JP6091211B2 - 撮像装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置及び制御方法に関し、特に、音声検知結果に基づいて撮像方向を制御するために用いて好適な技術に関するものである
監視用途に使用される撮像装置は、警備室等の操作端末へ撮像画像を配信し、また操作端末から送信される画質設定等の制御コマンドに従って処理を行う。このような撮像装置において、音声を識別する機能を備えるものがある。
特許文献1では、検出された車両の音が特定の異常な騒音であるかどうかを判定し、異常な騒音であると判定された場合、撮像装置の角度、方向、ズーム度合等を指示する制御信号を送出し、記録動作を開始する撮像制御装置が提案されている。この撮像制御装置によれば、オペレータが存在しない場合であっても、異常騒音を発しながら進行してくる車両の画像を撮像して記録することが可能となる。
特開2007−200237号公報
一方で、前述の撮像装置においては、特定の音が検知され、撮像方向をそちらへ向くよう制御されても、撮像される必要がある事件は撮像装置の監視範囲で発生していない場合も考えられる。
例えば、特定音声の音源となる緊急自動車が撮像装置の近辺を通過するだけであっても、撮像方向の変更が行われてしまう可能性がある。すなわち、撮像の必要性の低い場合でも撮像方向が変更され、例えば撮像装置の雲台機構を不必要に摩耗させてしまうという問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、撮像の必要性に則した撮像方向の制御を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、音情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が所定の減少率以上であれば、前記所定の音情報の発生方向基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が前記所定の減少率以上でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向の変更をしないことを特徴とする。
本発明によれば、撮像の必要性の高い場合撮像方向を変更する撮像装置を提供することができる。
(a)は、本発明の実施形態を説明する監視カメラの外観を示す図、図1(b)は、監視カメラを含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。 監視カメラの内部構成例を示すブロック図である。 監視カメラが外部機器に提供する2つのサービスについて制御コマンドシーケンスを説明する図である。 XMLで記述される図3にて使用される各制御コマンド、及びレスポンスの内容を示す図である。 XMLで記述される図3にて使用される各制御コマンド、及びレスポンスの内容を示す図である。 XMLで記述される図3にて使用される各制御コマンド、及びレスポンスの内容を示す図である。 第1の実施形態を示し、監視カメラの音声解析処理の手順の一例を説明するフローチャートである。 雲台制御アクションの処理手順を説明するフローチャートである。 第1の実施形態を示し、監視カメラに入力される特定の音声パターンの音量の変化と、監視カメラの振る舞いを時系列で説明する図である。 第2の実施形態を示し、監視カメラの音声解析処理の手順の一例を説明するフローチャートである。 第2の実施形態を示し、監視カメラに入力される特定の音声パターンの音量の変化と、監視カメラの振る舞いを時系列で説明する図である。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1(a)は、本発明の実施形態を説明する監視カメラ100の外観を示す図である。
図1(b)は、監視カメラ100を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。500は、監視カメラ100を操作するクライアントを示す外部機器である。
監視カメラ100と外部機器500は、IPネットワーク網300を介して相互に通信可能な状態に接続されている。外部機器500は、監視カメラ100に対して、撮像パラメータ変更や映像ストリーミング開始等の各種コマンドを送信する。監視カメラ100は、それらのコマンドに対するレスポンスや映像ストリーミングを外部機器500に送信する。
図2は、監視カメラ100の内部構成例を示すブロック図である。
図2において、101は制御部であり、監視カメラ100の全体の制御を行う。制御部101は、例えばCPUで構成される。
102はメモリである。メモリ102は、主に制御部101が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、後述する撮像部103が生成する画像データの格納領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
103は撮像部である。撮像部103は、被写体を撮影して取得したアナログ信号をデジタルデータに変換する。また、ADCT(適応離散コサイン変換)等によりデータの圧縮処理を行ってデジタルの撮像画像を生成し、メモリ102に出力する。撮像部103は、撮像画像をメモリ102に出力した後、制御部101に画像取得イベントを発行する。
104は通信部である。通信部104は、各制御コマンドを外部機器500から受信する場合、また各制御コマンドに対するレスポンスを外部機器500へ送信する場合使用される。
105は音声入力部である。音声入力部105は、監視カメラ100の周辺の音声などの音情報を取得するための外部入力装置であり、例えばマイクで構成される。監視カメラ100の周辺の音声は、音声入力部105によって監視カメラ100に取り込まれ、デジタル信号に変換されて後述の音声識別部106に入力される。音声入力部105は、音声の発生方向が識別できるよう、複数チャンネルの音声を取り込むことができる。
106は音声識別部である。音声識別部106は、音声入力部105によって入力された音声を、予め登録されている特定の音声パターンの条件の音と比較し、合致する所定音が発生しているかどうかを制御部101に通知する。また、音声識別部106は、特定の音声パターンに合致している所定音が音声入力部105から入力されている場合、音声の音量をデシベルで出力する。また、音声の発生方向をパン・チルト機構のパン角度とチルト角度で、さらに特定の音声パターンの音量の減少率、或いは増加率を1秒毎にデシベル毎秒で出力し、制御部101に提供する。
107は撮像制御部である。撮像制御部107は、制御部101が入力するパン角度、チルト角度、ズーム倍率の値に従って、図1(a)に示すように、雲台110のチルト機構1101、パン機構1102、及びズーム機構1103を制御するために使用される。また、制御部101の問い合わせに応じて、現在のパン角度値、チルト角度値、ズーム倍率値を提供する。
以上、図2を参照しながら監視カメラ100の内部構成について説明したが、図2に示す処理ブロックは、本発明における撮像装置(監視カメラ)の好適な実施形態の一例を説明したものであり、この限りではない。音声出力部や画像解析部を備えるなど、本発明の要旨の範囲内で、種々の変形及び変更が可能である。
図3は、本発明の実施形態である監視カメラ100が外部機器500に提供する2つのサービスについて、外部機器500から各種設定を行う場合の制御コマンドシーケンスを示している。2つのサービスとは、監視カメラ100周辺の音声を解析する機能を提供する音声解析サービス、及び監視カメラ100が取得する撮像画像を録画する機能を提供するアクションエンジンサービスである。
また、図4〜図6は、XMLで記述される図3にて使用される各制御コマンド、及びレスポンスの内容を示している。本実施形態においては、監視カメラ100が提供する各サービスに対して、外部機器500が制御コマンドを送信するための宛先アドレスは、予め両機器間で共有されているものとする。
S300において、外部機器500は、GetServiceCapabilitiesのトランザクションによって、監視カメラ100が提供する音声解析サービスの機能を取得する。
図4(a)は、音声解析サービスのGetServiceCapabilitiesのリクエストとレスポンスの内容を示している。
図4(a)において、CapabilitiesタグのAnalyticsModuleSupportフラグ、及びRuleSupportフラグによって、監視カメラ100が、音声解析エンジンAnalyticsModule、及び音声解析結果判定ルールの設定変更を外部機器500に許可しているか否かが示される。
S301に示されるGetServiceCapabilitiesのトランザクションによって、外部機器500は、監視カメラ100が提供するアクションエンジンサービスの機能を取得する。
図4(b)は、アクションエンジンサービスのGetServiceCapabilitiesのリクエストとレスポンスの内容を示している。
図4(b)において、CapabilitiesタグのMaximumActionsパラメータ、及びMaximumTriggersパラメータは、それぞれ監視カメラ100に設定可能なアクションの数、及びトリガの数を示している。アクションとトリガの詳細は後述する。
S302に示されるGetAudioAnalyticsConfigurationsのトランザクションによって、外部機器500は、監視カメラ100が保持する音声解析機能の設定値であるAudioAnalyticsConfigurationと、そのIDであるTokenを取得する。
図4(c)は、GetAudioAnalyticsConfigurationsのリクエストとレスポンスの内容を示している。
図4(c)において、レスポンスにおけるConfiguration TokenはAudioAnalyticsConfigurationのIDを示しており、本図においては、AAC−0である。AudioAnalyticsConfigurationは、音声解析結果判定ルールRuleEngineConfigurationを保持するが、本図においてはまだ設定されていないため含まれていない。
S303に示されるGetSupportedRulesのトランザクションによって、外部機器500は、指定したAudioAnalyticsConfiguartionに対応して、監視カメラ100がサポートする音声解析結果判定ルールRuleの内容を取得する。
図4(d)は、GetSupportedRulesのリクエストとレスポンスの内容を示している。
図4(d)において、リクエストのConfigurationTokenには、S302で取得したAudioAnalyticsConfigurationのIDが指定される。レスポンスのRuleDescriptionにおいて、監視カメラ100がサポートする音声解析結果判定ルールの名称Nameと、これを設定するために必要なパラメータ群Parametersが提供される。
図4(d)において、SoundSourceDetectorは、予め設定されている特定の音声パターンが、入力された音声情報に含まれているかどうかを判定する。そして、その音量や音量の増加率、及び減少率を含む変化率と入力パラメータとを比較してイベントを出力する音声解析結果判定ルールである。音源接近音量閾値(第1の閾値)、及び離脱判定音量閾値(第2の閾値)は整数のデシベルで音量変化率判定閾値は単位秒あたりのデシベル、音源停滞判定タイマは時分秒で指定される。監視カメラ100における各パラメータの使用方法については図7を参照しながら後述する。
S304に示されるCreateRulesのトランザクションによって、外部機器500は、S303において取得した監視カメラ100がサポートする音声解析結果判定ルールの内容に基づいて、音声解析結果判定ルールの各パラメータの具体的な設定を行う。
図5(a)は、CreateRulesのリクエストとレスポンスの内容を示している。音源接近音量閾値は、監視カメラ100の監視範囲に音源が接近していると判断できる程度の音量が設定されるべきである。離脱判定音量閾値は、音源が監視カメラ100から離れたと判断できる程度の音量であり、音源接近音量閾値より小さい値が設定されるべきである。音量変化率判定閾値は、監視対象とする音源の移動速度を鑑みて、音源が監視カメラ近辺に停止したか、或いは監視カメラ100の近辺を通過しただけかを、音量の変化率で判定するための閾値である。
S305に示されるGetSupportedActionsのトランザクションによって、外部機器500は、監視カメラ100がサポートするアクションの種類とパラメータの内容を取得する。
図5(b)は、GetSupportedActionsのリクエストとレスポンスの内容を示している。図5(b)のレスポンスにおいて、ActionDescriptionの其々が、監視カメラ100がサポートするアクションを示している。
図5(b)のレスポンスに含まれるアクションは、PanTiltToSoundSourceというタイプ名称である。後述するCreateActionTriggersのリクエストで設定されるトリガが発生したときに、音声の発生する方向に撮像方向を向けるというアクションである。PanTiltToSoundSourceアクションを設定するパラメータは、整数で指定される音量変化率判定閾値である。発生した音声の変化率が、本パラメータで指定される変化率を上回る場合にのみ、雲台の制御が行われる。
S306に示されるCreateActionsのトランザクションによって、外部機器500は、S305において取得した監視カメラ100がサポートするアクションの内容に基づいて、アクションの各パラメータの具体的な設定を行う。
図5(c)は、CreateActionsのリクエストとレスポンスの内容を示している。リクエストにおいて、Actionタグのそれぞれが、外部機器500が設定しようとするアクションを示している。
図5(c)においては、1つ目のToken=ACT−1のActionとしてPanTiltToSoundSourceが指定されており、音量変化率判定閾値は30である。したがって、音量の変化率が30デシベル毎秒を上回っている場合にのみ、雲台の制御が行われることとなる。
S307に示されるGetEventPropertiesのトランザクションによって、外部機器500は、監視カメラ100がサポートするイベントの種類と内容を取得する。
