JP6084155B2 - 車両用変速機の制御装置 - Google Patents
車両用変速機の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6084155B2 JP6084155B2 JP2013256401A JP2013256401A JP6084155B2 JP 6084155 B2 JP6084155 B2 JP 6084155B2 JP 2013256401 A JP2013256401 A JP 2013256401A JP 2013256401 A JP2013256401 A JP 2013256401A JP 6084155 B2 JP6084155 B2 JP 6084155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- engine
- speed
- transmission
- coast stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
そして、低車速域で車両が走行中に、コーストストップ条件が成立した場合、エンジンへの燃料供給を停止し、エンジンを停止させると、メカオイルポンプが停止するのでその吐出圧がゼロになり、Lowブレーキ(クラッチ)が締結した状態から完全に解放されるものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
この加速の応答性確保のために、クラッチを解放せずに締結状態を維持したままエンジンへの燃料供給を停止させ、エンジン回転数が低下すると、メカオイルポンプのみで油圧を発生させる場合、油圧制御によりクラッチの締結状態を維持することができない。そればかりか、クラッチの締結状態を維持することができなくなったときにクラッチを解放するので、エンジン回転数と車速との差が比較的大きく、ショックが発生し、車両挙動が変化する、という問題があった。
コーストストップ制御手段は、車両コースト走行中に所定の開始条件が成立すると燃料カットによりエンジンを停止し、所定の終了条件が成立すると、エンジンを再始動するコーストストップ制御を行う。
コーストストップ対応変速機制御手段は、コーストストップ制御の開始時から燃料カット開始後のエンジン回転数の低下を監視し、エンジン回転数が、燃料カット開始時のエンジン回転数より低く、クラッチの油圧制御が可能な最低のエンジン回転数より高い所定回転数になると、締結されているクラッチを解放する。
そして、コーストストップ制御手段は、コーストストップ制御の開始条件に、ロックアップクラッチの解放を含む。
すなわち、クラッチが解放されるときのエンジン回転数が低ければ低いほど、長時間、クラッチの締結は維持されるので、ドライバからの加速要求があった場合でも、クラッチを再締結する必要がなく、加速の応答性が確保される。反対に、クラッチが解放されるときのエンジン回転数が高ければ高いほど、エンジン回転数と車速との差が小さいので、クラッチが解放されるときに発生するショック(以下、「解放ショック」という。)を小さく抑えられ、車両挙動の変化が抑制される。このため、エンジン回転数が、燃料カット開始時のエンジン回転数より低く、クラッチの油圧制御が可能な最低のエンジン回転数より高い所定回転数になったときに、クラッチが解放する。
この結果、クラッチが解放されたとき、車両挙動の変化の抑制と、加速の応答性確保と、の両立を図ることができる。
実施例1の副変速機付き無段変速機(車両用変速機の一例)の制御装置を、「全体システム構成」、「変速マップによる変速制御構成」、「コーストストップ制御構成」、「コーストストップ対応変速機制御構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の制御装置が適用された副変速機付き無段変速機が搭載された車両の概略構成を示し、図2は、変速機コントローラの内部構成を示す。以下、図1及び図2に基づき、全体システム構成を説明する。
なお、以下の説明において、ある変速機構の「変速比」は、当該変速機構の入力回転速度を当該変速機構の出力回転速度で割って得られる値である。また、「最ロー変速比」は当該変速機構の最大変速比を意味し、「最ハイ変速比」は当該変速機構の最小変速比を意味する。
また、車両には、エンジン1の動力により駆動されるメカオイルポンプ10と、メカオイルポンプ10からの吐出圧を調圧して変速機4の各部位に供給する油圧制御回路11と、油圧制御回路11を制御する変速機コントローラ12と、統合コントローラ13と、エンジンコントローラ14と、が設けられている。以下、各構成について説明する。
図3は、変速機コントローラ12の記憶装置122に格納される変速マップの一例を示す。以下、図3に基づき、変速マップによる変速制御構成を説明する。
実施例1のエンジンコントローラ14は、燃料消費量をできる限り抑制するために、車両停止中にエンジン1を停止する「アイドルストップ制御」に加えて、車両のコースト走行中(惰性走行中)からエンジン1を停止する「コーストストップ制御」を行う。
(a):アクセルペダルから足が離されている(アクセル開度APO=0)
(b):ブレーキペダルが踏み込まれている(図示しないブレーキセンサがON)
(c):車速VSPが所定の低車速(例えば、15km/h)以下
(d):ロックアップクラッチ9が解放(例えば、車速13km/h)されている
