JP6086832B2 - インバータ回路 - Google Patents
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Description
(1) 本発明は、交流電力を出力するインバータ回路(例えば、図1のインバータ回路1に相当)であって、ハイサイドスイッチ素子(例えば、図1のハイサイドスイッチ素子Q1に相当)およびローサイドスイッチ素子(例えば、図1のローサイドスイッチ素子Q2に相当)と、前記ハイサイドスイッチ素子と前記ローサイドスイッチ素子との接続点と、基準電位点(例えば、図1の基準電位源GNDに相当)と、の間に設けられたコイル(例えば、図1のコイルLに相当)に並列接続された双方向スイッチング手段(例えば、図1の双方向スイッチング部10に相当)と、を備えることを特徴とするインバータ回路を提案している。
図1は、本発明の一実施形態に係るインバータ回路1の回路図である。インバータ回路1は、図7に示した従来例に係るインバータ回路100とは、双方向スイッチング部10を備える点が異なる。なお、インバータ回路1において、インバータ回路100と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
以上の構成を備えるインバータ回路1は、ハイサイドスイッチ素子Q1、ローサイドスイッチ素子Q2、スイッチ素子Q3、Q4のそれぞれの状態に応じて、第1の動作モード(図2参照)、第2の動作モード(図3参照)、第3の動作モード(図4参照)、および第4の動作モード(図5参照)の4つの動作モードで動作する。
図2は、第1の動作モードにおいてインバータ回路1に流れる電流を示す図である。第1の動作モードでは、インバータ回路1は、ハイサイドスイッチ素子Q1をオン状態にするとともに、ローサイドスイッチ素子Q2をオフ状態にし、かつ、スイッチ素子Q3、Q4をオフ状態にして双方向スイッチング部10をオフ状態にする。これによれば、高電位電源からオン状態のハイサイドスイッチ素子Q1を介してコイルLに電力が供給される。このため、時間が経過するに従ってコイルLの一端から他端に流れる電流が増加し、コイルLにエネルギーが蓄えられる。
図3は、第2の動作モードにおいてインバータ回路1に流れる電流を示す図である。第2の動作モードでは、インバータ回路1は、ハイサイドスイッチ素子Q1およびローサイドスイッチ素子Q2をオフ状態にし、かつ、スイッチ素子Q3、Q4をオン状態にして双方向スイッチング部10をオン状態にする。このため、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移させると、第1の動作モードにおいてコイルLに蓄えられたエネルギーにより、コイルLから、双方向スイッチング部10のうち基準電位源GNDとの接続部に向けて電力が供給され、コイルLの他端から、オン状態のスイッチ素子Q4、Q3を介してコイルLの一端に向かって電流が流れる。したがって、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移させると、第1動作モードにおいてコイルLに蓄えられたエネルギーにより、コイルLの一端から他端に電流が流れ続ける。
図4は、第3の動作モードにおいてインバータ回路1に流れる電流を示す図である。第3の動作モードでは、インバータ回路1は、ハイサイドスイッチ素子Q1をオフ状態にするとともに、ローサイドスイッチ素子Q2をオン状態にし、かつ、スイッチ素子Q3、Q4をオフ状態にして双方向スイッチング部10をオフ状態にする。これによれば、コイルLからオン状態のローサイドスイッチ素子Q2を介して低電位電源に電力が供給される。このため、時間が経過するに従ってコイルLの他端から一端に流れる電流が増加し、コイルLにエネルギーが蓄えられる。
図5は、第4の動作モードにおいてインバータ回路1に流れる電流を示す図である。第4の動作モードでは、インバータ回路1は、ハイサイドスイッチ素子Q1およびローサイドスイッチ素子Q2をオフ状態にし、かつ、スイッチ素子Q3、Q4をオン状態にして双方向スイッチング部10をオン状態にする。このため、第3の動作モードから第4の動作モードに遷移させると、第3の動作モードにおいてコイルLに蓄えられたエネルギーにより、コイルLから、双方向スイッチング部10のうちハイサイドスイッチ素子Q1とローサイドスイッチ素子Q2との接続点との接続部に向けて電力が供給され、コイルLの一端から、オン状態のスイッチ素子Q3、Q4を介してコイルLの他端に向かって電流が流れる。したがって、第3の動作モードから第4の動作モードに遷移させると、第3の動作モードにおいてコイルLに蓄えられたエネルギーにより、コイルLの他端から一端に電流が流れ続ける。
10;双方向スイッチング部
L;コイル
Q1;ハイサイドスイッチ素子
Q2;ローサイドスイッチ素子
Q3、Q4;スイッチ素子
Claims (6)
- 交流電力を出力するインバータ回路であって、
ハイサイドスイッチ素子およびローサイドスイッチ素子と、
前記ハイサイドスイッチ素子と前記ローサイドスイッチ素子との接続点と、基準電位点と、の間に設けられたコイルに並列接続された双方向スイッチング手段と、を備え、
4つの動作モードを有し、
第1の動作モードでは、前記ハイサイドスイッチ素子をオン状態にするとともに、前記ローサイドスイッチ素子をオフ状態にし、かつ、前記双方向スイッチング手段をオフ状態にして、前記ハイサイドスイッチ素子から前記コイルに向けて電力を供給し、
第2の動作モードでは、前記ハイサイドスイッチ素子および前記ローサイドスイッチ素子をオフ状態にし、かつ、前記双方向スイッチング手段をオン状態にして、前記コイルから、前記双方向スイッチング手段のうち前記基準電位点との接続部に向けて電力を供給し、
第3の動作モードでは、前記ハイサイドスイッチ素子をオフ状態にするとともに、前記ローサイドスイッチ素子をオン状態にし、かつ、前記双方向スイッチング手段をオフ状態にして、前記コイルから前記ローサイドスイッチ素子に向けて電力を供給し、
第4の動作モードでは、前記ハイサイドスイッチ素子および前記ローサイドスイッチ素子をオフ状態にし、かつ、前記双方向スイッチング手段をオン状態にして、前記コイルから、前記双方向スイッチング手段のうち前記ハイサイドスイッチ素子と前記ローサイドスイッチ素子との接続点との接続部に向けて電力を供給することを特徴とするインバータ回路。 - 前記ハイサイドスイッチ素子および前記ローサイドスイッチ素子は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成されることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
- 前記双方向スイッチング手段は、
第1のスイッチ素子と、
前記第1のスイッチ素子にコモン接続された第2のスイッチ素子と、を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインバータ回路。 - 前記第1のスイッチ素子および前記第2のスイッチ素子は、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されることを特徴とする請求項3に記載のインバータ回路。
- 前記双方向スイッチング手段は、トライアックを備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインバータ回路。
- 前記コイルを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインバータ回路。
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JP2013144295A JP6086832B2 (ja) | 2013-07-10 | 2013-07-10 | インバータ回路 |
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JP5594263B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2014-09-24 | 株式会社デンソー | ハーフブリッジ回路 |
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