JP6094295B2 - エンジン点火制御装置、エンジン点火制御方法 - Google Patents

エンジン点火制御装置、エンジン点火制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンの点火を制御するための技術に関する。
従来、下記特許文献1及び2にはいずれも、エンジンの点火を制御するための技術が開示されている。この種のエンジン点火制御では、マイコンに設けられた通電開始タイマ及び通電終了タイマを用いて点火コイルへの通電時間を導出するのが有効である。このとき、通電開始タイマ及び通電終了タイマによるタイマカウントの開始タイミングが一致していると、例えば第1気筒の点火コイルの通電が完了していないときに第2気筒の点火コイルに対する通電開始指示があっても、通電終了タイマが動作中であるためこの通電開始指示に応じて通電終了タイマを起動することができないという不具合が生じる。そこで、このような不具合に対処するために、別の通電終了タイマを追加するという対策が考えられる。しかしながら、この対策は、マイコンに搭載された限られた数のタイマを有効利用したいという要請に反するものであり、また複数の通電終了タイマを使用するとこれらの通電終了タイマの動きを確認するための無駄なルーチンが発生するため不利である。
特開2003−307170号公報 特開平6−221256号公報
(発明が解決しようとする課題)
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、エンジンに割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するためのタイマの数を増やすことなく適正なエンジン点火を実現するのに有効な技術を提供することである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係るエンジン点火制御装置は、複数気筒のエンジンの点火制御を行うための装置であり、エンジンの各気筒に割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するために設けられた1つの通電開始タイマ及び1つの通電終了タイマと、制御部とを含む。制御部は、前記点火コイルの通電条件の成立によって、通電開始タイマを複数回連続してアンダーフローさせ、且つ複数回のうち最終回目を除いた所定回目のアンダーフロー時に通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、通電開始タイマの複数回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して点火コイルの通電を開始する一方で、通電終了タイマのアンダーフロー時に当該通電終了タイマによるタイマカウントを終了して点火コイルの通電を停止する。
上記構成によれば、通電開始タイマ及び通電終了タイマによるタイマカウントの開始タイミングをずらすことによって、通電終了タイマの起動中に次の通電開始指示があっても、通電開始タイマのタイマカウントを独立して開始すること可能になる。その結果、別の通電終了タイマを追加する必要がなく、タイマの数を最小限に抑えることができる。また、タイマの数が増えることによって生じる、タイマの動きを確認するための無駄なルーチンの発生を抑制できる。更に、通電終了タイマによるタイマカウントの開始タイミングを通電開始タイマよりも遅らせることによって、通電終了タイマの起動時間を抑えることができ、通電終了タイマを無駄に動かす必要がない。従って、限られた数のタイマを用いて点火コイルに適正に通電することができ、これによりエンジンにおけるエンジン点火の適正化が図られる。
上記のエンジン点火制御装置では、制御部は、通電開始タイマを2回連続してアンダーフローさせ、通電開始タイマの1回目のアンダーフロー時に通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、通電開始タイマの2回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して点火コイルの通電を開始するのが好ましい。この場合、通電開始タイマを連続してアンダーフローさせる回数が最小限である2回に抑えられるため、タイマ制御に係る制御部の処理負荷が少なくてすむ。
本発明に係るエンジン点火制御方法は、複数気筒のエンジンの点火制御を行うための方法であり、エンジンの各気筒に割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するために、1つの通電開始タイマ及び1つの通電終了タイマを用いる。この場合、前記点火コイルの通電条件の成立によって、通電開始タイマを複数回連続してアンダーフローさせ、且つ複数回のうち最終回目を除いた所定回目のアンダーフロー時に通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、通電開始タイマの複数回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して点火コイルの通電を開始する一方で、通電終了タイマのアンダーフロー時に当該通電終了タイマによるタイマカウントを終了して点火コイルの通電を停止する。
上記方法によれば、通電開始タイマ及び通電終了タイマによるタイマカウントの開始タイミングをずらすことによって、通電終了タイマの起動中に次の通電開始指示があっても、通電開始タイマのタイマカウントを独立して開始すること可能になる。その結果、別の通電終了タイマを追加する必要がなく、タイマの数を最小限に抑えることができる。また、タイマの数が増えることによって生じる、タイマの動きを確認するための無駄なルーチンの発生を抑制できる。更に、通電終了タイマによるタイマカウントの開始タイミングを通電開始タイマよりも遅らせることによって、通電終了タイマの起動時間を抑えることができ、通電終了タイマを無駄に動かす必要がない。従って、限られた数のタイマを用いて点火コイルに適正に通電することができ、これによりエンジンにおけるエンジン点火の適正化が図られる。
上記の方法では、通電開始タイマを2回連続してアンダーフローさせ、通電開始タイマの1回目のアンダーフロー時に通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、通電開始タイマの2回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウンを終了して点火コイルの通電を開始するのが好ましい。この方法によれば、通電開始タイマを連続してアンダーフローさせる回数が最小限である2回に抑えられるため、タイマ制御に係る処理負荷が少なくてすむ。
以上のように、本発明によれば、エンジンに割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するためのタイマの数を増やすことなく適正なエンジン点火を実現することが可能になった。
本実施の形態のエンジン点火制御装置1のブロック図である。 エンジン運転時の点火制御のフローチャートを示す図である。 通電開始タイマTAに関する割り込み制御のフローチャートを示す図である。 通電終了タイマTBに関する割り込み制御のフローチャートを示す図である。 通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBのそれぞれの制御に関するタイミングチャートを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態のエンジン点火制御装置1は、複数気筒のエンジン30の点火制御を行うための装置であり、マイコン10及び検出部20を主体に構成されている。
エンジン30は、典型的にはガスヒートポンプ式空調装置に設けられる冷媒循環用コンプレッサの駆動源として用いられ、或いは車両に設けられる車輪の駆動源として用いられる。本実施の形態では、エンジン30は3気筒エンジンであり、3つの点火コイル(第1点火コイル41、第2点火コイル42、第3点火コイル43)と、3つの点火プラグ(第1点火プラグ51、第2点火プラグ52、第3点火プラグ53)を備えている。
マイコン10は、1つの通電開始タイマTA及び1つの通電終了タイマTBを備えている。これら通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBは、エンジン30の各気筒に割り当てられた3つの点火コイル41〜43のそれぞれの通電時間を設定するために設けられた兼用のタイマである。このマイコン10は、通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBをそれぞれ独立して制御するとともに、これらのタイマによって設定された通電時間に基づいて点火コイル41〜43のそれぞれを制御する機能を果たす。なお、このタイマ10は、点火コイル41〜43以外の制御に用いる1又は複数のタイマを備えていてもよい。このマイコン10が本発明の「制御部」に相当し、また通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBがそれぞれ、本発明の「通電開始タイマ」及び「通電終了タイマ」に相当する。
検出部20は、エンジン30に関する情報を検出する機能を果たし、エンジン30の回転数を検出するためのエンジン回転数検出器21と、エンジン30のカム位置を検出するためのカムポジションセンサ22を備えている。この検出部20がマイコン10に接続されている。このため、エンジン回転数検出器21からの出力信号S1、及びカムポジションセンサ22からの出力信号S2がマイコン10に入力される。
以下、図2〜図5を参照しつつ、上記のエンジン点火制御装置1における点火制御方法について説明する。この点火制御は、制御主体であるマイコン10によって実行される。
図2に示すフローチャートによれば、まずステップS101において、エンジン30の状態が「停止状態」及び「始動時制御状態」を経て「運転時制御状態」に移行したか否かを判定する。この判定は、エンジン回転数検出器21から出力された信号(図1中の出力信号S1)に基づいて行われる。
ステップS102では、ステップS101でエンジン30の状態が「運転時制御状態」に移行したと判定した場合、その後にエンジン30のクランク位置が適正な点火位置に達したか否かを判定する。この判定は、典型的にはエンジン30のカム位置を検出するカムポジションセンサ22から出力された信号(図1中の出力信号S2)を用いて行われる。このとき、エンジン30のクランク位置が適正な点火位置に達したと判定した場合(ステップS102のYesの場合)、即ち所定の点火コイル(例えば、点火コイル41)の通電条件が成立したと判定した場合にステップS103にすすむ。一方で、エンジン30のクランク位置が適正な点火位置に達していないと判定した場合(ステップS102のNoの場合)にはそのまま図2のタイマ処理を終了する。
ステップS103では、通電開始タイマTAが起動中(タイマカウント中)であるか否かを判定する。このとき、通電開始タイマTAが起動中であると判定した場合(ステップS103のYesの場合)にはステップS104にすすむ。一方で、通電開始タイマTAが起動中でないと判定した場合(ステップS103のNoの場合)にはステップS105にすすむ。
