JP6084065B2 - レーザ治療装置およびレーザ治療装置の制御方法 - Google Patents

レーザ治療装置およびレーザ治療装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ治療装置およびレーザ治療装置の制御方法に関するものである。
従来、剣状突起近傍から心嚢内に内視鏡などの医療デバイスを挿入して心臓を処置する手術方法が知られている。この手術方法において、患者の身体への侵襲を低減するために、細径で軟性の医療デバイスが使用されている。
一方、治療領域にレーザ光を照射して治療領域の組織を焼灼するアブレーション機能を有する内視鏡が知られている(例えば、特許文献1参照。)。治療領域に照射されるレーザ光の照射強度は、内視鏡の先端から治療領域までの照射距離に依存し、照射距離が長くなる程、照射強度が弱くなる。特許文献1では、この照射距離を測定し、測定された照射距離に基づいてレーザ光の照射光量を調整している。
特開2011−45461号公報
しかしながら、上述したような心嚢内での治療においては、照射距離に応じてレーザ光の照射光量を調整するだけでは不十分である場合が多い。すなわち、心嚢内の空間は非常に狭いうえに、軟性の医療用デバイスは先端を精度良く操作することが難しい。このように、医療用デバイスの先端の位置および姿勢が制限される心嚢内においては、医療用デバイスの先端を治療領域の正面に配置することが難しく、レーザ光を治療領域に対して斜め方向から照射せざるを得ない。レーザ光を斜め方向から照射した場合には、1つの治療領域内においても照射距離にばらつきが生じ、その結果焼灼の程度にムラが生じてしまうという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、位置および姿勢が制限される状況においても治療領域を常に均一に焼灼することができるレーザ治療装置およびレーザ治療装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、生体内に挿入される細長い挿入部と、該挿入部の内部に長手方向に沿って配置された光ファイバと、前記挿入部の基端側に配置され、強度が一定である計測光と強度が略周期的に時間変動可能である治療光とを前記光ファイバの基端に供給する光源部と、前記光ファイバの先端を振動させることによって該先端から出射されて前記挿入部の先端から前記生体へ照射される前記治療光または前記計測光を前記生体の治療領域において走査させる走査部と、前記計測光の前記治療領域からの反射光を検出する光検出部と、前記計測光および前記治療光を順番に前記光源部から前記光ファイバに供給させて前記治療領域において走査させる制御部とを備え、該制御部は、前記光検出部によって検出された前記計測光の反射光の強度の空間分布に基づいて前記治療光の強度を設定し、設定した強度を有する前記治療光を前記光源部から前記光ファイバに供給させるレーザ治療装置を提供する。
本発明によれば、光源部から光ファイバに供給された治療光が走査部によって走査されながら挿入部の先端から生体内の治療領域へ照射されることによって、治療領域の組織を治療光によって焼灼することができる。
この場合に、制御部は、治療光の照射に先立ち、強度が一定である計測光を治療領域において走査させることによって、光検出部によって検出された計測光の反射光の強度から、反射光の強度の空間分布を得る。得られた空間分布は、治療領域に対する挿入部の先端の位置および姿勢に依存する強度のムラを含む。制御部は、この空間分布に応じて、治療領域において走査される治療光の強度を変動させることによって、治療領域における治療光の照射強度が均一になるようにする。これにより、位置および姿勢が制限されている状況においても治療領域を常に均一に焼灼することができる。
上記発明においては、前記光源部が、前記走査部による前記光ファイバの先端の振動の周期と同期させて、前記光ファイバの前記基端に供給する前記計測光と前記治療光とを切り替えてもよい。
このようにすることで、光ファイバの先端の振動の周期に合わせて、1ラインを単位として計測光および治療光を切り替えて走査することができる。
また、上記発明においては、前記光検出部によって検出された前記反射光の強度が所定の閾値よりも大きい場合に、前記光源部から前記光ファイバへの前記治療光の供給を停止させる治療可否判断部を備えてもよい。
このようにすることで、計測光の治療領域からの反射光の強度が過度に強い場合に、すなわち、挿入部の先端が治療領域に対して近接し過ぎている場合に、治療領域への治療光の照射が強制的に中止される。これにより、過度に強い治療光が治療領域に照射されることを未然に防ぐことができる。
また、上記発明においては、前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度の平均値に基づいて、前記治療光の強度の変動中心を設定してもよい。
