JP6095942B2 - 基板収納容器の梱包体 - Google Patents

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Description

本発明は基板収納容器の梱包体に係り、たとえば半導体ウェーハ等を収納する基板収納容器の梱包体に関する。
たとえば半導体ウェーハを収納する基板収納容器は、半導体ウェーハの製造工場から半導体部品の製造工場へ半導体ウェーハを輸送するために用いられる。
このような基板収納容器は、正面に半導体ウェーハを出し入れする開口が設けられた容器本体と、該開口を閉鎖させる蓋体と、を有し、該容器本体の天面には搬送用のロボティックフランジを備え、該蓋体には容器本体との施錠がなされる施錠機構を備えて構成されている。
また、半導体ウェーハは、基板収納容器内において、水平状態で垂直方向に並設されて収納され、これら半導体ウェーハは、容器本体の内壁面に形成された支持部、および蓋体の裏面に形成されたリテーナによって保持されるようになっている。
そして、このように半導体ウェーハが収納された基板収納容器を、たとえば工場の外へ搬送する場合、半導体ウェーハの破損を回避するために、基板収納容器の蓋体を上方にし、収納された半導体ウェーハが垂直方向に配置されるようにした状態で外箱に収納し、その際に、該外箱と該基板収納容器の間に緩衝材を介在させることによって梱包するようにしている。
ここで、緩衝材としては、たとえば、下記特許文献1、2、3等に示すように、発泡材、シート状の部材を屈曲形成したもの、あるいは中空で袋状のエアクッション等が用いられていた。このような緩衝材を用いることにより、振動による基板収納容器内の半導体ウェーハの回転を防止し、落下による基板収納容器内の半導体ウェーハの衝撃の緩和を図るようになっていた。
特許第4916864号 特開2010-132331号公報 特開2003-292051号公報
しかし、近年、次世代の半導体ウェーハの径を450mmとする提案がなされている。これに従い、基板収納容器の重量が増大する(たとえば約20kg)ようになると、搬送時における基板収納容器の振動あるいは加速度が大きくなり、上述した緩衝材を用いた該基板収納容器の梱包では、以下に説明する不都合を有する。
すなわち、緩衝材として発泡材料を用いた場合、該発泡材料の緩衝能力は充分に発揮されるが、該発泡材料に振動が伝達され易くなり、該発泡材料が破損し易くなってしまうという不都合を有し、クリーン環境の観点から好ましくなくなってしまう。
また、緩衝材としてシート状の部材を屈曲形成したものを用いた場合、振動の伝達を防止できるが、重量が大きくなった基板収納容器を衝撃から保護するには、緩衝能力が充分でなくなってきているという不都合を有する。
さらに、緩衝材としてエアクッションを用いた場合、該エアクッションの緩衝能力は充分に発揮されるようになるが、衝撃等で該エアクッションが破けてしまう場合があり、その後の該エアクッションの緩衝能力が著しく低下してしまうという不都合を有する。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、たとえ基板収納容器の重量が増大しても、緩衝材の緩衝能力を充分に維持でき、該緩衝材の破損を防止できる基板収納容器の梱包体を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、緩衝材として、基板収納容器と当接して配置される第1緩衝材と該第1緩衝材と種類の異なる第2緩衝材と、で構成するようにしたものである。そして、第2緩衝材は、第1緩衝材の基板収納容器と当接する領域内に部分的に設けられるようにしたものである。
このように構成した場合、第2緩衝材よりも大きな面積で基板収納容器に当接して配置される第1緩衝材は、充分な緩衝能力を発揮させるように構成でき、該第2緩衝材によって振動が該第1緩衝材へ伝達され難くできるので、該第1緩衝材の破損を回避することができるようになる。また、緩衝材への衝撃は、第1緩衝材および第2緩衝材のそれぞれに分担されるので、第1緩衝材および第2緩衝材への衝撃を緩和でき、たとえば第2緩衝材の該衝撃による破損を回避することができるようになる。
このため、たとえ基板収納容器の重量が増大しても、緩衝材の緩衝能力を充分に維持でき、該緩衝材の破損を防止できるようになる。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の基板収納容器の梱包体は、基板収納容器を収納する外箱と、前記外箱と前記基板収納容器の間に介在される緩衝材と、を有する基板収納容器の梱包体であって、前記緩衝材は、前記基板収納容器と当接して配置される第1緩衝材と前記第1緩衝材と種類の異なる第2緩衝材と、を有し、前記基板収納容器に当接される前記第1緩衝材の当接部には、複数の凹状のポケット部が形成され、前記複数の凹状のポケット部それぞれに、複数の前記第2緩衝材が隣接され、かつ、集合的に配置されていることを特徴とする。
(2)本発明の基板収納容器の梱包体は、(1)の構成において、前記第1緩衝材と前記第2緩衝材は、緩衝特性が異なっていることを特徴する。
(3)本発明の基板収納容器の梱包体は、(1)又は(2)の構成において、前記第2緩衝材は、エアクッションからなることを特徴とする。
(4)本発明の基板収納容器の梱包体は、(1)の構成において、前記第1緩衝材は、発泡材料からなることを特徴とする。
(5)本発明の基板収納容器の梱包体は、()の構成において、前記第1緩衝材は、シート材料を屈曲形成されて構成され、かつ、前記当接部の周囲に前記当接部より突出した外周壁部を有することを特徴とする。
(6)本発明の基板収納容器の梱包体は、()または()の構成において、前記第1緩衝材の前記外周壁部の前記基板収納容器に当接される側面に、第2緩衝材が部分的に配置されていることを特徴とする。
(7)本発明の基板収納容器の梱包体は、(1)の構成において、前記基板収納容器は、それに収納された基板が垂直方向に配置されるように前記外箱に収納され、前記緩衝材は、前記外箱の底面側と上面側に配置されていることを特徴とする。
(8)本発明の基板収納容器の梱包体は、()の構成において、前記緩衝材は、前記外箱と前記基板収納容器のコーナ部との間に介在されて配置されることを特徴とする。
(9)本発明の基板収納容器の梱包体は、(1)〜(8)のいずれかの構成において、前記凹状のポケット部の底部の一部には、緩衝用の突起が前記基板収納容器と反対側に突出して形成されていることを特徴とする。
(10)本発明の基板収納容器の梱包体は、(3)の構成において、前記エアクッションが、細長の中空の袋状であることを特徴とする。
このように構成された基板収納容器の梱包体は、たとえ基板収納容器の重量が増大しても、緩衝材の緩衝能力を充分に維持でき、該緩衝材の破損を防止できるようになる。
本発明の基板収納容器の梱包体の実施形態1の構成を示した断面図である。 実施形態1において外箱と基板収納容器との間に介在される緩衝材を示した平面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 本発明の基板収納容器の梱包体の実施形態2の構成を示した断面図である。 実施形態2において外箱と基板収納容器との間に介在される緩衝材を示した平面図である。 図5のVI−VI線における断面図である。 本発明の基板収納容器の梱包体に収納される該基板収納容器の概略を示す構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
本発明の基板収納容器の梱包体の説明に先立って、まず、基板収納容器の概略を図7を用いて説明をする。図7は、たとえば半導体ウェーハを収納する基板収納容器の外観を示す斜視図である。
図7において、基板収納容器10は、正面に開口部(図示せず)を有する容器本体12と、この容器本体12の該開口部を閉鎖する蓋体13と、を備えて構成されている。
容器本体12は、相対する内壁に半導体ウェーハからなる基板(図1において符号1で示す)を一定間隔で水平に支持する一対の支持部(図1において符号2で示す:図1では一方の支持部2が描画されている)を備えている。また、容器本体12の側面および天面には、それぞれ、フォークリフトフランジ14およびロボティックフランジ15が取り付けられ、底面には、装置の位置決めをするための位置決め手段(図示せず)が複数設けられている。
蓋体13は、その内部に施錠機構16を配置させた構成となっている。施錠機構16は、蓋体13を容器本体12に閉鎖させるための係止手段として構成され、たとえば図中左右に2個設けられている。それぞれの施錠機構16は、図示しないキーによって回転される回転プレート17と、この回転プレート17に連結されて図中上下方向にスライド可能な一対の動力伝達プレート18A、18Bと、これら動力伝達プレート18A、18Bの先端に位置する係止部(図示せず)とからなっている。回転プレート17の周縁部には、一方の動力伝達プレート18Aに形成されたガイドピンを嵌合させるガイド溝19Aと、他方の動力伝達プレート18Bに形成されたガイドピンを嵌合させるガイド溝19Bが形成されている。ガイド溝19A、19Bは、蓋体13の容器本体12に対する閉鎖の際の回転プレート17の回転にともない、動力伝達プレート18A、18Bの各ガイドピンを外方に導くように半径が大きくなる弧状をなしている。これにより一対の各動力伝達プレート18A、18Bは回転プレート17と反対側の方向に移動し、該動力伝達プレート18A、18Bの先端に位置する係止部が、容器本体12の開口部の係止孔(図示せず)に嵌入することにより蓋体13を容器本体12に対して閉鎖できるようになっている。
なお、図示していないが、蓋体13の容器本体12と向き合う内側の面の中央にはリテーナが取り付けられ、該リテーナは、容器本体12内に収納された各基板1に接触して該基板1を保持する溝を備えて構成されている。これにより、各基板1は、容器本体12の内壁に形成された前述の一対の支持部2と該リテーナによって定位置に保持されるようになっている。
図1は、上述の基板収納容器10を梱包体20によって梱包させた状態を示した断面図である。
ここで、基板収納容器10は、図7に示す状態から90°回転させた状態とし、蓋体13が上方に、天面に取り付けられたロボティクフランジ15が横方向に向くようにして梱包体20内に配置されている。基板収納容器10をこのように配置させることにより、振動による基板1のばたつきを少なくさせ、容器本体12との擦れ、振動による破損を低減できるようになっている。なお、基板収納容器10は、たとえばアルミラミネートからなる梱包袋23によって密封された状態で該梱包体20内に配置されるようになっている。
梱包体20は、基板収納容器10を収納する外箱21と、該外箱21と基板収納容器10の間に介在される緩衝材22と、から構成されている。外箱21は、たとえばプラスチックダンボールからなり、基板収納容器10を出し入れするための開閉部(図示せず)を備えて構成されている。
緩衝材22は、互いに分離されて構成されるたとえば2個の緩衝材22からなり、一方の緩衝材22(図中22Aで示す)は、外箱21の下部において基板収納容器10との間に介在され、他方の緩衝材22(図中22Bで示す)は、外箱21の上部において基板収納容器10との間に介在されて配置されている。
各緩衝材22(22A、22B)は、いずれも、基板収納容器10に当接される当接部22Pと、該当接部22Pの周囲において該当接部22Pより基板収納容器10側へ突出した外周壁部22Qとを有するように構成されている。これにより、各緩衝材22(22A、22B)は、前記当接部22Pが凹陥部の形状として構成されるようになっている。
また、各緩衝材22(22A、22B)は、さらに以下に示すような構成を有するが、以下の説明においては一方の緩衝材22Aについてのみの説明を行う。各緩衝材22(22A、22B)はほぼ同様の構成となっているからである。
図2は、緩衝材22(22A)の平面図である。緩衝材22は、第1緩衝材221と該第1緩衝材221と種類の異なる第2緩衝材222とで構成されている。第1緩衝材221と該第2緩衝材222は、たとえば緩衝特性が異なるように構成されている。
第1緩衝材221はたとえばポリプロピレンやポリエチレンなどのシート材料を屈曲形成することによって所望の形状に形成している。第1緩衝材221は、平面的に観た場合、その周縁が外箱21の内周面に当接するような矩形状をなし、その周辺部が該周辺部を除く中央部よりも隆起して外周壁部22Qが形成され、この結果、該中央部においては凹陥部からなる当接部22Pが形成されるようになっている。該当接部22Pは基板収納容器10の一部が嵌合される部分となっている。
第1緩衝材221の当接部22Pには、図2のIII−III線における断面図である図3に示すように、凹部からなるポケット部24が複数(図2ではたとえば6個)形成されている。各ポケット部24は、当接部22Pに均等に散在されて形成され、これらポケット部24内には、それぞれ、複数(図2ではたとえば4個)の第2緩衝材222が充填されている。これら第2緩衝材222は、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。このように各ポケット部24に複数の第2緩衝材222を隣接させて集合的に配置させることにより、仮に一つの第2緩衝材222が衝撃等で破損したとしても、残存する他の第2緩衝材222によって引き続き緩衝能力を保持できるようになる。ポケット部24に充填された第2緩衝材222は該ポケット部24の周辺の表面より若干突出するようにして配置されている。なお、ポケット部24の底部の一部には、緩衝用の突起25が基板収納容器10と反対側に突出されて形成されている。
また、外周壁部22Qの当接部22P側の側面には、緩衝材係合部27が形成されている。緩衝材係合部27は、外周壁部22Qの周方向に沿ってほぼ等間隔に複数(図2ではたとえば8個)配置されている。それぞれの緩衝材係合部27は、外周壁部22Qの高さ方向に延在し該外周壁部22Qの周方向に沿って並設(図2ではたとえば3個)される溝28が形成され、これら溝28に第2緩衝材222が弾性的に係合されて構成されている。第2緩衝材222は、上述したように、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。このように各緩衝材係合部27に複数の第2緩衝材222を隣接させて集合的に配置させることにより、仮に一つの第2緩衝材222が衝撃等で破損したとしても、残存する他の第2緩衝材222によって引き続き緩衝能力を保持できるようになる。溝28に係合された各第2緩衝材222は該溝28の周辺の表面より若干突出するようにして配置されている。
さらに、外周壁部22Qは、図3に示すように、断面がほぼ台形となっており、その頂部には、該外周壁部22Qの周方向に沿って延在し該外周壁部22Qの幅方向に並設(図2ではたとえば3個)された断面が山状のベローズからなる緩衝部29が形成されている。この緩衝部29は、補強あるいは衝撃緩和のために設けられている。この趣旨から前記ベローズに代えて凹凸あるいは貫通孔を設けるようにしてもよい。
このように構成された基板収納容器10の梱包体20は、その緩衝材22として、基板収納容器10と当接して配置される第1緩衝材221と該第1緩衝材221と種類の異なる第2緩衝材222と、で構成するようにし、第2緩衝材222は、第1緩衝材221の基板収納容器10と当接する領域内に部分的に設けるようにしたものである。このため、第2緩衝材222よりも大きな面積で基板収納容器10に当接して配置される第1緩衝材221は、充分な緩衝能力を発揮させるように構成でき、該第2緩衝材222によって振動が該第1緩衝材221へ伝達され難くできるので、該第1緩衝材221の破損を回避できるようになる。また、緩衝材22への衝撃は、第1緩衝材221および第2緩衝材222のそれぞれに分担されるので、第1緩衝材221および第2緩衝材222への衝撃を緩和でき、たとえば第2緩衝材222の該衝撃による破損を回避できるようになる。したがって、たとえ基板収納容器10の重量が増大しても、緩衝材22の緩衝能力を充分に維持でき、該緩衝材22の破損を防止できるようになる。
また、第2緩衝材222は、互いに隣接するように複数の集合体で配置させるようにしているため、仮に一つの第2緩衝材222が衝撃等で破損したとしても、残存する他の第2緩衝材222によって引き続き緩衝能力を保持できる効果を奏するようになる。
(実施形態2)
図4は、本発明の基板収納容器の梱包体の実施形態2を示す構成図で、図1と対応づけて描いた断面図である。
図4において、図1と比較して異なる構成は、まず、第1緩衝材221は、たとえば、塊からなる発泡材料を所定の形状に構成したものからなっている。
そして、第1緩衝材221は、それを平面的に観た図5に示すように、互いに分離された5個の緩衝材221から構成されている。すなわち、第1緩衝材221は、コーナ部にそれぞれ配置される4個の矩形状の緩衝材221Aと、これら緩衝材221Aと若干の隙間を保って配置される十字形の緩衝材221Bと、から構成されている。
コーナ部に配置される緩衝材221Aは、第1緩衝材221の外周部に相当する箇所において基板収納容器10側へ突出される外周壁部22Qを有するように構成されている。すなわち、各緩衝材221Aには、直交する二辺に該外周壁部22Qが形成され、平面的に観て鍵状のパターンで形成されている。これにより、各緩衝材221Aの前記外周壁部22Qが形成されていない領域は凹陥部からなる当接部22Pに相当し、この当接部22P内に基板収納容器10が嵌合するようになっている。
各緩衝材221Aの外周壁部22Qの当接部22P側の側面には、外周壁部22Qの周方向に沿ってほぼ等間隔に複数(図2ではたとえば4個)の第2緩衝材222が配置されている。それぞれの第2緩衝材222は、外周壁部22Qの高さ方向に延在し該外周壁部22Qの周方向に沿って並設(図2では4個)される溝30が形成され、これら溝30に第2緩衝材222が弾性的に係合されて構成されている。第2緩衝材222は、上述したように、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。溝30に係合された各第2緩衝材222は該溝30の周辺の表面より若干突出するようにして配置されている。
各緩衝材221Aの当接部22Pのほぼ中央にはポケット部24が形成され、ポケット部24内には、それぞれ、複数の第2緩衝材222が充填されている。これら第2緩衝材222は、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。ポケット部24に充填された各第2緩衝材222は該ポケット部24の周辺の表面より若干突出するようにして配置されている。
