JP6098027B1 - 破砕方法および当該破砕方法で用いる破砕工具 - Google Patents

破砕方法および当該破砕方法で用いる破砕工具 Download PDF

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Abstract

【課題】岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物に対して多様な自由面を形成する。【解決手段】第1押圧部材を第1の削孔に挿入した後に、第1の削孔に破砕剤を充填し、第1押圧部材の外側面を第1の削孔の内壁面に押圧することで、第1の削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる第1の亀裂を被破砕物に形成する第1工程と、第2押圧部材を第2の削孔に挿入した後に、第2の削孔に破砕剤を充填し、破砕剤の膨脹によって第2押圧部材の外側面を第2の削孔の内壁面に押圧することで、第2の削孔を中心として略直線状に延びる第2の亀裂を被破砕物に形成する第2工程と、を備え、第1の亀裂と第2の亀裂とを連結させて被破砕物を破砕する。【選択図】図1

Description

この発明は、岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物に形成された削孔に膨張性を有する破砕剤を充填し、当該破砕剤を膨張させて被破砕物を破砕する破砕方法および当該破砕方法で用いる破砕工具に関するものである。
本願出願人は、楔型長尺チゼルを用いた大規模オープン岩盤破砕方法を提案している(特許文献1参照)。この破砕方法は、被破砕物に対して複数の削孔をマトリックス状(例えば5×3)に形成し、各削孔に楔型長尺チゼルを建込んだ後で、超低騒音油圧ブレーカにより手前前列より順次、楔型長尺チゼルを打撃することで楔の原理を応用して削孔の内壁面に押圧力を与えて削孔の周囲に亀裂を導入し、自由面に向かって破砕するものである。
特許第5145503号
特許文献1に記載の破砕方法では、楔型長尺チゼルの打撃によって削孔の周囲に亀裂が発生するが、当該亀裂は削孔を中心として略直線状に延びた形状を有する。このため、上記破砕方法では、複数の削孔(上記の場合には5個の削孔)を一列に形成し、各楔型長尺チゼルの打撃によって削孔列と平行に亀裂を発生させている。その結果、上記破砕方法によって施工された自由面は削孔の配列方向と平行な面となり、上方からの平面視で略直線状に延びている。
一方、現場によっては、それ以外の自由面、例えば上方からの平面視で部分的に折れ曲がったり、湾曲した形状の自由面の施工が要望されることがあったが、現状では上記破砕方法によって施工することは困難であった。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物に対して多様な自由面を形成することができる破砕方法および当該破砕方法に好適な破砕工具を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、互いに隣接して被破砕物に形成された第1の削孔および第2の削孔に膨脹性を有する破砕剤を充填し、破砕剤の膨脹によって第1の削孔と第2の削孔との周囲に亀裂を発生させて被破砕物を破砕する破砕方法であって、第1押圧部材を第1の削孔に挿入した後に、第1の削孔に破砕剤を充填し、第1押圧部材の外側面を第1の削孔の内壁面に押圧することで、第1の削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる第1の亀裂を被破砕物に形成する第1工程と、第2押圧部材を第2の削孔に挿入した後に、第2の削孔に破砕剤を充填し、破砕剤の膨脹によって第2押圧部材の外側面を第2の削孔の内壁面に押圧することで、第2の削孔を中心として略直線状に延びる第2の亀裂を被破砕物に形成する第2工程と、を備え、第1押圧部材は、第1の削孔の内壁面を押圧する外側面の反対側で第1の削孔の形成方向に延設された2つの受圧平面を有し、2つの受圧平面の面法線がなす角度は、形成方向と直交する直交面内で第1の亀裂の折れ曲がり角度と等しく、第1の亀裂と第2の亀裂とを連結させて被破砕物を破砕することを特徴としている。
