JP2016002969A - 車両用制動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両を制動する際に操作されるブレーキペダル12と、ブレーキペダル12の操作量に応じて駆動される制動モータ72を有し、制動モータ72の駆動により制動液圧を発生させるモータシリンダ装置16と、制動モータ72の負荷状態を判定する負荷状態判定部213と、制動モータ72が重負荷状態と判定された場合に、重負荷状態を超えない範囲に制動モータ72の負荷状態を制限する制御を行う制御部と、を備える。制御部は、車両に急制動要求が生じた場合、制動モータ72の負荷状態に係る前記制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する。
【選択図】図1
Description
なお、以下に示す図において、共通の機能を有する部材間、又は、相互に対応する機能を有する部材間には、原則として共通の参照符号を付するものとする。また、説明の便宜のため、部材のサイズ及び形状は、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
本発明の実施形態に係る車両用制動装置10は、油圧系統を媒介して制動力を発生させる既存のブレーキシステムに加えて、電気系統を媒介して制動力を発生させる、バイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムを備えている。
なお、VSA装置18としては、ABS機能のみを有する構成を採用してもよい。
ここで、車両用制動装置10の基本動作について説明する。
車両用制動装置10では、モータシリンダ装置16やバイ・ワイヤの制御を行う後記のECU200(図2参照)の正常作動時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、いわゆるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムがアクティブになる。
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10が有するECU200の周辺構成について、図2を参照して説明する。
なお、重負荷状態とは、制動モータ72が正常状態を維持して稼働可能な限度レベル(過負荷状態の判定しきい値)に対して少し余裕をもつ制動モータ72の負荷状態LSを意味する。制動モータ72の重負荷状態を定義するにあたっては、例えば、制動モータ72が異常状態に陥る臨界温度を参照して、同臨界温度に対して少し余裕のある要注意温度になる制動モータ72の負荷状態を、重負荷状態と定義すればよい。
なお、車両に急制動要求が生じた場合に必要な制動モータ72の制動出力下限しきい値BOthは、例えば、急制動要求の程度に応じて適宜設定すればよい。
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の概略動作について、図3A,図3Bを参照して説明する。
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の詳細動作について、図4を参照して説明する。
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動装置10の作用効果について説明する。
第1の観点(請求項1に対応)に基づく車両用制動装置10に係る発明では、車両を制動する際に操作されるブレーキペダル(制動操作部材)12と、ブレーキペダル12の操作量に応じて駆動される制動モータ(電動機)72を有し、制動モータ72の駆動により制動液圧を発生させるモータシリンダ装置(制動液圧発生部)16と、制動モータ72の負荷状態を判定する負荷状態判定部213と、制動モータ72が重負荷状態と判定された場合に、重負荷状態を超えない範囲に制動モータ72の負荷状態を制限する制御を行う制御部215と、を備える。制御部215は、車両に急制動要求が生じた場合、制動モータ72の負荷状態に係る前記制限を、重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する、構成を採用している。
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
12 ブレーキペダル(制動操作部材)
16 モータシリンダ装置(制動液圧発生部)
18 VSA装置(車両挙動安定化支援部)
72 制動モータ(電動機)
202 衝突被害軽減装置
213 負荷状態判定部
215 制御部
Claims (5)
- 車両を制動する際に操作される制動操作部材と、
前記制動操作部材の操作量に応じて駆動される電動機を有し、当該電動機の駆動により制動液圧を発生させる制動液圧発生部と、
前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定部と、
前記電動機が重負荷状態と判定された場合に、前記重負荷状態を超えない範囲に当該電動機の負荷状態を制限する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記重負荷状態と比べて大きい過負荷状態を超えない範囲まで緩和する
ことを特徴とする車両用制動装置。 - 請求項1に記載の車両用制動装置であって、
前記制御部は、前記電動機の負荷状態を制限する制御を、当該電動機の制動出力を調整することにより行う
ことを特徴とする車両用制動装置。 - 請求項2に記載の車両用制動装置であって、
前記制動液圧発生部の連通路に制動液圧を発生させることで前記車両の挙動を安定化させる支援を行う車両挙動安定化支援部をさらに備え、
前記制御部は、前記車両に急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行う
ことを特徴とする車両用制動装置。 - 請求項3に記載の車両用制動装置であって、
前記制御部は、前記制動操作部材の操作にかかわらず前記車両の衝突被害を軽減するための制動要求を出す衝突被害軽減装置から、当該車両の急制動要求が発せられており、かつ、当該急制動要求が生じた場合に必要な前記電動機の制動出力に対し、実際の制動出力が不足の場合、当該不足分の制動出力に係る制動液圧を、前記車両挙動安定化支援部に生じさせる制御を行う
ことを特徴とする車両用制動装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の車両用制動装置であって、
前記制御部は、前記電動機の負荷状態に係る前記制限を、前記車両が停止するまで継続する
ことを特徴とする車両用制動装置。
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