ステップ104では、通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBによるタイマカウントの停止処理を行うことによって当該タイマをリセットする。これにより、その後の処理によって重複点火が発生するのを防止することができる。これに対して、ステップS105では、通電開始タイマTAによるタイマカウントの開始処理を行う。具体的には、通電開始タイマTAのためのカウンタ値を所定値Aにセットし、この通電開始タイマTAのカウント開始フラグを「ON」に設定する(図5中の例えばCで示す領域を参照)。これにより、通電開始タイマTAが所定値Aのアンダーフロー(「アンダーカウント」ともいう)を開始する。
本実施の形態では、通電開始タイマTAをでは所定値Aに関し2回連続してアンダーフローさせるように設定されている。このとき、1回のみのアンダーフローを想定した場合の基準時間A’を、例えばエンジンの回転に関する出力パルス(エンジン1回転で12パルスが出力される場合)の4つ分に相当する時間taと、遅角制御に要する時間tbとの加算値(=ta+tb)から、補正パラメータ(エンジンの回転数や進角等に関する補正パラメータ)に基づく時間tc、通電時間td、計算に要する時間teを差し引いた値(=ta+tb−tc−td−te)として定義すると、この基準時間A’の2分の1を所定値A(=A’/2)とすることができる。
なお、通電開始タイマTAによるアンダーフローの連続実施回数は必要に応じて変更可能であり、これに伴って所定値Aを求めるために基準時間A’を等分割する数も適宜に変更される。また、基準時間A’を導出するための加算要素や減算要素は上記の時間ta〜teに限定されるものではなく、必要に応じて適宜に変更又は追加が可能である。
通電開始タイマTAによる1回目のアンダーフロー時にカウンタ値が「0」になると、図3に示す割り込み制御が行われる。図3が参照されるように、この割り込み制御では、まずステップS201によってアンダーフロー回数Nのインクメント処理(「加算処理」ともいう)を行う。1回目のアンダーフロー時にはアンダーフロー回数Nが「0」であるため、このインクメント処理によって「1」が加算されるとアンダーフロー回数Nが「1」になる。これに対して、2回目のアンダーフロー時にはアンダーフロー回数Nが「1」であるため、このインクメント処理によって「1」が加算されるとアンダーフロー回数Nが「2」になる。
ステップS202では、アンダーフロー回数Nが「1」であるか否かを判定する。アンダーフロー回数Nが「1」であると判定した場合(ステップS202のYesの場合)にはステップS203にすすみ、そうでない場合(ステップS202のNoの場合)にはステップS204にすすむ。従って、1回目のアンダーフロー時の割り込み制御では、ステップS203の処理が実行される。
ステップS203では、通電終了タイマTBによるタイマカウントの開始処理を行う。具体的には、通電終了タイマTBのためのカウンタ値を所定値Bにセットし、この通電終了タイマTBのカウント開始フラグを「ON」に設定する(図5中の例えばDで示す領域を参照)。これにより、通電終了タイマTBが所定値Bのアンダーフロー(「アンダーカウント」ともいう)を開始する。この場合、所定値Bは、例えば前述の時間taと時間tbとの加算値から、時間tc、時間te、基準時間Aを差し引いた値(=ta+tb−tc−te−A)として定義される。
ステップS204では、通電開始タイマTAのアンダーフロー回数Nが「2」であるか否かを判定する。アンダーフロー回数Nが「2」であると判定した場合(ステップS204のYesの場合)にはステップS205にすすみ、そうでない場合(ステップS204のNoの場合)にはそのまま図3の割り込み処理を終了する。従って、2回目のアンダーフロー時の割り込み制御では、ステップS205の処理が実行される。
ステップS205では、所定の点火コイルの通電開始処理を行う。また、ステップS206によって通電開始タイマTAによるタイマカウントの停止処理を行う。具体的には、通電開始タイマTAのカウント開始フラグを「OFF」に設定する。これにより、当該点火コイルの通電が開始される。更に、ステップS207によって、通電開始タイマTAのアンダーフロー回数Nをクリア(リセット)する。これによりアンダーフロー回数Nが「0」に戻る。
また、通電終了タイマTBによるアンダーフロー時にカウンタ値が「0」になると、図4に示す割り込み制御が行われる。図4が参照されるように、この割り込み制御では、ステップS301によって所定の点火コイルの通電停止処理を行う。また、ステップS302によって通電終了タイマTBによるタイマカウントの停止処理を行う。具体的には、通電終了タイマTBのカウント開始フラグを「OFF」に設定する。これにより、当該点火コイルの通電が停止される。
上記のように、通電開始タイマTAのカウント開始フラグが「OFF」に設定された後、通電終了タイマTBのカウント開始フラグが「OFF」に設定されるまでの間、所定の点火コイルに通電される(図5中の例えばEで示す領域を参照)。これにより、当該点火コイルに対応する点火プラグの点火(スパーク)に必要な電圧を発生させることができる。図5が参照されるように、図2〜図4に示すような通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBを用いた処理は、各気筒の点火コイルに対して予め設定された周期で実行される。
以上のように、本実施の形態のエンジン点火制御装置1によるエンジン点火制御方法によれば、通電開始タイマTA及び通電終了タイマTBによるタイマカウントの開始タイミングをずらすことによって、通電終了タイマTBの起動中に次の通電開始指示があっても、通電開始タイマTAのタイマカウントを独立して開始すること可能になる。その結果、別の通電終了タイマTBを追加する必要がなく、タイマの数を最小限に抑えることができるため、マイコン10をタイマの数を増やすために変更する必要ない。また、タイマの数が増えることによって生じる、タイマの動きを確認するための無駄なルーチンの発生を抑制できる。更に、通電終了タイマTBによるタイマカウントの開始タイミングを通電開始タイマTAよりも遅らせることによって、通電終了タイマTBの起動時間を抑えることができ、通電終了タイマTBを無駄に動かす必要がない。従って、2つのタイマTA,TBのみを用いて点火コイル41〜43に適正に通電することができ、これによりエンジン30におけるエンジン点火の適正化が図られる。特に、通電開始タイマTAを連続してアンダーフローさせる回数が最小限である2回に抑えられるため、タイマ制御に係るマイコン10の処理負荷が少なくてすむという作用効果を奏する。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、通電開始タイマTAを2回連続してアンダーフローさせる場合について記載したが、本発明では、通電開始タイマTAを連続してアンダーフローさせる回数は2回に限定されるものではなく、通電開始タイマTAを複数回連続してアンダーフローさせることができる。この場合、この複数回のうち最終回目を除いた所定回目(例えば3回連続のアンダーフローの形態では1回目又は2回目)のアンダーフロー時に通電終了タイマTBによるタイマカウントを開始することができる。
また上記実施の形態では、3気筒エンジンの各気筒に割り当てられた3つの点火コイル41〜43の通電時間を設定する場合について記載したが、エンジンの気筒数は3つに限定されるものではなく、複数気筒のエンジンに割り当てられた点火コイルの通電時間を設定する技術に本発明を適用することができる。
1…エンジン点火制御装置、10…マイコン、20…検出部、21…エンジン回転数検出器、22…カムポジションセンサ、30…エンジン、41…第1点火コイル、42…第2点火コイル、43…第3点火コイル、51…第1点火プラグ、52…第2点火プラグ、53…第3点火プラグ、TA…通電開始タイマ、TB…通電終了タイマ

Claims (4)

  1. 複数気筒のエンジンの点火制御を行うためのエンジン点火制御装置であって、
    前記エンジンの各気筒に割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するために設けられた、1つの通電開始タイマ及び1つの通電終了タイマと、
    前記点火コイルの通電条件の成立によって、前記通電開始タイマを複数回連続してアンダーフローさせ、且つ前記複数回のうち最終回目を除いた所定回目のアンダーフロー時に前記通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、前記通電開始タイマの前記複数回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を開始する一方で、前記通電終了タイマのアンダーフロー時に当該通電終了タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を停止する制御部と、
    を含む、エンジン点火制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン点火制御装置であって、
    前記制御部は、前記通電開始タイマを2回連続してアンダーフローさせ、前記通電開始タイマの1回目のアンダーフロー時に前記通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、前記通電開始タイマの2回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を開始する、エンジン点火制御装置。
  3. 複数気筒のエンジンの点火制御を行うためのエンジン点火制御方法であって、
    前記エンジンの各気筒に割り当てられた点火コイルの通電時間を設定するために、1つの通電開始タイマ及び1つの通電終了タイマを用い、
    前記点火コイルの通電条件の成立によって、前記通電開始タイマを複数回連続してアンダーフローさせ、且つ前記複数回のうち最終回目を除いた所定回目のアンダーフロー時に前記通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、前記通電開始タイマの前記複数回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を開始する一方で、前記通電終了タイマのアンダーフロー時に当該通電終了タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を停止する、エンジン点火制御方法。
  4. 請求項に記載のエンジン点火制御方法であって、
    前記通電開始タイマを2回連続してアンダーフローさせ、前記通電開始タイマの1回目のアンダーフロー時に前記通電終了タイマによるタイマカウントを開始し、前記通電開始タイマの2回目のアンダーフロー時に当該通電開始タイマによるタイマカウントを終了して前記点火コイルの通電を開始する、エンジン点火制御方法。
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