JP6080634B2 - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)を同時に実行・表示する情報処理装置に関する。
以下では、主に、複数のアプリケーションプログラムを同時に実行・表示するカーナビゲーションシステムについて説明を行う。
1画面上で複数のアプリケーションを同時に実行可能なカーナビゲーションシステムにおいて、複数人でそれぞれのアプリケーションの操作を行う場合を想定する。
このとき、経路案内アプリケーションの動作の快適性を損なうことなく、各アプリケーションの動作応答性を向上させることを考える。
まず、アプリケーションの組み合わせごとに、各アプリケーションの実行優先度を前もって設定しておく方法が考えられるが、ユーザ−がアプリケーションの追加・削除を行えるカーナビゲーションシステムでは、実行するアプリケーションの組み合わせと、それぞれのアプリケーションの優先度を前もって設定することは難しい。
また、経路案内アプリケーションの優先度を最優先に設定した場合、道なりを走行する場合や、目的地が設定されておらず、経路案内機能を利用しない場合でもCPU(Central Processing Unit)リソースが経路案内アプリケーションに割り当てられてしまい、他のアプリケーションの動作を阻害することになる。
そのため、各アプリケーションのプロセス優先度を動的に変更することで、任意のアプリケーションの応答性を向上する手段を提供することが考えられる。
特許文献1では、アプリケーションの操作ができる状態とアイコンのようにアプリケーションの操作ができない状態への変化に応じて、プロセスの優先度を変更する手法が提案されている。
特許文献2では、複数アプリケーションのウィンドウの面積の大きさに応じて、プロセスの優先度を変更する手法が提案されている。
特許文献3では、アプリケーションのウィンドウの使用頻度に応じて、前面に表示する時間を変更する手法が提案されている。
特許文献4では、アプリケーションの選択回数が所定の回数に達した時にマンマシンインターフェースの優先度を高く切り替える手法が提案されている。
特許文献5では、タッチパネルのスライド操作の速度や移動量に応じて、ユーザインタフェースを変更する手法が提案されている。
特許文献6では、車両の速度と加速度から運転特性を導き、運転者に適したナビゲーションモードを判定する運転特性評価工程が提案されている。
特開平4−250523号公報 特開平10−154060公報 特開平8−161139公報 特開平9−138702公報 特許4360871号 特許4790469号
また、従来のプロセス優先度変更手法では、画面の大きさ、過去の使用頻度に応じて、該当するアプリケーションに対するプロセス優先度を変更していた。
また、ある特定のアプリケーション、たとえば、経路案内アプリケーションのプロセス優先度が常に最高になるように調整することで、経路案内アプリケーションの快適性を阻害することなく、複数のアプリケーションを動作させていた。
そのため、目的地を設定していない場合や、経路案内が必要な交差点手前や高速道路出入口手前、目的地周辺以外のように、経路案内機能が不要な場合でも経路案内アプリケーションが最優先で処理されてしまうため、経路案内以外のアプリケーションの動作を阻害することになる。
この発明は上記の課題を解決することを主な目的としており、複数のアプリケーションが効率良く動作する環境を提供することを主な目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
タッチパネル式のディスプレイ装置に接続され、前記ディスプレイ装置の表示画面に複数のアプリケーションの領域を表示させる情報処理装置であって、
アプリケーションごとに、領域の前記表示画面上の座標範囲を管理するアプリケーション領域管理部と、
前記ディスプレイ装置へのタッチがあった場合に、タッチ位置の前記表示画面上の座標とタッチがあった時刻とを取得するタッチ座標取得部と、
前記タッチ座標取得部により取得されたタッチ位置の座標と前記アプリケーション領域管理部により管理されている各アプリケーションの領域の座標範囲とに基づき、いずれのアプリケーションの領域がタッチされたかを算出するタッチ情報算出部と、
アプリケーションごとに所定時間単位で領域のタッチ状況を解析し、タッチ状況の解析結果に基づき、アプリケーションごとに所定時間単位でハードウェアリソースの割当て比率を動的に決定する割当て比率決定部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションごとに所定時間単位で領域のタッチ状況を解析し、タッチ状況の解析結果に基づき、アプリケーションごとに所定時間単位でハードウェアリソースの割当て比率を動的に決定することで、複数のアプリケーションを効率良く動作させることができる。
