JP6086243B2 - モータの集中配電部材 - Google Patents

モータの集中配電部材 Download PDF

Info

Publication number
JP6086243B2
JP6086243B2 JP2013218348A JP2013218348A JP6086243B2 JP 6086243 B2 JP6086243 B2 JP 6086243B2 JP 2013218348 A JP2013218348 A JP 2013218348A JP 2013218348 A JP2013218348 A JP 2013218348A JP 6086243 B2 JP6086243 B2 JP 6086243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
distribution member
power distribution
connection
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013218348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015082859A (ja
Inventor
耕至 篠田
耕至 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2013218348A priority Critical patent/JP6086243B2/ja
Publication of JP2015082859A publication Critical patent/JP2015082859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086243B2 publication Critical patent/JP6086243B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、モータの集中配電部材に関する。
3相モータのステータの巻線に電力を供給するための集中配電部材の一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、電源と接続される1個の給電端子と、U,V,Wの各相の巻線と接続される複数の接続端子とを備えた環形をなすバスバーが、径寸法を異にした形態で3個備えられるとともに、同数の収容溝を同心に設けた上面開口の環形の溝状をなす樹脂製ホルダが設けられ、各バスバーがホルダの対応する収容溝に挿入されることで、互いに絶縁された形態で径方向に積層されて収容された構造となっている。
特開2003−134759号公報
ところで、上記のような集中配電部材は、トラック等の大型車に適用されるものでは、直径が40〜50cm程度の大型となり、結果、バスバー、ホルダ共に大径のものが要求される。このうちバスバーは、帯材を一端側から順次に曲げ加工して環形に形成する等により比較的簡単に製造できる。一方、ホルダについては、相応に大型の成形金型が必要となるために設備費が高くつくばかりでなく、成形精度に劣る嫌いがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、合成樹脂製のホルダを低コストでかつ高精度に製造できるようにするところにある。
明細書に開示されるモータの集中配電部材は、モータのステータの外周に配設され同ステータの巻線に電力を供給するための集中配電部材であって、給電端子及び前記巻線との接続端子を備えた環形をなす複数のバスバーと、上面開口の環形の溝状をなし前記各バスバーを互いに絶縁された形態で積層して収容可能な合成樹脂製のホルダと、が備えられたものにおいて、前記ホルダが周方向において複数に分割され、隣り合う分割ホルダの接続端の間には、両接続端同士を結合する結合手段が設けられており、前記ホルダの外壁は、前記ホルダの内壁並びに仕切り壁より所定寸法背が高く形成されており、前記ホルダの外壁には、前記ホルダの上面開口を塞ぐように装着される補助ホルダが係止されるところに特徴を有する。

分割ホルダ同士が結合手段で繋がれて環形をなすホルダが形成される。
分割ホルダ自身は略円弧状で小型となるから、複数個を並べて成形する等により、成形金型を小型化でき、また各分割ホルダの成形精度が高められる。そのためホルダを低コストでかつ高精度に製造でき、ひいては安価で高品質の集中配電部材を提供することができる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記結合手段は、隣り合う一方の前記分割ホルダの接続端に設けられた弾性係止片と、他方の前記分割ホルダの接続端に設けられ前記弾性係止片が係止する被係止部とから構成されている。
隣り合う分割ホルダ同士は、一方の分割ホルダの接続端の弾性係止片を、他方の分割ホルダの接続端の被係止部に弾性的に係止させることで結合される。
(2)前記分割ホルダは周方向に等分されて形成されており、同分割ホルダの一端に前記弾性係止片が、他端に前記被係止部が形成されている。
各分割ホルダについて、弾性係止片と被係止部とを両端に備えた同一形状に形成することができる。
(3)前記ホルダの内部には、環形をなす複数の仕切壁が径方向に所定間隔を開けて底面から立ち上がり形成されていることにより、前記各バスバーを個別に収容可能な環形の収容溝が同心に配されて設けられている。
複数のバスバーがホルダ内に互いに絶縁された形態で径方向に積層されて収容される形式の集中配電部材に適用可能である。
(4)前記各バスバーにおける前記各分割ホルダの接続部分と対応する箇所には、絶縁テープが巻き付けられている。