(e):ハイクラッチ33の締結による高速モード(2速)が選択されている
なお、これらの条件(a)〜(e)は、言い換えると運転者に停車意図があることを判断する条件である。
図4〜図6は、実施例1の変速機コントローラ12にて実行されるコーストストップ対応変速機制御処理流れを示す(変速機制御手段)。以下、コーストストップ対応変速機制御処理構成をあらわす図4〜図6の各ステップについて説明する。なお、コーストストップ制御の略称を「CS」といい、アイドルストップ制御の略称を「IS」という。
ここで、CS入り許可の判断は、コーストストップ制御中フラグが、フラグ=0(CS非制御)からフラグ=1(CS制御中)に切り替わったことで行う。なお、エンジン制御側では、コーストストップ制御開始条件が成立すると、燃料噴射をカットし、エンジン1の回転数を低下させた後、エンジン停止状態とするコーストストップ制御の実行が開始される。
ここで、CS抜け判定有りの判断は、コーストストップ制御中フラグが、フラグ=1(CS制御中)からフラグ=0(CS非制御)に切り替わったことで行う。なお、エンジン制御側では、コーストストップ制御終了条件が成立した場合、エンジン回転数Neが所定回転数(例えば、1000rpm)以上であれば、スタータモータ15を用いることなく、燃料噴射と点火によりエンジン1を再始動(リカバ復帰)させる。エンジン回転数Neが所定回転数(例えば、1000rpm)より低くリカバ復帰できない場合、エンジン回転数Neが十分に低下してから、スタータモータ15を用いてエンジンクランキングを行い、燃料噴射を再開してエンジン1を始動させるスタータ始動が行われる。
ここで、エンジン回転数Neの所定値(所定回転数)は、ハイクラッチ33を解放したときにショック(解放ショック)の発生を抑えつつ、アクセル踏み込み操作介入による再始動に備えることができる回転数に設定される。また、このエンジン回転数Neの所定値(例えば、800rpm)は、エンジン1がリカバ復帰を開始するギリギリの回転数(例えば、1000rpm)でリカバ復帰して、リカバ復帰後に、エンジン回転数Neがアンダーシュートして、この回転数(1000rpm)を下回っても、エンジン1がリカバ復帰したにもかかわらず、ハイクラッチ33を解放しないようにする回転数(800rpm)でもある。
ここで、CS/IS時変速制御では、
(a) 目標バリエータレシオ固定
(b) 目標スルーレシオ変化量制限無効化
(c) 副変速ギア位置2速→1速
(d) プライマリ電流指示値=CS/IS中指示電流値
による制御が行われる。
ここで、スタータエンジン始動であるかリカバ復帰であるかは、CS抜け判定有りの判断タイミングでのエンジン回転数で決まる。例えば、CS抜け判定があった時に、所定回転数(1000rpm)以上のエンジン回転数Neが保たれている場合は、燃料噴射と点火によりリカバ復帰できるが、エンジン回転数Neが所定回転数(1000rpm)未満まで低下すると、スタータモータ15を用いたスタータ始動となる。
ここで、クラッチ締結中以外とは、ハイクラッチ33の状態が完全締結状態(ハイクラッチ33が滑っていない状態)をいう。
ここで、1Aというプライマリ電流指示値PriSOL/I*は、プライマリソレノイドへ供給される基圧がない状態において、プライマリソレノイドのバネ付勢力に抗してプライマリ油圧シリンダ23aへの油圧回路を閉じることができる電流指示値である。
ここで、エンジン回転数Neの所定値は、エンジン駆動のメカオイルポンプ10が、ローブレーキ32を締結する油圧制御が可能なライン圧PLを発生することができる回転数に設定される。
ここで、クラッチ油圧指示値上限規制値PL/B*maxは、バリエータ20のベルト容量Tを、実ライン圧PLに基づき算出し、このベルト容量算出値T(PL)から所定のマージン分αを差し引いた、
PL/B*max=T(PL)−α
の式により演算される。
ここで、クラッチ締結指示油圧は、
クラッチ締結指示油圧=τNe2×t×ギア比+(回転低下に必要なトルク)
の式にて求められる。
なお、“τ”はトルク容量係数であり、“t”はトルク比であり、“τNe2×t”はタービントルクをあらわす。“ギア比”はリダクションギア比であり、“回転低下に必要なトルク”は、バリエータ20のイナーシャトルクに相当する。
実施例1の副変速機付き無段変速機の制御装置における作用を、「コーストストップ対応変速機制御の全体作用」、「解放ショックのメカニズム」、「ハイクラッチ解放回転数の設定の考え方」、「コーストストップ制御時におけるハイクラッチ解放制御作用」に分けて説明する。
図7は、コーストストップ対応変速機制御によるタイムチャートを示す。以下、図4〜図7に基づき、コーストストップ対応変速機制御の全体作用を説明する。
(a) 目標バリエータレシオ固定
(b) 目標スルーレシオ変化量制限無効化
(c) 副変速ギア位置2速→1速
(d) プライマリ電流指示値=CS/IS中指示電流値
によるCS/IS時変速制御が実行される。このCS/IS時変速制御は、ステップS8にてCS抜け判定有りと判断されるまで継続して実行される。
ハイクラッチ33を解放する前後のトルク段差が、ハイクラッチ33を解放したときに発生する前後加速度XGによるショック(解放ショック)となる。つまり、エンジン回転数Neと、車速VSPすなわち車速VSPに応じて変化するトルクコンバータ2のタービン回転数の差回転(トルクコンバータ2の前後の差回転)が大きいほど、トルクコンバータ2のトルク容量係数τが大きくなる。このトルク容量係数τの大きいほど、その解放ショックが大きくなる。
