JP6089191B2 - 発電装置 - Google Patents
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前照灯用の発電機を利用するものでは、発電機から尾灯に電力を直接供給して走行中にのみ点滅させる物である。前照灯用の発電機を利用する物の他の形態は、自転車が停止している時も尾灯が点灯するようにしたものである(特許文献1参照)。その中では、前照灯と尾灯を分離し、発電機からの出力を整流してコンデンサー又は2次電池に充電して尾灯を点灯させ、又その一部を利用して方向指示機等にも利用している。
この吸引マグネット組立体8は図2(B)に示すように、吸引マグネット16を皿ネジ15とナット51等で取り付けた吸引マグネット保持板11と吸引マグネット保持板14とスペーサー13及び保持管12及び吸引金具9等で形成され、2本のスポーク4を挟んでスペーサー13を中央に入れ2つの穴に皿ネジ15を挿入しナット51等で固定される。
吸引マグネット16の表面上部に吸引金具9を磁気により磁化して吸着させ、この吸引金具9が位置ズレしないように外側に保持管12を取り付ける。この保持管12の内部に接着剤等を塗り吸引マグネット16に接着し、表面高さを吸引マグネット16より少し高くする。
図3(A)に示すように、ケース24に大穴39をあけ、その大穴39の外輪にコイル33のボビン17を接着剤等で接続し、ケース24に固定する。コイル33より出た線は、電線21により、ブリッジダイオード49、抵抗50を経て発光ダイオード2へ接続される。
コイル33の内部に発電マグネット28を挿入したパイプ23を挿入し、パイプ23の内部を発電マグネット28が自由に移動できるようにする。
これによりパイプ23内には発電マグネット28のみを使用し、動作させることもでき、又、ボビンレスコイルを利用して、直接パイプに取り付けても良く、それにより軽量化と簡略化がはかれる。
更にパイプ41の一方の外側にパイプカラー40を挿入し、クッション34を有する下部の蓋32をパイプカラー40がボビン17に接触するまで続けて挿入し、コイル33内でパイプ41が移動しないようにしっかり固定する。
この動作は自転車が低速で走行中でも瞬時に行なわれ、これにより、今度はコイル33の下端から上端まで発電マグネット28が移動し、コイル33には逆向きの電流が流れ、ブリッジダイオード49の整流により、終端の発光ダイオード2を再点灯する。
図6に示すように、ケースカバー25の側面にL金具43を取り付け、更に長穴44にネジ20を挿入しL型固定板45と連結する。L型固定板45は保持バンド接続板22と連結され、更にその先の保持バンド19に連結される。
この切れ込み46は、レーザーやカッターを利用しパイプ41の肉厚の半分近くまで入れ、車輪6が回転し、スポーク4や吸引マグネット16等に付着した物体が矢印48方向より当たり、外部から力が加わった際この部分より折れるようになる。これにより発電マグネット組立体10とスポーク4等の間で車輪6がロックし急停止するのを避けることができ、より安全性を高めることができる。
図11は、図6のパイプ41内部の部品はそのままで、外側のパイプカラー40を取り去り、両端に蓋32を取り付けたパイプ41をコイル33と分離し、そのパイプ41をサドル52で押さえ、そのサドル52をパイプ保持板53にネジ20で固定して、更にケースカバー25に取り付けた斜視図である。
図12は実施例1の図3(A)の斜視図の発電マグネット組立体10を左側面より見た図であり、図3(A)のコイル33よりパイプ23や蓋32等を削除した図である。
図12のように発電マグネット28は、ネジや接着剤等でマグネット保持板57の一端に固定され、マグネット保持板57の一方の端部は兆番54により、ケース24にネジ等で固定される。
これにより、移動部の吸引マグネット16が矢印58方向より近づくと、その反発力により、固定部の発電マグネット28はコイル33内部へ移動し、コイル33に電流が流れ、発光ダイオード2を点灯する。
上記実施例1〜8までの発電方法では移動部の吸引マグネット16の接近により直接固定部の発電マグネット28を反発、又は吸引して移動させていたが、図13に示すように、移動部の吸引マグネット16の接近により回転軸59を支点として反発マグネット61を反発して移動させ、それと連結し離れた場所にある固定部の発電マグネット28を移動させるようにしたものである。
マグネット保持板66の上端にワイヤー63を接続し、プーリー62を介して発電マグネット28へ接続させる。又この発電マグネット28の他方端に引っ張りバネ64を接続し、コイル33内を通って引っ張りバネ64を固定台65に固定する。
発電マグネット28を移動部の吸引マグネット16より離れた場所に設置することが可能となり、移動部の吸引マグネット16が存在する別の場所で発電、発光させることができるようになる。
更に吸引マグネット16が離れ吸引力が弱まると、今度は引っ張りバネ64の引力により発電マグネット28が瞬時にコイル33内を通って元の位置へ移動し、再度コイル33に逆向きの電流が流れ、ブリッジダイオード49で整流され、発光ダイオード2を再点灯することができる。
2 発光ダイオード(LED)
3 フレーム
4 スポーク
5 フェンダー
6 車輪
7 吸引板
8 吸引マグネット組立体
9 吸引金具
10 発電マグネット組立体
11 吸引マグネット保持板
12 保持管
13 スペーサー
14 吸引マグネット保持板
15 皿ネジ
16 吸引マグネット
17 ボビン
18 ストッパー
19 保持バンド
20 ネジ
21 電線
22 保持バンド接続板
23 パイプ
24 ケース
25 ケースカバー
26 接続部材
27 接続部材
28 発電マグネット
29 パイプガイド
30 クッション
31 圧縮バネ
32 蓋
33 コイル
34 クッション
35 銅線
36 矢印
37 穴
38 ネジ穴
39 大穴
40 パイプカラー
41 パイプ
42 コンセント
43 L金具
44 長穴
45 L型固定板
46 切れ込み
47 蓋
48 矢印
49 ブリッジダイオード
50 抵抗
51 ナット
52 サドル
53 パイプ保持板
54 兆番
55 反発マグネット
56 停止板
57 マグネット保持板
58 矢印
59 回転軸
60 矢印
61 反発マグネット
62 プーリー
63 ワイヤー
64 引っ張りバネ
65 固定台
66 マグネット保持板
67 連結棒
68 横フレーム
69 ペダル
70 ペダルフレーム
Claims (7)
- 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、回転する移動部に前記発電マグネットと反発する前記吸引マグネットを有する吸引マグネット組立体を取り付け、
一方で、パイプ内部に前記吸引マグネットと反発する前記発電マグネットと、前記発電マグネットに接する伸縮性のバネを有し、前記パイプを内部に挿入した前記コイルを有する発電マグネット組立体を、前記発電マグネットの移動方向が、前記移動部の回転軸と平行となるように取り付け、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記発電マグネットを反発させて前記コイル内を移動させることにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記発電マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記発電マグネットに接する前記バネの反発力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電装置。 - 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、回転する移動部に前記発電マグネットと反発する前記吸引マグネットを有する吸引マグネット組立体を取り付け、
一方で、パイプの一端に前記発電マグネットに反発力を与える極性のマグネットを有する蓋を取り付け、前記パイプ内部に前記吸引マグネットと反発する前記発電マグネットを有し、前記パイプを内部に挿入した前記コイルを有する発電マグネット組立体を、前記発電マグネットの移動方向が、前記移動部の回転軸と平行となるように取り付け、
前記蓋に取り付けた前記マグネットの反発力により、前記発電マグネットを前記コイルの端へ移動させておき、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記発電マグネットを反発させて前記コイル内を移動させることにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記発電マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記蓋に取り付けた前記マグネットの反発力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電装置。 - 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、移動部に前記発電マグネットと反発する前記吸引マグネットを有する吸引マグネット組立体を取り付け、
一方で、パイプ内部に前記吸引マグネットと反発する前記発電マグネットと、前記発電マグネットに接する伸縮性のバネを有し、前記パイプを内部に挿入した前記コイルを有する発電マグネット組立体を固定し、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記発電マグネットを反発させて前記コイル内を移動させることにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記発電マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記発電マグネットに接する前記バネの反発力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とし、
前記発電マグネット組立体に磁性体の吸引板を設け、
前記吸引板を移動可能にすることで、前記パイプ内にある前記発電マグネットに近づけて、前記発電マグネットと前記吸引板の磁力により前記発電マグネットを吸引させて移動を停止し、
又、前記吸引板を遠ざけて前記発電マグネットとの磁力による吸引を開放し、コイル内での移動を可能にすることで、電気エネルギーのオン、オフをできるようにした事を特徴とした発電装置。 - 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、移動部に前記発電マグネットと反発する前記吸引マグネットを有する吸引マグネット組立体を取り付け、
一方で、パイプの一端に前記発電マグネットに反発力を与える極性のマグネットを有する蓋を取り付け、前記パイプ内部に前記吸引マグネットと反発する前記発電マグネットを有し、前記パイプを内部に挿入した前記コイルを有する発電マグネット組立体を固定し、
前記蓋に取り付けた前記マグネットの反発力により、前記発電マグネットを前記コイルの端へ移動させておき、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記発電マグネットを反発させて前記コイル内を移動させることにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記発電マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記蓋に取り付けた前記マグネットの反発力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とし、
前記発電マグネット組立体に磁性体の吸引板を設け、
前記吸引板を移動可能にすることで、前記パイプ内にある前記発電マグネットに近づけて、前記発電マグネットと前記吸引板の磁力により前記発電マグネットを吸引させて移動を停止し、
又、前記吸引板を遠ざけて前記発電マグネットとの磁力による吸引を開放し、コイル内での移動を可能にすることで、電気エネルギーのオン、オフをできるようにした事を特徴とした発電装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載の発電装置において、前記コイルを前記発電マグネット組立体のケースに取り付けて固定し、
前記パイプの両端に蓋を取り付け、これら両端の前記蓋により前記コイルに前記パイプを挟んで固定し、
又は前記パイプの一端の外側にパイプガイドを取り付け、パイプの一方の端部に前記蓋を取り付けて、前記パイプを前記蓋と前記パイプガイドにより前記コイルに前記パイプを固定することで、前記コイル内部に挿入した前記パイプを取り外しできるようにした事を特徴とした発電装置。 - 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、回転する移動部に前記発電マグネットと反発する前記吸引マグネットを有する吸引マグネット組立体を取り付け、
一方で、前記吸引マグネットと反発する前記発電マグネットを取り付けたマグネット保持板の一端を、前記発電マグネットの移動方向が前記移動部の回転軸と平行となるように、前記コイルを有する発電マグネット組立体に取り付け、
更に、前記発電マグネットに反発力を与える反発マグネットを前記発電マグネット組立体に取り付け、前記反発マグネットの反発力により、前記発電マグネットを前記コイルの端へ移動させておき、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記マグネット保持板の一端を支点として前記発電マグネットを反発させ、前記コイル内を移動させることにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に移動部の前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記発電マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記発電マグネット組立体に取り付けた前記反発マグネットの反発力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電装置。 - 吸引マグネットの移動によって発電マグネットがコイル内を移動して発電する発電装置において、移動部に吸引マグネットを取り付け、
一方で、移動部の前記吸引マグネットに反発力を与える反発マグネットが取り付けられたマグネット保持板の一端に回転軸を設け、前記マグネット保持板の一方の端部に接続されたワイヤーを前記発電マグネットの一端に取り付け、
更に、前記発電マグネットの一方の端部に伸縮性のバネを接続して前記バネの一方の端部を固定して前記発電マグネットと前記バネの外側に前記コイルを配置し、
移動部の前記吸引マグネットを移動して近づけ、前記マグネット保持板の回転軸を支点として前記反発マグネットを反発させて移動させ、前記マグネット保持板に接続された前記ワイヤーを引っ張って、前記発電マグネットが前記コイル内を移動することにより前記コイルに誘導電流を発生させ、
更に前記吸引マグネットが移動して遠ざかり、前記反発マグネットとの反発する磁力が弱まることで、前記発電マグネットに接する前記バネの伸縮力により、再度前記発電マグネットが前記コイル内を通り、誘導電流を発生させて元の位置へ移動し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電装置。
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