また、本発明の他の態様は、被破砕物に形成された削孔内で破砕剤が膨張することにより発生する力を受け、削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を被破砕物に形成する破砕工具であって、削孔の形成方向に延設された2つの受圧平面を有し、削孔に挿入可能な押圧部材と、押圧部材の反削孔側端部に係合可能な削孔側端部を有する蓋部材とを備え、2つの受圧平面の面法線がなす角度は、形成方向と直交する直交面内で亀裂の折れ曲がり角度と等しく、押圧部材は削孔に挿入されることで2つの受圧平面および削孔の内壁面で挟まれた空間を形成し、蓋部材の削孔側端部が押圧部材の反削孔側端部に係合して空間を塞いで空間に充填される破砕剤を空間に閉じ込めることを特徴としている。
以上のように構成された本発明にかかる破砕方法では、2つの削孔のうちの一方(第2の削孔)の周囲に対しては、従来技術と同様に当該削孔を中心として略直線状の亀裂(第2の亀裂)が形成される。それに加え、他方(第1の削孔)の周囲に対しては、当該削孔内で破砕剤が膨張することにより発生する力によって当該削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂が形成される。そして、これらの亀裂が連結されることで被破砕物が破砕される。このように、互いに異なる形態の複数の亀裂を組み合わせて被破砕物を破砕することができ、被破砕物に対して多様な自由面を形成することができる。
また、本発明にかかる破砕工具では、2つの受圧平面が削孔の形成方向に延設されている。これらの受圧平面は、各受圧平面の面法線がなす角度が所定の角度となるように設けられている。そして、被破砕物に形成された削孔に押圧部材が挿入されることで受圧平面および削孔の内壁面で挟まれた空間が形成される。そして、膨張性を有する破砕剤が当該空間に充填される。ここで、破砕剤が膨張する前に空間が蓋部材で塞がれる。このため、膨張する破砕剤の削孔からの漏洩を防止しながら破砕剤の膨張力の多くが各受圧平面に与えられ、押圧部材は削孔の内壁面側に押圧する。これにより、各受圧平面が削孔の内壁面と接す箇所から、面法線に対して直交し、かつ内壁面に向かう方向に亀裂が発生する。その結果、削孔を折れ曲がり中心として上記角度で略折線状に延びる亀裂を良好に形成することができる。
本発明にかかる破砕方法の一実施形態を模式的に示す図である。 従来の破砕工具を示す図である。 図2に示す破砕工具を用いて削孔を中心として略直線状の亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。 本発明にかかる破砕工具の一実施形態を示す図である。 図4に示す破砕工具を用いて削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。 本発明にかかる破砕方法の他の実施形態を模式的に示す図である。 本発明にかかる破砕工具の他の実施形態を示す図である。 図7に示す破砕工具を用いて削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。 本発明にかかる破砕工具の別の実施形態を示す図である。 本発明にかかる破砕工具のさらに別の実施形態を示す図である。 本発明にかかる破砕方法の別の実施形態を模式的に示す図である。
図1は、本発明にかかる破砕方法の一実施形態を模式的に示す図である。この破砕方法は、図1に示すように、上方からの平面視で非直線状の自由面11を有する岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物1を上記自由面側から破砕して自由面11を後退させて破砕領域を広げる技術である。同図中の(a)〜(f)はそれぞれ時刻t1〜t6での削孔形成状況、破砕工具の設置状況および破砕状況などを示している。また、この破砕方法では、クローラドリルを用いた削孔形成方法と、2種類の破砕工具を用いた静的破砕方法と、リッパーによるリッピング除去方法とを組み合わせている。ここで、2種類の破砕工具として、本実施形態では、特許第5945681号に記載された従来の破砕工具3と、本発明にかかる破砕工具6Aとを用いており、膨脹性を有する破砕剤と各破砕工具3、6Aとによって被破砕物1に亀裂を導入して破砕する。以下、図2および図3を参照しつつ破砕工具3の構成および動作について説明し、図4および図5を参照しつつ破砕工具6Aの構成および動作について説明した後で、これらの破砕工具3、6Aを用いた破砕方法について図1などを参照しつつ説明する。なお、本明細書では、削孔2を形成する方向(形成方向)を「Z方向」とし、形成方向Zと直交する方向を「X方向」および「Y方向」と定義する。
図2は従来の破砕工具を示す図であり、図3は図2に示す破砕工具を用いて削孔を中心として略直線状の亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。破砕工具3は押圧部材35と蓋部材36で構成されており、削孔2に対する押圧部材35の体積比は約1:1となっている。押圧部材35はZ方向に延設された略半円柱形状の金属部材で構成されており、(−X)方向側が湾曲側面351となっており、削孔2の内壁面を押圧自在となっている。一方、(+X)方向側では反削孔側端部を除き受圧平面352となっており、破砕剤4の膨張力を受けて押圧部材35が(−X)方向に移動し、それによって湾曲側面351が削孔2の内壁面を押圧する押圧面として機能する。なお、受圧平面352の反削孔側部分は傾斜面353となっており、次に説明する蓋部材36に対して摺接自在となっている。
破砕工具3の蓋部材36は、削孔2の平面サイズと同じあるいはそれよりも広い平面サイズを有して削孔2の開口を上方より塞ぐことが可能な蓋部位361と、蓋部位361の下面から削孔側、つまり(+Z)方向に延設された楔部位362を有している。楔部位362は下方端部から上方端部に向けてX方向幅が広がる形状を有しており、(−X)方向側の側面が押圧部材35の傾斜面353を摺動自在となっている。したがって、図3(c)に示すように、楔部位362が押圧部材35の傾斜面353と係合した状態で、蓋部材36が(+Z)方向に押し込まれると、楔部位362が傾斜面353上を摺動して押圧部材35を(−X)方向に移動させて削孔2の内壁面に押し付けることが可能となっている。
次に、上記のように構成された破砕工具3を用いて削孔2の周囲で被破砕物1に略直線状の亀裂を導入する方法について図3を参照しつつ詳述する。図3(a)に示すように、押圧部材35を削孔2に挿入する。これによって受圧平面352および削孔2の内壁面で挟まれた空間5が形成される。
それに続いて、図3(b)中の破線に示すように、削孔内の空間5(削孔2の内壁面と受圧平面352とで挟まれた空間)に破砕剤4を流し込んだ後、当該破砕剤4が膨張する前に、図3(c)に示すように、押圧部材35の(−Z)側端部の間に蓋部材36の下方端部、つまり(+Z)側端部を挿入する。また、蓋部材36に対して(+Z)方向に荷重を加え、蓋部材36を(+Z)方向に押下げ、これによって、押圧部材35の湾曲側面351が削孔2の内壁面と密着するとともに、空間5が蓋部材36で塞がれる。なお、破砕剤4としては、例えばSマイト(住友大阪セメント株式会社の商品名)やブライスター(太平洋マテリアル株式会社の商品名)やHPロックトーン(河合石灰興業株式会社の商品名)などの静的破砕剤を用いることができる。この点については、破砕工具6A(および後で説明する破砕工具6Bなど)を用いる場合も同様である。
そして、時間経過に伴って破砕剤4が膨脹していき、図3(d)の実線矢印で示すように破砕剤4の膨張力の一部が受圧平面352に(−X)方向に加わる。それによって、被破砕物1の削孔2の周囲部分では、削孔2を中心として略直線状、より詳しくはY方向に延びる亀裂7が発生する。
図4は本発明にかかる破砕工具の一実施形態を示す図であり、図5は図4に示す破砕工具を用いて削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。破砕工具6Aは押圧部材65と蓋部材66で構成され、削孔2に対する押圧部材35の体積比は約1:1となっており、この点では上記破砕工具3と共通するが、破砕工具6Aが2つの受圧平面652a、652bを有し、折れ曲がり角度θの略折線状の亀裂7を発生させる点で上記破砕工具3と大きく相違している。すなわち、押圧部材65は扇形柱(上面および下面が扇形となっている柱状体)の形状を有する金属部材で構成されており、湾曲側面651が削孔2の内壁面を押圧自在となる一方で、湾曲側面651の反対側で2つの受圧平面652a、652bがZ方向に延設されている。これらの受圧平面652a、652bは、図5(a)に示すように各受圧平面652a、652bの面法線Na、Nbが形成方向Zに対する直交面内(XY平面内)で折れ曲がり角度θと等しい角度(以下「交差角度」という)で交差するように設けられており、次に説明するように破砕剤4の膨張力を受けて押圧部材65が移動し、それによって湾曲側面651が削孔2の内壁面を押圧する押圧面として機能する。なお、受圧平面652a,652bの反削孔側部分は傾斜面653となっており、次に説明する蓋部材66に対して摺接自在となっている。
破砕工具6Aの蓋部材66は、破砕工具3の蓋部材36と同様に構成されている。すなわち、蓋部材66は削孔2の平面サイズと同じあるいはそれよりも広い平面サイズを有して削孔2の開口を上方より塞ぐことが可能な蓋部位661と、蓋部位661の下面から削孔側、つまり(+Z)方向に延設された楔部位662を有している。楔部位662は下方端部から上方端部に向けて幅広となる形状を有しており、側面が押圧部材65の傾斜面653を摺動自在となっている。したがって、図5(c)に示すように、楔部位662が押圧部材65の傾斜面653と係合した状態で、蓋部材66が(+Z)方向に押し込まれると、楔部位662が傾斜面653上を摺動して押圧部材65を移動させて削孔2の内壁面に押し付けることが可能となっている。
次に、上記のように構成された破砕工具6Aを用いて削孔2の周囲で被破砕物1に略折線状の亀裂を導入する方法について図5を参照しつつ詳述する。図5(a)に示すように、押圧部材65を削孔2に挿入する。これによって受圧平面652a、652bおよび削孔2の内壁面で挟まれた空間5が形成される。ここで、押圧部材65の湾曲側面651を削孔2の内壁面の近傍まで移動させておくのが望ましく、これによって空間5のX方向間隔が広げられ、次の破砕剤4の流込作業が容易となる。この点については、後で説明する実施形態においても同様である。
それに続いて、図5(b)中の破線に示すように、空間5に破砕剤4を流し込んだ後、当該破砕剤4が膨張する前に、図5(c)に示すように、押圧部材65の(−Z)側端部の間に蓋部材66の下方端部、つまり(+Z)側端部を挿入する。また、蓋部材66に対して(+Z)方向に荷重を加え、蓋部材66を(+Z)方向に押下げる。このとき、蓋部材66の下方端部が押圧部材65の傾斜面653上を摺動して押圧部材65を(−X)方向に移動させて削孔2の内壁面に押し付ける。これによって、押圧部材65の湾曲側面651が削孔2の内壁面と密着するとともに、空間5が蓋部材66で塞がれる。
押圧部材65、削孔2の内壁面および蓋部材66が互いに接触している部分の破砕剤4が先に硬化する。このため、破砕剤4の充填から比較的早い段階で押圧部材65と蓋部材66との間で破砕剤4により塞がれ、削孔2から破砕剤4が漏れるのを防止しながら図5(d)の実線矢印で示すように破砕剤4の膨張力の一部が受圧平面652a、652bに集中的に加わる。それによって、被破砕物1の削孔2の周囲部分では、削孔2を折れ曲がり中心として略折線状、より詳しくはZ方向と直交し、受圧平面652a,652bに沿ったDa、Db方向(図5(b)参照)に延びる亀裂7が発生する。
次に、上記破砕工具3、6Aを用いた破砕方法について図1、図3および図5を参照しつつ説明する。まず時刻t1では、図1(a)に示すように、被破砕物1のうち自由面11に近接する位置で複数の削孔2を自由面11に沿って並設する。なお、図1(a)中の1点鎖線は亀裂を導入する予定位置であり、今回の破砕処理によって新たに形成する自由面を示す仮想線である。
そして、図1(b)に示すように、次の時刻t2で、上記複数の削孔2のうち上記仮想線が折れ曲がる、あるいは湾曲する領域に位置する削孔2aに対して押圧部材65の挿入(図5(a))、破砕剤4の充填(図5(b))および蓋部材66の装着(図5(c))を行う。これらのうち押圧部材65の挿入は、受圧平面652a,652bに沿ったDa、Db方向が仮想線と一致するように行われる。
それに続いて、図1(c)に示すように、次の時刻t3で、上記複数の削孔2のうち上記仮想線が直線となっている領域に位置する削孔2bに対して押圧部材35の挿入(図3(a))、破砕剤4の充填(図3(b))および蓋部材36の装着(図3(c))を行う。これらのうち押圧部材35の挿入は、受圧平面352が仮想線と一致するように行われる。
こうして、各破砕工具6A、3の設置後の時刻t4で、図1(d)に示すように先に施工された破砕工具6Aでは破砕剤4の膨脹によって削孔2aの周囲で当該削孔2aを中心として略折線状の亀裂7aが形成される。さらに時間経過が進むと、当該亀裂7aが仮想線に沿って延設されるとともに、破砕工具3では破砕剤4の膨脹によって削孔2bの周囲で当該削孔2bを中心として略直線状の亀裂7bが形成され、やがて亀裂7aと連結する(図1(e)参照)。その後で、図1(f)に示すように、被破砕物1のうち亀裂7a、7bが導入された領域をリッパー(図示省略)によりリッピング除去する。これによって、自由面11が後退し、被破砕物1の破砕除去領域が拡大される。もちろん、特許文献1に記載の発明と同様に、上記した一連の処理を繰り返して破砕除去領域をさらに拡幅するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、2種類の破砕工具3、6Aを用意し、破砕工具6Aにより本発明の「第1の亀裂」に相当する略折線状の亀裂7aを形成するとともに、破砕工具3により本発明の「第2の亀裂」に相当する略直線状の亀裂7bを形成し、それらの亀裂7a、7bを連結して被破砕物1を破砕している。したがって、上方からの平面視で非直線状の自由面11を形成することができる。
また、略折線状の亀裂7aと、略直線状の亀裂7bとの形成順序はこれに限定されるものではないが、前者は2枚の受圧平面652a、652bを利用して亀裂7aを形成し、後者は1枚の受圧平面352のみで亀裂7bを形成するため、既に亀裂7bが導入された被破砕物1に対して亀裂7aを導入しようとすると、すでに導入されている亀裂7bの影響を受けて計算通りの方向に亀裂7aが形成されないことがある。これに対し、逆の場合には、よりシンプルな構成を有する破砕工具3を用いて亀裂7bを形成するために既に導入されている亀裂7aの影響が少なく、計算通りに亀裂7bを形成することができる。その結果、自由面11をより高精度に所望形状に仕上げることができ、好適である。この点については、後で説明する実施形態においても同様である。
上記したように、本実施形態では、押圧部材65、35がそれぞれ本発明の「第1押圧部材」および「第2押圧部材」の一例に相当している。また、押圧部材65の湾曲側面651および押圧部材35の湾曲側面351が本発明の「押圧部材の外側面」の一例に相当している。また、削孔2a、2bがそれぞれ本発明の「第1の削孔」および「第2の削孔」の一例に相当している。また、破砕工具6Aによる亀裂7aの形成が本発明の「第1工程」の一例に相当し、破砕工具3による亀裂7bの形成が本発明の「第2工程」の一例に相当している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、図6Aおよび図6Bに示すように、略直線状の亀裂7b以外に、互いに異なる折れ曲がり角度θa、θbを有する略折線状の亀裂を形成するように構成し、より複雑な自由面11を形成するように構成してもよい。以下、図6A、図6B、図7および図8を参照しつつ本発明の他の実施形態について説明する。
図6Aおよび図6Bは、本発明にかかる破砕方法の他の実施形態を模式的に示す図である。この破砕方法は、図6Aおよび図6Bに示すように、上方からの平面視で屈曲部が2箇所設けられた非直線状の自由面11を有する岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物1を上記自由面側から破砕して自由面11を後退させて破砕領域を広げる技術である。これらの図面中の(a)〜(f)はそれぞれ時刻t1〜t6での削孔形成状況、破砕工具の設置状況および破砕状況などを示している。また、この破砕方法では、クローラドリルを用いた削孔形成方法と、上記破砕工具3、6Aとともに別の破砕工具6Bの合計3種類の破砕工具を用いた静的破砕方法と、リッパーによるリッピング除去方法とを組み合わせている。ここで、3種類の破砕工具のうち破砕工具3は特許第5945681号に記載されたものであるとともに、破砕工具6Aは、交差角度が折れ曲がり角度θaと一致するように仕上げられている点を除き、図4に示すものと同一である。一方、破砕工具6Bは折れ曲がり角度θbとなっている被破砕部分に亀裂7を形成するための工具であり、次のように構成されている。
図7は本発明にかかる破砕工具の他の実施形態を示す図であり、図8は図7に示す破砕工具を用いて削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を発生させる動作を模式的に示す図である。破砕工具6Bは押圧部材65と蓋部材66で構成され、削孔2に対する押圧部材65の体積比は約1:1となっており、この点では上記破砕工具3、6Aと共通する。また、破砕工具6Bは、交差角度が折れ曲がり角度θbと一致するように設けられた2つの受圧平面652c、652dを有する点で、破砕工具6Aと大きく相違するが、その他の構成は基本的に破砕工具6Aと共通する。したがって、以下においては相違点を中心に説明し、共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。
押圧部材65はZ方向に延設された円柱状の金属部材に対して扇形柱(上面および下面が扇形となっている柱状体)を切り取った形状を有しており、湾曲側面651が削孔2の内壁面を押圧自在となる一方で、湾曲側面651の反対側で2つの受圧平面652c、652dがZ方向に延設されている。これらの受圧平面652c、652dは、図8(a)に示すように各受圧平面652c、652dの面法線Nc、Ndが形成方向Zに対する直交面内(XY平面内)で折れ曲がり角度θbと等しい角度で交差するように設けられており、次に説明するように破砕剤4の膨張力を受けて押圧部材65が移動し、それによって湾曲側面651が削孔2の内壁面を押圧する押圧面として機能する。
次に、上記のように構成された破砕工具6Bを用いて削孔2の周囲で被破砕物1に略折線状の亀裂を導入する方法について図8を参照しつつ詳述する。図8(a)に示すように、押圧部材65を削孔2に挿入する。これによって受圧平面652c、652dおよび削孔2の内壁面で挟まれた空間5が形成される。それに続いて、図8(b)中の破線に示すように空間5に破砕剤4を流し込んだ後、当該破砕剤4が膨張する前に、図8(c)に示すように押圧部材65の(−Z)側端部の間に蓋部材66の下方端部、つまり(+Z)側端部を挿入する。また、蓋部材66に対して(+Z)方向に荷重を加え、蓋部材66を(+Z)方向に押下げる。このとき、蓋部材66の下方端部が押圧部材65の傾斜面653上を摺動して押圧部材65を(−X)方向に移動させて削孔2の内壁面に押し付ける。これによって、押圧部材65の湾曲側面651が削孔2の内壁面と密着するとともに、空間5が蓋部材66で塞がれる。
押圧部材65、削孔2の内壁面および蓋部材66が互いに接触している部分の破砕剤4が先に硬化する。このため、破砕剤4の充填から比較的早い段階で押圧部材65と蓋部材66との間で破砕剤4により塞がれ、削孔2から破砕剤4が漏れるのを防止しながら図8(d)の実線矢印で示すように破砕剤4の膨張力が受圧平面652c、652dに加わる。それによって、被破砕物1の削孔2の周囲部分では、削孔2を折れ曲がり中心として略折線状、より詳しくはZ方向と直交し、受圧平面652c,652dに沿ったDc、Dd方向(図8(b)参照)に延びる亀裂7が発生する。
次に、上記した3種類の破砕工具3、6A、6Bを用いた破砕方法について図3、図5、図6A、図6Bおよび図8を参照しつつ説明する。まず時刻t1では、図6A中の(a)に示すように、被破砕物1のうち自由面11に近接する位置で複数の削孔2を自由面11に沿って並設する。なお、図6Aの(a)中の1点鎖線は亀裂を導入する予定位置であり、今回の破砕処理によって新たに形成する自由面を示す仮想線である。
そして、図6A中の(b)に示すように、次の時刻t2で、上記複数の削孔2のうち上記仮想線が自由面11に向けて凸状に折れ曲がる、あるいは湾曲する領域に位置する削孔2aに対して破砕工具6Aの押圧部材65の挿入(図5(a))、破砕剤4の充填(図5(b))および破砕工具6Aの蓋部材66の装着(図5(c))を行う。これらのうち破砕工具6Aの押圧部材65の挿入は、受圧平面652a,652bに沿ったDa、Db方向が仮想線と一致するように行われる。
また、同時刻t2で、上記仮想線が自由面11に向けて凹状に折れ曲がる、あるいは湾曲する領域に位置する削孔2cに対して破砕工具6Bの押圧部材65の挿入(図8(a))、破砕剤4の充填(図8(b))および破砕工具6Bの蓋部材66の装着(図8(c))を行う。これらのうち破砕工具6Bの押圧部材65の挿入は、受圧平面652c,652dに沿ったDc、Dd方向が仮想線と一致するように行われる。
こうして、折れ曲がり領域に対応する破砕工具6A、6Bのセットが完了すると、図6A中の(c)に示すように、次の時刻t3で、上記複数の削孔2のうち上記仮想線が直線となっている領域に位置する削孔2bに対して押圧部材35の挿入(図3(a))、破砕剤4の充填(図3(b))および蓋部材36の装着(図3(c))を行う。これらのうち押圧部材35の挿入は、受圧平面352が仮想線と一致するように行われる。
各破砕工具6A、6B、3の設置後の時刻t4で、図6B中の(d)に示すように先に施工された破砕工具6A、6Bでは破砕剤4の膨脹によって削孔2aの周囲で当該削孔2aを中心として略折線状の亀裂7aが形成されるとともに、削孔2cの周囲で当該削孔2cを中心として略折線状の亀裂7cが形成される。さらに時間経過が進むと、当該亀裂7aが仮想線に沿って延設されるとともに、破砕工具3では破砕剤4の膨脹によって削孔2bの周囲で当該削孔2bを中心として略直線状の亀裂7bが形成され、やがて亀裂7a、7cと連結する(図6B中の(e)参照)。その後で、図6B中の(f)に示すように、被破砕物1のうち亀裂7a、7b、7cが導入された領域をリッパー(図示省略)によりリッピング除去する。これによって、自由面11が後退し、被破砕物1の破砕除去領域が拡大される。もちろん、特許文献1に記載の発明と同様に、上記した一連の処理を繰り返して破砕除去領域をさらに拡幅するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、3種類の破砕工具3、6A、6Bを用意し、破砕工具6A、6Bにより本発明の「第1の亀裂」に相当する略折線状の亀裂7a、7cを形成するとともに、破砕工具3により本発明の「第2の亀裂」に相当する略直線状の亀裂7bを形成し、それらの亀裂7a、7b、7cを連結して被破砕物1を破砕している。したがって、上方からの平面視で図1よりも複雑な非直線状の自由面11を形成することができる。
上記したように、本実施形態では、破砕工具6A、6Bによる亀裂7a、7cの形成が本発明の「第1工程」の一例に相当し、破砕工具3による亀裂7bの形成が本発明の「第2工程」の一例に相当している。
また、例えば図9に示すように押圧部材35の削孔側端部(図中の下方端部)を削孔2より若干狭い円盤形状に設けてもよい。これによって、押圧部材35を削孔2の内部に安定して挿入し、また破砕剤4の投入時や蓋部材36の装着時に削孔2内で押圧部材35が傾くなどの不具合を防止して破砕処理を安定して行うことができる。この点については、他の破砕工具6A、6Bについても同様である。
また、上記実施形態では、破砕工具6Bの受圧平面652c、652dが互いに接するように設けられているが、例えば図10に示すように受圧平面652c、652dを離間させて別の平面部652eを設けるように構成してもよい。この点については、他の破砕工具6Aについても同様である。
また、上記実施形態では、削孔2に対する押圧部材35、65の体積比を約1:1に設定しているが、これに限定されるものではなく、例えば図11に示すように押圧部材35の体積比率を高めることで使用する破砕剤4の量を節約することができる。この点については破砕工具6A、6Bを用いて破砕処理を行う場合も同様である。
また、上記実施形態では、2種類の破砕工具3、6Aを組み合わせて被破砕物1の破砕を行っているが、破砕工具6Aのみを用いて被破砕物1の破砕を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、削孔2aに対する押圧部材65の挿入(図5(a)、図8(a))、破砕剤4の充填(図5(b)、図8(b))および蓋部材66の装着(図5(c)、図8(c))が完了した後で、削孔2bに対する押圧部材35の挿入(図3(a))、破砕剤4の充填(図3(b))および蓋部材36の装着(図3(c))を行っているが、これらの順序に限定されるものではない。例えば、削孔2aに対する押圧部材65の挿入(図5(a)、図8(a))および削孔2bに対する押圧部材35の挿入(図3(a))を行った後で、削孔2aに対する破砕剤4の充填(図5(b)、図8(b))および蓋部材66の装着(図5(c)、図8(c))と、削孔2bに対する破砕剤4の充填(図3(b))および蓋部材36の装着(図3(c))とをこの順序で行ってもよい。
この発明は、岩盤、コンクリート構造物や岩石などの被破砕物に形成された削孔に膨張性を有する破砕剤を充填し、当該破砕剤を膨張させて被破砕物を破砕する破砕方法および当該破砕方法で用いる破砕工具全般に適用することができる。
1…被破砕物
2a…(第1の)削孔
2b…(第2の)削孔
4…破砕剤
6A、6B…破砕工具
7a、7c…(第1の)亀裂
7b…(第2の)亀裂
35…(第2)押圧部材
65…(第1)押圧部材
66…蓋部材
351,651…湾曲側面(外側面)
652a,652b、652c、652d…受圧平面
Na、Nb、Nc、Nd…(受圧平面の)面法線
Z…形成方向

Claims (3)

  1. 互いに隣接して被破砕物に形成された第1の削孔および第2の削孔に膨脹性を有する破砕剤を充填し、前記第1の削孔と前記第2の削孔との周囲に亀裂を発生させて前記被破砕物を破砕する破砕方法であって、
    第1押圧部材を前記第1の削孔に挿入した後に、前記第1の削孔に前記破砕剤を充填し、前記破砕剤の膨脹によって前記第1押圧部材の外側面を前記第1の削孔の内壁面に押圧することで、前記第1の削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる第1の亀裂を前記被破砕物に形成する第1工程と、
    第2押圧部材を前記第2の削孔に挿入した後に、前記第2の削孔に前記破砕剤を充填し、前記破砕剤の膨脹によって前記第2押圧部材の外側面を前記第2の削孔の内壁面に押圧することで、前記第2の削孔を中心として略直線状に延びる第2の亀裂を前記被破砕物に形成する第2工程と、を備え、
    前記第1押圧部材は、前記第1の削孔の内壁面を押圧する前記外側面の反対側で前記第1の削孔の形成方向に延設された2つの受圧平面を有し、
    前記2つの受圧平面の面法線がなす角度は、前記形成方向と直交する直交面内で前記第1の亀裂の折れ曲がり角度と等しく、
    前記第1の亀裂と前記第2の亀裂とを連結させて前記被破砕物を破砕することを特徴とする破砕方法。
  2. 請求項に記載の破砕方法であって、
    前記第1工程での破砕剤の充填を前記第2工程での破砕剤の充填よりも先に行うことで、前記第1の亀裂を前記第2の亀裂よりも先に形成する破砕方法。
  3. 被破砕物に形成された削孔内で破砕剤が膨張することにより発生する力を受け、前記削孔を折れ曲がり中心として略折線状に延びる亀裂を前記被破砕物に形成する破砕工具であって、
    前記削孔の形成方向に延設された2つの受圧平面を有し、前記削孔に挿入可能な押圧部材と、
    前記押圧部材の反削孔側端部に係合可能な削孔側端部を有する蓋部材とを備え、
    前記2つの受圧平面の面法線がなす角度は、前記形成方向と直交する直交面内で前記亀裂の折れ曲がり角度と等しく、
    前記押圧部材は前記削孔に挿入されることで前記2つの受圧平面、前記削孔の内壁面および前記削孔の底面で囲まれた空間を形成し、
    前記蓋部材の前記削孔側端部が前記押圧部材の反削孔側端部に係合して前記空間を塞いで前記空間に充填される前記破砕剤を前記空間に閉じ込めることを特徴とする破砕工具。
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