JP6087447B2 - 中継装置および通信ネットワーク - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを形成している通信装置の間で送受信されるフレームを中継する中継装置に関する。
近年、産業分野においてもイーサネット(登録商標)化が進み、製造現場ではPLC(Programmable Logic Controller)、インバータ、センサ等のFA(Factory Automation)機器を結ぶ通信ネットワーク(以下、FAネットワーク)が構築されている。FAネットワークでは、リアルタイム性が要求されるFA機器間をイーサネットで接続し、制御することが一般的である。イーサネットをベースとしたFAネットワークとしては、CC−Link IE(登録商標)が知られている。
CC−Link IEでは、制御側の通信装置(以下、マスタ)と制御対象となる通信装置(以下、スレーブ)の間をイーサネットで接続し、マルチキャスト通信を用いたトークンパッシング方式にて通信を行う(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の通信システムによれば、マスタは、制御対象であるスレーブに対して、ネットワーク存在確認フレーム(以下、TestData)を定期的にブロードキャストで送信し、スレーブからの応答であるTestDataAckに含まれるスレーブの接続情報から新規接続端末の検出とトークン巡回路の設定を行う。
マスタは、トークン巡回路を決定した後、スレーブに対してトークンの送信先を通知する。マスタは、トークン巡回路をスレーブに通知後、自身のデータとトークンをマルチキャストで送信する。マルチキャストで送信されたトークンには、次に送信権が与えられるスレーブのMAC(Media Access Control)アドレスが格納されている。自身宛のトークンを受信したスレーブは、自身が送信権を得たことを認識し、必要に応じてデータを送信した後に次のスレーブにトークンをマルチキャストで送信する。CC−Link IEでは、マスタがトークンを送信してからマスタが自身宛のトークンを受け取るまでの時間が予め設定した時間内に収まるように制御する。この一連の処理を繰り返し、マスタとスレーブは周期的に通信(以下、サイクリック通信)を実施する。
また、レイヤ2スイッチ等の中継装置に様々なFA機器を接続して構成されるFAネットワークでは、人為的なミス等で通信経路が誤って接続され、ループ経路が形成される可能性がある。FAネットワークでは、ループ経路が形成され、ストームが発生することでネットワークの運用に支障をきたす。ストームとは、ブロードキャストフレームやマルチキャストフレームの転送、複製処理がループ経路上で無限に繰り返され、ネットワークの帯域を圧迫することである。FAネットワークでは、高い信頼性が要求されているため、自律的にループ経路を検出して解消する機構が重要となる。
従来のイーサネットにおけるループ経路の検出方式として、独自に定義したループ検出用の試験フレームを定期的に送信し、自身が送信した試験フレームを受信することでループ経路を検出する方式が提案されている(例えば、特許文献2)。
特許第5084915号公報 特開2012−44384号公報
しかしながら、CC−Link IEでは、通信端末がループ経路を検出し、ネットワーク管理者が介在することなく、ループ経路を解消する手段がないという問題があった。
また、特許文献2に記載されている、自身が送信した試験フレームを受信することでループを検出する技術をCC−Link IEに適用した場合、試験フレームと遅延に敏感なCC−Link IEの制御フレームが衝突しないように試験フレームの送信タイミングを調整する必要がある。また、独自に定義した試験フレームを用いた場合、セキュリティの観点から通信端末で転送時に廃棄されてしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、CC−Link IEにおいて、簡単な構成で容易にループ経路を検出するとともに、自律的にループ経路を解消する中継装置、および通信ネットワークを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信ネットワークを形成する中継装置であって、フレームを送受信する複数の通信ポートと、前記通信ネットワークを形成している通信装置から前記通信ネットワーク内へ定期的に送信される制御フレームの受信頻度を通信ポート毎に監視し、前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートに対してフレームの送受信動作を停止するよう指示する受信頻度監視手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる中継装置によれば、ループ経路を容易に検出できるとともに、自律的にループ経路を解消することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる通信ネットワークの一例を示す図である。 図2は、レイヤ2スイッチの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1のレイヤ2スイッチの動作例を示す図である。 図4は、実施の形態2のレイヤ2スイッチの動作例を示す図である。 図5は、実施の形態2のレイヤ2スイッチの動作例を示す図である。 図6は、実施の形態3の通信ネットワークの一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる中継装置および通信ネットワークの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信ネットワークとしてのCC−Link IEネットワークの一例を示す図である。CC−Link IEネットワークでは、複数の通信端末がイーサネットによってライン状又はスター状に接続された同一セグメントのネットワークによって構成される。
図1に示した通信ネットワークは、マスタとして動作する通信端末10Xと、スレーブとして動作する複数の通信端末10Aから10Dと、中継装置であるレイヤ2スイッチ20とを含んで構成されている。通信端末10(通信端末10X,10Aから10D)は、2つの通信ポートを有し、通信端末10の通信ポートは、LAN(Local Area Network)ケーブルを介して他の通信端末10の通信ポートまたはレイヤ2スイッチの通信ポートと接続される。通信端末10は、FA(Factory Automation)機器に接続されるか、FA機器に内蔵され、FA機器の制御情報やデータを他の通信端末10との間で送受信する。
図1に例示した通信ネットワークにおいては、通信端末10Xの第1の通信ポート(Port_X1)と通信端末10Aの第2の通信ポート(Port_A2)が接続され、通信端末10Xの第2の通信ポート(Port_X2)と通信端末10Bの第1の通信ポート(Port_B1)が接続されている。通信端末10Bの第2の通信ポート(Port_B2)はレイヤ2スイッチ20に接続されている。通信端末10Cの第1の通信ポート(Port_C1)はレイヤ2スイッチ20に接続され、通信端末10Dの第1の通信ポート(Port_D1)はレイヤ2スイッチ20に接続されている。
本実施の形態の通信ネットワークにおいては、CC−Link IEのマスタである通信端末10Xから定期的に送信されているネットワーク存在確認フレーム(TestData)の流量を監視し、単位時間当たりのTestData受信数が閾値を超過した場合にループ経路の発生と判定する機構をレイヤ2スイッチ20などの中継装置に具備する。ここで、ネットワーク存在確認フレームとは、トークン巡回路に登録されていない新規端末を検出するためにマスタである通信端末10Xから定期的に送信されるフレームである。
図2は、レイヤ2スイッチ20の構成例を示す図である。図2に示したように、レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポート21(通信ポート211から21n)と、受信頻度監視手段として動作するループ検出部22と、フレーム中継部23とを備えている。
ループ検出部22は、各通信ポート21で受信されたフレームを一旦受け取り、受信したフレームがネットワーク存在確認フレーム(TestDataフレーム)か否かを判別するとともに、当該フレームの受信頻度(単位時間当たりのTestDataフレーム受信数)を通信ポート21ごとに算出する。TestDataフレームの受信頻度が予め設定されている閾値を超過した場合はループ経路が形成されたと判断する。各通信ポート21から受け取ったフレームはフレーム中継部23へ出力する。
フレーム中継部23は、MACアドレスと通信ポート21の対応関係を示したテーブル(MACアドレステーブル)を管理しており、各通信ポート21が受信したフレームをループ検出部22経由で受け取ると、その宛先のMACアドレスと対応付けられている通信ポート21へフレームを出力する。TestDataフレームなどのブロードキャストされたフレームを受け取った場合、当該フレームを受信した通信ポート21を除く全ての通信ポート21へフレームを出力する。
次にレイヤ2スイッチ20の全体動作について説明する。一例として、図3に示した構成の通信ネットワークにおける動作を説明する。図3は、レイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が形成された場合の一例を示す図である。図3に示した通信ネットワークは、マスタである通信端末10Xとスレーブである通信端末10Aが、レイヤ2スイッチ20およびハブ(HUB)30を介して接続された構成となっている。レイヤ2スイッチ20の通信ポート211にハブ30が接続され、ハブ30と通信端末10Aの間でループ経路が構成されているものとする。なお、ハブ30は、フレームを受信すると、受信した通信ポート以外の全通信ポートに対してフレームを転送する。
