JP6087217B2 - 電力管理装置および電力管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の作業を複数の担当者が交替しながら行う場合において電力管理を行う電力管理装置および電力管理方法に関するものである。
近年、節電・節エネルギーに対する意識の高まりからEMS(Energy Management System)が着目され、さまざまな領域で活用されてきている。例えば、家庭向けにはHEMS(Home EMS)、商業施設向けにはSEMS(Store EMS)、工場向けにはFEMS(Factory EMS)、ビル管理向けにはBEMS(Building EMS)、および、様々なEMSを管理するCEMS(Community EMS)などがある。
EMSは、管理する領域内の消費電力データを取得し、取得したデータに基づいて負荷機器を制御することなどによって、使用する電力量を管理している。例えば、取得した消費電力データから積算電力量を算出し、積算電力量を目標値内に収めるように負荷機器などを制御する発明が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−237119号公報
消費電力を目標値以内に抑えるためには、管理領域内の負荷機器の消費電力を監視し、消費電力が閾値を超えた場合は、警告を行うことによって担当者に節電を促したり、負荷機器を自動制御して消費電力を低減させたりする方法がある。
しかしながら、負荷機器を扱う担当者が誰であるかに依らずに一律の警告を行う、あるいは負荷機器に対する一律の自動制御を行うと、効率を低下させてしまう可能性があった。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、消費電力が閾値を超えた場合に、適切な警告、または、適切な負荷機器の自動制御を行うことができる電力管理装置および電力管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理装置は、複数の作業を複数の担当者が交替しながら行う場合における電力管理を行う電力管理装置であって、前記各作業の時間枠毎の担当者の情報を取得する取得部と、前記各担当者の節電レベルを記憶する記憶部と、前記各作業における消費電力を監視する監視部と、前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超えた場合に、当該作業の現時点における担当者の前記節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行う制御部とを備える。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記記憶部は、前記各担当者の前記節電レベルを、作業毎に記憶しており、前記制御部は、前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超え、警告を行う場合に、現時点での担当者の当該作業に対する前記節電レベルに応じた警告を行うことが好ましい。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記制御部は、前記担当者の前記節電レベルが低い場合は、前記節電レベルが高い場合に比して具体的な行動を指示する警告を行うことが好ましい。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記取得部は、予め入力された工程表に基づいて、前記各作業の所定の時間における担当者の情報を取得することが好ましい。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記制御部は、前記各担当者の作業実績に応じて、前記記憶部における節電レベルのデータを更新することが好ましい。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記制御部は、前記各作業において前記閾値の大きさを、当該作業を担当する担当者の前記節電レベルに応じて、異なる大きさに設定することが好ましい。
また、本発明に係る電力管理装置において、前記制御部は、前記節電レベルが高い場合の方が、前記節電レベルが低い場合よりも、前記閾値を高く設定することが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理方法は、複数の作業を複数の担当者が交替しながら行う場合における電力管理方法であって、前記各作業の時間枠毎の担当者の情報を取得するステップと、前記各担当者の節電レベルを記憶するステップと、前記各作業における消費電力を監視するステップと、前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超えた場合に、当該作業の現時点における担当者の前記節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行うステップとを含む。
本発明によれば、消費電力が閾値を超えた場合に、適切な警告、または、適切な負荷機器の自動制御を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る電力管理装置を含む電力管理システムの概略構成を示す図である。 図1におけるLANに存在する機器の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る工程表の一例である。 本発明の一実施形態に係る節電レベル表の一例である。 図3の工程表において、電力の使用量が逼迫している時間帯を示した図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態においては、工場において複数の作業を複数の担当者で交替しながら行う場合を例に挙げて説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る電力管理装置を有する電力管理システムについて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電力管理装置を含む電力管理システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、電力管理システム10は、インターネット11、複数の電力制御装置12、複数の端末13、および電力管理装置14を有する。
インターネット11は、複数の電力制御装置12、複数の端末13、および電力管理装置14を接続し、データおよび制御指示などの信号を通信する。なお、LAN(Local Area Network)15が、例えば、複数の工場それぞれに対して構築され、各LAN15に少なくとも一つの電力制御装置12および複数の端末13が存在する。なお、同一のLAN15内に存在する電力制御装置12と端末13とが直接、通信することも可能である。
電力制御装置12は、例えばEMSゲートウェイである。電力制御装置12は、後述するセンサが検出する各負荷機器の消費電力などの測定値を、定期的に電力管理装置14に送信する。また、電力制御装置12は、ポーリングにより電力管理装置14から、同じLAN15内に存在する負荷機器の制御指示を取得する。電力制御装置12は、電力管理装置14から取得した制御指示に基づいて、同じLAN15内に存在する負荷機器を制御する。
端末13は、作業エリア毎など、消費電力を監視する対象となる単位毎に少なくとも1台設置される。端末13は、例えば、設置されている作業エリア内において消費電力が閾値を超えた場合に、電力管理装置14から指示を受けて、作業エリア内にいる担当者に対し警告を行う。
端末13は、ディスプレイを有し、電力管理装置14から受信したメッセージを表示することで、作業エリア内にいる担当者に対し警告を行うことができる。また、端末13は、スピーカを有し、電力管理装置14から受信したメッセージを再生したり、警告音を鳴らしたりすることによって、音声による警告を行うことができる。
また、端末13は、後述する工程表を表示することができる。端末13に表示された工程表を確認することによって、担当者は各作業の時間枠毎の担当者が誰であるかを把握することができる。また、端末13は、入力部を有し、担当者または管理者から予め工程表の入力を受け付けることができる。端末13は、受け付けた工程表を電力管理装置14に送信し、電力管理装置14が、当該工程表を記憶部19に記憶する。
図3に、本発明の一実施形態に係る工程表の一例を示す。図3に示す工程表の例においては、作業種別として、「準備」、「立ち上げ」、「焼成」、「研磨」、「組み立て」および「検査」の6つの作業があり、これらの作業を担当者A、BおよびCの3人で分担している。
工程表は、ある作業のある時間枠における担当者を示す表である。図3に示す例においては、例えば、「準備」作業の7〜8時における担当者はAであり、焼成の8〜14時における担当者はBである。ここで、例えば、図3の「7時」との時間枠は、7〜8時を示すものとする。その他の時間枠についても同様である。
再び図1の説明に戻る。
電力管理装置14は、例えばEMSサーバである。電力管理装置14は、取得部16、制御部17、監視部18および記憶部19を有する。
取得部16は、工程表から、各作業の時間枠毎の担当者が誰であるかの情報を取得する。また、取得部16は、後述する節電レベル表から、各担当者の作業種別毎の節電レベルを取得する。
図4に、本発明の一実施形態に係る節電レベル表の一例を示す。図4に示す例においては、小さい数字は、節電レベルが高いことを示し、大きい数字は、節電レベルが低いことを示す。節電レベルが「1」の場合、節電レベルは高く、節電レベルが「2」の場合、節電レベルは中程度であり、節電レベルが「3」の場合、節電レベルは低い。
節電レベルが高い作業については、担当者は、当該作業について習熟しており、どのような操作が節電につながるか、また、当該作業に用いる負荷機器のエネルギー消費特性などをよく理解している。また、節電レベルが低い作業については、担当者は、当該作業について不慣れであり、節電のためにどのような行動をとればよいかをあまり理解していない。
例えば、担当者Aは、「研磨」については節電レベルが高いが、「検査」については節電レベルが低い。また、担当者Bは、「焼成」については節電レベルが高いが、「立ち上げ」および「検査」については節電レベルが低い。また、担当者Cは、「準備」および「検査」については節電レベルが高いが、「組み立て」については節電レベルが低い。
再び図1の説明に戻る。
制御部17は、複数の作業のいずれかにおいて、消費電力が所定の閾値を超えていると判定した場合、当該作業エリア内に設置された端末13に対し、当該作業の現時点の担当者の節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行うことを指示する。または、制御部17は、当該作業の現時点の担当者の節電レベルに応じて、当該作業エリア内で使用されている負荷機器25を異なる内容で自動制御する。
制御部17は、工程表を参照することにより、ある作業のある時間枠における担当者が誰かを把握することができ、また、節電レベル表を参照することにより、当該担当者の当該作業についての節電レベルを把握することができる。
制御部17は、警告を行うことを指示する場合、担当者の節電レベルが低い場合は、担当者の節電レベルが高い場合に比べて、具体的な行動を指示する警告を行うように端末13に指示する。また、制御部17は、負荷機器25を自動制御する場合、担当者の節電レベルが低い場合は、担当者の節電レベルが高い場合に比べて、より詳細な自動制御を行う。
制御部17は、警告または自動制御を行う際に、判定基準として用いる消費電力の閾値を、担当者に応じて異なる大きさに設定することができる。制御部17は、例えば、節電レベルが高い担当者の方が、節電レベルが低い担当者に比べて閾値の値を大きい値に設定する。これにより、節電レベルの高い担当者は、習熟している節電知識に基づいて、自己の裁量で節電行動をとることができる。
制御部17は、担当者の作業実績に応じて担当者の各作業における節電レベルを査定し、節電レベル表に記憶されている担当者の節電レベルのデータを更新してもよい。また、管理者などが節電レベルを査定し、端末13に入力することによって節電レベルのデータを更新してもよい。
監視部18は、電力制御装置12から、作業毎の消費電力データを受け取り、作業毎の消費電力を監視する。
記憶部19は、監視部18が受け取った作業毎の消費電力データを記憶する。また、記憶部19は、工程表および節電レベル表を記憶している。
次に、電力制御装置12の動作について説明する。図2は、任意のLAN15に存在する機器の機能ブロック図である。
任意のLAN15内には、第1のセンサ21、センサ管理部22、第2のセンサ23、第3のセンサ24、複数の負荷機器25、電力制御装置12、および複数の端末13が存在する。
第1のセンサ21は、例えば電流センサ、電力センサ、温度センサ、湿度センサまたは照度センサなどの任意のセンサであって、LAN15内に存在する負荷機器25の駆動状態に関する測定値を検出する。
センサ管理部22は第1のセンサ21から測定値を検出する。センサ管理部22は例えばZigBee(登録商標)のSEP2.0(Smart Energy Profile 2.0)およびEchonet(登録商標)あるいはECHONET Lite(登録商標)などの標準のプロトコルによって電力制御装置12と通信する。
第2のセンサ23は、例えば電流センサ、電力センサ、温度センサ、湿度センサまたは照度センサなどの任意のセンサであって、LAN15内に存在する負荷機器25の駆動状態に関する測定値を検出する。また、第1のセンサ21と異なり、第2のセンサ23は独自のプロトコルによって電力制御装置12と通信する。
第3のセンサ24は、例えば電流センサ、電力センサ、温度センサ、湿度センサまたは照度センサなどの任意のセンサであって、LAN15内に存在する負荷機器25の駆動状態に関する測定値を検出する。また、第1のセンサ21および第2のセンサ23と異なり、第3のセンサ24は、例えばSEP2.0およびEchonet(登録商標)あるいはECHONET Liteなどの標準のプロトコルによって電力制御装置12と直接通信を行う。
負荷機器25は、例えばエアコン、照明、作業用機器などのような、電力によって駆動される機器である。負荷機器25は、SEP2.0およびEchonet(登録商標)あるいはECHONET Liteなどの標準のプロトコルによって電力制御装置12と通信する。
前述のように、電力制御装置12はセンサ管理部22、第2のセンサ23および第3のセンサ24と通信可能であり、第1のセンサ21、第2のセンサ23および第3のセンサ24の測定値を、定期的にインターネット11を介して電力管理装置14に送信する。また、前述のように、電力制御装置12はポーリングにより電力管理装置14から、同じLAN15に存在する負荷機器25の制御指示を取得し、制御指示に基づいて、負荷機器25の運転状態を制御する。
図5は、図3に示す工程表において、時間枠51(10時から11時)および時間枠52(13時から14時)で電力が逼迫している場合を示す図である。以下、図5に示す例の場合における、本発明の一実施形態に係る電力管理装置14の動作の具体例を説明する。
図5に示す例においては、時間枠51(10時から11時)において、消費電力が閾値を超えて電力が逼迫している。取得部16は、この時間枠51において、担当者Aが「研磨」作業を行っていることを工程表から取得する。また、取得部16は、担当者Aの「研磨」作業についての節電レベルが「1」であることを節電レベル表から取得する。制御部17は、担当者Aの「研磨」作業についての節電レベルが高いため、端末13に、「電力が逼迫しているので省エネ行動をとってください」というような大まかな警告を行うことを指示し、具体的な行動は担当者Aの裁量に任せる。
また、取得部16は、この時間枠51において、担当者Cが「組み立て」作業を行っていることを工程表から取得する。また、取得部16は、担当者Cの「組み立て」作業についての節電レベルが「3」であることを節電レベル表から取得する。制御部17は、担当者Cの「組み立て」作業についての節電レベルが低いため、端末13に、「組み立て機器Xがつけっぱなしになっていないか確認してください」、および、「恒温室の扉が開きっぱなしでないか確認してください」というような、より詳細なメッセージで警告を行うことを指示し、担当者Cに具体的な節電行動をすることを促す。
また、図5に示す例においては、時間枠52(13時〜14時)においても、消費電力が閾値を超えて電力が逼迫している。取得部16は、この時間枠52において、担当者Aが「検査」作業を行っていることを工程表から取得する。また、取得部16は、担当者Aの「検査」作業についての節電レベルが「3」であることを節電レベル表から取得する。制御部17は、担当者Aの「検査」作業についての節電レベルが低いため、端末13に、「検査機器Yがつけっぱなしになっていないか確認してください」、および、「恒温室の扉が開きっぱなしでないか確認してください」というような具体的な行動に落とし込める警告を行うことを指示する。このように、同じ担当者Aであっても、節電レベルが高い作業については大まかな指示による警告を受け、節電レベルが低い作業については詳細な指示による警告を受ける。
図6に示すフローチャートを参照しながら、本発明の一実施形態に係る電力管理装置の動作を説明する。
取得部16は、工程表から、各作業の時間枠毎の担当者が誰であるかの情報を取得する(ステップS101)。
取得部16は、節電レベル表から、各担当者の作業種別毎の節電レベルを取得する(ステップS102)。
制御部17は、担当者の節電レベルに応じて、警告または自動制御を行う際に、判定基準として用いる消費電力の閾値を設定する(ステップS103)。
監視部18は、消費電力を監視する(ステップS104)。
制御部17は、消費電力がステップS103にて設定した閾値を超えたか否かを判定する(ステップS105)。制御部17は、ステップS105にてNoと判定した場合は、動作を終了する。
制御部17は、ステップS105にてYesと判定した場合は、当該作業エリア内に設置された端末13に対し、担当者の節電レベルに応じた警告を行うことを指示する。または、制御部17は、当該作業エリア内で使用されている負荷機器25に対し、担当者の節電レベルに応じた自動制御を行う(ステップS106)。
このように、本実施形態によれば、電力管理装置14が、各担当者の節電レベルを記憶し、いずれかの作業において消費電力が閾値を超えた場合に、当該作業の現時点における担当者の前記節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行う、または、当該作業に使用されている負荷機器を異なる内容で自動制御することによって、担当者の節電レベルに応じて、適切な警告、または、適切な負荷機器の自動制御を行うことができる。これにより、担当者にストレスを与えることなく、節電を実現することができる。
また、電力管理装置14が、各担当者の節電レベルを作業毎に記憶していることにより、より適切な警告または自動制御を行うことができる。
また、電力管理装置14が、担当者の節電レベルが低い場合は、節電レベルが高い場合に比して具体的な行動を指示する警告を行う、あるいは作業に使用されている負荷機器をより詳細な自動制御を行うことにより、節電レベルの低い担当者は、詳細な指示に基づいて具体的な節電行動を行うことができる。
また、電力管理装置14が、予め入力された工程表に基づいて、各作業の所定の時間における担当者の情報を取得することにより、電力管理装置14は、効率的に、各作業の所定の時間における担当者を把握することができる。
また、電力管理装置14が、各担当者の作業実績に応じて、節電レベルのデータを更新することにより、担当者の節電に対する意識を高め、また、資格制度などと組み合わせることにより担当者の意欲を向上させることができる。
また、電力管理装置14が、警告または自動制御を行う閾値を、担当者の節電レベルに応じて異なる大きさに設定することにより、節電レベルの高い担当者は、習熟している節電知識に基づいて、自己の裁量で節電行動をとることができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
なお、上述の実施例では、工場において、複数の作業を複数の担当者で交替しながら行う場合を例に挙げて説明したが、これはあくまで一例であり、例えば、商業施設において、複数のエリアを複数の担当者が交替しながら担当する場合など、工程表で作業を管理できる状況に対して、本願は適用可能である。
10 電力管理システム
11 インターネット
12 電力制御装置
13 端末
14 電力管理装置
15 LAN
16 取得部
17 制御部
18 監視部
19 記憶部
21 第1のセンサ
22 センサ管理部
23 第2のセンサ
24 第3のセンサ
25 負荷機器

Claims (8)

  1. 複数の作業を複数の担当者が交替しながら行う場合における電力管理を行う電力管理装置であって、
    前記各作業の時間枠毎の担当者の情報を取得する取得部と、
    前記各担当者の節電レベルを記憶する記憶部と、
    前記各作業における消費電力を監視する監視部と、
    前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超えた場合に、当該作業の現時点における担当者の前記節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行う制御部と
    を備える電力管理装置。
  2. 請求項1に記載の電力管理装置において、
    前記記憶部は、前記各担当者の前記節電レベルを、作業毎に記憶しており、
    前記制御部は、前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超え、警告を行う場合に、現時点での担当者の当該作業に対する前記節電レベルに応じた警告を行うことを特徴とする電力管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の電力管理装置において、
    前記制御部は、前記担当者の前記節電レベルが低い場合は、前記節電レベルが高い場合に比して具体的な行動を指示する警告を行うことを特徴とする電力管理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力管理装置において、
    前記取得部は、予め入力された工程表に基づいて、前記各作業の所定の時間における担当者の情報を取得することを特徴とする電力管理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力管理装置において、
    前記制御部は、前記各担当者の作業実績に応じて、前記記憶部における節電レベルのデータを更新することを特徴とする電力管理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電力管理装置において、
    前記制御部は、前記各作業において前記閾値の大きさを、当該作業を担当する担当者の前記節電レベルに応じて、異なる大きさに設定する
    ことを特徴とする電力管理装置。
  7. 請求項6に記載の電力管理装置において、
    前記制御部は、前記節電レベルが高い場合の方が、前記節電レベルが低い場合よりも、前記閾値を高く設定することを特徴とする電力管理方法。
  8. 複数の作業を複数の担当者が交替しながら行う場合における電力管理方法であって、
    前記各作業の時間枠毎の担当者の情報を取得するステップと、
    前記各担当者の節電レベルを記憶するステップと、
    前記各作業における消費電力を監視するステップと、
    前記複数の作業のいずれかにおいて消費電力が閾値を超えた場合に、当該作業の現時点における担当者の前記節電レベルに応じて、異なる内容の警告を行うステップと
    を含む電力管理方法。
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