JP6095382B2 - 光学系、光学系に用いる位相板及び光学系の製造方法 - Google Patents
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Description
従来のノマルスキー型の微分干渉顕微鏡は、位相差顕微鏡のハローを無くしたい場合や、厚みのあるサンプルや多層的構造のサンプルを観察する場合に、物体のわずかな段差や屈折率の差を強調して、物体を立体的に観察するために用いられる。ノマルスキー型微分干渉顕微鏡では、ノマルスキープリズムによって規定される2つの偏光による像のシフト量(シアー量)が、どんな標本を観察するときも一定である。従って、偏光により像をシフトさせるためにノマルスキープリズムを使う微分干渉顕微鏡では、位相差顕微鏡で使用される位相板は用いられていない。
従来の明視野観察用の顕微鏡では、無色透明に近い生体細胞等の標本(サンプル)の明確な観察は困難であった。そのため、標本に染色等を行って着色してから観察が行われていた。しかし、染色すると生体細胞など死滅してしまい、生きたままの生体細胞等の観察は難しかった。
無色透明な生体細胞等に染色等を実施しないで観察するために位相差顕微鏡が用いられるようになった。位相差顕微鏡は、例えば、顕微鏡のコンデンサレンズと光源の間に、リング状に開いた絞り(リングスリット)を配置し、さらにリング状絞りの実像ができる位置(例えば対物レンズの瞳面)にリングスリットのスリット部分と共役なリング形状の位相膜を備えた位相板を加えるように構成されている。この構成により位相差顕微鏡は、減衰させた所定位相の直接光と、試料によって回折されて位相が異なる回折光とを干渉させ、その各位相の位相差を明暗に変えることで、観察像のコントラストを増加させる。この従来の位相差顕微鏡は、薄いサンプルであれば、無染色でも内部構造まで明暗の相違として観察できる、という機能を有しているが、サンプルの周囲の境界線部分にハロー(明るい縁取り)を発生させるという問題があった。
ノマルスキー型微分干渉顕微鏡のように偏光を使わないで透明に近い物質を観察する顕鏡法としてホフマン型モジュレーションコントラスト法が知られている。この方法は、結像光学系の瞳位置に3種類の強度変換フィルター設置することで強度変調を行い、物体の境界を強調する発明である。この方法は、照明光を斜めから入射させることで物体を立体的に見せる効果がある(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の位相差顕微鏡の位相板は、位相膜を用いているが、その位相膜を構成する物質に分散現象があることから、波長が異なる複数の照明光に対して位相を同じ比率(例えば1/4波長)でシフトさせることが難しかった。そのため可視光の全帯域のような広帯域の波長の照明光でサンプルを観察する場合、コントラストが低下していた。これを避けるため従来の位相板は、シフトする波長の比率がばらつかないように、ほとんど単色(モノクロ)の所定帯域幅の波長の光のみを透過するフィルタを用いていた。しかし、これにより従来の位相板では、サンプルの色に関する情報が欠落してしまうため、サンプルをモノクロの濃淡のみの像としてしか観察できなくなるという問題があった。
Δは、以下の数式(数1)の条件を満足するようにしてもよい。
Δは、以下の数式(数2)の条件を満足するようにしてもよい。
これは、回折光がB領域を通った後に0次回折光と干渉して得られる像のシフト量と、回折光がC領域を通った後に0次回折光と干渉して得られる像のシフト量の絶対値が同じで、符号が逆であることを意味し、x軸方向の対称性が確保されていることを意味する。
本発明の第1実施形態の光学系の一例としての新微分干渉型顕微鏡1について、以下に図1及び図2を参照して概要を説明する。
本発明の第1実施形態の新微分干渉型顕微鏡1は、図1に示したように概略的に、光軸100に沿って、光源5、照明光学系10、結像光学系40、物体面51、対物レンズ像面71を有している。照明光学系10の光路中には、光源5側の対物レンズ射出瞳と共役な位置(以下、照明光学系中射出瞳共役位置と記載する)21に、光源5から出射された照明光の一部を透過させる開口絞り22が配置されている。光源5から出射される照明光は、例えば可視光の波長である。また、照明光学系10には、開口絞り22よりも光源5側のレンズ11と、開口絞り22よりも対物レンズ41側のレンズ12と、照明光を物体面51に合焦させるコンデンサレンズ13が含まれる。
ここで本発明を、アッベの提唱した再回折理論を用いて説明する。
あるピッチPを持つ正弦波状の振幅透過率を持つ縞状の物体は、次の数式(数5)のように表される。(xは物体面上の座標)
(参考文献:「光機器の光学II、早水良定(はやみずよしさだ)著、社団法人日本オプトメカトロニクス協会発行、2000年」による。また、以下の数式(数6)、(数7)、(数8)も同参考文献による)
この数式(数8)からは、パターンが1/4ピッチx方向にずれることが判る。
また、位相板43では、位相差発生層は、位相差発生層により発生される位相差をΔとした場合に、当該位相差Δが、以下の数式(数1)を満足するように材質及び厚みを選択することができる。
シフト量が数式(数1)の下限値0.05πより下側の値の場合は、像のシフト量が少なすぎる場合になり、合成した場合の干渉の発生も少なくなり、明視野観察とほぼ同等な像となる。逆に、シフト量が数式(数1)の上限値0.95πを上回る値の場合は、シフトした像の明暗がほぼ逆転するため、合成した2つの像の光の強度がほぼ0となってしまい、干渉も発生せず、位相差を発生させる意味がなくなる。
また、位相板43では、位相差発生層により発生される位相差Δが、以下の数式(数2)を満足するように材質及び厚みを選択することができる。
また、位相板43では、A領域44を透過した光の位相に対して、第2の光学材料を有するB領域45を透過する光の位相との位相差を位相差ΔB、A領域44を透過する光の位相に対して第2の光学材料のC領域47の位相差を位相差ΔCとした場合、位相差ΔB及び位相差ΔCが、以下の数式(数3)を満足するように材質及び厚みを選択することができる。
また、位相板43では、位相差発生層は、2以上の光の波長に対して、略一定の位相差Δを与えるように材質及び厚みを選択することができる。
また、位相板43では、B領域45には、当該領域の透過率をTとした場合に、以下の数式(数4)を満足するように光の透過率を減衰させるように、材質及び厚みを選択することができる。
以下は、一例として2つの波長の照明光が入射される場合である。(なお、以下の内容については、本発明と同じ発明者により特願2008−056783号として出願されている。)位相板の各材料と、その厚みを、次の3つの数式(数10)、数式(数11)、数式(数12)が成り立つように決定することができる。なお、本実施形態では各光学材料は1層ずつであるが、各数式は、各々の層が複数層になる場合も考慮している。
但し:
t1:第1の光学材料の厚み、
t2:厚み、
t1i:第1の光学材料のi番目の層の厚さ、
λ1:入射される照明光の第1の光(可視光)の波長、
λ2:入射される照明光の第2の光(可視光)の波長、
n1(i、1):波長λ1の光に対する屈折率、
n1(i、2):波長λ2の光に対する屈折率、
t2j:j番目の層の厚さ、
n2(j、1):波長λ1の光に対する屈折率、
n2(j、2):波長λ2の光に対する屈折率、
C1:第1の光学材料の波長によらない定数である。
C2:波長によらない定数である。
但し、記号の説明は数式(数10)を参照。
但し、
C1:第1の光学材料の波長によらない定数である。
C2:波長によらない定数である。
但し、
n1(1,1):第1の光学媒質領域の第1の波長λ1に対する屈折率、
n2(1,1):第2の光学媒質領域の第1の波長λ1に対する屈折率。
但し、
n1(1,2):第1の光学媒質領域の第2の波長λ2に対する屈折率、
n2(1,2):第2の光学媒質領域の第2の波長λ2に対する屈折率。
但し、記号の説明は数式(数13)数式(数14)を参照。
但し、数式(数1)0〜数式(数1)4のC1又はC2をCとし、|C|はCの絶対値を示す。
図3(a)と図3(b)の比較からわかるように、図3(a)の本発明の新微分干渉型顕微鏡による珪藻の画像では、従来の微分干渉顕微鏡のように立体的に影を有する画像であって、図3(b)の通常明視野観察画像と比較して細部の解像度が高い画像が得られている。
図4(a)、(b)に示した本発明の第2の実施形態の一例としての位相板では、線対称軸102の両側にB領域とC領域を設ける点では、第1の実施形態と同様であるが、位相板上で直交するX軸とY軸の両方の軸に対して、第1の実施形態の「縦線に対しての微分干渉効果があり縦線が強調される」という効果を得られるようにした実施形態である。なお、図4(a)、(b)に示したA領域、B領域及びC領域の形状及び配置も、本実施形態の位相板の一例であって、これに限定されるものではなく、第1の実施形態の場合と同様にして求められる他の形状及び配置であってもよい。
図5(a)、(b)に示した本発明の第3の実施形態の一例としての位相板では、線対称軸102の両側にB領域とC領域を設け、位相板上で直交するX軸とY軸の両方の軸に対して、第1の実施形態の「縦線に対しての微分干渉効果があり縦線が強調される」という効果を得られるようにした実施形態である点では、第2の実施形態と同様であるが、本実施形態では、A領域132(44)を、光軸100を中心とする輪帯形状としている。なお、図5(a)、(b)に示したA領域、B領域及びC領域の形状及び配置も、本実施形態の位相板の一例であって、これに限定されるものではなく、第1の実施形態の場合と同様にして求められる他の形状及び配置であってもよい。
図6(a)、(b)に示した本発明の第2の実施形態の一例としての位相板では、線対称軸102の両側にB領域とC領域を設ける点では、第1の実施形態と同様であるが、A領域142(44)は円形状にし、非透光領域を無くして、A領域142(44)のすぐ外側に、(B領域)144(45)とC領域146(47)を設けている。なお、図6(a)、(b)に示したA領域、B領域及びC領域の形状及び配置も、本実施形態の位相板の一例であって、これに限定されるものではなく、第1の実施形態の場合と同様にして求められる他の形状及び配置であってもよい。
図7には、本発明の第5の実施形態の光学系の一例としての落射型位相差顕微鏡に本発明の位相差板を適用する場合の光学系の概略の構成と照明光の光路が示されている。
第5実施形態の落射型で新方式の位相差顕微鏡2では、第1の実施形態の新方式の位相差顕微鏡1と比較して、概略的に、落射照明光学系10、ハーフミラー31、結像光学系(対物レンズ光学系)40で異なっている。また、落射照明光学系10の光路中には、光源5側の対物レンズ射出瞳と共役な位置(以下、照明光学系中射出瞳共役位置と記載する)21に開口絞り22が配置されている。開口絞り22の透光領域23を透過した照明光は、ハーフミラー31に向けて出射される。
図8には、本発明の第6の実施形態の光学系の一例としての投影露光装置に本発明の位相差板を適用する場合の光学系の概略の構成と照明光の光路が示されている。
これは、回折光がB領域を通った後にA光500と干渉して得られる像のシフト量と、回折光がC領域を通った後にA光500と干渉して得られる像のシフト量の絶対値が同じで、符号が逆であることを意味し、x軸方向の対称性が確保されていることを意味する。
2 光学系(新落射型−微分干渉型顕微鏡)、
3 光学系(新投影光学系)、
5 光源、
10 照明光学系、
11、12、13、14 (照明光学系の)レンズ
21 照明光学系中射出瞳共役位置(照明光学系中における対物レンズの射出瞳と共役な位置)、
22 開口絞り装置(開口絞り、
23 (開口絞り装置側)透光領域、
31 ハーフミラー、
40 結像光学系、
41、46 (結像光学系の)レンズ
42 (結像光学系中の)射出瞳共役位置(対物レンズの射出瞳と共役な位置)、
43 位相板、
44、112、122、132、142 A領域、
45、114、124、134、144 B領域、
46、115、125、135、145 位相差発生領域、
47、116、126、136、146 C領域、
48 基材部、
51 物体面(対物レンズの射出瞳位置)、
61 被観察試料)、
71 対物レンズ像面、
81 レチクル面(マスク面)
100 光軸、
102 線対称軸、
104 線対称軸の第1方側、
106 線対称軸の第2方側、
117 カバーガラス、
118、128、138 非透光領域、
500 (A領域を透過する)第1透過光、
501 (B領域を透過する)第2透過光、
502 (C領域を透過する)第3透過光。
Claims (11)
- 光源からの光を平行光として物体を照明する照明系と、物体からの光を所定倍率で結像させる結像系とを有する光学系において、
照明系中の光源と共役な位置に、結像系に入射する直接光(0次光)を制限する開口
絞りと
結像系中の開口絞りの位置(瞳位置)に、全ての0次光が通過するA領域と、1次回折光が通過するB領域と、−1次回折光が通過するC領域とを有し、瞳面と光軸との交点を含む対称軸に関して、B領域とC領域が軸対像の関係にあり、B領域またはC領域は、A領域に対して所定位相差を発生させる構造を有し、B領域、C領域は、A領域と共通な領域が存在しない位相板とを含むことを特徴とする光学系。 - A領域に対するB領域またはA領域に対するC領域の位相差をΔとすると、
Δは以下の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
0.05π≦|Δ|≦0.95π - A領域に対するB領域またはA領域に対するC領域の位相差をΔとすると、
Δは以下の条件を満足することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
0.25π≦|Δ|≦0.5π - 前記0次光の通過するA領域は光軸と瞳面の交点に関して点対称の形状である
ことを特徴とする請求項2または3に記載の光学系。 - 前記0次光の通過するA領域は光軸と瞳面の交点を含む円形である
ことを特徴とする請求項4に記載の光学系。 - 前記0次光の通過するA領域は光軸と瞳面の交点を含む矩形である
ことを特徴とする請求項4に記載の光学系。 - B領域及びC領域の持つA領域に対する位相差をそれぞれΔB、ΔCとすると、以下の条件を満足することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の光学系。
ΔB=ΔC - B領域またはC領域は、光を減衰させる構造を持ち、その透過率をTとすると以下の条件を満足することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の光学系。
0.1<T<0.9 - 所定位相差を発生させる構造は、2以上の波長に対して一定の位相差Δを与える位相膜であり、その位相差Δは、比較的広い波長帯域で前記Δの条件を満足する請求項2乃至8の何れか1項に記載の光学系。
- 所定位相差を発生させる構造は、使用する光に対して透明であり、かつ、0次光と1次光の位相差を発生させる箇所は、光の進む光軸方向には単一な物質からなる層構造を有することを特徴とする請求項2乃至9の何れか1項に記載の光学系。
- 前記B領域とC領域は、前記A領域の矩形の対向する一組の辺の外側であり、前記対称軸に関して線対称の弓形であることを特徴とする請求項6乃至10何れか1項に記載の光学系。
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