各分割ホルダの接続部分すなわち繋ぎ目において、隣り合うバスバー同士が短絡することが防止される。
本発明によれば、集中配電部材の一部を構成する合成樹脂製のホルダを低コストでかつ高精度に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る集中配電部材の分解斜視図 ホルダの平面図 共通形状の分割ホルダの平面図 同側面図 他の分割ホルダの部分平面図 分割ホルダの結合動作を示す正面図 結合完了時の正面図 同平面図 集中配電部材の組み付け完了時の平面図 その斜視図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図10に基づいて説明する。
本実施形態のモータは、ハイブリッド車に搭載される3相交流12極対のブラシレスモータであり、例えばエンジンとトランスミッションとの間の狭い空間に配置され、エンジンの水平なクランクシャフトに同軸に連結されたロータ(図示せず)と、ロータを同心状に包囲する環形のステータS(図9参照)と、ステータSを同心状に包囲する環形の集中配電部材Xとを備えて構成される。ステータSは、コアに巻線を施すことによって構成された複数の磁極(図示せず)によって構成され、磁極は、ロータと同心の円周に沿って一定ピッチで配置されており、各磁極からは巻線の両端部が導出され、スター結線方式が採られている。
集中配電部材Xは、ステータSの巻線に電力を供給するためのものであって、図1に示すように、3個の環形のバスバー10と、各バスバー10を互いに絶縁された形態で同心に配して収容するホルダ20とを備えている。
また、12個に分割されて全体として環状に配される中性点バスバー50を備えており、各中性点バスバー50は、インサート成形によって補助ホルダ55,55A内に埋設されている。一の補助ホルダ55Aには、ナットホルダ57が一体的に形成されている。
バスバー10は、正36角形の環形に形成されたバスバー本体11に対し、それぞれ12個の接続端子15と、1個の給電端子17とが一体に形成された構造であり、径を異にする3個が備えられている。詳細には、最小径のU相のバスバー10U、中間径のV相のバスバー10V、及び最大径のW相のバスバー10Wとが備えられている。なお、3個のバスバー10U,10V,10Wについて共通の説明をする場合には、適宜にバスバー10として説明する。
バスバー10のバスバー本体11は、金属製の帯材が、所定長さごとに所定角度をなして板厚方向に曲げられることにより、上記のように正36角形の環形に形成されている。ただし、正36角形の36辺のうち終端側の3辺弱の領域は切除されている。
接続端子15は、バスバー本体11の上縁から立ち上がったのち、環形の中心に向けて直角曲げされ、再び立ち上がったクランク状に形成されており、一定角度間隔を開けた計12箇所に形成されている。接続端子15の上端には、対応する巻線の一端側をフュージングにより固着可能となっている。
給電端子17は、上記した接続端子15のうち始端から所定番目(6番目)の接続端子15が形成された縁辺部12に並んで形成されている。給電端子17は、バスバー本体11の上縁に一体形成された幅広の帯材を曲げて形成され、概ねバスバー本体11の上縁から小寸法立ち上がったのち、環形の中心に向けて直角曲げされ、再び大きく立ち上がったクランク状に形成されている。給電端子17における上側の立ち上がり部18の上端部が、相手の電源側端子(図示せず)とボルト締めにより接続可能となっている。
ホルダ20について詳細に説明する。ホルダ20は絶縁体である合成樹脂製であって、全体として上面開口の溝状をなし、かつ図2に示すように、バスバー10と同様に正36角形の環形に形成されている。ホルダ20の深さは、バスバー本体11の幅の倍程度であり、同ホルダ20の内底面からは、図3及び図4に参照して示すように、正36角形をなす2枚の仕切壁21が径方向に所定間隔を開けて全高に亘って立ち上がり形成され、これにより互いに径を異にする正36角形をなす3本の収容溝22が、同心に配されて形成されている。
なお、図4に示すように、ホルダ20の外壁25は、内壁26並びに仕切壁21より所定寸法背が高く形成されており、各直線状の縁辺部23(ただし、4個の縁辺部23は除く。)における外壁25の外面の上端部には、図1に示すように、補助ホルダ55,55Aを抜け止めして装着するべく係止突部27が形成されている。
ホルダ20の3本の収容溝22のうち、最内側の収容溝22Uには最小径のU相のバスバー10Uが、中央の収容溝22Vには中間径のV相のバスバー10Vが、また、最外側の収容溝22Wには最大径のW相のバスバー10Wが、それぞれ収容されるようになっている。
3個のバスバー10U,10V,10Wが、ホルダ20の対応する収容溝22U,22V,22Wに所定の回動姿勢で収容されると、図10に参照して示すように、各バスバー10に設けられた給電端子17が横一列に並んで1箇所に纏まって配されるようになっている。
上記した3個の給電端子17の配置を受けて、ホルダ20には共通の端子台28が一体形成されている。端子台28は、図2及び図5に示すように、ホルダ20の連続した所定の3縁辺部23に亘る領域において、内壁26の上縁部から環形の中心に向けて張り出した形態で形成されている。同端子台28は、各給電端子17を互いに隔絶した形態で受けることが可能な形状とされている。
さて、上記したホルダ20は、図2に示すように、周方向において90°間隔を開けて4個に分割されている。分割位置は詳細には、ホルダ20における36個の直線状の縁辺部23のうち、90°間隔を開けた4個の縁辺部23Aの長さ方向の中央部であって、各分割ホルダ30は、1/4円ずつの略円弧状に形成されている。ただし一の分割ホルダ30Aについては、上記した端子台28が一体形成されている点で、他の3個の分割ホルダ30とは異なっている。
各分割ホルダ30,30Aは、後記するように改めて環形に接続され、したがって各分割ホルダ30,30Aにおける両端(分割位置)が、隣り合う分割ホルダ30,30Aとの接続端となる。
なお、分割位置が設定された4個の縁辺部23Aでは、上記したように、補助ホルダ55,55Aを抜け止めするための係止突部27が割愛されている。
隣り合う分割ホルダ30,30Aの接続端31,32同士は、互いに突き合わされた形態で結合手段40により結合されるようになっている。より詳細には、図3に示すように、分割ホルダ30の一方の接続端31(平面視で時計回り方向の後端)には、一対の弾性係止片41が突出形成されているとともに、他方の接続端32には、各弾性係止片41が係止する一対の被係止部45が形成されている。
各弾性係止片41は、図4及び図6に示すように、接続端31の外壁25と内壁26の所定高さ位置(内壁26と仕切壁21の中央高さ位置)から、先端が所定長さ突出した形態で形成されており、両弾性係止片41の先端の対向面には係止爪42が形成されている。
各被係止部45は、接続端32の外壁25と内壁26の対応した高さ位置に形成されており、より詳細には、図6に示すように、弾性係止片41の突出部分をすっぽりとかつ面一に嵌めることが可能な嵌合枠46が形成されているとともに、同嵌合枠46内の奥端位置には、弾性係止片41の係止爪42が嵌る係止孔47が形成された構造となっている。
分割ホルダ30Aの両接続端31,32にも、同様に一対の弾性係止片41と一対の被係止部45とが設けられている。
続いて、本実施形態に係る集中配電部材Xの組立手順の一例を説明する。
水平な組立台上において、まずホルダ20が組み付けられる。それには図6の矢線に示すように、隣り合う分割ホルダ30の接続端31,32同士が互いに突き合わされ、そのとき一対の弾性係止片41は、係止爪42が外壁25及び内壁26に弾性変位して乗り上げつつ嵌合枠46内に進入し、両接続端31,32同士が突き合わされたところで、図7及び図8に示すように、弾性係止片41が復元変位して、係止爪42が係止孔47に嵌りつつ同弾性係止片41の突出部分が嵌合枠46内に緊密に嵌り、隣り合う分割ホルダ30の接続端31,32同士が結合される。
残りの2個の分割ホルダ30,30Aについても、上記と同様の手順によって、接続端31,32同士が順次に結合され、その結果、図2に示すように、全体として正36角形の環形をなすホルダ20が形成される。
上記のように組み付けられたホルダ20に対して、3個のバスバー10U,10V,10Wが、所定の回動姿勢を採った上で、内側のバスバー10から順次に同ホルダ20の対応する収容溝22U,22V,22Wに挿入される。
このとき、図6に示すように、各バスバー10について、各分割ホルダ30,30Aの接続部分と対応する4箇所ごとに、予め絶縁テープ60が巻き付けられている。
3個のバスバー10の装着が完了すると、図9に示すように、各バスバー10U,10V,10Wの12個ずつの接続端子15がそれぞれ2個置きごとに位置しつつ環形に配され、言い換えると、U,V,Wの3個の接続端子15が順次に配された円弧形をなす接続端子15の組が、12組繋がれるようにして環形に配された形態となる。
それとともに、3個のバスバー10U,10V,10Wの給電端子17U,17V,17Wは、ホルダ20(分割ホルダ30A)から張り出し形成された端子台28に対し、並んで受けられる。
次に、中性点バスバー50が埋設された補助ホルダ55,55Aが装着される。共通構造を備えた11個の補助ホルダ55は、ホルダ20の上面開口を塞いだ形態で装着され、ナットホルダ57を一体に形成した補助ホルダ55Aが、図10に示すように、ホルダ20(分割ホルダ30A)における端子台28が設けられた領域に装着される。
補助ホルダ55,55Aに埋設された中性点バスバー50の3個の接続端子51も、バスバー10側の一組をなす3個の接続端子15と、同一円上で1個置きに配された状態となる。また、3個並んだ給電端子17U,17V,17Wは、図10に示すように、ナットホルダ57の接続部58に臨んで配される。
以上により、集中配電部材Xの組み付けが完了し、図9及び図10に示す形態を採る。
上記のように組み立てられた集中配電部材Xは、図9に示すように、ブラシレスモータにおけるステータSの外周側に嵌められ、言い換えると、3個のバスバー10の全接続端子15と、12個の中性点バスバー50の全接続端子51とが、ホルダ20の内壁26の内周側において環形をなして、ステータSの外周部の上面に配された状態となる。
この状態から、ステータSに設けられた巻線のうち3個並んだ巻線の一端部が、組をなすU,V,Wの接続端子15に個別にフュージングにより接続され、同3個の巻線の他端部が、対応する中性点バスバー50の接続端子51に同じく個別にフュージングにより接続され、これによりスター結線が完了する。
このような巻線と接続端子51との接続が全周に亘って実施され、スター結線が12個並列に形成されることになる。
そののち例えば、集中配電部材XとステータSとが、ナットホルダ57の接続部58のみは外部に露出させた形態で、環形をなすモールド成形品内に埋設された状態とされる。
集中配電部材Xを電源側と接続するには、ナットホルダ57の接続部58において、給電端子17と相手の電源側端子とが重ねられ、ボルト締結することによって、給電端子17と相手の電源側端子との間で電気的な接続が取られることになる。
以上のように本実施形態によれば、ホルダ20を等角度(90°)間隔に4分割して形成し、後から各分割ホルダ30,30Aを繋いで環形のホルダ20を形成するようにしており、分割ホルダ30,30A自身は1/4円状で小型となるから、4個を並べて成形する等により、成形金型を小型化でき、また各分割ホルダ30,30Aの成形精度も高めることができる。そのためホルダ20を低コストでかつ高精度に製造でき、ひいては安価で高品質の集中配電部材Xを提供することができる。
