JP6088787B2 - プログラム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム - Google Patents

プログラム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザインターフェースに関する。
オブジェクトをスクロールさせる画像を表示する技術が知られている。特許文献1は、複数のオブジェクトがスクロールされている場合において、区切りとなる特定位置が表示されているときには、特定位置が表示されていない場合と比べて移動量が少なくなるように移動量を決定する技術を開示している。
特開2012−150558号公報
本発明は、より自然な操作感をユーザに提供する。
本発明は、コンピュータを、所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段として機能させるためのプログラムを提供する。
前記第1制御手段は、前記拡大または縮小の際、前記基準点の位置に対する前記拡大または縮小前の前記所定領域内における前記注視点の位置の方向に、前記注視点を移動させてもよい。
前記第1制御手段は、前記基準点の位置から前記所定領域内における前記注視点の位置までの距離が長いほど前記注視点の変化量を大きくしてもよい。
前記基準点は、前記所定領域の中心であってもよい。
このプログラムは、前記コンピュータを、前記表示領域を移動させる移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段としてさらに機能させ、前記第1制御手段は、前記拡大または縮小の際、前記移動指示により示される方向に応じて前記注視点を移動させてもよい。
前記第2制御手段は、前記拡大・縮小指示および前記移動指示に基づいて、前記表示領域を移動、および/または拡大または縮小させてもよい。
前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて、前記基準点に対する前記拡大または縮小前の前記所定領域内における前記注視点の位置の方向への移動量を決定してもよい。
前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示に応じて決められるベクトルに応じて、前記基準点に対する前記拡大または縮小前の前記所定領域内における前記注視点の位置の方向への移動量を決定してもよい。
前記第1制御手段は、前記ベクトルの向きと前記基準点から前記所定領域内における前記注視点に向かう向きとが同じときよりも前記ベクトルの向きと前記基準点から前記所定領域内における前記注視点に向かう向きとが逆のときに移動量が小さくなるように前記移動量を決定してもよい。
前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて決められる方向に前記所定領域内における前記注視点を移動させてもよい。
また、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段とを有する情報処理装置を提供する。
さらに、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付けるステップと、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出するステップと、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させるステップとを有する情報処理方法を提供する。
さらに、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段とを有する情報処理システムを提供する。
さらに、本発明は、コンピュータを、所定領域の少なくとも一部である表示領域を移動させる移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、前記表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示の履歴に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記移動指示、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動、および/または拡大または縮小させる第2制御手段として機能させるためのプログラムを提供する。
前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて決められる方向に前記所定領域内における前記注視点を移動させてもよい。
さらに、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を移動させる移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、前記表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示の履歴に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記移動指示、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動、および/または拡大または縮小させる第2制御手段とを有する情報処理装置を提供する。
さらに、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を移動させる移動指示を受け付けるステップと、前記表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付けるステップと、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示の履歴に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出するステップと、前記移動指示、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動、および/または拡大または縮小させるステップとを有する情報処理方法を提供する。
さらに、本発明は、所定領域の少なくとも一部である表示領域を移動させる移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、前記表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示の履歴に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、前記移動指示、前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動、および/または拡大または縮小させる第2制御手段とを有する情報処理システムを提供する。
本発明によれば、より自然な操作感がユーザに提供される。
本実施形態における仮想空間50を例示する図。 比較例における画像のスクロールおよび拡大を例示する図。 本実施形態における画像のスクロールおよび拡大を例示する図。 一実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示す図。 情報処理装置1のハードウェア構成を示す図。 情報処理装置1の動作を示すフローチャート。 タッチスクリーン202に表示される画像を例示する図。 操作入力と入力ベクトルとの関係を例示する図。 注視点の移動方向を例示する図。 注視点の移動範囲を例示する図。
1.概要
図1は、本実施形態における仮想空間50を例示する図である。この例で、仮想空間50は、3次元仮想空間である。仮想空間50は、フィールド51およびオブジェクト52を有する。フィールド51は、オブジェクトが配置されるフィールドを表す画像であり、仮想空間内の所定の面に貼り付けられている。オブジェクト52は、仮想空間内に配置された仮想オブジェクトであり、例えば、アイコン、キャラクター(人、動物、モンスター等)、建造物(家、塔、城等)、自然物(山、川、樹木、岩等)、およびフィールドに定着しない工作物(車、ブロック等)等を表すもののうち少なくとも一つを含む。図1の例では、それぞれキャラクターを表す複数のオブジェクト52が配置されている。
仮想空間50には仮想カメラ(図示略)が設けられており、この仮想カメラで仮想的に撮影された画像が表示装置に表示される。領域53は、この仮想カメラにより撮影される領域、すなわち表示装置に表示される領域を表している。領域53は、ユーザの操作入力に応じて移動、拡大、または縮小する。すなわち、表示装置に表示される画像は、操作入力に応じてスクロール、拡大、または縮小する。領域53に対しては、自由移動範囲54が設定されている。領域53は、自由移動範囲54の内部であれば仮想カメラの操作に応じて自由に移動するが、自由移動範囲54の外部においては、領域53の移動は、自由移動範囲54の内部にある場合と比較して制限される。なおこの例では、領域53は自由移動範囲54を超えることが一切できないわけではない。決められた制限のもと、領域53の少なくとも一部が自由移動範囲54の外に出る場合がある。また、自由移動範囲54は3次元形状を有しているが、図1では単純化して2次元的な形状を示している。
このような仮想空間50を提供するシステムを、ユーザは例えば以下のように使用する場合がある。ユーザは、複数のオブジェクト52の中から所望のオブジェクトを探すため、領域53を移動させる。所望のオブジェクトを見つけると、ユーザは、そのオブジェクトの詳細を確認するため、画像を拡大する。
図2は、比較例における画像のスクロールおよび拡大を例示する図である。領域53を移動させていたユーザは、所望のオブジェクト(例えばハッチングされたオブジェクト)を画面内に発見すると(図2(a)。矢印は領域53の移動方向を示している)、画像の拡大(すなわち領域53の縮小)を指示する。画像は、決められた基準点を中心として拡大される。この例で、拡大の基準点は、領域53の中心点である(以下、領域53の中心点を注視点Psという)。比較例においては、拡大の前後で、仮想空間50における注視点の位置は移動しない。ここで、拡大を指示したときの注視点とオブジェクトとの位置関係によっては、拡大後に、所望のオブジェクトが領域53の外に出てしまう場合がある(図2(b))。この場合、ユーザは、所望のオブジェクトを探して再び領域53を移動させなければならない。
図3は、本実施形態における画像のスクロールおよび拡大を例示する図である。領域53を移動させていたユーザは、所望のオブジェクトを画面内に発見すると(図3(a))、画像の拡大(すなわち領域53の縮小)を指示する。なお、以下の説明において、拡大前の注視点と拡大後の注視点とを区別するときは、拡大前の注視点を注視点Psbといい、拡大後の注視点を注視点Psaという。この例で、拡大の基準点Peは、領域53の注視点Psbからずれている(図3(b))。拡大の基準点Peは、拡大後の画像における注視点Psaである。換言すると、拡大の前後において注視点Psは移動している。このずれは、仮想空間50の基準点Po(例えば仮想空間50の中心点Pc)と、領域53の注視点Psbとの位置関係に応じて決まる。具体的には、このずれは、基準点Poから注視点Psbに向かうベクトルと同じ向きを有している。この例によれば、拡大前後で注視点が移動しない場合と比較して、拡大後に所望のオブジェクトが画面内に表示される確率を上げることができる。以下、このようなユーザインターフェースを提供する装置の構成および動作について説明する。