実施の形態1〜3のハードウェア構成図。 実施の形態1〜3のソフトウェア構成図。 タッチ情報算出部のソフトウェア構成図。 プロセス優先度算出部のソフトウェア構成図。 実施の形態1の複数アプリケーションの表示例を示す図。 タッチ座標取得部が記録するタッチイベント情報のリストの一例を示す図。 アプリケーション領域管理部が管理するアプリケーション領域情報の一例を示す図。 実施の形態1の全体処理フローを示す図。 実施の形態2の経路案内アプリケーションの画面の一例を示す図。 実施の形態2の経路案内アプリケーションで、経路案内地点の500m手前地点での画面の一例を示す図。 実施の形態2の経路案内アプリケーションで、経路案内地点手前での画面の一例を示す図。 実施の形態2の経路案内を行う地点の緯度・経度を記録したリストの一例を示す図。 実施の形態2の経路案内地点までの距離と経路案内アプリケーションのプロセス優先度の関係の一例を示す図。 実施の形態2の全体処理フローを示す図。 実施の形態3の複数アプリケーションの実行画面の一例を示す図。 実施の形態3の複数アプリケーションの実行画面で、経路案内地点の500m手前地点での画面の一例を示す図。 実施の形態3の複数アプリケーションの事項画面で、経路案内地点手前での画面の一例を示す図。 実施の形態3の経路案内地点までの距離と複数アプリケーションのプロセス優先度の関係の一例を示す図。 実施の形態3の全体処理フローを示す図。
実施の形態1〜3では、複数のアプリケーションを同時に表示・実行できるカーナビゲーションシステムにおいて、運転席および助手席から複数人同時に操作する場合、経路案内アプリケーションが最優先で動作するため、同時に動作している経路案内アプリケーション以外のアプリケーションのプロセス優先度が相対的に低くなり、これらのアプリケーションに対する操作レスポンスが悪化するという課題を解決するための構成を説明する。
具体的には、経路案内アプリケーションを含む複数のアプリケーションを同時に実行・表示するカーナビゲーションシステムであって、各アプリケーションに対するタッチパネルからのタッチイベントの任意の一定期間の変化量から各アプリケーションのプロセス優先度を算出する、タッチイベント変化量対応プロセス優先度算出手段と、現在地から交差点手前や高速道出入口手前、目的地周辺などの経路案内が必要な地点までの距離に応じて経路案内アプリケーションのプロセス優先度を算出する、経路案内地点距離対応プロセス優先度算出手段と、上記経路案内距離の比率から経路案内アプリケーションのプロセス優先度を算出した上で、タッチイベント変化量に応じて残りのアプリケーションのプロセス優先度を算出することで、経路案内アプリケーション他すべてのアプリケーションのプロセス優先度を調整するプロセス優先度調整手段を具備することをカーナビゲーションシステムを説明する。
そして、このような構成により、経路案内アプリケーションの快適性を損なうことなく、複数同時表示するアプリケーションの操作レスポンスを向上することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1〜3のカーナビゲーションシステムのハードウェア構成を示す。
図1に示すカーナビゲーションシステムは、情報処理装置の例に相当する。
この図で、HW_1はCPUで、各プロセスの優先度に従って、処理割り当てを配分する機能を有する。
HW_2はRAM(Random Access Memory)で、アプリケーションのプログラムコードやアプリケーションのデータ(変数値やパラメータ値)を一時的に格納し、CPUでのアプリケーションの実行に用いられる記憶手段である。
HW_3はストレージで、複数のアプリケーションのプログラムコードや地図データなどを保存するための、フラッシュROM(Read Only Memory)やハードディスクドライブなどを指す。
HW_4はディスプレイで、カーナビゲーションシステムで動作するアプリケーションを表示するための手段である。
HW_5はタッチパネルで、上記ディスプレイに対して指で触れた画面上の座標を取得するための手段である。
なお、本タッチパネルは複数の指、および複数人の指の座標を同時に取得することが可能である。
また、ディスプレイHW_4とタッチパネルHW_5は、一体となって、タッチパネル式のディスプレイ装置として構成されている。
HW_6はタイマーで、アプリケーションの実行タイミングや、プロセス配分タイミングの他、タッチパネルで触った時刻を計測するための手段である。
HW_7はGPS(Global Positioning System)で、自車位置の緯度・経度の座標を取得するための手段である。
HW_8は無線モジュールで、本カーナビゲーションシステムとインターネット接続を行うための手段である。
本モジュールを利用して、インターネット経由でアプリケーションを入手することが可能である。
図2は実施の形態1〜3のカーナビゲーションシステムのソフトウェア構成を示す。
この図で、SW_APPはアプリケーションレイヤで、SW_APP_1、SW_APP_2、SW_APP_3など複数のアプリケーションから構成される。
SW_APP_1は経路案内アプリケーションで、ナビゲーションシステムの中核をなすアプリケーションである。
本アプリケーションは自車位置から目的地へ運転者を誘導するための経路案内や交差点の右左折などの音声案内などを行う。
また、右左折交差点や高速道出入口など、詳細な経路案内を行う地点の集合である、経路案内地点リストを保有する。
SW_APP_2、SW_APP_3は、経路案内アプリケーション以外のアプリケーションである。
これらのアプリケーションは工場出荷時にインストール済みでも、インターネット経由で取得したアプリケーションでも構わない。
SW_MWはミドルウェアで、アプリケーションレイヤに属する複数のアプリケーションから利用できる共通処理(ライブラリ)から構成される。
SW_MW_1はタッチ座標取得部で、図1のタッチパネルから取得した、指が触れた座標の他、タッチした時刻を取得し、タッチイベントとして保存・管理するための手段である。
SW_MW_2はアプリケーション領域管理部で、ディスプレイHW_4で画面表示が行われている各アプリケーションの表示領域情報を管理するための手段である。
つまり、アプリケーション領域管理部SW_MW_2は、アプリケーションごとに、領域の表示画面上の座標範囲を管理する。
SW_MW_2はタッチ情報算出部で、タッチ座標取得部SW_MW_1で得られたタッチイベント情報とアプリケーション領域管理部SW_MW_2で得られたアプリケーション領域情報から任意の極短期間に各アプリケーションごとにタッチされた回数や、移動距離を算出するための手段である。
つまり、タッチ情報算出部SW_MW_3は、タッチ座標取得部SW_MW_1で取得されたタッチ位置の座標とアプリケーション領域管理部SW_MW_2により管理されている各アプリケーションの領域の座標範囲とに基づき、いずれのアプリケーションの領域がタッチされたかを算出する。
そして、アプリケーションごとにタッチされた回数や、移動距離を算出する。
SW_MW_4は自車位置取得部で、GPS HW_7から取得した自車位置の緯度・経度を取得するための手段である。
SW_MW_5は経路案内地点リスト取得部で、経路案内アプリケーションSW_APP_1が保有する経路案内地点リストを取得するための手段である。
経路案内地点リストには、経路案内アプリケーションSW_APP_1において詳細な案内を行う経路案内地点(詳細案内位置)の座標情報が示されており、経路案内地点リスト取得部SW_MW_5は経路案内地点リストを取得し、保持する。
経路案内地点リスト取得部SW_MW_5の動作は主に実施の形態2で説明する。
なお、経路案内地点リスト取得部SW_MW_5は、詳細案内位置記憶部の例に相当する。
SW_MW_6は経路案内地点距離算出部で、自車位置取得部SW_MW_4から取得した自車位置と経路案内地点リスト取得部SW_MW_5で取得した最寄りの経路案内地点の位置の間の距離を求めるための算出手段である。
経路案内地点距離算出部SW_MW_6の動作は主に実施の形態2で説明する。
なお、経路案内地点距離算出部SW_MW_6は、距離判定部の例に相当する。
SW_MW_7はプロセス優先度算出部で、タッチ情報算出部SW_MW_3で算出した各アプリケーションのタッチ頻度などの情報や、経路案内地点距離算出部SW_MW_6で得られた経路案内地点までの距離から現在表示されているアプリケーションのプロセス優先度を求めるための手段である。
なお、本プロセス優先度の算出はタッチ情報算出部SW_MW_3単体、あるいは経路案内地点距離算出部SW_MW_6単体の情報を利用して、プロセスの優先度を算出しても構わない。
プロセス優先度は、アプリケーションの実行のために用いられるハードウェアリソース(具体的にはCPUリソース)の割当て比率である。
このように、プロセス優先度算出部SW_MW_7は、アプリケーションごとに所定時間単位で領域のタッチ状況を解析し、タッチ状況の解析結果に基づき、アプリケーションごとに所定時間単位でハードウェアリソースの割当て比率を動的に決定しており、割当て比率決定部の例に相当する。
SW_OSはOS(Operating System)で、CPUやタッチパネルなどのH/Wリソースの管理を行う。
なお、プロセス優先度算出部SW_MW_7で算出された各アプリケーションのプロセス優先度の値に従って、各アプリケーションに対するCPUリソースの配分を行う。
図3は、図2に記載のタッチ情報算出部SW_MW_3のS/W構成図を表す図である。
この図で、SW_MW_3_1はタッチ頻度算出部で、タッチ座標取得部SW_MW_1のタッチイベント情報とアプリケーション領域管理部SW_MW_2のアプリケーション領域情報から任意の極短期間に各アプリケーションごとにタッチされた回数をカウントするための手段である。
SW_MW_3_3はタッチ移動速度算出部で、タッチ座標取得部SW_MW_1のタッチイベント情報とアプリケーション領域管理部SW_MW_2のアプリケーション領域情報から任意の極短期間に各アプリケーションの、連続するタッチ座標の距離から移動速度を算出するための手段である。
図4は図2に記載のプロセス優先度算出部SW_MW_7のS/W構成図を表す図である。
この図で、SW_MW_7_1はタッチイベント変化量対応プロセス優先度算出部で、タッチ情報算出部SW_MW_3で算出した各アプリケーションのタッチイベント変化量の比率に応じて、各アプリケーションのプロセス優先度(プロセスの割当量)を算出するための手段である。
SW_MW_7_2は経路案内地点距離対応プロセス優先度算出部で、経路案内地点距離算出部SW_MW_6で求めた経路案内地点までの距離に応じて、経路案内アプリケーションSW_APP_1のプロセス優先度(プロセス割当量)を算出するための手段である。
経路案内地点距離対応プロセス優先度算出部SW_MW_7_2の動作は主に実施の形態2で説明する。
SW_MW_7_3はプロセス優先度調整部で、SW_MW_7_2で求めた経路案内アプリケーションSW_APP_1のプロセス優先度から余剰なプロセス割当量を求め、そのプロセス割当量に対して、SW_MW_7_1によってその他のアプリケーションのプロセス優先度を算出するための手段である。
プロセス優先度調整部SW_MW_7_3の動作は主に実施の形態3で説明する。
図2〜図4に示した各ソフトウェアは、通常はハードディスク装置等のストレージHW_3に記憶されており、RAM HW_2にロードされた状態で、CPU HW_1に読み込まれ、実行される。
図5は、実施の形態1の画面表示の一例である。
図5は、経路案内アプリケーションSW_APP_1の領域を配置し、左側にアプリケーションSW_APP_1およびSW_APP_2の領域を配置・表示した例である。
図5では、アプリケーションSW_APP_1およびSW_APP_2の領域は、操作可能な状態で表示されているが、アイコンのように、アプリケーションを起動するための領域が表示されていてもよい。
図6は、タッチイベント情報の例である。
この図で、タッチ時刻はタッチイベントを受信した時刻を記録した例である。
また、タッチ座標はその時刻に検知したタッチイベントの座標で、左上を(0,0)として記録している。
このタッチイベント情報は、タッチ座標取得部SW_MW_1により生成される。
図7は、アプリケーション領域情報の例である。
この図で、アプリケーションは経路案内アプリケーションSW_APP_1の他、アプリケーション2 SW_APP_2とアプリケーション3 SW_APP_3の計3つのアプリケーションが実行され、各アプリケーションの領域が図5のように表示されており、それぞれのアプリケーションの領域が表示されている左上座標と右下座標をテーブルとして保存・管理している。
なお、アプリケーションの領域の大きさはユーザ操作により動的に変更が可能で、変更に伴い、このアプリケーション領域情報も変更される。
このアプリケーション領域情報は、アプリケーション領域管理部SW_MW_2により生成・更新される。
実施の形態1における、全体の処理フローを図8を用いて説明する。
なお、カーナビゲーションシステムは複数ユーザからのタッチ動作をタッチパネルHW_5から受け取り、その情報をタッチ座標取得部SW_MW_1がタッチイベント情報として保存しておくこととする。
また、ディスプレイHW_4上で実行・表示されているアプリケーションのアプリケーション領域情報はアプリケーション領域管理部SW_MW_2が随時更新しているものとする。
まず、タッチ情報算出部SW_MW_3は、タッチ座標取得部SW_MW_1からタッチイベント情報を、アプリケーション領域管理部SW_MW_2からアプリケーション領域情報を取得する(S1)。
次に、タッチ情報算出部SW_MW_3は、タッチイベント情報に記載された各タッチイベントがどのアプリケーションの領域に属するのかを算出する(S2)。
そして、タッチ情報算出部SW_MW_3は、それぞれのアプリケーションごとのタッチイベントの変化量を算出する。
このとき、変化量とは、任意の極短期間における各アプリケーションのタッチイベントの回数(頻度)や、最大移動速度などである(S3)。
そして、タッチイベント変化量対応プロセス優先度算出部SW_MW_7_1は、これらの各アプリケーションの変化量に応じて各アプリケーションに割り振るプロセス優先度を算出する。
例えば、100msecの間に各アプリケーションのイベントタッチ回数が5回、3回、2回の場合、それぞれのアプリケーションのプロセス優先度(割当量)は50%、30%、20%となる(S4)。
そして、算出したプロセス優先度をOS SW_OSに渡す。
OS SW_OSは、プロセス優先度に応じて各アプリケーションのプロセスに対してCPUリソースの割り当てを行う(S5)。
そして、再び、S1に遷移し、プロセス優先度変更を繰り返す。
[実施例1]
実施の形態1における実施例として、各アプリケーションに対するタッチイベントの頻度の比較によって各アプリケーションのプロセス優先度を変更する手法が考えられる。
実施例1の動作の説明のため、図5のように、SW_APP_1、SW_APP_2、およびSW_APP_3の3つのアプリケーションが実行されており、それぞれのアプリケーションは図7に示す領域を占めていることとする。
例えば、ある任意の1秒間(2012/12/27 10:00:03−04)の間において、タッチ座標取得部SW_MW_1が図6に示すようなタッチイベントを受信したと仮定する。
このとき、タッチ頻度算出部SW_MW_3_1はアプリケーション領域管理部SW_MW_2が保持するアプリケーション領域情報から各アプリケーションでどの程度タッチイベントを受け付けたかを算出する。
図6の例の場合、経路案内アプリケーションSW_APP_1は3回、アプリケーションSW_APP_2は5回、アプリケーションSW_APP_3は2回タッチイベントを受け付けたことが分かる。
プロセス優先度算出部SW_MW_7はこれらのタッチイベントの頻度からプロセス優先度を算出する。
この場合、タッチイベント数はSW_APP_1:SW_APP_2:SW_APP_3=3:5:2のため、アプリケーションのプロセス優先度をそれぞれ、30%、50%、20%に設定し、SW_OSに通知する。
OS SW_OSは指定されたプロセス優先度に従い、CPUのリソースを割り振る。
これによって、タッチ頻度が高いアプリケーションのプロセスの優先度を相対的に高くすることができ、ユーザ操作が最も行われているアプリケーションに対してCPUリソースを割り振り、操作のレスポンスを向上させることが可能である。
[実施例2]
実施の形態1における別の実施例として、各アプリケーションに対するタッチイベントの移動速度の比較によって各アプリケーションのプロセス優先度を変更する手法が考えられる。
実施例2の動作の説明のため、図5のように、SW_APP_1、SW_APP_2、およびSW_APP_3の3つのアプリケーションが実行されており、それぞれのアプリケーションは図7に示す領域を占めていることとする。
例えば、ある任意の1秒間(2012/12/27 10:00:03−04)の間において、タッチ座標取得部SW_MW_1が図6に示すようなタッチイベントを受信したと仮定する。
このとき、タッチ移動速度算出部SW_MW_3_3はアプリケーション領域管理部SW_MW_2が保持するアプリケーション領域情報から各アプリケーションで連続するタッチの移動量と連続時間から移動速度を算出する。
この例の場合、経路案内アプリケーションSW_APP_1の最大移動速度は2012/12/27/10:00:03:500〜600間の(500,0)−(500,700)間で700/msec、アプリケーションSW_APP_2の最大移動速度は2012/12/27/10:00:03:100〜200間の(20,10)−(20,50)=40/msec、アプリケーションSW_APP_3の最大移動速度は2012/12/27/10:00:03:800〜900間の(60,600)−(60,500)=100/msecとなることが分かる。
プロセス優先度算出部SW_MW_7はこれらのタッチイベントの最大移動速度からプロセス優先度を算出する。
この場合、最大移動速度はSW_APP_1:SW_APP_2:SW_APP_3=70:4:10のため、アプリケーションのプロセス優先度をそれぞれ、83%、5%、12%に設定し、SW_OSに通知する。
OS SW_OSは指定されたプロセス優先度に従い、CPUのリソースを割り振る。
これによって、タッチの移動速度が最も速いアプリケーションのプロセスの優先度を相対的に高くすることができる。
例えば、タッチパネルをなぞる速度(スクロール操作の速度)が最も速いアプリケーションに対してCPUリソースを割り振り操作のレスポンスを向上させることが可能である。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2の経路案内アプリケーションの経路案内画面である。
この図で、NaviDisplay_1はカーナビゲーションシステムのタッチパネル付きディスプレイである。
NaviApp_1は経路案内アプリケーションの画面表示である。
CarPos_1は走行中の自車位置である。
Path_1は経路で、経路案内アプリケーションが導出する自車位置CarPos_1から目的地への経路情報である。本図では太いラインで示す。
GuidePoint_1は経路案内地点を指す。
ここで、経路案内地点とは、経路案内アプリケーションがユーザに対して経路を間違いなく進めるようにするために、情報量を増やしてユーザに通知する地点で、例えば、右左折の指示や、道路の走行レーン情報、高速道路の入口あるいは出口の情報を、音声、あるいは、2画面表示にてユーザに通知される。
このとき、建物の3D表示処理や音声出力など、複数の処理を同時に行う必要があるため、CPUリソースを通常よりも必要とする。
このように経路案内地点は、経路案内アプリケーションにおいて詳細な案内が行われる位置であり、詳細案内位置に相当する。
経路案内地点の座標情報は、経路案内地点リスト取得部SW_MW_5により保持されている。
図10は、実施の形態1の経路案内アプリケーションの経路案内画面で、特に、図9の自車位置CarPos_2が経路案内地点GuidePoint_2まで500mに差し掛かった画面である。
このとき、経路表示の画面は大きく変わらないが、経路に関する音声案内出力GuideSound_2が出力される。
例えば、「500m先、左方向です」といった音声ガイダンスなどがそれに当たる。
なお、本例では音声案内を500m前に出力することとしているが、任意の距離で構わない。
経路表示に加え、音声案内が加わることで、図9の時よりもCPU負荷が若干増加する。
図11は、自車が経路案内地点に到達した時点での、実施の形態1の経路案内アプリケーションの経路案内画面である。
この図で、NaviApp_3は自車が経路案内地点に到達した時点での経路案内アプリケーションの画面表示で、左半分画面には通常の経路案内画面を横に1/2にした表示(GuideMap_3)、右半分画面を経路案内地点の詳細の地図表示(GuideDetail_3)を示す。
また、同時に、進行方向に関する音声案内を行う(GuideSound_3)。
なお、CarPos_3−1、CarPos_3−2は共に走行中の自車位置である。
GuideMap_3の自車位置とGuideDetail_3の自車位置は同期をしており、地理的に同じ地点を指す。
つまり、経路案内地点ではGuideMap_3とGuideDetail_3の2画面表示で、かつ、音声案内GuideSound_3を同時に実行しなければならないため、CPU使用率が自ずと高くなってしまう。
図12は経路案内地点リストの例で、右左折行う交差点や高速道出入口など、音声案内や詳細画面表示を利用して経路案内を行う、経路案内地点の緯度・経度のリストである。
図13は、実施の形態2の経路案内アプリケーションのプロセス優先度と経路案内を行う交差点までの距離の関係を示すグラフ図である。
縦軸は経路案内アプリケーションのプロセス優先度であり、上方向に行くほど優先度が高くなる。
横軸は現在地から経路案内地点までの距離を指す。
本例では、経路案内地点を右左折を行う交差点として説明する。
まず、この図で、自車が交差点500m前に到達するまでは緩やかに優先度を上げ、さらに交差点300m前に向けて優先度の増加率を上げ、経路案内アプリケーションへの優先度割当て最大値に到達させる。
そして、自車が交差点を過ぎると、再び割り当て優先度最小値になるよう、優先度を減少させる。
本例では、交差点を例にしているが、高速道路の出入口手前や、目的地周辺に適用しても構わない。
また、距離に対する優先度の変化率は変更することが可能である。
実施の形態2における、経路案内地点距離対応プロセス優先度算出部SW_MW_7_2等の処理フローを図14を用いて説明する。
なお、カーナビゲーションシステムは自車位置取得部SW_MW_4においてGPS HW_7から自車の緯度経度情報を受け取り保存しておくこととする。
まず、経路案内アプリケーションSW_APP_1はユーザにより目的地が設定されると、現在地から目的地までの経路を算出する。
このとき、経路中の交差点や、高速道路の出入口など、音声案内や案内詳細図の表示が必要となる地点のリストを経路案内地点リストとして生成する(T1)。
次に、自車位置取得部SW_MW_4が自車位置を取得する。
また、経路案内地点リスト取得部SW_MW_5は経路案内アプリケーションSW_APP_1から経路案内地点リストを取得する(T2)。
そして、経路案内地点距離算出部SW_MW_6は自車位置から最寄りの経路案内地点までの距離を算出する(T3)。
次に、経路案内地点距離対応プロセス優先度算出部SW_MW_7_2は、T3で求めた距離と図13で示す、経路案内地点距離とプロセス優先度割り当ての関係式から、その距離に応じた、経路案内アプリケーションのプロセス優先度を算出する(T4)。
そして、算出したプロセス優先度をOS SW_OSに渡す。
OS SW_OSはそのプロセス優先度に応じて各プロセスに対してCPUリソースの割り当てを行う(T5)。
そして、再び、T1に遷移し、プロセス優先度変更を繰り返す。
[実施例3]
実施の形態2における実施例として、道なり走行時でのCPU負荷低減方法がある。
実施例3の動作説明のため、図13のように、経路案内を行う交差点までの間における経路案内アプリケーションに対するプロセス優先度割り当てを行うものとする。
例えば、自車が交差点500m前に到達するまでは緩やかにプロセス優先度を上げるため、CPU負荷を低減しながら動作する。
そして、そして、交差点300m手前まで音声案内を行うため、プロセス優先度を徐々に割り当て最大値まで上げる。
そして、交差点300mに到達すると、図11のように経路案内詳細図と共に、交差点の左折案内の音声案内を行うため、プロセス優先度を割り当て最大値にする。そして、交差点を左折すると同時にそのプロセス優先度を割り当て最小値まで低下させる。
これによって、経路案内をほとんど必要としない走行区画において、CPU負荷を低減し、電力消費を抑えることが可能である。
例えば、道なりに走行する場合や、高速道路走行中に出口やパーキングエリアまでの距離が長い場合にCPU負荷を低減することが可能である。
このように、本実施の形態では、自車が経路案内地点に達する前は、自車の所在位置と経路案内地点との間の距離が所定の閾値(例えば300m)よりも長い間は、自車の所在位置と経路案内地点との間の距離が短くなるのに従って経路案内アプリケーションへのCPUリソースの割当て比率を高くしていく。
そして、自車の所在位置と経路案内地点との間の距離が閾値以下になった時点で、経路案内アプリケーションへのCPUリソースの割当て比率を経路案内アプリケーションに許容されている最高割当て比率にする。
その後、自車が経路案内地点に到達した後は、自車の所在位置と経路案内地点との間の距離が長くなるのに従って経路案内アプリケーションへのCPUリソースの割当て比率を低くしていく。
なお、この割り当て方法は一例であり、自車が経路案内地点に到達した後も、一定の距離の間(例えば300m)は、最高割当て比率を維持していてもよい。
実施の形態3.
図15は、図9で説明した経路案内アプリケーションNaviApp_4と、二つのアプリケーションApp_4_1とApp_4_2を同時に実行させた例を示す。
App_4_1とApp_4_2は経路案内アプリケーション以外のアプリケーションで、例えば、ブラウザや、メーラ、動画再生、オーディオプレーヤーアプリケーションなど、ナビゲーションシステムで動作するアプリケーションである。
なお、これらのアプリケーションは画面上に表示されており、いずれのアプリケーションもタッチパネルによる操作が可能である。
また、例えば、App_4_2を動画再生やオーディオプレーヤーアプリケーションなどと仮定すると、Music_4_2のように表示の他に音声出力することが可能である。
図16は、図15の画面からさらに自車が経路案内地点500m手前まで進んだ状態である。
このとき、経路案内アプリケーションNaviApp_5からは交差点右左折指示などの音声案内GuideSound_5が流れる。
さらに、図15と同様に二つのアプリケーションApp_5_1とApp_5_2を同時に実行している。
つまり、図15から音声案内GuideSound_5が加わることで、CPU負荷が若干増加する。
図17は、図11で説明したものと同様の経路案内アプリケーションNaviApp_6と、二つのアプリケーションApp_6_1とApp_6_2を同時に実行させた例を示す。
このとき経路案内アプリケーションは二つの案内画面GuideMap_6とGuideDetail_6を出力し、音声案内処理GuideSound_6を同時に行う。
そのため、CPU負荷としては最大となる。
図18は、実施の形態2で説明した図13に、長鎖線で経路案内アプリケーション以外のプロセスに割り当てられるプロセス優先度(割当量)を重畳した図である。
経路案内アプリケーションに対するプロセス優先度の変化は図13で説明したものと同じであるが、そのグラフと反比例してその他のアプリケーションのプロセス優先度を変化させている。
つまり、アプリケーションに許容されているプロセス優先度の総量から経路案内アプリケーションへのプロセス優先度を差し引いた残りの優先度を、経路案内アプリケーション以外のアプリケーションへのプロセス優先度としている。
実施の形態3における、プロセス優先度調整部SW_MW_7_3等の処理フローを図19を用いて説明する。
まず、実施の形態2の方法で、経路案内アプリケーションのプロセス優先度を求める(U1)。
次に、プロセス優先度調整部SW_MW_7_3は図18のその他アプリケーションプロセス優先度グラフのように、経路案内プロセス優先度グラフに反比例した形で余剰優先度を算出する(U2)。
そして、タッチイベント変化量対応プロセス優先度算出部SW_MW_7_1が、U2で求めた余剰プロセス優先度に対して実施の形態1の手法にて、他のアプリケーションのプロセス優先度を算出する(U3)。
そして、算出したプロセス優先度をOS SW_OSに渡す。
OS SW_OSはそのプロセス優先度に応じて各プロセスに対してCPUリソースの割り当てを行う(U4)。
そして、再び、U1に遷移し、プロセス優先度変更を繰り返す。
[実施例4]
実施の形態3における実施例として、道なり走行時での複数アプリケーションの負荷平準化方法がある。
実施例4の動作説明のため、図18のように、経路案内を行う交差点までの経路案内アプリケーションの優先度とその他のアプリケーションの優先度を設定することとする。
例えば、自車が交差点500m前に到達するまでは、その他のアプリケーションのプロセス優先度を割り当て最大値から緩やかに減少、逆に経路案内アプリケーションのプロセス優先度を徐々に高くしていく。
そして、交差点300m前にて、経路案内アプリケーションのプロセス優先度を割り当て最大値にし、その他のアプリケーションをその最小値に設定する。
そして、交差点を過ぎると、再び、そのプロセス優先度を逆転させる。
これによって、経路案内をほとんど必要としない走行区画において、その他のアプリケーションのプロセス優先度を上げることができる。
例えば、この走行区間において、動画再生アプリケーションのプロセス優先度を経路案内アプリケーションのプロセス優先度よりも上げることで、経路案内の動作に影響を与えることなく、動画の再生をスムーズに行うことが可能である。
以上の実施の形態1〜3では、任意の一定期間における、複数のアプリケーションに対するタッチイベントの変化量と、目的地までに通過する交差点や高速道路出入り口などの経路案内地点までの距離に応じて、経路案内アプリケーションを含むすべてのアプリケーションのプロセス優先度を動的に変更することで、経路案内アプリケーションの快適性を阻害することなく、複数のアプリケーションが効率良く動作する環境を提供する構成を説明した。