4分割したうち、3個の分割ホルダ30については同一形状としたから、成形金型の構造をよりシンプルにでき、さらなる設備のコスト減を図ることができる。
本実施形態のように、複数(3個)のバスバー10がホルダ20内に互いに絶縁された形態で径方向に積層されて収容される形式の集中配電部材Xでは、ホルダ20が分割ホルダ30,30Aを繋いで形成されたものであると、分割ホルダ30,30Aの繋ぎ目において、隣り合うバスバー10同士が短絡するおそれがある。それに対して、本実施形態では、各バスバー10について、各分割ホルダ30,30Aの繋ぎ目と対応する4箇所ごとに、絶縁テープ60が巻き付けられているから、各分割ホルダ30,30Aの繋ぎ目において、隣り合うバスバー10同士が短絡することが確実に防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、分割ホルダの接続端の突き合わせ面が垂直な直線状である場合を例示したが、突き合わせ面が凹凸嵌合する等、他の突き合わせ形状を採用してもよい。
(2)ホルダの分割数は、上記実施形態に例示した4分割に限らず、任意の分割数としてもよい。また、必ずしも等分割(等角度間隔による分割)でなくともよい。
(3)上記実施形態では、複数のバスバーがホルダ内において互いに絶縁された形態で径方向に積層されて収容される形式のものを例示したが、ホルダ内に複数のバスバーが絶縁板を挟んで板厚方向に積層されて収容される形式のものにも、本発明は同様に適用することができる。
(4)分割ホルダの接続端同士を結合する結合手段としては、一方の接続端から突出した圧入片を、他方の接続端に形成した圧入孔に圧入する等、他の手段を採用してもよい。
(5)上記実施形態では、ホルダが正36角形の環形に形成されているものを例示したが、他の正多角形あるいは円形のものであってもよい。
(6)また本発明は、中性点を備えないデルタ結線方式の集中配電部材にも適用可能である。
(7)さらに、多相交流は3相に限らず、2相または4相以上であってもよい。
S…ステータ
X…集中配電部材
10,10U,10V,10W…バスバー
15…接続端子
17,17U,17V,17W…給電端子
20…ホルダ
21…仕切壁
22,22U,22V,22W…収容溝
30,30A…分割ホルダ
31,32…接続端
40…結合手段
41…弾性係止片
45…被係止部
60…絶縁テープ

Claims (5)

  1. モータのステータの外周に配設され同ステータの巻線に電力を供給するための集中配電部材であって、
    給電端子及び前記巻線との接続端子を備えた環形をなす複数のバスバーと、
    上面開口の環形の溝状をなし前記各バスバーを互いに絶縁された形態で積層して収容可能な合成樹脂製のホルダと、が備えられたものにおいて、
    前記ホルダが周方向において複数に分割され、隣り合う分割ホルダの接続端の間には、両接続端同士を結合する結合手段が設けられており、
    前記ホルダの外壁は、前記ホルダの内壁並びに仕切り壁より所定寸法背が高く形成されており、
    前記ホルダの外壁には、前記ホルダの上面開口を塞ぐように装着される補助ホルダが係止されることを特徴とするモータの集中配電部材。
  2. 前記結合手段は、隣り合う一方の前記分割ホルダの接続端に設けられた弾性係止片と、他方の前記分割ホルダの接続端に設けられ前記弾性係止片が係止する被係止部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のモータの集中配電部材。
  3. 前記分割ホルダは周方向に等分されて形成されており、同分割ホルダの一端に前記弾性係止片が、他端に前記被係止部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のモータの集中配電部材。
  4. 前記ホルダの内部には、環形をなす複数の仕切壁が径方向に所定間隔を開けて底面から立ち上がり形成されていることにより、前記各バスバーを個別に収容可能な環形の収容溝が同心に配されて設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のモータの集中配電部材。
  5. 前記各バスバーにおける前記各分割ホルダの接続部分と対応する箇所には、絶縁テープが巻き付けられていることを特徴とする請求項4記載のモータの集中配電部材。
JP2013218348A 2013-10-21 2013-10-21 モータの集中配電部材 Expired - Fee Related JP6086243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218348A JP6086243B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 モータの集中配電部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218348A JP6086243B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 モータの集中配電部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015082859A JP2015082859A (ja) 2015-04-27
