JP6089799B2 - 車両用音入力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の音の入力指向性を緊急時に制御するための車両用音入力制御装置に関する。
一般に、車両用(例えば自動車用)のマイクは、例えば広指向特性又は狭指向特性を切換可能になっている。緊急通報装置が起動されると、制御装置が緊急通報センタのオペレータとの通話用として運転席にマイクの音入力指向性を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の技術では、通常時には運転者の口元に集中した狭い指向特性で制御しているものの、車両の緊急時には運転者が走行時の運転姿勢を保つとは限らないため、より広いエリアから音声を集音するようにマイクの指向特性を制御する。これにより、運転者が緊急時に発声する音声を集音しやすくなる。
特開2009−124540号公報
しかしながら、例えば車両事故を生じたときに、運転席方向のみにマイクの音入力指向性を向けたとしても、運転者が会話可能な状態であるとは限らず柔軟に対応可能とすることが望まれている。
本発明の目的は、緊急時に柔軟に音入力指向性を変更できるようにした車両用音入力制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、制御部は、車両の乗員の発話を入力する音入力部による音入力指向性を制御するものであり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席及び/又は運転席以外の座席並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御している。
制御部は、車両用情報としての車両の衝突方向を検知する衝突方向検知部により検知された衝突検知側とは反対側に位置する車室内の座席の方向に音入力指向性を制御する。このため、例えば運転者が緊急時に気を失い会話不能な状態であったり、例えば運転者が衝突の影響により他の座席等に移ったとしても、車室内に搭乗している他の乗員が会話可能な状態であったり、他の座席等に移された運転者が会話可能であれば、当該乗員が音入力部に向けて話しかけることができる。すなわち、制御部が音入力指向性を制御しているため、緊急時に音入力部を通じて乗員の音声を入力できる。これにより、緊急時に柔軟に音入力指向性を変更できる。
本発明の一実施形態について緊急通報装置及びその周辺の電気的構成を概略的に示すブロック図 衝突検知センサの設置位置、乗員検知センサの設置位置を概略的に示す平面図 車両内のハンズフリー用マイクの設置位置と音入力指向性を概略的に示す平面図 通常時および緊急時の流れを概略的に示すフローチャート
以下、自動車内に装備されたマイク(音入力部)を使用し、緊急時に車外の緊急通報センタに通信する緊急通報装置1に適用した一実施形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は車両に搭載される緊急通報ECU2とこの周辺に接続される電気的構成ブロックを概略的に示す。
図1に示すように、緊急通報ECU2は、電源部3、CPU4、衛星測位モジュール5、無線信号処理部6、音処理部7などを備える。電源部3は、車載バッテリ8から電源+Bを入力し、各電気的ブロック3〜7に適合する電源電圧に変換し、各電気的ブロック3〜7に供給する。CPU4は、RAM、フラッシュROM、EEPROM(図示せず)などを内蔵して構成され、前記のメモリに記憶されるソフトウェアを実行し、緊急通報ECU2内の制御を主体として行うものである。
衛星測位モジュール5は、GPS衛星12からGPS信号を捕捉し現在位置情報を取得する。無線信号処理部6は、基地局9との間で通信可能とするモジュールであり、緊急時に基地局9と通信することで、広域通信網(移動通信網及び固定通信網を含む)10を介して緊急通報センタ11と接続してデータ/音声通信を可能とする。CPU4は、これらの衛星測位モジュール5の処理信号、無線信号処理部6の通信信号に応じて各種処理を行う。
緊急通報ECU2はエアバックECU8から衝突信号を入力する。エアバックECU8は、SRS(Supplemental Restraint System)ユニットを構成し、エアバックECU8は、車両の衝突を検知する加速度センサ19を備えた衝突検知センサ17、乗員検知センサ18、速度センサ20などからバスを通じてセンサ情報を入力する。
