JP6091330B2 - 測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テストリード、およびこのテストリードのコネクタを挿入する端子部を有する装置本体を備えて、測定対象から入力した測定対象信号に基づいて測定対象についての物理量(電流値や電圧値や抵抗値など)を測定する測定装置に関するものである。
この種の測定装置として、本願出願人は下記の特許文献1に開示された測定装置(デジタルマルチメータ)を既に提案している。この測定装置は、テストリードおよび装置本体(機器本体)を備えている。この場合、装置本体は、外形が箱体に形成されると共に、正面には、ロータリースイッチなどからなるファンクション切替手段およびLCDなどからなる表示出力手段と共に、テストリードのコネクタ(プラグ)を挿入する複数の端子部(入力端子)が配設されている。この端子部は、装置本体の正面となる絶縁パネルと一体となって正面から背面側に向けて(装置本体の厚み方向に沿って)垂設されている有底保持筒部、およびこの有底保持筒部内に埋設された導電性の中空金属材を備えている。また、端子部を構成する中空金属材は装置本体内に配設された入力回路に接続されて、この入力回路は装置本体内に配設された処理部(CPU)に接続されている。
この構成により、この測定装置では、まず、テストリードのコネクタを装置本体の正面側から端子部の有底保持筒部内に垂直に挿入して、テストリードを端子部の中空金属材に電気的に接続する。これにより、処理部は、テストリードおよび入力回路を介して測定対象信号を入力することが可能になる。次いで、ファンクション切替手段を操作して測定する物理量を選択し、続いて、テストリードを測定対象に接触させる。この状態において、処理部は、テストリードおよび入力回路を介して測定対象信号を入力すると共に、測定対象信号に対する演算処理を実行することで、測定対象についての選択された物理量を算出して、表示出力手段に算出結果を表示させる。
特開2002−350177号公報(第3頁、第1,2,5図)
ところが、上記の測定装置には、以下のような改善すべき課題が存在している。すなわち、この測定装置では、テストリードのコネクタを装置本体の外装面(上記の例では正面)に配設された端子部に装置本体の厚み方向に沿って垂直に挿入する構成を採用している。この場合、端子部に装着されたテストリードのコネクタを端子部において確実に保持するためには、端子部を構成する有底保持筒部の長さをある程度長く規定する必要がある。したがって、この測定装置には、このような有底保持筒部を厚み方向に沿って配設する構成のため、装置本体の厚みを薄くするのが困難であるという改善すべき課題が存在している。また、この測定装置では、テストリードのコネクタは、先端部側を装置本体の端子部に挿入した状態において、後端部側が外装面から突出する構成になるため、この測定装置には、コネクタが邪魔になって操作し難いという改善すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題を改善すべくなされたものであり、装置本体の薄形化を図ると共にテストリードを装着した状態における操作性を向上し得る測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の測定装置は、測定対象に接触させるテストリードにおけるコネクタの先端部が挿入される有底保持筒部を有する端子部が配設された装置本体を備え、当該装置本体が、前記有底保持筒部に前記コネクタの前記先端部が挿入されて前記端子部に接続された前記テストリードおよび当該端子部を介して入力される前記測定対象からの測定対象信号に基づいて当該測定対象についての物理量を測定する測定装置であって、前記装置本体は、外形が箱体に形成され、前記装置本体の外装面を構成する複数の面のうちの第1面には、当該第1面に接する第2面に至る直線状溝が、前記コネクタの長さを超える長さで、かつ当該装置本体の厚み方向と交差する第1方向に沿って形成されると共に、当該直線状溝の開口部を当該直線状溝の奥壁から前記コネクタの前記先端部と同等の長さに亘って覆うカバー部が配設され、前記カバー部、前記奥壁および、前記第1面における当該カバー部との対向部位とによって前記有底保持筒部が形成されている。
また、請求項2記載の測定装置は、請求項1記載の測定装置において、前記コネクタの後端部の外周面には、当該コネクタの前記先端部が前記有底保持筒部に挿入された状態において、前記直線状溝から突出する摘み部が配設されている。
また、請求項3記載の測定装置は、請求項1または2記載の測定装置において、前記テストリードを備え、当該テストリードの前記コネクタの後端には、当該後端から延出する当該テストリードのケーブルについての当該後端での曲率半径を増加可能な保護部が形成され、前記有底保持筒部における開口端の前記第2面からの距離は、前記コネクタの前記先端部が前記有底保持筒部に挿入された状態において、前記保護部の先端部が当該第2面から突出しないように規定されている。
また、請求項4記載の測定装置は、請求項1から3のいずれかに記載の測定装置において、前記装置本体の背面が前記第1面として規定され、かつ当該装置本体の上面が前記第2面として規定されている。
請求項1記載の測定装置では、テストリードのコネクタを挿入する端子部の有底保持筒部が装置本体の第1面に厚み方向と交差する第1方向に沿って形成されている。したがって、この測定装置によれば、有底保持筒部を装置本体の厚み方向に沿って装置本体に配設する構成とは異なり、装置本体の厚みを大幅に薄くすることができる(つまり、装置本体の薄形化を図ることができる)。また、この測定装置では、テストリードのコネクタが第1面に沿って端子部に接続される構成のため、装置本体の外装面からのコネクタの突出量を大幅に少なくすることができる。したがって、この測定装置によれば、テストリードのコネクタを装置本体に接続した状態での測定装置の厚みについても大幅に薄くすることができると共に、操作に際してコネクタが邪魔にならないため、操作性を向上させることができる。
請求項2記載の測定装置によれば、テストリードのコネクタに摘み部が配設されているため、コネクタを挿入する端子部の有底保持筒部を第1面に形成した直線状溝内に形成する構成を採用したとしても、この直線状溝から突出する(言い換えれば、第1面から突出する)摘み部を使用することにより、コネクタの端子部への挿入や端子部からの取り外しを容易に行うことができる。
請求項3記載の測定装置では、テストリードのコネクタを装置本体の端子部に接続した状態において、コネクタの保護部が装置本体の上面から突出しない状態に維持される。したがって、この測定装置によれば、テストリードを装置本体に取り付けた状態でのリード線およびテストピンを除いた測定装置の長さを装置本体の長さ以内に抑えることができる。
請求項4記載の測定装置では、装置本体の背面に形成された直線状溝がこの背面と接する上面に至る構成を採用しているため、装置本体にテストリードのコネクタを接続した状態において、テストリードを装置本体の上面側から測定対象に向けて引き出すことが可能になっている。したがって、この測定装置によれば、テストリードのリード線が装置本体の正面に配設されたロータリースイッチなどの各種スイッチやディスプレイを横切る事態を防止できるため、より良好な操作性を確保することができる。
測定装置1を構成するテストリード2,3および装置本体4の各構成を示す構成図である。 装置本体4の側面4f側から見た側面図である。 装置本体4の平面図である。 図3のW−W線に沿った端子部31近傍の要部断面図である。 測定装置1の背面斜視図である。 測定装置1の平面図である。 測定装置1の端子部31,32近傍の要部背面図である。 測定装置1の正面斜視図である。
以下、測定装置1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、測定装置1の構成について、図面を参照して説明する。
測定装置1は、図1に示すように、複数のテストリード(本例では一例として、2本のテストリード2,3)、および装置本体4を備え、図5に示すように、テストリード2,3の後述する各コネクタ13を装置本体4の後述する各端子部31,32に接続(挿入)して使用される。
各テストリード2,3は、図1に示すように、リード線11、リード線11の一端に接続されたテストピン12、およびリード線11の他端に接続されたコネクタ13をそれぞれ備えている。また、コネクタ13は、同図に示すように、筒状に形成されて先端部(同図中の下端部。具体的には、後述する摘み部23よりも下端側の部位)が後述する有底保持筒部に挿入可能なコネクタ本体21と、リード線11の他端が接続されたコネクタ本体21の後端(同図中の上端)にリード線11を覆うようにして取り付けられた保護部22と、コネクタ本体21の後端部(同図中の上端部)における外周面に突出して形成された摘み部23とを備えている。なお、本例では、コネクタ本体21は、一例として円筒状に形成されているが、角筒状に形成することもできる。
この場合、保護部22は、コネクタ本体21の後端に接続されたリード線11におけるこの後端の近傍部分での曲率半径をリード線11だけのときの曲率半径よりも増加させることで、折り曲げによって断線などの破損が発生する可能性のある曲率以下にならないように最小曲率を制限してリード線11を保護している。
装置本体4は、外形が直方体状の箱体に形成されている。具体的には、装置本体4は、本例では一例として、図1〜図8に示すように、ファンクション選択用のロータリースイッチSWなどの各種スイッチやディスプレイDPが配設された正面4a、およびこの正面4aと平行な背面4bがそれぞれ平面で構成され、正面4aと背面4bとにそれぞれ接する上面4c、下面4dおよび2つの側面4e,4fが曲面で構成された直方体状の箱体に形成されている。また、装置本体4は、上記の正面4a、背面4b、上面4c、下面4dおよび2つの側面4e,4fによって外装面が構成されている。
また、上面4cおよび下面4dは、図2に示すように、側面視したときに、正面4aに接する部位P1、および背面4bに接する部位P2に対して、中間部位P3が突出する円弧状の曲面で構成されている。また、上面4cおよび下面4dは、図1,7,8(図7では上面4c側のみを図示し、下面4dについては図示を省略している)に示すように、背面視したとき(または正面視したとき)の輪郭線が、側面4e寄りの部位および側面4f寄りの部位に対して、中央部位が凹んだ円弧状の曲面に形成されている。なお、上面4c、下面4dおよび2つの側面4e,4fについては、それぞれが正面4aと背面4bとに直角に接する平面に形成する構成を採用することもできる。
また、図1,3,5に示すように、装置本体4の外装面を構成する上記した複数の面のうちの第1面としての背面4bには、テストリード2,3の各コネクタ13を接続するための端子部31,32と、テストリード2,3の各テストピン12を収納するための収納部33,34と、電池収納部35とが配設されている。
本例では、電池収納部35は、背面4bにおける幅方向(同図中のX方向)に沿った中央部分に、長さ方向(同図中のY方向)に沿って不図示の電池(例えば乾電池)が収納可能に配設されている。端子部31および収納部33は、背面4bにおける側面4eとの境界と電池収納部35との間に、電池収納部35側から端子部31および収納部33の順に配設されている。また、端子部32および収納部34は、背面4bにおける側面4fとの境界と電池収納部35との間に、電池収納部35を中心として端子部31および収納部33と面対称の関係となるように、電池収納部35側から端子部32および収納部34の順に配設されている。
具体的に、端子部31,32の構成について説明する。
背面4bには、図1,3,4に示すように、背面4bに接する第2面としての上面4cに至る直線状溝41が、コネクタ13の長さを超える所定の長さで、かつ装置本体4の厚み方向(Z方向)と交差する第1方向(本例では厚み方向と直交するY方向であるが、Z方向に対する角度が90°に近い角度であれば、90°に限定されるものではない)に沿って端子部31,32の個数と同数(本例では2つ)形成されている。本例では、各直線状溝41は、電池収納部35の両脇に電池収納部35に沿って形成されている。また、各直線状溝41は、図3に示すように、平面視した状態での内面の輪郭線が円筒状のコネクタ本体21の外周面に合わせて半円に形成されている。つまり、各直線状溝41の深さは、コネクタ本体21の半径と同等に規定されている。また、各同図に示すように、各直線状溝41内の奥壁42(Y方向と直交する平面と平行な壁部)には、コンタクト43が上面4cに向けて、かつY方向と平行にそれぞれ立設されている。なお、本例ではコンタクト43は、一例としてオス型のコンタクトで構成されているが、メス型のコンタクトで構成することもできる。
また、背面4bには、各直線状溝41における背面4b側に開口する開口部のうちの奥壁42側の開口部(具体的には、直線状溝41の奥壁42からコネクタ本体21の先端部(コネクタ13の先端部でもある)と同等の長さに亘る範囲の開口部)を覆うカバー部44が形成されている。本例では、カバー部44は、図3に示すように、平面視した状態での内面の輪郭線が円筒状のコネクタ本体21の外周面に合わせて半円に形成されている。
この構成により、この装置本体4では、各直線状溝41のうちの側面4e側の直線状溝41に形成されたカバー部44、この直線状溝41内の奥壁42、および背面4bにおけるこのカバー部44との対向部位45(背面4bにおける直線状溝41を構成する部位のうちのカバー部44に対向する部位)により、テストリード2側のコネクタ本体21の先端部を挿入する有底保持筒部46がこの直線状溝41の奥側に形成されている。また、この有底保持筒部46と、この有底保持筒部46を形成する奥壁42に立設されたコンタクト43とにより、テストリード2のコネクタ13を接続するための端子部31が構成されている。この構成では、奥壁42の表面が有底保持筒部46の底面を構成している。
また、この装置本体4では、側面4f側の直線状溝41に形成されたカバー部44、この直線状溝41内の奥壁42、および背面4bにおけるこのカバー部44との対向部位45により、テストリード3側のコネクタ本体21の先端部を挿入する有底保持筒部46がこの直線状溝41の奥側に形成されている。また、この有底保持筒部46と、この有底保持筒部46を形成する奥壁42に立設されたコンタクト43とにより、テストリード3のコネクタ13を接続するための端子部32が構成されている。
また、図1に示すように、各有底保持筒部46の開口端から上面4cの中間部位P3までの距離L1は、摘み部23の長さに保護部22の長さ(各長さは、コネクタ13の長さ方向に沿った長さ)を加えた長さL2よりも長くなるように規定されている。なお、この測定装置1では、後述するように上面4cは、背面視(または正面視)したときの輪郭線(具体的には上面4cの中間部位P3の輪郭線)が側面4e寄りの部位および側面4f寄りの部位に対して、中央部位が凹んだ円弧状の曲面になるように形成されている(図7参照)。このため、上記の距離L1は、測定装置1を背面視したときの各有底保持筒部46の開口端から各有底保持筒部46の中心軸に沿って上記の輪郭線まで延びる線分の長さをいうものとする。この構成により、図7に示すように、各テストリード2,3のコネクタ13を構成するコネクタ本体21の先端部を、対応する端子部31,32の各有底保持筒部46に摘み部23が有底保持筒部46の開口端に当接するまで挿入した状態において、各コネクタ13の保護部22が装置本体4の上面4cから突出しない状態に維持される。
次に、収納部33,34の構成について具体的に説明する。
各収納部33,34は、テストリード2,3のテストピン12を背面4b上において、取り外し可能で、かつ装置本体4の長さ方向(Y方向)と平行な状態で保持し得るように、図1,3に示すように、テストピン12の外形に合わせて背面4bから互いに離間した状態で突設された一対の保持片51,52で構成されている。
本例では、保持片51,52のうちの保持片51は、背面4bにおける側面(側面4e,4f)に接する部位に沿って(Y方向に沿って)延設され、他の保持片52は、近接して配設されている有底保持筒部46のカバー部44に沿って(Y方向に沿って)延設されている。また、各保持片51,52には、テストピン12を装着した際に、テストピン12のフランジ部12aが嵌まり込む切欠部53がそれぞれ形成されている。収納部33,34は、フランジ部12aを切欠部53に位置合わせした状態で、一対の保持片51,52の各先端の間にテストピン12がその先端を上面4c側にして押し当てられた際には、一対の保持片51,52が離反する方向に一旦弾性変形してテストピン12を相互間に収納し、この収納状態においてはそれぞれの互いに接近しようとする弾性力でテストピン12を保持可能に構成されている。
この測定装置1では、使用する際には、各テストリード2,3のコネクタ13を装置本体4の各端子部31,32に接続(挿入)する。具体的には、まず、コネクタ13を、そのコネクタ本体21の後端側に形成された摘み部23が直線状溝41から突出し、かつコネクタ本体21の先端部側の外周面が直線状溝41の内面に面的に接触する状態で直線状溝41に位置させる。次いで、摘み部23を掴んでコネクタ13を直線状溝41に沿って下面4d方向に移動させる。これにより、コネクタ本体21の先端部は端子部31,32を構成する有底保持筒部46内に進入する。なお、摘み部23が有底保持筒部46の開口端に当接することでコネクタ13の下面4d方向への移動が停止させられる。これにより、各テストリード2,3のコネクタ13の装置本体4の各端子部31,32への接続が完了し、各テストリード2,3は各端子部31,32のコンタクト43と電気的に接続される(図5,6,7,8参照)。つまり、測定装置1が使用可能な状態になる。
この測定装置1では、各テストリード2,3のコネクタ13を挿入する各端子部31,32の有底保持筒部46が装置本体4の厚み方向と交差する第1方向に沿って(本例では、装置本体4の厚み方向と直交する背面4bに沿って)形成されている。したがって、この測定装置1によれば、有底保持筒部46を装置本体4の厚み方向(Z方向)に沿って装置本体4に配設する構成とは異なり、装置本体4の厚みを大幅に薄くすることができる(つまり、装置本体4の薄形化を図ることができる)。また、この測定装置1では、各テストリード2,3のコネクタ13が背面4bに沿って各端子部31,32に接続される構成のため、装置本体4の外装面からのコネクタ13の突出量を大幅に少なくすることができる。したがって、この測定装置1によれば、各テストリード2,3のコネクタ13を装置本体4に接続した状態での測定装置1の厚みについても大幅に薄くすることができると共に、操作に際してコネクタ13が邪魔にならないため、操作性を向上させることができる。
また、この測定装置1によれば、各テストリード2,3のコネクタ13に摘み部23が配設されているため、コネクタ13を挿入する各端子部31,32の有底保持筒部46を背面4bに形成した直線状溝41内に形成する構成を採用したとしても、図5,6,7に示すように、この直線状溝41の開口部から突出する(言い換えれば、背面4bから突出する)摘み部23を使用することにより、コネクタ13の各端子部31,32への挿入や各端子部31,32からの取り外しを容易に行うことができる。なお、摘み部23はコネクタ本体21の外周面から指に引っ掛かる程度だけ突出して形成されていればよいため、この摘み部23の存在が測定装置1の薄形化を損なうことはない。
また、この測定装置1では、各テストリード2,3のコネクタ13を装置本体4の各端子部31,32に接続した状態において、図7に示すように、各コネクタ13の保護部22が装置本体4の上面4cから突出しない状態に維持される。したがって、この測定装置1によれば、各テストリード2,3を装置本体4に取り付けた状態でのリード線11およびテストピン12を除いた測定装置1の長さを装置本体4の長さ以内に抑えることができる。
また、この測定装置1によれば、装置本体4の背面4bに形成された直線状溝41がこの背面4bと接する上面4cに至る構成を採用しているため、装置本体4に各テストリード2,3のコネクタ13を接続した状態において、各テストリード2,3を装置本体4の上面4c側から測定対象に向けて引き出すことができる。これにより、この測定装置1によれば、各テストリード2,3のリード線11が装置本体4の正面4aに配設されたロータリースイッチなどの各種スイッチやディスプレイを横切る事態を防止できるため、より良好な操作性を確保することができる。
また、この測定装置1では、装置本体4に各テストリード2,3のコネクタ13を接続したままで、各テストリード2,3を装置本体4に配設された収納部33,34に収納する際に、装置本体4の上面4c側から延出するリード線11を、装置本体4の上面4c、正面4a、下面4d、背面4b、上面4c、正面4a、下面4dおよび背面4bの順に巻回すことで装置本体4に巻き付けて、最後にテストピン12を収納部33,34に収納する。この状態において、この測定装置1では、上面4cおよび下面4dが図2に示すような曲面で構成されているため、リード線11に破損が発生する可能性のある曲率以下にならないようにリード線11の曲率半径を制限することができる。
また、この測定装置1では、上面4cおよび下面4dが、図7に示すように背面視(または正面視)したときの輪郭線が側面4e寄りの部位および側面4f寄りの部位に対して、中央部位が凹んだ円弧状の曲面になるように形成されている。したがって、この測定装置1によれば、上記したように装置本体4に巻き付けた状態のリード線11が、装置本体4の側面4eや側面4f側から外れることを確実に防止することができる。
なお、上記の例では、コネクタ13のコネクタ本体21については、円筒状に形成する構成を採用しているが、円筒以外に角筒などの筒状に形成してもよいのは勿論である。また、直線状溝41の深さについては、円筒状のコネクタ本体21の半径と同じにする上記の構成に代えて、円筒状のコネクタ本体21の半径よりも深くする構成を採用することもできる。
また、装置本体4の外装面のうちの背面4bを各端子部31,32を形成する第1面とし、上面4cをこの第1面と接する第2面とする構成について上記したが、測定装置1の使用態様によっては、装置本体4の下面4dを第2面として、テストリード2,3のリード線11を下面4d側から引き出す構成にしたり、装置本体4の側面4e,4fのいずれかを第2面として、テストリード2,3のリード線11をいずれかの側面側から引き出す構成にしたりすることもできる。
また、ロータリースイッチなどの各種スイッチやディスプレイなどが正面4aに配設されている装置本体4では、上記した理由により、背面4bを第1面にする上記構成を採用するのが好ましいが、側面4e,4fの少なくとも一方を第1面とする構成を採用することもできる。さらには、例えば装置本体4の正面視形状が十分に大きく、端子部31,32を十分に配設するスペースがあるときには、正面4aを第1面とする構成を採用することもできる。
1 測定装置
2,3 テストリード
4 装置本体
4b 背面(第1面)
4c 上面(第2面)
13 コネクタ
22 保護部
23 摘み部
31,32 端子部
41 直線状溝
42 奥壁
43 コンタクト
44 カバー部
45 対向部位
46 有底保持筒部

Claims (4)

  1. 測定対象に接触させるテストリードにおけるコネクタの先端部が挿入される有底保持筒部を有する端子部が配設された装置本体を備え、当該装置本体が、前記有底保持筒部に前記コネクタの前記先端部が挿入されて前記端子部に接続された前記テストリードおよび当該端子部を介して入力される前記測定対象からの測定対象信号に基づいて当該測定対象についての物理量を測定する測定装置であって、
    前記装置本体は、外形が箱体に形成され、
    前記装置本体の外装面を構成する複数の面のうちの第1面には、当該第1面に接する第2面に至る直線状溝が、前記コネクタの長さを超える長さで、かつ当該装置本体の厚み方向と交差する第1方向に沿って形成されると共に、当該直線状溝の開口部を当該直線状溝の奥壁から前記コネクタの前記先端部と同等の長さに亘って覆うカバー部が配設され、
    前記カバー部、前記奥壁および、前記第1面における当該カバー部との対向部位とによって前記有底保持筒部が形成されている測定装置。
  2. 前記コネクタの後端部の外周面には、当該コネクタの前記先端部が前記有底保持筒部に挿入された状態において、前記直線状溝から突出する摘み部が配設されている請求項1記載の測定装置。
  3. 前記テストリードを備え、当該テストリードの前記コネクタの後端には、当該後端から延出する当該テストリードのケーブルについての当該後端での曲率半径を増加可能な保護部が形成され、
    前記有底保持筒部における開口端の前記第2面からの距離は、前記コネクタの前記先端部が前記有底保持筒部に挿入された状態において、前記保護部の先端部が当該第2面から突出しないように規定されている請求項1または2記載の測定装置。
  4. 前記装置本体の背面が前記第1面として規定され、かつ当該装置本体の上面が前記第2面として規定されている請求項1から3のいずれかに記載の測定装置。
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