装置16と、車両挙動安定化支援装置(ビークル・スタビリティ・アシスト装置;VSA装置)18と、などを備えて構成されている。一次液圧発生装置14、モータシリンダ装置16、VSA装置18は、図1に示すように、ブレーキ液を通流させる配管チューブ22a〜22fを介して相互に連通接続されている。
一次液圧発生装置14は、運転者がブレーキペダル(本発明の“制動操作部材”に相当する。)12を介して入力操作した踏力をブレーキ液圧(一次液圧)に変換する。一次液圧発生装置14は、図1に示すように、マスタシリンダ34、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60b、一対のブレーキ液圧センサPm,Pp、並びに、ストロークシミュレータ64を備えて構成されている。
マスタシリンダ34は、ブレーキペダル12を介して入力操作される運転者の踏力を、ブレーキ液圧に変換する。第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bは、車両用制動装置10の正常作動時において、マスタシリンダ34と、四つの各車輪を制動するためのディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FLを含む)との間の連通を遮断することで、モータシリンダ装置16が発生するブレーキ液圧を用いてディスクブレーキ機構30a〜30dを作動させる。
一対のブレーキ液圧センサPm,Ppは、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧を検出する機能を有する。ストロークシミュレータ64は、車両用制動装置10の異常作動時において、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが遮断される一方、第3遮断弁62が開弁された状態で、マスタシリンダ34で生じたブレーキ液圧を吸収する役割を果たす。このとき、マスタシリンダ34からストロークシミュレータ64に至るブレーキ液の流れが生じるため、ブレーキペダル12にストロークが生じるようになる。
モータシリンダ装置16は、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧に応じて、又は、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧とは無関係に、ブレーキ液圧(二次液圧)を発生させる機能を有する。モータシリンダ装置16は、図1に示すように、制動モータ72や、第1及び第2のスレーブピストン88a,88bなどを備えて構成されている。制動モータ72は、本発明の“電動機”に相当する。第1及び第2のスレーブピストン88a,88bは、制動モータ72の回転駆動力を受けてブレーキ液圧を発生させる役割を果たす。
VSA装置18は、モータシリンダ装置16で発生したブレーキ液圧に基づいて車両の挙動の安定化を支援する機能を有する。VSA装置18は、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサPhや、ブレーキ液を加圧するための加圧ポンプ136や、加圧ポンプ136を駆動するためのポンプモータMなどを備えて構成されている。VSA装置18は、制動操作時における車輪のロックを防ぐABS(アンチロック・ブレーキ・システム)機能、加速時等における車輪の空転を防ぐTCS(トラクション・コントロール・システム)機能、及び、旋回時の横すべり等を抑制する機能を有する。VSA装置18は、本発明の“車両挙動安定化支援部”に相当する。
なお、VSA装置18としては、ABS機能のみを有する構成を採用してもよい。
図1におけるその他の要素については、本発明とは直接的な関係がないので、その説明を省略する。
〔車両用制動装置10の基本動作〕
ここで、車両用制動装置10の基本動作について説明する。
車両用制動装置10では、モータシリンダ装置16やバイ・ワイヤの制御を行う後記のECU200(図2参照)の正常作動時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、いわゆるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムがアクティブになる。
具体的には、正常作動時の車両用制動装置10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが遮断される一方、第3遮断弁62が開弁された状態で、モータシリンダ装置16が発生するブレーキ液圧(二次液圧)を用いてディスクブレーキ機構30a〜30dを作動させる。
このとき、ブレーキ液は、マスタシリンダ34から第3遮断弁62を介してストロークシミュレータ64に流れ込む。このため、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが遮断されていても、マスタシリンダ34からストロークシミュレータ64へのブレーキ液の流れが生じるため、ブレーキペダル12にストロークが生じる。