なお、ロックアップクラッチ9が解放されている場合に、ハイクラッチ33が解放される。
図8に示すように、車速VSPがEよりも低下したときにハイクラッチ33を解放すると、前後加速度XGが発生する。そのEよりも車速VSPが低くなるほど、ハイクラッチ33を解放したときの前後加速度XGが大きくなる。
次に、ハイクラッチ33を解放するときのエンジン回転数Neの所定値(ハイクラッチ解放回転数、所定回転数)の設定の考え方について、図9を用いて説明する。
ハイクラッチ33を締結した状態での走行中、アクセル足離し操作によりエンジン1への燃料供給を停止し、エンジン1を停止させるコーストストップ制御などにおいて、ハイクラッチ33を解放するエンジン回転数Neは低ければ低いほど、ハイクラッチ33の締結が維持されている時間が長くなる。このため、ドライバからの加速要求があった場合でもクラッチを再締結する必要がなく、エンジンが再始動してから車両が加速を始めるまでの応答性(以下、「加速の応答性」ともいう。)が確保される。すなわち、加速の応答性だけを考慮すれば、コーストストップ制御などにおいて、エンジン回転数Neであるアイドル回転数(例えば、1000rpm)より低くなっても、ハイクラッチ33を解放せずに締結状態を維持したままエンジン1を停止させたい(図9の範囲H)。
この加速の応答性確保のために、ハイクラッチ33を解放せずに締結状態を維持したままエンジン1への燃料供給を停止させ、エンジン回転数Neが低下すると、電動オイルポンプを廃止しメカオイルポンプ10のみで油圧を発生させる場合、油圧制御によるハイクラッチ33の締結状態を維持することができない。すなわち、ハイクラッチ33の油圧制御が可能な最低のエンジン回転数Ne(例えば、500rpm)よりもエンジン回転数Neが低下すると、ハイクラッチ33の締結状態を維持することができない。
上記と同様にコーストストップ制御などにおいて、ハイクラッチ33が解放されるときのエンジン回転数Neが高ければ高いほど、エンジン回転数Neと車速VSPとの差が小さいので、解放ショックを小さく抑えられ、車両挙動の変化が抑制される。すなわち、コーストストップ制御などにおいて、エンジン1への燃料供給を停止したときの上記アイドル回転数(例えば、1000rpm)のときに、ハイクラッチ33を解放させたい。
一方、上述したようにハイクラッチ33の締結状態を維持することができなくなったとき、すなわち、ハイクラッチ33の油圧制御が可能な最低のエンジン回転数Ne(例えば、500rpm)よりもエンジン回転数Neが低下したときにハイクラッチ33が解放されると、エンジン回転数Neと車速VSPとの差が比較的大きく、解放ショックが発生し、車両挙動が変化する。
上記のように、電動オイルポンプを廃止したシステムとした場合、解放ショック抑制性能と、加速の応答性性能が要求される。以下、これを反映するコーストストップ制御時におけるハイクラッチ解放制御作用を説明する。
この構成により、ハイクラッチ33が解放されるときのエンジン回転数Neが低ければ低いほど、ハイクラッチ33が締結されている時間が長いので、コーストストップ制御などの開始後、ドライバからの加速要求があった場合でも、クラッチを再締結する必要がなく、加速の応答性が確保される。反対に、ハイクラッチ33が解放されるときのエンジン回転数Neが高ければ高いほど、エンジン回転数Neと車速VSPとの差が小さいので、解放ショックを小さく抑えられ、車両挙動の変化が抑制される。このため、エンジン回転数Neが、燃料カット開始時のエンジン回転数Neより低く、ハイクラッチ33の油圧制御が可能な最低のエンジン回転数Neより高い所定値(図9の範囲I)になったときに、ハイクラッチ33が解放される。
したがって、ハイクラッチ33が解放されたとき、車両挙動の変化の抑制と、加速の応答性確保と、の両立を図ることができる。
この構成により、図9に示すように、ショック評価回転数はハイクラッチ33の油圧制御が可能な最低のエンジン回転数Neよりも高いので、エンジン回転数Neと車速VSPとの差がより小さくなるため、解放ショックをより小さく抑えられる。
したがって、ハイクラッチ33が解放されたとき、車両挙動の変化を、より抑制することができる。
なお、図4のステップS3のエンジン回転数Neの所定値は、燃料カット開始時のエンジン回転数Neより低く、ショック評価回転数より高い値に設定されたものである。
この構成により、コーストストップ制御が適用された車両において、ハイクラッチ33が解放されたとき、車両挙動の変化の抑制と、加速の応答性確保との両立を図ることができる。
この構成により、ロックアップクラッチ9が解放され、ハイクラッチ33を締結した状態での走行中、エンジン1への燃料カットが行われる(図4のステップS1)ので、エンジン回転数とタービン回転数の差回転が小さいうちに、ハイクラッチ33が解放される(図4のステップS3)ことで、トルク容量係数を小さく抑えられる。
したがって、トルクコンバータ2の前後の差回転が小さいうちにハイクラッチ33が解放されることで、解放ショックを小さく抑え、車両挙動の変化を抑制することができる。
実施例1の副変速機付き無段変速機の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