エアバック13は、図2の車両Aにおいて、運転席14の前部(運転席エアバック)A1、運転席14の右脇部A2、助手席15の前部A3、助手席15の左脇部A4、後部座席16の右脇部A5及び左脇部A6、のような複数個所に設置されており、各エアバック13の制御装置がエアバック13の展開信号を受付けるとスクイブ(図示せず)に通電することで点火剤に着火し、エアバック13を膨張させる。
衝突検知センサ17は、図2に示すように、車両Aの例えば車両右前部A7、車両左前部A8、運転席右脇部A2、助手席左脇部A4、後部座席右脇部A5、後部座席左脇部A6、の複数個所の所定部位の衝突を各々検知するように設置されており、エアバックECU8にセンサ信号を出力する。
また、エアバックECU8は、乗員検知センサ18から乗員検知情報を入力する。この乗員検知センサ18は、例えば圧力センサ又は超音波センサなどを用いて構成される。この乗員検知センサ18は例えば圧力センサを座面に設置するタイプのものでは、図2に破線で示すように、車両A内の運転席14、助手席15、後部座席16のそれぞれの座面に設置されている。この乗員検知センサ18は、車両A内の乗員情報を検知し、エアバックECU8にセンサ信号を出力する。
車両Aが衝突すると、衝突検知センサ17からエアバックECU8に衝突検知情報を送信する。エアバックECU8は、衝突検知情報(加速度センサ19の加速度情報含む)、速度センサ20の速度情報に応じて、各エアバック13の展開の適否を決定する。
エアバックECU8は、車両の障害物衝突時にエアバック13を展開することを決定するとエアバック13を展開制御し、運転者や同乗者を衝突の衝撃から防御する。また、エアバックECU8はエアバック13の展開信号を緊急通報ECU2に伝達する。
図1に示すように、緊急通報ECU2は、緊急通報スイッチ21からユーザによる緊急時の操作信号を入力する。通常、緊急通報スイッチ21が操作されていないときには、通常動作信号が緊急通報ECU2に入力される。緊急通報ECU2は、緊急通報スイッチ21との通信線が外れたり通信線が断線したりすると、この接続異常を示す異常信号を入力する。
緊急通報スイッチ21がユーザにより操作されると、緊急通報ECU2のCPU4は、緊急通報スイッチ21の操作信号を緊急通報信号として受付ける。作動インジケータ22は、緊急通報ECU2の動作状態、周辺装置の接続状態を受信しユーザに報知する。
緊急通報ECU2は、車載LANのインタフェース(図示ぜず)を備え、車内ネットワーク23に接続し他の各種ECU24、25から車両用情報を受信できる。
緊急通報ECU2は音処理部7を内蔵する。この音処理部7は緊急通報ECU2の外部にマイク(音入力部相当)26およびスピーカ27を接続して構成される。音処理部7は音信号と電気信号とを変換処理するブロックであり、スピーカ27に音信号を伝達してスピーカ27から音を出力させると共に、マイク26から音信号(例えばユーザの発した音声信号)を入力して電気信号に変換する。
そして、音処理部7がこの音信号を電気信号に変換してCPU4に出力する。また、音処理部7はオーディオユニット28に接続されている。このオーディオユニット28はハンズフリーユニットと称されるユニットであっても良い。通常時(緊急状態になっていないとき)には、オーディオユニット28がCPU4及び音処理部7を介してマイク26及び/又はスピーカ27を駆動制御し、緊急状態に移行すると、緊急通報ECU2が機能し始めCPU4が主となり音処理部7を介してマイク26及びスピーカ27を駆動する。
通常時および緊急時には、マイク26は運転者などの乗員が発声する音声を集音する。また、通常時において、スピーカ27はオーディオユニット28による各種マルチメディア情報(DVD、DTVなど)の音情報を出力すると共に、図示しないナビゲーション装置による案内情報(経路情報、位置情報)などを出力する。また緊急時には、スピーカ27は、緊急通報センタ11の通話相手の受話音声を車両Aの車室内に出力する。
図3はマイク26の設置位置を平面的に示すと共にその指向特性を示している。本実施形態では、ハンズフリー用のマイク26は、車両Aの天板に備え付けられたオーバーヘッドユニット(図示せず)に固定的に1箇所設置されている。マイク26は車室内に複数設置されていても良い。
このマイク26は、音入力指向性を広指向性又は狭指向性に制御可能なアレイマイクを採用して構成されている。図3に示すように、CPU4は、平面的にはマイク26の音入力指向性を以下の数種類に制御可能になっている。
マイク26の音入力指向性を主に制御可能な方向は、(1)運転席14の方向B1、(2)運転席14と助手席15の中間方向B2、(3)助手席15の方向B3、(4)後部座席16の左側の方向B4、(5)後部座席16の中央方向B5、(6)後部座席16の右側の方向B6、(7)車室内の中央(マイク26が設置されたオーバーヘッドユニット直下)B7、(8)これらの(1)〜(7)の領域の間、などの方向に狭指向性に制御できる。
上記構成の通常時、緊急通報時の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。イグニッションスイッチIGがユーザ操作されることにより、車両Aのエンジンが始動されると(S1)、電源部3が緊急通報ECU2に電源供給することで当該ECU2が始動する(S2)。ECU2が始動するとまず通常動作する(S3)。通常、例えば運転者が外部の通話相手とハンズフリー会話するときには、通常のハンズフリーモードに遷移する(S4:NO→S5)。
そして、オーディオユニット28が、マイク26の集音エリア(指向性)を主導して音入力指向性を制御し(S6)、例えば、マイク26の集音エリアを運転席(例えば運転者の口元想定の高さ)の狭指向性エリア(図3の(1)運転席の方向B1)に狭める。また、オーディオユニット28は、必要に応じて助手席15又は後部座席16に向けて指向性エリアを拡張する。
このようにして通常動作している最中、例えばユーザが運転をあやまってしまい障害物に衝突すると、衝突検知センサ17が反応し、当該衝突検知センサ17がエアバックECU8に衝突検知情報を与える。エアバックECU8は、衝突検知情報を用いてエアバック13の展開又は不展開を決定する。このエアバック13の展開の決定は、加速度センサ19の加速度情報はいうに及ばす、速度センサ20の速度情報をも含んで判定しても良い。
エアバックECU8は、エアバック13を展開と決定した場合、エアバック13に展開の指示を行う。他方、緊急通報ECU2は、エアバック13の展開信号を受付けると、緊急通報を起動する(S4:YES)。この例では、緊急通報ECU2が、衝突検知に応じて自動的に緊急通報を起動する例を挙げているが、緊急通報スイッチ21のユーザ操作信号を受けて、緊急通報を手動で起動しても良い。
緊急通報ECU2は、緊急通報処理を起動すると、衛星測位モジュール5を用いて現在位置を特定し、特定された車両の現在位置や車両識別情報(VINや車両ナンバープレートなどの車両番号、車両の使用者等)を含む緊急通報信号を予め登録された緊急通報センタ11に広域通信網10を通じてデータ送信することによって緊急通報処理を行う。
緊急通報センタ11は緊急通報信号を受信すると、緊急通報の発生を外部機関のオペレータ等に報知する。すると、オペレータが救援要請を受けて必要な援助を行う。オペレータとユーザ(車両の乗員)との間で行われる援助の形態は様々である。すなわち、緊急通報ECU2が緊急通報センタ11に発呼して電話回線を接続し、緊急通報ECU2が上記した車両Aの現在位置や車両識別情報を緊急通報センタ11に送信した後に電話回線を一旦切断し、緊急通報センタ11が緊急通報ECU2にコールバックして電話回線を再接続し、ユーザとオペレータとの間で音声通話を行っても良いし、電話回線を切断せずに接続したままデータ通信から音声通話に切換えても良い。
緊急通報ECU2は、緊急通報を起動した後には、自身の動作状態が緊急通報センタ11へ発信中、データ通信中、音声通話中、着信の待受中のいずれであるか、緊急通報を終了したか否かを特定し、この状態信号を定期的に取得している。
緊急通報ECU2は、前述のように外部との通信が音声通話に切換えられると緊急通報時のハンズフリーモードに遷移し(S8)、緊急通報ECU2のCPU4が主体となってマイク26の音入力指向性を制御する(S9)。このとき、緊急通報ECU2のCPU4は、乗員検知センサ18の乗員検知情報、衝突検知センサ17による衝突検知情報(何れのセンサ17が検知したかを示す衝突方向情報含む)、衝突時の加速度センサ19による加速度情報、衝突時の速度センサ20による速度情報、各エアバック13の展開信号の情報(展開/不展開)などの各種情報のうち少なくとも何れか一つの車両用情報又はこれらの組合せの情報に基いて音入力指向性を制御する。
具体的には、以下の例が挙げられる。
(1)乗員検知センサ18が乗員検知した座席に向けて音入力指向性を制御
これは、乗員が検知されている領域に音入力指向性を向ければ緊急時においても乗員の発話を入力できる可能性が高いためである。
(1−1)運転席14のみに乗員が検知されているときに、運転席14に向けて音入力指向性を制御
これは、運転席14にマイク26の音入力指向性を向ければ、緊急時においても乗員(特に運転者)の発話を入力できる可能性が高いためである。
(1−2)乗員が運転席14と助手席15のみに検知されているときに、運転席14と助手席15の中間領域(例えば図3の方向B2)に音入力指向性を制御
これは、運転者14又は助手席15の搭乗者から緊急時において乗員の発話を入力できる可能性が高いためである。
(2)衝突検知センサ17による衝突方向とは反対側に音入力指向性を制御
これは、衝突検知センサ17の衝突検知側とは反対側に音入力指向性を向ければ、衝突の影響を回避した乗員の発話を入力できる可能性が高いためである。
(2−1)衝突検知センサ17の衝突検知の衝突重度が所定より重い場合、衝突検知側とは反対側に向けて音入力指向性を制御
特に、衝突重度が所定より重い場合、逆に衝突重度が軽い側に音入力指向性を向ければ、重度の衝突の影響を回避した乗員の発話を入力できる可能性が高くなるためである。
(2−1−1)衝突検知センサ17が運転席14側の運転席14の脇(図2の運転席の右脇部A2)に衝突を検知し、衝突重度が所定より重い場合、助手席15に向けて音入力指向性を制御する。
これは、具体的な例示であり、運転席14の右脇に衝突を検知した場合、助手席15に向ければ助手席15に座している乗員の発話を入力できる可能性が高くなるためである。
(2−1−2)衝突検知センサ17が、助手席15側の左脇部A4に衝突を検知し衝突重度が所定より重い場合、運転席14の方向B1に向けて音入力指向性を制御する。
これは、具体的な例示であり、助手席15側の左脇部A4に衝突を検知した場合、運転席14に音入力指向性を向ければ、運転席14に座している乗員の発話を入力できる可能性が高くなるためである。
(3)前述の組合せ例
(3−1)乗員検知センサ18が、運転席14及び助手席15の前部座席、並びに、後部座席16に共に座していると検知し、衝突検知センサ17が車両前部方向側から衝突を検知し、この衝突重度が所定より重いと検知した場合、前部座席14及び15及び後部座席16の中間領域(例えば図3の方向B7)、または、後部座席16(例えば図3の方向B4、B5又はB6)に向けて音入力指向性を制御する。
これは具体例であり、車両前部方向側に衝突が検知されたときには、その反対側となる前部座席14及び15並びに後部座席16の中間領域(例えば図3の車室内の中央領域の方向B7)、または、後部座席16にマイク26の音入力指向性を向ければ、乗員の発話を入力できる可能性がより高くなると考えられるためである。
(3−2)乗員検知センサ18が、運転席14および助手席15の前部座席に共に座していると検知し、衝突検知センサ17が運転席14側に衝突を検知し、この衝突重度が所定より軽いと検知した場合、運転席14の方向B1乃至運転席14と助手席15の中間の方向B2に向けて音入力指向性を制御する。
これは具体例であり、運転席14側に衝突検知されたとしても、その衝突重度が軽いときには、運転席14の方向B1、ないしは、運転席14と助手席15の中間の方向B2に向けて音入力指向性を向ければ、乗員の発話を入力できる可能性がより高くなると考えられるためである。
(4−1)音入力指向性を時間的に変更
例えば、CPU4が前述の(1)〜(3)に示した例で音入力指向性を制御したとしても、乗員の発話を入力不能となる可能性もある。このため、緊急通報ECU2のCPU4が、音入力指向性を時間的に変更し、運転席14の方向B1→助手席15の方向B3→後部座席16の方向B4乃至B6、などのように順に音入力指向性を変更すると良い。すると、緊急時に乗員の発話を入力できる可能性がより高くなる。
(4−2)音の入力レベルが低い場合に音入力指向性を変更
例えば、CPU4が前述の(1)〜(3)に示した例で音入力指向性を制御したとしても、乗員の発話を入力不能となる可能性もある。このため、緊急通報ECU2のCPU4が所定の第1方向に音入力指向性を制御し、所定時間待機しても音の入力レベルが所定より低いときには、第1方向とは異なる方向に音入力指向性を変更制御すると良い。すると、緊急時に乗員の発話を入力できる可能性がより高くなる。緊急通報ECU2は、緊急時に音声通話を継続している間、このようにマイク26の入力指向性を制御することで、車両Aの乗員の発話をマイク26で入力しやすくできる。
オペレータとユーザ(車両の乗員)との間で緊急時の音声通話がやり取りされた後、緊急通報ECU2のCPU4は、緊急通報の音声通話の終話の状態信号を取得すると(S10)、ステップS5に移り、通常のハンズフリーモードに移行すると良い。これにより、例えば車両電源が断線しておらずオーディオユニット28が継続動作可能な時にマイク26の入力指向性制御の主体をオーディオユニット28に戻すことができる。
従来、例えば運転者が緊急時に気を失っていて会話不能な状態であったり、例えば運転者が衝突の影響により他の座席等に飛ばされていたりする可能性もある。
本実施形態では、マイク26の音入力指向性を特定方向に固定すると乗員の発話音を入力不能となる可能性があるため、緊急通報ECU2は、衝突検知センサ17による衝突検知情報(衝突方向情報含む)および加速度センサ19による加速度情報、速度センサ20による速度情報、乗員検知センサ18の乗員検知情報、各エアバック13の展開信号の情報(展開/不展開)を取得し、これらの少なくとも一つ以上の車両用情報に応じて、マイク26の入力指向性を運転席14又は/及び運転席14以外の領域を含む少なくとも2方向以上に制御している。これにより、柔軟にマイク26の音入力指向性を変更でき、緊急時にマイク26を通じて乗員の発話音を入力し易くなる。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形または拡張が可能である。
なお、エアバック13が車両内の複数箇所に搭載されている例を挙げたが、エアバック13が搭載されていない車種も存在する。したがって、エアバック13の搭載の有無なども考慮事項又は前述の考慮事項の少なくとも一つに挙げて、マイク26の音入力指向性を制御するようにしても良い。
前述実施形態では、音入力指向性は平面的に示したが、乗員が各座席14〜16に座したときにその標準的な体格や姿勢などを考慮し口元に指向性を向けるようにしても良いし、緊急時を考慮して様々な位置(例えば、乗員が各座席に横たわったことを考慮し、各座席14〜16の座面近く)に音入力指向性を向けるようにしても良い。
図面中、4はCPU(制御部)、14は運転席、15は助手席(座席)、16は後部座席(座席)、17は衝突検知センサ(衝突方向検知部、衝突重度検知部)、18は乗員検知センサ(乗員検知部)、19は加速度センサ(衝突重度検知部)、20は速度センサ(衝突重度検知部)、21は緊急通報スイッチ(緊急通報指示部)、26はマイク(音入力部)、を示す。

Claims (14)

  1. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、
    前記車両用情報としての車両の衝突方向を検知する衝突方向検知部(17)により検知された衝突検知側とは反対側に位置する車室内の座席(14〜16)の方向(B1〜B7)に音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  2. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、
    車両内の乗員を検知する乗員検知部(18)により乗員検知された座席(14〜16)の方向(B1〜B7)に音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  3. 請求項2記載の車両用音入力制御装置において、
    前記制御部(4)は、
    前記乗員検知部(18)により乗員が運転席(14)のみに座していると前記車両用情報として検知されたことを条件として、当該運転席(14)の方向(B1)に音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  4. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、
    車両内の乗員を検知する乗員検知部(18)により乗員が運転席(14)および助手席(15)に座していると前記車両用情報として検知されたことを条件として、当該運転席(14)および助手席(15)間の中間方向(B2)に音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  5. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    衝突方向検知部(17)は車両の衝突方向を前記車両用情報として検知するものであり、衝突重度検知部(17、19、20)は車両の衝突重度を検知するものであって、
    前記制御部(4)は、前記衝突重度検知部(17、19、20)により所定より重い衝突重度が検知されたことを条件として、前記衝突方向検知部(17)による衝突検知側とは反対側に向けて音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  6. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、
    前記車両用情報としての車両の衝突方向を検知する衝突方向検知部(17)から衝突方向を入力し、前記車両用情報として車両の衝突重度を検知する衝突重度検知部(17、19、20)から衝突重度を入力し、前記車両用情報として車両内の乗員を検知する乗員検知部(18)から乗員の検知の有無の情報を入力し、これらの情報に応じて音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  7. 請求項6記載の車両用音入力制御装置において、
    前記制御部(4)は、
    前記乗員検知部(18)により乗員が運転席(14)および助手席(15)に座していると検知され、且つ、前記衝突重度検知部(17、19、20)により所定より重い衝突重度が検知され、前記衝突方向検知部(17)により衝突検知側が運転席(14)側と検知されたことを条件として、当該助手席(15)に向けて音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  8. 請求項6または7記載の車両用音入力制御装置において、
    前記制御部(4)は、
    前記乗員検知部(18)により乗員が運転席(14)および助手席(15)に座していると検知され、且つ、前記衝突重度検知部(17、19、20)により所定より軽い衝突重度が検知され、前記衝突方向検知部(17)により衝突検知側が運転席(14)側と検知されたことを条件として、当該運転席(14)の方向(B1)ないしは運転席(14)と助手席(15)の中間方向(B2)に向けて音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  9. 請求項6から8の何れか一項に記載の車両用音入力制御装置において、
    前記制御部(4)は、
    前記乗員検知部(18)により乗員が運転席(14)、助手席(15)による前部座席、及び後部座席(16)に共に座していると検知され、且つ、前記衝突重度検知部(17、19、20)により所定より重い衝突重度が検知され、前記衝突方向検知部(17)による衝突検知側が車両前部方向と検知されたことを条件として、前記前部座席(14、15)及び前記後部座席(16)の中間領域、または、前記後部座席(16)に向けて音入力指向性を制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  10. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、緊急時において車室内の音入力指向性の方向を時間的に変更して制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  11. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    前記制御部(4)は、
    音入力指向性を第1方向に向けたときに音の入力レベルが所定より低いことを条件として、音入力指向性を前記第1方向とは異なる第2方向に向けて制御することを特徴とする車両用音入力制御装置。
  12. 車両の乗員の発話を入力する音入力部(26)による音入力指向性を制御する制御部(4)であり、緊急時に取得される車両用情報に応じて運転席(14)及び/又は運転席(14)以外の座席(15、16)並びに当該座席間を含む車室内の少なくとも2方向以上に音入力指向性を制御できる制御部(4)、を備え、
    通常時は音入力部の音入力指向性を制御するオーディオユニット(28)またはハンズフリーユニットに接続して構成され、
    前記制御部(4)は、
    緊急時に前記音入力指向性の制御主体を前記オーディオユニット(4)から切り替えて音入力指向性を制御し、緊急通報センタ(11)との間で終話、又は、データ通信を完了したことを条件として、前記音入力指向性の制御主体を前記オーディオユニット(28)に戻すことを特徴とする車両用音入力制御装置。
  13. 請求項1から12の何れか一項に記載の車両用音入力制御装置において、
    緊急時にユーザによる手動で緊急通報センタ(11)に通報するための緊急通報指示部(21)を接続して構成されることを特徴とする車両用音入力制御装置。
  14. 請求項1から13の何れか一項に記載の車両用音入力制御装置において、
    前記制御部(4)は、前記車両用情報として、衝突方向の検知情報、乗員検知の情報、衝突重度の検知情報、衝突時の速度や加速度の情報、エアバック(13)の搭載有無の情報、エアバック(13)の展開有無の情報のいずれか1つ、もしくはそれらを組み合わせて使うことを特徴とする車両用音入力制御装置。
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