一方、車両用制動装置10では、モータシリンダ装置16やECU200が不作動である異常時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、既存の油圧式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、異常時の車両用制動装置10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bをそれぞれ開弁状態とし、かつ、第3遮断弁62を閉弁状態として、マスタシリンダ34で発生するブレーキ液圧をディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)に伝達して、ディスクブレーキ機構30a〜30dを作動させる。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動装置10が有するECU200の周辺構成〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10が有するECU200の周辺構成について、図2を参照して説明する。
ECU200には、図2に示すように、入力系統として、車輪速センサ201、ブレーキペダルセンサ203、アクセルペダルセンサ205、モータ電流センサ207、及び、前記のブレーキ液圧センサPm,Pp,Phなどが接続されている。
車輪速センサ201は、各車輪の回転速度(車輪速)を検出する機能を有する。車輪速センサ201で検出された各車輪毎の車輪速信号は、ECU200へと送られる。
ブレーキペダルセンサ203は、運転者によるブレーキペダル12の操作量(ストローク量)を検出する機能を有する。ブレーキペダルセンサ203で検出されたブレーキペダル12の操作量(ストローク量)に係る信号は、ECU200へと送られる。
アクセルペダルセンサ205は、運転者によるアクセルペダル(不図示)の踏み込み操作量を検出する機能を有する。アクセルペダルセンサ205で検出されたアクセルペダルの踏み込み操作量に係る信号は、ECU200へと送られる。
モータ電流センサ207は、制動モータ72に流れる電流を検出する機能を有する。モータ電流センサ207で検出された制動モータ72に係る電流検出信号は、ECU200へと送られる。
ブレーキ液圧センサPm,Pp,Phは、配管チューブ22a〜22fを含む各部の液圧を検出する機能を有する。ブレーキ液圧センサPm,Pp,Phでそれぞれ検出されたブレーキ液圧に係る信号は、ECU200へと送られる。
一方、ECU200には、図2に示すように、出力系統として、前記の制動モータ72、第1〜第3遮断弁60a,60b,62、及び、VSA装置18に属する加圧ポンプ136などが接続されている。
また、ECU200には、図2に示すように、通信線を介して衝突被害軽減装置202が接続されている。衝突被害軽減装置202は、例えば、特開2008−181200号公報に記載されるように、進行方向の画像を撮像する撮像装置、進行方向の物体を検出するレーダ装置などを備えて構成される。衝突被害軽減装置202としては、例えば、レーダ装置により進行方向の物体を検出し、検出した物体との距離、相対速度等を算出し、自車の走行状態から算出した自車の予測走行軌跡と、自車との相対速度等から算出した物体の予測走行軌跡とに基づいて衝突危険度を判定し、衝突危険度が高いと判定された場合に、急制動要求をECU200宛に送る機能を有するものを適宜採用すればよい。
ECU200は、電流積算値取得部211、負荷状態判定部213、及び、制御部215を備えて構成されている。
ECU200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピュータ、及び、制動モータ72や加圧ポンプ136などの駆動回路を含んで構成される。このマイクロコンピュータは、ROMに記憶されているプログラムやデータを読み出して実行し、ECU200が有する、制動モータ72に流れる電流の積算値を取得する機能、制動モータ72に係る負荷状態LSを判定する機能、及び、制動モータ72の制動出力を調整する制御機能を含む各種機能に係る実行制御を行うように動作する。
電流積算値取得部211は、制動モータ72に流れる制動モータ電流の時間的な積算値(以下、“制動モータ電流積算値”と呼ぶ。)IAを取得する機能を有する。
負荷状態判定部213は、予め設定される電流/負荷状態換算テーブルを参照して、電流積算値取得部211で取得した制動モータ電流積算値IAの情報を制動モータ72に係る負荷状態LSに換算すると共に、該換算した制動モータ72に係る負荷状態LSの軽重情報に基づいて、制動モータ72に係る負荷状態LSを判定する機能を有する。
ここで、制動モータ72に係る負荷状態LSとは、制動モータ72が異常状態に陥る蓋然性の程度を表す指標である。負荷状態判定部213による負荷状態判定は、制動モータ電流積算値IAの情報のほか、例えば、制動モータ72に係る温度情報に基づいて行う態様を採用してもよい。この場合において、負荷状態判定部213による負荷状態LSを判定するに際し、予め設定される温度/負荷状態換算テーブルを参照して、制動モータ72に係る温度情報を制動モータ72に係る負荷状態LSに換算すると共に、該換算した制動モータ72に係る負荷状態LSの軽重情報に基づいて、制動モータ72に係る負荷状態LSを判定すればよい。
制御部215は、原則として、制動モータ72が重負荷状態と判定された場合に、重負荷状態を超えない範囲に制動モータ72の負荷状態LSを制限する制御を行う機能を有する。
なお、重負荷状態とは、制動モータ72が正常状態を維持して稼働可能な限度レベル(過負荷状態の判定しきい値)に対して少し余裕をもつ制動モータ72の負荷状態LSを意味する。制動モータ72の重負荷状態を定義するにあたっては、例えば、制動モータ72が異常状態に陥る臨界温度を参照して、同臨界温度に対して少し余裕のある要注意温度になる制動モータ72の負荷状態を、重負荷状態と定義すればよい。
