JP6079982B2 - 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム - Google Patents

楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6079982B2
JP6079982B2 JP2012047815A JP2012047815A JP6079982B2 JP 6079982 B2 JP6079982 B2 JP 6079982B2 JP 2012047815 A JP2012047815 A JP 2012047815A JP 2012047815 A JP2012047815 A JP 2012047815A JP 6079982 B2 JP6079982 B2 JP 6079982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital audio
audio signal
sampling rate
register
sound source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012047815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013182243A5 (ja
JP2013182243A (ja
Inventor
吾朗 坂田
吾朗 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012047815A priority Critical patent/JP6079982B2/ja
Publication of JP2013182243A publication Critical patent/JP2013182243A/ja
Publication of JP2013182243A5 publication Critical patent/JP2013182243A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6079982B2 publication Critical patent/JP6079982B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

本発明は、各種サンプリングレートのデジタルオーディオ信号を受信でき、しかも受信したデジタルオーディオ信号を音源と同じサンプリングレートで処理可能にする楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラムに関する。
デジタルオーディオ信号を受信して自装置の内部データを書き換える技術が知られている。例えば特許文献1には、SPDIF入力端子に供給されるデジタルオーディオ信号からビットクロックおよびワードクロックを抽出し、抽出したビットクロックおよびワードクロックから生成されるアップグレード用データに基づきメモリに格納される再生処理用のプログラムおよび係数データを更新して再生処理機能をアップグレードする装置が開示されている。
特開2002−149428
ところで、上記特許文献1に開示の技術は、単にデジタルオーディオ信号で転送されるアップグレード用データを受信して装置機能を更新するだけなので、各種サンプリングレートのデジタルオーディオ信号を受信し、受信したデジタルオーディオ信号を音源と同じサンプリングレートで処理することが出来ないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、各種サンプリングレートのデジタルオーディオ信号を受信でき、しかも受信したデジタルオーディオ信号を音源と同じサンプリングレートで処理可能にする楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による楽音発生装置は、音源と、外部からのデジタルオーディオ信号を前記音源のサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換部と、を備え、前記サンプリングレート変換部は、前記デジタルオーディオ信号と、前記デジタルオーディオ信号を遅延出力させた遅延デジタルオーディオ信号との演算処理により算出される算出デジタルオーディオ信号を出力する第一のレジスタと、前記第一のレジスタにより出力される前記算出デジタルオーディオ信号を前記音源の前記サンプリングレートでサンプリングして出力する第二のレジスタと、を備える。
本発明では、各種サンプリングレートのデジタルオーディオ信号を受信し、受信したデジタルオーディオ信号を音源と同じサンプリングレートで処理することができる。
