JP6089083B1 - カプラ用コネクタ、カプリング用ユニット、および同軸コネクタ利用方法 - Google Patents

カプラ用コネクタ、カプリング用ユニット、および同軸コネクタ利用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のカプラを用いることなく、監視対象の監視信号を取得すること。【解決手段】略L字形状の第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタ、に固定可能なカプラ用コネクタであって、カプラ用コネクタ本体を、第1のケーブルと干渉しない方向から、同軸コネクタに接続するための接続機構と、第1のケーブルから漏出されてなる信号を、第1のケーブルを流れる主信号を監視するための監視信号として取得する取得部とを備えている。そして、接続機構によってカプラ用コネクタ本体が同軸コネクタに接続された場合、取得部の先端と、第1のケーブルの略L字形状を形成するコーナ部との間に、ギャップを設けるようにしている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、例えばRFシステムにおける送信系統、受信系統、およびローカル系統において主信号を監視するために、同軸コネクタに接続されて使用されるカプラ用コネクタ、同軸コネクタの利用方法、およびカプラ用コネクタと同軸コネクタからなるカプリング用ユニットに関する。
従来、送信系統、受信系統、およびローカル系統において主信号を監視するためには、これら系統を構成するミキサ、コンバータ、増幅器等といった各監視対象の主信号をそれぞれ、個別のカプラにより分岐させ、専用の監視回路を構成することによってなされている。
国際公開第2010/100981号 特開昭59−73867号公報
しかしながら、このような従来の方法では、以下のような問題がある。
すなわち、カプラは、監視対象毎に設ける必要があるので、カプラの数は膨大となる。これによって、部品数が増大し、コストアップをもたらすのみならず、装置の複雑化、さらには、装置の重量の増加をももたらしているという問題がある。
また、これらカプラには、市販の汎用品が用いられるのが一般的である。しかしながら、市販の汎用品は、比較的サイズが大きく、また、カスタマイズされていないことから、一般に、装置内にうまく収納することができず、専用の収納スペースを必要する。装置内にうまく収納できるようにカスタマイズすることもできるが、その場合、コストが大幅なアップをもたらすので、現実的ではない。
このように、従来のカプラは、装置の大型化をもたらしているという問題もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、このような従来のカプラを用いることなく、同軸コネクタに固定可能な簡素な構成によって、監視対象の監視信号を取得することによって、部品数を削減し、装置の簡素化、軽量化、および小型化を図ることが可能なカプラ用コネクタおよびカプリング用ユニットを提供することにある。
また、その第2の目的は、監視信号を取得する場合には、カプラ用コネクタを接続し、監視信号を取得しない場合には、カプラ用コネクタを接続せずに、接続部を、非電導性の閉塞用蓋を用いて閉塞することによって、監視信号を取得しない場合には、装置全体の構成の簡素化を図ることが可能な同軸コネクタの利用方法を提供することにある。
実施形態のカプラ用コネクタは、略L字形状の第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタ、に固定可能なカプラ用コネクタであって、カプラ用コネクタ本体を、第1のケーブルと干渉しない方向から、同軸コネクタに接続するための接続機構と、第1のケーブルから漏出されてなる信号を、第1のケーブルを流れる主信号を監視するための監視信号として取得する取得部とを備えている。
そして、接続機構によってカプラ用コネクタ本体が同軸コネクタに接続された場合、取得部の先端と、第1のケーブルの略L字形状を形成するコーナ部との間に、ギャップを設けるようにしている。
同軸コネクタと、同軸コネクタに固定される第1の実施形態に係るカプラ用コネクタの構成例を示す斜視図である。 (a)図1に対応する立断面図と、(b)カプラ用コネクタが同軸コネクタに固定された状態における立断面図である。 (a)主信号の損失量を測定するための構成例と、(b)監視信号の損失量を測定するための構成例である。 図3に示す構成において測定された主信号および監視信号の損失量を示す図である。 (a)第2の実施形態で適用される同軸コネクタとカプラ用コネクタとを示す立断面図と、(b)この同軸コネクタにカプラ用コネクタが固定された状態を示す立断面図である。 同軸コネクタと、第3の実施形態において適用される閉塞用蓋の構成例を示す斜視図である。 (a)図6に対応する立断面図と、(b)閉塞用蓋が同軸コネクタに固定された状態における立断面図である。
以下に、本発明の各実施形態のカプラ用コネクタを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るカプリング用ユニットを構成している同軸コネクタ40と、同軸コネクタ40に固定されるカプラ用コネクタ10との各構成例を示す斜視図である。
図2(a)は、図1に対応する立断面図である。
すなわち、本実施形態に係るカプラ用コネクタ10は、中央に位置する中央板部12を境とする両側に、メスのネジコネクタ14(a),14(b)を備えており、ネジコネクタ14(a),14(b)の外周がネジ切りされている。
ネジコネクタ14(a)は、通常のメスのネジコネクタのように、図2(a)における上方から、図示しないオスのネジコネクタが接続された場合に、オスのネジコネクタの導体ケーブルが挿入され、オスの導体ケーブルと電気的に接続されるようになる導体ケーブル16を、中心軸に沿って備えている。
一方、ネジコネクタ14(b)の先端(すなわち、図2(a)における下端)の構成は、ネジコネクタ14(a)とは異なり、導電体から構成される取得部18が配置されている。取得部18は、後述するように、主信号が流れる導体ケーブル44および導体ケーブル46から漏出されてなる信号を、主信号を監視するための監視信号として取得する部位であり、導体ケーブル16と接続している。
ネジコネクタ14(b)は、同軸コネクタ40のネジコネクタ42(a)にネジ込み可能な構成となっており、カプラ用コネクタ10本体を、同軸コネクタ40に固定するための固定機構として機能する。
図2(b)は、ネジコネクタ14(b)が、ネジコネクタ42(a)にネジ込まれることによって、カプラ用コネクタ10が、同軸コネクタ40に固定された状態を示している。
同軸コネクタ40の内部には保持部45によって、導体ケーブル44が、同軸コネクタ40の中心軸に沿って位置するように保持されている。保持部45は、絶縁物質によって構成されており、これによって、導体ケーブル44は、外部との絶縁性が維持される。
カプラ用コネクタ10が、同軸コネクタ40に固定された状態では、取得部18と、導体ケーブル44の先端部との間に、所定距離のギャップGが維持される。ギャップGは、例えば空気のような誘電媒質で満たされている。
導体ケーブル44の取得部18側の先端部には、導体ケーブル44と直交する方向に、すなわち、図2における右方向に、同軸コネクタ40の外部まで至る導体ケーブル46が半田付け等によって結合されている。このように導体ケーブル44と導体ケーブル46とで略L字形状のコーナ部を形成する。導体ケーブル46は、絶縁シールド48で覆われている。
ネジコネクタ42(b)が設けられている同軸コネクタ40の図2における下側は、通常のオスのネジコネクタのように、図2における下方から、図示しないメスのネジコネクタが接続された場合に、導体ケーブル44の先端がメスのネジコネクタの導体内に挿入し、メスの導体ケーブルと電気的に接続するようになっている。
なお、ここでは、一例として、ネジコネクタ42(#b)を、オスのネジコネクタとして示しているが、メスのネジコネクタとしても実現できることは、当業者であれば理解できるであろう。
このようにしてカプラ用コネクタ10を、導体ケーブル44、46と干渉しない方向から、同軸コネクタ40に接続することによって固定した状態で、導体ケーブル44、46に、主信号を流す。
すると、取得部18は、導体ケーブル44、46を流れる主信号を監視するための、導体ケーブル44、46とのカプリングを得るカプリング機構として機能する。
この機能を以下に説明する。
図3は、同軸コネクタ40にカプラ用コネクタ10が固定され、カプラ用コネクタ10に、オスのネジコネクタ50が接続された例を示す概念図である。図3では、カプラ用コネクタ10の中央板部12が見えている。ネジコネクタ50の内部には、導体ケーブル54が備えられており、ネジコネクタ50がカプラ用コネクタ10のネジコネクタ42(a)に接続されることによって、導体ケーブル16と接続されるようになる。導体ケーブル54は、絶縁シールド52内を通っている。
一方、同軸コネクタ40からは、導体ケーブル46が内部を通っている絶縁シールド48が、図3における右方向に伸びている。
図4におけるグラフaは、図3(a)に示すように、測定装置30によって測定された、導体ケーブル44と導体ケーブル46との間の損失量を示す図である。図4は、横軸が周波数(MHz)を、縦軸が損失量(dB)を示している。
すなわち、導体ケーブル44と導体ケーブル46とは、導通しているので、主信号が通過する通過ラインを形成している。このような通過ラインでは、理想的には減衰はないので、全周波数にわたってほぼ0(dB)という損失量を示している。
一方、図4におけるグラフbは、図3(b)に示すような構成で得られた導体ケーブル46に対する導体ケーブル54の損失量を示す図である。
導体ケーブル54は、導体ケーブル46とは導通していないので、導体ケーブル46およびそれに接続されている導体ケーブル44、すなわち通過ラインに対するカプリングを得るためのカプリングラインとなる。
すなわち、図4におけるグラフbは、通過ラインに対するカプリングラインの損失量を示している。図4におけるグラフbのように、通過ラインに対するカプリングラインの損失量は、低周波数領域において大きいが、周波数が大きくなるに伴って徐々に小さくなり、12000(MHz)以降はほぼ飽和し、約−15(dB)となっている。
これは、通過ライン、特にコーナ部から漏出した信号を、取得部18が受け取っているからである。
したがって、図4に示すような通過ラインに対するカプリングラインのこのような特性は、ギャップGの大きさを変えることによって変動する。ギャップGを小さくすると、取得部18は、通過ライン、特にコーナ部から漏出した信号をより受け取り易くなるので、図4中においてAで示すように、グラフbは全体的に上側にシフトし、損失量は小さくなる。逆に、ギャップGを大きくすると、取得部18は、通過ラインから漏出した信号をより受け取りにくくなるので、図4中においてBで示すように、グラフbは全体的に下側にシフトし、損失量は大きくなる。
また、通過ラインに対するカプリングラインのこのような特性は、ギャップGを満たす誘電媒質を変えることもよっても変動する。
すなわち、ギャップGを誘電率の高い媒質で満たせば、取得部18は、通過ラインから漏出した信号をより受け取り易くなるので、図4中においてAで示すように、グラフbは全体的に上側にシフトし、損失量は小さくなる。逆に、ギャップGを誘電率の低い媒質で満たせば、取得部18は、通過ラインから漏出した信号をより受け取りにくくなるので、図4中においてBで示すように、グラフbは全体的に下側にシフトし、損失量は大きくなる。
したがって、ギャップGの寸法や、ギャップGを満たす誘電媒質の材質を適切に選択することによって、通過ラインに対する所望の損失量を示すようなカプリングラインを、カプラ用コネクタ10を同軸コネクタ40に固定することによって形成することができる。そして、このカプリングラインの信号強度を把握することによって、通過ラインに所望の電流が流れ得ているか否かを監視することが可能となる。
また、通過ラインから漏出した信号を、取得部18においてより効率的に受け取るためには、図2(b)に示すように、略L字形状のコーナ部の近傍に、取得部18を配置することが好ましい。
上述したように、本実施形態によれば、従来のカプラを用いることなく、同軸コネクタ40に固定可能な簡素な構成のカプラ用コネクタ10によって、主信号を監視するための監視信号を取得し、この監視信号に基づいて、所望の強度の主信号が流れているか否かを把握することができる。
これによって、部品数を削減し、装置全体の簡素化、軽量化、および小型化を図ることが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を説明する。
本実施形態では、カプラ用コネクタ10の構成は、第1の実施形態と同一であるが、カプラ用コネクタ10が接続される同軸コネクタ60の構成が異なる。
したがって、ここでは、カプラ用コネクタ10の構成については、図面において、第1の実施形態と同じ符号を付すことによって、詳細な説明を避け、同軸コネクタ60については、詳細に説明する。
図5(a)は、本実施形態で適用される同軸コネクタ60に、カプラ用コネクタ10が接続される状態を示す立断面図である。
本実施形態で適用される同軸コネクタ60は、T字形状をしており、3方向にオスのネジコネクタ62(#a),62(#b),62(#c)を備えている。なお、ここでは、一例として、ネジコネクタ62(#b),62(#c)を、オスのネジコネクタとして示しているが、このうちの何れかがメスのネジコネクタとしても実現できることは、当業者であれば理解できるであろう。
このうちネジコネクタ62(#a)は、図5(b)に示すように、カプラ用コネクタ10のネジコネクタ14(b)と接続されるためのコネクタである。残りの2つのネジコネクタ62(#b),62(#c)は、導体ケーブル44に、外部の導体ケーブルを接続するためのコネクタである。
導体ケーブル44は、2つのネジコネクタ62(#b),62(#c)を含む軸の中心に沿って位置するように、保持部45によって保持されている。