一方、過負荷状態とは、制動モータ72が正常状態を維持して稼働可能な限度レベルを超える制動モータ72の負荷状態LSを意味する。制動モータ72の過負荷状態を定義するにあたっては、例えば、制動モータ72が異常状態に陥る臨界温度を参照して、同臨界温度になる制動モータ72の負荷状態を、過負荷状態と定義すればよい。
また、制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合、制動モータ72の負荷状態LSに係る制限を、重負荷状態LSと比べて大きい過負荷状態LSを超えない範囲まで緩和するように動作する。なお、制御部215は、制動モータ72の負荷状態LSを制限する制御を、制動モータ72の制動出力を調整することにより行う。
さらに、制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力下限しきい値BOth(制動モータ72への供給電力と同等;図4参照)に対し、実際の制動出力BOが不足の場合、当該不足分(差分)の制動出力(|BO−BOth|)に係る制動液圧を、VSA装置18の増圧機能又は加圧機能により生じさせる制御を行うように動作する。
なお、車両に急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力下限しきい値BOthは、例えば、急制動要求の程度に応じて適宜設定すればよい。
しかも、制御部215は、衝突被害軽減装置202から車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力下限しきい値BOthに対し、実際の制動出力BOが不足の場合、当該不足分(差分)の制動出力(|BO−BOth|)に係る制動液圧を、VSA装置18に生じさせる制御を行うように動作する。
そして、制御部215は、制動モータ72の負荷状態LSに係る制限を、車両が停止するまで継続するように動作する。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の概略動作〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の概略動作について、図3A,図3Bを参照して説明する。
図3Aに示すステップS11において、ECU200の電流積算値取得部211は、制動モータ電流積算値IAを取得する。
ステップS12において、ECU200の負荷状態判定部213は、電流/負荷状態換算テーブル(不図示)を参照して、電流積算値取得部211で取得した制動モータ電流積算値IAの情報を制動モータ72に係る負荷状態LSに換算する。
ステップS13において、ECU200の負荷状態判定部213は、ステップS12で換算した制動モータ72に係る負荷状態LSの軽重情報に基づいて、制動モータ72に係る負荷状態LSが、重負荷状態か否かを判定する。ステップS13の判定の結果、制動モータ72に係る負荷状態LSが、重負荷状態でない旨の判定が下された場合(ステップS13のNo)、ECU200の負荷状態判定部213は、処理の流れを次のステップS14へと進ませる。一方、ステップS13の判定の結果、制動モータ72に係る負荷状態LSが、重負荷状態である旨の判定が下された場合(ステップS13のYes)、ECU200は、処理の流れをステップS15へとジャンプさせる。
ステップS14において、ECU200の制御部215は、制動モータ72の制御を制限なしに実行させる。その後、ECU200の制御部215は、処理の流れをステップS16へと進ませる。
一方、ステップS15において、ECU200の制御部215は、重負荷状態を超えない範囲に制動モータ72の負荷状態LSを制限する制御を行う。その後、ECU200の制御部215は、処理の流れをステップS16へと進ませる。
ステップS16において、ECU200は、車両に急制動要求が生じたか否かを判定する。ステップS16の判定の結果、車両に急制動要求が生じない旨の判定が下された場合(ステップS16のNo)、ECU200は、処理の流れをステップS11に戻し、以降の処理を順次行わせる。一方、ステップS16の判定の結果、車両に急制動要求が生じた旨の判定が下された場合(ステップS16のYes)、ECU200は、処理の流れを次のステップS17へと進ませる。
図3Bに示すステップS17において、ECU200の制御部215は、制動モータ72の負荷状態LSに係る制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する制御を行う。その後、ECU200の制御部215は、処理の流れを次のステップS18へと進ませる。
ステップS18において、ECU200の制御部215は、制動モータ72の実際の制動出力BOが、急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力下限しきい値BOthを超えているか否かを判定する。ステップS18の判定の結果、制動モータ72の実際の制動出力BOが、制動出力下限しきい値BOthを超えている旨の判定が下された場合(ステップS18のYes)、ECU200は、処理の流れをステップS20へとジャンプさせる。一方、ステップS18の判定の結果、制動モータ72の実際の制動出力BOが、制動出力下限しきい値BOth以下である旨の判定が下された場合(ステップS18のNo)、ECU200は、処理の流れを次のステップS19へと進ませる。
ステップS19において、ECU200の制御部215は、制動出力下限しきい値BOthに対する実際の制動出力BOの不足分(差分)の制動出力(|BO−BOth|)に係る制動液圧をVSA装置18に生じさせる、VSA補助制動制御を行う。その後、ECU200の制御部215は、処理の流れを次のステップS20へと進ませる。