十字形の緩衝材221Bは、コーナ部の緩衝材221Aの当接部22Pとほぼ等しい厚さを有して構成されている。これは、緩衝材221Aにおいて緩衝材22の当接部22Pとして機能させるためである。該緩衝材221Bの中央にはポケット部24が形成され、該ポケット部24内には、それぞれ、複数の第2緩衝材222が充填されている。これら第2緩衝材222は、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。ポケット部24に充填された各第2緩衝材222は該ポケット部24の周辺の表面より若干突出するようにして配置されている。
そして、コーナ部の緩衝材221Aと十字形の緩衝材221Bの間の隙間には、複数の第2緩衝材222が均等あるいは対称的になるように配置されている。これら第2緩衝材222は、細長の中空の袋状のエアクッションによって構成されている。これら第2緩衝材222は、前記隙間の幅に合わせた比較的大きな径で形成され、前記隙間に配置された各第2緩衝材222は該隙間の周辺における緩衝材221A、221Bの表面より若干突出するようにして配置されている。
このように構成した基板収納容器の梱包体においても、実施形態1で示した基板収納容器の梱包体と同様の効果を奏するようになる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1……基板、2……支持部、10……基板収納容器、12……容器本体、13……蓋体、14……フォークリフトフランジ、15……ロボティックフランジ、16……施錠機構、17……回転プレート、18A、18B……動力伝達プレート、19A、19B……ガイド溝、20……梱包体、21……外箱、22、22A、22B……緩衝材、22P……当接部、22Q……外周壁部、221、221A、221B……第1緩衝材、222……第2緩衝材、23……梱包袋、24……ポケット部、25……突起、27……緩衝材係合部、28……溝、29……緩衝部、30……溝。

Claims (10)

  1. 基板収納容器を収納する外箱と、前記外箱と前記基板収納容器の間に介在される緩衝材と、を有する基板収納容器の梱包体であって、
    前記緩衝材は、前記基板収納容器と当接して配置される第1緩衝材と前記第1緩衝材と種類の異なる第2緩衝材と、を有し、
    前記基板収納容器に当接される前記第1緩衝材の当接部には、複数の凹状のポケット部が形成され、
    前記複数の凹状のポケット部それぞれに、複数の前記第2緩衝材が隣接され、かつ、集合的に配置されていることを特徴とする基板収納容器の梱包体。
  2. 前記第1緩衝材と前記第2緩衝材は、緩衝特性が異なっていることを特徴する請求項1に記載の基板収納容器の梱包体。
  3. 前記第2緩衝材は、エアクッションからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板収納容器の梱包体。
  4. 前記第1緩衝材は、発泡材料からなることを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器の梱包体。
  5. 前記第1緩衝材は、シート材料を屈曲形成されて構成され、かつ、前記当接部の周囲に前記当接部より突出した外周壁部を有することを特徴とする請求項に記載の基板収納容器の梱包体。
  6. 前記第1緩衝材の前記外周壁部の前記基板収納容器に当接される側面に、第2緩衝材が部分的に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の基板収納容器の梱包体。
  7. 前記基板収納容器は、それに収納された基板が垂直方向に配置されるように前記外箱に収納され、前記緩衝材は、前記外箱の底面側と上面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器の梱包体。
  8. 前記緩衝材は、前記外箱と前記基板収納容器のコーナ部との間に介在されて配置されることを特徴とする請求項記載の基板収納容器の梱包体。
  9. 前記凹状のポケット部の底部の一部には、緩衝用の突起が前記基板収納容器と反対側に突出して形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の基板収納容器の梱包体。
  10. 前記エアクッションが、細長の中空の袋状であることを特徴とする請求項3に記載の基板収納容器の梱包材。
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