実施の一形態による楽音発生装置20の全体構成を示すブロック図である。 SPDIF受信部16に入力されるSPDIF信号のフォーマットを示す図である。 SPDIF信号のプリアンブルを説明する為の図である。 受信処理部100の構成を示すブロック図である。 信号受信部101の構成を示すブロック図である。 信号受信部101の動作を説明するためのタイムチャートである。 入力ジッタの影響を説明するためのタイムチャートである。 サンプリングレート変換部300の構成を示すブロック図である。 変形例によるサンプリングレート変換部300の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、実施の一形態による楽音発生装置20の全体構成を示すブロック図である。この図において、CPU10は、操作部14が発生するスイッチイベントや、SPDIF受信部16が発生するイベントに応じて装置各部を制御する。本発明の要旨に係わるCPU10の特徴的な処理動作については追って詳述する。ROM11には、CPU10にロードされる各種プログラムデータが記憶される。ここで言う各種プログラムとは、後述するSPDIF入力処理を含む。
RAM12には、CPU10の処理に用いられる各種レジスタ・フラグデータが一時記憶される。鍵盤13は、演奏操作(押離鍵操作)に応じたキーオン/キーオフ信号、鍵番号およびベロシティ等の演奏情報を発生する。操作部14は、装置パネルに配設される各種操作スイッチを有し、操作されたスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。表示部15は、CPU10から供給される表示制御信号に応じて、装置の動作状態や設定状態などを画面表示する。
SPDIF受信部16は、外部からトランスポートされるSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を受信復調する受信処理部100と、受信復調されたSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を、例えば音源17で扱われるPCMデータと同じサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換部300とを備える。
音源17は、周知の波形メモリ読み出し方式によって構成され、時分割動作する複数の発音チャンネルを備える。この音源17では、SPDIF受信部16によりサンプリングレート変換されたSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を、PCM波形データとして扱い楽音形成する。サウンドシステム18は、音源17の出力をD/A変換してなるアナログ出力信号から不要ノイズを除去する等のフィルタリングを施した後、信号増幅してスピーカから発音させる。
次に、図2〜図3を参照し、SPDIF受信部16に入力されるSPDIF信号の信号フォーマットについて説明する。図2は、2chステレオデータをトランスポートするSPDIFフォーマットの一例を示す図である。SPDIF信号は、ブロック単位に区切られ、1つのブロックは192個のフレーム#0〜#191から構成される。1つのフレームの期間は、転送するデータのサンプリング周期(1/fs)に相当する。1つのフレームは、2つのサブフレーム(LchサブフレームおよびRchサブフレーム)から構成される。
1つのサブフレームは、0SB〜31SBの32ビット幅を有し、その内、0SB〜3SBにはプリアンブルと呼ばれる4ビットの同期コードSync Codeと、4SB〜27SBの最大24ビット長のオーディオサンプルAudio Sampleと、28SB〜31SBの4ビットの制御信号とを備える。サブフレーム中の同期コードSync Code(プリアンブル)を除く、4SB〜31SBの転送データは、1ビットを2ビットで表すバイフェーズマーク方式によってエンコード(BMCエンコード)される。
プリアンブルと呼ばれる4ビットの同期コードSync Codeは、バイフェーズマーク変調されない為、図3に図示するように、8シンボルのデータで構成される。具体的には、フレーム#0の先頭・Lchを表す「B」の場合、先行サブフレームの最後がLであれば、「11101000」となり、一方、先行サブフレームの最後がHであれば、「00010111」となる。
フレーム#0以外の先頭・Lchを表す「M」の場合、先行サブフレームの最後がLであれば、「11100011」となり、一方、先行サブフレームの最後がHであれば、「00011101」となる。サブフレーム先頭・Rchを表す「W」の場合、先行サブフレームの最後がLであれば、「11100011」となり、一方、先行サブフレームの最後がHであれば、「00011101」となる。
結局、図3に図示するように、フレーム#0中の先頭サブフレームにおける同期コードSync Codeはスタートビットに相当する「B」、次のサブフレームにおける同期コードSync Codeは「W」、次フレーム#1中の先頭サブフレームにおける同期コードSync Codeは「M」、以降はフレーム#191に達するまで「W」と「M」が交互に繰り返されるサブフレーム形式を有する。
こうしたプリアンブル(同期コードSync Code)に続くオーディオサンプルAudio Sampleでは、通常、1サンプル20ビット長のデータであるが、予備AUXの4ビットを用いれば24ビット長のデータでも対応可能となる。つまり、BMC変調により最大24ビットであれば、48シンボル分のデータを具備する。
4ビットの制御信号は、28SB目のバリディティV、29SB目のユーザデータU、30SB目のチャンネルステータスCおよび31SB目の偶数パリティPから構成される。バリディティVは、オーディオサンプルAudio Sampleの有効・無効を表すビットであり、有効ならば「0(L)」、無効ならば「1(H)」となる。ユーザデータUはユーザ定義情報であり、例えば1ブロック中192ビットでCD記録時の先頭からの経過時間や曲中の経過時間などの時間情報を表すのに用いられる。
チャンネルステータスCは、オーディオサンプルAudio Sampleやフレームに関する属性(例えばサンプリング周期や著作権を表す情報など)を表すのに用いられる。偶数パリティPには、サブフレーム中の同期コードSync Code(プリアンブル)を除く、4SB〜31SBまでの転送データのパリティチェック値がセットされる。
次に、SPDIF受信部16の構成について説明する。上述したように、SPDIF受信部16は、外部からトランスポートされるSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を受信復調する受信処理部100と、受信復調されたSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を、例えば音源17で扱われるPCMデータと同じサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換部300とに大別される。
図4は、SPDIF信号(デジタルオーディオ信号)を受信復調する受信処理部100の構成を示すブロック図である。受信処理部100は、信号受信部101、パラメータ発生部102、バイフェーズデコード部103、プリアンブル検出部104、フレームカウンタ105、ビットカウンタ106、イネーブル発生部107、S/P第1変換部108、パリティチェック部109、S/P第2変換部110、ステータスレジスタ111、Lchレジスタ112およびRchレジスタ113を備える。
信号受信部101は、図5に図示するように、フリップフロップFF200〜204、エッジ検出部205、ストローブカウンタ206、比較器207、比較器208およびゼロ比較器209から構成される。カスケード接続されたフリップフロップFF200〜204により形成されるシフトレジスタには、内部クロックCKに同期させてSPDIF信号が取り込まれる。
エッジ検出部205は、図6に図示するように、内部クロックCKに同期化されたSPDIF信号の変化点(フレーム又はサブフレーム)を検出した場合に変化点イネーブル信号を発生する。変化点イネーブル信号は、ストローブカウンタ206をリセットする。比較器207は、ストローブカウンタ206のカウンタ値が調整パタメータP(カウンタ最大値)に一致した時にストローブイネーブル信号Enaを発生してフリップフロップFF203〜204からそれぞれ出力1データ、出力2データをシフト出力させる。
ところで、SPDIF信号が変化しない最大長は、前述したように、プリアンブルが「000」又は「111」の場合である。そのプリアンブルを有する入力信号(同期化されたSPDIF信号)に対し、ストローブカウンタは図7に図示するジッタ(許容変化幅)を有する。
すなわち、プリアンブルの「000」若しくは「111」が入力されると、変化点は2回発生しないことになる。この為、ストローブカウンタは調整パラメータPで指定されるカウンタ最大値で巡回するが、変化点検出によりリセットされないので、2回目のストローブイネーブル信号Enaに応じてデータを取り込むワーストケースが生じる。つまり、内部クロックCKが入力信号変化周波数の8倍であれば、図7に図示するように、約1クロック以上の周波数許容(±12.5%)が可能になる。
図4に戻り、受信処理部100の構成について説明を進める。パラメータ発生部102は、CPU10からの指示に応じて、調整パラメータPを発生して信号受信部101に供給する。調整パラメータPは、信号受信部101の比較器207にセットするカウンタ最大値および比較器208にセットするストローブ値からなる。バイフェーズデコード部103は、前述した信号受信部101が出力する出力1データおよび出力2データをデコードして出力する。具体的には、BMCエンコードされているシンボル「01」をデータ「1」、「10」をデータ「1」、「00」をデータ「0」、「11」をデータ「0」にデコードする。
プリアンブル検出部104は、信号受信部101から出力される出力2データから前述したプリアンブルのパターンを検出した場合に、検出内容に応じたリセット信号をフレームカウンタ105あるいはビットカウンタ106に供給する。すなわち、「B」を検出した時にはフレームカウンタ105およびビットカウンタ106をリセットし、「M」を検出した時にはビットカウンタ106をリセットする。フレームカウンタ105は、1つのブロックを形成する192個のフレーム#0〜#191をカウントする。ビットカウンタ106は、フレームカウンタ105によりカウントされているフレーム中のサブフレーム32ビットをカウントする。