ネジコネクタ62(b)に、図5(a),(b)における左側から、図示しないメスのネジコネクタが接続された場合に、導体ケーブル44がメスのネジコネクタの導体内に挿入し、メスの導体ケーブルと電気的に接続するようになる。
同様に、ネジコネクタ62(c)に、図5(a),(b)における右側から、図示しないメスのネジコネクタが接続された場合に、導体ケーブル44がメスのネジコネクタの導体内に挿入し、メスの導体ケーブルと電気的に接続するようになる。
図5(b)に示すように、カプラ用コネクタ10が、同軸コネクタ60に固定された状態では、取得部18と、導体ケーブル44の先端部との間に、所定距離のギャップGが維持される。ギャップGは、例えば空気のような誘電媒質で満たされている。
このように、導体ケーブル44に平行になるように取得部18を配置した場合であっても、取得部18は、導体ケーブル44の表面から漏出した信号を受け取り、この信号を監視信号として利用することによって、第1の実施形態と同様に、主信号を監視することができる。したがって、本実施形態でも同様に、部品数を削減し、装置全体の簡素化、軽量化、および小型化を図ることが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態を説明する。
本実施形態に係るカプリング用ユニットは、カプラ用コネクタ10および同軸コネクタ40,60に加えて、図6に示すような非電導性の閉塞用蓋70をさらに備えてなる。
本実施形態で適用される同軸コネクタは、第1および第2の実施形態で説明したものと同じであるので、ここでは、同軸コネクタの構成については、図面において、第1および第2の実施形態と同じ符号を付すことによって、詳細な説明を避ける。
すなわち、本実施形態では、カプラ用コネクタ10を使用しない場合には、図6に示すような非電導性の閉塞用蓋70を、カプラ用コネクタ10の代わりに、同軸コネクタ40に固定する。
図7(a)に示すように、閉塞用蓋70は、閉塞蓋71と、ネジコネクタ72とを備えてなる。そして、ネジコネクタ72は、図7(b)に示すように、同軸コネクタ40のネジコネクタ42(a)にネジ込み可能な構成となっている。
同軸コネクタ40は、第1の実施形態で説明したように、導体ケーブル44、46を流れる主信号を監視する場合には、カプラ用コネクタ10が接続されるが、主信号を監視しない場合、すなわち、監視信号を取得しない場合には、ネジコネクタ42(a)にネジコネクタ72が固定されることによって、カプラ用コネクタ10の代わりに、非電導性の物質で構成されている閉塞用蓋70が固定される。ネジコネクタ72の深さは浅く、ネジコネクタ42(a)にネジコネクタ72が完全に固定された状態であっても、ネジコネクタ72の先端は、導体ケーブル44,46には接触しない。
このようにして、主信号を監視しない場合、すなわち監視信号を取得しない場合には、同軸コネクタ40のネジコネクタ42(a)には、カプラ用コネクタ10は固定されず、代わりに、非電導性の物質で構成されている閉塞用蓋70が固定されることによって、ネジコネクタ42(a)が閉塞され、同軸コネクタ40を、通常の同軸コネクタとして使用することが可能となる。
同様に、第2の実施形態で説明したように、同軸コネクタ60は、導体ケーブル44を流れる主信号を監視する場合には、ネジコネクタ62(a)にカプラ用コネクタ10が固定される。しかしながら、主信号を監視しない場合、すなわち、監視信号を取得しない場合には、カプラ用コネクタ10のネジコネクタ62(a)には、カプラ用コネクタ10の代わりに、閉塞用蓋70が固定されることによって、ネジコネクタ42(a)が閉塞される。これによって、同軸コネクタ60を、通常の同軸コネクタとして使用することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、監視信号を取得しない場合には、カプラ用コネクタ10を排除し、同軸コネクタ40,60を、通常の同軸コネクタとして利用できることから、装置全体の構成の簡素化を図ることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、カプラ用コネクタ10は、メスのネジコネクタ14(a),14(b)を備えているが、同様に、オスのネジコネクタとしても実現できることが当業者であれば理解できるであろう。さらに当業者であれば、ネジコネクタ14(b)をオスのネジコネクタとする場合、それに合わせて、同軸コネクタの対応するネジコネクタを、メスのネジコネクタとして、適切に変形することによって、前述したカプラ用コネクタ10と同様の機能を実現することも可能であろう。
10 カプラ用コネクタ、12 中央板部、14 ネジコネクタ、16 導体ケーブル、18 取得部、30 測定装置、40 同軸コネクタ、42 ネジコネクタ、44 導体ケーブル、45 保持部、46 導体ケーブル、48 絶縁シールド、50 ネジコネクタ、52 絶縁シールド、54 導体ケーブル、60 同軸コネクタ、62 ネジコネクタ、70 閉塞用蓋、71 閉塞蓋、72 ネジコネクタ

Claims (9)

  1. 略L字形状の第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタ、に固定可能なカプラ用コネクタであって、
    カプラ用コネクタ本体を、前記第1のケーブルと干渉しない方向から、前記同軸コネクタに固定するための固定機構と、
    前記第1のケーブルから漏出されてなる信号を、前記第1のケーブルを流れる主信号を監視するための監視信号として取得する取得部とを備え、
    前記固定機構によって前記カプラ用コネクタ本体が前記同軸コネクタに固定された場合、前記取得部の先端と、前記第1のケーブルの略L字形状を形成するコーナ部との間に、ギャップを設けるようにした、カプラ用コネクタ。
  2. 前記略L字形状の第1のケーブルは、2つの直交するケーブルが接続されてなる、請求項1に記載のカプラ用コネクタ。
  3. 第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタ、に固定可能なカプラ用コネクタであって、
    カプラ用コネクタ本体を、前記第1のケーブルとほぼ直交する方向から、前記同軸コネクタに固定するための固定機構と、
    前記第1のケーブルから漏出されてなる信号を、前記第1のケーブルを流れる主信号を監視するための監視信号として取得する取得部とを備え、
    前記固定機構によって前記カプラ用コネクタ本体が前記同軸コネクタに固定された場合、前記取得部の先端と、前記第1のケーブルとの間に、ギャップを設けるようにした、カプラ用コネクタ。
  4. 前記取得部に接続され、前記取得部によって取得された監視信号を伝送するための第2のケーブル、をさらに備えた請求項3に記載のカプラ用コネクタ。
  5. 前記ギャップは誘電媒質で満たされている、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のカプラ用コネクタ。
  6. 前記ギャップの材質および大きさを変えることによって、前記監視信号の強度を調整するようにした、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載のカプラ用コネクタ。
  7. 第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタの利用方法であって、
    前記第1のケーブルから漏出されてなる信号を、前記第1のケーブルを流れる主信号を監視する監視信号として取得する場合には、前記同軸コネクタに設けられた固定部に、前記請求項1乃至6のうち何れか1項に記載されたカプラ用コネクタを固定し、
    前記監視信号を取得しない場合には、前記固定部に、前記カプラ用コネクタの代わりに、非電導性の閉塞用蓋を固定することによって、前記固定部を閉塞するようにした、同軸コネクタの利用方法。
  8. 略L字形状の第1のケーブルが内部を通過する同軸コネクタと、前記同軸コネクタに固定可能なカプラ用コネクタとを備えてなるカプリング用ユニットであって、
    前記カプラ用コネクタは、
    カプラ用コネクタ本体を、前記第1のケーブルと干渉しない方向から、前記同軸コネクタに固定するための固定機構と、
    前記第1のケーブルから漏出されてなる信号を、前記第1のケーブルを流れる主信号を監視するための監視信号として取得する取得部とを備え、
    前記固定機構によって前記カプラ用コネクタ本体が前記同軸コネクタに固定された場合、前記取得部の先端と、前記第1のケーブルの略L字形状を形成するコーナ部との間に、誘電媒質で満たされたギャップが維持され、
    前記監視信号を取得する場合、前記固定機構によって前記カプラ用コネクタ本体を前記同軸コネクタに固定し、前記ギャップの大きさの調整、および前記誘電媒質の選択によって、前記監視信号の大きさを調整可能な、カプリング用ユニット。
  9. 前記監視信号を取得しない場合、前記固定機構によって、前記同軸コネクタに、前記カプラ用コネクタ本体の代わりに固定される、前記固定機構を閉塞するための、非電導性の閉塞用蓋をさらに備えた、請求項8に記載のカプリング用ユニット。
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