JP6089207B2 - ミスト機能付浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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本発明は、浴室内を暖房、乾燥、ミストサウナする機能を有するミスト機能付浴室暖房乾燥機に関するものである。
例えば、ミストサウナ付浴室暖房乾燥機の液体微細化装置を乾燥する構成は、次のような構成となっていた。
すなわち、吸込口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記排気口を結ぶ風路に設けた加熱手段および送風手段と、この送風手段と前記排気口間の風路内に設けた液体微細化手段と、この液体微細化手段と加熱手段および送風手段を制御する制御手段を備え、前記液体微細化手段は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路と、この筒状の経路内に設けた回転手段と、この回転手段に液体を供給する液体供給手段と、前記筒状の経路の下部に設けた貯水部とを有し、前記回転手段は、上下方向に向けて配置した回転軸と、この回転軸を回転させる回転モータと、前記回転軸に固定されるとともに前記貯水部から水を吸上げる揚水管と、この揚水管の外面の、前記回転軸の軸方向に所定間隔で固定された複数の回転板とを有し、前記液体供給手段は、液体を移送する給水管と、この給水管途中に配した給水弁とを有し、前記送風手段は、羽根車とこの羽根車を回転させるファンモータと、前記羽根車を内包するファンケーシングとを有し、前記制御手段は、前記液体供給手段から前記上方の回転板上への液体供給と、前記回転モータの回転と、前記加熱手段および前記送風手段の運転とを制御する制御部を有し、この制御部は、図6に示すとおり前記給水弁による液体供給停止時に、前記貯水部の残水を乾燥させる本体乾燥運転モードを必ず行う構成となっていた(例えば特許文献1参照)。
特開2012−066046号公報
上記従来例で課題となるのは、ミスト運転後、給水弁による液体供給停止後に、貯水部の残水を乾燥させる本体乾燥運転モードを必ず行うため、光熱費を無駄に消費するという課題がある。
そこで本発明は、ミスト運転後に浴室を乾燥させる目的で乾燥運転および衣類を乾燥させる目的で乾燥運転を選択した場合、または、ミスト入浴を終了し暖房運転を選択した場合、乾燥運転および暖房運転と同時に本体乾燥を行い、光熱費を無駄に消費することを解消する目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、浴室の空気を吸込む吸込口と吸込んだ空気を吹出す吹出し口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記吹出し口を結ぶ風路に設けて吸込んだ空気を加熱する加熱手段および浴室内の空気を循環する送風手段と、この送風手段と前記吹出し口間の風路内に設けて吸込んだ空気を加湿する液体微細化手段と、吸込口から吸込んだ空気を屋外へ排気する換気手段と、前記液体微細化手段は、液体を供給する液体供給手段と、供給された液体を貯める貯水部と、貯水部の液体を吸上げ微細化する加湿ディスクと、前記加湿ディスクを回転させる回転手段と、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱する補助加熱手段と、ミスト運転時には前記加熱手段と送風手段と液体微細化手段を駆動して、浴室内をミストサウナ空間とし、乾燥運転時には前記加熱手段と送風手段と換気手段を駆動して、浴室内を暖め浴室内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、その空気を排気することで浴室内を乾燥および浴室内に干した衣類を乾燥させ、暖房運転時には前記加熱手段と送風手段を駆動して、浴室内を暖め、ミスト運転の停止時に連動して前記貯水部の残液を乾燥させる本体乾燥運転モードとして前記加熱手段と送風手段と回転手段と換気手段を駆動して、前記回転手段で加湿ディスクを回転することにより貯水部の残液を吸上げ微細化し、加熱手段および送風手段により暖められた浴室の空気中に含ませ、換気手段で排気することで本体乾燥を行う制御手段を設けた制御部を備えたミスト機能付浴室暖房乾燥機であって、前記制御部には、前記ミスト運転の停止時に前記本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転または暖房運転が選択されたかどうかを判定する選択検知手段と、前記選択検知手段で乾燥運転または暖房運転が選択ことを判定した場合には、制御手段に対し、前記乾燥運転および暖房運転時に駆動する前記各駆動手段に追加して前記回転手段および補助加熱手段の駆動を指示する追加駆動指示手段を有して前記本体乾燥運転モードを行うことを免除する本体乾燥運転モード免除手段を備えたことを特徴とするミスト機能付浴室暖房乾燥機により、上記目的を達成している。
