JP6079551B2 - ホルダ位置合わせ支援装置および脳機能計測装置 - Google Patents

ホルダ位置合わせ支援装置および脳機能計測装置 Download PDF

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Description

本発明は、ホルダ位置合わせ支援装置および脳機能計測装置に関し、特に、脳機能計測に用いられる計測端子固定用のホルダの位置合わせを支援するホルダ位置合わせ支援装置および脳機能計測装置に関する。
従来、ホルダの位置合わせを支援する機能を備えた脳機能計測装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、被験者の頭部に装着されたホルダに光ファイバを取り付け、近赤外分光法(NIRS)による光計測(脳機能計測)を行う脳機能計測装置が開示されている。このような脳機能計測においては、ホルダの位置がずれると計測点が変わってしまうため、毎回の計測の際にホルダを同じ位置に位置合わせした上で計測を行うことが重要となる。この脳機能計測装置では、ホルダと、被験者の頭部の鼻根、後頭結節、左右の耳介前点などの基準点とに、それぞれマーカーを貼り付けて、複数のCCDカメラなどを用いてそれぞれのマーカーを撮影する。そして、脳機能計測装置は、得られた画像に基づいて基準点に対するホルダの位置座標を取得するとともに、取得したホルダの位置を頭部断面画像上に重ねて表示することにより、ホルダが適正位置に配置されているかを確認しながらホルダの位置合わせを行えるように構成されている。
特開2006−122086号公報
しかしながら、上記特許文献1のような被験者の鼻根、後頭結節、左右の耳介前点などの基準点にマーカーを貼り付けてマーカーの位置検出を行う方法では、被験者の顔面(鼻根)や耳が凹凸を有するとともに皮膚表面は接着しにくいため、マーカーを顔に直接貼り付ける作業自体が容易ではない。また、上記方法では、被験者の顔の基準点の位置を正確に計測するなどしなければ、マーカーの貼り付け位置の再現性を高くすることも困難である。その結果、基準点を示すマーカーの位置がずれると、ホルダの位置合わせの精度も低下してしまう。したがって、上記特許文献1では、マーカーの取付作業性および位置再現性を向上させることが困難であり、その結果としてホルダを精度よく位置合わせすることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、マーカーの取付作業性および位置再現性を向上させるとともに、ホルダの位置合わせを精度よく行うことが可能なホルダ位置合わせ支援装置および脳機能計測装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面におけるホルダ位置合わせ支援装置は、脳機能計測装置の計測用端子を取り付けるためのホルダの被験者の頭部への位置合わせを支援するホルダ位置合わせ支援装置であって、ホルダに配置されるホルダマーカーと、ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具と、表示部と、基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を取得して表示部に表示させる制御部とを備える。
この発明の第1の局面によるホルダ位置合わせ支援装置では、上記のように、ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具とを設けることによって、基準マーカーを被験者の顔に直接貼り付けることなく被験者の所定部位に基準マーカーを配置することができるとともに、毎回の計測の際に被験者の所定部位に対して固定具を装着するだけで、基準マーカーを位置再現性よく配置することができる。これにより、基準マーカーの取付作業性および位置再現性を向上させることができる。さらに、本発明では、基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を取得して表示部に表示させる制御部を設けることによって、固定具により位置再現性よく配置された基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を表示部で確認しながらホルダの位置合わせを行うことができるので、ホルダの位置合わせを精度よく行うことができる。
上記第1の局面によるホルダ位置合わせ支援装置において、好ましくは、ホルダの適正装着位置での基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置である参照位置を記憶する記憶部と、ホルダのホルダマーカーと、固定具の基準マーカーとをそれぞれ検出する検出部とをさらに備え、制御部は、検出部の検出結果に基づいて基準マーカーに対するホルダマーカーの現在の相対位置である現在位置を取得して、現在位置および参照位置の両方を表示部に表示させるように構成されている。このように構成すれば、ホルダの適正位置を示す参照位置に対してホルダ(ホルダマーカー)の現在位置を合わせるようにして、表示部を見ながら容易にホルダの位置調整を行うことができる。この際、表示部に表示される現在位置および参照位置が、それぞれ固定具により位置再現性よく配置された基準マーカーに対する相対位置として表されるため、容易かつ精度よく、ホルダの位置合わせを行うことができる。