JP6086243B2 true JP6086243B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=53013223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013218348A Expired - Fee Related JP6086243B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 モータの集中配電部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6086243B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101871596B1 (ko) * 2016-11-11 2018-06-26 엘에스오토모티브테크놀로지스 주식회사 디스트리뷰션 와이어 유니트
WO2018092209A1 (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 三菱電機株式会社 回転電機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19920127C2 (de) * 1999-05-03 2001-05-31 Mannesmann Sachs Ag Stator für eine elektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung eines Stators
JP4007176B2 (ja) * 2002-12-09 2007-11-14 株式会社日立製作所 回転電機及び配線用部材
JP2004260872A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Kokusan Denki Co Ltd 磁石発電機用電機子
JP2005166408A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Fujikura Ltd ジョイントコネクタ
JP2005245084A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Toyota Motor Corp 積層バスバー及び積層バスバーの製造方法
JP5001723B2 (ja) * 2007-06-12 2012-08-15 富士重工業株式会社 電動機
JP4270307B2 (ja) * 2007-06-25 2009-05-27 トヨタ自動車株式会社 渡り線モジュール
JP4465396B2 (ja) * 2008-04-15 2010-05-19 本田技研工業株式会社 回転電機の配電接続構造および回転電機の配電接続構造の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015082859A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6286129B2 (ja) バスバーユニット
US9780617B2 (en) Bus bar unit
US9819240B2 (en) Centralized power distribution member for motor with detachable auxiliary holder
JP5176283B2 (ja) 回転電機のバスバー絶縁構造
JP6190599B2 (ja) バスバーユニットの製造方法
US10536046B2 (en) Rotary electric machine with stator having bus bars with recesses and bus bar holder with protrusions engaged with the recesses
US20090039720A1 (en) Terminal module for rotating electric machine, and rotating electric machine
US8067866B2 (en) Central electricity distribution member for rotary electric machine
US9742234B2 (en) Centralized power distribution member for motor
JP2008167604A (ja) インナーロータ型モールドブラシレスモータのステータ
US20100109456A1 (en) Wiring component for motor coil
JP6416965B1 (ja) コイル巻回部品及び回転電機
JP2007014083A (ja) 車両用薄型ブラシレスモータの集中配電部材
JP2009005538A (ja) 渡り線モジュール
US20190013710A1 (en) Rotary Electric Machine
JP6353722B2 (ja) バスバーユニット及びこれを備えた回転電機
US20080024032A1 (en) Motor Stator
JP6086243B2 (ja) モータの集中配電部材
JP4587470B2 (ja) モータの集中配電部材
JP2015119620A (ja) モータの集中配電部材
JP4480085B2 (ja) モータの集中配電部材
JP2022156256A (ja) モータ用ステータおよびバスバー
JP2017158357A (ja) モータのステータ及びその製造方法
JP2013106369A (ja) モータの集中配電部材
JP2015192457A (ja) 回転電機用ステータの端子台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees