JP2015104864A - ブロー成形方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、前記特許文献1の技術では、二次ブロー用エアの吹き込みではボトル内に過酸化水素が残留する恐れがあり、また、過酸化水素によってボトル内の殺菌はなされるとしても、ボトル口部の天面並びにねじ部外面の積極的な殺菌がなされていないという恐れがある。
(1)本発明の第1の手段のブロー成形方法は、成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法において、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、延伸ブロー成形したボトル内部のブロー成形用気体を一旦大気圧状態にするとともに、ブロー成形用気体から切換えて殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの内部に吹き付けることを特徴とする。
本発明の実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるブロー成形装置を摸式的に示した平面図である。
図2は、プリフォームの正面図である。
図3は、成形したボトルの正面図である。
図4は、図1の矢視IV図である。
図5は、本発明の実施の形態に係わるブロー成形方法を説明する図で、図4に相当する図である。
なお、前記プリフォームP或いは成形されたボトルBは、前記搬送装置61に備えられた等ピッチ配置の図示しない容器グリッパに保持されて図示矢印の方向へ搬送されるようになっており、図1では搬送装置を一部のみ図示している。
ここで、前記鍔部Pnの下部が前記胴部成形金型12の閉作動によりグリップされるに当って、鍔部Pnの下部と前記胴部成形金型12が気密となるように構成されている。
また、延伸ブローされたボトルBは、前記一対の胴部成形金型12および底部成形金型13が閉状態から開状態になって、図示しないグリッパによって下流側へ排出受渡しがなされるようになっている。
上流から矢印P1の方向に供給搬送され、加熱装置54により成形適正温度に加熱されたプリフォームPは、回転式延伸ブロー成形装置2に受け渡される際、開状態から閉状態になる一対の胴部成形金型12に鍔部Pnの下部をグリップされ、鍔部Pnの上面がU方向に昇降するパッキン抑え5を介してシールパッキン5Sによって気密シールされ、Y方向からストレッチノズル4が該プリフォームPの内底部に向けて挿入されつつストレッチノズル4の中空穴4Pに図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置から供給されてくるブロー成形用エアがストレッチノズル4の孔4Hから吹き付けられることによって、ボトルBに延伸ブロー成形される。
前記ボトルBへの延伸ブロー成形終了時或いは直後に、図示しない延伸ブロー成形用気体供給装置からの配管回路の途中に設けられた図示しない切換え弁の切換えにより、ストレッチノズル4の中空穴4Pへのブロー成形用エアの供給が停止されるとともに、開閉弁9の開作動によりボトルB内のブロー成形用エアは一旦大気開放される。
即ち、前記殺菌ガスGが、ボトルB内ばかりでなく、口部Pmの天面およびねじ部Psにも接触する。
2 (回転式)延伸ブロー成形装置
4 ストレッチノズル(ストレッチロッド)
4P (ストレッチノズルの)中空穴
4H (ストレッチノズルの)孔
5 パッキン抑え
5S シールパッキン(シール部材)
7 (マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の)照射装置
9 開閉弁
12 胴部成形金型
54 加熱装置
B ボトル
G (活性酸素或いはヒドロラジカルを生成する殺菌剤から成る)殺菌ガス(殺菌剤を含んだ気体)
P プリフォーム
Pm 口部
Pn 鍔部
Ps (キャップ)ねじ部
Claims (8)
- 成形適正温度に加熱したプリフォームを、成形用金型に囲まれた空間に挿入した後、該プリフォームの内部を気密シールするように口部近辺をシール部材で気密シールするとともに、該プリフォームの内底部へストレッチロッドを押し込みつつストレッチロッドの中空穴からブロー成形用気体を吹付けてボトルに延伸ブロー成形するブロー成形方法において、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、延伸ブロー成形したボトル内部のブロー成形用気体を一旦大気圧状態にするとともに、ブロー成形用気体から切換えて殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの内部に吹き付けることを特徴とするブロー成形方法。
- 請求項1に記載するブロー成形方法において、前記口部近辺とシール部材との間に僅かに隙間を空けて、前記成形ボトル内に残留しているブロー成形用気体を追い出しつつ前記成形ボトル内を、殺菌剤を含んだ気体或いはミストで充満させるようにしたことを特徴とするブロー成形方法。
- 請求項2に記載するブロー成形方法において、前記僅かに空けた隙間から逃げてくる前記成形ボトル内の前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを、前記口部の天面或いはキャップねじ部外面に接触させて、前記口部の天面或いはねじ部外面を殺菌できるようにしたことを特徴とするブロー成形方法。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載するブロー成形方法において、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその内部に吹き付けられた成形ボトル、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストがその口部の天面或いはねじ部外面に接触した成形ボトルに、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波を照射することを特徴とするブロー成形方法。
- プリフォームを成形適正温度に加熱する加熱装置と、成形適正温度に加熱されたプリフォームがその囲まれた空間内に挿入される成形用金型と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部近辺を抑えてプリフォームの内部を気密シールするシール部材と、前記成形用金型に挿入されたプリフォームの口部の外方から該プリフォームの内底部へ押し込みつつ延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体を吹付ける中空穴を有するストレッチロッドとから成るブロー成形装置において、ブロー成形後のボトル内の気体を大気状態にする排気弁と、前記成形ボトル内へ殺菌剤を含んだ気体或いはミストを供給する殺菌剤供給装置を設けて、前記延伸ブロー成形終了時或いは直後に、前記排気弁の開作動により前記成形ボトル内を一旦大気状態にした後、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付けるように構成したことを特徴とするブロー成形装置。
- 請求項5に記載するブロー成形装置において、延伸ブロー成形用気体供給装置からの気体配管経路の途中に切換え弁を設け、該切換え弁に前記殺菌剤供給装置からの気体配管を接続して、該切換え弁の切換えによって、前記プリフォーム或いはボトル内に吹付ける気体を、前記ブロー成形用気体または前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストに切換えられるように構成したことを特徴とするブロー成形装置。
- 請求項5又は6に記載するブロー成形装置において、前記口部近辺とシール部材との間をシール状態或いは隙間状態とすることができるようにシール部材昇降装置或いは口部昇降装置を設けたことを特徴とするブロー成形装置。
- 請求項5から7のいずれか一項に記載するブロー成形装置において、マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置を設けて、前記殺菌剤供給装置から殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトル内へ吹付けた後に、または、前記殺菌剤を含んだ気体或いはミストを前記成形ボトルの口部の天面或いはねじ部外面に接触させた後に、前記マイクロ波、UV波等の電磁波又は超音波の照射装置からの照射によりボトルを殺菌するように構成したことを特徴とするブロー成形装置。
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JPH10501481A (ja) * | 1995-03-27 | 1998-02-10 | ラップマン,カート、エイチ、シーニア | 成形プラスチック容器を作る方法 |
JP2000167915A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | プラスチック容器の成形方法及び成形装置 |
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2013
- 2013-11-29 JP JP2013247969A patent/JP6093686B2/ja active Active
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