イネーブル発生部107は、フレームカウンタ105およびビットカウンタ106の各カウンタ出力に基づきイネーブル信号を発生する。S/P第1変換部108は、デコードされた1サブフレーム分32ビットデータをパラレル変換する。パリティチェック部109は、サブフレーム中の偶数パリティPに基づきパリティチェックを実行する。S/P変換部110およびステータスレジスタ111には、1ブロック(192フレーム分)がデコードされた時点で得られるチャンネルステータスCがストアされる。Lchレジスタ112およびRchレジスタ113には、イネーブル発生部107の指示に応じて、Lchサブフレーム(又はRchサブフレーム)のオーディオサンプルAudio Sampleがロードされる。
次に、図8を参照してサンプリングレート変換部300の構成について説明する。この図において、セレクタ301は、前述した受信処理部100のLchレジスタ112から読み出されるオーディオ信号SAL又はRchレジスタ113から読み出されるオーディオ信号SARのいずれかを選択する。減算器302は、セレクタ301により選択されたデータから後述のセレクタ307により選択されるデータを減算して出力する。
乗算器303は、減算器302の出力に所定係数を乗算して出力する。加算器304は、乗算器303の出力に、後述のセレクタ307の出力を加算する。LchデータZレジスタ305は、入力されたLchデータ(オーディオ信号SAL)を1サンプル遅延出力させる。RchデータZレジスタ306は、入力されたRchデータ(オーディオ信号SAR)を1サンプル遅延出力させる。
セレクタ307は、LchデータZレジスタ305の1サンプル遅延出力あるいはRchデータZレジスタ306の1サンプル遅延出力のいずれかを選択して減算器302および加算器304に供給する。Lchデータレジスタ308は、LchデータZレジスタ305の1サンプル遅延出力を音源17のサンプリングレートでラッチして出力する。Rchデータレジスタ309は、RchデータZレジスタ306の1サンプル遅延出力を音源17のサンプリングレートでラッチして出力する。
このような1次IIRフィルタから構成されるサンプリングレート変換部300では、LchデータZレジスタ305およびRchデータZレジスタ306を、SPDIF信号処理より128倍高いオーバーサンプリングで動作させておき、次段のLchデータレジスタ308およびRchデータレジスタ309を、音源17のサンプリングレートでラッチすることでサンプリングレート変換される。
なお、サンプリングレート変換部300は、図8に図示した1次IIRフィルタの他、図9に図示する一例のFIRフィルタとして構成することも可能である。すなわち、図9に図示するように、1サンプル遅延出力するLchZ0レジスタ350〜LchZ3レジスタ353、1サンプル遅延出力するRchZ0レジスタ354〜RchZ3レジスタ357、これら各レジスタ350〜357の出力を選択するセレクタ358を備える。
テーブル制御部361は、システムのサンプリングレートを示すマスターカウンタ360の値(マスターカウンタ周期)と、SPDIF入力のサンプリングレートを示すビットカウンタ値とで定まる補間係数ip(n)を指定する。補間テーブル362は、指定された補間係数ip(n)(サンプリング関数値)を読み出し、読み出した補間係数ip(n)を乗算係数として乗算器359に供給する。乗算器359、加算器363および累算用レジスタ364では、次式(1)、(2)で表現される出力Output(L)(又はOutput(R))を発生し、当該出力Output(L)がLchデータ出力レジスタ365にラッチされ、当該出力Output(R)がRchデータ出力レジスタ366にラッチされる。
Output(L)=ip(n−2)×LchZ0+ip(n−1)×LchZ1+ip(n)×LchZ2+ip(n+1)×LchZ3…(1)
Output(R)=ip(n−2)×RchZ0+ip(n−1)×RchZ1+ip(n)×RchZ2+ip(n+1)×RchZ3…(2)
以上説明したように、本実施形態によれば、アナログPLLを用いることなく、バイフェーズマーク方式によってエンコードされたSPDIF信号(デジタルオーディオ信号)に同期して復調し、復調されたデジタルオーディオ信号をオーバーサンプリングした後、音源17で扱われるPCMデータと同じサンプリングレートに変換するので、各種サンプリングレートのデジタルオーディオ信号を受信し、受信したデジタルオーディオ信号を音源と同じサンプリングレートで処理することができる。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下では、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明について付記する。
(付記)
[請求項1]
バイフェーズマーク方式によってエンコードされたデジタルオーディオ信号に同期して復調する同期復調手段と、
前記同期復調手段により復調されたデジタルオーディオ信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリング手段と、
前記オーバーサンプリング手段によりオーバーサンプリングされたデジタルオーディオ信号を、音源と同じサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換手段と
を具備することを特徴とする楽音発生装置。
[請求項2]
コンピュータに、