前記エンジン1と駆動輪7との間に介装された変速機(副変速機付き無段変速機)と、
前記変速機(副変速機付き無段変速機)が介装された駆動系に設けられたクラッチ(ハイクラッチ33)と、
前記エンジン1の回転により駆動され、前記クラッチ(ハイクラッチ33)へ油圧を供給するメカオイルポンプ10と、
前記クラッチ(ハイクラッチ33)を締結した状態での走行中、アクセル足離し操作により前記エンジン1への燃料カットが行われるとき、前記燃料カット開始後のエンジン回転数Neの低下を監視し(図4のステップS3)、前記エンジン回転数Neが、前記燃料カット開始時のエンジン回転数Neより低く、前記クラッチ(ハイクラッチ33)の油圧制御が可能な最低のエンジン回転数Neより高い所定回転数(図9の範囲I、図4のステップS3)になると、前記クラッチ(ハイクラッチ33)を解放する(図4のステップS4)変速機制御手段(変速機コントローラ12)と、
を備える。
このため、ハイクラッチ33を解放したとき、車両挙動の変化の抑制と、加速の応答性確保と、の両立を図ることができる。
前記所定回転数(所定回転数、図4のステップS3)を、前記燃料カット開始時のエンジン回転数より低く、前記ショック評価回転数より高い値(図9の範囲J)に設定した。
このため、(1)の効果に加え、ハイクラッチ33が解放されたとき、車両挙動の変化を、より抑制することができる。
前記変速機制御手段(変速機コントローラ12)は、前記コーストストップ制御の開始時(図4のステップS1)から前記エンジン回転数Neの低下を監視し(図4のステップS3)、前記エンジン回転数Neが前記所定回転数(所定値、図4のステップS3)になると、前記クラッチを解放する(図4のステップS4)。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、コーストストップ制御が適用された車両において、ハイクラッチ33が解放されたとき、車両挙動の変化の抑制と、加速の応答性確保との両立を図ることができる。
前記コーストストップ制御手段(エンジンコントローラ14)は、コーストストップ制御の開始条件に、前記ロックアップクラッチの解放を含む(コーストストップ制御の開始条件(d))。
このため、(3)の効果に加え、トルクコンバータ2の前後の差回転が小さいうちにハイクラッチ33が解放されることで、解放ショックを小さく抑え、車両挙動の変化を抑制することができる。
2 トルクコンバータ
4 変速機(副変速機付き無段変速機)
7 駆動輪
9 ロックアップクラッチ
10 メカオイルポンプ
12 変速機コントローラ(変速機制御手段)
14 エンジンコントローラ(コーストストップ制御手段)
33 ハイクラッチ(クラッチ)
46 エンジン回転数センサ
APO アクセル開度
VSP 車速
Ne エンジン回転数
Claims (2)
- エンジンと、
前記エンジンと駆動輪との間に介装された変速機と、
前記エンジンと前記変速機との間に介装されたロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、
前記変速機が介装された駆動系に設けられたクラッチと、
前記エンジンの回転により駆動され、前記クラッチへ油圧を供給するメカオイルポンプと、
車両コースト走行中に所定の開始条件が成立すると燃料カットにより前記エンジンを停止し、所定の終了条件が成立すると、前記エンジンを再始動するコーストストップ制御を行うコーストストップ制御手段と、
前記コーストストップ制御の開始時から前記燃料カット開始後のエンジン回転数の低下を監視し、前記エンジン回転数が、前記燃料カット開始時のエンジン回転数より低く、前記クラッチの油圧制御が可能な最低のエンジン回転数より高い所定回転数になると、締結されている前記クラッチを解放するコーストストップ対応変速機制御手段と、
を備え、
前記コーストストップ制御手段は、コーストストップ制御の開始条件に、前記ロックアップクラッチの解放を含む
ことを特徴とする車両用変速機の制御装置。 - 請求項1に記載された車両用変速機の制御装置において、
前記コーストストップ対応変速機制御手段は、前記クラッチを解放したときに発生する前後加速度によるショックがドライバに与えられる違和感が抑えられたショック評価により決めたエンジン回転数をショック評価回転数とするとき、
前記所定回転数を、前記燃料カット開始時のエンジン回転数より低く、前記ショック評価回転数より高い値に設定した
ことを特徴とする車両用変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013256401A JP6084155B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | 車両用変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013256401A JP6084155B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | 車両用変速機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015113912A JP2015113912A (ja) | 2015-06-22 |
JP6084155B2 true JP6084155B2 (ja) | 2017-02-22 |
Family
