JP6096040B2 - 高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼 - Google Patents

高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼 Download PDF

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本発明は、切削工具や金型等に使用される粉末高速度工具鋼に関する。
従来、粉末高速度工具鋼は、溶製法よりも微細組織と炭化物の微細分布が図られるため、高強度、高靱性が得られる。そのため強度と靱性両方が要求されるタップ、ドリルなどの工具母材として用いられている。近年、工具の使用条件が高速化されるにつれ、工具の高硬度化が重要な要因となっている。特に工具使用中に、工具が高温になるため、焼戻し軟化抵抗性は最も重要な要因の一つとされている。
一方、一般的にタップ、ドリルなどの用途に用いられている粉末高速度工具鋼であるASTM−T15材(Fe−1.6C−4Cr−0.1Mo−5.2V−12W−5Co)では、最大焼入れ焼戻し硬さは焼戻し温度520℃付近で約68HRCを示すが、焼戻し温度が560℃以上では焼戻し軟化が生じて硬さが急激に低下する。例えば、焼戻し温度560℃で66HRC、600℃で62.7HRCと低下する。ASTM−T15材は焼戻し軟化による硬さの低下が生じ、工具寿命が短いという課題がある。
そこで、例えば、特開2011−224759号公報(特許文献1)に開示されているように、Cを2.0〜3.0%、Siを3.5〜6.0%、Vを3.0〜3.5%添加して耐焼戻し軟化抵抗性を改善する合金鋼製ドリルが提案されている。しかし、C、Siを多量に含んでいるため、靱性、加工性に劣ると言う問題がある。
また、例えば、特開平5−171373号公報(特許文献2)に開示されているように、2Mo+W量を14〜30%、かつVを最大10%、Nbを2.0〜7.0%と多量添加することにより、耐焼戻し軟化抵抗性を改善する粉末冶金で製造される高速度鋼は提案されている。しかし、いずれの元素も多量添加時に靱性を低下させる効果があるため、ASTM−T15材よりは靱性面の劣化、およびコスト面が懸念されている。
特開2011−224759号公報 特開平5−171373号公報
上述したような課題を解決するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、上述したASTM−T15系合金組成において、先行技術論文では、従来焼戻し硬さを上げるとされてきたVを、本発明では0.4〜1.0%下げると共に、Cを0.05〜0.1%増加させ、かつMoを1.0%を超える量を以上添加し、さらにWを0.1〜1.0%増加した合金成分の粉末をHIP、鍛伸することで、焼戻し軟化が起こりにくく高温焼戻し硬さに優れた高硬度、高耐磨耗性の優れた粉末ハイスが得られることを見出し発明に至った。
その発明の要旨とするところは、
(1)質量%で、C:1.65〜1.80%、Si:≦0.5%、Mn:≦0.5%、Cr:3.8〜4.5%、Mo:1.1〜1.5%、W:10.8〜12.8%、V:4.2〜4.8%、Co:4.5〜5.5%、2Mo+W:13〜15%を含み残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼。
(2)前記(1)に記載された鋼であって、式(1)で示す耐焼戻し軟化抵抗性指数が2.8以上で、かつ温度560℃で焼戻したときの硬さが67HRC以上、かつ温度600℃で焼戻したときの硬さが64HRC以上の硬さであることを特徴とする高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼にある。
(2Mo+W)/V … 式(1)
以上述べたように、本発明は、V添加量を抑え、かつC,Mo,Wを増加させることで、560℃以上の焼戻し時でも焼戻し軟化が起こりにくくなり、HRC67以上の硬さを達成することが出来る高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼を提供することにある。
本発明鋼と市販鋼の鋼(以下「市販鋼」という)の1190℃から焼入れてその後焼戻しをしたときの硬さを示す図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
一般的に合金鋼において、V、W、Moは焼入焼戻し時に2次炭化物として析出することにより、熱処理硬さを上昇すると言われている。しかし、本発明では、V添加は焼入焼戻し時の最大硬さを示す焼戻し温度(ピーク)が低温側(500〜540℃)になり、それ以降の焼戻し温度であると顕著に硬さが低下する。すなわち、焼戻し軟化を顕著にする効果があることを見出した。そのことから、本発明の請求項に記載のように、V元素の添加量を抑え、かつ焼戻し軟化抵抗への改善効果のあるMoまたはWを増加することで、焼戻し軟化抵抗に優れた粉末高速度工具鋼を作製できることにある。
本発明では、一般的にタップ、ドリルの用途に用いられている粉末高速度工具鋼であるASTM−T15材をベースに焼戻し軟化抵抗性を改良した鋼を開発するために、(1)560℃の焼戻し時でHRC67以上、600℃の焼戻し時でHRC64以上の硬さを示すこと。(2)耐摩耗性は同等以上であること。(3)靱性面、コスト面からWeq当量(2Mo+W)を15以下に抑える鋼を得ることを目標として、組成検討を行った結果の組成範囲であれば、その目標を達成できることを見出し発明に至った。
以下、本発明に関わる限定理由を説明する。
C:1.65〜1.80%
Cは、焼入焼戻しにより、十分なマトリックス硬さを与えるとともに、Cr、Mo,Vなどと結合して炭化物を形成し、硬さおよび強度を与える。しかし、1.65%未満では、その効果が十分得られず、また、1.80%を超えると粗大な炭化物を形成し靱性を悪化させることから、その範囲を1.65〜1.80%とした。
Si:≦0.5%
Siは、脱酸剤であり、また基地の硬さを得るために必要な元素である。しかし、0.5%を超える添加は靱性および加工性を悪化させることから、その上限を0.5%とした。Mn:≦0.5%
Mnは、脱酸剤であり、また焼入れ性を得るために必要な元素である。しかし、0.5%を超える添加はマトリックスを脆化させ靱性および熱間加工性を悪化させることから、その上限を0.5%とした。
Cr:3.8〜4.5%
Crは、焼入性を得るために必要な元素であると共に、焼戻し軟化抵抗性を高める元素である。しかし、3.8%未満ではその効果が十分得られず、また、4.5%を超えると粗大な炭化物を形成し靱性および熱間加工性を悪化させることから、その範囲を3.8〜4.5%とした。
Mo:1.1〜1.5%
Moは、炭化物を形成し、焼入性、硬さおよび耐摩耗性を与え、かつ焼戻し軟化抵抗性を得るために必要な元素である。しかし、1.1%未満ではその効果が十分得られず、また、1.5%を超える添加は粗大な炭化物を形成し靱性および熱間加工性を悪化させることから、その上限を1.5%とした。
W:10.8〜12.8%
Wは、Moと同様に、炭化物を形成し、焼入性、硬さおよび耐摩耗性を与え、かつ焼戻し軟化抵抗性を得るために必要な元素である。しかし、10.8%未満ではその効果が十分得られず、また、12.8%を超える添加は粗大な炭化物を形成し靱性および熱間加工性を悪化させることから、その上限を12.8%とした。
V:4.2〜4.8%
Vは、微細な炭化物を形成し2次硬化に寄与し、耐軟化抵抗性を改善し、結粒微細化および耐摩耗性を得るに必要な元素である。しかし、4.2%未満ではその効果が十分得られず、また、4.8%を超える添加は粗大な炭化物を形成し靱性および被削性を悪化させ、また焼戻し軟化抵抗を低下させることから、その上限を4.8%とした。
Co:4.5〜5.5%
Coは、耐熱性、耐摩耗性および耐焼戻し軟化抵抗性を得るに必要な元素である。しかし、4.5%未満ではその効果が十分得られず、また、5.5%を超える添加は炭化物の偏析や脱炭を促進させることから、その上限を5.5%とした。
2Mo+W:13〜15%
Mo,Wは、上述したように、ともに炭化物を形成して耐摩耗性を高めるとともに、焼入性を向上させるし、焼戻し軟化抵抗性を得るために必要な元素である。また、Wの原子量はMoの2倍であるため、2Mo+Wとし、微細な炭化物を形成し、二次硬化に寄与し、耐軟化抵抗性の改善を図ることから、13〜15%とした。しかし、13%未満では、その硬化が得られず、15%を超えると靱性および熱間加工性を悪化させることから、その範囲を13〜15%とした。
耐焼戻し軟化抵抗性指数[(2Mo+W)/V]が2.8以上
(2Mo+W)/Vは、耐焼戻し軟化抵抗性を表す指数であり、2.8未満では耐焼戻し軟化抵抗性が十分な効果が得られない。
温度560℃で焼戻したときの硬さが67HRC以上、かつ温度600℃で焼戻したときの硬さが64HRC以上
タップ、ドリルなどの工具母材として、過酷な条件下で長期に渡り高硬度材を加工する場合に必要な硬度である。なお、焼戻温度560℃と600℃の2条件で硬さを規定した理由は、当用途では焼戻し温度の差による焼戻し硬さが工具寿命に大きく影響を及ぼすためである。
図1は、本発明鋼と市販鋼の1190℃から焼入れし、その後焼戻しをしたときの硬さを示す図である。この図に示すように、市販鋼であるASTM−T15材(Fe−1.6C−4Cr−0.1Mo−5.2V−12W−5Co)に比較して、焼戻し温度が525℃近傍を境として市販鋼であるASTM−T15材の場合は、本発明鋼と比較して急激に硬度が低下していることが分かる。これに対して、本発明鋼の成分組成での焼戻し温度が525℃近傍以上の焼戻しをするにもかかわらず、市販鋼であるASTM−T15材に比較して、硬度の低下がないことが確認された。
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
供試材として、表1に示す成分組成の本発明鋼および従来鋼と比較鋼の各鋼種を真空誘導溶解炉にて溶製し、ガスアトマイズ法により粉末高速度合金鋼を作製した。得られた粉末をHIP成形(熱間方圧プレス)の原料粉末として用いた。この粉末をHIP成形し、径40mmとし、鍛伸して径15mmとした。この成形体を焼なまし後、焼入れ処理(1190℃加熱、油冷)した後、焼戻し処理(560と600℃加熱、空冷)を3回以上行った。その結果を焼戻軟化抵抗性と耐摩耗性で評価した。
[焼戻軟化抵抗性]
焼戻軟化抵抗性は、焼入れ焼戻し試料から25mm×25mm×10mmの硬さ測定用試験片を切出し、測定を実施した。熱処理硬さにおいて、焼戻し温度560℃で67HRC以上、600℃で64HRC以上の硬さを示す組成を本発明例とした。
[耐摩耗性]
耐摩耗性は、上記焼入れ焼戻し試料から7mm×25mm×50mmの試験片を割り出した。大越式摩耗試験により比摩耗量を測定して評価した。試験条件は、回転輪の材質はSCM420、摩耗速度は0.1m/sec、摩耗距離は200m、最終荷重は61.8Nとした。市販材(ASTM−T15材)の比摩耗量は、68HRCで1.0×10-8mm3 であり、1.0×10-8mm3 を基準として、これより比摩耗量が少なければ良い鋼には○、多ければ悪い鋼には×で表中に示した。
表1に示すように、No.1〜10は本発明例、No.11は市販のASTM−T15鋼、No.12〜23は比較例である。
表1に示すように、比較例No.11は一般的なASTM−T15材と言われる市販鋼であり、この鋼はC、Moおよび2Mo+Wの含有量が低く、かつVの含有量が高いために、耐焼戻し軟化抵抗性指数[(2Mo+W)/V]が低く、かつ560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.12はC,Moおよび2Mo+Wの含有量がやや低く、かつVの含有量が高いために、耐焼戻し軟化抵抗性指数[(2Mo+W)/V]が低く、かつ560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。
比較例No.13はMoがやや低く、Vの含有量が高いために、耐焼戻し軟化抵抗性指数[(2Mo+W)/V]が低く、かつ560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.14はCr、Vの含有量が高いために、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.15はMo、Vおよび2Mo+Wの含有量が低いために、耐摩耗性が劣る。比較例No.16はMoおよびVの含有量が高いために、600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.17はCr含有量が低いために、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。
比較例No.18はMo、V含有量が低いために、耐摩耗性が劣る。比較例No.19はMo、耐焼戻し軟化抵抗性指数[(2Mo+W)/V]が低く、かつVの含有量が高いために、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.20はCr、Moの含有量が低いために、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.21はCoの含有量が低いために、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さが低く、かつ耐摩耗性が劣る。
比較例No.22はC,Mnの含有量が高く、かつW、2Mo+Wの含有量、および(2Mo+W)/Vの値がそれぞれ低いために、600℃焼戻し硬さが低い。比較例No.23はSi、Wおよび2Mo+Wの含有量が高く、かつ(2Mo+W)/Vの値が低いために、600℃焼戻し硬さが低い。これに対して、本発明例No.1〜10はいずれも本発明の条件を満たしていることから、560℃焼戻し硬さ、および600℃焼戻し硬さのいずれも低下がなく硬度を維持し、かつ耐摩耗性も優れていることが分かる。
以上述べたように、本発明は、V添加量を抑え、かつC,Mo,Wを増加させることで、560℃以上の焼戻し時でも焼戻し軟化が起こりにくくなり、HRC67以上の硬さを達成することが出来、タップ、ドリルなどの工具母材として、過酷な条件下で長期に渡り高硬度材を加工する場合に必要な硬度で高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度鋼を提供することを可能とした。


特許出願人 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 弁理士 椎 名 彊

Claims (2)

  1. 質量%で、
    C:1.65〜1.80%、
    Si:≦0.5%、
    Mn:≦0.5%、
    Cr:3.8〜4.5%、
    Mo:1.1〜1.5%、
    W:10.8〜12.8%、
    V:4.2〜4.8%、
    Co:4.5〜5.5%、
    2Mo+W:13〜15%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼。
  2. 請求項1に記載された鋼であって、式(1)で示す耐焼戻し軟化抵抗性指数が2.8以上で、かつ温度560℃で焼戻したときの硬さが67HRC以上、かつ温度600℃で焼戻したときの硬さが64HRC以上の硬さであることを特徴とする高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼。
    (2Mo+W)/V … 式(1)
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