JP6087038B1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

回転電機(1)は、回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)を形成させたコア(20)を有するステータ(10)とを備え、前記巻線部(50)の端部(TB,TG)と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)をオイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置した。

Description

本発明は、回転電機に係り、特に、二輪車等の車両に搭載された内燃機関用の回転電機に関する。
一般に、二輪車等の車両は、その車両に搭載した内燃機関(エンジン)の回転を利用して発電する発電機を備えている。この発電機の発電電力でバッテリを充電し、この充電電力により車両の電気系統の電力が賄われるようになっている。
この発電機としては、回転電機としてのいわゆる磁石式発電機が多用されている。この磁石式発電機は、エンジンのエンジンカバー内部に配置される磁石付のロータ(回転子)と、そのロータの径方向内側に配置されるステータ(固定子)とを備える。ステータは複数のティースを有するコアを備え、その複数のティースに単相又は三相のコイル(発電コイル)が巻装されている。ロータはエンジンのクランク軸の一端に結合されており、エンジンの回転と共にロータ、すなわち磁石が回転し、この回転による回転磁界によってコイルに単相又は三相の交流電流が誘起される。この誘起電流は、コイルの引出端部から端子を介して外部への電力伝達用電線である出力用リード線に流れて、車両の電気回路に供給される。
コイルの引出端部と外部への電力伝達用電線の一部を構成する端子との接続構造として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この文献には、アルミニウム導線を用いた固定子(ステータ)巻線端部(コイルの引出端部)を、端子台に装備された例えば黄銅にニッケルメッキを施した金属端子にハンダ付けしたものが記載されている。
ところで、このようなアルミニウムと黄銅との接続部はいわゆる異種金属同士の接触になり、塩水等の電解液環境下では、イオン化傾向により極めて腐食し易い。このため、上述した接続部のハンダ付け部分には、腐食防止と保護のために、保護剤が塗布されている。
上記文献においては、内側の保護層として、例えばポリオレフィン系樹脂などの粘度の低い合成樹脂が上記接続部に塗布されている。また、外側の保護層としては、例えばエポキシ樹脂等の粘度の高い合成樹脂が上記内側保護層の上から塗布されている。
特開2013−188048号公報
しかしながら、上述した合成樹脂を用いたコイルの引出端と金属端子との接続部の保護構造の場合、特殊な保護剤を複数種類用意する必要がある。また、これら複数種類の保護剤を接続部に塗布するために複数の塗布用設備も必要となってくる。そして、保護剤の塗布工程および乾燥工程の時間が長くなり、管理も煩雑になってしまう。
これらから、コイルの引出端と金属端子との接続部の腐食防止と保護のために複数種類の保護剤を接続部に塗布することはコストの上昇を招く虞がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストの上昇を招くことなくコイルの引出端部と外部への電力伝達用電線の一部を構成する金属端子との接続部の腐食が防止できる回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る回転電機は、回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネットを有するロータと、このロータとの間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部と、コアに設けられ、前記巻線部が巻回されたボビンを有するステータとを備え、前記巻線部の端部と外部への電力伝達用電線との電気的接続部オイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビンは前記電気的接続部の径方向外側に、壁状構造が形成されたことを特徴とする。
これにより、従来のような合成樹脂を用いた接続部の保護構造に比べ、コストの上昇を招くことなく巻線部の端部と外部への電力伝達用電線との電気的接続部の腐食が防止できる。