ステップS20において、ECU200の制御部215は、車両が停車したか否かを判定する。ステップS20の判定の結果、車両がまだ停車していない旨の判定が下された場合(ステップS20のNo)、ECU200は、処理の流れをステップS17へ戻し、以降の処理を順次行わせる。一方、ステップS20の判定の結果、車両が停車した旨の判定が下された場合(ステップS20のYes)、ECU200は、一連の制動制御を終了させる。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の詳細動作〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の詳細動作について、図4を参照して説明する。
図4は、制動用モータ電流積算値に対する重負荷時及び過負荷時における制動用モータ72の制動出力特性を、急制動に要する制動出力下限しきい値BOthとの関係で対比して表している。図4に係るモータ電流積算値IAの横軸は、三つの領域に区分されている。急制動要求が生じた際に、この急制動要求に対し、無条件に対処可能な第1の領域、制限緩和で対処可能な第2の領域、VSA補助適用で対処可能な第3の領域がそれである。
モータ電流積算値IAが第1の領域に属する場合、重負荷時及び過負荷時における制動用モータ72の制動出力特性は、両者共に制動出力下限しきい値BOthを超えている。したがって、ECU200の制御部215は、第1の領域において、制動モータ72の制動出力BOを従来の手順で制御する。これにより、急制動要求を充足することができる(図3AのステップS14,S15に対応)。
モータ電流積算値IAが第2の領域に属する場合、過負荷時における制動用モータ72の制動出力特性は、制動出力下限しきい値BOthを超えているが、重負荷時における制動用モータ72の制動出力特性は、制動出力下限しきい値BOthを下回っている。したがって、ECU200の制御部215は、第2の領域において、制動モータ72の負荷状態LSに係る制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する制御を行う(図4の底上げ部XA参照)。これにより、急制動要求を充足することができる(図3BのステップS17に対応)。
モータ電流積算値IAが第3の領域に属する場合、重負荷時及び過負荷時における制動用モータ72の制動出力特性は、両者共に制動出力下限しきい値BOthを下回っている。したがって、ECU200の制御部215は、第3の領域において、制動出力下限しきい値BOthに対する実際の制動出力BOの不足分(差分)の制動出力(|BO−BOth|)に係る制動液圧をVSA装置18に生じさせる、VSA補助制動制御を行う(図4の底上げ部YA参照)。これにより、急制動要求を充足することができる(図3BのステップS19に対応)。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の作用効果について説明する。
第1の観点(請求項1に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、車両を制動する際に操作されるブレーキペダル(制動操作部材)12と、ブレーキペダル12の操作量に応じて駆動される制動モータ(電動機)72を有し、制動モータ72の駆動により制動液圧を発生させるモータシリンダ装置(制動液圧発生部)16と、制動モータ72の負荷状態を判定する負荷状態判定部213と、制動モータ72が重負荷状態と判定された場合に、重負荷状態を超えない範囲に制動モータ72の負荷状態を制限する制御を行う制御部215と、を備える。制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合、制動モータ72の負荷状態に係る前記制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する、構成を採用している。
制動モータ72の負荷状態としては、例えば、制動モータ72に流れる電流の大きさ、制動モータ72に流れる電流の積算値などの、制動モータ72の温度に相関する情報を適宜採用すればよい。なお、本発明に係る実施形態では、制動モータ72の負荷状態として、制動モータ電流積算値を採用する例をあげて説明している。
第1の観点に基づく車両用制動装置10によれば、車両に急制動要求が生じた場合、制動モータ72の負荷状態に係る制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和するため、車両の急制動要求が生じた際であっても、制動モータ72を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保することができる。
また、第2の観点(請求項2に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、制御部215は、制動モータ72の負荷状態を制限する制御を、制動モータ72の制動出力を調整することにより行う構成を採用してもよい。
第2の観点に基づく車両用制動装置10によれば、制御部215は、制動モータ72の負荷状態を制限する制御を、制動モータ72の制動出力を調整することにより行うため、第1の観点に基づく車両用制動装置10に係る発明の作用効果に加えて、制動モータ72の負荷状態を制限する制御を簡易なシステム構成で的確に遂行することができる。
また、第3の観点(請求項3に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、モータシリンダ装置(制動液圧発生部)16の連通路に制動液圧を発生させることで車両の挙動を安定化させる支援を行うVSA装置(車両挙動安定化支援部)18をさらに備え、制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、VSA装置18に生じさせる制御を行う構成を採用してもよい。
第3の観点に基づく車両用制動装置10によれば、制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、VSA装置18に生じさせる制御を行うため、車両の急制動要求が生じた際において、制動モータ72を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保する効果を適切に高めることができる。
また、第4の観点(請求項4に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、制御部215は、ブレーキペダル(制動操作部材)12の操作にかかわらず車両の衝突被害を軽減するための制動要求を出す衝突被害軽減装置202から、車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、VSA装置18に生じさせる制御を行う構成を採用してもよい。
第4の観点に基づく車両用制動装置10によれば、仮に、車両の急制動要求が衝突被害軽減装置202から発せられることで車両の急制動要求が生じた場合であっても、制動モータ72を過負荷状態に陥らせることなく、急制動要求に応じた大きさの制動力を可及的に確保する効果を適切に高めることができる。
また、第5の観点(請求項5に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、制御部215は、制動モータ72の負荷状態に係る前記制限を、車両が停止するまで継続する構成を採用してもよい。
第5の観点に基づく車両用制動装置10によれば、制御部は、制動モータ72の負荷状態に係る制限を、車両が停止するまで継続するため、第1〜第4の観点に基づく車両用制動装置10に係る発明の効果に加えて、車両の制動を確実に遂行することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態中、制動出力下限しきい値BOthに対する実際の制動出力BOの不足分(差分)の制動出力(|BO−BOth|)に係る制動液圧をVSA装置18に生じさせる例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。VSA装置18に代えて、又は加えて、電動パーキングブレーキ(EPB)などの補助制動装置を作動させる制御を行う構成を採用してもよい。
最後に、本発明の実施形態中、衝突被害軽減装置202から急制動要求が生じた例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。運転者による制動操作に基づく急制動要求が生じた場合にも、本発明を適用可能であることはいうまでもない。
10 車両用制動装置
12 ブレーキペダル(制動操作部材)
16 モータシリンダ装置(制動液圧発生部)
18 VSA装置(車両挙動安定化支援部)
72 制動モータ(電動機)
202 衝突被害軽減装置
213 負荷状態判定部
215 制御部

Claims (5)

  1. 車両を制動する際に操作される制動操作部材と、
    前記制動操作部材の操作量に応じて駆動される電動機を有し、当該電動機の駆動により制動液圧を発生させる制動液圧発生部と、
    前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定部と、
    前記電動機が重負荷状態と判定された場合に、前記重負荷状態を超えない範囲に当該電動機の負荷状態を制限する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する
    ことを特徴とする車両用制動装置。
  2. 請求項1に記載の車両用制動装置であって、
    前記制御部は、前記電動機の負荷状態を制限する制御を、当該電動機の制動出力を調整することにより行う
    ことを特徴とする車両用制動装置。
  3. 請求項2に記載の車両用制動装置であって、
    前記制動液圧発生部の連通路に制動液圧を発生させることで前記車両の挙動を安定化させる支援を行う車両挙動安定化支援部をさらに備え、
    前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行う
    ことを特徴とする車両用制動装置。
  4. 請求項3に記載の車両用制動装置であって、
    前記制御部は、前記制動操作部材の操作にかかわらず前記車両の衝突被害を軽減するための制動要求を出す衝突被害軽減装置から、当該車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行う
    ことを特徴とする車両用制動装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の車両用制動装置であって、
    前記制御部は、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記車両が停止するまで継続する
    ことを特徴とする車両用制動装置。
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