以上のように、本発明は、ミスト運転の停止後で本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転および暖房運転が選択された場合には、前記乾燥運転および暖房運転時の駆動手段に追加して前記回転手段および補助加熱手段を駆動して、回転手段で加湿ディスクを回転することにより貯水部の残液を吸上げ微細化し、加熱手段および送風手段により暖められた浴室の空気中に含ませ、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱し浴室内に吹出し同時に本体乾燥運転を行うことができる。
すなわち、ミスト運転の停止後に必ず行っていた本体乾燥運転モードになる回数を削減することができ、光熱費を無駄に消費することを解消することができる。
本ミスト機能付浴室暖房乾燥機の設置状況を示す図 同ミスト機能付浴室暖房乾燥機の構成図 同ミスト機能付浴室暖房乾燥機の制御部のブロック図 同ミスト機能付浴室暖房乾燥機の乾燥運転による本体乾燥運転免除のフローチャート 同ミスト機能付浴室暖房乾燥機の暖房運転による本体乾燥運転免除のフローチャート 従来の本体乾燥運転モードのフローチャート
本発明の請求項1記載のミスト機能付浴室暖房乾燥機は、浴室の空気を吸込む吸込口と吸込んだ空気を吹出す吹出し口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記吹出し口を結ぶ風路に設けて吸込んだ空気を加熱する加熱手段および浴室内の空気を循環する送風手段と、この送風手段と前記吹出し口間の風路内に設けて吸込んだ空気を加湿する液体微細化手段と、吸込口から吸込んだ空気を屋外へ排気する換気手段と、前記液体微細化手段は、液体を供給する液体供給手段と、供給された液体を貯める貯水部と、貯水部の液体を吸上げ微細化する加湿ディスクと、前記加湿ディスクを回転させる回転手段と、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱する補助加熱手段と、ミスト運転時には前記加熱手段と送風手段と液体微細化手段を駆動して、浴室内をミストサウナ空間とし、乾燥運転時には前記加熱手段と送風手段と換気手段を駆動して、浴室内を暖め浴室内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、その空気を排気することで浴室内を乾燥および浴室内に干した衣類を乾燥させ、暖房運転時には前記加熱手段と送風手段を駆動して、浴室内を暖め、ミスト運転の停止時に連動して前記貯水部の残液を乾燥させる本体乾燥運転モードとして前記加熱手段と送風手段と回転手段と換気手段を駆動して、前記回転手段で加湿ディスクを回転することにより貯水部の残液を吸上げ微細化し、加熱手段および送風手段により暖められた浴室の空気中に含ませ、換気手段で排気することで本体乾燥を行う制御手段を設けた制御部を備えたミスト機能付浴室暖房乾燥機であって、前記制御部には、前記ミスト運転の停止時に前記本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転または暖房運転が選択されたかどうかを判定する選択検知手段と、前記選択検知手段で乾燥運転または暖房運転が選択ことを判定した場合には、制御手段に対し、前記乾燥運転および暖房運転時に駆動する前記各駆動手段に追加して前記回転手段および補助加熱手段の駆動を指示する追加駆動指示手段を有して前記本体乾燥運転モードを行うことを免除する本体乾燥運転モード免除手段を備えたものである。
これにより、本体乾燥運転モード免除手段は、選択検知手段でミスト運転の停止後で本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転または暖房運転が選択されたことを判定すると追加駆動指示手段は、前記乾燥運転時または暖房運転時に駆動する各駆動手段に追加して前記回転手段および補助加熱手段を駆動して、前記回転手段で加湿ディスクを回転することにより貯水部の残液を吸上げ微細化し、前記加熱手段および送風手段により暖められた浴室の空気中に含ませ、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱し浴室内に吹出すように制御手段に対して駆動指示を行なうことで同時に本体乾燥運転を行うことができるので、ミスト運転の停止時に連動する前記本体乾燥運転モードを行うことが免除できる。すなわち、ミスト運転の停止後に必ず行っていた本体乾燥運転モードになる回数を削減することができ、光熱費を無駄に消費することを解消することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明を実施する浴室1の一例であり、浴室1の天井面2上にミスト機能付浴室暖房乾燥機3が設置される。以下、本実施の形態では、微細化する液体を水として説明する。