バイフェーズマーク方式によってエンコードされたデジタルオーディオ信号に同期して復調する同期復調ステップと、
前記同期復調ステップにて復調されたデジタルオーディオ信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリングステップと、
前記オーバーサンプリングステップにてオーバーサンプリングされたデジタルオーディオ信号を、音源と同じサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 鍵盤
14 操作部
15 表示部
16 SPDIF受信部
17 音源
18 サウンドシステム
20 楽音発生装置
100 受信処理部
300 サンプリングレート変換部

Claims (6)

  1. 音源と、
    外部からのデジタルオーディオ信号を前記音源のサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換部と、
    を備え、
    前記サンプリングレート変換部は、
    前記デジタルオーディオ信号と、前記デジタルオーディオ信号を遅延出力させた遅延デジタルオーディオ信号との演算処理により算出される算出デジタルオーディオ信号を出力する第一のレジスタと、
    前記第一のレジスタにより出力される前記算出デジタルオーディオ信号を前記音源の前記サンプリングレートでサンプリングして出力する第二のレジスタと、
    を備える楽音発生装置。
  2. 前記サンプリングレート変換部は、
    前記デジタルオーディオ信号と、前記デジタルオーディオ信号を1サンプル遅延出力させた前記遅延デジタルオーディオ信号とを減算する減算器と、
    前記減算器により減算された出力値に所定係数を乗算する乗算器と、
    前記乗算器により乗算された出力値と、前記遅延デジタルオーディオ信号とを加算する加算器と、
    を備え、
    前記第一のレジスタは、
    前記加算器により加算処理された前記算出デジタルオーディオ信号を出力する請求項1に記載の楽音発生装置。
  3. 前記外部からの前記デジタルオーディオ信号を受信して、Lチャンネルの前記デジタルオーディオ信号と、Rチャンネルの前記デジタルオーディオ信号を出力する受信処理部と、
    を備え、
    前記サンプリングレート変換部は、
    前記受信処理部により出力される前記Lチャンネルの前記デジタルオーディオ信号と、前記Rチャンネルの前記デジタルオーディオ信号をそれぞれ前記音源の前記サンプリングレートに変換する請求項1または2に記載の楽音発生装置。
  4. 前記楽音発生装置はさらに、演奏情報を発生する鍵盤を有し、前記音源は、前記鍵盤からの演奏情報及び前記サンプリングレート変換によりサンプリングレートの変換されたデジタルオーディオ信号に基づいて楽音を形成する請求項1から3のいずれかに記載の楽音発生装置。
  5. 楽音発生装置のコンピュータを、
    音源と、
    外部からのデジタルオーディオ信号を前記音源のサンプリングレートに変換するサンプリングレート変換部と、
    して機能させ、
    前記サンプリングレート変換部を、
    前記デジタルオーディオ信号と、前記デジタルオーディオ信号を遅延出力させた遅延デジタルオーディオ信号との演算処理により算出される算出デジタルオーディオ信号を出力する第一のレジスタと、
    前記第一のレジスタにより出力される前記算出デジタルオーディオ信号を前記音源の前記サンプリングレートでサンプリングして出力する第二のレジスタと
    して機能させるためのプログラム。
  6. 源を有する楽音発生装置に用いられる楽音発生方法であって、前記楽音発生装置が、
    外部からのデジタルオーディオ信号と、前記デジタルオーディオ信号を遅延出力させた遅延デジタルオーディオ信号との演算処理により算出される算出デジタルオーディオ信号を出力し、
    前記出力される前記算出デジタルオーディオ信号を前記音源の前記サンプリングレートでサンプリングして出力する
    ステップを含む楽音発生方法。
JP2012047815A 2012-03-05 2012-03-05 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム Active JP6079982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012047815A JP6079982B2 (ja) 2012-03-05 2012-03-05 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012047815A JP6079982B2 (ja) 2012-03-05 2012-03-05 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013182243A JP2013182243A (ja) 2013-09-12
JP2013182243A5 JP2013182243A5 (ja) 2015-04-23