2.構成
図4は、一実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示す図である。情報処理装置1は、移動指示受け付け手段11と、拡大・縮小指示受け付け手段12と、注視点制御手段13と、拡大・縮小制御手段14と、表示制御手段15とを有する。移動指示受け付け手段11は、所定領域(この例では仮想空間50)の少なくとも一部である領域53を移動させる移動指示を受け付ける。拡大・縮小指示受け付け手段12は、領域53を拡大または縮小させる指示(以下この指示を単に「拡大・縮小指示」という)を受け付ける。注視点制御手段13は、拡大・縮小指示に従って領域53を拡大または縮小する際、仮想空間50における領域53の拡大または縮小前の注視点の位置と仮想空間50の基準点の位置との関係に基づいて、拡大または縮小後の仮想空間50における注視点の位置を算出する。なお、この例で、仮想空間50の基準点は、仮想空間50の中心点である。拡大・縮小制御手段14は、拡大・縮小指示に基づいて、領域53を拡大または縮小させる。表示制御手段15は、仮想空間50のうち領域53の画像を表示手段20に表示させる。表示手段20は、この例では、情報処理装置1とは別の外部装置により提供される機能であり、文字および画像の少なくとも一方を表示する。
図5は、情報処理装置1のハードウェア構成を示す図である。この例で、情報処理装置1は、ビデオゲームを実行するためのゲーム装置である。情報処理装置1は、CPU101と、メモリ102と、外部メモリIF103と、入出力IF104と、通信部105とを有するコンピュータ装置である。情報処理装置1の操作には、コントローラ2が用いられる。また、情報処理装置1は、表示装置4に接続されている。表示装置4は、画像および文字の少なくとも一方を含む情報を表示する装置であり、ディスプレイ(液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)パネル等)、および駆動回路を有する。この例で、情報処理装置1はいわゆる据え置き型のゲーム装置であり、表示装置4を内蔵していない。表示装置4は、外付け装置、例えばテレビ受像機である。なお、情報処理装置1は、表示装置4を内蔵していてもよい。
CPU101は、情報処理装置1の各部を制御する装置であり、各種の演算を行う。メモリ102は、プログラムおよびデータを記憶する記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を有する。外部メモリIF103は、プログラム(例えばゲームプログラム)およびデータを記憶した外部メモリ3(例えば光ディスク、磁気ディスク、または半導体メモリ)との間でプログラムおよびデータの読み書きをするインターフェースである。入出力IF104は、入出力装置(この例では表示装置4)との間で信号を仲介するインターフェースである。通信部105は、コントローラ2と通信する装置であり、例えばアンテナおよび増幅器を有する。外部メモリ3またはメモリ102に記憶されているプログラム(例えばゲームプログラム)を実行することにより、そのプログラムに係る機能(例えばビデオゲーム)が情報処理装置1において実現される。
コントローラ2は、情報処理装置1に対し指示を入力する装置であるが、この例ではさらに、情報処理装置1から送信される信号に従って画像を表示する機能を有する。コントローラ2は、CPU201と、タッチスクリーン202と、通信部203とを有する。CPU201は、コントローラ2の各部を制御する装置であり、メモリ(図示略)を使用して各種の演算を行う。タッチスクリーン202は、情報を表示する機能と指示を入力する機能とを兼ね備えた装置であり、例えば、ディスプレイおよび駆動回路、並びにディスプレイの表面に設けられたタッチセンサを有する。通信部203は、情報処理装置1と通信する装置であり、例えばアンテナおよび増幅器を有する。
この例では、外部メモリ3またはメモリ102に記憶されているプログラム(ゲームプログラム、システムソフトウェア、またはこれらの組み合わせ)によって、仮想空間50における領域53の画像を、表示装置4およびタッチスクリーン202の少なくとも一方に表示する機能が提供される。また、領域53は、コントローラ2を介した操作入力に応じて、仮想空間50内を移動する。このプログラムを実行しているCPU101は、移動指示受け付け手段11、拡大・縮小指示受け付け手段12、注視点制御手段13、拡大・縮小制御手段14、および表示制御手段15の一例である。表示装置4およびタッチスクリーン202の少なくとも一方は、表示手段20の一例である。
3.動作
図6は情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。図6のフローの開始前において、仮想空間50における領域53の画像を表示させるためのプログラムが実行されている。ここでは、領域53の画像がタッチスクリーン202に表示され、タッチスクリーン202におけるユーザによる操作入力に応じた指示が情報処理装置1に入力される例を説明する。また、この例で図6の処理は、所定の周期(例えば60Hzに相当する16.7ミリ秒)で繰り返し実行される。この処理の単位期間を「フレーム」という。
