JP6099271B2 - 直流電流遮断用小形スイッチ - Google Patents

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本発明は、直流電流遮断用小形スイッチに関するものである。
従来、消弧装置を備えた開閉器として、駆動リンクに開路時における駆動リンクの動作に連動して可動電極と固定電極との間に発生したアークを磁性板の磁性板通路内に押込むための気体流を発生させる可動送風部材をその基端部を支点として回動可能に設けた開閉器(下記特許文献1参照)があった。また、消弧性絶縁ガスを封入した容器内に円弧状に動作する可動電極に、その動作方向に対して面が垂直になるように送風板を設けたガス開閉器(下記特許文献2参照)があった。
特許第4431530号公報 実開平7−25545号公報
しかしながら、上記した開閉器は、開路時に可動電極の動作に伴って送風することで空気(またはガス)を撹拌(または循環)するとともに、送風板で発生させた風を直接アークに当てることでアークを移動させて消弧する構造で、送風するための部材は可動電極に設けられているので動作速度は可動電極の動作速度に依存し、可動電極の動作速度によって風量や風圧が変化してしまうため、可動電極の動作に依存せずに安定した送風ができないという問題があった。
そこで本発明は、上記状況に鑑みて、安定した送風によってアークを消孤することができる直流電流遮断用小形スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕直流電流遮断用小形スイッチにおいて、共通端子(1a)および固定端子(1b)が埋設されたケース(1)と、この固定端子(1b)に形成された固定接点(1c)と接離する可動接点(2a)が形成された可動接片(2)と、この可動接片(2)を動作させる第1の転換子(4)と、この第1の転換子(4)に連動する第2の転換子(5)と、前記ケース(1)を覆うハウジング(11)とからなり、前記ケース(1)の底部に送風溝(1f)が形成されるとともに底部から立設された壁に切欠部(1g)が形成され、前記ケース(1)と前記ハウジング(11)との間に空間部(1h)が形成され、前記送風溝(1f)と前記切欠部(1g)は連設され、前記切欠部(1g)と前記空間部(1h)は連設され、前記第1の転換子(4)と前記第2の転換子(5)は弾性部材(9)を介して配設され、この弾性部材(9)の付勢によって前記第2の転換子(5)は前記第1の転換子(4)の動作に対して反転するように動作し、前記第2の転換子(5)の動作に伴って発生する風を前記送風溝(1f)と前記切欠部(1g)によって前記空間部(1h)に送風することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の直流電流遮断用小形スイッチにおいて、前記第2の転換子(5)は前記第1の転換子(4)の動作速度にかかわらず、この第1の転換子(4)が一定の状態まで動作したときに前記弾性部材(9)の付勢によって瞬時に動作することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)接点間に発生するアークに第2の転換子の動作に伴って発生する風を当てることで、アークを引き伸ばして消弧することができる。
(2)第2の転換子の動作に伴って発生する風を制御することで、限られたスペースで確実にアークに風を当てることができるため、スイッチを小形化することができる。
(3)磁石のローレンツ力を利用してアークを曲げて引き伸ばす方式は、電流の向きを考慮しなければならないため極性を区別する必要があったが、一定の方向に確実に送風してアークを引き伸ばすことができるため、極性を区別することなく安定してアークを消弧することができる。
(4)第2の転換子が第1の転換子の動作速度に依存することなく弾性部材の付勢によって瞬時に動作するため、安定した送風ができる。
本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの分解斜視図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの接点が接触しているときの平面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのA−A断面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのB−B断面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの接点が開離しているときの平面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのC−C断面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのD−D断面図である。 本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのケース内部を示す要部断面図である。
本発明の直流電流遮断用小形スイッチは、共通端子および固定端子が埋設されたケースと、この固定端子に形成された固定接点と接離する可動接点が形成された可動接片と、この可動接片を動作させる第1の転換子と、この第1の転換子に連動する第2の転換子と、前記ケースを覆うハウジングとからなり、前記ケースの底部に送風溝が形成されるとともに底部から立設された壁に切欠部が形成され、前記ケースと前記ハウジングとの間に空間部が形成され、前記送風溝と前記切欠部は連設され、前記切欠部と前記空間部は連設され、前記第1の転換子と前記第2の転換子は弾性部材を介して配設され、この弾性部材の付勢によって前記第2の転換子は前記第1の転換子の動作に対して反転するように動作し、前記第2の転換子の動作に伴って発生する風を前記送風溝と前記切欠部によって前記空間部に送風する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの分解斜視図、図2は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの接点が接触しているときの平面図、図3は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのA−A断面図、図4は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのB−B断面図、図5は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチの接点が開離しているときの平面図、図6は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのC−C断面図、図7は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのD−D断面図、図8は本発明の実施例を表す直流電流遮断用小形スイッチのケース内部を示す要部断面図である。
