JP6091805B2 - 再生基板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体ウエハから窒化物層を取り除き、新たに窒化物層を形成して積層半導体ウエハを再生する再生基板の製造方法に関する。
この種の従来の基板の再生技術は、基板に積層窒化物層を成膜した積層半導体ウエハに対して、その基板を再び利用するために、積層半導体ウエハから積層窒化物層を除去している。これについて特許文献1および特許文献2に開示されている。
図11は、特許文献1に開示されている従来の加熱装置の全体構成を示す縦断面図である。
図11において、加熱装置100は、加熱炉101と、加熱炉101内の雰囲気ガスを排出する排気装置102と、加熱炉101および排気装置102の動作の制御を行う制御部103とを有している。
加熱炉101は、チャンバ104、ヒータ105、ステージ106、温度計107および圧力計108を有している。チャンバ104は、密閉空間を形成することが可能なステンレス製容器である。チャンバ104内に、加熱対象である積層半導体ウエハ109をステージ106上に配置し、積層半導体ウエハ109の加熱を行う。
また、チャンバ104には、開閉扉110が設けられている。積層半導体ウエハ109を出し入れする際には、開閉扉110を開けてチャンバ104内を開放する。また、加熱を行う際には、開閉扉110を閉めてチャンバ104内を密閉空間とする。
さらに、チャンバ104内の雰囲気ガスを排出させるためのダクト111が取り付けられている。チャンバ104内を減圧させる際には、排気装置102を用いてダクト111からチャンバ104内の雰囲気ガスを排出させるようになっている。
処理対象となるステージ106上の積層半導体ウエハ109は、基板112と、基板112上に成膜された積層半導体層113とを有している。積層半導体層113の昇華点以上であって、基板112の融点より低い温度に、積層半導体ウエハ109を加熱装置100内のヒータ105により加熱する。これにより、積層半導体ウエハ109において、積層半導体層113が昇華し、その下の基板112から積層半導体層113が除去されることになる。積層半導体層113は、例えばGaN層、AlGaN層、InGaN層などである。
図12は、図11の加熱装置を用いた再生基板の製造方法の各処理の流れを示す図である。
図12において、再生処理の対象となる積層半導体ウエハ109から、基板112上に成膜された積層半導体層113を取り除き、基板112を再び利用可能な状態にする除去工程と、熱リン酸などの洗浄剤を用いた表面洗浄を行う洗浄工程とを含んでいる。
除去工程は、積層半導体ウエハ109を加熱装置100に設置する設置工程(ステップS101)と、加熱装置100のチャンバ101内を減圧する減圧工程(ステップS102)と、積層半導体ウエハ109の温度を上昇させる昇温工程(ステップS103)とを有している。さらに、除去工程は、積層半導体ウエハ109を所定の温度に一定の時間保持させる温度保持工程(ステップS104)と、積層半導体ウエハ109から積層半導体層113が除去されて残った基板112の温度を下げる降温工程(ステップS105)とを有している。昇温工程では、摂氏800度以上摂氏2000度以下の温度に、積層半導体ウエハ109を加熱する。
洗浄工程では、まず、積層半導体層113が除去されて残った基板112をブレンステッド酸または加熱したブレンステッド酸の中に浸漬させる。例えば、ブレンステッド酸の一例としての熱リン酸(摂氏190度)の中に、基板112を約1分間浸漬させる。その後、基板112に付着したリン酸を洗い流すために、基板112を純水内に浸積させている。
図13は、特許文献2に開示されている従来の再生基板の製造方法の各処理流れを示す図である。
図13において、まず、ブラスト処理工程では、処理対象となる積層半導体ウエハ200に対してブラスト材を噴射し、積層半導体ウエハ200から基板201上の積層半導体層202を除去する。続いて、熱処理工程では、積層半導体層202が除去された基板202を加熱する。さらに、研磨加工工程では、熱処理が施された基板201に対して、基板201の表面を研磨する加工を行う。
熱処理工程は、積層半導体層201が除去された基板201を、約摂氏1400度に加熱された雰囲気下におく。なお、この雰囲気の温度は、摂氏800度以上摂氏1800度以下の範囲であることが好ましい。また、、基板201の加熱時間は4時間としている。
特開2011−66355号公報 特開2011−86672号公報
