JP2011018969A - スイッチ装置、リングネットワークシステム、通信制御方法、および装置のプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周期的に制御フレームを送信するリングネットワークに用いられるスイッチ装置について、受信された前記制御フレームを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記制御フレーム数を、予め定められた時間までカウントするカウント手段と、前記カウント手段によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、ループ発生を通知する通知情報を送出する送出手段と、を備えるようにする。
【選択図】図5
Description
ITU-T G.8032の規定では、通常、このようにループ発生を回避できるようにプロトコルが決められている。
このため、本実施形態では、こうしたITU-T G.8032の規定プロトコルによるループ発生防止が機能しない場合にも、ループ検出を行う。
図3に示すように、スイッチ装置1は、様々な回線インタフェースを持つ回線モジュール2と、それぞれの回線モジュールの通信制御やシステム監視等を行なう制御モジュール3とを備えて構成される。
APSテーブル8には、送信するRing-APS制御フレームの設定情報が登録されている。図4にRing-APS制御フレームフォーマットを示す。
Ring-APS制御フレーム受信回路7は、フレームを受信すると、APSテーブル8に設定されているRing-APS制御フレームのMAC DAと、VLAN IDと、MELと、OpCodeが受信したフレームのものと一致するか確認を行う。このように、受信されたRing-APS制御フレームにおける予め定められた設定情報がAPSテーブル8に設定されている対応する設定情報と一致すれば、同一リングでアサインしているRing-APS制御フレームと判定し、カウンタ9のカウント値を1アップさせる。
他の動作例は、同一Ring-APS制御フレームを受信した場合に、Ring-APS制御フレームの送出間隔を規格に定められた5秒よりも短くすることで、障害検出を迅速に行うようにするものである。
例えば、同一Ring-APS制御フレームを検出した場合、通常であればRing-APS制御フレームの送信周期は5秒間隔であるが、次回は3.3ms間隔で連続送信することで検出時間を早くすることができる。
また、ループ検出時間がRing-APS制御フレームの発生周期に応じて確定できるため、保守の効率化や、ネットワーク信頼性向上に極めて有効である。
例えば、上述した実施形態としてのスイッチ装置を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
2 回線モジュール
3 制御モジュール
4 ループ検出回路
5 PHY
6 Ring-APS制御フレーム送信回路
7 Ring-APS制御フレーム受信回路
8 APSテーブル
9 カウンタ
10 CPU
11 PC
Claims (16)
- 周期的に制御フレームを送信するリングネットワークに用いられるスイッチ装置であって、
受信された前記制御フレームを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記制御フレーム数を、予め定められた時間までカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、ループ発生を通知する通知情報を送出する送出手段と、を備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記スイッチ装置は、
前記制御フレームを送信する制御フレーム送信手段と、
前記制御フレーム送信手段により送信する制御フレームの設定情報を格納する設定情報格納手段と、を備え
前記検出手段は、受信されたフレームにおける予め定められた設定情報が前記設定情報格納手段に格納された対応する設定情報と一致した場合に、前記制御フレームを受信したと検出することを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。 - 前記カウント手段によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、前記設定情報格納手段に格納された設定情報に基づいてループ発生時刻を算出する発生時刻算出手段を備え、
前記送出手段により送出される前記通知情報は、ループ発生の旨と、前記発生時刻算出手段により算出された発生時刻情報とを含むことを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。 - 前記検出手段により同一の前記制御フレームが連続して受信された場合、前記制御フレーム送信手段による前記制御フレームの送信周期を、通常より短い予め定められた時間に変更させる周期変更手段を備えたことを特徴とする請求項2または3記載のスイッチ装置。
- 前記リングネットワークは、ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector) G.8032に規定されたプロトコルで動作し、
前記制御フレームは、該ITU-T G.8032に規定されたRing-APS制御フレームであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のスイッチ装置。 - 請求項1から5の何れか1項に記載のスイッチ装置の複数がリング状に接続されて構成されたことを特徴とするリングネットワークシステム。
- 周期的に制御フレームを送信するリングネットワークにおける通信制御方法であって、
前記リングネットワークにおけるスイッチ装置が、受信された前記制御フレームを検出する検出工程と、
前記検出工程により検出された前記制御フレーム数を、予め定められた時間までカウントするカウント工程と、
前記カウント工程によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、ループ発生を通知する通知情報を送出する送出工程と、を備えたことを特徴とする通信制御方法。 - 前記スイッチ装置は、送信する制御フレームの設定情報を格納する設定情報格納手段を備え、
前記検出工程では、受信されたフレームにおける予め定められた設定情報が前記設定情報格納手段に格納された対応する設定情報と一致した場合に、前記制御フレームを受信したと検出することを特徴とする請求項7記載の通信制御方法。 - 前記カウント工程によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、前記設定情報格納手段に格納された設定情報に基づいてループ発生時刻を算出する発生時刻算出工程を備え、
前記送出工程により送出される前記通知情報は、ループ発生の旨と、前記発生時刻算出工程により算出された発生時刻情報とを含むことを特徴とする請求項8記載の通信制御方法。 - 前記検出工程により同一の前記制御フレームが連続して受信された場合、前記スイッチ装置による前記制御フレームの送信周期を、通常より短い予め定められた時間に変更する周期変更工程を備えたことを特徴とする請求項8または9記載の通信制御方法。
- 前記リングネットワークは、ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector) G.8032に規定されたプロトコルで動作し、
前記制御フレームは、該ITU-T G.8032に規定されたRing-APS制御フレームであることを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の通信制御方法。 - 周期的に制御フレームを送信するリングネットワークに用いられるスイッチ装置のプログラムであって、
受信された前記制御フレームを検出する検出処理と、
前記検出処理により検出された前記制御フレーム数を、予め定められた時間までカウントするカウント処理と、
前記カウント処理によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、ループ発生を通知する通知情報を送出する送出処理と、を前記スイッチ装置のコンピュータに実行させることを特徴とするスイッチ装置のプログラム。 - 前記制御フレームを送信する制御フレーム送信処理を、前記スイッチ装置のコンピュータに実行させ、
前記スイッチ装置は、前記制御フレーム送信処理により送信する制御フレームの設定情報を格納する設定情報格納手段を備え、
前記検出処理では、受信されたフレームにおける予め定められた設定情報が前記設定情報格納手段に格納された対応する設定情報と一致した場合に、前記制御フレームを受信したと検出することを特徴とする請求項12記載のスイッチ装置のプログラム。 - 前記カウント処理によるカウント値が予め定められた閾値を超えた場合、前記設定情報格納手段に格納された設定情報に基づいてループ発生時刻を算出する発生時刻算出処理を前記スイッチ装置のコンピュータに実行させ、
前記送出処理により送出される前記通知情報は、ループ発生の旨と、前記発生時刻算出処理により算出された発生時刻情報とを含むことを特徴とする請求項13記載のスイッチ装置のプログラム。 - 前記検出処理により同一の前記制御フレームが連続して受信された場合、前記制御フレーム送信処理による前記制御フレームの送信周期を、通常より短い予め定められた時間に変更させる周期変更処理を前記スイッチ装置のコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13または14記載のスイッチ装置のプログラム。
- 前記リングネットワークは、ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector) G.8032に規定されたプロトコルで動作し、
前記制御フレームは、該ITU-T G.8032に規定されたRing-APS制御フレームであることを特徴とする請求項12から15の何れか1項に記載のスイッチ装置のプログラム。
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JP2009160674A JP2011018969A (ja) | 2009-07-07 | 2009-07-07 | スイッチ装置、リングネットワークシステム、通信制御方法、および装置のプログラム |
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