図3に示した構成の通信ネットワークの場合、通信端末10Xが送信したTestDataフレームは、ループ経路上で転送と複製が繰り返される。その結果、レイヤ2スイッチ20の通信ポート211では、単位時間当たりのTestDataフレームの受信数が予め設定した閾値を超過することになり、ループ検出部22はループ経路の存在を検出する。また、ループ検出部22は、ループ経路を検出すると、検出した通信ポート211を閉塞する。すなわち、ループ検出部22は、ループ経路を検出した通信ポート211に対してフレームの送受信を行わないように指示し、この指示を受けた通信ポート211は、フレームの送受信動作を停止する。これによりループ経路がCC−Link IEネットワークから切り離される。
なお、レイヤ2スイッチ20においてはループ検出部22とフレーム中継部23を別構成としたが、ループ検出部22の機能をフレーム中継部23が有する(フレーム中継部23がループ検出を行う)構成としてもよい。
また、ループ検出部22は単位時間あたりのTestDataフレームの受信数と閾値の比較結果に基づいてループ経路の有無を判定することとしたが、各通信ポートにおけるTestDataフレームの受信数同士を比較することにより判定することも可能である。すなわち、TestDataフレームの受信数のバラツキが大きい場合、受信数が多いものはループ経路の発生が原因と判断することができる。例えば、通信ポート#1から#3がある場合に、通信ポート#2でのTestDataフレーム受信数が通信ポート#1や#3での受信数よりも多い場合、ループ経路発生と判断し、通信ポート#2を閉塞するようにしてもよい。
TestDataフレームを利用してループ経路の発生を判別することとしたが、同様の制御フレーム(マスタの通信端末10Xから定期的にブロードキャストされるフレーム)がある場合、それを利用してループ経路の発生を判別するようにしてもよい。
また、通信ネットワークがCC−Link IEネットワークの場合について説明を行ったが、制御フレームを定期的にブロードキャストする通信端末を含んで形成されている通信ネットワークであれば、中継装置20を適用可能である。すなわち、中継装置20のループ検出部22は、ブロードキャストされる制御フレームの受信状態(受信数)を監視することにより、ループ経路を検出することが可能である。
以上のように、本実施の形態のレイヤ2スイッチ20は、通信ネットワーク内のマスタの通信端末から定期的にブロードキャストされる制御フレームの単位時間あたりの受信数に基づいて、ループ経路の有無を判別し、ループ経路を検出した場合、ループ経路を検出した通信ポートを閉塞することとした。これにより、CC−Link IEネットワークにおいてループ経路を容易に検出できるとともに、自律的にループ経路を解消することができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2の中継装置(レイヤ2スイッチ)について説明する。なお、レイヤ2スイッチの構成は実施の形態1と同様とする(図2参照)。
上述した実施の形態1では、ループ検出条件(TestDataフレームの単位時間あたりの受信数>閾値)を満たしたのが単一の通信ポートの場合のレイヤ2スイッチ20の動作について説明したが、本実施の形態では、ループ検出条件を満たした通信ポートが複数存在する場合のレイヤ2スイッチ20の動作について説明する。なお、ループ検出条件を満たした通信ポートが複数存在する構成として、図4に示した場合、具体的には、レイヤ2スイッチ20の通信ポート間でループ経路が形成された場合と、図5に示した場合、具体的にはレイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が複数存在する場合が考えられる。
図4に示した通信ネットワークは、レイヤ2スイッチ20の通信ポート213にマスタの通信端末10Xが接続され、通信ポート211および212にはスレーブの通信端末10Aが接続された構成となっている。図4に示した構成では、レイヤ2スイッチ20の通信ポート211および212と通信端末10Aの間でループ経路が形成されている。
一方、図5に示した通信ネットワークは、レイヤ2スイッチ20の通信ポート213にマスタの通信端末10Xが接続され、通信ポート211にハブ30Aが接続され、通信ポート212にハブ30Bが接続された構成となっている。また、ハブ30Aにスレーブの通信端末10Aが接続され、ハブ30Bにスレーブの通信端末10Bが接続されている。図5に示した構成では、ハブ30Aと通信端末10Aの間でループ経路が形成されるとともに、ハブ30Bと通信端末10Bの間でループ経路が形成されている。
レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポート21がループ検出条件を満たした場合、図4に示したケースと図5に示したケースのうち、どちらのループ形状となっているのか判別できない。そこで、レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポート21がループ検出条件を満たした場合、ループ検出条件を満たした通信ポート21のうち、任意に選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを閉塞する。
図4に示した通信ネットワークの場合、レイヤ2スイッチ20のループ検出部22は、動作を開始してからしばらくすると、通信ポート211および212がループ検出条件を満たしたことを検知し、通信ポート211および212のいずれか一方を閉塞する。例えば、通信ポート212を閉塞する。その結果、レイヤ2スイッチ20の通信ポート211と212の間のループ経路が解消する。また、これに伴い、閉塞しなかった通信ポート211では、単位時間当たりのTestData受信数が閾値以下の正常値となるため、再びループ経路を検出することはない。また、ループ経路上の1箇所を閉塞するだけでループ経路を解消することができるため、マスタ(通信端末10X)とスレーブ(通信端末10A)の間の接続を維持することができる。
一方、図5に示した通信ネットワークの場合、レイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が複数存在するため、レイヤ2スイッチ20のループ検出部22が図4に示した通信ネットワークの場合と同様の手順で通信ポート212を閉塞したとしても、通信ポート211の延伸先のループ経路が解消していないため、通信ポート211では単位時間当たりのTestData受信数が閾値を超過した状態が継続する。そのため、ループ検出部22は、単位時間当たりのTestData受信数が閾値を超過した状態が解消されない場合、所定時間が経過した時点で通信ポート211をさらに閉塞する。この結果、ループ経路が解消する。
このように、レイヤ2スイッチ20のループ検出部22は、複数の通信ポート21でループ経路を検出した場合、まず、ループ経路を検出した複数の通信ポート21のうち、任意に選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを閉塞し、ループ経路の検出状態が解消されない場合には、さらに、閉塞しなかった1つの通信ポートについても閉塞する。これにより、必要以上に通信ポートを閉塞してしまうのを回避しつつ、自律的にループ経路を解消することができる。
なお、ループ検出部22は、複数の通信ポート21でループ経路を検出した場合、選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを一斉に閉塞するのではなく、1通信ポートずつ順番に、閉塞するようにしてもよい。すなわち、ループ経路を検出した複数の通信ポートの中の1つを最初に閉塞し、残りの通信ポート(ループ経路を検出した通信ポートのうち、閉塞しなかった通信ポート)の状態を所定期間にわたって監視し、ループ経路が解消されなければ、さらに1つの通信ポートを閉塞して様子を見る(ループ経路が解消されたかどうかを所定期間にわたって監視する)、といった動作を、ループ経路が完全に解消されるまで繰り返し行うようにしてもよい。ループ経路を検出した複数の通信ポートを1つずつ順番に閉塞することにより、必要以上に通信ポートを閉塞してしまうのを確実に回避することができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1および2では、レイヤ2スイッチ20がループ経路を検出し、自律的にループ経路を解消する手順について説明したが、ループ経路を解消するとともにネットワーク管理者にループ経路の検出を通知するようにしてもよい。
図6は、CC−Link IEネットワーク上の警報情報を管理するネットワーク管理装置を含む通信ネットワークの構成例を示す図である。図6に示した通信ネットワークはマスタとして動作する通信端末10Xと、スレーブとして動作する複数の通信端末10Aから10Cと、中継装置であるレイヤ2スイッチ20と、ネットワーク管理装置40とを含んで構成されている。図6に例示した通信ネットワークにおいては、通信端末10Xの第1の通信ポート(Port_X1)とネットワーク管理装置40の通信ポート(Port_1)が接続され、通信端末10Xの第2の通信ポート(Port_X2)と通信端末10Aの第1の通信ポート(Port_A1)が接続されている。通信端末10Aの第2の通信ポート(Port_A2)はレイヤ2スイッチ20に接続されている。通信端末10Bの第1の通信ポート(Port_B1)はレイヤ2スイッチ20に接続され、通信端末10Cの第1の通信ポート(Port_C1)はレイヤ2スイッチ20に接続されている。レイヤ2スイッチ20の構成は、実施の形態1,2と同様である(図2参照)。
図6に示したレイヤ2スイッチ20において、ループ検出部22は、ループ経路を検出した場合、実施の形態1および2と同様の手順で通信ポート21を閉塞し、さらに、ネットワーク管理装置40宛のループ検出通知フレームを生成し、フレーム中継部23および通信ポート21を介して送信する。ネットワーク管理装置40は、ループ検出通知フレームを受信した場合、ループ経路が検出されたことを表示部(図示せず)に表示するなどしてネットワーク管理者に通知する。
本実施の形態の通信ネットワークによれば、自律的にループ経路を解消できるとともに、ループ経路を検出したことをネットワーク管理者(ネットワーク管理装置40)に逸早く通知することができる。
なお、各実施の形態では、通信ネットワークを形成するレイヤ2スイッチが1台の場合について説明したが、ネットワークを形成するレイヤ2スイッチが2台以上の場合における各レイヤ2スイッチの動作も同様である。
以上のように、本発明にかかる中継装置および通信ネットワークは、イーサネットをベースとしたFAネットワークを実現する場合に有用である。
10X 通信端末(マスタ)、10A,10B,10C,10D 通信端末(スレーブ)、20 レイヤ2スイッチ、211,212,213,21n 通信ポート、22 ループ検出部、23 フレーム中継部、30,30A,30B ハブ(HUB)、40 ネットワーク管理装置。

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを形成する中継装置であって、
    フレームを送受信する複数の通信ポートと、
    前記通信ネットワークを形成している通信装置から前記通信ネットワーク内へ定期的に送信される制御フレームの受信頻度を通信ポート毎に監視し、前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートに対してフレームの送受信動作を停止するよう指示する受信頻度監視手段と、
    を備え
    前記受信頻度監視手段は、前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートが複数存在する場合、前記受信頻度が閾値を超過した状態の複数の通信ポートのうち、1つの通信ポートを除いた全ての通信ポートに対してフレームの送受信動作を停止するよう指示することを特徴とする中継装置。
  2. 前記制御フレームは、前記通信ネットワークの状態を確認するために送信される制御フレームであることを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記受信頻度監視手段は、前記受信頻度が閾値を超過した状態の複数の通信ポートのうち、1つの通信ポートを除いた全ての通信ポートに対してフレームの送受信動作を停止するよう指示してから一定時間が経過した後も前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートが存在する場合、前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートに対してフレームの送受信動作を停止するよう指示することを特徴とする請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 前記受信頻度監視手段は、前記受信頻度が閾値を超過した状態の通信ポートを検出した場合、その旨を示す情報を、前記通信ネットワークの管理装置へ送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の中継装置。
  5. 前記通信ネットワークは、FA(Factory Automation)機器を結ぶ通信ネットワークであることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の中継装置。
  6. 前記通信ネットワークは、CC−Link IEネットワークであることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の中継装置。
  7. 請求項1からのいずれか一つに記載の中継装置を備えたことを特徴とする通信ネットワーク。
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