JP6099548B2 - 可動ステップ装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における可動ステップ装置の概略構成を示す平面図、図2はこの発明の実施の形態1における可動ステップ装置の1ユニットの外観を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1における可動ステップ装置の駆動機構を示す説明図、図4はこの発明の実施の形態1における可動ステップ装置の設置状況を説明する斜視図である。
なお、上記説明ではプラットホーム2の長手方向に可動ステップ装置を3分割した場合について説明したが、可動ステップ装置は2分割以上の複数に分割されていればよく3分割に限定されるものではない。また、上記説明では駆動源であるモーター8を中央のユニ
ットに設置した場合について説明したが、モーター8は3分割されたどのユニットに設置されていてもよく、他のユニットに動力伝達シャフト16によって動力が伝達されるように構成されていればよい。さらに、上記説明では可動ステップ4が退避位置または進出位置にあるときに電磁ブレーキ19を掛けて可動ステップ4が移動しないように固定する場合について説明したが、例えば掛金方式のロック装置を設けるなど、可動ステップ4を移動しないように固定できればどんな構成であってもよい。
図5はこの発明の実施の形態2における可動ステップ装置の概略構成を示す平面図である。上記実施の形態1では3分割された可動ステップ装置の可動ステップ4の移動距離が3個のユニットで同じ場合について説明したが、プラットホーム2が曲がった形状(カーブしている)の場合には、図5に示すようにプラットホーム2と停車した車両20との隙間が一定ではなくなる。このような場合には、隙間の大きい場所に設置されるユニットの動力軸側のプーリー12の径を大きくし、隙間の小さい場所に設置されるユニットの動力軸側のプーリー12の径を小さくすることで、図5に示すようにユニット毎に可動ステップ4の移動距離が異なるものとして、可動ステップ4の進出位置を変えることにより、停車した車両20と可動ステップ4の先端との隙間をできるだけ小さくすることができる。なお、他の部分および動作については上記実施の形態1と同様のため説明を省略する。
上記実施の形態1および2ではプーリーとタイミングベルトを使用した駆動機構について説明したが、駆動機構はスプロケットとチェーンを用いて構成してもよい。この場合には実施の形態2のようにユニット毎に可動ステップ4の移動距離を異なるものにする場合には、動力軸側のスプロケットの歯数を異なるものにすることによって実現できる。
図6はこの発明の実施の形態4における可動ステップ装置の概略構成を示す平面図、図7はこの発明の実施の形態4における可動ステップ装置の検出器を説明する説明図である。上記実施の形態2では動力軸側のプーリー12の径を異なるものにしてユニット毎に可動ステップ4の移動距離を異なるものにする場合について説明したが、図6に示すように可動ステップ4が進出位置にあることを検出する検出器22および可動ステップ4が退避位置にあることを検出する検出器23を設けてもよい。検出器22,23は図7に示すようにベース部1に設置されており、発光素子22aから発光された光を受光素子22bで受ける光電式の検出器であり、可動ステップ4の取付部4bに設けられた検出板21が発光素子22aから発光された光を遮断して受光素子22bに入らないようにすることで、可動ステップ4の位置を検出するものである。また、動力軸側のプーリー12はクラッチ機構(図示せず)を介して動力軸に取り付けられている。他の部分の構成は上記実施の形態1と同一のため説明を省略する。
移動する。ここまでの動作はクラッチ機構が入っている状態であり、上記実施の形態1と同じである。
なお、上記説明では検出器22,23が光電式の検出器の場合について説明したが、検出器22,23は例えばリミットスイッチなど接点式の検出器であってもよい。
Claims (7)
- プラットホームの軌道側端部床面に設置され、プラットホームと停車車両との間の隙間を塞ぐように車両方向に移動自在に設けられた可動ステップを有する可動ステップ装置であって、上記可動ステップ装置は上記プラットホームの長手方向に複数ユニットに分割されており、上記分割された複数ユニットの内の1ユニットに設けられ上記可動ステップを車両方向に進退移動させるための動力を出力する駆動源と、上記分割された複数ユニットの内の他ユニットに上記駆動源からの動力を伝達する動力伝達シャフトとを備えたことを特徴とする可動ステップ装置。
- 上記可動ステップはユニット毎に移動距離が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の可動ステップ装置。
- 上記動力伝達シャフトと上記可動ステップとはプーリーとタイミングベルトを用いた駆動機構によって連動されることを特徴とする請求項1または2に記載の可動ステップ装置。
- 上記動力伝達シャフトと上記可動ステップとはスプロケットとチェーンを用いた駆動機構によって連動されることを特徴とする請求項1または2に記載の可動ステップ装置。
- 上記プーリーはユニット毎に径が異なっていることを特徴とする請求項3に記載の可動ステップ装置。
- 上記スプロケットはユニット毎に歯数が異なっていることを特徴とする請求項4に記載の可動ステップ装置。
- 上記動力伝達シャフトと上記駆動機構との間にクラッチ機構を設けるとともに、上記可動ステップの張出限度位置または格納限度位置を検出する検出器を設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の可動ステップ装置。
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