そして、実施の形態1〜3によれば、経路案内アプリケーションと同時に表示されるアプリケーションに対して、各アプリケーションに対するタッチパネルからのタッチイベントの任意の一定期間の変化量から各アプリケーションのプロセス優先度を算出する手段と、車両が今後目的地までに通過する交差点や高速道路出入り口などの経路案内地点までの距離に応じて経路案内アプリケーションのプロセス優先度を算出する手段により、各アプリケーションのプロセス優先度を動的に変更して、経路案内アプリケーションの快適性を損なうことなく、複数同時表示するアプリケーションの操作レスポンスを向上することができることを説明した。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
SW_APP_1 経路案内アプリケーション、SW_APP_2 アプリケーション、SW_APP_3 アプリケーション、SW_MW ミドルウェア、SW_MW_1 タッチ座標取得部、SW_MW_2 アプリケーション領域管理部、SW_MW_2 タッチ情報算出部、SW_MW_4 自車位置取得部、SW_MW_5 経路案内地点リスト取得部、SW_MW_6 経路案内地点距離算出部、SW_MW_7 プロセス優先度算出部、SW_OS OS、SW_MW_3_1 タッチ頻度算出部、SW_MW_3_3 タッチ移動速度算出部、SW_MW_7_1 タッチイベント変化量対応プロセス優先度算出部、SW_MW_7_2 経路案内地点距離対応プロセス優先度算出部、SW_MW_7_3 プロセス優先度調整部。

Claims (5)

  1. タッチパネル式のディスプレイ装置に接続され、前記ディスプレイ装置の表示画面に複数のアプリケーションの領域を表示させる情報処理装置であって、
    アプリケーションごとに、領域の前記表示画面上の座標範囲を管理するアプリケーション領域管理部と、
    前記ディスプレイ装置へのタッチがあった場合に、タッチ位置の前記表示画面上の座標とタッチがあった時刻とを取得するタッチ座標取得部と、
    前記タッチ座標取得部により取得されたタッチ位置の座標と前記アプリケーション領域管理部により管理されている各アプリケーションの領域の座標範囲とに基づき、いずれのアプリケーションの領域がタッチされたかを算出するタッチ情報算出部と、
    アプリケーションごとに所定時間単位で領域のタッチの移動速度を解析し、移動速度が速いアプリケーションほどハードウェアリソースの割当て比率を大きくして、アプリケーションごとに所定時間単位でハードウェアリソースの割当て比率を動的に決定する割当て比率決定部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記割当て比率決定部は、
    アプリケーションごとに所定時間単位で領域へのタッチ回数を解析し、タッチ回数が多いアプリケーションほどハードウェアリソースの割当て比率を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数のアプリケーションのうちの少なくとも1つのアプリケーションは、移動体の経路案内を行う経路案内アプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. タッチパネル式のディスプレイ装置に接続され、前記ディスプレイ装置の表示画面に複数のアプリケーションの領域を表示させるコンピュータが行う情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、アプリケーションごとに、領域の前記表示画面上の座標範囲を管理するアプリケーション領域管理ステップと、
    前記ディスプレイ装置へのタッチがあった場合に、前記コンピュータが、タッチ位置の前記表示画面上の座標とタッチがあった時刻とを取得するタッチ座標取得ステップと、
    前記タッチ座標取得ステップにより取得されたタッチ位置の座標と前記アプリケーション領域管理ステップにより管理されている各アプリケーションの領域の座標範囲とに基づき、前記コンピュータが、いずれのアプリケーションの領域がタッチされたかを算出するタッチ情報算出ステップと、
    前記コンピュータが、アプリケーションごとに所定時間単位で領域のタッチの移動速度を解析し、移動速度が速いアプリケーションほどハードウェアリソースの割当て比率を大きくして、アプリケーションごとに所定時間単位でハードウェアリソースの割当て比率を動的に決定する割当て比率決定ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  5. コンピュータを、請求項1に記載された情報処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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