これらの図において、1はケース、2は可動接片、3はガイド、4は第1の転換子、5は第2の転換子、6は第1のコイルバネ、7は滑動棒、8は連結子、9は第2のコイルバネ、10はカバー、11はハウジング、12はツマミ、13はバリアである。ケース1には、共通端子1aおよび固定端子1bが埋設され、固定端子1bには固定接点1cが形成され、側面にはカバー10と嵌合するための嵌合凸部1dとハウジング11と嵌合するための嵌合凸部1eが形成され、底部には送風溝1fが形成され、底部から立設された壁には切欠部1gが形成され、ケース1とハウジング11の間には空間部1hが形成されている。切欠部1gは送風溝1fに連設され、空間部1hは切欠部1gに連設されている。可動接片2には、固定接点1cと接離する可動接点2aが形成されている。ガイド3には、第2の転換子5の傾動の支点となる軸受部3aが形成されている。第1の転換子4には、下部に第1のコイルバネ6を介して滑動棒7を挿設するための挿入孔4a、連結子8と係合する係合凸部4bが形成され、上部にはツマミ12と係合する突部4cが形成されている。第2の転換子5には、下部に動作に伴って風を発生させるための突起部5aが形成され、側面にガイド3の軸受部3aと係合して傾動の軸となる軸部5bが形成されている。カバー10には、上部に第1の転換子4の突部4cを突出させるための貫通孔10aが形成され、側面には嵌合凸部1dと嵌合する嵌合孔10bが形成されている。ハウジング11には、上部に第1の転換子4の突部4cを突出させるための貫通孔11aが形成され、側面には嵌合凸部1eと嵌合する嵌合孔11bが形成されている。ツマミ12の底面には第1の転換子4の突部4cと係合するための凹部(図示なし)が形成されている。
固定接点1cと可動接点2aが接触するように可動接片2が共通端子1a上に配設され、ガイド3がケース3の共通端子1aおよび固定接点1cの側方に配設され、第2の転換子5が軸部5bと軸受部3aが係合するようにガイド3内に配設され、連結子8が第2のコイルバネ9を介して第2の転換子5と連設され、第1のコイルバネ6を介して滑動棒7を挿設した第1の転換子4が連結子8と係合凸部4bが係合するように第2の転換子5および可動接片2の上方に配設される。このとき、可動接片2に滑動棒7が当接するように第1の転換子4が配設される。カバー10が第1の転換子4の突部4cが貫通孔10aから突出するようにケース1に嵌合され、ハウジング11がカバー10を覆うようにケース1に嵌合され、ツマミ12が貫通孔11aから突出した突部4cと凹部(図示なし)が係合するようにハウジング11上部の凹部に配設され、バリア13がハウジング11に嵌合される。
以上のように構成された本発明の直流電流遮断用小形スイッチは、ツマミ12の操作に伴って可動接片2が傾動して固定接点1cと可動接点2aが接離することで電路が開閉される。直流電流が流れる接点間を開動作するとき、接点間が開き始めるとアークが発生する。このとき、第1の転換子4は図3から図6の状態に動作して接点間が開離する。この第1の転換子4の動作に伴って第2の転換子5が第1の転換子4の動作に対して反転するように図4の状態から図7の状態に動作することで、図8に示すように風が発生して送風溝1fと切欠部1gによって空間部1hに送風され、接点間に発生したアークに当てることでアークを引き伸ばして消弧することができる。このとき、第2の転換子は第1の転換子の動作速度に依存することなく、第1の転換子が一定の状態まで動作したところで瞬時に動作するため、安定した送風ができる。
このように、本実施例に示す直流電流遮断用小形スイッチは、第1の転換子4に連動する第2の転換子5の動作に伴って発生する風をアークに当てることで消弧することができるという特徴を有している。
また、第1の転換子4と第2の転換子5を第2のコイルバネ9を介して配設することで、第2の転換子が第1の転換子の動作速度に依存することなく弾性部材の付勢によって瞬時に動作するため、安定した送風ができるという特徴を有している。
本実施例では、ツマミを摺動させて操作するスライドスイッチとしているが、操作部の操作によって第1の転換子を動作させる構成であればロッカスイッチやトグルスイッチなど、様々な操作形態のスイッチに適用することができる。トグルスイッチの場合には、ツマミを配設することなく、第1の転換子の突部を操作部とすることができる。また、ガイドとケースは一体的に形成してもよく、カバーとハウジングも一体的に形成してもよい。また、誤動作防止のためにバリアを配設したがバリアは配設しなくてもよく、連結子を配設せず第2のコイルバネを第1の転換子に直接接続してもよく、コイルバネ以外の弾性のある部材で構成してもよい。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の直流電流遮断用小形スイッチは、スイッチの操作に伴って発生する風をアークに当てることで消孤することができる直流電流遮断用小形スイッチとして利用可能である。
1 ケース
1a 共通端子
1b 固定端子
1c 固定接点
1d,1e 嵌合凸部
1f 送風溝
1g 切欠部
1h 空間部
2 可動接片
2a 可動接点
3 ガイド
3a 軸受部
4 第1の転換子
4a 挿入孔
4b 係合凸部
4c 突部
5 第2の転換子
5a 突起部
5b 軸部
6 第1のコイルバネ
7 滑動棒
8 連結子
9 第1のコイルバネ
10 カバー
10a,11a 貫通孔
10b,11b 嵌合孔
11 ハウジング
12 ツマミ
13 バリア

Claims (2)

  1. 直流電流遮断用小形スイッチにおいて、共通端子および固定端子が埋設されたケースと、該固定端子に形成された固定接点と接離する可動接点が形成された可動接片と、該可動接片を動作させる第1の転換子と、該第1の転換子に連動する第2の転換子と、前記ケースを覆うハウジングとからなり、前記ケースの底部に送風溝が形成されるとともに底部から立設された壁に切欠部が形成され、前記ケースと前記ハウジングとの間に空間部が形成され、前記送風溝と前記切欠部は連設され、前記切欠部と前記空間部は連設され、前記第1の転換子と前記第2の転換子は弾性部材を介して配設され、該弾性部材の付勢によって前記第2の転換子は前記第1の転換子の動作に対して反転するように動作し、前記第2の転換子の動作に伴って発生する風を前記送風溝と前記切欠部によって前記空間部に送風することを特徴とする直流電流遮断用小形スイッチ。
  2. 請求項1記載の直流電流遮断用小形スイッチにおいて、前記第2の転換子は前記第1の転換子の動作速度にかかわらず、該第1の転換子が一定の状態まで動作したときに前記弾性部材の付勢によって瞬時に動作することを特徴とする直流電流遮断用小形スイッチ。
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