JP4912184B2 - 映像監視システムおよび映像監視方法 - Google Patents

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本発明は、金融機関などの防犯対策に有効な映像監視システムおよび映像監視方法に関するものである。
金融機関では、早くから監視カメラを用いた映像監視システムを採用し、犯罪抑止や犯罪実証のため利用してきている。近年、金融機関を取り巻く犯罪がこれまでより一層悪化している。例えば、建築用の重機でATM設備ごと盗難するといった大胆で荒っぽい手法も登場し、監視カメラでの映像管理が重要となっている。このため、監視カメラの映像を保護するため、監視カメラでの映像は、通常、通信ネットワークを使って管理サーバへ送信される方法が採用される。
防犯カメラを用いた映像監視システムは、不審な動きを的確に映像録画するために、動き検知機能が採用される場合がある。動き検知機能は、物体が動くことなどにより映像の一部または全体に変化があった場合、変化があった時点での映像を蓄積、または、外部デバイスへの出力、ログの記録などを行う。
また、監視カメラを用いた防犯システムとして、監視カメラの監視区域内で、検知部が検知した音声信号の強度が所定の閾値以上の場合や、所定の言葉に合致する場合に、監視区域の画像を抽出することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−346545号公報(段落0017、図1)
特許文献1においては、監視カメラとして、既存のパン・チルト・ズーム操作の可能な撮影操作を使用するとあるが、前記検知部の音声信号と、監視カメラとの関係が明確でない。音声の検知信号により、どのようにして監視カメラを操作するのか、また、音声の検知信号により、どのように映像を記録するのかが問題となる。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであって、音声の検知信号により監視カメラの映像を的確に録画することができる映像監視システムおよび映像監視方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、監視区域を監視する映像監視システムは、少なくとも1つ以上の撮影部(例えば、監視カメラ11)と、少なくとも1つ以上の集音部(例えば、マイク21)と、該撮影部で撮影された映像情報と該集音部で集音された音声情報とを記録する記録部(例えば、記録データ部101)を有する映像記録装置(例えば、映像記録装置100)とを備え、映像記録装置は、集音部からの音声情報が所定条件を満たすか否かを判定する判定部(例えば、制御部104)と、撮影部と集音部とを関連づける関連記憶部(例えば、カメラマイク対応データ部102)とを備え、判定部が所定条件を満たすと判定したとき、関連記憶部を参照して所定条件を満たした集音部に対応する撮影部の映像情報を、記録部に記録するに際し、集音部からの音声情報が所定条件を所定時間内に複数回判定したとき、少なくとも最後の所定条件を満たした音声情報に基づいて関連記憶部を参照し、最後の所定条件を満たした集音部に対応する撮影部の映像情報を記録することを特徴とする。
本発明によれば、音声の検知信号により監視カメラの映像を的確に録画することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
《実施形態1》
図1は、実施形態1に係る映像監視システムを示す構成図である。映像監視システムは、監視カメラ11、映像記録装置100、映像蓄積サーバ200、運用管理端末300、映像監視端末400より構成されている。監視カメラ11、映像記録装置100、映像蓄積サーバ200、運用管理端末300、および映像監視端末400は、通信制御装置510,520を介して、ネットワーク500に接続されている。
監視カメラ11は、エリア(区域)31を撮影する。監視カメラ11は、マイク21を備え、マイク21は、エリア31の音声を入力する指向性マイクである。監視カメラ11による映像情報およびマイク21による音声情報は、映像記録装置100へ送信される。映像情報は、所定のフレームレート(例えば、毎秒あたりのフレーム数)で送信される。なお、映像情報には、監視カメラ11を特定する情報が含まれ、音声情報には、マイク21を特定する情報が含まれる。なお、マイクはマイクロホンの略であり、音声は広義の意味で音全般をいう。
映像記録装置100は、監視カメラ11からの予め設定された設定値に従って、映像と音声を記録データ部101へ記録する。詳細については、図2において説明する。
映像蓄積サーバ200は、予め設定された設定値に従い、映像記録装置100の映像情報および音声情報を収集し、記録データ部201に記録する。運用管理端末300は、映像監視システムにおける各機器の運用状態を、運用管理データ部301に記録し管理する。映像監視端末400は、映像記録装置100経由で監視カメラ11の映像情報およびマイク21からの音声情報をリアルタイムで監視でき、映像記録装置100および映像蓄積サーバ200に蓄積された映像情報および音声情報を検索し、再生することができる。
図2は、映像記録装置の機能を示す説明図である。映像記録装置100は、制御部104、入出力部105、音声データ部103、カメラマイク対応データ部102、および記録データ部101を備え、バス106により各部が接続されている。なお、制御部104は、プログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)によって実現される。音声データ部103、カメラマイク対応データ部102、記録データ部101は、メモリや、光ディスク装置などのデータベース装置によって実現される。
制御部104は、入出力部105を介して入力された音声情報の音量が、音声データ部103に設定されている音量以上か否かを判定する。制御部104は、音声データ部103に設定された音量以上であると判定した場合(異常音量を検知した場合)、カメラマイク対応データ部102を検索し、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得する。具体的には、図3に示すカメラマイク対応表から、マイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得する。制御部104は、取得した監視カメラを特定する情報の映像情報と、音声情報を関連づけて、記録データ部101に記録する。例えば、映像記録装置100は、犯罪が発生して悲鳴のような異常な音量が発生を検知した場合(異常音量を検知した場合)、映像情報と音声情報を記録することができる。
図3は、カメラマイク対応表を示す説明図である。図3(a)は、監視カメラおよびマイクが1台の場合であり、図3(b)〜図3(e)は、監視カメラおよびマイクのうち少なくともいずれか一方が複数台の場合である。図3(a)において、マイク21は、監視カメラ11に対応しており、監視カメラ11は、エリア31を監視していることがわかる。また、制御方法として、即時制御が設定されている。即時制御とは、異常音を検知し(記録タイミング)、映像情報および音声情報を記録中に、同一カメラにて別記録タイミングが発生した場合、前の制御を直ぐにキャンセルして、即座に別記録タイミングを有効にすることをいう。例えば、制御部104が10時13分に異常音を検知して記録開始し、記録開始後10分の記録時間の設定の場合、10時16分に他の異常を検知したときに、制御部104が再度異常音を検知した時刻10時16分から記録時間を10分として記録を開始する。このようにすれば、異常音が間欠的に発生している場合においても、音声の検知信号により監視カメラの映像を的確に録画することができる。図3(b)〜図3(e)の詳細は後述する。
図2に戻り、制御部104は、音声データ部103に予め所定の音声識別情報を登録しており、音声識別情報と入力された音声情報とを比較し、一致した場合に、映像情報と音声情報を記録してもよい。例えば、「こら」、「金を出せ」、「キャー」などの音声識別情報を登録しておけば、犯罪が発生した場合(異常音質を検知した場合)に、映像記録装置100は、映像情報と音声情報を記録することができる。
制御部104は、異常音を検知した場合(異常音量や異常音質を検知した場合)、監視カメラ11へ、フレームレートの変更を要求してもよい。例えば、制御部104は、通常は、1秒間に1フレームの場合に、異常を検知した際、1秒間に10フレームの要求を出す。すると、映像記録装置100は、異常が発生した場合に、高密度な映像情報と、音声情報を記録することができる。
また、制御部104は、映像情報と音声情報の記録方法として、異常を検知した場合に記録する方法(第1の記録方法)と、通常は低フレームレートで記録しておき異常を検知した場合に高フレームレートで記録する方法(第2の記録方法)とがある。第1の記録方法の場合、異常音を検知した記録タイミングの前の所定時間(例えば、1分)から記録タイミング後の所定時間(例えば、3分)を記録するのが好ましい。この場合、記録タイミングの前の所定時間(例えば、1分)を記録するためには、常に、所定時間(例えば、10分)の映像情報と音声情報との記録を、メモリ上に記録するとよい。
本実施形態によれば、制御部104が音声情報の異常音(例えば、異常の音量、異常の音質)を検知したならば、カメラマイク対応データ部を検索し、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得し、取得した監視カメラを特定する情報の映像情報と、音声情報を関連づけて記録データ部101に記録できる。
本実施形態では、監視カメラ11が監視するエリア31は、マイク21が監視するエリア31と同一であるが、必ずしも同一である必要がない。例えば、管理区域の部屋に通じる廊下に、マイク21を設置し、管理区域の部屋に監視カメラ11を設置した場合、予めマイク21で異常音を検知した場合、侵入者が管理区域の部屋に入る前から、監視カメラ11は、高フレームレートの設定で撮影をすることができる。すなわち、マイクからの音声情報に基づく音声検知制御を実現できる。
《実施形態2》
図4は、実施形態2に係る映像監視システムを示す構成図である。実施形態1では、1台の監視カメラと1台のマイクの対応について示した。実施形態2は、複数の監視カメラと複数のマイクを備える映像監視システムについて説明する。図4において、図1に記載の同一構成品については同一符号を付しており、説明は省略する。
本実施形態の映像監視システムは、複数の監視カメラ11,12,13,14、複数のマイク21,22,23を備えている。監視カメラ11,13,14は、エリア31,32,33の映像を各々撮影し、監視カメラ12は、エリア31,32,33の全体映像を撮影する。マイク21,22,23は、エリア31,32,33の音声を各々入力するように、指向性マイクとなっている。
図3(b)には、実施形態2のカメラマイク対応表を示す。図3(b)によれば、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得することができる。例えば、マイクを特定する情報がマイク22の場合、監視カメラ12および監視カメラ13の映像を記録することがわかる。また、マイクを特定する情報がマイク23の場合、監視カメラ12および監視カメラ14の映像を記録することがわかる。
本実施形態によれば、複数の監視カメラと複数のマイクを使用して、カメラマイク対応表に応じてパターン分けすることにより、映像と音声を記録することができる。マイクからの音声情報に基づく音声検知制御を実現できる。
《実施形態3》
図5は、実施形態3に係る映像監視システムを示す構成図である。実施形態1では、1台の監視カメラと1台のマイクとの対応について示した。実施形態3は、1台の旋回式の監視カメラと複数のマイクを備える映像監視システムについて説明する。図4において、図1に記載の同一構成品については同一符号を付しており、説明は省略する。
映像監視システムは、旋回式の監視カメラ41、複数のマイク21,22,23,24を備えている。旋回式の監視カメラ41は、撮影部が旋回することで、エリア31,32,33,34の映像を撮影する。マイク21,22,23,24は、エリア31,32,33,34の音声を入力するように、指向性マイクとなっている。
図3(c)には、実施形態3のカメラマイク対応表を示す。図3(c)によれば、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得することができる。例えば、マイクを特定する情報がマイク22の場合、監視カメラ41のエリア32の映像を記録することがわかる。
制御部104は、入出力部105を介して入力されたマイク21,22,23,24の音声情報の音量が、音声データ部103に設定されている音量以上か否かを判定する。制御部104は、音声データ部103に設定された音量以上を検知した場合(異常音量を検知した場合)、カメラマイク対応データ部102を検索し、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得する。具体的には、図3(c)に示すカメラマイク対応表から、マイクを特定する情報に対応する監視カメラとエリアを特定する情報を取得する。制御部104は、マイク24の音声情報の異常音量を検知した場合、監視カメラ41のエリア34を取得し、監視カメラ41の撮影部をエリア34へ旋回する指令を、監視カメラ41に送信する。指令を受信した監視カメラ41は、エリア34を撮影し、映像情報を映像記録装置100へ送信する。
本実施形態によれば、1台の旋回式の監視カメラ41を使用して、リアルタイムの全方位の音声情報による音声検知制御ができる。
本実施形態では、防犯用の映像監視システムの用途だけでなく、会議用の映像監視システムなどの用途にも利用することができる。映像監視システムを会議用に利用する際には、会議出席者対象のマイクが複数台設置されており、制御部104(図2参照)は、発言をした会議出席者の音声を認識すると、旋回式の監視カメラ41に発言者の映像の撮影を指示するとよい。
《実施形態4》
図6は、実施形態4に係る映像監視システムを示す構成図である。実施形態3では、1台の旋回式の監視カメラと複数のマイクの対応について示した。実施形態4は、マイクからオペレータが指示する映像監視システムについて説明する。図6において、図5に記載の同一構成品については同一符号を付しており、説明は省略する。
映像監視システムは、旋回式の監視カメラ41と、複数のマイク21,22,23,24を備えている。旋回式の監視カメラ41は、撮影部が旋回することで、エリア31,32,33,34,35の映像を撮影する。マイク21,22,23は、エリア31,32,33の音声を各々入力するように、指向性マイクとなっている。マイク24は、オペレータ用のマイクである。オペレータは、エリア(区域)を特定する情報を話す。例えば、「エリア35」とオペレータがマイク24に話したときに、映像記録装置100は、監視カメラ41によるエリア35の映像情報と、マイク24の音声情報とを記録する。また、「エリア33」と、「マイク23」とをオペレータがマイク24に話したときに、映像記録装置100は、監視カメラ41によるエリア33の映像情報と、マイク24の音声情報とを記録する。このように、オペレータの指示した映像情報と、音声情報を記録することができる。
図3(d)には、実施形態4のカメラマイク対応表を示す。図3(d)によれば、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラの監視区域を特定する情報を取得することができる。例えば、マイクを特定する情報がマイク22の場合、監視カメラ41のエリア32の映像を記録することがわかる。
マイクを特定する情報がマイク24の場合、監視カメラ41のエリアは音声認識により決定される。即ち、制御部104は、マイク24からの音声情報を基づいて、撮影するエリアを決定する。
また、マイク24からの音声情報を最優先し、即時制御する指定をしてもよい。この場合、制御部104は、他のマイクからの音声情報から異常音を検知し映像を記録している際に、最優先して、オペレータの指示したエリアの撮影を開始し、記録することができる。
本実施形態によれば、オペレータがマイク24を使用して、リアルタイムの全方位の音声情報による音声検知制御ができる。
《実施形態5》
図7は、実施形態5に係る映像監視システムを示す構成図である。実施形態3では、1台の旋回式の監視カメラと複数のマイクの対応について示した。実施形態5は、複数の旋回式の監視カメラと複数のマイクを備えた映像監視システムについて説明する。図7において、図5に記載の同一構成品については同一符号を付しており、説明は省略する。
映像監視システムは、旋回式の監視カメラ41,42、複数のマイク21,22,23,24,25,26を備えている。旋回式の監視カメラ41は、撮影部が旋回することで、エリア31,32,33の映像を撮影する。旋回式の監視カメラ42は、撮影部が旋回することで、エリア34,35,36の映像を撮影する。マイク21,22,23は、各々エリア31,32,33の音声を入力するように、指向性マイクとなっている。マイク24,25,26は、各々エリア34,35,36の音声を入力するように、指向性マイクとなっている。
図3(e)には、実施形態5のカメラマイク対応表を示す。図3(e)によれば、音声情報に含まれるマイクを特定する情報に対応する監視カメラを特定する情報を取得することができる。例えば、マイクを特定する情報がマイク24を特定している場合、監視カメラ42のエリア34の映像を記録することがわかる。例えば、制御部104(図2参照)は、マイク24の異常音を検知した場合(異常音量や異常音質を検知した場合)、監視カメラ42にエリア34の撮影を指示し、エリア34の映像情報とマイク24による音声情報を記録することができる。
図3(e)には、即時制御する指定がされている。この場合、即時制御とは、異常を検知した場合(記録タイミング)に、映像情報および音声情報を記録中に同一カメラにて他の異常を検知した場合、前の記録時間を直ぐにキャンセルして、他の異常を検知した時刻(他の記録タイミング)を有効にすることをいう。ここでは、一台の監視カメラで、複数のエリアを選択的に撮影するので、他の記録タイミングが発生した場合に、撮影するエリアの制御も伴う。制御方法の例については、図8において説明する。
図8は、実施形態5の映像記録方法を示すフローチャートである。監視カメラ41(図7参照)について説明する。制御部104(図2参照)は、初期設定を実施する(ステップS1)。事前に、図7(e)に示すカメラマイク表の設定(エリア毎のカメラ・カメラ位置・マイク設定、即時制御設定など)、記録タイミングの前記録時間、記録タイミングの後記録時間、マイク毎の記録タイミングが発生する音の大きさの設定などを行なう。なお、記録タイミングの前記録時間とは、記録タイミングの前の記録時間をいい、記録タイミングの後記録時間とは、記録タイミングの後の記録時間をいう。
以後、監視カメラ41について、図2および図7を参照して説明する。監視カメラ41からの映像情報、マイク21,22,23の音声情報は、常に映像記録装置100に送信されているとする。
制御部104は、マイクの音声入力を監視する(ステップS2)。具体的には、マイク21,22,23からの音声情報の送信があるか否かを監視する。マイク21からの音声情報があるとき、音声データ部103に設定された音量以上の音量であるか否かを判定する(ステップS3)。設定された音量以上であると判定された場合(異常音を検知した場合)(ステップS3,Yes)、図3(e)を参照して、監視カメラ41(エリア31)が即時制御であるか否かを判定する(ステップS4)。判定結果が即時制御であるならば(ステップS4,Yes)、既に映像・音声を記録中の監視カメラ41(エリア32)および監視カメラ41(エリア33)の映像・音声の記録をキャンセル(中止)する(ステップS5)。そして、監視カメラ41(エリア31)の映像、マイク21の音声を記録し(ステップS6)、ステップS2に戻る。ステップS4において、判定結果が即時制御でなければ(ステップS4,No)、監視カメラ41(エリア31)の映像、マイク21の音声を記録する(ステップS6)。ここで、既に、監視カメラ41(エリア31)で記録中であればそのまま継続する。ステップS3において、設定された音量以上でない場合(ステップS3,No)、ステップS2に戻る。
マイク22からの音声情報があるときは、音声データ部103に設定された音量以上の音量であるか否かを判定する(ステップS13)。設定された音量以上であると判定された場合(異常音を検知した場合)(ステップS13,Yes)、図3(e)を参照して、監視カメラ41(エリア32)が即時制御であるか否かを判定する(ステップS14)。判定結果が即時制御であるならば(ステップS14,Yes)、既に映像・音声を記録中の監視カメラ41(エリア31)および監視カメラ41(エリア33)の映像・音声の記録をキャンセル(中止)する(ステップS15)。そして、監視カメラ41(エリア32)の映像、マイク22の音声を記録し(ステップS16)、ステップS2に戻る。ステップS14において、判定結果が即時制御でなければ(ステップS14,No)、監視カメラ41(エリア32)の映像、マイク22の音声を記録する(ステップS16)。ここで、既に、監視カメラ41(エリア32)で記録中であればそのまま継続する。ステップS13において、設定された音量以上でない場合(ステップS13,No)、ステップS2に戻る。
マイク23からの音声情報があるときは、音声データ部103に設定された音量以上の音量であるか否かを判定する(ステップS23)。設定された音量以上であると判定された場合(異常音を検知した場合)(ステップS23,Yes)、図3(e)を参照して、監視カメラ41(エリア33)が即時制御であるか否かを判定する(ステップS24)。判定結果が即時制御であるならば(ステップS24,Yes)、既に映像・音声を記録中の監視カメラ41(エリア31)および監視カメラ41(エリア32)の映像・音声の記録をキャンセル(中止)する(ステップS25)。そして、監視カメラ41(エリア33)の映像、マイク23の音声を記録し(ステップS26)、ステップS2に戻る。ステップS24において、判定結果が即時制御でなければ(ステップS24,No)、監視カメラ41(エリア33)の映像、マイク23の音声を記録する(ステップS26)。ここで、既に、監視カメラ41(エリア33)で記録中であればそのまま継続する。ステップS13において、設定された音量以上でない場合(ステップS23,No)、ステップS2に戻る。
本実施形態によれば、複数の旋回式の監視カメラ41,42を使用して、リアルタイムの全方位の音声情報による音声検知制御ができる。
前記各実施形態によれば、少なくとも1つ以上の監視カメラと、少なくとも1つ以上のマイクとにより、リアルタイムの全方位の音声情報による音声検知制御ができることを示した。監視カメラの台数、監視カメラの種類には限定されることはない。つまり、図3に示すカメラマイク対応表において、自由に設定可能である。本発明の映像監視システムの用途は、防犯用、会議用などに適用でき、用途にあった対応制御ができる。また、監視カメラとマイクは、ネットワークを介さずに直接ケーブルなどで接続されていてもよい。
前記各実施形態では、音声検知制御を説明したが、従来の動き検知制御と併用することにより、さらにきめ細かい映像監視システムが実現することができる。
また、前記各実施形態では、監視カメラの映像は、図3に示すカメラマイク対応表に事前に設定されたエリア(区域)を撮影する使用となっている。エリアの指定は、必ずしも平面的なものである必要はなく、指向性のあるマイクを複数使用して、音声の発生源を3次元的空間として特定してもよい。
また、前記各実施形態では、音声検知制御により、特定のエリア(区域)を撮影する制御について説明した。しかしながら、監視カメラの制御方法としては、パン・チルト操作の制御だけでなく、ズーム操作の制御も併用してもよい。
実施形態1に係る映像監視システムを示す構成図である。 映像記録装置の機能を示す説明図である。 カメラマイク対応表を示す説明図である。 実施形態2に係る映像監視システムを示す構成図である。 実施形態3に係る映像監視システムを示す構成図である。 実施形態4に係る映像監視システムを示す構成図である。 実施形態5に係る映像監視システムを示す構成図である。 実施形態5の映像記録方法を示すフローチャートである。
符号の説明
11,12,13,14,41,42 監視カメラ
21,22,23,24,25,26 マイク
31,32,33,34,35,36 エリア
100 映像記録装置
101 記録データ部
102 カメラマイク対応データ部
103 音声データ部
104 制御部
105 入出力部
200 映像蓄積サーバ
201 記録データ部
300 運用管理端末
301 運用管理データ部
400 映像監視端末

Claims (6)

  1. 少なくとも1つ以上の撮影部と、少なくとも1つ以上の集音部と、該撮影部で撮影された映像情報と該集音部で集音された音声情報とを記録する記録部を有する映像記録装置とを備え、監視区域を監視する映像監視システムであって、
    前記映像記録装置は、
    前記集音部からの音声情報が所定条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記撮影部と前記集音部とを関連づける関連記憶部とを備え、
    前記判定部が前記所定条件を満たすと判定したとき、前記関連記憶部を参照して前記所定条件を満たした前記集音部に対応する前記撮影部の映像情報を、前記記録部に記録するに際し、
    前記集音部からの音声情報が所定条件を所定時間内に複数回判定したとき、少なくとも最後の所定条件を満たした音声情報に基づいて前記関連記憶部を参照し、前記最後の所定条件を満たした前記集音部に対応する前記撮影部の映像情報を記録する
    ことを特徴とする映像監視システム。
  2. 前記関連記憶部は、特定の区域を撮影する前記撮影部と、特定の区域を集音する前記集音部とを関連づける
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
  3. 前記判定部は、音声情報の音量が所定レベルを超えたとき、あるいは、所定の言葉に合致したときの少なくともいずれかであるとき前記判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像監視システム。
  4. 前記撮影部は、旋回式の撮影部であり、
    前記映像記録装置は、前記所定条件を満たすと判定したとき、前記関連記憶部を参照して前記所定条件を満たした前記集音部に対応する区域を特定する区域特定情報に基づく前記撮影部を特定し、前記特定された撮影部に該区域特定情報に基づく区域を撮影するように指令する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
  5. 前記映像記録装置は、前記集音部からの区域を特定する区域特定情報を判定したとき、前記区域特定情報に基づいて前記関連記憶部を参照し、前記区域特定情報に対応する前記撮影部の映像情報を、前記記録部に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像監視システム。
  6. 少なくとも1つ以上の撮影部と、少なくとも1つ以上の集音部と、該撮影部で撮影された映像情報と該集音部で集音された音声情報とを記録する映像記録装置とを備えた監視区域を監視する映像監視方法であって、
    前記映像記録装置は、
    前記集音部からの音声情報が所定条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記撮影部と前記集音部とを関連づける関連記憶部とを備え、
    前記判定部が前記所定条件を満たすと判定したとき、前記関連記憶部を参照して前記所定条件を満たした前記集音部に対応する前記撮影部の映像情報を、前記記録部に記録するに際し、
    前記集音部からの音声情報が所定条件を所定時間内に複数回判定したとき、少なくとも最後の所定条件を満たした音声情報に基づいて前記関連記憶部を参照し、前記最後の所定条件を満たした前記集音部に対応する前記撮影部の映像情報を記録する
    ことを特徴とする映像監視方法。
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