JP6087665B2 - 切断機具及び切断方法 - Google Patents
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Description
さらに、本発明の切断器具は、産業用ロボットへ接続可能なロボットマウント部と、切断物への加圧力を調整する加圧機構と、電極支持アームとを備えた、所定のスポットを通電により加熱可能な抵抗加熱装置に設置可能な電極であって、抵抗加熱装置へのジョイント部と、水冷管を内蔵したチップホルダーと、チップホルダーの先端に設けられた切断刃ホルダーと、切断刃ホルダーに設けられた切断刃とを備えた電極からなる。
また、切断刃ホルダーの外側面に、片刃状の切断刃が備えられていることが好適である。
また、切断刃の内側面に凸部又は凹部が設けられ、切断刃ホルダーにスライド又は嵌め込みにより着脱可能であることが好適である。
また、抵抗加熱装置が、C型又はX型のスポット抵抗加熱装置であることが好適である。
また、加圧機構がサーボモーターであり、電極又は切断物の温度を測る温度センサーがさらに設けられていることが好適である。
第1加圧により、切断物を挟む工程と、
第1加圧の加圧値が設定加圧値となったら通電を開始する工程と、
通電のオン・オフを繰り返すことで、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、電極又は切断物の温度を一定範囲内に維持する工程と、
通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程とからなる。
また、通電のオン・オフを繰り返し、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、一定範囲内に維持する工程が、
(1)温度センサーにより電極又は切断物の温度を監視し、
(2)電極又は切断物の温度が一定値以上になると通電をオフし、
(3)電極又は切断物の温度が一定値以下になると通電をオンし、
上記(1)〜(3)の工程を繰り返すことで電極又は切断物の温度を一定時間、一定値以上に維持する工程からなることが好適である。
また、通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程が、切断刃による切断物への一定値以上の動きを感知次第、開始されることが好適である。
(1)温度センサーにより電極又は切断物の温度を監視し、
(2)電極又は切断物の温度が一定値以上になると通電をオフし、
(3)電極又は切断物の温度が一定値以下になると通電をオンし、
上記(1)〜(3)の工程を繰り返すことで電極又は切断物の温度を一定時間、一定値以上に維持する工程とすることで、切断物が厚い場合であっても、芯まで十分に軟らかくすることが可能である。このため、維持される設定温度は、例えばアルミニウム合金であれば660度など、切断物の温度の溶融温度程度に設定することが好適である。
切断刃6又は切断物8の温度が例えば620〜650℃の所定の値以下になると通電をオンする(ヒート工程の開始)。
上記工程を繰り返し、一定時間(数秒〜数十秒など)維持する。これにより、切断物8の芯までの入熱を確保する。
2 ジョイント部
3 チップホルダー
4 水冷管
5 切断刃ホルダー
6 切断刃
7 凸部
8 切断物
9 抵抗加熱装置
10 ロボットマウント
11 トランス
12 整流器
13 水冷チャンバ
14 上アーム
15 下アーム
16 サーボモーター
17 温度センサー
18 スライド機構
19 スライド軸
20 固定アーム
21 ネジ
Claims (11)
- 加圧機構を有する抵抗加熱装置に備えられる電極からなり、切断刃ホルダーと、切断刃ホルダーに設けられた切断刃とを有する切断器具を備えた抵抗加熱装置を使用した切断方法であって、
第1加圧により、切断物を挟む工程と、
通電を開始する工程と、
通電のオン・オフを繰り返すことで、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、電極又は切断物の温度を一定範囲内に維持する工程と、
通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程とからなることを特徴とする切断方法。 - 通電のオン・オフを繰り返し、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、一定範囲内に維持する工程が、
(1)温度センサーにより電極又は切断物の温度を監視し、
(2)電極又は切断物の温度が一定値以上になると通電をオフし、
(3)電極又は切断物の温度が一定値以下になると通電をオンし、
上記(1)〜(3)の工程を繰り返すことで電極又は切断物の温度を一定時間、一定値以上に維持する工程からなることを特徴とする請求項1に記載の切断方法。 - 通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程が、切断刃による切断物への一定値以上の動きを感知次第、開始されることを特徴とする請求項2に記載の切断方法。
- 抵抗加熱装置を使用した切断方法であって、
前記抵抗加熱装置は、所定のスポットを通電により加熱可能な抵抗加熱装置であり、
産業用ロボットへ接続可能なロボットマウント部と、
切断物への加圧力を調整する加圧機構と、
電極支持アームとを備え、
さらに、抵抗加熱装置に設置された電極が、
水冷管を内蔵したチップホルダーと、
チップホルダーの先端に設けられた切断刃ホルダーと、
切断刃ホルダーに設けられた切断刃からなり、
第1加圧により、切断物を挟む工程と、
通電を開始する工程と、
通電のオン・オフを繰り返すことで、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、電極又は切断物の温度を一定範囲内に維持する工程と、
通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程とからなることを特徴とする切断方法。 - 通電のオン・オフを繰り返し、切断刃又は切断物の温度を一定値まで上げて、一定範囲内に維持する工程が、
(1)温度センサーにより電極又は切断物の温度を監視し、
(2)電極又は切断物の温度が一定値以上になると通電をオフし、
(3)電極又は切断物の温度が一定値以下になると通電をオンし、
上記(1)〜(3)の工程を繰り返すことで電極又は切断物の温度を一定時間、一定値以上に維持する工程からなることを特徴とする請求項4に記載の切断方法。 - 通電をオフし、切断のための第2加圧を加える工程が、切断刃による切断物への一定値以上の動きを感知次第、開始されることを特徴とする請求項4又は5に記載の切断方法。
- 加圧機構を有する抵抗加熱装置に備えられる電極からなり、切断刃ホルダーと、切断刃ホルダーに設けられた切断刃とを備えた切断器具を備えており、
当該抵抗加熱装置が、
第1加圧により、切断物を挟む手段と、
電極又は切断物の温度を監視する手段と、
電極又は切断物の温度が一定値以上になると通電をオフする手段と、
電極又は切断物の温度が一定値以下になると通電をオンする手段と、
上記(1)〜(3)の手段を繰り返すことで電極又は切断物の温度を一定時間、一定値以上に維持する手段と、
通電をオフし、切断のための第2加圧を加える手段とを備えていることを特徴とする抵抗加熱装置。 - 前記切断刃ホルダーは銅又は銅合金からなり、切断刃はタングステン,カーボン,ステンレス又はその合金からなることを特徴とする請求項7に記載の抵抗加熱装置。
- 切断刃ホルダーの外側面に、片刃状の切断刃が備えられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の抵抗加熱装置。
- 切断刃の内側面に凸部又は凹部が設けられ、切断刃ホルダーにスライド又は嵌め込みにより着脱可能であることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の抵抗加熱装置。
- 前記加圧機構がサーボモーターを備えており、C型又はX型のスポット抵抗加熱装置であることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の抵抗加熱装置。
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