図6(a)は、GetEventPropertiesのリクエストとレスポンスの内容を示している。図6(a)において、レスポンスに含まれるTopicSetは、監視カメラ100がサポートするイベントの種類をトピックツリーで示しており、本図においては次の3種類がサポートされている。音源接近イベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/Accessing、音源離脱イベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/Leaving、及び音源停滞判定タイムアウトイベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/StayTimeoutである。
S308に示されるCreateActionTriggersのトランザクションによって、外部機器500は、監視カメラ100にS306で設定した各アクションを発生させるためのトリガを設定する。
図6(b)は、CreateActionTriggersのリクエストとレスポンスの内容を示している。
図6(b)においては、音源離脱イベントと音源停滞判定タイムアウトイベントをS306で設定したToken=ACT−1のPanTiltToSoundSourceのトリガとして設定している。
以下、図7及び図8を参照して、本発明の第1の実施形態である監視カメラ100の内部処理の手順を説明する。
図7は、監視カメラ100の音声解析処理の手順の一例を説明するフローチャートである。監視カメラ100において、前述のS304に示される音声解析結果判定ルールが設定されている場合に、1プロセスとして定期的に実行される処理である。この処理は、メモリ102に記録されたプログラムを、ワークメモリ領域に展開して制御部101が実行することで実現する。
S700において、制御部101は音源検知状態の判定を行う。制御部101は、音源検知状態が「0:音源未接近」の場合はS701へ処理を移し、「1:音源近接中」の場合はS707へ処理を移す。
S701において、制御部101は、音声識別部106から特定パターン音声の検知音量と、S303において設定されている音源接近音量閾値とを比較する。制御部101は、音量が音源接近音量閾値以上(第1の閾値以上)であった場合は、音源が接近していると判断し処理をS702へ移し、音量が音源接近音量閾値以下(第1の閾値以下)であった場合は、S705へ処理を移す。
S702において、制御部101は、前述のS307に示される音源接近イベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/Accessingを発行する。その後、S703へ処理を移す。
S703において、制御部101は、S303において設定されているタイマ値に従って、音源停滞判定タイマを起動する。その後、S704へ処理を移す。
S704において、制御部101は、音源検知状態を「1:音源近接中」に遷移させ、処理をS705に移す。
S707において、制御部101は、音源停滞判定タイマがタイムアウトしているかどうかを判定し、タイムアウトしている場合は処理をS713に移す。タイムアウトしていない場合はS708に移す。
S713において、制御部101は、前述のS307に示される音源停滞判定タイムアウトイベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/StayTimeoutを発行し、その後、処理をS712に移す。
S708において、制御部101は、音声識別部106から特定パターン音声の検知音量と、S303において設定されている離脱判定音量閾値とを比較する。制御部101は、音量が離脱判定音量閾値以下であった場合は、音源が監視カメラ100から離れたと判断し処理をS709へ移し、音量が離脱判定音量閾値以上であった場合は、S705へ処理を移す。
S709において、制御部101は、音声識別部106から特定の音声パターンの音量の減少率を取得し、S303において設定されている音量変化率判定閾値と比較する。制御部101は、減少率が音量変化率判定閾値以上であった場合は、音源が監視カメラ100の監視範囲近辺で停止していると判断し、S710へ処理を移す。
一方、減少率が音量変化率判定閾値以上でなかった場合は、音源が監視カメラ100の監視範囲近辺を通過しただけと判断し、S711へ処理を移す。
S710において、制御部101は、前述のS307に示される音源離脱イベントである、RuleEngine/SoundSourceDetector/Leavingを発行する。その後、S711へ処理を移す。
S711において、制御部101は、S703において起動した音源停滞判定タイマを停止させる。その後、S712へ処理を移す。
S712において、制御部101は、音源検知状態を「0:音源未接近」に遷移させ、処理をS705に移す。
S705において、制御部101は、S305に示される雲台の制御アクションであるPanTiltToSoundSourceが設定されているかどうかを判定する。雲台の制御アクションが設定されている場合は、制御部101は、S706に処理を移し、雲台の制御アクション処理を実行する。雲台の制御アクションが設定されていない場合は、制御部101は、処理をS701へ移す。
図8は、雲台の制御アクションの処理手順を説明するフローチャートである。
S800において、制御部101は、図6(b)に示すCreateActionTriggersリクエストによってPanTiltToSoundSourceアクションに対して設定されているトリガを取得する。
本例において、S308にて設定された音源離脱イベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/Leaving及び音源停滞判定タイムアウトイベントであるRuleEngine/SoundSourceDetector/StayTimeoutが取得される。
S801において、制御部101は、S800にて取得したトリガのいずれかが発生しているかどうかを判定する。トリガが発生している場合は、制御部101は、処理をS802に移す。トリガが発生していない場合は、雲台の制御アクション処理を終了する。
S802において、制御部101は、音声識別部106から音声の発生方向を示すパン角度とチルト角度を取得する。その後、S803に移す。
S803において、制御部101は、S802で取得したパン角度とチルト角度を撮像制御部107へ入力し、雲台110が音声発生方向を向くよう制御する。その後、雲台の制御アクション処理を終了する。
次に、図9を参照し、監視カメラ100に入力される特定の音声パターンの音量の変化と、監視カメラ100の振る舞いを時系列で説明する。
図9(a)は、特定の音声パターンの音源、例えばサイレンを発している緊急自動車が、監視カメラ100に徐々に近づき、そのまま遠ざかった場合の監視カメラ100の振る舞いを示している。
図9(b)は、サイレンを発している緊急自動車が、監視カメラ100に徐々に近づき、監視カメラ100の近辺でサイレンを止めて停車した場合の監視カメラ100の振る舞いを示している。
図9(c)は、特定の音声パターンの音源、例えば異常なエンジン音を発している異常車両が、監視カメラ100に徐々に近づき、監視カメラ100の近辺で異常音を発しながらとどまっている場合の監視カメラ100の振る舞いを示している。
3000は、音声識別部106が検出する特定の音声パターンの音量である。
3010、3011は、図3のS303において設定される音源接近音量閾値と、離脱判定音量閾値を示している。
3013は、音源停滞判定タイマが起動中であることを示している。
3020は、音量が音源接近音量閾値を上回ったタイミングを示している。監視カメラ100は、音源接近イベントを発行し、音源停滞判定タイマを起動する。
3021、3022は、音量が離脱判定音量閾値を下回ったタイミングを示している。監視カメラ100は、音声識別部106が出力する音量減少率を音量変化率判定閾値と比較する。3021は、減少率が閾値以下であった場合を示している。監視カメラ100は、特にアクションを行わない。
3022は、減少率が閾値以上であった場合を示しており、監視カメラ100は、音源離脱イベントを発行し、音源停滞判定タイマを停止する。この時点で、音源離脱イベントをトリガとする雲台の制御アクションが設定されている場合は、監視カメラ100は音声が発生している方向へ雲台110を向ける。
3023は、音源停滞判定タイマがタイムアウトしたタイミングを示している。音源離脱イベントをトリガとする雲台の制御アクションが設定されている場合は、3022と同様、監視カメラ100は音声が発生している方向へ雲台110を向ける。
前述のように、所定音の音量が、第1の閾値以上になってから、所定の減少率以下で、第1の閾値より小さい第2の閾値未満になった場合は、撮像方向を変更しない。
所定音の音量が、第1の閾値以上になってから、所定の減少率以上で、第2の閾値未満になった場合は、所定音の発生方向へ撮像方向を変更する。
また、所定音の音量が、第1の閾値以上になってから、所定時間が経過した場合は、所定音の発生方向へ撮像方向を変更する。
以上の処理により、例えば緊急自動車が特定パターンの音声の音源であった場合、緊急自動車が監視カメラの周辺に停止し事件の発生確率が高いと思われる場合と、監視カメラの近辺を通過した場合。これらの場合で、雲台110の制御内容を必要性に応じて変更させることができ、より必要性の高い雲台110の制御を行うことができる。これにより、例えば監視カメラの雲台機構が不必要に摩耗してしまう課題を解決することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態においては、特定の音声パターンに関する音量の減少率によって雲台制御の内容を変化させることにより、より必要性の高い雲台制御を行うことができる監視カメラに言及し、本発明の好適な実施形態を説明した。
しかしながら、第1の実施形態では、音量の減少率によって雲台制御が変更されたがこの限りではなく、例えば音量の増加率によって雲台制御が変更されるようにしてもよい。
以上の点を考慮した本発明の第2の実施の形態を以下に説明する。尚、第1の実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図3のS304に示されるCreateRulesのトランザクションによって、外部機器500は、S303にて取得した監視カメラ100がサポートする音声解析結果判定ルールの内容に基づいて、音声解析結果判定ルールの各パラメータの具体的な設定を行う。
前述した図6(c)は、CreateRulesのリクエストとレスポンスの内容を示している。音源接近音量閾値(第2の閾値)は、監視カメラ100の監視範囲に音源が接近しつつある判断できる程度の音量が設定されるべきである。離脱判定音量閾値(第1の閾値)は、音源が監視カメラ100に十分接近していると判断できる程度の音量であり、音源接近音量閾値より大きい値が設定されるべきである。
図10は、監視カメラ100の音声解析処理である。監視カメラ100において、前述のS304に示される音声解析結果判定ルールが設定されている場合に、1プロセスとして定期的に実行される処理である。図10において、図7のフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付している。
S1000において、制御部101は、音声識別部106から特定パターン音声の検知音量と、S303において設定されている離脱判定音量閾値とを比較する。制御部101は、音量が閾値以上であった場合は、音源が監視カメラ100に十分接近したと判断し処理をS1001へ移し、音量が閾値以下であった場合は、S705へ処理を移す。
S1001において、制御部101は、音声識別部106から特定の音声パターンの音量の増加率を取得し、S303において設定されている音量変化率判定閾値と比較する。制御部101は、増加率が音量変化率判定閾値以下であった場合は、S710へ処理を移す。一方、増加率が音量変化率判定閾値以下でなかった場合は、音源が監視カメラ100の監視範囲近辺から突然発生していると判断し、S711へ処理を移す。
図11を参照し、監視カメラ100に入力される特定の音声パターンの音量の変化と、監視カメラ100の振る舞いを時系列で説明する。
図11(a)は、特定の音声パターンの音源、例えばサイレンを発している緊急自動車が、監視カメラ100に徐々に近づき、そのまま遠ざかった場合の監視カメラ100の振る舞いを示している。
図11(b)は、監視カメラ100の近辺で、サイレンを止めて停止している緊急自動車が、サイレンを発しながら発車した場合の監視カメラ100の振る舞いを示している。
3120は、音量が音源接近音量閾値を上回ったタイミングを示している。監視カメラ100は、音源接近イベントを発行し、音源停滞判定タイマを起動する。
3121、3122は、音量が離脱判定音量閾値を上回ったタイミングを示している。監視カメラ100は、音声識別部106が出力する音量増加率を音量変化率判定閾値と比較する。3121は、増加率が閾値以下であった場合を示している。この場合は、監視カメラ100に音源が徐々に近づいてきたことを示しており、監視カメラ100は音源離脱イベントを発行する。この時点で、音源離脱イベントをトリガとする雲台の制御アクションが設定されている場合は、音声が発生している方向へ雲台110が向けられる。
一方、3122は、増加率が閾値以上であった場合を示している。この場合は、監視カメラ100の近辺から音源が発生したことを示しており、監視カメラ100は音源停滞判定タイマを停止し、特に雲台制御を行わない。
前述のように、所定音の音量が、第1の閾値より小さい第2の閾値以上になってから、所定の増加率以上で、前記第1及び第2の閾値以上になった場合は撮像方向を変更しない。そして、所定音の音量が第2の閾値以上になってから、所定の増加率以下で第1及び第2の閾値以上になった場合は、撮像方向を変更するようにした。これにより、必要性高い場合のみ雲台を向けることができる。
以上の処理により、例えば緊急自動車が特定パターンの音声の音源であった場合、緊急自動車が監視カメラの周辺に徐々に近づいてきた場合に、撮像の必要性に即した撮像方向の制御を行うことができる。すなわち、事件の発生確率が高いと思われる場合と、監視カメラ近辺から緊急自動車が発進した場合とで、雲台制御の内容を異なるよう制御することができ、より必要性の高い雲台制御を行うことができる。
これによって、例えば監視カメラの雲台機構を不必要に摩耗するという課題を解決することができる。
以上、本発明を実装した撮像装置の動作を第1の実施形態及び第2の実施形態に示したが、実施形態は必ずしも上述の限りでなく、部分的に変更されてもよい。
すなわち、本実施形態においては、音量の変化率の大小を判定するまで、雲台制御を行わないようになっているがこの限りではない。すなわち、図11において3120のタイミングでは雲台110の現在位置を記憶した上で音源の方向へ雲台110の制御を実施するようにしてもよい。この場合、3021、3022、3121、及び3122のタイミングで音量の減少率或いは増加率に基づいて雲台制御の必要性を判定し、必要性がより低いと判断される場合は、先に記憶した雲台110の位置に雲台110を戻すよう雲台制御を行ってもよい。
また、本実施形態においては、音量や音量の変化率のパラメータの単位について、デシベルを採用しているがこの限りではない。騒音率を示すホン(phon)や、撮像装置が抽象化した数値表現を使用してもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 監視カメラ
101 制御部
102 メモリ
103 撮像部
104 通信部
105 音声入力部
106 音声識別部
107 撮像制御部
300 IPネットワーク網
500 外部機器

Claims (6)

  1. 音情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が所定の減少率以上であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が前記所定の減少率以上でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向の変更をしないことを特徴とする撮像装置。
  2. 音情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が所定の増加率以下であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が前記所定の増加率以下でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向の変更をしないことを特徴とする撮像装置。
  3. 音情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が所定の減少率以上であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御工程とを有し、
    前記取得工程において取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が前記所定の減少率以上でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向を変更しないことを特徴とする制御方法。
  4. 音情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が所定の増加率以下であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御工程とを有し、
    前記取得工程において取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が前記所定の増加率以下でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向を変更しないことを特徴とする制御方法。
  5. 音情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順において取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が所定の減少率以上であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御手順とをコンピュータに実行させ、前記取得手順において取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以下になった場合、前記所定の音情報の音量の減少率が前記所定の減少率以上でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向を変更しないことを特徴とするプログラム。
  6. 音情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順において取得された所定の音情報の音量が所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が所定の増加率以下であれば、前記所定の音情報の発生方向に基づいて、撮像手段の撮像方向を変更する制御手順とをコンピュータに実行させ、前記取得手順において取得された所定の音情報の音量が前記所定の閾値以上になった場合、前記所定の音情報の音量の増加率が前記所定の増加率以下でなければ、前記所定の音情報の発生方向に基づいた前記撮像手段の撮像方向を変更しないことを特徴とするプログラム。
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