JP6083776B1 - 3色介錯ロープ - Google Patents
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/18—Grommets
Abstract
Description
作業者(W)が握ることができる程度の外径を有するロープ(2)と、
前記ロープ(2)の一端に取り付けられた、吊り荷(P)自体又は吊上げているロープ・ワイヤー(R)に掛け止めるフック(3)と、
前記ロープ(2)に形成された、前記フック(3)側から危険領域部(5)、注意領域部(6)と安全領域部(7)にあるかの注意を作業者(W)に喚起させ得るように視覚的、形状的な変化を有する注意喚起部(4)と、を有し、
前記注意喚起部(4)により、前記3色介錯ロープ(1,11,21,31)の他端から前記フック(3)側に作業者(W)が近付くに従い危険性が高くなることを「安全領域」から「注意領域」と「危険領域」の3段階でその作業者(W)に注意を喚起させ得るように構成した、ことを特徴とする。
前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)が「赤色」に、前記注意領域部(6)が「黄色」に、前記安全領域部(7)が「緑色」の順番に前記ロープ(2)に着色されたものである。
または、前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)、注意領域部(6)、安全領域部(7)のロープ(2)それぞれの太さ自体を異なるものにしたものである。
更に、ロープ(2)の太さ自体を異なる太さにした3色介錯ロープ(31)によっても、作業者(W)に握っているロープ(2)の位置を識別させることができる。
<3色介錯ロープの構成>
図1は実施例1の3色介錯ロープを示す正面図である。図2は介錯ロープの使用状態を示す斜視図である。図3はクレーン車のクレーンに玉掛け作業で吊り下げた吊り荷を降下させる状態を示す正面図である。
実施例1の3色介錯ロープ1は、図1に示すように、ロープ2の一端に、吊り荷P自体又は吊り上げているロープ・ワイヤーRに掛け止めるフック3が取り付けられ、このロープ2に注意喚起部4が形成されたものである。実施例1の3色介錯ロープ1の注意喚起部4は、危険領域部5が赤色に、注意領域部6が黄色に、安全領域部7が緑色の順番にそれぞれ着色されたものである。
実施例1の3色介錯ロープ1の注意喚起部4は、図1に示すように、フック3側から危険領域部5が「赤色」に、注意領域部6が「黄色」に、安全領域部7が「緑色」になる順番にロープ2にそれぞれ着色されたものである。異なる色彩のロープ2を3本つなげる場合と、1本のロープ2に異なる塗料を着色する場合とがある。
このように構成した本発明の3色介錯ロープ1は、図2と図3に示すように、使用に際して作業者Wは、その握っているロープ2の位置を判別することで、現在安全な位置で吊り荷Pを誘導しているか、吊り荷Pの下に近づいて危険な状態にあるかを知ることができる。3色介錯ロープ1の注意喚起部4により、フック3側から危険領域部5、注意領域部6と安全領域部7のどの位置でロープ2を握っているのかを容易に判断できる。そこで、作業者Wは吊り荷Pの誘導作業、降下作業を安全に進めることができる。
図4は本発明の3色介錯ロープの変形例を示す正面図である。
3色介錯ロープ1は、危険領域部5、注意領域部6と安全領域部7はすべて同じ外径のロープ2にする必要はない。例えば、3色介錯ロープ1は、「赤色」の危険領域部5と「黄色」の注意領域部6とを連結する部分を第1連結部9aとし、この第1連結部9aを他の位置のロープ2の外径より太くする。同じく「黄色」の注意領域部6と「緑色」の安全領域部7とを連結する部分を第2連結部9bとし、この第2連結部9bも他の位置のロープ2の外径より太い構成にすることができる。
図5は実施例2のロープの編み方に変化を付けた注意喚起部を有する3色介錯ロープを示す正面図である。
作業現場が屋内、又は陰になる場所のときは、3色介錯ロープ1の3色の着色を判断しづらいことがある。また、真夏の太陽光が強いため、作業者Wがサングラスをかけて作業しているときも、3色介錯ロープ1の3色の着色を判断しづらいことがある。このようなときは、3色介錯ロープ1の注意喚起部4の視覚的な変化即ち色彩の相違にのみ限定されない。
注意喚起部4はロープ2自体に、視覚的、形状的な何らかの相違(変化)があれば作業者Wに注意喚起をさせることができる。実施例2の3色介錯ロープ11の注意喚起部4は、危険領域部5は編み目が荒い粗編み目のロープ2、安全領域部7はこの荒い粗編み目より細かい密編み目のロープ2で、注意領域部6は粗編み目と密編み目との中間になる中間編み目のロープ2から成るようにその編み方に変化を付けた。
図6は実施例3のロープのデニールに変化を付けた注意喚起部を有する3色介錯ロープを示す正面図である。
実施例3の3色介錯ロープ21の注意喚起部4は、危険領域部5に太いデニールのロープ2を、安全領域部7は細いデニールのロープ2を、この中間の注意領域部6は太いデニールのロープ2と細いデニールのロープ2との中間になる中程度のデニールのロープ2から成るものである。即ち、実施例3の3色介錯ロープ21は、ロープ2のデニールに変化を付けたものである。
図7は実施例4のロープの太さ自体を異なる太さにした注意喚起部を有する3色介錯ロープを示す正面図である。
実施例3の3色介錯ロープ31の注意喚起部4は、危険領域部5、注意領域部6、安全領域部7のロープの太さ自体を異なるようにしたものである。このような構成の3色介錯ロープ31であっても安全領域部7か、注意領域部6を持っていれば安全に作業でき、現在危険領域部5を握っていることを知らせ、吊り荷Pから離れることを意識させることができる。
上述した実施例2,3,4の3色介錯ロープ11,21,31についても、危険領域部5、注意領域部6と安全領域部7はすべて同じ外径のロープ2にする必要はない。例えば、ロープ2は、危険領域部5と注意領域部6とを連結する第1連結部9aは他の位置のロープ2の外径より太く、同じく注意領域部6と安全領域部7とを連結する第2連結部9bは他の位置のロープ2の外径より太い構成にすることができる。
2 ロープ
3 フック
4 注意喚起部
5 危険領域部
6 注意領域部
7 安全領域部
9a 第1連結部
9b 第2連結部
C クレーン
P 吊り荷
W 作業者
Claims (6)
- クレーン(C)のような吊上げ機材により吊上げた吊り荷(P)を、作業者(W)が所望の位置まで誘導する3色介錯ロープ(1,11,21,31)であって、
作業者(W)が握ることができる程度の外径を有するロープ(2)と、
前記ロープ(2)の一端に取り付けられた、吊り荷(P)自体又は吊上げているロープ・ワイヤー(R)に掛け止めるフック(3)と、
前記ロープ(2)に形成された、前記フック(3)側から危険領域部(5)、注意領域部(6)と安全領域部(7)にあるかの注意を作業者(W)に喚起させ得るように視覚的、形状的な変化を有する注意喚起部(4)と、を有し、
前記注意喚起部(4)により、前記3色介錯ロープ(1,11,21,31)の他端から前記フック(3)側に作業者(W)が近付くに従い危険性が高くなることを「安全領域」から「注意領域」と「危険領域」の3段階でその作業者(W)に注意を喚起させ得るように構成した、ことを特徴とする3色介錯ロープ。 - 前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)が「赤色」に、前記注意領域部(6)が「黄色」に、前記安全領域部(7)が「緑色」の順番に前記ロープ(2)に着色されたものである、ことを特徴とする請求項1の3色介錯ロープ。
- 前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)が編み目が荒い粗編み目のロープ(2)、前記安全領域部(7)が該荒い粗編み目のロープ(2)より編み目が細かい密編み目のロープ(2)で、この中間の注意領域部(6)は該粗編み目と密編み目との中間になる中間編み目のロープ(2)を有し、該ロープ(2)の編み方に変化を付けたものである、ことを特徴とする請求項1の3色介錯ロープ。
- 前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)が太いデニールのロープ(2)、前記安全領域(7)が細いデニールのロープ(2)、前記注意領域部(6)が該太いデニールのロープ(2)と該細いデニールのロープ(2)との中間になるデニールのロープ(2)とから成り、該ロープ(2)のデニールに変化を付けたものである、ことを特徴とする請求項1の3色介錯ロープ。
- 前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)、注意領域部(6)、安全領域部(7)のロープ(2)それぞれの太さ自体を異なるものにした、ことを特徴とする請求項1の3色介錯ロープ。
- 前記注意喚起部(4)は、前記危険領域部(5)と前記注意領域部(6)とを連結する第1連結部(9a)が他の位置の前記ロープ(2)の外径より太く、
前記注意領域部(6)と前記安全領域部(7)とを連結する第2連結部(9b)が他の位置の該ロープ(2)の外径より太い、ことを特徴とする請求項1、2、3,4又は5の3色介錯ロープ。
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JP3207749B2 (ja) * | 1996-04-19 | 2001-09-10 | 株式会社リコー | 定着ローラ |
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US20120043514A1 (en) * | 2010-08-23 | 2012-02-23 | Billy Pugh Company, Inc. | Push/pull tag line |
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