このようにすることで、挿入部の先端から治療領域までの計測光の照射距離が変化すると、治療領域全体において照射強度が変化し、空間分布における反射光の強度の平均値が変化する。したがって、前記平均値を用いることによって、照射距離の違いに因る治療領域全体の照射強度の変動を補償することができる。
また、上記発明においては、前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度の最大値と平均値との差分に基づいて、前記治療光の強度の振幅を設定してもよい。
このようにすることで、挿入部の先端から治療領域への計測光の照射角度が変化すると、治療領域内における照射強度の偏りの大きさが変化し、空間分布における反射光の強度の変動幅が変化する。したがって、前記差分を用いることによって、照射角度の違いに因る治療領域内における照射強度の偏りを補償することができる。
また、上記発明においては、前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度が最大となる位置に基づいて、前記先端の振動の位相に対する前記治療光の出射周期の位相を設定してもよい。
このようにすることで、挿入部の先端から治療領域への計測光の照射方向が変化すると、治療領域において反射光の強度が最大となる位置が変化し、空間分布における、強度が最大となる位置が変化する。したがって、前記反射光の強度が最大となる位置を用いることによって、治療領域内における照射強度の偏りをさらに正確に補償することができる。
また、上記発明においては、前記走査部が、前記光ファイバの先端をスパイラル状またはラスタ状の軌跡に沿って振動させてもよい。
このようにすることで、治療光を生体上において2次元走査して比較的広い治療領域を効率良く治療することができる。
また、本発明は、強度が一定である計測光と強度が略周期的に時間変動可能である治療光とを走しながら出射するレーザ治療装置の制御方法であって、制御部が前記計測光を出射させる第1の出射工程と、光検出部が前記第1の出射工程において出射された前記計測光の反射光を検出することによって、前記反射光の強度の空間分布を得る検出工程と、前記制御部が前記検出工程において得られた前記空間分布に基づいて前記治療光の強度を設定する強度設定工程と、前記制御部が前記強度設定工程において設定された強度を有する前記治療光を出射させる第2の出射工程とを含むレーザ治療装置の制御方法を提供する。
上記発明においては、前記検出工程において検出された前記反射光の強度が所定の閾値よりも大きい場合に、前記制御部が前記第2の出射工程の実行を停止させる治療停止工程を含んでもよい。
また、上記発明においては、前記強度設定工程が、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度の平均値に基づいて、前記治療光の強度の変動中心を設定する中心強度設定工程、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度の最大値と平均値との差分に基づいて、前記治療光の強度の振幅を設定する振幅設定工程、および、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度が最大となる位置に基づいて、走査周期の位相に対する前記治療光の出射周期の位相を設定する位相設定工程のうち少なくとも1つを含んでもよい。
本発明によれば、位置および姿勢が制限される状況においても治療領域を常に均一に焼灼することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るレーザ治療装置の全体構成図である。 図1のレーザ治療装置の挿入部の構成を示す(a)縦断面図および(b)II−II線における横断面図である。 図1のレーザ治療装置の本体部が備える強度設定部、位相設定部および第2の光源駆動部の回路構成図である。 (a)圧電素子に印加されるX軸用の駆動電圧(上段)およびY軸用の駆動電圧(下段)と、(b)(a)のX軸用の駆動電圧およびY軸用の駆動電圧の一部を拡大した図である。 照射ファイバの先端の振動軌跡を示す図である。 赤外光および治療光の走査軌跡と走査のタイミングとを示す図である。 (a),(b)照射距離と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 (a),(b)照射角度と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 (a),(b)照射方向と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 図1のレーザ治療装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るレーザ治療装置の本体部が備える強度設定部、位相設定部および第2の光源駆動部の回路構成図である。 図11のレーザ治療装置において、圧電素子に印加されるX軸用駆動電圧およびY軸用駆動電圧と、赤外光および治療光の走査のタイミングとの関係を説明する図である。 治療領域の表面形状と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 図11のレーザ治療装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るレーザ治療装置において、圧電素子に印加されるX軸用の駆動電圧(上段)およびY軸用の駆動電圧(下段)を示す図である。 照射ファイバの先端の振動軌跡を示す図である。 赤外光および治療光の走査軌跡と走査のタイミングとを示す図である。 (a),(b)照射距離と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 (a),(b)照射角度と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。 照射方向と、反射光および治療光の強度の時間変動との関係を説明する図である。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係るレーザ治療装置100について図1から図10を参照して説明する。
本実施形態に係るレーザ治療装置100は、図1に示されるように、大きく分けて、体内に挿入される細長い挿入部1と、体外に配置される本体部2とを備え、本体部2から挿入部1に赤外光(計測光)L1および治療光L2を供給し、該赤外光L1および治療光L2を挿入部1の先端1aから体内の治療領域Aに照射するものである。
図2(a),(b)は、挿入部1の詳細な構成を示している。挿入部1は、図2(a)に示されるように、可撓性を有する細長い筒状の外套3と、該外套3内に長手方向に沿って配置された照射ファイバ4および複数の受光ファイバ5と、照射ファイバ4の先端側に配置され照射ファイバ4の先端4aから出射された光を収束させる収束レンズ6と、照射ファイバ4の先端4aを振動させるアクチュエータ7とを備えている。
受光ファイバ5は、照射ファイバ4を中心として周方向に配列されている。受光ファイバ5の先端面5aは、挿入部1の先端面に配置されており、治療領域Aにおいて反射されて戻ってきた赤外光L1の反射光L1’を受光する。受光ファイバ5の基端部分は、1つに束ねられ、本体部2内に設けられ近赤外光L1に対して高い感度を有する共通のフォトダイオード101に接続されている。このように複数の受光ファイバ5によって受光された反射光L1’を単一のフォトダイオード101によって同時に検出するようにすることで、反射光L1’の全体の受光量が増大して反射光L1’の検出感度を向上することができる。符号102は、受光ファイバ5の基端から出射された光のうち赤外光L1を選択的に透過させる赤外透過フィルタである。
アクチュエータ7は、角筒状の弾性体71と、該弾性体71の4つの側面に貼り付けられた圧電素子72x,72yとを備えている。弾性体71の中心軸に沿って照射ファイバ4が弾性体71内に挿入され、弾性体71の内周面が照射ファイバ4の外周面に接着されている。圧電素子72x,72yは、後で詳述するように本体部2の走査駆動ユニット8から交流電圧が印加されることによって照射ファイバ4の長手方向に交差する方向に伸縮する。この圧電素子72x,72yの伸縮運動が弾性体71によって照射ファイバ4に伝達されることによって、照射ファイバ4の先端4aも圧電素子72x,72yの伸縮運動と同方向、つまり、長手方向に交差する方向に振動するようになっている。符号73は、アクチュエータ7の端部を外套3に固定する固定部材である。
本体部2は、一定の強度を有する赤外光L1を照射ファイバ4に供給した後に、正弦波状に時間変動する強度を有する治療光L2を照射ファイバ4に供給することを繰り返すことにより、赤外光L1と治療光L2とを交互に治療領域Aに照射させる。このときに、本体部2は、赤外光L1の反射光L1’の強度の、治療領域Aにおける空間分布を取得し、取得された空間分布に基づいて治療光L2の変動中心、振幅ΔYおよび位相を制御する。
次に、この本体部2の構成について、詳細に説明する。
本体部2は、図1に示されるように、大きく分けて、走査駆動ユニット8と、光源ユニット9と、光検出ユニット10と、制御ユニット11とを備えている。
走査駆動ユニット8は、交流信号を発生する交流信号発生部81と、該交流信号発生部81によって発生された交流信号を増幅する増幅部82と、該増幅部82によって増幅された交流信号をAM変調するAM変調部83とを備え、該AM変調部83によってAM変調された交流電力を挿入部1内を通る図示しない信号線を介して圧電素子72x,72yに印加する。
走査駆動ユニット8は、図4(a),(b)に示されるように、位相が互いに90°だけ異なるX軸用の交流電力およびY軸用の交流電力を発生し、X軸用の交流電力を、互いに対向配置されている2つの圧電素子72xに印加し、Y軸用の交流電力を他の2つの圧電素子72yに印加する。これにより、照射ファイバ4の先端4aは、図5に示されるように、スパイラル状の振動軌跡に沿って振動し、先端4aから出射される赤外光L1および治療光L2も、照射ファイバ4の先端4aと同様の形状の走査軌跡に沿って走査される。なお、図5において、振動軌跡は、便宜上、同心円として表されている。
光源ユニット9は、赤外光L1を発生するLEDのような第1の光源91と、治療光L2を発生するレーザダイオードのような第2の光源92と、所定の一定の大きさの直流電力を第1の光源91に供給することによって第1の光源91に所定の一定の強度の赤外光L1を発生させる第1の光源駆動部93と、後述する制御ユニット10によって設定された仕様の交流電力を第2の光源92に供給することによって該第2の光源92に強度が正弦波状に時間変動する治療光L2を発生させる第2の光源駆動部94と、各光源91,92によって発生された赤外光L1および治療光L2を択一的に照射ファイバ4に供給する切替部95とを備えている。
図6は、光源ユニット9から赤外光L1および治療光L2が出力されるタイミングを示している。図6に示されるように、光源ユニット9は、走査軌跡Bのうち、第1周目B1において赤外光L1が走査され、第2周目B2においてはいずれの光L1,L2も走査されず、第3周目以降において治療光L2が走査されるように、赤外光L1または治療光L2を照射ファイバ4に供給する。このときの切替部95の動作は、圧電素子72x,72yに印加される交流電力と同期して主制御部14によって制御される。第i周目(i=1,2,3,…)は、走査軌跡Bのうち外側からi番目の周を意味する。第2周目においていずれの光も供給されないのは、後述する制御ユニット11の演算処理のための時間を確保するためであって、この演算処理が十分に速く完了する場合には、第2周目B2から治療光L2の走査を開始してもよい。
光検出ユニット10は、前述したように、複数の受光ファイバ5によって受光された赤外光L1の反射光L1’を共通のフォトダイオード101によって検出し、該フォトダイオード101によって光電変換された、反射光L1’の強度に対応する電気信号を、制御ユニット11に出力する。
図7(a),(b)から図9(a),(b)は、治療領域Aに対する挿入部1の先端1aの位置関係と、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の強度および該反射光L1’の強度に基づいて設定される治療光L2の強度との関係を示している。
図7(a),(b)に示されるように、挿入部1の先端1aから治療領域Aまでの照射距離dに依存して治療領域Aにおける赤外光L1の照射強度は異なり、照射距離dが大きい程、赤外光L2の照射強度は全体として弱くなる。このときに、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の強度も全体として弱くなって、その平均値Xavrも小さくなる。図7(a)は、照射距離dが比較的大きい場合、図7(b)は、照射距離dが比較的小さい場合を示している。
また、図8(a),(b)に示されるように、挿入部1の先端1aから治療領域Aへの照射角度θに依存して治療領域A内において赤外光L1の照射強度に偏りが生じ、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の強度は、赤外光L1の走査位置の移動に伴って略正弦波状に変動する。このときに、照射角度θが小さくなる程、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の強度の変動幅が大きくなって、反射光L1’の強度の平均値Xavrと最大値Xpeakとの差分ΔXが大きくなる。図8(a)は、照射角度θが比較的小さい場合、図8(b)は、照射角度θが比較的大きい場合を示している。さらに、このときに反射光L1’の強度が最大となる位置Ppeakは、図9(a),(b)に示されるように、挿入部1の先端1aから治療領域Aへの赤外光L1の照射方向に依存する。
そこで、制御ユニット11は、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の時間変動として得られる、第1周目B1における反射光L1’の強度の空間分布に基づいて治療光L2の強度を制御する。
具体的には、制御ユニット11は、治療光L2の強度の変動中心Yavrおよび振幅ΔYを設定する強度設定部111と、照明ファイバ4の振動の位相に対して治療光L2の位相を設定する位相設定部112とを備えている。
強度設定部111は、第1周目の走査期間中に得られた反射光L1’の強度の平均値Xavrを算出し、該平均値Xavrが大きい程、治療光L2の変動中心Yavrを小さく設定する。また、強度設定部111は、第1周目の走査期間中に得られた反射光L1’の強度の平均値Xavrと最大値Xpeakとを算出し、さらにこれら平均値Xavrと最大値Xpeakとの差分ΔXを算出し、該差分ΔXが大きい程、治療光L2の振幅ΔYを大きく設定する。
位相設定部112は、第1周目の走査期間中に得られた反射光L1’の強度から、該強度が最大値Xpeakとなる位置Ppeakを検出し、検出された位置Ppeakと同一の偏角において治療光L2の強度が最小となるような治療光L2の位相を設定する。
制御ユニット11は、強度設定部111および位相設定部112によって設定された変動中心Yavr、振幅ΔY、および位相を有する治療光L2を第2の光源92によって発生させるように、第2の光源駆動部94を制御する。
図3は、強度設定部111、位相設定部112および第2の光源駆動部94の具体的な回路構成を示している。強度設定部111、位相設定部112および第2の光源駆動部94の動作について詳細に説明すると、まず、強度設定部111において、フォトダイオード101から出力された反射光L1’の電気信号がH_Peak Hold回路1111に入力され、該H_Peak Hold回路1111において反射光L1’の電気信号の最大値Xpeakが検出されて保持されるとともに、最大値Xpeakが検出された時刻Tpeakが最大タイミング検出回路1112によって検出される。
一方、フォトダイオード101から出力された反射光L1’の電気信号が平均値検出回路1113に入力され、該平均値検出回路1113において赤外光L1が走査されている間にわたって電気信号が積算される。電気信号の積分値Xsumは、第2の光源駆動部94に出力されると共に、最大値Xpeakといっしょに差分回路1114に出力される。該差分回路1114においては、下式に従ってゲインGが算出され、算出されたゲインGが第2の光源駆動部94に出力される。下式において、βおよびγは係数である。
ゲインG=β×|Xpeak―(Xsum/γ)|
位相設定部112においては、照射ファイバ4の振動のための交流信号と治療光L2の発生のための交流電力とが位相比較回路1121によって比較され、次に移相回路1122によって、タイミング検出回路1112によってXpeakが検出される時刻Tpeakと対応する位相において交流信号が最小となるように、交流信号発生部81から入力された交流信号が移相され、移相された交流信号が第2の光源駆動部94に出力される。
次に、第2の光源駆動部94においては、位相設定部112から入力された交流信号に従って正弦波発生回路941によって発生された交流電力が、増幅回路942によって増幅される。このときの増幅率は、差分回路1114から入力されたゲインGである。これにより、位相および振幅が調整された交流電力が生成され、生成された交流電力は差分回路943に出力される。
一方、オフセット回路944において、平均値検出回路1113から入力された積分値Xsumに基づき、δ/Xsum(δ;係数)の大きさの直流信号がオフセット信号として生成され、生成されたオフセット信号が差分回路943に出力される。差分回路943においては、振幅増幅回路942から入力された交流電力に、オフセット回路944から入力されたオフセット信号が重畳される。これにより、出力強度の中心(平均レベル)も調整された交流電力が生成される。このようにして最終的に生成された交流電力が第2の光源92に供給されて治療光L2が発生される。治療光L2による走査軌跡全体の走査が完了すると、リセット信号発生回路1115がリセット信号を発生することによって、各回路に保持されている値はリセットされる。
さらに、制御ユニット11は、反射光L1’の強度に対する所定の閾値を記憶する記憶部13と、フォトダイオード101によって検出された反射光L1’の強度を記憶部に記憶されている所定の閾値と比較し、反射光の強度L1’が所定の閾値よりも大きい場合に、光源ユニット9に治療光L2の出力を中止させる判断部(治療可否判断部)12とを備えている。
判断部12は、例えば、図3に示されるように、平均値検出回路1113において得られた積分値Xsumが所定の閾値αよりも大きいときに、正弦波発生回路941に交流電力の発生を中止させる。
次に、このように構成されたレーザ治療装置100の作用について説明する。
本実施形態に係るレーザ治療装置によれば、図10に示されるように、まず、赤外光L1が走査軌跡のうち第1周目において走査される(ステップS1、第1の出射工程)。これによって得られた反射光L1’の強度の時間変化に基づき、照射ファイバ4の先端4aが第2周目を移動している間に、挿入部1の先端1aと治療領域Aとの位置関係が解析されて、第3周目以降において走査される治療光L2の仕様が設定される。
すなわち、反射光L1’の強度の最大値Xpeakとそのときの時刻Tpeakが検出され(ステップS2、検出工程)、また、反射光L1’の強度の積分値Xsumが検出される(ステップS3、検出工程)。そして、時刻Tpeakに基づいて治療光L2の位相が設定され(ステップS4、強度設定工程、位相設定工程)、最大値Xpeakおよび積分値Xsumに基づいて治療光L2の振幅ΔYが設定され(ステップS5、強度設定工程、振幅設定工程)、積分値Xsumに基づいて治療光L2の強度の変動中心Yavrが設定される(ステップS6、強度設定工程、中心強度設定工程)。
次に、ステップS4,S5,S6において設定された仕様の治療光L2が治療領域Aの第3周目以降において走査される(ステップS7、第2の出射工程)。ここで、もし、ステップS4において検出された積分値Xsumが所定の閾値αよりも大きい場合には(ステップS8のYES、治療停止工程)、すなわち、照射距離dが短すぎて治療領域Aへの照射強度が過度に強い場合には、治療光L2の走査(ステップS8)は強制中止される。走査軌跡全体の走査が完了した後(ステップS9のYES)、治療光L2の出力は停止され(ステップS10)、設定された仕様はリセットされ(ステップS11)、第1周目における赤外光L1の走査(ステップS1)から上述の工程を繰り返す。
このように、本実施形態によれば、治療光L2に先立って治療領域Aに照射した赤外光L1の反射光L1’から、治療領域Aに対する挿入部1の先端1aの位置および姿勢に依存して治療領域Aに発生する照射強度のムラの情報を取得し、取得された情報に基づいて、この照射強度のムラを補償するような治療光L2の強度を設定する。これにより、例えば、狭い心膜腔内に経皮的に挿入部1を挿入して不整脈治療を行う場合など、挿入部1の先端1aの位置および姿勢が制限される状況においても、常に均一かつ同一の強度で治療光L2を治療領域Aに照射し、治療領域Aの組織を均一に焼灼することができるという利点がある。また、開胸下のように広い手術空間を確保できる手技においても、例えば、心臓の裏側などの術者がデバイスを操作することが難しい場所において、上記の効果を有効に発揮することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るレーザ治療装置について図11から図14を参照して説明する。本実施形態においては、第1の実施形態と異なる点について主に説明し、第1の実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るレーザ治療装置は、赤外光L1を走査軌跡の全ての周において走査することによって、走査軌跡の全ての周について、反射光L1’の強度の平均値Xavr、差分ΔX、および位置Ppeakを検出し、周毎に治療光L2の強度の変動中心Yavr、振幅ΔYおよび位相を設定する点において、第1の実施形態と主に異なる。
具体的には、光源ユニット9は、図12に示されるように、赤外光L1と治療光L2とを1フレーム単位で切り替えながら交互に出射する。この赤外光L1と治療光L2との切替えは、主制御部14からの指示に従い、圧電素子72x,72yに印加される交流電力に同期して切替部95によって行われる。
制御ユニット11の強度設定部111は、図11に示されるように、個々の周について得られた値を記憶する記憶部1116〜1118をさらに備えている。H_Peak Hold回路1111、最大タイミング検出回路1112、および平均値検出回路1113は、最大値Xpeak、時刻Tpeakおよび積分値Xsumを、その周の番号と対応付けてそれぞれ記憶部1116〜1118に記憶させる。
このように構成されたレーザ治療装置によれば、図14に示されるように、走査軌跡の個々の周について、最大値Xpeak、積分値Xsum、時刻Tpeakが検出される(ステップS101,S2〜S6,S102〜S104)。このときに、図13に示されるように、治療領域Aの表面に凹凸がある場合に、個々の周において検出される最大値Xpeak、積分値Xsumおよび時刻Tpeakは、その周における形状に応じて異なる。すなわち、治療領域Aの表面の凹凸形状に応じて、治療光L2の強度の変動中心Yavr、振幅ΔYおよび位相は、個々の周について独立に設定される(ステップS7,S9)。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、走査軌跡の個々の周について、治療光L2の強度を適切に設定することができるので、比較的小さな凹凸形状を有する治療領域Aであっても、治療領域A全体にわたって均一かつ同一の強度で治療光L2を照射し、治療領域Aの組織を均一に焼灼することができるという利点がある。
なお、治療領域Aに対する挿入部1の先端1aの位置および姿勢が十分に安定していて治療光L2の強度の設定を短い時間間隔で調整し直す必要がない状況においては、赤外光L1と治療光L2とを交互に繰り返し走査する必要はなく、最初に赤外光L1によって治療領域A全体を走査した後に、治療光L2の走査を連続して実行してもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るレーザ治療装置について図15から図20を参照して説明する。本実施形態においては、第1および第2の実施形態と異なる点について主に説明し、第1の実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るレーザ治療装置は、赤外光L1および治療光L2をラスタ走査する点において、第2の実施形態と主に異なる。
具体的には、走査駆動ユニット8は、交流信号発生部81によって発生した交流信号を増幅部82によって所定の振幅まで増幅した後、AM変調せずに圧電素子72x,72yに印加する。本実施形態においては、図15に示されるように、X軸用の交流電力(上段)は正弦波状の交流波であり、Y軸用の交流電力(下段)は、ステップ波である。これにより、照射ファイバ4の先端4aは、図16に示されるように、ラスタ状の振動軌跡に沿って振動し、先端4aから出射される赤外光L1および治療光L2も、ラスタ状の走査軌跡に沿って走査される。
光源ユニット9は、赤外光L1と治療光L2とを1フレーム単位で切り替えながら交互に出射する。この赤外光L1と治療光L2との切替えは、主制御部14からの指示に従い、圧電素子72x,72yに印加される交流電力に同期して切替部95によって行われる。本実施形態においては、図17に示されるように、第1フレーム目において赤外光L1が走査され、第2フレーム目においてはいずれの光L1,L2も走査されず、第3フレーム目以降において治療光L2が走査される。第4フレーム目以降は、第1フレーム目から第3フレーム目と同じ走査が繰り返される。なお、第2フレーム目においていずれの光L1,L2も走査されないのは、制御ユニット11による演算処理の時間を確保するためであって、この演算処理が十分に速く完了する場合には、第2フレーム目において治療光L2を走査してもよい。
本実施形態において、強度設定部111および位相設定部112は、個々のラインについて、最大値Xpeak、積分値Xsumおよび時刻Tpeakを検出し、治療光L2の強度の変動中心、振幅ΔYおよび位相を設定する。なお、積分値Xsumは、1ライン分の反射光L1’の強度を積分したものであってもよいが、全ライン分の反射光の強度を積分した積分値を用い、全ラインの治療光L2について共通の変動中心を適用してもよい。これにより、演算量を低減することができる。
図18(a),(b)から図20は、本実施形態に係るレーザ治療装置において、治療領域Aに対する挿入部1の先端1aの位置関係と、フォトダイオード101によって検出される反射光L1’の強度および該反射光L1’の強度に基づいて設定される治療光L2の強度との関係を示している。
本実施形態による効果は、第1および第2の実施形態と同様であるので省略する。
なお、第1から第3の実施形態においては、計測光として赤外光L1を用いることとしたが、計測光は、治療領域Aの表面における反射率が十分に高く、かつ、治療領域Aに影響を与えない光であれば、他の光であってもよい。
また、第1から第3の実施形態においては、赤外光L1および治療光L2の走査方式として、スパイラル走査およびラスタ走査を例に挙げたが、走査方式はこれに限定されるものではない。
また、第1から第3の実施形態においては、ファイバを振動させるアクチュエータ7として、圧電素子72x,72yを例に挙げたが、これに代えて、電磁方式などの他の種類のアクチュエータを用いてもよい。
また、第1から第3の実施形態においては、照射ファイバ4の先端4aのみを1つのアクチュエータ7によって振動させる構成を例に挙げたが、これに代えて、照射ファイバ4の長手方向に複数のアクチュエータ7を設け、これら複数のアクチュエータ7によって照射ファイバ4の周期運動範囲を拡張させる構成を採用してもよい。
また、第1から第3の実施形態においては、反射光L1’を検出する光検出器としてフォトダイオード101を例に挙げたが、これに代えて、CCDなどの他の種類の光検出器を用いてもよい。
100 レーザ治療装置
1 挿入部
4 照射ファイバ(光ファイバ)
8 走査駆動ユニット(走査部)
9 光源ユニット(光源部)
10 光検出ユニット(光検出部)
11 制御ユニット(制御部)
12 判断部(治療可否判断部)
L1 赤外光(計測光)
L2 治療光

Claims (13)

  1. 生体内に挿入される細長い挿入部と、
    該挿入部の内部に長手方向に沿って配置された光ファイバと、
    前記挿入部の基端側に配置され、強度が一定である計測光と強度が略周期的に時間変動可能である治療光とを前記光ファイバの基端に供給する光源部と、
    前記光ファイバの先端を振動させることによって該先端から出射されて前記挿入部の先端から前記生体へ照射される前記治療光または前記計測光を前記生体の治療領域において走査させる走査部と、
    前記計測光の前記治療領域からの反射光を検出する光検出部と、
    前記計測光および前記治療光を順番に前記光源部から前記光ファイバに供給させて前記治療領域において走査させる制御部とを備え、
    該制御部は、前記光検出部によって検出された前記計測光の反射光の強度の空間分布に基づいて前記治療光の強度を設定し、設定した強度を有する前記治療光を前記光源部から前記光ファイバに供給させるレーザ治療装置。
  2. 前記光源部が、前記走査部による前記光ファイバの先端の振動の周期と同期させて、前記光ファイバの前記基端に供給する前記計測光と前記治療光とを切り替える請求項1に記載のレーザ治療装置。
  3. 前記光検出部によって検出された前記反射光の強度が所定の閾値よりも大きい場合に、前記光源部から前記光ファイバへの前記治療光の供給を停止させる治療可否判断部を備える請求項1または請求項2に記載のレーザ治療装置。
  4. 前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度の平均値に基づいて、前記治療光の強度の変動中心を設定する請求項1から請求項3のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  5. 前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度の最大値と平均値との差分に基づいて、前記治療光の強度の振幅を設定する請求項1から請求項4のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  6. 前記制御部が、前記空間分布における前記反射光の強度が最大となる位置に基づいて、前記先端の振動の位相に対する前記治療光の出射周期の位相を設定する請求項1から請求項5のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  7. 前記走査部が、前記光ファイバの先端をスパイラル状の軌跡に沿って振動させる請求項1から請求項6のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  8. 前記走査部が、前記光ファイバの先端をラスタ状の軌跡に沿って振動させる請求項1から請求項6のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  9. 強度が一定である計測光と強度が略周期的に時間変動可能である治療光とを走しながら出射するレーザ治療装置の制御方法であって、
    制御部が前記計測光を出射させる第1の出射工程と、
    光検出部が前記第1の出射工程において出射された前記計測光の反射光を検出することによって、前記反射光の強度の空間分布を得る検出工程と、
    前記制御部が前記検出工程において得られた前記空間分布に基づいて前記治療光の強度を設定する強度設定工程と、
    前記制御部が前記強度設定工程において設定された強度を有する前記治療光を出射させる第2の出射工程とを含むレーザ治療装置の制御方法。
  10. 前記検出工程において検出された前記反射光の強度が所定の閾値よりも大きい場合に、前記制御部が前記第2の出射工程の実行を停止させる治療停止工程を含む請求項9に記載のレーザ治療装置の制御方法。
  11. 前記強度設定工程が、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度の平均値に基づいて、前記治療光の強度の変動中心を設定する中心強度設定工程を含む請求項9または請求項10に記載のレーザ治療装置の制御方法。
  12. 前記強度設定工程が、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度の最大値と平均値との差分に基づいて、前記治療光の強度の振幅を設定する振幅設定工程を含む請求項9から請求項11のいずれかに記載のレーザ治療装置の制御方法。
  13. 前記強度設定工程が、前記検出工程において得られた前記空間分布における前記反射光の強度が最大となる位置に基づいて、走査周期の位相に対する前記治療光の出射周期の位相を設定する位相設定工程を含む請求項9から請求項12のいずれかに記載のレーザ治療装置の制御方法。
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