本発明の回転電機としての磁石式発電機の実施形態に係る、図2に示す矢印Iの軸方向からみた側面図。 図1の矢印II−II線に沿った概略断面図。 本実施形態に係る磁石式発電機のステータを構成する積層板を示す側面図。 分割構造のボビンの一方を成すボビン分割体を示す斜視図。 本実施形態に係る巻線部のリード部分を案内するガイド溝を説明する部分斜視図。 本実施形態に係る巻線部のリード部分と端子との接続部を説明する部分斜視図。 本実施形態に係る巻線部のリード部分と端子との接続部を説明する他の部分斜視図。 他の実施形態に係る磁石式発電機の概略断面図。 (a)はさらに他の実施形態に係る巻線部のリード部分と端子との接続部を説明する側面図であり、(b)は(a)を矢印方向から見た図である。 (a)はさらに他の実施形態に係る巻線部のリード部分と端子との接続部の蓋形状を説明する側面図であり、(b)は図10(a)の要部断面図。 (a)はさらに他の実施形態に係る巻線部のリード部分と端子との接続部の蓋形状を説明する側面図であり、(b)は図11(a)の要部断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る磁石式発電機及びその結線機構(構造)の好適な実施形態を説明する。
図1〜図3に、この第一実施形態に係る、回転電機としての単相の磁石式発電機の構造の概要を示す。
磁石式発電機1(以下、単に「発電機」と呼ぶ)は、例えば図示しない二輪車の内燃機関(エンジン)近傍に取り付けられ、エンジンの回転力により回転されることで発電する。この発電機1は、ステータ(固定子)10およびロータ(回転子)60を備えている。ステータ10とロータ60とはそれらの中心軸Oを同軸として配置され、ステータ10はエンジンカバー2に固定される。
ステータ10は、図示しないエンジン躯体側に取り付けられる場合もある。一方、ロータ60は、クランク軸3に固定される。
エンジンカバー2は、発電機1を覆うように配置される。エンジンカバー2は、例えば発電機ケースとも呼ばれ、エンジン躯体と組み合わされてそれらの内部に発電機1の搭載空間を形成する。すなわち、本実施形態では、発電機1は二輪車用の発電機である。発電機1が発電した電力は、図示しない車両側電気回路に供給される。
ステータ10は、コア20、ボビン30および巻線部50を備えている。コア20は、例えば鉄あるいは電磁鋼板等の薄い金属板を積層することにより形成されている。コア20は略円環状のコア本体21を有する(図2、3参照)。
尚、以下の説明において、説明の便宜上、このコア本体21の仮想的な中心軸O(図3参照)の長さ方向を軸方向AXと呼ぶ。さらに、その中心軸Oを中心に当該中心軸Oに直交する断面に沿って放射状に広がる方向を径方向RAと呼び、コア本体21の周囲を巡る方向を円周方向CRと呼ぶ。このコア20を発電機1に実装した状態で、軸方向AX、径方向RA、及び円周方向CRは発電機1の軸方向、径方向、及び円周方向とそれぞれ一致する。以下、コア20は発電機1に実装されているものとして説明する。
コア20は、上述した環状のコア本体21のほか、そのコア本体21から径方向RAの外側へ延びる複数のティース22備えている(図3参照)。本実施形態では、ティース22は、コア本体21の周方向に等間隔で12個設けられている。
ボビン30は、例えば樹脂により環状に形成され、かつその軸方向において前後に半分割した分割構造になっている。このうち、図4には、その分割構造のうちの一方のボビン分割体30Aを示している。ボビン30は、2つのボビン分割体30A,30B(図2参照)を互いに組わせた状態では、環状のボビン本体31、このボビン本体31の径方向RAの外側に複数設けられる絶縁部32、ボビン本体31から径方向に一部張り出した略円弧状の張出部100、及び、その張出部100に軸方向AXに突設させた、後述する成形体101を一体に備えている。本実施形態では、絶縁部32は、ボビン本体31の円周方向CRに等間隔で12個設けられている。
張出部100は、図4に示すように、一方のボビン分割体30Aに一体に形成されている。その張出部100の一部からは、二本の成形体101が軸方向AXに突出して形成されている。この一方のボビン分割体30Aに、図2に示すコア20を成す金属板を積層し、その積層体をもう一方のボビン分割体30Bで挟むように組みつけられる。このとき、各金属板には、二本の成形体101を貫通させる孔AN、AMが形成されている。これにより、成形体101はコア20をその軸方向に沿って貫通した状態になる。なお、2つのボビン分割体30A,30Bは、一方のボビン分割体30Aに上記成形体101を突設した構造を除いて、左右対象にされている。