ID=53527914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013256401A Active JP6084155B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | 車両用変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6084155B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6708307B2 (ja) * | 2017-05-22 | 2020-06-10 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 動力伝達装置およびその制御方法 |
US11548507B2 (en) * | 2018-12-14 | 2023-01-10 | Jatco Ltd | Control device for vehicle and control method for vehicle |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3945312B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2007-07-18 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
JP5039819B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-10-03 | ジヤトコ株式会社 | コーストストップ車両及びコーストストップ方法 |
JP5728422B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2015-06-03 | ジヤトコ株式会社 | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
JP6210695B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-10-11 | ダイハツ工業株式会社 | 制御装置 |
-
2013
- 2013-12-11 JP JP2013256401A patent/JP6084155B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015113912A (ja) | 2015-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5526005B2 (ja) | コーストストップ車両及びコーストストップ車両の制御方法 | |
JP5728422B2 (ja) | ベルト式無段変速機の変速制御装置 | |
JP5039819B2 (ja) | コーストストップ車両及びコーストストップ方法 | |
US8585550B2 (en) | Coast stop vehicle and control method for coast stop vehicle | |
JP5740336B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
KR101322069B1 (ko) | 차량의 제어 장치 | |
JP6106287B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP5767958B2 (ja) | コーストストップ車両およびコーストストップ車両の制御方法 | |
JP6053666B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP5768188B2 (ja) | 自動変速機の制御装置及び制御方法 | |
JP6584892B2 (ja) | 車両のセーリングストップ制御方法及び制御装置 | |
JP5718530B2 (ja) | 車両用の自動変速機 | |
JP6084155B2 (ja) | 車両用変速機の制御装置 | |
JP5948623B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP5860150B2 (ja) | 車両用の自動変速機 | |
JP6084154B2 (ja) | 車両用変速機の制御装置 | |
JP6124828B2 (ja) | 車両用変速機の制御装置 | |
JP6242835B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP6752506B2 (ja) | 車両用無段変速機構の制御装置 | |
JP6501686B2 (ja) | 車両のセーリングストップ制御方法及び制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150707 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160803 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6084155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |