JP6091126B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、小病院や診療所等の小規模の医療機関においては、受け付けた患者の診療や検査がその医療機関の規模により困難な場合がある。その場合、当該小規模の医療機関は、その患者を他の大規模な医療機関に紹介し、当該大規模な医療機関に診療を依頼するということがなされている。
従来このような患者の紹介は、紹介する側の小規模の医療機関等の医師(以下、「紹介元の医師」という)から、紹介されて診療等を依頼される側の大規模な医療機関等の医師(以下、「紹介先の医師」という)へ電話等によって口頭で紹介されたり、書面による紹介状を作成したりすることによりなされていた。
近年、紹介元の医師の端末において紹介状を電子的に作成し、作成された紹介状のデータを紹介先の医師の端末にオンラインで転送する紹介状システムが提案されている。例えば、特許文献1に記載の紹介状システムは、紹介元の医師から患者の診療予約をする時点では、診療予約に必要な情報のみを紹介先の医師の端末に送信し、紹介先の医療機関で予約日に患者が診療の受付をし、紹介された患者と、当該予約日に受け付けた患者と、が同一であると認証された後に、患者の診察結果にかかる情報を送信する。
特開2009−37481号公報
しかしながら、特許文献1に記載の紹介状システムでは、紹介元医療機関の端末から紹介先医療機関の端末に、前もって何らかの情報が送信されていた。この場合、紹介先医療機関が、送信されてきた情報を用いて、患者が紹介先医療機関に来訪する前に、当該患者の個人情報を取得するおそれもある。
また、特許文献1に記載の紹介状システムでは、上述したように、診察の予約時の情報の授受と、診察時の情報の授受といった2段階の工程が必要である。このため、正当な患者であっても予約をしないで受診しにきた場合等では、紹介先の医師が当該紹介状情報を即座に閲覧出来ないおそれもある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、紹介先の医師が患者の受診以前に紹介状情報にアクセスしたり、その他患者の個人情報にアクセスすることを防止するとともに、正当な患者が受診した場合に紹介先の医師が即座に当該紹介状情報を閲覧出来るようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
第1の端末から送信された、医師及び患者が指定された紹介状情報を受信する紹介状情報受信手段と、
前記紹介状情報受信手段により前記紹介状情報が受信されたことに応じて、当該紹介状情報を、指定された当該医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、所定の記憶媒体に記憶させる紹介状情報記憶制御手段と、
前記記憶媒体に記憶された前記紹介状情報にアクセスする権限を有していることを示す情報を、権限情報として生成する権限情報生成手段と、
前記権限情報生成手段により生成された前記権限情報を、前記紹介状情報に更に関連付けて前記記憶媒体に記憶させるとともに前記第1の端末に送信する権限情報付与手段と、
第2の端末から当該紹介状情報の送信要求として送信された、前記医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出する紹介状情報抽出手段と、
前記紹介状情報抽出手段により抽出された前記紹介状情報を、前記第2の端末に送信する紹介状情報送信手段と、
を備え、
前記紹介状情報受信手段に受信された前記紹介状情報において、複数の医師が指定されている場合、
前記紹介状情報記憶制御手段は、当該紹介状情報を、指定された当該複数の医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、前記記憶媒体に記憶させ、
前記紹介状情報抽出手段は、前記第2の端末から送信された、前記複数の医師のうちの所定の医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該所定の医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出し、
前記紹介状情報に対する前記複数の医師の識別情報の夫々の関連付けのうち、前記所定の医師を除いた医師の関連付けを無効化することで、前記所定の医師を除いた医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報が受信されても、前記紹介状情報抽出手段による前記紹介状情報の抽出を禁止する紹介状無効化手段を、更に備える。
本発明によれば、紹介先の医師が患者の受診以前に紹介状情報にアクセスしたり、その他患者の個人情報にアクセスすることを防止するとともに、正当な患者が受診した場合に紹介先の医師が即座に当該紹介状情報を閲覧出来る。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る医師端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。 情報処理装置及び医師端末の機能的構成のうち、権限情報付与処理及び紹介状情報送信処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 紹介状情報データベースに記憶される紹介状データレコードの例を示す図である。 図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置、及び図2の紹介元の医師端末が実行する権限情報付与処理の流れを説明するフローチャートである。 図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置、及び図2の紹介先の医師端末が実行する紹介状情報送信処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムSの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムSは、情報処理装置1と、n人(nは1以上の任意の整数値)の医師夫々に使用される複数の医師端末2−1〜2−nと、を有している。情報処理装置1と、医師端末2−1〜2−nの夫々とは、ネットワーク3を介して相互に接続されている。
なお、医師端末2−1〜2−nの夫々を、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「医師端末2」という。
本実施形態において、複数の医師端末2の夫々は、情報処理装置1に対して情報(例えば、後述する紹介状情報等)を送信する送信側端末としての役割と、情報処理装置1から情報を受信する受信側端末としての役割と、の両方の役割を果たす。
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部17は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部18は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、後述する紹介状情報等の各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワーク3を介して医師端末2との間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている紹介状情報等の各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
図3は、本発明の実施形態に係る医師端末2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
医師端末2は、CPU41〜ドライブ50を備えている。CPU41〜ドライブ50の夫々は、図2のCPU11〜ドライブ20と基本的に同様の構成と機能を有している。また、リムーバブルメディア61は、図2のリムーバブルメディア31と基本的に同様の構成と機能を有している。したがって、医師端末2のハードウェア構成の説明は省略する。
図4は、情報処理装置1及び医師端末2の機能的構成のうち、権限情報付与処理及び紹介状情報送信処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
権限情報付与処理とは、情報処理装置1が、紹介元の医師端末2から紹介状情報を受信して紹介状情報データベースに記憶する際に、権限情報を生成して、当該権限情報を紹介状情報に関連付けて記憶するとともに、当該権限情報を紹介元の医師端末2へ送信する処理をいう。
ここで、権限情報は、紹介状情報にアクセスする権原を有していることを示す情報であれば足り、その形態は特に限定されず、例えば紹介情報が暗号化されるならばそれを復号するための鍵を採用することができるが、本実施形態ではいわゆるパスワードが採用されているものとする。
紹介状情報送信処理とは、情報処理装置1が紹介先の医師端末2から権限情報等を受信して、受信した権限情報等と一致する紹介状情報を紹介状情報データベースから抽出して、紹介先の医師端末2へ送信する処理をいう。
本実施形態では、紹介状情報とは、紹介元の医師が患者を紹介先の医師に紹介するための紹介状の電子データのことをいう。例えば、紹介状の内容は、紹介先の医師が患者の紹介を受け入れることができる内容であれば足りるが、例えば患者の病気の内容等である。紹介状情報が紹介状情報データベースに登録されると、当該紹介状情報に関連付けられた権限情報が紹介元の医師端末2を介して患者に通知される。患者は、紹介先の医師の診察を受けるに際し、先ず権限情報を紹介先の医師に開示する。紹介先の医師は、紹介先の医師端末2を操作して、権限情報を入力する。すると、権限情報は、紹介先の医師端末2から情報処理装置1に転送されるので、情報処理装置1は、当該権限情報を受信することにより、当該紹介状情報のアクセスを許可する。
権限情報付与処理が実行される場合、情報処理装置1が備えるCPU11においては、紹介状情報受信部71と、紹介状情報記憶制御部72と、権限情報生成部73と、権限情報付与部74と、が機能する。また、紹介元の医師端末2が備えるCPU41においては、紹介状情報送信部81と、権限情報受信部82と、が機能する。
紹介状情報送信処理が実行される場合、情報処理装置1が備えるCPU11においては、紹介状情報要求受信部75と、紹介状情報抽出部76と、紹介状情報送信部77と、紹介状情報無効化部78と、が機能する。また、紹介先の医師端末2が備えるCPU41においては、紹介状情報要求送信部83と、紹介状情報受信部84と、が機能する。
更に、権限情報付与処理及び紹介状情報送信処理が実行される場合、記憶部18の一領域として設けられた紹介状情報データベース91が用いられる。紹介状情報データベース91には、図5にて後述する紹介状データレコードが格納される。
権限情報付与処理が開始されると、紹介元の医師端末2の紹介状情報送信部81は、紹介元の医師端末2の入力部46が受け付けた情報、例えば、紹介状情報、カルテ情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を情報処理装置1に送信する。ここで、カルテ情報とは、患者に関する詳細情報であり、患者の過去の診察履歴等の情報である。なお、患者に関する詳細情報は、カルテ情報に限られず、患者の病歴、性格、趣味、嗜好等であってもよい。また、患者の識別情報とは、患者を一意に識別するための情報である。本実施形態において、患者の識別情報は、例えば、患者の氏名及び保険証番号の組み合わせにより構成される。また、医師の識別情報とは、医師を一意に識別するための情報である。本実施形態において、医師の識別情報は、例えば、アルファベット等の文字の組み合わせにより構成される。
紹介元の医師端末2の入力部46は、紹介状情報、カルテ情報、及び患者の識別情報とともに、紹介先の医師の識別情報を複数受け付けてもよい。例えば、一人の患者に対して住所等で特定された複数の医師が紹介される場合、当該複数の医師の識別情報を受け付ける。このとき、当該入力部46が受け付けた紹介状情報、カルテ情報、及び患者の識別情報の一の組み合わせに対して、当該複数の医師の識別情報が関連付けられる。
紹介状情報受信部71は、紹介状情報、カルテ情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を紹介元の医師端末2から通信部49を介して受信する。
紹介状情報記憶制御部72は、紹介状情報及びカルテ情報に、患者の識別情報及び紹介先の医師の識別情報を関連付けて紹介状情報データベース91にデータレコードとして記憶する。
ここで、紹介状情報データベース91に記憶されるデータレコードについて図5を参照して説明する。図5は、紹介状情報データベース91に記憶される紹介状データレコードの例を示す図である。
図5によれば、紹介状情報データベース91の1行には、所定の1つの紹介状情報についての、紹介状データレコードが格納されている。即ち、紹介状データレコードの所定の行には、当該行に対応付られた紹介状情報についての紹介状データレコードとして、紹介状ID、紹介先医師ID、権限情報、患者識別情報、紹介状情報、及びカルテ情報が格納されている。
紹介状IDとは、紹介状レコードを一意に識別する識別子である。紹介先医師IDとは、紹介先の医師を一意に識別する識別子である。権限情報とは、紹介状データレコードがアクセス可能となるための情報であり、本実施形態では上述したようにパスワードである。患者識別情報とは、上述したように、患者の識別情報である。また、紹介状情報及びカルテ情報は、上述したとおりである。
例えば、紹介元の医師端末2の入力部46が受け付けた紹介先の医師の識別情報が1つである場合の例として、紹介状IDが「001」〜「003」の場合が挙げられる。これらの例では、権限情報、患者識別情報、紹介状情報、及びカルテ情報の一の組み合わせに対して、一の紹介先の医師の識別情報が対応付けられている。
一方、当該入力部46が受け付けた紹介先の医師の識別情報が複数である場合の例として、紹介状IDが「025」〜「027」の場合が挙げられる。これらの例では、権限情報、患者識別情報、紹介状情報、及びカルテ情報の一の組み合わせに対して、複数の紹介先の医師の識別情報が対応付けられている。
権限情報生成部73は、乱数を発生させ、その乱数に基づいてパスワードを権限情報として生成する。
権限情報付与部74は、権限情報生成部73により生成された権限情報を、紹介状情報記憶制御部72の制御により記憶された紹介状情報に関連付けて紹介状情報データベース91に記憶する。更に、権限情報付与部74は、当該権限情報を、紹介元の医師端末2の権限情報受信部82へ送信する。
権限情報受信部82は、当該権限情報を権限情報付与部74から受信すると、紹介元の医師端末2の出力部47に出力する。当該権限情報が出力されると、権限情報付与処理が終了される。
患者は、紹介元の医師端末2の出力部47から出力された権限情報を保持し、紹介先の医師の診察を受けるに際し当該医師に開示する。紹介先の医師は、紹介先の医師端末2の入力部46を操作して、当該権限情報を紹介先の医師端末2に入力する。この前後の適当なタイミングにおいて、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報等も紹介先の医師端末2に入力される。
これにより、紹介状情報送信処理が開始される。すると、紹介先の医師端末2の紹介状情報要求送信部83は、紹介先の医師端末2の入力部46が受け付けた情報、即ち、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、紹介状情報要求受信部75は、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を通信部49を介して受信する。
紹介状情報抽出部76は、紹介状情報要求受信部75に受信された、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報をキーとして紹介状情報データベース91にアクセスして、当該キーと一致する紹介先データレコードから紹介状情報及びカルテ情報を抽出する。
紹介状情報送信部77は、紹介状情報抽出部76により抽出された、紹介状情報及びカルテ情報を紹介先の医師端末2の紹介状情報受信部84に送信する。
紹介状情報受信部84は、当該紹介状情報及びカルテ情報を、通信部49を介して受信するとともに、出力部47に出力する。
このようにして、紹介元の医師が権限情報を患者に教示して、当該患者が、当該患者自身の装置識別情報とともに当該権限情報を紹介先の医師に開示することにより、当該紹介先の医師は当該紹介状情報を始めて閲覧することが出来る。
この場合、特許文献1の技術では前もって何らかの情報が送信されていたが、本実施形態では、紹介元の医師端末2から紹介先の医師端末2に前もって何らかの情報が送信されることはない。
したがって、紹介先の医師が患者の受診以前に紹介状情報にアクセスしたり、その他患者の個人情報にアクセスすることを防止することが出来るとともに、正当な患者が受診した場合に紹介先の医師は即座に当該紹介状情報を閲覧することが出来る。
紹介状情報無効化部78は、紹介状情報送信部77により紹介状情報及びカルテ情報が送信されたことに応じて、紹介状情報データベース91にアクセスして以下の処理を実行する。即ち、紹介状情報無効化部78は、権限情報、患者識別情報、紹介状情報、及びカルテ情報の一の組み合わせに対応する複数の医師の識別情報うち、紹介状情報抽出部76により抽出されなかった医師の識別情報を含む紹介先データレコードを特定する。さらに、紹介状情報無効化部78は、当該特定された紹介先データレコードにおける、医師の識別情報と、紹介状情報及びカルテ情報と、の関連付けを無効化する。つまり、紹介状情報要求受信部75に受信された、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報と一致する紹介先データレコードが存在したとしても、当該紹介先の医師の識別情報が、紹介状情報抽出部76により抽出されなかった医師の識別情報である場合には、紹介状情報無効化部78は、当該紹介先データレコードに格納された、紹介状情報及びカルテ情報の、紹介状情報抽出部76による抽出を禁止する。
例えば、図5に示した、紹介状IDが「025」〜「027」の紹介状データレコードのうち、紹介先医師ID「MOH」に関連付けられた、紹介状情報及びカルテ情報が紹介状情報抽出部76により抽出された場合、紹介状情報無効化部78は、抽出されなかった紹介先医師ID「SPK」及び「AXV」を有する紹介状データレコードにおける、紹介先医師ID「SPK」及び「AXV」と、紹介状情報及びカルテ情報と、の関連付けを無効化する。つまり、紹介状情報要求受信部75に、権限情報、及び患者の識別情報に加えて、紹介先医師ID「SPK」又は「AXV」が受信されても、紹介状情報無効化部78は、紹介先医師ID「SPK」及び「AXV」を含む紹介先データレコードに格納された、紹介状情報及びカルテ情報の、紹介状情報抽出部76による抽出を禁止する。
これにより、住所等で特定された複数の医師宛ての紹介状情報及びカルテ情報に対して、患者から受け取った権限情報を用いて紹介状情報を取得した医師のみが当該紹介状情報及びカルテ情報を閲覧できる。
当該無効化する処理が実行されると、紹介状情報送信処理が終了される。
次に、図6を参照して、このような図4の機能的構成の情報処理装置1及び紹介元の医師端末2が実行する権限情報付与処理について説明する。
図6は、図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置1、及び図2の紹介元の医師端末2が実行する権限情報付与処理の流れを説明するフローチャートである。なお、当該権限情報付与処理は、図7を参照して後述する紹介状情報送信処理とは独立して実行される。また、図6において、一のフローチャートから他のフローチャートに引かれた矢印は、所定の情報の流れを示している。
紹介元の医師端末2における権限情報付与処理は、ユーザによる紹介元の医師端末2の入力部46への指示操作のうち権限情報付与処理の開始を指示する所定の操作を契機に開始される。
同様に、情報処理装置1における権限情報付与処理は、ユーザによる情報処理装置1の入力部16への指示操作のうち権限情報付与処理の開始を指示する所定の操作を契機に開始される。
ステップS1において、紹介元の医師端末2の紹介状情報送信部81は、入力部46が受け付けた情報、即ち、紹介状情報、カルテ情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を情報処理装置1に送信する。
ステップS2において、情報処理装置1の紹介状情報受信部71は、紹介状情報、カルテ情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を受信する。
ステップS3において、情報処理装置1の紹介状情報記憶制御部72は、紹介状情報及びカルテ情報に、患者の識別情報及び紹介先の医師の識別情報を関連付けて紹介状情報データベース91にデータレコードとして記憶する。
ステップS4において、情報処理装置1の権限情報生成部73は、乱数に基づいてパスワードを権限情報として生成する。
ステップS5において、情報処理装置1の権限情報付与部74は、ステップS4にて生成された権限情報を、ステップS3の処理で記憶された紹介状情報に関連付けて紹介状情報データベース91に記憶する。
ステップS6において、情報処理装置1の権限情報付与部74は、当該権限情報を、紹介元の医師端末2に送信する。当該権限情報が送信されると、情報処理装置1における権限情報付与処理が終了される。
ステップS7において、紹介元の権限情報受信部82は、当該権限情報を受信するとともに、出力部47に出力する。当該権限情報が出力されると、紹介元の医師端末2における権限情報付与処理が終了される。
次に、図7を参照して、図4の機能的構成の情報処理装置1及び紹介先の医師端末2が実行する紹介状情報送信処理について説明する。
図7は、図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置1、及び図2の紹介先の医師端末2が実行する紹介状情報送信処理の流れを説明するフローチャートである。なお、当該紹介状情報送信処理は、上述した権限情報付与処理とは独立して実行される。また、図7において、一のフローチャートから他のフローチャートに引かれた矢印は、所定の情報の流れを示している。
紹介先の医師端末2における紹介状情報送信処理は、ユーザによる紹介先の医師端末2の入力部46への指示操作のうち紹介状情報送信処理の開始を指示する所定の操作を契機に開始される。
同様に、情報処理装置1における紹介状情報送信処理は、ユーザによる情報処理装置1の入力部16への指示操作のうち紹介状情報送信処理の開始を指示する所定の操作を契機に開始される。
ステップS11において、紹介先の医師端末2の紹介状情報要求送信部83は、入力部46が受け付けた情報、即ち、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を情報処理装置1に送信する。
ステップS12において、情報処理装置1の紹介状情報要求受信部75は、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報を受信する。
ステップS13において、情報処理装置1の紹介状情報抽出部76は、紹介状情報要求受信部75に受信された、権限情報、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報をキーとして紹介状情報データベース91にアクセスして、当該キーと一致する紹介先データレコードから紹介状情報及びカルテ情報を抽出する。
ステップS14において、情報処理装置1の紹介状情報送信部77は、紹介状情報抽出部76により抽出された、紹介状情報及びカルテ情報を紹介先の医師端末2の紹介状情報受信部85に送信する。
ステップS15において、情報処理装置1の紹介状情報受信部84は、当該紹介状情報及びカルテ情報を受信するとともに、出力部47に出力する。当該紹介状情報及びカルテ情報が出力されると、紹介先の医師端末2における紹介状情報送信処理が終了される。
ステップS16において、情報処理装置1の紹介状情報無効化部78は、ステップS14にて紹介状情報及びカルテ情報が紹介先の医師端末2に送信されたことに応じて、紹介状情報データベース91にアクセスして以下の処理を実行する。即ち、紹介状情報無効化部78は、権限情報、患者識別情報、紹介状情報、及びカルテ情報の一の組み合わせに対応する複数の医師の識別情報うち、紹介状情報抽出部76により抽出されなかった医師の識別情報を含む紹介先データレコードを特定する。さらに、紹介状情報無効化部78は、当該特定された紹介先データレコードにおける、医師の識別情報と、紹介状情報及びカルテ情報と、の関連付けを無効化する。これにより、情報処理装置1における紹介状情報送信処理が終了される。
以上のように、本実施形態によれば、情報処理装置1は、紹介元の医師端末2から送信された、医師及び患者が指定された紹介状情報を受信し、当該紹介状情報が受信されたことに応じて、当該紹介状情報を当該指定された医師の識別情報及び当該指定された患者の識別情報に関連付けて紹介状情報データベース91に記憶させる。更に、情報処理装置1は、記憶された紹介状情報にアクセスする権限を有していることを示す情報を、権限情報として生成し、当該権限情報を紹介状情報に更に関連付けて紹介状情報データベース91に記憶させるとともに当該権限情報を紹介元の医師端末2に送信する。更に、情報処理装置1は、当該紹介状情報の送信を要求する紹介先の医師端末2から、医師の識別情報及び患者の識別情報とともに当該権限情報を受信したことに応じて、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を紹介状情報データベース91から抽出し、抽出された紹介状情報を、紹介先の医師端末2に送信する。
これにより、紹介元の医師が当該紹介状情報にアクセスするための権限情報を患者に教示するだけで、当該患者が紹介先の医師に当該患者の識別情報とともに当該権限情報を開示することにより当該照会先の医師は当該紹介状情報を閲覧することが出来る。
したがって、照会先医師が患者の受診以前に紹介状情報にアクセスすることを防止することが出来るとともに、正当な患者が受診した場合に即座に当該紹介状情報を閲覧することが出来る。
更に、紹介元の医師端末2から紹介先の医師端末2に、前もって何らかの情報が送信されることなく、患者が紹介先の医師の診察を受けられる。
また、情報処理装置1は、紹介状情報において、複数の医師が指定されている場合、当該紹介状情報を、指定された当該複数の医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、紹介状情報データベース91に記憶させ、紹介先の医師端末2から送信された、当該複数の医師のうちの所定の医師の識別情報及び当該患者の識別情報とともに当該権限情報を受信したことに応じて、当該所定の医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を紹介先の医師端末2から抽出し、当該紹介状情報に対する当該複数の医師の識別情報の夫々の関連付けのうち、当該所定の医師を除いた医師の関連付けを無効化することで、当該所定の医師を除いた医師の識別情報及び当該患者の識別情報とともに当該権限情報が受信されても、当該紹介状情報の抽出を禁止する。
これにより、住所等で特定された複数の医師宛ての紹介状情報に対して、患者から受け取った権限情報を用いて紹介状情報を取得した医師のみが当該紹介状情報を閲覧できる。
更に、情報処理装置1は、紹介元の医師端末2から、紹介状情報に加えて、患者に関する詳細情報を更に受信し、受信された当該詳細情報を指定された医師の識別情報及び指定された患者の識別情報に更に関連付けて記憶し、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報、に関連付けて記憶された当該詳細情報を紹介状情報と併せて抽出する。
したがって、情報処理装置1は、紹介状情報に加えて、患者の過去のカルテ情報等の詳細情報を紹介先の医師端末2に送信できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態において、権限情報は、パスワードとしたがこれに限られない。例えば、上述したように、権限情報を復号鍵としてもよい。この場合、紹介状情報及びカルテ情報は暗号化されて紹介状データレコードに格納される。更に、紹介状情報抽出部76は、紹介状情報要求受信部75により受信された、患者の識別情報、及び紹介先の医師の識別情報をキーとして紹介状情報データベース91にアクセスして、当該キーと一致する紹介先データレコードから、暗号化された、紹介状情報及びカルテ情報を当該復号鍵によって復号化してから抽出する。
本実施形態において、権限情報は、1つのパスワードとしたがこれに限られず、2つ以上としてもよい。例えば、パスワードが2つの場合、1つ目のパスワードによる認証が成功すると、患者識別情報のみが紹介先の医師端末2に送信されるようにし、2つ目のパスワードによる認証が成功すると、紹介状情報及びカルテ情報が紹介先の医師端末2に送信されるようにする。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1及び医師端末2に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31及び図3のリムーバブルメディア61により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31,61は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12、図3のROM42、図2の記憶部18、及び図3の記憶部48に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・情報処理装置、2・・・医師端末、3・・・ネットワーク、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、41・・・CPU、42・・・ROM、43・・・RAM、44・・・バス、45・・・入出力インターフェース、46・・・入力部、47・・・出力部、48・・・記憶部、49・・・通信部、50・・・ドライブ、61・・・リムーバブルメディア、71・・・紹介状情報受信部、72・・・紹介状情報記憶制御部、73・・・権限情報生成部、74・・・権限情報付与部、75・・・紹介状情報要求受信部、76・・・紹介状情報抽出部、77・・・紹介状情報送信部、78・・・紹介状情報無効化部、81・・・紹介状情報送信部、82・・・権限情報受信部、83・・・紹介状情報要求送信部、84・・・紹介状情報受信部、91・・・紹介状情報データベース

Claims (4)

  1. 第1の端末から送信された、医師及び患者が指定された紹介状情報を受信する紹介状情報受信手段と、
    前記紹介状情報受信手段により前記紹介状情報が受信されたことに応じて、当該紹介状情報を、指定された当該医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、所定の記憶媒体に記憶させる紹介状情報記憶制御手段と、
    前記記憶媒体に記憶された前記紹介状情報にアクセスする権限を有していることを示す情報を、権限情報として生成する権限情報生成手段と、
    前記権限情報生成手段により生成された前記権限情報を、前記紹介状情報に更に関連付けて前記記憶媒体に記憶させるとともに前記第1の端末に送信する権限情報付与手段と、
    第2の端末から当該紹介状情報の送信要求として送信された、前記医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出する紹介状情報抽出手段と、
    前記紹介状情報抽出手段により抽出された前記紹介状情報を、前記第2の端末に送信する紹介状情報送信手段と、
    を備え、
    前記紹介状情報受信手段に受信された前記紹介状情報において、複数の医師が指定されている場合、
    前記紹介状情報記憶制御手段は、当該紹介状情報を、指定された当該複数の医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、前記記憶媒体に記憶させ、
    前記紹介状情報抽出手段は、前記第2の端末から送信された、前記複数の医師のうちの所定の医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該所定の医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出し、
    前記紹介状情報に対する前記複数の医師の識別情報の夫々の関連付けのうち、前記所定の医師を除いた医師の関連付けを無効化することで、前記所定の医師を除いた医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報が受信されても、前記紹介状情報抽出手段による前記紹介状情報の抽出を禁止する紹介状無効化手段を、更に備える情報処理装置。
  2. 前記紹介状情報受信手段は、前記第1の端末から、前記紹介状情報に加えて、患者に関する詳細情報を更に受信し、
    前記紹介状情報記憶制御手段は、受信された前記詳細情報を、指定された当該医師の識別情報及び当該患者の識別情報に更に関連付けて記憶し、
    前記紹介状情報抽出手段は、前記医師の識別情報、前記患者の識別情報、及び前記権限情報、に関連付けて記憶された前記詳細情報を前記紹介状情報と併せて抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第1の端末から送信された、医師及び患者が指定された紹介状情報を受信する紹介状情報受信ステップと、
    前記紹介状情報受信ステップにて前記紹介状情報が受信されたことに応じて、当該紹介状情報を、指定された当該医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、所定の記憶媒体に記憶させる紹介状情報記憶制御ステップと、
    前記記憶媒体に記憶された前記紹介状情報にアクセスする権限を有していることを示す情報を、権限情報として生成する権限情報生成ステップと、
    前記権限情報生成ステップにて生成された前記権限情報を、前記紹介状情報に更に関連付けて前記記憶媒体に記憶させるとともに前記第1の端末に送信する権限情報付与ステップと、
    第2の端末から当該紹介状情報の送信要求として送信された、前記医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出する紹介状情報抽出ステップと、
    前記紹介状情報抽出ステップにて抽出された前記紹介状情報を、前記第2の端末に送信する紹介状情報送信ステップと、
    を含み、
    前記紹介状情報受信ステップにおいて受信された前記紹介状情報において、複数の医師が指定されている場合、
    前記紹介状情報記憶制御ステップは、当該紹介状情報を、指定された当該複数の医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、前記記憶媒体に記憶させ、
    前記紹介状情報抽出ステップは、前記第2の端末から送信された、前記複数の医師のうちの所定の医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該所定の医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出し、
    前記紹介状情報に対する前記複数の医師の識別情報の夫々の関連付けのうち、前記所定の医師を除いた医師の関連付けを無効化することで、前記所定の医師を除いた医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報が受信されても、前記紹介状情報抽出ステップでの前記紹介状情報の抽出を禁止する紹介状無効化ステップを、更に含む情報処理方法。
  4. 情報処理装置として用いられるコンピュータに、
    第1の端末から送信された、医師及び患者が指定された紹介状情報を受信する紹介状情報受信ステップと、
    前記紹介状情報受信ステップにて前記紹介状情報が受信されたことに応じて、当該紹介状情報を、指定された当該医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、所定の記憶媒体に記憶させる紹介状情報記憶制御ステップと、
    前記記憶媒体に記憶された前記紹介状情報にアクセスする権限を有していることを示す情報を、権限情報として生成する権限情報生成ステップと、
    前記権限情報生成ステップにて生成された前記権限情報を、前記紹介状情報に更に関連付けて前記記憶媒体に記憶させるとともに前記第1の端末に送信する権限情報付与ステップと、
    第2の端末から当該紹介状情報の送信要求として送信された、前記医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出する紹介状情報抽出ステップと、
    前記紹介状情報抽出ステップにて抽出された前記紹介状情報を、前記第2の端末に送信する紹介状情報送信ステップと、
    を実行させ、
    前記紹介状情報受信ステップにおいて受信された前記紹介状情報において、複数の医師が指定されている場合、
    前記紹介状情報記憶制御ステップは、当該紹介状情報を、指定された当該複数の医師の識別情報及び当該患者の識別情報に関連付けて、前記記憶媒体に記憶させ、
    前記紹介状情報抽出ステップは、前記第2の端末から送信された、前記複数の医師のうちの所定の医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報を受信したことに応じて、当該所定の医師の識別情報、当該患者の識別情報、及び当該権限情報に関連付けて記憶された紹介状情報を前記記憶媒体から抽出し、
    前記紹介状情報に対する前記複数の医師の識別情報の夫々の関連付けのうち、前記所定の医師を除いた医師の関連付けを無効化することで、前記所定の医師を除いた医師の識別情報及び前記患者の識別情報とともに前記権限情報が受信されても、前記紹介状情報抽出ステップでの前記紹介状情報の抽出を禁止する紹介状無効化ステップと、
    を実行させるプログラム。
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