タッチスクリーン202における操作には、「ドラッグ」と「フリック」とがある。ドラッグは、指でタッチスクリーン202をなぞる操作、すなわちタッチした状態を継続したままタッチ位置を動かす操作である。フリックは、指でタッチスクリーン202を素早くはらう操作、すなわち所定の基準値より速い速度でドラッグした後で指をタッチスクリーン202から離す操作である。これらの操作に応じて領域53の移動速度が決定され、決定された移動速度に応じて移動した領域53の画像が表示される。
図7は、タッチスクリーン202に表示される画像を例示する図である。この例で、タッチスクリーン202には、領域53の画像に加え、画像の拡大を指示するためのボタン55および画像の縮小を指示するためのボタン56が表示されている。タッチスクリーン202上のボタン55に相当する位置をユーザがタッチすると、画像の拡大・縮小指示が情報処理装置1に入力される。タッチスクリーン202上のボタン56に相当する位置をユーザがタッチすると、画像の縮小指示が情報処理装置1に入力される。
再び図6を参照する。ステップS101において、CPU101は、操作入力を受け付ける。詳細には以下のとおりである。コントローラ2から送信される、ユーザの操作入力を示す信号(以下「操作入力信号」という)は、タッチスクリーン202においてタッチされた位置の座標(以下「実座標」という)を含む。現フレームにおいてタッチスクリーン202がタッチされていない場合、操作入力信号はヌル値を含む。実座標が領域53に相当する領域であった場合、CPU101は、実座標を、仮想空間50における位置を示す座標(以下「仮想座標」という。また、仮想座標により示される点を「仮想点」という)に変換する。
ステップS102において、CPU101は、受け付けた操作入力が、画像の拡大または縮小を指示するものであるか判断する。この判断は、操作入力信号により示される実座標を用いて行われる。具体的には、実座標がボタン55またはボタン56に相当する位置を示していた場合、CPU101は、受け付けた操作入力が、画像の拡大または縮小を指示するものであると判断する。受け付けた操作入力が、画像の拡大または縮小を指示するものであると判断された場合(S102:YES)、CPU101は、処理をステップS106に移行する。受け付けた操作入力が、画像の拡大または縮小を指示するものでないと判断された場合(S102:NO)、CPU101は、処理をステップS103に移行する。
ステップS103において、CPU101は、ステップS101において得られた仮想座標をメモリ102に記憶する。メモリ102は、操作入力の履歴、具体的には、過去の所定期間(例えば、継続中のドラッグまたは継続中のフリックが開始されたフレームから直近のフレームまで)の各フレームにおける仮想座標を順に記憶している。CPU101は、このフレームにおける仮想座標を、メモリ102に書き込む。
ステップS104において、CPU101は、入力ベクトルを算出する。入力ベクトルは、操作入力に応じて算出されるベクトルであり、この例では次式(1)により算出される。
I(j)=(1−k)・I(j−1)+k・i(j) …(1)
ここで、I(j)は第jフレームにおける入力ベクトルを示す。kは、0<k<1を満たす所定の係数を示す。i(j)は、第jフレームにおける操作入力、すなわち、第(j−1)フレームにおける仮想位置から第jフレームにおける仮想位置に向かうベクトルを示す。
図8は、操作入力と入力ベクトルとの関係を例示する図である。ここでは単純化のため、入力ベクトルが1次元ベクトルである例を説明する。図8において、横軸は時間を、縦軸はベクトルの値を示している。また、破線は操作入力を、実線は入力ベクトルを示している。ここでは、+MAXの操作入力と−MAXの操作入力とが交互に与えられている例(すなわち、例えば右向きの操作入力と左向きの操作入力とが交互に与えられている例)が示されている。この例では、入力ベクトルは、時間的に少し遅れて操作入力を追従している。この遅れの程度は、係数kにより定められる。なお、入力ベクトルを算出する方法は式(1)に限られない。操作入力の履歴に応じたものであれば、入力ベクトルはどのような方法で算出されてもよい。
再び図6を参照する。ステップS105において、CPU101は、領域53の移動後の位置を算出する。移動後の位置の算出には、領域53の現在位置と入力ベクトルとが用いられる。より具体的には、領域53は、現在位置から入力ベクトルの方向に、入力ベクトルの大きさに所定の係数を乗じた距離だけ移動する。領域53の位置は、注視点の位置により表される。なお、CPU101は、領域53が自由移動範囲54からはみ出ないように、領域53の移動を制限してもよい。ステップS105の処理が終了すると、CPU101は、処理をステップS108に移行する。
ステップS106において、CPU101は、領域53の注視点の位置を移動させる。この例で、CPU101は、まず注視点の移動範囲を算出する。移動範囲は、注視点の移動後の位置の候補を示す範囲である。移動範囲は、仮想空間50の基準点(例えば中心点)と注視点との位置関係に応じて決められる。移動範囲を決定した後で、CPU101は、移動範囲のうちどの位置に注視点を移動させるか決定する。
図9は、注視点の移動方向を例示する図である。この例で、拡大後の注視点Psaは、仮想空間50の中心点Pcから、拡大前の注視点Psbに向かう方向に移動している。換言すると、注視点Psbから注視点Psaに向かうベクトルr(拡大前後における注視点Psの移動を示すベクトル)は、基準点Pcから注視点Psbに向かうベクトルqと同じ向きを有する。
図10は、注視点の移動範囲を例示する図である。注視点の移動範囲RGは、基準点Pcと注視点Psbとの距離に応じて決められる。具体的には、基準点Pcから注視点Psbまでの距離|q|が長いほど、移動範囲RGは広くなる。また、基準点から注視点までの距離|q|が長いほど、移動量の最大値rmaxは大きくなる。さらに、基準点から注視点までの距離|q|が長いほど、移動量の最小値rminは大きくなる。なお、図10では、RG=RG1の場合のみ、移動距離の最大値rmaxおよび最小値rminを図示している(r1maxおよびr1min)。また、この例では、rmin>0であるが、rmin=0であってもよい。図10(a)〜(c)においては、それぞれ基準点Pcから注視点Psbに向かうベクトルqの大きさが異なる3つの例が示されている。この例において、|q1|>|q2|>|q3|であり、従って、RG1>RG2>RG3である。
移動範囲RGのうちどの位置に注視点を移動させるかは、ベクトルqと入力ベクトルIとの関係に応じて決められる。具体的には、ベクトルqと入力ベクトルIとが同じ向きを向いている場合、CPU101は、移動距離が最大となるように、移動後の注視点の位置を決定する。図10(d)は、図10(a)の例において、移動距離が最大となるように決定された注視点Psaの位置を示している。また、ベクトルqと入力ベクトルIとが逆の向きを向いている場合、CPU101は、移動距離が最小となるように、注視点Psaの位置を決定する。図10(e)は、図10(a)の例において、移動距離が最小となるように決定された注視点Psaの位置を示している。より詳細には、CPU101は、例えば次式(2)によって移動後の注視点の位置を決定する。
rr=(q・I+1)×(rmax−rmin)/2+rmin …(2)
ここで、rrは移動距離を、q・Iはベクトルqと入力ベクトルIの内積を、それぞれ示す。最大値rmaxおよび最小値rminは、ベクトルqの大きさの関数である。最大値rmaxおよび最小値rminの具体的算出方法は、どのようなものであってもよい。なお、移動距離rrの決定方法は式(2)によるものに限定されない。例えば、ベクトルqと入力ベクトルIの内積が正の場合はrr=rmax、ベクトルqと入力ベクトルIの内積が負の場合はrr=rminというように移動距離rrが決められてもよい。
再び図6を参照する。ステップS107において、CPU101は、ステップS101で受け付けた操作入力に応じて、領域53を拡大または縮小する。この例では、ステップS101で受け付けられる指示は、タッチスクリーン202に表示される画像の拡大または縮小の指示であるので、CPU101は、画像の拡大が指示された場合は領域53を縮小し、画像の縮小が指示された場合は領域53を拡大する。
ステップS108において、CPU101は、タッチスクリーン202に画像を表示させる。具体的には、CPU101は、メモリ102に記憶されている座標に対応する位置における領域53の画像を、タッチスクリーン202に描画するための信号を出力する。タッチスクリーン202は、通信部105および通信部203を介して受信したこの信号に従って画像を描画する。次のフレームになると、CPU101は、ステップS101〜S108の処理を再び実行する。
以上で説明したように本実施形態によれば、拡大前後で注視点が移動しない場合と比較して、拡大後に所望のオブジェクトが画面内に表示される確率を上げることができる。
4.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
4−1.変形例1
拡大前後における注視点Psの移動を示すベクトルrの向きは、実施形態で説明したものに限定されない。例えば、ベクトルrは、入力ベクトルIと同じ向きを有していてもよい。あるいは、ベクトルrは、拡大・縮小指示が入力された直近のフレームにおける操作入力iと同じ向きを有していてもよい。このように、注視点制御手段13は、仮想空間50における基準点と領域53の注視点との位置関係によらず、操作入力の履歴に応じた方向に注視点を移動させてもよい。あるいは、注視点制御手段13は、仮想空間50における基準点と領域53の注視点との位置関係および操作入力の履歴の双方に応じた方向に注視点を移動させてもよい。
4−2.変形例2
仮想空間50の基準点は、中心点に限定されない。座標軸の原点、端点等、中心点以外の点が基準点として用いられてもよい。また、基準点は常に一定であるものに限定されない。基準点は、仮想空間50の状況に応じて動的に移動してもよい。例えば、基準点は、仮想オブジェクトの状態、具体的には、仮想オブジェクトの数、仮想オブジェクトの位置の分布、仮想オブジェクトの大きさ等に応じて移動してもよい。あるいは、基準点は、仮想オブジェクトと仮想カメラとの位置関係に応じて移動してもよい。
4−3.変形例3
操作入力と領域53の移動方向との関係は、実施形態で説明したものに限定されない。CPU101は、ドラッグまたはフリックの方向と同じ方向の移動速度を発生させてもよい。
4−4.変形例4
実施形態においては画像の拡大が指示されたとき、および画像の縮小が指示されたときのいずれも、注視点の移動が行われた。しかし、画像の縮小の際には、注視点を移動させなくてもよい。
4−5.変形例5
情報処理装置1またはその他の装置のハードウェア構成は実施形態で説明したものに限定されない。例えば、コントローラ2はタッチスクリーン202を有していなくてもよい。この場合、コントローラ2は、キーパッドおよび/またはボタンを有し、押下されたキーまたはボタンに応じた操作入力信号を、情報処理装置1に供給してもよい。あるいは、コントローラ2は、加速度センサを有し、与えられた加速度に応じた(すなわちユーザがコントローラ2を振り回すアクションに応じた)操作入力信号を、情報処理装置1に供給してもよい。
4−6.変形例6
情報処理装置1のフローや、各種の処理に用いられるパラメータおよび数式はあくまで例示であり、実施形態で説明したものに限定されない。例えば、図6のフローの一部のステップは、省略されたり、他のステップと順番が入れ替えられたりしてもよい。
4−7.その他の変形例
領域53は、仮想空間の一部であるものに限定されない。領域53は実空間の一部であってもよい。
情報処理装置1は、据え置き型のゲーム装置に限定されない。情報処理装置10は、携帯型ゲーム装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット端末など、ゲーム装置以外の情報処理装置であってもよい。また、情報処理装置1において実行されるアプリケーションプログラムは、ゲームアプリケーションに限定されない。文書編集アプリケーション、学習アプリケーション、その他の実用ソフトなど、ゲーム以外の機能を実現させるためのアプリケーションプログラムが情報処理装置1において実行されてもよい。また、実施形態で説明した情報処理装置1の機能の一部を、ネットワーク上のサーバ装置が有していてもよい。この場合、サーバ装置と情報処置装置1とを有する情報処理システムが、実施形態で説明した機能を有する。さらに、実施形態で説明した情報処理装置1の機能の一部は省略されてもよい。
情報処理装置1により実行されるアプリケーションプログラムは、記憶媒体により提供されるものに限定されない。アプリケーションプログラムは、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供されてもよい。また、情報処理装置1のシステムソフトウェアが、記憶媒体またはダウンロードにより提供されてもよい。
1…情報処理装置
11…移動指示受け付け手段
12…拡大・縮小指示受け付け手段
13…注視点制御手段
14…拡大・縮小制御手段
15…表示制御手段
101…CPU
102…メモリ
103…外部メモリIF
104…入出力IF
105…通信部
2…コントローラ
201…CPU
202…タッチスクリーン
203…通信部
3…外部メモリ
4…表示装置
20…表示手段
50…仮想空間
51…フィールド
52…オブジェクト
53…領域
54…自由移動範囲
55…ボタン
56…ボタン

Claims (18)

  1. コンピュータを、
    所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記表示領域を移動させる移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示における移動方向、および前記所定領域内における前記表示領域の注視点と前記所定領域の基準点と位置関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、
    前記移動指示および前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動および拡大または縮小させる第2制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記第1制御手段は、前記移動方向、および前記拡大または縮小の際、前記基準点から前記拡大または縮小前の前記所定領域内における前記注視点に向かう方向に応じた方向に、前記注視点を移動させる
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第1制御手段は、前記基準点から前記注視点までの距離が長いほど前記注視点の移動量を大きくする
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記基準点は、前記所定領域の中心である
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて、前記注視点の移動量を決定する
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示に応じて決められるベクトルに応じて、前記注視点の移動量を決定する
    請求項に記載のプログラム。
  7. 前記第1制御手段は、前記ベクトルの向きと前記基準点から前記所定領域内における前記注視点に向かう向きとが同じときよりも前記ベクトルの向きと前記基準点から前記所定領域内における前記注視点に向かう向きとが逆のときに移動量が小さくなるように前記移動量を決定する
    請求項に記載のプログラム。
  8. 前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて決められる方向に前記所定領域内における前記注視点を移動させる
    請求項ないしのいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記表示領域を移動させる移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示における移動方向、および前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、
    前記移動指示および前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動および拡大または縮小させる第2制御手段と
    を有する情報処理装置。
  10. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付けるステップと、
    前記表示領域を移動させる移動方向を指示する移動指示を受け付けるステップと、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示における移動方向、および前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出するステップと、
    前記移動指示および前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動および拡大または縮小させるステップと
    を有する情報処理方法。
  11. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記表示領域を移動させる移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、前記移動指示における移動方向、および前記所定領域内における前記表示領域の注視点の位置と前記所定領域の基準点の位置との関係に基づいて、前記拡大または縮小後の前記所定領域内における前記注視点の位置を算出する第1制御手段と、
    前記移動指示および前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を移動および拡大または縮小させる第2制御手段と
    を有する情報処理システム。
  12. コンピュータを、
    所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、当該拡大または縮小前の前記表示領域の中心である拡大・縮小前中心点の位置を始点として、前記所定領域内において当該拡大または縮小の前後で不変の基準点から当該拡大・縮小前中心点に向かう方向に移動した位置を当該拡大または縮小後の前記表示領域の中心である拡大・縮小後中心点の位置として算出する第1制御手段と、
    前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  13. 前記第1制御手段は、前記基準点の位置から前記所定領域内における前記拡大・縮小前中心点の位置までの距離が長いほど前記拡大・縮小前中心点から前記拡大・縮小後中心点までの移動量を大きくする
    請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータを、前記表示領域を移動させる移動指示を受け付ける移動指示受け付け手段としてさらに機能させ、
    前記第1制御手段は、過去のある期間における前記移動指示の累積に応じて、前記拡大・縮小前中心点から前記拡大・縮小後中心点までの移動量を決定する
    請求項12または13に記載のプログラム。
  15. 前記第1制御手段は、前記移動指示の累積に応じて決められるベクトルの向きと前記基準点から前記拡大・縮小前中心点に向かう向きとが同じときよりも前記ベクトルの向きと前記基準点から前記拡大・縮小前中心点に向かう向きとが逆のときに移動量が小さくなるように前記移動量を決定する
    請求項14に記載のプログラム。
  16. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、当該拡大または縮小前の前記表示領域の中心である拡大・縮小前中心点の位置を始点として、前記所定領域内において当該拡大または縮小の前後で不変の基準点から当該拡大・縮小前中心点に向かう方向に移動した位置を当該拡大または縮小後の前記表示領域の中心である拡大・縮小後中心点の位置として算出する第1制御手段と、
    前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段と
    を有する情報処理装置。
  17. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付けるステップと、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、当該拡大または縮小前の前記表示領域の中心である拡大・縮小前中心点の位置を始点として、前記所定領域内において当該拡大または縮小の前後で不変の基準点から当該拡大・縮小前中心点に向かう方向に移動した位置を当該拡大または縮小後の前記表示領域の中心である拡大・縮小後中心点の位置として算出するステップと、
    前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させるステップと
    を有する情報処理方法。
  18. 所定領域の少なくとも一部である表示領域を拡大または縮小させる拡大・縮小指示を受け付ける拡大・縮小指示受け付け手段と、
    前記拡大・縮小指示に従って前記表示領域を拡大または縮小する際、当該拡大または縮小前の前記表示領域の中心である拡大・縮小前中心点の位置を始点として、前記所定領域内において当該拡大または縮小の前後で不変の基準点から当該拡大・縮小前中心点に向かう方向に移動した位置を当該拡大または縮小後の前記表示領域の中心である拡大・縮小後中心点の位置として算出する第1制御手段と、
    前記拡大・縮小指示に基づいて、前記表示領域を拡大または縮小させる第2制御手段と
    を有する情報処理システム。
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