図2はミスト機能付浴室暖房乾燥機3の断面図を表している。
図2および図3において、ミスト機能付浴室暖房乾燥機3を構成する本体ケース4には、浴室1の空気を吸込む吸込口5と、吸込んだ空気を吹出す吹出し口6と、浴室1外へ排気する排気口7とが設けられている。
また、この本体ケース内の前記吸込口5と前記吹出し口6を結ぶ風路内に設けたて吸込んだ空気を加熱する加熱手段8例えば熱交換器および、加熱手段8の下流側に配置して浴室1内の空気を循環する送風手段9例えばファンモータと、この送風手段9と前記吹出し口6側の風路内に設けて送風された空気を加湿する液体微細化手段10と、吸込口5から吸込んだ空気を屋外へ排気する換気手段11例えばファンモータとを備えている。
前記液体微細化手段10は、水を供給する液体供給手段12例えば給水弁と、供給された水を貯める貯水部13と、貯水部13の水を吸上げ微細化する加湿ディスク14と、前記加湿ディスク14を回転させる回転手段15例えばモータと、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱する補助加熱手段16例えば熱交換器とを備えている。
ミスト機能付浴室暖房乾燥機3には、各運転および運転時間を設定する設定操作手段17例えばワイヤレスおよびワイヤードリモコンを設けている。
制御部18には、ミスト運転時には前記加熱手段8と送風手段9と液体微細化手段10を駆動して、浴室1内をミストサウナ空間とし、 乾燥運転時には前記加熱手段8と送風手段9と換気手段11を駆動して、浴室1内を暖め浴室1内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、その空気を屋外へ排気することで浴室1内を乾燥および浴室1内に干した衣類を乾燥させ、暖房運転時には前記加熱手段8と送風手段9を駆動して、浴室1内を暖め、ミスト運転の停止時には前記貯水部13の水を乾燥させる本体乾燥運転モードとして前記加熱手段8と送風手段9と回転手段15と換気手段11を駆動して、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し、加熱手段8および送風手段9により暖められた浴室1の空気中に含ませ、換気手段11で屋外へ排気することで本体乾燥を行う制御手段19を備えている。
また、この制御部18には、移行判定手段21と選択検知手段22と追加駆動指示手段23を有した前記本体乾燥運転モードを行うことを免除する本体乾燥運転モード免除手段20を備えている。
移行判定手段21は、前記ミスト運転の停止時に前記ミスト運転の停止時に本体乾燥運転モードへ移行する時間を判定するものである。
また、選択検知手段22は、前記本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転または暖房運転が選択されたかどうかを判定するものである。
また、追加駆動指示手段23は、選択検知手段22で乾燥運転または暖房運転が選択ことを判定した場合には、制御手段19に対し、前記乾燥運転または暖房運転時に駆動する前記各駆動手段(加熱手段8と送風手段9と換気手段11を示す)に追加して前記回転手段15および補助加熱手段16の駆動を指示するものである。
以上の構成において、本実施の形態におけるミスト機能付浴室暖房乾燥機3の基本動作について、図4のフローチャートを参照しながら乾燥運転による本体乾燥モードの免除について説明する。
設定操作手段17にて、ユーザーがミスト運転を開始すると同時にミスト運転の運転時間を設定し、ミスト運転を開始する(S1)。
ミスト運転時には前記加熱手段8と送風手段9と液体微細化手段10を駆動することなる。液体微細化手段10は、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し加湿を行うことで温度低下した空気を補助加熱手段16で再加熱して(S2)、浴室1内に吹出し、浴室1内をミストサウナ空間とすることができる。
ミスト運転は、設定操作手段17にて設定された運転時間(S3)または、ユーザーが設定操作手段17にて停止を押した場合(S4)には前記加熱手段8と送風手段9と液体微細化手段10を停止する(S5)。通常は、その後、本体乾燥運転モードに移行するまでに移行判定手段21によって所定の時間が経過することを判定して(S6)、所定の時間が経過すれば、本体乾燥運転モードに連動して移行する。
所定時間は、例えば1時間、ユーザーがミスト入浴後も入浴続ける時間を想定した時間であれば良い。
本体乾燥運転時には前記加熱手段8と送風手段9と回転手段15と換気手段11を駆動して、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し、加熱手段8および送風手段9により暖められた浴室1の空気中に含ませ、換気手段11で屋外へ排気することで本体乾燥を行い(S7)、10分経過した後(S8)、前記加熱手段8と送風手段9と回転手段15と換気手段11を停止して(S9)本体乾燥運転モードが終了する(S10)。
停止までの時間は、本体内が完全に乾燥する時間であれば良い。
本体乾燥モードに移行する前にユーザーが設定操作手段17にて乾燥運転を開始した場合は、本体乾燥運転モード免除手段20の選択検知手段22がこれを判定して(S11)、追加駆動指示手段23は、通常の乾燥運転の駆動手段である加熱手段8と送風手段9と換気手段11に追加して、回転手段15および補助加熱手段16を駆動するように制御手段19に対して指示をすることになる。
そして制御手段19は、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し、加熱手段8および送風手段9により暖められた空気中に含ませ、微細化した水を空気中に含ませることにより温度低下した空気を補助加熱手段16で再加熱し浴室1内に吹出し、浴室1内を暖め浴室1内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、その空気を換気手段11により排気口7から屋外へ排気することで浴室1内を乾燥および浴室1内に干した衣類を乾燥させると同時に本体乾燥を行い(S12)、10分間経過した後(S13)、回転手段15と補助加熱手段16を停止し(S14)、通常の乾燥運転へ移行する(S15)。
本体乾燥の時間は、本体内が完全に乾燥する時間であれば良い。
この動作のポイントは本体乾燥運転モード免除手段20の作用により、回転手段15を駆動させ加湿ディスク14を回転させ貯水部13の水を吸上げ微細化することと、微細化された水により、熱量を奪われた浴室1の空気を補助加熱手段16を駆動することにより再加熱して、通常の乾燥運転と差異のない乾燥能力を発揮することができることと、ミスト運転の停止時に連動して行っていた本体乾燥運転モードを免除できることにより、光熱費を無駄に消費することを解消することができる。
また、図5のフローチャートを参照しながら暖房運転による本体乾燥モードの免除について説明する。
設定操作手段17にて、ユーザーがミスト運転を開始すると同時にミスト運転の運転時間を設定し、ミスト運転を開始する(S16)。
ミスト運転時には前記加熱手段8と送風手段9と液体微細化手段10を駆動することなる。液体微細化手段10は、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し加湿を行うことで温度低下した空気を補助加熱手段16で再加熱して(S17)、浴室1内に吹出し、浴室1内をミストサウナ空間とすることができる。
ミスト運転は、設定操作手段17にて設定された運転時間(S18)または、ユーザーが設定操作手段17にて停止を押した場合(S19)には前記加熱手段8と送風手段9と液体微細化手段10を停止する(S20)。通常は、その後、本体乾燥運転モードに移行するまでに移行判定手段21によって所定の時間が経過することを判定して(S21)、所定の時間が経過すれば、本体乾燥運転モードに連動して移行する。
所定時間は、例えば1時間、ユーザーがミスト入浴後も入浴続ける時間を想定した時間であれば良い。
本体乾燥運転時には前記加熱手段8と送風手段9と回転手段15と換気手段11を駆動して、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し、加熱手段8および送風手段9により暖められた浴室1の空気中に含ませ、換気手段11で屋外へ排気することで本体乾燥を行い(S22)、10分経過した後(S23)、前記加熱手段8と送風手段9と回転手段15と換気手段11を停止して(S24)本体乾燥運転モードが終了する(S25)。
停止までの時間は、本体内が完全に乾燥する時間であれば良い。
本体乾燥モードに移行する前にユーザーが設定操作手段17にて暖房運転を開始した場合は、本体乾燥運転モード免除手段19は、選択検知手段22がこれを判定して(S26)、加熱手段8と送風手段9を駆動して通常の暖房運転を開始し(S27)、浴室1の暖房を始める。そのとき、浴室温度検知手段24例えばサーミスタにて、初期浴室温度を検知し30℃未満の場合は(S28)、浴室温度が初期浴室温度より10℃上昇するまで通常の暖房運転を継続し、浴室温度が初期浴室温度より10℃以上上昇した場合は(S29)、追加駆動指示手段23は、通常の暖房運転の駆動手段である加熱手段8と送風手段9に追加して、回転手段15および補助加熱手段16を駆動させるように制御手段19に指示を出すこととなる。
初期浴室温度は、浴室1内の空気が水を多く含むことができる温度であれば良く、浴室温度上昇は、初期浴室温度に比べ浴室1内の空気が水をより多く含むことができる温度であれば良い。
また、初期浴室温度が30℃を上回る場合は(S28)、追加駆動指示手段23は、通常の暖房運転の駆動手段である加熱手段8と送風手段9に追加して、回転手段15および補助加熱手段16を駆動させるように制御手段19に指示を出すこととなる。
そして制御手段19は、回転手段15で加湿ディスク14を回転することにより貯水部13の水を吸上げ微細化し、加熱手段8および送風手段9により暖められた空気中に含ませ、微細化した水を空気中に含ませることにより温度低下した空気を補助加熱手段16で再加熱し浴室1内に吹出し、浴室1内を暖め浴室1内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、浴室1に吹出すことで、浴室1内を暖めると同時に本体乾燥を行い(S30)、10分間経過した後(S31)、回転手段15と補助加熱手段16を停止し(S32)、通常の暖房運転へ移行する(S33)。
本体乾燥の時間は、本体内が完全に乾燥する時間であれば良い。
この動作のポイントは本体乾燥運転モード免除手段19が作用して、回転手段15を駆動させ加湿ディスク14を回転させ貯水部13の水を吸上げ微細化することと、微細化された水により、熱量を奪われた浴室1の空気を補助加熱手段16を駆動することにより再加熱して、通常の暖房運転と差異のない暖房能力を発揮することができることと、ミスト運転の停止時に連動して行っていた本体乾燥運転モードを免除できることにより、光熱費を無駄に消費することを解消することができる。
ミストサウナ装置、加湿装置、冷却装置、噴霧装置、洗浄装置、植物育成設備等への活用が期待される。また、水だけでなく、油や洗剤等のその他の液体の微細化設備にも利用することが可能である。
1 浴室
2 天井面
3 ミスト機能付浴室暖房乾燥機
4 本体ケース
5 吸込口
6 吹出し口
7 排気口
8 加熱手段
9 送風手段
10 液体微細化手段
11 換気手段
12 液体供給手段
13 貯水部
14 加湿ディスク
15 回転手段
16 補助加熱手段
17 設定操作手段
18 制御部
19 制御手段
20 本体乾燥運転モード免除手段
21 移行判定手段
22 選択検知手段
23 追加駆動指示手段
24 浴室温度検知手段

Claims (1)

  1. 浴室の空気を吸込む吸込口と吸込んだ空気を吹出す吹出し口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記吹出し口を結ぶ風路に設けて吸込んだ空気を加熱する加熱手段および浴室内の空気を循環する送風手段と、この送風手段と前記吹出し口間の風路内に設けて吸込んだ空気を加湿する液体微細化手段と、吸込口から吸込んだ空気を屋外へ排気する換気手段と、前記液体微細化手段は、液体を供給する液体供給手段と、供給された液体を貯める貯水部と、貯水部の液体を吸上げ微細化する加湿ディスクと、前記加湿ディスクを回転させる回転手段と、加湿を行うことで温度低下した空気を再加熱する補助加熱手段と、ミスト運転時には前記加熱手段と送風手段と液体微細化手段を駆動して、浴室内をミストサウナ空間とし、乾燥運転時には前記加熱手段と送風手段と換気手段を駆動して、浴室内を暖め浴室内の水蒸気および水滴を空気中に含ませ、その空気を排気することで浴室内を乾燥および浴室内に干した衣類を乾燥させ、暖房運転時には前記加熱手段と送風手段を駆動して、浴室内を暖め、ミスト運転の停止時に連動して前記貯水部の残液を乾燥させる本体乾燥運転モードとして前記加熱手段と送風手段と回転手段と換気手段を駆動して、前記回転手段で加湿ディスクを回転することにより貯水部の残液を吸上げ微細化し、加熱手段および送風手段により暖められた浴室の空気中に含ませ、換気手段で排気することで本体乾燥を行う制御手段を設けた制御部を備えたミスト機能付浴室暖房乾燥機であって、前記制御部には、前記ミスト運転の停止時に前記本体乾燥運転モードに移行する前に乾燥運転または暖房運転が選択されたかどうかを判定する選択検知手段と、前記選択検知手段で乾燥運転または暖房運転が選択ことを判定した場合には、制御手段に対し、前記乾燥運転および暖房運転時に駆動する前記各駆動手段に追加して前記回転手段および補助加熱手段の駆動を指示する追加駆動指示手段を有して前記本体乾燥運転モードを行うことを免除する本体乾燥運転モード免除手段を備えたミスト機能付浴室暖房乾燥機。
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