JP6094690B2 - レーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法、鋼管の製造方法、レーザ照射位置ずれ検出装置、鋼管のレーザ溶接装置、および鋼管の製造装置 - Google Patents

レーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法、鋼管の製造方法、レーザ照射位置ずれ検出装置、鋼管のレーザ溶接装置、および鋼管の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、鋼帯を連続的に円筒形に整形して突合せ位置をレーザ光を熱源(heat source)として溶接して製造される鋼管における突合せ位置とレーザ照射位置とのずれを検出するレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ(deviation of irradiation position)検出方法、鋼管の製造方法、レーザ照射位置ずれ検出装置、鋼管のレーザ溶接装置、および鋼管の製造装置に関する。
従来、溶接鋼管は、例えば、連続的に供給された熱延鋼板等が円筒形に整形されながらその両縁が突き合わされて溶接されることにより、鋼管製品として製造される。その溶接方法としては、電気抵抗溶接(ERW法:electric resistance welding method)が多く用いられているが、近年では、レーザ光を熱源として溶接するレーザ溶接法が用いられるようになってきている。レーザ溶接法として、特に、半導体励起レーザ(semiconductor generated laser)、ファイバーレーザ(fiber laser)等、従来のCO等気体発振のレーザより発振波長が短い高性能レーザ溶接機が開発され、適用範囲が拡大している。このような高性能レーザ溶接機では、溶接時に蒸気化した被溶接金属とレーザとの相互作用によるプラズマ発生等による効率低下が発生しにくい。
その一方で、鋼管にレーザ溶接法を適用してレーザ溶接鋼管を製造する際には、鋼帯の両エッジを突き合わせた位置にレーザ光を精度よく照射させることが必要である。しかし、鋼管のレーザ溶接では、コイル接合や厚板の接合、あるいはUOE鋼管の溶接等に比べて、整形ロール(shaping rolls)での鋼管の拘束具合の非対称性等により突合せ部のローリング変動が起こりやすいことが知られている。そのため、レーザ溶接部においてレーザ照射位置を連続的に検出して、レーザ照射位置を的確に制御するための技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、レーザ溶接部をテレビカメラで直接観察し、突合せ位置(溶接線(weld line)、ないしシーム位置)、溶融池(weld pool)中心位置を検出する技術が記載されている。ここで、溶接部を外部照明(auxiliary light)で照明して観察した場合、シーム位置は暗く溶融池は明るく観察される。そこで、この技術では、まず、画面上の水平方向(溶接鋼管の走行方向に直交する方向)に、シーム位置検出用のラインと溶接池中心位置検出用ラインとの異なる2本の水平ラインが決められる。そして、各水平ラインの輝度パターン(pattern of intensity)を2値化(binarize)することにより、シーム位置と溶融池中心位置とが検出される。
また、特許文献2には、レーザ照射位置の近傍の溶接位置に照射した投光器からの光の鋼板での反射光とプラズマの光(Plasma light)とを撮像した撮像画像から、周辺の鋼板部より輝度が高い部分をレーザ照射位置として検出する技術が記載されている。この技術では、レーザ照射位置や溶融池とシーム位置との位置関係(シームずれ量)は直接検知されず、プラズマ発光量が小さくなるようにレーザ溶接機の位置を制御するのに用いられる。
また、特許文献3には、溶接部の強力な自発光(strong emitting light from weld part)を避けて溶接部より上流の部位(シームエッジ)を撮像し、両方の溶接線を画像処理で検出し、それらを外挿した直線の交点を鋼帯走行と直交方向の溶接位置として検知する技術が記載されている。
特公昭55−18439号公報 特開2000−263266号公報 特開平07−1167号公報
しかしながら、レーザ溶接鋼管の製造時の溶接部画像等は、溶接材の突合せ位置でのエッジ部の形状の変動や汚れ等により、必ずしも溶接線中心位置を中心として左右対称にはならない。また、母材の表面性状により反射率も異なる。したがって、特許文献1に記載の技術のように単純に2値化しただけでは、安定して突合せ位置を検出することは困難である。溶融池の形状についても同様に、必ずしも溶融池中心位置を中心として左右対称な形状にはならない。そのため、特許文献1に記載の技術のように、溶接線および溶融池の中心位置を各々1ライン上の輝度を2値化しただけで検出するのでは、十分な信頼性と測定精度は得られないという問題があった。