特許文献1、2に開示されている上記従来の再生基板の製造方法では、異物が付着したり膜厚が違ったりして使用不可能になった積層半導体ウエハ109、200に対して摂氏800度以上の高温で積層半導体層の剥離を行ったり、ブラスト処理や研磨処理など機械的に積層半導体層の剥離を行うと、基板112、201の結晶性に影響を与えたり、基板112、201自体が熱によって反ったり割れたり、機械的処理のために基板表面の凹凸形状に影響を与える虞があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、高温の熱処理を排除してそれよりも遥かに低温のウェット処理のみで基板上の窒化物層を剥離することにより、基板の結晶性や基板表面の凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制して積層半導体ウエハから窒化物層を除去して再生基板を製造することができる再生基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の再生基板の製造方法は、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板から該窒化物層を取り除き、新たに窒化物層をサファイア基板上に形成して該積層半導体基板を再生する再生基板の製造方法において、該積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、該第1の洗浄工程後の該積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における窒化物層はAlN膜である。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記混合液の液温が摂氏130度〜摂氏170度で前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程の前記混合液中への前記積層半導体基板の浸漬時間を1分以上20分以下とする。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記硫酸の濃度が60Wtパーセント(wt%)〜90Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が2.5Wtパーセント〜4Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第1の洗浄工程において、摂氏20度±摂氏10度の常温で前記過酸化水素水の濃度が25Wtパーセント〜35Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第1の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が25Wtパーセント〜35Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記混合液の液温が摂氏130度〜摂氏160度で前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程の前記混合液中への前記積層半導体基板の浸漬時間を1分以上5分以下とする。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記硫酸の濃度が79Wtパーセント〜81Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が3.1Wtパーセント〜3.5Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における窒化物層が、AlN膜およびこの上に形成された窒化物半導体層の2層構造であり、前記第1の洗浄工程の前に、該窒化物半導体層を除去する窒化物半導体層除去工程を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における窒化物半導体層の除去は、塩素雰囲気中、水素雰囲気中または真空中で加熱して行う。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法におけるAlN膜は、その膜厚が15nm〜50nmである。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法におけるサファイア基板は、その表面に凹凸加工が施されている。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における第2の洗浄工程後、前記サファイア基板を洗浄した後に乾燥処理する乾燥工程と、該乾燥工程後のサファイア基板上に前記窒化物層を新たに成膜する窒化物層成膜工程とを更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における窒化物層成膜工程は、前記サファイア基板上にAlN層を新たに成膜するAlN膜成膜工程を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の再生基板の製造方法における窒化物層成膜工程は、前記サファイア基板上にAlN膜を新たに成膜するAlN膜成膜工程と、該AlN膜上に前記窒化物半導体層を新たに成膜する窒化物半導体層成膜工程とを更に有する。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板から窒化物層を取り除き、新たにサファイア基板上に窒化物層を形成して積層半導体基板を再生する再生基板の製造方法において、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、第1の洗浄工程後の積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有している。
