JP6093686B2 - ブロー成形方法および装置 - Google Patents

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本発明は、成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法および装置に関する。
従来、成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みながら、ストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法および装置については、前記ブロー成形時に過酸化水素の凝結ミスト又はガスとブロー成形用エアとを混ぜた混合気を前記プリフォーム内に吹き込んで、ボトル成形と同時にボトル内の殺菌をして、ブロー成形後のボトルを無菌充填に対応する方法および装置が公知となっている(特許文献1)。
特開2009−274309号公報(図2)
前記特許文献1によれば、加熱したプリフォームを成形用金型内に装着し、過酸化水素の凝縮ミスト又はガスと一次ブロー用エアとを混ぜた混合気をプリフォーム内に吹き込んで中間成形品まで膨張させると同時に中間成形品内を殺菌し、次いで、二次ブロー用エアを前記中間成形品内に吹き込むことによってボトルまで膨張させると同時にボトル内の過酸化水素を除去するとしている。
しかしながら、前記特許文献1の技術では、二次ブロー用エアの吹き込みではボトル内に過酸化水素が残留する恐れがあり、また、過酸化水素によってボトル内の殺菌はなされるとしても、ボトル口部の天面並びにねじ部外面の積極的な殺菌がなされていないという恐れがある。
本発明は、上述の事情に鑑み、加熱したプリフォームを成形用金型内に装着し、ブロー用エアでボトルに成形する際に、ボトル内に過酸化水素のような殺菌剤が残留することなく殺菌でき、また、ボトル口部の天面並びにねじ部外面も殺菌できるブロー成形方法および装置を提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)本発明の第1の手段のブロー成形方法は、成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法において、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、延伸ブロー成形したボトル内部のブロー成形用気体を一旦大気圧状態にするとともに、ブロー成形用気体から切換えて殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの内部に吹き付け、前記口部近辺とシール部材との間に隙間を空けて、前記成形ボトル内に残留しているブロー成形用気体を追い出しつつ前記成形ボトル内を、殺菌剤を含んだ気体或いはミストで充満させるようにし、前記隙間を通った前記成形ボトル内の前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを、前記口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させることを特徴とする。
)本発明の第の手段のブロー成形方法は、前記第1から第3の手段のブロー成形方法において、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその内部に吹き付けられた成形ボトル、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその口部の天面或いはねじ部外面に接触した成形ボトルに、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波を照射することを特徴とする。
)本発明の第の手段のブロー成形装置は、プリフォームを成形適正温度に加熱する加熱装置と、成形適正温度に加熱されたプリフォームがその囲まれた空間内に挿入される成形用金型と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部近辺を抑えてプリフォームの内部を気密シールするシール部材と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部の外方から該プリフォームの内底部へ押し込みつつ延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体を吹付ける中空穴を有するストレッチロッドとから成るブロー成形装置において、ブロー成形後のボトル内の気体を大気状態にする排気弁と、前記成形ボトル内へ殺菌剤を含んだ気体或いはミストを供給する殺菌剤供給装置を設けて、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、前記排気弁の開作動により前記成形ボトル内を一旦大気状態にした後、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付け、前記口部近辺とシール部材との間を、前記成形ボトル内の殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させて前記口部の天面或いはねじ部外面を殺菌できる隙間状態とすることができるようにシール部材昇降装置或いは口部昇降装置を設けたことを特徴とする。
)本発明の第の手段のブロー成形装置は、前記第5の手段のブロー成形装置において、延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体配管経路の途中に切換え弁を設け、該切換え弁に前記殺菌剤供給装置からの気体配管を接続して、該切換え弁の切換えによって、前記プリフォーム或いはボトル内に吹付ける気体を、前記ブロー成形用気体または前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストに切換えられるように構成したことを特徴とする。
)本発明の第の手段のブロー成形装置は、前記第5から第7の手段のブロー成形装置において、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置を設けて、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付けた後に、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの口部の天面或いはねじ部外面に接触させた後に、前記マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置からの照射によりボトルを殺菌するように構成したことを特徴とする。
請求項1およびに係わる本発明は、成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法および装置において、延伸ブロー成形終了時或いは直後に、延伸ブロー成形したボトル内部のブロー成形用気体を一旦大気圧状態にするとともに、ブロー成形用気体から切換えて殺菌剤を含んだ気体或いはミストを成形ボトルの内部に吹き付けるようにしたことにより、成形後のボトルが完全な殺菌状態となって、無菌充填対応ができるという効果を有する。
請求項1および3、4に係わる本発明は、ボトル成形終了時或いは直後に口部近辺とシール部材との間に僅かに隙間を空けるようにして、成形ボトル内に殺菌剤を含んだ気体或いはミストを吹付けるように切換えるようにしたことにより、成形ボトル内に残留しているブロー成形用気体を追い出しつつ、成形ボトル内を、殺菌剤を含んだ気体或いはミストで充満させて、ボトル内の殺菌が十分に行えるようになるとともに、僅かに空けた隙間から逃げてくる成形ボトル内の殺菌剤を含んだ気体或いはミストを、口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させて、口部の天面或いはねじ部外面も殺菌できるという効果を有する。
請求項5に係わる本発明は、さらに、成形ボトルにマイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波を照射するようにしたことにより、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその内部に吹き付けられた成形ボトル、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその口部の天面或いはねじ部外面に接触した成形ボトルが、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射を受けて、成形後のボトルが殺菌剤の残留もなく、完全な殺菌状態となって、食品衛生上好ましい無菌充填対応ができるという効果を有する。
本発明の実施の形態に係わるブロー成形装置を摸式的に示した平面図である。 プリフォームの正面図である。 成形したボトルの正面図である。 図1の矢視IV図である。 本発明の実施の形態に係わるブロー成形方法を説明する図で、図4に相当する図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(本発明の実施の形態)
本発明の実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるブロー成形装置を摸式的に示した平面図である。
図2は、プリフォームの正面図である。
図3は、成形したボトルの正面図である。
図4は、図1の矢視IV図である。
図5は、本発明の実施の形態に係わるブロー成形方法を説明する図で、図4に相当する図である。
図1において、本発明の実施の形態に係わるブロー成形装置1は、試験管状の有底筒状体に成形された図2に示すようなプリフォームPが、上流から矢印P1の方向へ壁17に囲まれたクリーンルーム51内に供給され、ホイール55を経由して搬送装置61によって図示矢印の方向へ搬送されている間に、ホイール62aとホイール62bに懸架されている搬送区間で加熱装置54により成形適正温度に加熱されて、ホイール64を経由して回転式延伸ブロー成形装置2に受け渡され、延伸ブローにより図3に示すような形状に成形されたボトルBがホイール65とホイール66経由でホイール67に受け渡されて、ホイール67で搬送されている間に照射装置7によりマイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射を受けた後、図示二点鎖線の壁18に囲まれた無菌ルーム52内の図示二点鎖線のホイール68経由で無菌充填機70へ受渡し搬送されて液体を無菌充填され、キャッパ69で図示しない無菌状態のキャップを装着されて矢印E方向の次工程へ搬出されるように主に構成されている。
なお、前記プリフォームP或いは成形されたボトルBは、前記搬送装置61に備えられた等ピッチ配置の図示しない容器グリッパに保持されて図示矢印の方向へ搬送されるようになっており、図1では搬送装置を一部のみ図示している。
前記延伸ブロー成形装置2は、図4に示すように、二つ割り開閉構造の一対で成形用空間を形成する胴部成形金型12および底部成形金型13から成るブロー成形金型が円周等分に配置されており、前記搬送装置61の図示しない容器グリッパと同期した前記一対の胴部成形金型12および底部成形金型13の開状態で、上流側から搬送されてくる成形適正温度に加熱された図示二点鎖線のプリフォームPが挿入受渡しされ、プリフォームPの鍔部Pnの下部が前記胴部成形金型12の閉作動によりグリップされるとともに、鍔部Pnの上面(ここでは口部Pm近辺の内鍔部Pnの上面を取り上げている)が図示しないシール部材昇降装置によるU方向の下降でパッキン抑え5を介してシールパッキン(シール部材)5Sによって気密シールされ、プリフォームPの内径側の上方からY方向へストレッチノズル4がプリフォームPの内底部に向けて気密シール状態で挿入されつつ、ストレッチノズル4の中空穴4Pに図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置から供給されてくるブロー成形用気体(エア)がストレッチノズル4の孔4Hから吹き付けられることによって、ボトルBに延伸ブロー成形されるようになっている。
ここで、前記鍔部Pnの下部が前記胴部成形金型12の閉作動によりグリップされるに当って、鍔部Pnの下部と前記胴部成形金型12が気密となるように構成されている。
なお、前記パッキン抑え5で構成される空間5Vは、プリフォームPの鍔部Pnの上方の口部Pmの内径側と前記ストレッチノズル4の外径側との間の隙間を介して、プリフォームP(ボトルB)の内部と導通状態になっているが、該空間5Vに気密シールで挿入されている配管8を介して開閉弁9によって閉状態になっている時は閉鎖空間となっており、前記開閉弁9によって開状態になっている時はボトルB内のブロー成形用圧力エアが大気開放されるようになっている。
また、延伸ブローされたボトルBは、前記一対の胴部成形金型12および底部成形金型13が閉状態から開状態になって、図示しないグリッパによって下流側へ排出受渡しがなされるようになっている。
さらに、前記図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体配管経路には図示しない切換え弁が設けられており、該切換え弁に図示しない殺菌剤供給装置からの気体配管を接続して、該切換え弁の切換えによって、ストレッチノズル4の中空穴4Pへブロー成形用エアの供給および停止、或いは、後述する殺菌ガスGの供給および停止ができるようになっている。
次に、本発明の実施の形態に係わるブロー成形装置1の作用を説明する。
上流から矢印P1の方向に供給搬送され、加熱装置54により成形適正温度に加熱されたプリフォームPは、回転式延伸ブロー成形装置2に受け渡される際、開状態から閉状態になる一対の胴部成形金型12に鍔部Pnの下部をグリップされ、鍔部Pnの上面がU方向に昇降するパッキン抑え5を介してシールパッキン5Sによって気密シールされ、Y方向からストレッチノズル4が該プリフォームPの内底部に向けて挿入されつつストレッチノズル4の中空穴4Pに図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置から供給されてくるブロー成形用エアがストレッチノズル4の孔4Hから吹き付けられることによって、ボトルBに延伸ブロー成形される。
前記ボトルBへの延伸ブロー成形終了時或いは直後に、図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置からの配管回路の途中に設けられた図示しない切換え弁の切換えにより、ストレッチノズル4の中空穴4Pへのブロー成形用エアの供給が停止されるとともに、開閉弁9の開作動によりボトルB内のブロー成形用エアは一旦大気開放される。
その直後に、開閉弁9が閉作動して延伸ブロー成形用気体供給装置からの配管回路の途中に設けられた図示しない前記切換え弁の切換えにより、ストレッチノズル4の中空穴4Pへ活性酸素或いはヒドロラジカルを生成する殺菌剤から成る殺菌ガスGが供給されるとともに、図5に示すように、パッキン抑え5がシールパッキン5Sと鍔部Pn上面との間に適度の隙間を形成するようにU方向へ上昇すると、該隙間を通してボトルB内の残留しているブロー成形用エアが殺菌ガスGに置換されつつ、殺菌ガスGが、図5に示すように、ボトルB内から口部Pmの内径側と前記ストレッチノズル4の外径側との間の隙間を介して上方の空間5Vへ流れ、さらに、空間5Vから口部Pmの天面およびキャップねじ部Psと接触しながらシールパッキン5Sと鍔部上部との間の適度の隙間を経由して図示矢印Fのように外部へ流れていく。
即ち、前記殺菌ガスGが、ボトルB内ばかりでなく、口部Pmの天面およびねじ部Psにも接触する。
前記説明のようにブロー成形され、内部並びに口部Pmの天面およびねじ部Psを殺菌ガスGによって接触されたボトルBは、延伸ブロー成形装置2からホイール65とホイール66を経由して、ホイール67に受け渡され、ホイール67で搬送されている間に、照射装置7によりマイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射を受けて、内部並びに口部Pmの天面およびねじ部Psに接触している殺菌ガスGが乾燥されるとともに内部並びに口部Pmの天面およびねじ部Psが殺菌され、無菌状態になったボトルBは無菌充填機70によって液体の無菌充填がなされる。
図1および前記説明では、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置7を、延伸ブロー成形装置2の後工程に設けた場合を図示し、説明したが、前記照射装置を回転式延伸ブロー成形装置2内に設けるとしてもよい。
また、前記説明では、シールパッキン5Sをシール部材昇降装置で昇降して鍔部Pnの上面とシールパッキン5Sとの間をシール状態或いは隙間状態とする場合について説明したが、口部Pmを口部昇降装置で昇降して鍔部Pnとシールパッキン5Sとの間をシール状態或いは隙間状態とするとしてもよい。
1 ブロー成形装置
2 (回転式)延伸ブロー成形装置
4 ストレッチノズル(ストレッチロッド)
4P (ストレッチノズルの)中空穴
4H (ストレッチノズルの)孔
5 パッキン抑え
5S シールパッキン(シール部材)
7 (マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の)照射装置
9 開閉弁
12 胴部成形金型
54 加熱装置
B ボトル
G (活性酸素或いはヒドロラジカルを生成する殺菌剤から成る)殺菌ガス(殺菌剤を含んだ気体)
P プリフォーム
Pm 口部
Pn 鍔部
Ps (キャップ)ねじ部

Claims (5)

  1. 成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法において、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、延伸ブロー成形したボトル内部のブロー成形用気体を一旦大気圧状態にするとともに、ブロー成形用気体から切換えて殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの内部に吹き付け
    前記口部近辺とシール部材との間に隙間を空けて、前記成形ボトル内に残留しているブロー成形用気体を追い出しつつ前記成形ボトル内を、殺菌剤を含んだ気体或いはミストで充満させるようにし、
    前記隙間を通った前記成形ボトル内の前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを、前記口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させることを特徴とするブロー成形方法。
  2. 請求項1記載するブロー成形方法において、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその内部に吹き付けられた成形ボトル、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその口部の天面或いはねじ部外面に接触した成形ボトルに、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波を照射することを特徴とするブロー成形方法。
  3. プリフォームを成形適正温度に加熱する加熱装置と、成形適正温度に加熱されたプリフォームがその囲まれた空間内に挿入される成形用金型と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部近辺を抑えてプリフォームの内部を気密シールするシール部材と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部の外方から該プリフォームの内底部へ押し込みつつ延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体を吹付ける中空穴を有するストレッチロッドとから成るブロー成形装置において、ブロー成形後のボトル内の気体を大気状態にする排気弁と、前記成形ボトル内へ殺菌剤を含んだ気体或いはミストを供給する殺菌剤供給装置を設けて、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、前記排気弁の開作動により前記成形ボトル内を一旦大気状態にした後、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付け
    前記口部近辺とシール部材との間を、前記成形ボトル内の殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させて前記口部の天面或いはねじ部外面を殺菌できる隙間状態とすることができるようにシール部材昇降装置或いは口部昇降装置を設けたことを特徴とするブロー成形装置。
  4. 請求項に記載するブロー成形装置において、延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体配管経路の途中に切換え弁を設け、該切換え弁に前記殺菌剤供給装置からの気体配管を接続して、該切換え弁の切換えによって、前記プリフォーム或いはボトル内に吹付ける気体を、前記ブロー成形用気体または前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストに切換えられるように構成したことを特徴とするブロー成形装置。
  5. 請求項3又は4に記載するブロー成形装置において、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置を設けて、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付けた後に、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの口部の天面或いはねじ部外面に接触させた後に、前記マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置からの照射によりボトルを殺菌するように構成したことを特徴とするブロー成形装置。
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