JP6089967B2 - インバータ装置 - Google Patents
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(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。図1に示すインバータ装置11は、ハイブリッド自動車、電気自動車などに搭載された動力源としてのモータジェネレータ12を駆動する。インバータ装置11は、インバータ主回路13を備えている。図示しない昇圧コンバータは、バッテリ14の電圧(例えば288V)を昇圧し、その昇圧電圧(例えば650V)を一対の電源線15、16を介してインバータ主回路13に出力する。ここでは、昇圧コンバータを省略した構成について説明する。
第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置は、差分演算部24を除いて図1と同様の回路構成を備えている。制御回路22の差分演算部24は、下側アームのIGBT17un、17vn、17wnが全てオンしている期間T4に入力した第1電圧Vs1と、上側アームのIGBT17up、17vp、17wpが全てオンしている期間T1に入力した第2電圧Vs2との差分電圧Vd(=|Vs2−Vs1|)を演算する。差分演算部24は、マイクロコンピュータのCPUが実行する演算機能を表している。制御回路22は、Vd/Rsにより漏電電流Ileakを求める。電圧Vs1、Vs2は、電圧検出回路21により検出された電圧である。
第3の実施形態について図4を参照しながら説明する。第2の実施形態でも説明したように、制御電源32のグランド、電圧検出回路21のグランドおよび制御回路22のグランドは、それぞれノードNa、Nb、Ncで電源線16に接続されている。このため、ノードNb、NcからノードNaに至る電源線16に制御電流が流れる。
第4の実施形態について図5を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置41は、電源線15、16間にコンデンサ42を備えている。コンデンサ42は、電源線15、16間の電圧を平滑して安定化させる作用を持つ。シャント抵抗20は、電源線16において、コンデンサ42とインバータ主回路13との間に設けられている。その他の構成は、図1に示したインバータ装置11と同様である。
第5の実施形態について図6を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置は、モータジェネレータ12の駆動を停止している状態で、下側アームのIGBT17un、17vn、17wnを同時にオン駆動する第1状態と、上側アームのIGBT17up、17vp、17wpを同時にオン駆動する第2状態とを交互に切り替えながら漏電電流を検出する。第1状態は期間T4に対応し、第2状態は期間T1に対応する。すなわち、期間T1と期間T4が順に繰り返される。この場合のデューティ比(=T1/(T1+T4))は、50%に限られない。
第6の実施形態について図7を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置51は、電圧検出回路21から出力される電圧Vsを入力とするローパスフィルタ52を備えている。制御回路22は、ローパスフィルタ52から出力される電圧VsfをA/D変換器23を通して取り込む。制御電源32、電圧検出回路21および制御回路22のグランドを電源線16に接続する場合には、第3の実施形態と同様にシャント抵抗20を配置し、シャント抵抗20に制御電流が流れないようにする。コンデンサ42を備える場合には、第5の実施形態と同様に配置すればよい。
第7の実施形態について図8を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置61は、冷却系が必要な複数(ここでは2つ)のインバータ主回路13A、13BをPCU(Power Control Unit)としてまとめた構成を備えている。インバータ主回路13A、13Bには、それぞれケーブル19A、19Bを介してモータジェネレータ12A、12Bが接続されている。ケーブル19A、19Bの金属シースおよびモータジェネレータ12A、12Bの筺体は、ボディアースEに接地されている。
第8の実施形態について図9を参照しながら説明する。本実施形態のインバータ装置71は、高電位側の電源線15にシャント抵抗20を備えている。電圧検出回路21と制御回路22は、電源線15の電位を基準電位とする制御用の電源電圧Vcc(例えば5V)により動作する。その他の構成は、図1に示したインバータ装置11と同様である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
Claims (9)
- ダイオード(18xp,18xn)が逆並列に設けられた2つのスイッチング素子(17xp,17xn)をそれぞれ上側、下側アームとして直列接続した回路を、直流電源(14)が接続される一対の電源線(15,16)間に複数並列に接続して構成されたインバータ主回路(13,13A,13B)と、
高電位側の電源線(15)および低電位側の電源線(16)の何れか一方に直列に介在するように設けられたシャント抵抗(20)と、
前記シャント抵抗の電圧を検出する電圧検出回路(21)と、
前記インバータ主回路について、前記シャント抵抗が設けられた電源線の側のアームを構成する全てのスイッチング素子がオン駆動されている期間に前記電圧検出回路により検出された第1電圧を入力し、その第1電圧に基づいて漏電電流を検出する制御手段(22)とを備えていることを特徴とするインバータ装置。 - 前記制御手段は、さらに、前記シャント抵抗が設けられた電源線とは反対側のアームを構成する全てのスイッチング素子がオン駆動されている期間に前記電圧検出回路により検出された第2電圧を入力し、前記第1電圧と前記第2電圧との差分電圧に基づいて漏電電流を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記制御手段は、前記シャント抵抗が設けられた電源線の側のアームを構成する全てのスイッチング素子を同時にオン駆動する第1状態と、前記シャント抵抗が設けられた電源線とは反対側のアームを構成する全てのスイッチング素子を同時にオン駆動する第2状態とを交互に切り替えながら漏電電流を検出することを特徴とする請求項1または2記載のインバータ装置。
- 前記電圧検出回路から出力される電圧を入力とするローパスフィルタ(52)を備え、
前記制御手段は、前記シャント抵抗が設けられた電源線の側のアームを構成する全てのスイッチング素子を同時にオン駆動する第1状態と、前記シャント抵抗が設けられた電源線とは反対側のアームを構成する全てのスイッチング素子を同時にオン駆動する第2状態とを交互に切り替えながら、前記第1状態の期間に前記電圧検出回路により検出された前記第1電圧および前記第2状態の期間に前記電圧検出回路により検出された第2電圧が前記ローパスフィルタに入力された状態で、前記ローパスフィルタから出力される電圧に基づいて漏電電流を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。 - 前記一対の電源線間に前記インバータ主回路(13A,13B)を複数並列に備え、
前記制御手段は、前記複数のインバータ主回路の中から順に1つのインバータ主回路を選択し、非選択としたインバータ主回路について前記スイッチング素子の駆動を停止し、選択したインバータ主回路について前記第1状態と前記第2状態とを交互に切り替えながら漏電電流を検出することを特徴とする請求項3または4記載のインバータ装置。 - 前記一対の電源線間にコンデンサ(42)を備え、
前記シャント抵抗は、前記コンデンサと前記インバータ主回路との間に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のインバータ装置。 - 前記一対の電源線間にコンデンサを備え、
前記シャント抵抗は、前記直流電源と前記コンデンサとの間または前記コンデンサと前記インバータ主回路との間に設けられていることを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載のインバータ装置。 - 前記シャント抵抗が設けられた電源線に他の電源(32)および当該他の電源により動作する回路(21,22)が接続されている場合、前記シャント抵抗は、これらの接続点よりも前記直流電源側に設けられていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のインバータ装置。
- 前記制御手段は、前記電圧検出回路から入力した検出電圧を複数周期に亘り平均化処理して漏電電流を検出することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のインバータ装置。
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