以下、2つのボビン分割体30A,30Bを組み付けて1つのボビンを構成した状態で説明する。
ボビン30のボビン本体31がコア本体21に対面し、且つ複数の絶縁部32それぞれが複数のティース22それぞれに対面して、コア20を挟み込むようにコア20の軸方向AXの一方の面23の側(エンジンカバー2側)および他方の面24の側(クランク軸3側)に設けられている。
図4に示すように、ボビン本体31の絶縁部32近傍には、ボビン本体31の軸に平行な面方向に延びる板状のストッパ33が形成されている。また、絶縁部32のボビン本体31とは反対側の端部には、ボビン本体31の軸に平行な面方向に延びる板状のストッパ44が形成されている。
巻線部(発電コイル)50は、例えばアルミニウム導線で形成され、2つのボビン30の絶縁部32に巻回されている。本実施形態では、1本の絶縁被覆されたアルミニウム導線を複数の絶縁部32それぞれに所定回数ずつ巻きまわして、複数の巻線部50を各ティース22に形成している。なお、絶縁部32により、巻線部50とコア20のティース22との絶縁性が確保されている。
また、本実施形態では、巻線部50を、所定の力で引っ張りながら絶縁部32に巻き回す。これにより、巻線部50を絶縁部32に密に巻き回すことができる。ここで、ボビン30のストッパ44およびストッパ33により、巻線部50の、径方向RAの位置決めがなされている。
図2に示すように、コア20のコア本体21が例えばボルト等によりエンジンカバー2の内側に固定されている。図示しないエンジンのクランク軸3の端部にはボス4が取り付けられている。そのため、ボス4は、エンジン運転時、クランク軸3と供に回転する。
また、ロータ60は、ステータ10の径方向RAの外側に所定の隙間を介して設けられている。このロータ60は、円周方向CRに円環状を成す筒部61と、この筒部61の軸方向AXの一方の開口を閉じる壁部64とを備える。筒部61及び壁部64は相互に一体に形成されて、壁部64にボス4が固定される。筒部61の内壁には、その円周方向CRに沿って複数のマグネット(永久磁石)62が等角度間隔で設けられている。本実施形態では、その複数のマグネット62は、それらの磁極(N極、S極)の向きが径方向RAにおいて交互に反対になるように、合計12個が設けられている。図1に示すように、筒部61の外周面の一部には、突部63が形成されている。
ロータ60の筒部61がコア20の径方向RAの外側に位置するように、その壁部64がボス4に固定される。これにより、コア20のティース22の先端部は、マグネット62に対向して位置する。ロータ60は、エンジン運転時、クランク軸3およびボス4とともに回転する。ロータ60が回転すると、マグネット62に対向するティース22を覆う絶縁部32に巻回された巻線部50に誘導起電力が生じる。その結果、巻線部50に電流が生じる。巻線部50に生じた電流は、巻線部50と車両側電気回路とを接続する出力ケーブル5(図2参照)を経由して、二輪車のバッテリやヘッドランプ等の電気負荷に供給される。このように、本実施形態の発電機1はアウタロータ型の発電機である。
ロータ60の径方向RAの外側には、所定隙間を介して回転センサ70が設けられている。回転センサ70は、ロータ60が回転するとき、突部63の回転位置に応じた信号を出力する。当該信号は、ワイヤーハーネス71を経由して、図示しない電子制御ユニット(以下、「ECU」という)に伝達される。これにより、ECUは、ロータ60の回転位置、すなわち、クランク軸3の回転位置を検出することができる。
次に、この発電機1において、巻線部50の端部と出力ケーブル5およびアース線(図示せず)との電気的な接続部90A,90Bを説明する。
本実施形態に係る発電機1は単相の交流発電機であるので、その12本のティースに巻き回された12個の巻線部50は、電気的には互いに直接に接続されて車両側電気回路に接続されている。このため、この巻線部50の直列回路の両端部、すなわち、12個の巻線部50の巻き始めと巻き終わりの引き出し部分の端部、すなわちバッテリ側及びアース側リード部分T,Tは外部への電力伝達用電線である出力ケーブル5及びアース線に接続されている。出力ケーブル5は車両側電気回路に接続され、アース線は車両側のアース回路に接続される。
これらの接続部90A,90Bは、図1,2に示すように、複数の巻線部50のバッテリ側及びアース側のリード部分T,Tを各別に接続するための構造を有する。これらの接続部90A,90Bは、コア20の両側面、すなわちエンジンカバー2側の面23及びクランク軸3側の面24の所定位置をその軸方向AXに貫通させて配置されている。この貫通位置は、本実施形態の場合、複数の巻線部50のリード部分T,Tに最も近い部位に設定されている。
これらの接続部90A,90Bは、コア20を軸方向AXに沿って貫通した状態で当該コア20に固定され、且つ、貫通孔HLを有する樹脂製の成形体101(ボビン分割体30Aに一体に形成されている、図4参照)と、この成形体101の貫通孔HLに圧入され、且つ、両端部122,123,142をコア20の外部に残して当該貫通孔HLに固定状態で配置される、中間接続部材である端子102,104と、を備える。
バッテリ側端子102の両端部122,123のうちの、エンジンカバー2の側に位置する一方の端部122には複数の巻線部50の出力側のリード部分Tが溶接によって電気接続され、クランク軸3の側に位置する他方の端部123にはバッテリに接続された銅製の出力ケーブル5がハンダ付けにより電気接続される。
また、アース側端子104の両端部142のうちの、エンジンカバー2の側に位置する一方の端部142には複数の巻線部50のアース側のリード部分Tが溶接によって電気接続され、クランク軸3の側に位置する図示しない他方の端部には車両側のアース回路に接続される図示しないアース線がハンダ付けにより電気接続される。
なお、出力側のリード部分T及びアース側のリード部分Tはコア20の軸方向AXと直交する方向、すなわちボビン分割体30Aの張出部100と平行に伸びて端子102,104に接続される。また、接続部90A,90Bは、図1に示すように、その接続面方向SDがロータ60の回転方向接線TLに対し直交する方向を向く。
成形体101は、図4に示すように、ボビン分割体30Aの張出部100に一体成形されており、コア20の所定位置にて貫通して固定される。この成形体101には、図5にも示すように、その長さ方向に沿って貫通孔HLが形成されている。また、張出部100の、成形体101と反対の面の、端子102,104の径方向RA外側には、図5〜図7に示すように、壁状構造の突起112Aが形成されている。この突起112Aはコイル崩れ防止用の衝立として機能する。
また、端子102,104の端部122,142の周囲には略円形の立ち上がり壁112Bが形成され、この立ち上がり壁112Bによって囲まれた内部空間をプール状構造としている。
そして、突起112Aに隣接する張出部100には軸方向AXに突出する突出部112Dが設けられ、この突出部112Dにその終端方向がリード部分と端子との接続部分となるガイド溝112Cを設けて、リード部分と端子との接続部分の径方向及び軸方向の位置決めを行っている。また、この突出部112Dにより、図示しない溶接電極がコア20やボビン30に接触するのを防げる。
さらに、壁状構造の第二の突起112Eがガイド溝112Cに隣接して設けられる。この第二の突起112Eは巻線部50のリード部分を引き込んで曲げる際のガイドとして利用できる。
複数の巻線部50は、その両端の巻始め及び巻終わりにバッテリ側及びアース側リード部分T、Tを備えている。これらのリード部分T、Tは絶縁被膜で覆われているが、巻線本体と同様にアルミニウム製である。これらのリード部分T,Tが巻線部50の群から引き出され、図6に示すように、コア20の張出部100に形成されたガイド溝112Cに収容されガイドされる。貫通孔HLには例えばバッテリ側端子102の溶接用の端部122が位置している。このため、この端部122に、ガイドされてきたバッテリ側リード部分Tの先端を曲げて沿わせ、その両者を溶接で接続する。この溶接は、例えば抵抗溶接であり、端部122に集中する電流によるジュール熱と、リード部分Tと端部122への加圧とにより、両者が相互に溶接される(図6参照)。なお、詳細には図示していないが、アース側端子104とアース側リード部分Tの接続も同様に行われる。
なお、端子102,104の材質としては、出力ケーブル5等とのハンダ付けを考慮して、鉄系、銅系などの、アルミニウム以外の金属が使用されることが一般的である。
ところで、本発明が適用される二輪車のエンジンは潤滑装置を備える。潤滑装置は、例えばエンジンの最下部に配置されるオイルパン内に溜められているエンジン潤滑用オイルを、オイルポンプを用いてエンジン各部の摺接部にオイル流路を介して圧送するものであり、摺接部を潤滑したエンジン潤滑用オイルはエンジン内を自然落下してオイルパンに戻るようになっている。
また、オイルパン内に溜められているエンジン潤滑用オイルの一部はエンジンカバー2の内部にも流入しており、底部に溜まっている。エンジンカバー2は潤滑用オイルの流路を形成するともいえ、潤滑用オイルをエンジン外部に流出させないように構成される。エンジン停止時におけるエンジンカバー2内のエンジン潤滑用オイルの液面OLは、図1及び図2に示すように、ロータ60を構成する筒部61の下部が浸る程度の高さに設定される。
このように、本実施形態の回転電機によれば、下記のように様々な作用効果が得られる。
端子102,104の材質として、鉄系、銅系などの、アルミニウム以外の金属を使用した場合、アルミニウムとの溶接部は異種金属同士の接触になり、腐食環境下では極めて腐食し易い。エンジンカバー2とエンジン躯体とを組み合わせることにより、その内部に形成された発電機1の搭載空間は、腐食要因を含む排気ガスが流入する腐食環境である。
排気ガスは、燃料由来の硫黄成分やアルコールを含んでいる可能性がある。また、排気ガスには燃料の燃焼により生じた水分が含まれている可能性もある。そして、この水分はエンジンカバー2に付着して冷やされ、結露することがある。この結露した水に硫黄成分等が溶けることにより、腐食性の高い物質が生成される。例えば硫酸等が挙げられる。よって、これらの観点から、上記接続部90A,90Bは腐食環境に晒されているといえる。
本実施形態の回転電機においては、エンジンが回転するとそれに伴ってロータ60も回転する。ロータ60が回転することにより、エンジンカバー2内底部に溜まっているエンジン潤滑用オイルがロータ60の筒部61によって掻き揚げられ、エンジンカバー2内を、エンジン潤滑用オイルの飛沫を含んだ雰囲気、いわゆるオイルミストで満たす。
エンジンカバー2内のオイルミストは例えばバッテリ側端子102の端部122と出力側リード部分Tの先端との接続部90Aに付着し、この接続部90Aをエンジン潤滑用オイルでコーティングすることによりエンジン潤滑用オイルが保護剤となって接続部90Aの腐食を防止する。すなわち、接続部90Aは、この接続部90Aを囲む雰囲気に含まれているエンジン潤滑用オイルの飛沫によって、直接的に濡らされている。そして、この接続部90Aにエンジン潤滑用オイルが密着して覆うことにより、接続部90Aは、腐食要因から隔絶されていることとなる。なお、アース側リード部分Tの接続部90Bに関しても同様である(以下同じ)。
また、オイルミストは接続部90A近傍に配置された壁状構造の突起112Aや第二の突起112Eにも付着し、付着したオイルミストは突出部112Dに形成されたガイド溝112Cを伝って接続部90Aに導かれ、その腐食を防止する。突起112Aやガイド溝112Cは、接続部90Aに対し、径方向外側に配置されるとより好適であり、オイルミストを効果的に捕捉することができる。また、突起112Aやガイド溝112Cは、発電機1が二輪車のエンジンに搭載される際、重力方向上側、すなわち天側に配置されるとより好適であり、効果的にエンジンオイルを接続部90Aに導くことができる。
さらに、ガイド溝112Cにリード部分Tが配置されており、リード部分Tはエンジン潤滑用オイルで濡れやすいため、エンジン潤滑用オイルは、リード部分Tを伝わって、ガイド溝112Cとリード部分Tとの間に形成される隙間を伝わることにより、接続部90Aに向かって伝えることが容易になる。すなわち、エンジン潤滑用オイルが、接続部90Aを覆うように密着することにより、接続部90Aは間接的に濡らされているともいえる。
さらに、端子102の端部122の周囲に略円形の立ち上がり壁112Bを形成し、この立ち上がり壁112Bによって囲まれた内部空間をプール状構造としたことにより、この立ち上がり壁112Bの内部空間にもオイルミストは導かれる。立ち上がり壁112Bの内部空間に導かれたオイルミストは例えエンジンが回転を停止しても内部空間に留まっており、接続部90Aとの表面張力によって接続部90Aに導かれてその腐食を防止する。
上述したように、例えば端子102の端部122とリード部分Tの先端との接続部90Aはエンジン潤滑用オイルによって腐食が防止される。また、エンジン潤滑用オイルは、エンジンを始動することにより効果的に接続部90Aに付着させることができる。そして、エンジン停止時においては、立ち上がり壁112Bによるプール状構造によりエンジン潤滑用オイルを接続部90Aに供給することができる。このように、接続部90Aに複数の手段で複合的にエンジン潤滑用オイルを供給することができるため、エンジンの運転状態によらず、常に接続部90Aの腐食の発生を抑制することが可能である。
以上により、従来のような合成樹脂を用いた接続部の保護構造に比べ、コストの上昇を招くことなく端子の端部とリード部分の先端との接続部の腐食が防止できる。
なお、上述した実施形態ではロータ60を回転させてエンジンカバー2内のエンジン潤滑用オイルを掻き揚げることによりエンジン潤滑用オイルを接続部90Aに付着させているが、例えば、詳細には図示しないが、エンジンカバー2またはクランク軸3にオイル流路と、接続部90A向かって開口する噴口を設け、接続部90A向かってエンジン潤滑用オイルを噴射させる構造を用いてもよい。
また、端子の端部とリード部分の先端との接続部の接続面方向SDをロータ60の回転方向接線TLに対し直交する方向に向けることにより、接続部の溶接作業が容易になる。
また、ステータ(固定子)10の複数の巻線部50を形成する線材にアルミニウム導線を用いているため、発電機自体をより軽量にできるとともに、銅線を用いる場合に比べて部品コストも大幅に低減できる。
また、複数の巻線部50から引き出したリード部T,Tは、アルミニウム製であるため、ハンダ付けの代わりに溶接によって端子102,104に接続することが好適である。
さらに、溶接及びハンダ付けの部位がコア20を挟んで相互に隔絶されているため、ハンダ部にスパッタが付着したり、ハンダ付け作業により溶接部にダメージを与えたりすることも格段に少なくなる。これにより、接合部位の電気的な接合の信頼性が上がる。
さらに、ボビン分割体30Aの張出部100の、成形体101と反対の面に、すなわち、例えば端子102の端部122と巻線部50との間に壁状構造の突起112Aや第二の突起112Eが形成されている。これらの突起112Aおよび第二の突起112Eは、溶接時に飛散するスパッタがステータ10の巻線部50に付着するのを防止する。
なお、上述の実施形態では、エンジンカバー2側で巻線部50のバッテリ側リード部分Tを接続し、クランク軸3側でバッテリへの接続を行うようにしたが、本発明の他の実施形態である図8に示すように、これの位置関係は反対であってもよい。つまり、コア20の前記他方の面24の側に成形体101のヘッド部が位置し、前記一方の面23の側に成形体101のテール部が位置してもよい。これに応じて、端子102の向きも反対になる。これにより、設計の自由度が上がる。
また、接続部90Aを、軸方向AXロータ60の壁部64側に向けて配置することにより、エンジン潤滑用オイルが接続部90Aに掛かり易くなる。すなわち、ロータ60の壁部64の表面張力(エネルギー)によりエンジン潤滑用オイルがより掻き揚げられると供に、壁部64に設けられたリベット151等の凸部や穴152によってもエンジン潤滑用オイルがより掻き揚げられる。
さらにまた、上記実施形態では、図1に示すように、接続部90A,90Bをティースの中心線上に配置した例を示したが、詳細には図示しないが、隣接するティース間の中心線上に接続部90A,90Bを配置してもよい。
また、上記実施形態では、端子の溶接用端部に、ガイドされてきたリード部分の先端を曲げて沿わせ、その両者を溶接した例を示したが、本発明のさらに他の実施形態では、図9(a)および(b)に示すように、端子106の端部162にかしめ用の溝163を設け、この溝163にリード部分Tの先端を導いてかしめ固定し、その両者を例えばハンダ付けしてもよい。
端子106の径方向RA外側には、上記実施形態同様、壁状構造の突起112Aが形成されており、この突起112Aにはリード部分Tの位置決めを行うガイド溝112Cが設けられている。さらに、端子106の周囲には、上記実施形態同様、略円形の立ち上がり壁112Bが形成され、この立ち上がり壁112Bによって囲まれた内部空間をプール状構造としている。
また、上記実施形態では、端子102の端部122の周囲に略円形の立ち上がり壁112Bを形成し、この立ち上がり壁112Bによって囲まれた内部空間をプール状構造とした例を示したが、本発明のさらに他の実施形態では、図10(a)および(b)に示すように、立ち上がり壁112Bの、プール状構造の軸方向AX側開口に、その一部を覆うように蓋112Fを設けてもよい。なお、蓋112Fは、プール状構造の重力方向下側に配置されるとエンジン潤滑用オイルを効率的に溜めることができ、好適である。また、蓋112Fが設けられていないプール状構造上側の開口より、新たなエンジン潤滑用オイルをプール状構造の内部空間に供給することが可能となる。
ところで、プール状構造を構成する立ち上がり壁112Bと蓋112Fとを一体に形成する場合、組み付け時の端子102の端部122に干渉しないよう、及びこの端部122とリード部分Tとの接続の邪魔にならないよう、蓋112Fはプール状構造の重力方向下側の低い位置に形成されることが望ましい。
一方、本発明のさらに他の実施形態である図11(a)および(b)に示すように、プール状構造を構成する立ち上がり壁112Bと蓋112Fとを別体に形成する場合、上述したように、組み付け時の端子102に干渉したりリード部分Tとの接続の邪魔になったりすることはないため、プール状構造の軸方向AX側開口をより広い範囲で覆うことができ、プール状構造の内部空間にエンジン潤滑用オイルをより多く溜めることができる。そして、立ち上がり壁112Bと蓋112Fとの固定方法としては、例えば両者の双方にスナップフィットを設けたり、両者を接着したりすることが考えられるが、特にこれらの方法に限定されるのではなく、あらゆる公知技術が適用可能である。なお、この本発明の他の実施形態においては、図面に用いた符号のうち、上記実施形態に用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、上記実施形態と同様の構成要素等を表す。
また、上記実施形態では、端子とリード部分との接続方法として溶接を用いて示したが、この溶接には合金層を有する接続や、冶金学的な拡散層による接続も含まれる。また、溶接方法はさまざまな方法によって提供可能であり、例えばプロジェクション溶接やアーク溶接等が用いられる。さらに、他の接続方法としては、例えばかしめやハンダ付け、ヒュージング(熱かしめ)等があるが、本願発明の趣旨である電気接続部の腐食保護という観点からすれば、これらの接続方法も当然含まれるものである。
さらに、上記実施形態では、プール状構造を構成する立ち上がり壁112Bの軸方向AX高さは、端部122とリード部分Tとの接続時の作業性を考慮して、接続部90Aより低いものとした例を示したが、上述した他の実施形態の蓋112Fのように、立ち上がり壁112Bをボビン本体31と別体に設けるような構成にすれば、接続部90Aより高いものとすることも可能である。なお、立ち上がり壁112Bの軸方向AX高さは、接続部90Aの形状やエンジン潤滑用オイルの粘性に応じて適宜調整可能である。
そして、上記実施形態では、エンジン潤滑用オイルで接続部を覆うことによりこの接続部の腐食の発生を抑制しているが、エンジン潤滑用オイルと他の手段、例えば合成樹脂を用いて接続部を覆うこととを組み合わせて接続部の腐食の発生を抑制してもよい。この場合、従来二種類必要であった合成樹脂を一種類にすることができ、コストを下げることができると共に、合成樹脂とエンジン潤滑用オイルとの科学的な分解のリスク検討も低減可能となる。さらに、合成樹脂に変えて、コイル固定用の接着剤やコア防錆用の防錆材を用い、これらとエンジン潤滑用オイルとを組み合わせて接続部の腐食の発生を抑制してもよい。
また、本発明のさらに他の実施形態では、詳細には図示しないが、ロータをステータの内側に設けることとしてもよい。この場合、回転電機を、インナロータ型の発電機またはモータとして利用することができる。
さらにまた、本発明の他の実施形態では、ロータを固定し、ステータをロータに対し相対回転させるよう回転電機を構成してもよい。このように、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 回転電機(磁石式発電機)
5 出力ケーブル(外部への電力伝達用電線)
10 ステータ
20 コア
50 巻線部
60 ロータ
90A,90B 電気的接続部
102,104 端子(中間接続部材)
112A 突起(壁状構造)
112B 立ち上がり壁(プール状構造)
112C ガイド溝
,T リード部分(巻線部の端部)
SD 電気的接続部の接続面方向
TL ロータの回転方向接線

Claims (7)

  1. 回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、
    このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)と、コア(20)に設けられ、前記巻線部(50)が巻回されたボビン(30)を有するステータ(10)とを備えた回転電機(1)において、
    前記巻線部(50)の端部(T,T)と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)オイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビン(30)は前記電気的接続部(90A,90B)の径方向(RA)外側に、壁状構造(112A)が形成されたことを特徴とする回転電機(1)。
  2. 回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、
    このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)と、コア(20)に設けられ、前記巻線部(50)が巻回されたボビン(30)を有するステータ(10)とを備えた回転電機(1)において、
    前記巻線部(50)の端部(T ,T )と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)はオイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビン(30)は前記電気的接続部(90A,90B)の近傍に前記巻線部(50)の端部(T ,T )のガイド溝(112C)を設け、前記のガイド溝(112C)の終端方向が前記電気的接続部(90A,90B)となるように形成されたことを特徴とする回転電機(1)。
  3. 回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、
    このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)と、コア(20)に設けられ、前記巻線部(50)が巻回されたボビン(30)を有するステータ(10)とを備えた回転電機(1)において、
    前記巻線部(50)の端部(T ,T )と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)はオイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビン(30)は前記電気的接続部(90A,90B)の周囲に、この接続部を囲むプール状構造(112B)が形成されたことを特徴とする回転電機(1)。
  4. 回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、
    このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)と、コア(20)に設けられ、前記巻線部(50)が巻回されたボビン(30)を有するステータ(10)とを備えた回転電機(1)において、
    前記巻線部(50)の端部(T ,T )と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)はオイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビン(30)は前記電気的接続部(90A,90B)の径方向(RA)外側に、壁状構造(112A)が形成されると共に、前記電気的接続部(90A,90B)の近傍に前記巻線部(50)の端部(T ,T )のガイド溝(112C)を設け、前記のガイド溝(112C)の終端方向が前記電気的接続部(90A,90B)となるように形成されたことを特徴とする回転電機(1)。
  5. 回転可能に支持され、且つ、円周方向に配置された複数のマグネット(62)を有するロータ(60)と、
    このロータ(60)との間に所定距離の隙間を介して配置され、かつアルミニウム導線で形成された巻線部(50)と、コア(20)に設けられ、前記巻線部(50)が巻回されたボビン(30)を有するステータ(10)とを備えた回転電機(1)において、
    前記巻線部(50)の端部(T ,T )と外部への電力伝達用電線(5)との電気的接続部(90A,90B)はオイル中もしくはオイルを含んだ雰囲気中に配置され、前記ボビン(30)は前記電気的接続部(90A,90B)の径方向(RA)外側に、壁状構造(112A)が形成されると共に、前記電気的接続部(90A,90B)の周囲に、この接続部を囲むプール状構造(112B)が形成されたことを特徴とする回転電機(1)。
  6. 前記巻線部(50)の端部(T ,T )と前記外部への電力伝達用電線(5)とは中間接続部材(102,104)によって電気的に接続されて前記電気的接続部(90A,90B)を形成し、
    前記中間接続部材(102,104)は、電気的な導電性を有する鉄系または銅系の部材で形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の回転電機(1)。
  7. 前記オイルはエンジン潤滑用オイルであることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の回転電機(1)。
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