JP6079982B2 true JP6079982B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=49272894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012047815A Active JP6079982B2 (ja) 2012-03-05 2012-03-05 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6079982B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106559703B (zh) * 2015-09-28 2019-09-20 青岛海信电器股份有限公司 一种音频数据的处理方法和装置
US10474590B2 (en) 2017-09-06 2019-11-12 Roland Corporation Storage medium storing device driver, peripheral device, and information processing system
CN112050930A (zh) * 2019-06-06 2020-12-08 惠州迪芬尼声学科技股份有限公司 音频信号的检测方法以及检测装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581047B2 (ja) * 1986-10-24 1997-02-12 ヤマハ株式会社 楽音信号発生方法
JPH0754432B2 (ja) * 1986-12-30 1995-06-07 ヤマハ株式会社 楽音信号発生装置
JP3221034B2 (ja) * 1992-02-17 2001-10-22 ヤマハ株式会社 サンプリング周波数変換器
JP3301350B2 (ja) * 1997-05-22 2002-07-15 ヤマハ株式会社 楽音発生装置
JP4364599B2 (ja) * 2003-10-22 2009-11-18 株式会社神戸製鋼所 フィルタ処理装置,フィルタ処理方法及びそのプログラム
JP5488977B2 (ja) * 2010-01-06 2014-05-14 カシオ計算機株式会社 楽音発生装置およびプログラム
JP5488976B2 (ja) * 2010-01-06 2014-05-14 カシオ計算機株式会社 音源装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013182243A (ja) 2013-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008505515A (ja) ジッタが無いサンプリングレート変換
JP2006262261A (ja) D級増幅器
JP6079982B2 (ja) 楽音発生装置、楽音発生方法およびプログラム
EP1096367A2 (en) Apparatus and method for digital data reproducing and transmitting, and storage media therefor
JPH07506229A (ja) ディジタルfsk復調器
KR101884228B1 (ko) Oqpsk 수신 시스템
JP2005210436A (ja) キャリア周波数検出方法
US9214162B2 (en) Audio-signal correction apparatus, audio-signal correction method and audio-signal correction program
JP2004173183A (ja) ラグランジェ補間サンプリングレート変換装置
JP4528834B2 (ja) 再生信号処理装置及び映像表示装置
JP2007511926A (ja) 適応的補間を用いた受信信号の位相追跡
JP3451839B2 (ja) バースト・データの高速復調方法およびその装置
JP2009010754A (ja) 並列サンプリング装置、並列サンプリング方法、受信装置及び受信方法
JP5488976B2 (ja) 音源装置およびプログラム
JP2001237908A (ja) Qpsk/qam同期獲得装置
JP2000270030A (ja) Fsk信号復調回路
JP2003318674A (ja) ゲイン調整装置
JP2006279106A (ja) サンプリング周波数変換装置
JP2008278364A (ja) デジタル放送受信装置
WO2016063645A1 (ja) デジタル音声処理装置、デジタル音声処理方法、デジタル音声処理プログラム
JP4221842B2 (ja) ディジタル受信機
JP2008112056A (ja) 音声信号処理装置
JP4471997B2 (ja) デジタル受信機
JP3097324B2 (ja) デジタル音響データ出力装置
JP6511988B2 (ja) デジタル音声処理装置、デジタル音声処理方法、デジタル音声処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6079982

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150