また、前述のとおり、プラズマはレーザ照射位置からたちこめる金属蒸気とレーザ光との相互作用で発光するものであって、プラズマ発光位置は、レーザ照射位置とは正確に一致せず、その分布範囲も広がる。そのため、特許文献2に記載の技術のように、2値化や重心演算(calculation of gravity of pixel values)等の画像処理を施しても、精度のよいレーザ照射位置としての代表性に欠けるという問題があった。また、近年のファイバーレーザ等の高性能レーザでは、そもそもプラズマ発生量が少なくなっており、画像によるプラズマ検知が困難になっている。
また、特許文献3に記載の技術では、熱延鋼板の両端が常に一定幅の直線であるとは限らないため、溶接位置の推定誤差が発生していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レーザ照射位置の突合せ位置からのずれを防止してレーザ溶接鋼管の歩留まりを向上させるレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法およびレーザ照射位置ずれ検出装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、レーザ溶接部の強度向上等による高品質なレーザ溶接鋼管を製造する鋼管のレーザ溶接装置、鋼管の製造方法、および鋼管の製造装置を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法は、鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射してレーザ溶接鋼管を製造する際、該突合せ位置とレーザ光が照射されたレーザ照射位置とのずれを検出するレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法であって、前記レーザ照射位置と、前記鋼帯の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない開先部とを含む領域を、レーザ光の照射方向と同じ方向に同時に撮像する撮像ステップと、撮像された撮像画像からレーザ照射位置と突合せ位置とを検出する検出ステップと、検出された前記レーザ照射位置および前記突合せ位置との位置関係を算出する算出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法は、上記発明において、前記算出ステップにおいて、検出された前記レーザ照射位置および前記突合せ位置との鋼帯の走行方向に直交する方向でのずれを算出することを特徴とする。
また、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法は、上記発明において、前記検出ステップにおいて、照射されたレーザ光が前記開先部から前記鋼帯の裏面に貫通した後に前記鋼帯の表面に透過した透過光の撮像画像に基づいて、前記突合せ位置を検出することを特徴とする。
また、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法は、上記発明において、前記撮像ステップにおいて、波長が630nm以上900nm以下で帯域幅が20nm以下の光のみを透過する帯域限定フィルタ(bandpass filter)を介して撮像することを特徴とする。
また、本発明に係る鋼管の製造方法は、鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射して貫通溶接する鋼管の製造方法において、上記発明のレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法によって検出したレーザ照射位置と突合せ位置とのずれ量に基づいて、レーザ光の照射位置を修正しながら溶接することを特徴とする。
また、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出装置は、鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射してレーザ溶接鋼管を製造する際、該突合せ位置とレーザ光が照射されたレーザ照射位置とのずれを検出するレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出装置であって、前記レーザ照射位置と、前記鋼帯の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない開先部とを含む領域を、レーザ光の照射方向と同じ方向に同時に撮像する撮像手段と、撮像された撮像画像からレーザ照射位置と突合せ位置とを検出する検出手段と、検出された前記レーザ照射位置および前記突合せ位置との位置関係を算出する算出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る鋼管のレーザ溶接装置は、上記発明のレーザ照射位置ずれ検出装置を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る鋼管の製造装置は、上記発明の鋼管の製造方法により、レーザ照射位置と突合せ位置とのずれ量に基づいて、レーザ光の照射位置を修正しながら溶接することを特徴とする。
本発明によれば、レーザ照射位置の突合せ位置からのずれを防止してレーザ溶接鋼管の歩留まりを向上させることができる。また、レーザ溶接部の強度向上等により高品質なレーザ溶接鋼管を製造することができる。
図1は、本発明の対象である鋼帯のレーザ溶接処理の概要と、本発明の一実施形態に係るレーザ照射位置ずれ検出装置の概略構成とを示す模式図である。 図2は、本実施の形態のレーザ照射位置ずれ検出処理の原理を説明するための図である。 図3は、本実施の形態のレーザ照射位置ずれ検出処理の原理を説明するための図である。 図4は、レーザ溶接処理時の自発光のスペクトル分布を示す図である。 図5は、撮像視野を設定するための説明図である。 図6は、本実施形態のレーザ照射位置ずれ検出処理手順を示すフローチャートである。 図7は、レーザ照射位置検出処理手順を示すフローチャートである。 図8は、突合せ位置検出処理手順を示すフローチャートである。 図9は、本実施例のサンプルの移動量とシームずれ量の測定値との関係を示す図である。 図10は、本実施例のレーザ照射位置移動量とシームずれ量との関係を示す図である。 図11は、本発明の一実施形態に係るレーザ照射位置ずれ検出装置と、レーザ照射ヘッド位置制御装置とを備えるレーザ溶接装置の概略構成を示す模式図である。 図12は、図11の実施形態によって検知したシームずれ量に基づいてレーザ照射位置の修正を行った場合と、レーザ照射位置の修正を行わなかった場合とにおける、レーザ照射位置およびシームずれ量を比較したグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるレーザ照射位置ずれ検出装置およびレーザ照射位置ずれ検出処理を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[鋼帯のレーザ溶接処理とレーザ照射位置ずれ検出装置]
まず、図1を参照して本発明で対象とする鋼帯のレーザ溶接処理の流れと、本実施の形態のレーザ照射位置ずれ検出装置10の概略構成について説明する。図1に示すように、鋼帯1は、図示しないスクイズロール(squeeze roll)により、走行に従って幅方向に凹型(concave shape)から円筒形に整形され、幅方向の両縁が突き合わされる。そして、図示しないレーザ溶接装置により、この鋼帯1の幅方向の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置2を標準にして、レーザ光3が照射される。レーザ光3は、図示しない発振器からミラー等が組み合わされた伝送チューブや光ファイバ等で伝送され、必要に応じて凹面鏡(concave mirror)や凸レンズ等の光学系によってレーザ照射位置4でエネルギー密度が高まるように集光される。そして、鋼帯1のレーザ照射位置4においてレーザ溶接処理が施され、レーザ溶接鋼管が製造される。本実施の形態におけるレーザ溶接処理では、突合せ位置2においてレーザ光3を鋼帯1の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない開先部5を介して裏面に貫通させ、鋼帯1の突合せ位置2の近傍を溶融させて溶接する貫通溶接処理が施される。
レーザ照射位置ずれ検出装置10は、カメラ11と画像処理装置12とを備え、後述するレーザ照射位置ずれ検出処理により、突合せ位置2とレーザ照射位置4とのずれを検出する。
カメラ11は、CCDカメラ、CMOSカメラ等の工業監視用カメラとして市販されているもので実現され、対物レンズ(objective lens)13と帯域限定フィルタ14とを備える。カメラ11は、高輝度の測定対象を撮像するため、スミヤ(smear)やブルーミング(blooming)が発生しないCMOSカメラが好ましい。また、対物レンズ13は、後述する撮像視野を撮像可能な倍率のものが選定される。その際、レーザ照射位置4を鋼帯1の長手方向に移動させる調整が行われる場合に対応して拡大可能に対物レンズ13の倍率が選定される。また、対物レンズ13には、所定の帯域の波長の光のみが透過する帯域限定フィルタ14が取り付けられる。
画像処理装置12は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、表示装置15や印刷装置等の出力装置の他、入力装置、通信装置等を備えて構成される。画像処理装置12は、処理プログラム等を記憶したメモリおよび処理プログラムを実行するCPU等を用いて、レーザ照射位置ずれ検出装置10の各構成部を制御する。
このように構成されたレーザ照射位置ずれ検出装置10において、カメラ11が対物レンズ13を介して、レーザ光3が照射された鋼帯1のレーザ照射位置4を含む所定の撮像視野6をレーザ光3の図示しない発振器と同一側からレーザ光3の照射方向と同一方向に撮像する。そして撮像された撮像画像に基づいて、画像処理装置12が、後述するレーザ照射位置ずれ検出処理を実行する。
[レーザ照射位置ずれ検出処理の原理]
ここで、図2〜図4を参照して、レーザ照射位置ずれ検出処理の原理について説明する。図2に示すように、レーザ溶接処理中にレーザ照射位置4の近傍をレーザ光3の発振器と同一側から撮像した撮像画像において、レーザ照射位置4では、溶接熱や鋼帯1の溶融等による高輝度の部位(以下、高輝度領域A)が観察される。またこの同一の撮像画像では、鋼帯1の上流側の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない位置(開先部5)で、鋼帯1の裏面(凹型の内部)に貫通したレーザ光3に起因する自発光が再び開先部5を透過して、透過光として(以下、透過光領域B)観察される。レーザ照射位置ずれ検出装置10は、撮像された1枚の撮像画像から、高輝度領域Aの中心位置をレーザ照射位置4として検出し、透過光領域Bから開先部5の先端の閉塞している位置を突合せ位置2として検出する。そして、レーザ照射位置ずれ検出装置10は、突合せ位置2とレーザ照射位置4との鋼帯1の走行方向に直交する方向でのずれ量をシームずれ量として算出し、表示装置15等に出力する。
一方、図3に示すように、鋼帯1の表面での発光が拡散して、撮像画像において溶接熱や鋼帯1の溶融等による高輝度領域Aや開先部5からの透過光領域Bが観察できない場合がある。そのような場合には、以下に説明するように、対物レンズ13に波長が630nm以上900nm以下で帯域幅が20nm以下の光のみを透過する帯域限定フィルタ14を取り付けて撮像することにより、高輝度領域Aと透過光領域Bとを検出する。
レーザ溶接処理時の自発光には、図4に示すスペクトル分布(distribution of spectrum)からわかるように、630nm以下の波長成分(components with shorter wavelength than 630nm)が多く含まれる。そこで、帯域限定フィルタ14の波長の下限値は630nmとする。この下限値は、800nmとすることが好ましい。また、CCDカメラ等の撮像感度が900nm以上の赤外線領域で失われることから、帯域限定フィルタ14の波長の上限値は900nmとする。
また、レーザ光3のスペクトル特性は半値幅で5nm程度であるのに対し、帯域限定フィルタ14の実用的な半値幅は10nm程度(これ以上狭くすると透過率も低下する)であることから、帯域限定フィルタ14の帯域幅は10nm以下とする。ただし、実用的には、フィルタ特性とレーザ素子の中心波長公差(製造誤差)と(それぞれ±5nm)を考慮して、帯域限定フィルタ14の帯域幅は20nm以下とすることが好ましい。
なお、撮像視野6は、以下に説明するように設定される。すなわち、鋼帯1の走行方向に直交する撮像視野6の幅は、20mm程度に設定される。こうすれば、スクイズロールのロールギャップが十分に含まれるので、開先部5の全幅が含まれる。また、鋼帯1の走行方向に平行な撮像視野6の長さは、開先部5からの透過光領域Bが確実に検知されるように設定される。具体的に、撮像視野6の長さは、鋼帯1の開先部5の一方の縁の表面の角と他方の縁の裏面の角とがローリングにより重なり合わない範囲に設定される。したがって、鋼帯1の板厚をt、開先部5のギャップをd、鋼帯1の曲率半径をR、ローリングが発生しうる幅を±W/2とすると、撮像視野6の長さは、レーザ照射位置4と、次式(1)が成立する範囲とが同時に撮像されるように設定される。
より詳細には、図5に示すように、ローリングが発生した場合にも透過光領域Bが検知されるための条件は、角度αがローリング角度θより大きいことに置き換えることができる。ここで、角度αは、鋼帯1の板厚方向と、鋼帯1の開先部5の一方の縁の表面の角と他方の縁の裏面の角との対角線とがなす角度とする。この場合、α,θについて次の式(2)および式(3)が成立する。したがって、上記式(1)が導出される。その際、撮像の画素数は、一般的な画像処理に倣い測定精度の5分の1程度に設定される。
また、カメラ11による撮像周期は、一般的なビデオカメラに倣って30フレーム/秒とする。ただし、近年の電子デバイスの進歩により、市販のカメラ11でその2〜3倍の処理速度で撮像可能であることから、貫通溶接不良にならずに許容される貫通溶接処理の最短時間等を勘案して設定されることが望ましい。
[レーザ照射位置ずれ検出処理]
次に、図6のフローチャートを参照して、レーザ照射位置ずれ検出装置10によるレーザ照射位置ずれ検出処理手順について説明する。図6のフローチャートは、例えば、操作者によりレーザ照射位置ずれ検出の指示入力があったタイミングで開始となり、レーザ照射位置ずれ検出処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、画像処理装置12が、撮像視野6内の撮像画像を取得する。これにより、レーザ照射位置ずれ検出処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、画像処理装置12が、撮像画像の高輝度領域Aからレーザ照射位置4を検出するレーザ照射位置検出処理を行う。具体的には後述するように、画像処理装置12は、高輝度領域Aからレーザ照射位置4の鋼帯1の走行方向に直交する方向(撮像画像の水平方向)の位置Xpを検出する。これにより、ステップS2の処理は完了し、レーザ照射位置ずれ検出処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、画像処理装置12が、撮像画像の透過光領域Bから突合せ位置2を検出する突合せ位置検出処理を行う。具体的には後述するように、画像処理装置12は、透過光領域Bから突合せ位置2の鋼帯1の走行方向に直交する方向(撮像画像の水平方向)の位置Xsを検出する。これにより、ステップS3の処理は完了し、レーザ照射位置ずれ検出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、画像処理装置12が、ステップS2の処理で検出されたレーザ照射位置4と、ステップS3の処理で検出された突合せ位置2とに基づいて、シームずれ量を算出する。ここで、シームずれ量とは、鋼帯1の走行方向に直交する方向(撮像画像の水平方向)におけるレーザ照射位置4と突合せ位置2とのずれ量を意味する。具体的には、後述するレーザ照射位置4の水平方向位置Xpと突合せ位置2の水平方向位置Xsとの差に画素分解能を乗じたもので表される。これにより、ステップS4の処理は完了し、レーザ照射位置ずれ検出処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、画像処理装置12が、算出されたシームずれ量を表示装置15に出力して表示させる。これにより、ステップS5の処理は完了し、一連のレーザ照射位置ずれ検出処理は終了する。
[レーザ照射位置検出処理]
次に、図7を参照して、ステップS2のレーザ照射位置検出処理手順について説明する。ステップS21の処理では、画像処理装置12が、ステップS1の処理で取得された撮像画像から高輝度領域Aを含む領域を切り出して、輝度のヒストグラムを算出する。なお、撮像画像の高輝度領域Aと透過光領域Bとは、図2に例示したように、長手方向(鋼帯1の走行方向)に分離しているため、撮像画像から長手方向に別々に切り出すことができる。これにより、ステップS21の処理は完了し、レーザ照射位置検出処理はステップS22の処理に進む。
ステップS22の処理では、画像処理装置12が、ステップS21の処理で算出されたヒストグラムに基づいてから、頻度が最も高い輝度値l1と2番目に高い輝度値l2とを決定する。これにより、ステップS22の処理は完了し、レーザ照射位置検出処理はステップS23の処理に進む。
ステップS23の処理では、画像処理装置12が、ステップS21の処理で切り出された領域のノイズ除去処理を行う。具体的に、画像処理装置12は、次式(4)で算出される輝度値lc以下の輝度値をもつ画素の輝度値を0にする。これにより、ステップS23の処理は完了し、レーザ照射位置検出処理はステップS24の処理に進む。
ステップS24の処理では、画像処理装置12が、ステップS23の処理の対象とした領域において重心演算を行って、この領域の中心位置を算出する。画像処理装置12は、ここで算出された中心位置をレーザ照射位置4として、その水平方向(鋼帯1の走行方向に直交する方向)位置Xpを算出する。これにより、ステップS24の処理は完了し、一連のレーザ照射位置検出処理は終了する。
[突合せ位置検出処理]
次に、図8を参照して、ステップS3の突合せ位置検出処理手順について説明する。ステップS31の処理では、ステップS1の処理で取得された撮像画像から透過光領域Bを含む領域を切り出して、輝度のヒストグラムを算出する。これにより、ステップS31の処理は完了し、突合せ位置検出処理はステップS32の処理に進む。
ステップS32の処理では、画像処理装置12が、ステップS31の処理で算出されたヒストグラムに基づいてから、頻度が最も高い輝度値l3と2番目に高い輝度値l4とを決定する。これにより、ステップS32の処理は完了し、突合せ位置検出処理はステップS33の処理に進む。
ステップS33の処理では、画像処理装置12が、ステップS31の処理で切り出された領域のノイズ除去処理を行う。具体的に、画像処理装置12は、次式(5)で算出される輝度値ld未満の輝度値をもつ画素の輝度値を0にする。これにより、ステップS33の処理は完了し、突合せ位置検出処理はステップS34の処理に進む。
ステップS34の処理では、画像処理装置12が、ステップS33の処理の対象とした領域で、水平方向(鋼帯1の走行方向に直交する方向)の走査線毎に、輝度値がld以上の画素の幅を算出する。これにより、ステップS34の処理は完了し、突合せ位置検出処理はステップS35の処理に進む。
ステップS35の処理では、画像処理装置12が、ステップS34で算出された幅が最初に0となる走査線上で、輝度値がldとなる画素を特定する。画像処理装置12は、ここで特定された画素の位置を突合せ位置2として、その水平方向位置Xsを算出する。これにより、ステップS35の処理は完了し、一連の突合せ位置検出処理は終了する。
以上、説明したように、本実施の形態のレーザ照射位置ずれ検出装置10およびレーザ照射位置ずれ検出処理では、撮像画像の高輝度領域Aの中心位置をレーザ照射位置4として検出し、撮像画像の透過光領域Bから開先部5の先端の閉塞している位置を突合せ位置2として検出する。そして、レーザ照射位置ずれ検出装置10は、突合せ位置2とレーザ照射位置4との鋼帯1の走行方向に直交する方向でのずれ量をシームずれ量として算出して、表示装置15に出力する。これにより、レーザ照射位置の突合せ位置からのずれを防止してレーザ溶接鋼管の歩留まりを向上させることができる。
また、このようなレーザ照射位置ずれ検出装置10を備えた鋼管のレーザ溶接装置20(図1参照)によれば、レーザ溶接部の強度向上等により高品質なレーザ溶接鋼管を製造することができる。
上記実施の形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施の形態が可能であることは上記記載から自明である。
[実施例]
まず、レーザ溶接処理中の鋼管を模したサンプルを走行方向に直交する方向に移動させながら、上記のレーザ照射位置ずれ検出装置10を用いてシームずれ量を測定した。図9は、この場合のサンプルの移動量とシームずれ量との関係を例示する図である。図9に示すように、サンプルの移動量とシームずれ量とはほぼ直線性の関係を示しており、シームずれ量を高精度に検出できることが確認された。
次に、鋼管のレーザ溶接処理中に、レーザ溶接装置の位置(すなわち、レーザ照射位置)を鋼管の走行方向に直交する方向に段階的に移動させる指令を出しながら、上記のレーザ照射位置ずれ検出装置10を用いてシームずれ量を測定した。図10は、この場合の鋼帯1の走行方向へのレーザ照射位置の移動量とシームずれ量との関係を例示する図である。図10に示すように、鋼管自体のローリングに加え、レーザ溶接装置の位置の移動の指令値に追随して、シームずれ量の測定値が変化していることがわかる。これにより、本実施の形態のレーザ照射位置ずれ検出装置10のレーザ照射位置ずれ検出処理の有効性が確認された。
なお、鋼管のレーザ溶接装置は、前記したレーザ照射位置ずれ検出装置10に加えて、レーザの照射位置を制御する機構を備えていてもよい。例えば、図11に示すレーザ溶接装置20Aは、レーザ照射位置ずれ検出装置10に加えて、レーザ照射ヘッド位置制御装置16を備えている。
レーザ照射ヘッド位置制御装置16は、画像処理装置12からレーザ照射位置4と鋼帯1の突合せ位置とのずれ量(シ―ムずれ量)が入力され、このずれ量に基づいてレーザ照射ヘッド17の位置を修正する。なお、例えばロボットハンドや電動アクチュエーター等、座標位置を指令値として駆動させることでレーザ照射ヘッドの位置を修正することは一般的に行われているため、上記のような位置修正は公知の技術により実現可能である。
図12は、図11のレーザ溶接装置20Aによって実際に鋼管を溶接した場合において、レーザ照射位置およびシームずれ量を、レーザ照射ヘッド17の位置修正を行った場合と行わなかった場合とで比較した図である。同図に示すように、レーザ照射ヘッド17の位置修正を行った場合は、レーザ照射位置がほぼシーム位置(すなわちシームずれ量0mmの位置)に追従し、シームずれ量がほぼゼロになっていることが分かる。一方、レーザ照射ヘッド17の位置修正を行わなかった場合は、レーザ照射位置がシーム位置に追従せず、シームずれ量が大きくなっていることが分かる。このように、レーザ溶接装置20Aによれば、溶接ずれそのものが低減するため、溶接不良が減少あるいは皆無となり、製造する溶接鋼管の品質や信頼性を向上させることができる。
以上のように、本発明に係るレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法、鋼管の製造方法、レーザ照射位置ずれ検出装置、鋼管のレーザ溶接装置、および鋼管の製造装置は、レーザ照射位置の突合せ位置からのずれを防止することができるため、レーザ溶接鋼管の製造工程に適用することができる。
1 鋼帯
2 突合せ位置
3 レーザ光
4 レーザ照射位置
5 開先部
6 撮像視野
10 レーザ照射位置ずれ検出装置
11 カメラ(撮像手段)
12 画像処理装置
13 対物レンズ
14 帯域限定フィルタ
15 表示装置
16 レーザ照射ヘッド位置制御装置
17 レーザ照射ヘッド
20,20A レーザ溶接装置
A 高輝度領域
B 透過光領域

Claims (7)

  1. 鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射してレーザ溶接鋼管を製造する際、該突合せ位置とレーザ光が照射されたレーザ照射位置とのずれを検出するレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法であって、
    前記レーザ照射位置と、前記鋼帯の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない開先部とを含む領域を、レーザ光の照射方向と同じ方向に同時に撮像する撮像ステップと、
    撮像された撮像画像からレーザ照射位置と突合せ位置とを検出する検出ステップと、
    検出された前記レーザ照射位置と前記突合せ位置との位置関係を算出する算出ステップと、
    を含み、
    前記検出ステップにおいて、照射されたレーザ光が前記開先部から前記鋼帯の裏面に貫通した後に前記鋼帯の表面に透過した透過光の撮像画像に基づいて、前記突合せ位置を検出することを特徴とするレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法。
  2. 前記算出ステップにおいて、検出された前記レーザ照射位置と前記突合せ位置との鋼帯の走行方向に直交する方向でのずれを算出することを特徴とする請求項1に記載のレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法。
  3. 前記撮像ステップにおいて、波長が630nm以上900nm以下で帯域幅が20nm以下の光のみを透過する帯域限定フィルタを介して撮像することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法。
  4. 鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射して貫通溶接する鋼管の製造方法において、
    請求項1〜のいずれか一項に記載のレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出方法によって検出したレーザ照射位置と突合せ位置とのずれ量に基づいて、レーザ光の照射位置を修正しながら溶接することを特徴とする鋼管の製造方法。
  5. 鋼帯の両縁が突き合わされ閉塞した突合せ位置にレーザ光を照射してレーザ溶接鋼管を製造する際、該突合せ位置とレーザ光が照射されたレーザ照射位置とのずれを検出するレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出装置であって、
    前記レーザ照射位置と、前記鋼帯の両縁が所定以上のギャップを有して閉塞していない開先部とを含む領域を、レーザ光の照射方向と同じ方向に同時に撮像する撮像手段と、
    撮像された撮像画像からレーザ照射位置と突合せ位置とを検出する検出手段と、
    検出された前記レーザ照射位置と前記突合せ位置との位置関係を算出する算出手段と、
    を備え
    前記検出手段は、照射されたレーザ光が前記開先部から前記鋼帯の裏面に貫通した後に前記鋼帯の表面に透過した透過光の撮像画像に基づいて、前記突合せ位置を検出することを特徴とするレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出装置。
  6. 請求項に記載のレーザ溶接鋼管のレーザ照射位置ずれ検出装置を備えることを特徴とする鋼管のレーザ溶接装置。
  7. 請求項に記載の鋼管の製造方法により、レーザ照射位置と突合せ位置とのずれ量に基づいて、レーザ光の照射位置を修正しながら溶接することを特徴とする鋼管の製造装置。
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