このように、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、第1の洗浄工程後の積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有して、従来に比べて遥かに低温のウェット処理のみでサファイア基板上の積層窒化物層を取り除くため、従来のように、基板の結晶性や凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制して積層半導体ウエハ上から、不良判定された窒化物層を除去して再生基板が製造可能となる。
以上により、本発明によれば、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、第1の洗浄工程後の積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有しているため、従来に比べて遥かに低温のウェット処理のみでサファイア基板上から積層窒化物層を取り除くことから、従来のように、基板の結晶性や凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制して積層半導体ウエハから積層窒化物層を除去し、新たに積層窒化物層を成膜して再生基板を製造することができる。
本発明の実施形態1における再生基板の製造方法を説明するための工程流れ図である。 図1のAlN膜付きPSS基板の概略単位構成を模式的に示す縦断面図である。 乾燥工程後のPSS基板に対するX線波形測定によってAlNの物質に起因するピーク波形が現れないことを示すX線波形図である。 第1の洗浄工程前のAlNの結晶性を示すX線波形図である。 第2の洗浄工程後に形成したAlNの結晶性を示すX線波形図である。 第1の洗浄工程前のサファイア基板表面の凹凸断面形状を示す画像図である。 第2の洗浄工程後のサファイア基板表面の凹凸断面形状を示す画像図である。 図1の第1の洗浄工程および第2の洗浄工程の各濃度に対するAlN層の除去、凹凸形状の変化および異物除去の各確認結果を示す図である。 図2のAlN膜付きPSS基板を用いて形成される積層半導体ウエハの単位LEDチップ構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態2における再生基板の製造方法を説明するための工程流れ図である。 特許文献1に開示されている従来の加熱装置の全体構成を示す縦断面図である。 図11の加熱装置を用いた再生基板の製造方法の各処理の流れを示す図である。 特許文献2に開示されている従来の再生基板の製造方法の各処理流れを示す図である。
以下に、本発明の再生基板の製造方法の実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における再生基板の製造方法を説明するための工程流れ図である。図2は、図1のAlN膜付きPSS基板の概略単位構成を模式的に示す縦断面図である。
図1および図2において、本実施形態1の再生基板の製造方法は、積層半導体基板としての積層半導体ウエハであるAlN膜付きPSS(パターンド・サファイア・サブストレート)基板21を受け入れる基板受入工程(ステップS1)と、AlN膜付きPSS基板21に対して過酸化水素水(H)による洗浄処理を行う第1の洗浄工程(ステップS2)と、第1の洗浄工程後のAlN付きPSS基板に対して硫酸(HSO)と過酸化水素水(H)の混合液(硫酸過水;HSO)による洗浄処理を行ってバッファ層としてのAlN膜を取り除く第2の洗浄工程(ステップS3)と、第2の洗浄工程後、サファイア基板であるPSS基板(サファイア基板2)を洗浄した後に乾燥処理する乾燥工程(ステップS4)と、乾燥工程後のPSS基板(サファイア基板2)上に窒化物層としてのAlN層(バッファ層)を新たに成膜するAlN膜成膜工程(ステップS5)と、AlN膜付きPSS基板21を取り出す基板取出工程(ステップS6)とを有している。
本実施形態1の再生基板の製造方法によって、異物が付着したり膜厚が違ったりして不良判定されて使用不可能になった積層半導体ウエハ(積層半導体基板)から、サファイア基板上に成膜された窒化物層としてのAlN層を取り除き、新たにサファイア基板上に窒化物層としてAlN層を形成することにより積層半導体基板としての積層半導体ウエハを再生させる。
AlN膜付きPSS基板21は、図2に示すように表面に凹凸形状が形成された厚さ約1300μmのサファイア基板2上に、窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約15nm〜50nmのAlN層であるバッファ層3が成膜されている。異物が付着したり膜厚が違ったりして使用不可能になった積層半導体基板としての積層半導体ウエハのサファイア基板2上に形成されたAlN膜(バッファ層3)を取り除いて新たにAlN膜(バッファ層3)を形成する必要がある。
第1の洗浄工程は、常温の摂氏20度±10度でAlN膜付きPSS基板21に対して液濃度が25wtパーセント〜35wtパーセント(さらに好ましくは30wtパーセント〜32wtパーセント)の過酸化水素水(H)によって0.4分〜0.6分、ここでは0.5分だけ洗浄処理を行う。第1の洗浄工程の過酸化水素水(H)の液濃度の25wtパーセント〜35wtパーセントの範囲は、上記30wtパーセント〜32wtパーセントの誤差範囲であり、実際の試験結果からも問題はなかった。
第2の洗浄工程は、硫酸(HSO)および過酸化水素水(H)の混合液(硫酸過水;HSO)の液温が摂氏130度〜摂氏170度の温度範囲、ここでは摂氏150度で、濃度が60〜90wtパーセントの硫酸(HSO)、濃度が2.5〜4wtパーセントの過酸化水素水(H)の混合液(硫酸過水;HSO)によってサファイア基板上のAlN層を除去する。
乾燥工程は、第2の洗浄工程後のPSS基板を所定の洗浄をした後に乾燥処理するが、図3のX線波形に見られるように、X線波形の半値幅が−arcsecであることから、AlNの物質に起因するピーク波形が現れておらず、完全にAlN層がサファイア基板表面から取り除かれていることが分かる。
AlN成膜工程は、表面に凹凸形状が形成された厚さ約1300μmのサファイア基板2(PSS基板)上に、窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約15nm〜50nmのAlN層であるバッファ層3を新たに成膜する。
第1の洗浄工程前のAlN層(バッファ層3)の結晶性を示す図4のX線波形の半値幅304arcsecから第2の洗浄工程後に形成したAlN層(バッファ層3)の結晶性を示す図5のX線波形の半値幅が315arcsecになっており、AlN層の結晶性が良好であることを示している。
第1の洗浄工程前のサファイア基板2の図6に示す凹凸形状の断面画像の高さが470.73nmから第2の洗浄工程後のサファイア基板2の図7に示す凹凸形状の断面画像の高さが507.58nmになっており、サファイア基板2の図6に示す凹凸形状の断面画像の幅が1.36μmから第2の洗浄工程後のサファイア基板2の図7に示す凹凸形状の断面画像の幅が1.37μmになっている。これは第1および第2の洗浄工程前後でサファイア基板2の凹凸形状の断面画像の高さと幅が誤差範囲内で全く変化していないことを示している。
図8は、図1の第1の洗浄工程および第2の洗浄工程の各濃度に対するAlN層の除去の有無、凹凸形状の変化および異物除去の確認結果を示す図である。
図8に示すように、第1の洗浄工程において、積層半導体基板としての積層半導体ウエハであるAlN膜付きPSS基板21を、摂氏20度±摂氏10度の常温で、浸漬時間0.5分で、しかも過酸化水素水(H)の建浴時の濃度が30Wtパーセント〜32Wtパーセントで洗浄処理する。
次に、第2の洗浄工程において、硫酸(HSO)と過酸化水素水(H)の混合液(硫酸過水)の液温が摂氏130度〜摂氏160度で、その混合液中への積層半導体基板としての浸漬時間を1分以上20分以下(より好ましくは1分以上5分以下または1分以上2分以下)としたときに、硫酸(HSO)の建浴時の濃度が79Wtパーセント〜81Wtパーセントで、過酸化水素水(H)の建浴時の濃度が3.1Wtパーセント〜3.5Wtパーセントで積層半導体基板としての積層半導体ウエハであるAlN膜付きPSS基板21を洗浄処理してサファイア基板上に成膜された窒化物層としてのAlN層を膜残りなく完全に取り除くことができる。
この場合に、AlN層の除去の有無、凹凸形状の変化および異物除去の確認結果として全て問題なく「OK」であった。これを図8に示している。
ところが、図8では、上記と全く同じ条件で混合液(硫酸過水;HSO)への浸漬時間だけを0.5分と短く設定した場合には、AlN層の除去の有無では溶け残りがあり、凹凸形状が変化しおよび異物が残り、確認結果として問題有りの「NG」であった。これを図8に示している。
第2の洗浄工程において、上記混合液(硫酸過水;HSO)中への積層半導体基板としてのAlN膜付きPSS基板21の浸漬時間を1分以上20分以下としているが、混合液(硫酸過水;HSO)への浸漬時間が20分あれば、AlN層の膜厚が50nmと厚い場合であっても、窒化物層としてのAlN層を膜残りなく完全に取り除くことができる。混合液(硫酸過水;HSO)への浸漬時間が20分を超えてもAlN層の除去に意味がない。
第2の洗浄工程において、混合液(硫酸過水)の液温が摂氏130度〜摂氏170度の温度範囲は、上記混合液(硫酸過水)の液温が摂氏145度〜摂氏155度の誤差範囲であり、実際の試験結果からも、AlN層の除去の有無、凹凸形状の変化および異物除去について問題はなかった。
第2の洗浄工程において、硫酸(HSO)の建浴時の濃度が60Wtパーセント〜90Wtパーセントの濃度範囲は、上記硫酸(HSO)の建浴時の濃度が79Wtパーセント〜81Wtパーセントの誤差範囲であり、実際の試験結果からも問題はなかった。
第2の洗浄工程において、過酸化水素水(H)の建浴時の濃度が2.5Wtパーセント〜4Wtパーセントの濃度範囲は、上記過酸化水素水(H)の建浴時の濃度が3.1Wtパーセント〜3.5Wtパーセントの誤差範囲であり、実際の試験結果からも問題はなかった。
ここで、図2のAlN膜付きPSS基板21を用いて形成される複数の窒化物半導体発光素子としてのLEDがマトリクス状に形成された積層半導体基板としての積層半導体ウエハの単位チップ構成について説明する。
図9は、図2のAlN膜付きPSS基板21を用いて形成される積層半導体ウエハの単位LEDチップ構成を模式的に示す縦断面図である。
図9において、本実施形態1の再生基板の製造方法で再生したAlN膜付きPSS基板21を用いた窒化物半導体発光素子1は、表面に凹凸が形成された厚さ約1300μmの基板として例えばサファイア基板2上に、窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約15nm〜50nmのバッファ層3が成膜されている。これらのサファイア基板2およびバッファ層3によりAlN膜付きPSS基板21が構成されている。これらのサファイア基板2、バッファ層3およびノンドープGaN層4GaN層が単結晶性基板としてのAlN膜およびGaN層付きPSS基板22を構成している。
さらに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1において、この単結晶性基板21上にシリコン(Si)を1×1018/cmドープしたGaNからなる膜厚約5μmのn型コンタクト層5(高キャリヤ濃度n層)が形成されている。このn型コンタクト層5上には多重層6が形成され、この多重層6上には多重量子井戸構造の発光層7が形成されている。
この多重層6は、InGa1−xN(0<x<0.3)からなる第1の層とGaNからなる第2の層とを交互に複数積層されている。この多重層6は、ここでは例えば、膜厚3nmのIn0.03Ga0.97Nからなる第1の層と、膜厚20nmのGaNからなる第2の層とを5ペア積層している。
この多重層6のうちの第1の層に、一導電型不純物としてSiがその濃度として、5×1016cm−3〜1×1018cm−3(さらに好ましくは、1×1017cm−3〜1×1018cm−3)の範囲で添加されて、発光層7が受ける静電破壊エネルギ(mJ/cm)が20以上40以下(さらに好ましくは、20以上35以下)とされている。
多重量子井戸構造の発光層7の井戸層は少なくともInを含むInGa1−yN(0≦y<0.3)からなっている。このように、多重量子井戸構造の発光層7は、ここでは例えば、膜厚3nmのIn0.2Ga0.8Nから成る井戸層と、膜厚20nmのGaNから成る障壁層とを3ペア積層している。
さらに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1において、この発光層7上に、Mgを2×1019/cmドープした膜厚25nmのp型Al0.15Ga0.85Nからなるp型層である電子ブロック層8が形成されている。この電子ブロック層8上には、Mgを8×1019ドープした膜厚100nmのp型GaNからなるp型コンタクト層9が形成されている。
このp型コンタクト層9上には、金属蒸着による透光性薄膜電極10(ITO)が形成されている。透光性薄膜電極10の一部上にp電極11が形成されている。
一方、n型コンタクト層5の端部が途中まで露出され、その上にn電極12が形成されている。p電極11およびn電極12上の最上部には、Si膜としてのSiO膜よりなる耐湿度用などの保護膜13が形成されている。
以上により、本実施形態1によれば、不良判定されたAlN層であるバッファ層3がサファイア基板2上に形成された積層半導体基板からAlN層であるバッファ層3を取り除き、新たにAlN層であるバッファ層3を形成して積層半導体基板を再生する再生基板の製造方法において、積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、第1の洗浄工程後の積層半導体基板(積層半導体ウエハ)に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有している。
これによって、従来に比べて遥かに低温のウェット処理のみでサファイア基板上の積層窒化物層(AlN層)の剥離を行うため、サファイア基板の結晶性や凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制することができて積層半導体ウエハから窒化物層(AlN層)を除去して再生基板を製造することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、不良判定された窒化物層としてAlN膜を第1の洗浄工程および第2の洗浄工程で取り除いた後に新たにAlN膜を成膜する場合について説明したが、本実施形態2では、不良判定された窒化物層が、AlN膜およびこの上に形成された窒化物半導体層(GaN層)の2層構造であって、第1の洗浄工程および第2の洗浄工程の前に、窒化物半導体層(GaN層)を除去する窒化物半導体層除去工程を更に有する場合について説明する。
図10は、本発明の実施形態2における再生基板の製造方法を説明するための工程流れ図である。
図10において、本実施形態2の再生基板の製造方法は、積層半導体基板としての積層半導体ウエハであるAlN膜およびGaN層付きPSS(パターンド・サファイア・サブストレート)基板22を受け入れる基板受入工程(ステップS11)と、AlN膜およびGaN層付きPSS基板22に対して窒化物半導体層としてのGaN層を除去する窒化物半導体層除去工程(ステップS12)と、GaN層が除去されたAlN膜付きPSS基板21に対して過酸化水素水(H)による洗浄処理を行う第1の洗浄工程(ステップS13)と、第1の洗浄工程後のAlN付きPSS基板に対して硫酸(HSO)と過酸化水素水(H)の混合液(硫酸過水)による洗浄処理を行ってAlN膜を膜残りなく取り除く第2の洗浄工程(ステップS14)と、第2の洗浄工程後、サファイア基板であるPSS基板(サファイア基板2)を洗浄した後に乾燥処理する乾燥工程(ステップS15)と、乾燥工程後のPSS基板(サファイア基板2)上に窒化物層としてのAlN膜を新たに成膜するAlN膜成膜工程(ステップS16)と、AlN膜上に窒化物半導体層としてGaN層を成膜する窒化物半導体層成膜工程(ステップS17)と、AlN膜およびGaN層付きPSS基板22を単結晶性基板として取り出す基板取出工程(ステップS18)とを有している。
ステップS12の窒化物半導体層除去工程は、AlN膜およびGaN層付きPSS基板22に対して窒化物半導体層としてのGaN層を除去するときに、塩素雰囲気中、水素雰囲気中または真空中で加熱して行う。
本実施形態2の再生基板の製造方法によって、異物が付着したり膜厚が違ったりして不良判定されて使用不可能になった積層半導体ウエハ(積層半導体基板)から、サファイア基板上に成膜された窒化物層としてのGaN層(窒化物半導体層)さらにAlN層(窒化物層)を取り除き、新たにサファイア基板上に窒化物層としてAlN層さらにGaN層を形成することにより積層半導体基板としての積層半導体ウエハを再生させている。
本実施形態2の再生基板の製造方法が、上記実施形態1の再生基板の製造方法と異なるのは、窒化物半導体層除去工程(ステップS12)および窒化物半導体層成膜工程(ステップS17)が追加された点であり、AlN膜およびGaN層付きPSS(パターンド・サファイア・サブストレート)基板22を受け入れる基板受入工程(ステップS11)とその基板取出工程(ステップS18)で取り扱う基板とが異なっている。その他の第1の洗浄工程(ステップS13)と、第2の洗浄工程(ステップS14)と、乾燥工程(ステップS15)と、AlN膜成膜工程(ステップS16)とは上記実施形態1の場合とその作用効果が全く同一である。
以上により、本実施形態2によれば、不良判定されたAlN層およびGaN層がサファイア基板2上に形成された積層半導体基板としてのAlN膜およびGaN層付きPSS基板22上からGaN層さらにAlN層を順次取り除き、その上に新たにAlN層さらにGaN層を形成して積層半導体基板としてAlN膜およびGaN層付きPSS基板22を再生する再生基板の製造方法において、窒化物半導体層としてのGaN層を除去する窒化物半導体層除去工程と、次のAlN層を取り除くために、積層半導体基板としてのAlN膜付きPSS基板21に対して過酸化水素水(H)による洗浄処理を行う第1の洗浄工程および、第1の洗浄工程後の積層半導体基板としてのAlN膜付きPSS基板21に対して硫酸(HSO)および過酸化水素水(H)の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とが設けられている。
これによって、従来に比べて遥かに低温のウェット処理のみでサファイア基板上の積層窒化物層(AlN層)の剥離を行うため、サファイア基板の結晶性や凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制することができて積層半導体ウエハから窒化物層(AlN層)を除去して再生基板を製造することができる。
なお、以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体ウエハから窒化物層を取り除き、新たに窒化物層を形成して積層半導体ウエハを再生する再生基板の製造方法の分野において、不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、第1の洗浄工程後の積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有しているため、従来に比べて遥かに低温のウェット処理のみでサファイア基板上から積層窒化物層を取り除くことから、従来のように、基板の結晶性や凹凸形状に影響を与えることなく、熱による反りや割れなどの物理変化をも抑制して積層半導体ウエハから積層窒化物層を除去し、新たに積層窒化物層を成膜して再生基板を製造することができる。
1 窒化物半導体発光素子
サファイア基板
バッファ層(窒化物層;AlN層)
4 ノンドープGaN層(窒化物層;窒化物半導体層)
5 n型コンタクト層
6 多重層
7 多重量子井戸構造の発光層
8 電子ブロック層
9 p型コンタクト層
10 透光性薄膜電極
11 p電極
12 n電極
13 保護膜
21 AlN膜付きPSS基板(積層半導体基板;積層半導体ウエハ)
22 AlN膜およびGaN層付きPSS基板(積層半導体基板;積層半導体ウエハ)

Claims (19)

  1. 不良判定された窒化物層がサファイア基板上に形成された積層半導体基板から該窒化物層を取り除き、新たに窒化物層をサファイア基板上に形成して該積層半導体基板を再生する再生基板の製造方法において、
    該積層半導体基板に対して過酸化水素水による洗浄処理を行う第1の洗浄工程と、該第1の洗浄工程後の該積層半導体基板に対して硫酸および過酸化水素水の混合液による洗浄処理を行う第2の洗浄工程とを有する再生基板の製造方法。
  2. 前記窒化物層はAlN膜である請求項1に記載の再生基板の製造方法。
  3. 前記第2の洗浄工程において、前記混合液の液温が摂氏130度〜摂氏170度で前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項2に記載の再生基板の製造方法。
  4. 前記第2の洗浄工程の前記混合液中への前記積層半導体基板の浸漬時間を1分以上20分以下とする請求項3に記載の再生基板の製造方法。
  5. 前記第2の洗浄工程において、前記硫酸の濃度が60Wtパーセント〜90Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項4に記載の再生基板の製造方法。
  6. 前記第2の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が2.5Wtパーセント〜4Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項5に記載の再生基板の製造方法。
  7. 前記第1の洗浄工程において、摂氏20度±摂氏10度の常温で前記過酸化水素水の濃度が25Wtパーセント〜35Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項2に記載の再生基板の製造方法。
  8. 前記第1の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が25Wtパーセント〜35Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項7に記載の再生基板の製造方法。
  9. 前記第2の洗浄工程において、前記混合液の液温が摂氏130度〜摂氏160度で前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項3に記載の再生基板の製造方法。
  10. 前記第2の洗浄工程の前記混合液中への前記積層半導体基板の浸漬時間を1分以上5分以下とする請求項4に記載の再生基板の製造方法。
  11. 前記第2の洗浄工程において、前記硫酸の濃度が79Wtパーセント〜81Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項5に記載の再生基板の製造方法。
  12. 前記第2の洗浄工程において、前記過酸化水素水の濃度が3.1Wtパーセント〜3.5Wtパーセントで前記積層半導体基板を洗浄処理する請求項6に記載の再生基板の製造方法。
  13. 前記窒化物層が、AlN膜およびこの上に形成された窒化物半導体層の2層構造であり、前記第1の洗浄工程の前に、該窒化物半導体層を除去する窒化物半導体層除去工程を更に有する請求項1に記載の再生基板の製造方法。
  14. 前記窒化物半導体層の除去は、塩素雰囲気中、水素雰囲気中または真空中で加熱して行う請求項13に記載の再生基板の製造方法。
  15. 前記AlN膜は、その膜厚が15nm〜50nmである請求項2に記載の再生基板の製造方法。
  16. 前記サファイア基板は、その表面に凹凸加工が施されている請求項1に記載の再生基板の製造方法。
  17. 前記第2の洗浄工程後、前記サファイア基板を洗浄した後に乾燥処理する乾燥工程と、該乾燥工程後の前記サファイア基板上に前記窒化物層を新たに成膜する窒化物層成膜工程とを更に有する請求項1または12に記載の再生基板の製造方法。
  18. 前記窒化物層成膜工程は、前記サファイア基板上にAlN層を新たに成膜するAlN膜成膜工程を更に有する請求項17に記載の再生基板の製造方法。
  19. 前記窒化物層成膜工程は、前記サファイア基板上にAlN膜を新たに成膜するAlN膜成膜工程と、該AlN膜上に前記窒化物半導体層を新たに成膜する窒化物半導体層成膜工程とを更に有する請求項17に記載の再生基板の製造方法。
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