この場合、好ましくは、ホルダマーカーは、ホルダに少なくとも3点配置され、基準マーカーは、固定具に少なくとも3点配置され、制御部は、少なくとも3点のホルダマーカーの現在位置および参照位置を、それぞれ、少なくとも3点の基準マーカーの検出位置に基づく3次元座標空間上に配置して表示部に表示させるように構成されている。このように構成すれば、固定具により位置再現性よく配置された3点の基準マーカーによって、毎回の計測の際に、3次元座標空間を同じ位置に精度よく定義することができる。そして、2次元の平面的な配置位置を表示する構成とは異なり、3次元座標空間の表示画面上で、ホルダマーカーの現在位置の参照位置への3次元的な位置合わせを精度よく行うことができる。また、ホルダマーカーを3点設けることによって、3次元位置座標(XYZ)だけでなく、各座標軸回りの回転方向の位置合わせも行うことができるので、ホルダの位置合わせを精度よく行うことができる。
上記ホルダマーカーの現在位置および参照位置を3次元座標空間上に配置して表示させる構成において、好ましくは、制御部は、ホルダマーカーの少なくとも3点の現在位置を線分により接続するとともに、ホルダマーカーの少なくとも3点の参照位置を線分により接続した状態で、表示部に表示させるように構成されている。このように構成すれば、現在位置の各点を結ぶ線分と、参照位置の各点を結ぶ線分とを一致させるようにしてホルダの位置合わせを行うことができる。これにより、現在位置および参照位置をそれぞれ単純に点により表示する場合と比較して、表示画面上での3次元的な位置把握を容易に行うことができ、その結果、ホルダの位置合わせ作業を容易化することができる。
上記ホルダマーカーの現在位置および参照位置を3次元座標空間上に配置して表示させる構成において、好ましくは、制御部は、3次元座標空間上に配置したホルダマーカーの現在位置および参照位置を3次元座標空間上で異なる角度で見た複数の表示画像を作成して、角度の異なるそれぞれの表示画像を表示部に並べて表示させるように構成されている。このように構成すれば、表示部の3次元座標空間上でのホルダマーカーの現在位置および参照位置を、複数の角度(アングル)から容易に把握することができる。すなわち、3次元表示の場合、各点の空間位置を正確に表示できる一方、ある角度(アングル)で見た場合には複数のホルダマーカーの位置座標が奥行き方向に重なり空間位置が把握しにくくなるような場合があり得るので、現在位置および参照位置を複数の角度(アングル)で表示することによって、空間位置を容易に把握することができる。その結果、ホルダの位置合わせ作業を容易化することができる。
上記ホルダマーカーの現在位置および参照位置を3次元座標空間上に配置して表示させる構成において、好ましくは、制御部は、同じホルダマーカーについての現在位置と参照位置とのマーカー間距離を算出するとともに、算出したマーカー間距離が所定の閾値以下に収まった場合に、マーカー間距離が所定の閾値以下に収まったことを通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、表示部を見ながらホルダ(ホルダマーカー)の現在位置を参照位置に合わせ込む際に、マーカー間距離が所定の閾値以下になるまで近付いたこと(ホルダマーカーの現在位置が適正装着位置でのホルダマーカー位置とほぼ一致したこと)を通知によって把握することができるので、ホルダの位置合わせ作業をさらに容易化することができる。また、ホルダを適正装着位置に位置合わせできたか否かを客観的に把握することができるようになるので、表示画面上で目視のみによって位置合わせできたか否かを判断する場合よりも、位置合わせ後のホルダの位置再現性を高めることができる(閾値の範囲内での位置合わせ精度を確保することができる)。
この場合、好ましくは、制御部は、ホルダマーカーの現在位置を示す表示の表示色を変更することにより、マーカー間距離が所定の閾値以下に収まったことを通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、表示画面上でホルダ(ホルダマーカー)の現在位置を参照位置に合わせ込む際、ユーザは現在位置の表示を注視してホルダ位置を調整するので、ユーザが注視する現在位置の表示色の変化によって、マーカー間距離が所定の閾値以下になったことを確実にユーザに認識させることができる。
上記マーカー間距離を算出してマーカー間距離が所定の閾値以下に収まったことを通知する構成において、好ましくは、制御部は、同じホルダマーカーについての現在位置と参照位置との差分に基づいて、算出したマーカー間距離が小さくなる方向へのホルダの移動を案内する情報を表示部に表示する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、ユーザは、表示部の案内情報の表示にしたがってホルダ(ホルダマーカー)の現在位置を参照位置に容易に近づける(マーカー間距離を小さくする)ことができる。これにより、ホルダの位置合わせ作業をさらに容易化することができる。
上記第1の局面によるホルダ位置合わせ支援装置において、好ましくは、固定具は、被験者の頭部の部位に係合することにより装着されるフレームを含む。このように構成すれば、被験者の顔の所定部位の位置を正確に計測した上でマーカーを貼り付ける場合と異なり、固定具のフレームを頭部の部位に係合させて装着するだけで、固定具(固定具に設けられる基準マーカー)を容易に、かつ、位置再現性よく被験者の頭部に位置決めすることができる。
この場合、好ましくは、フレームは、被験者の鼻および耳とそれぞれ係合して支持されるように構成され、基準マーカーは、フレームに固定的に設けられている。このように構成すれば、鼻と耳とにより支持する眼鏡と同じようにして固定具(フレーム)を被験者の頭部に装着することができる。これにより、位置再現性が高く、さらに装着が非常に容易で安定して固定可能な固定具(フレーム)を構成することができるので、基準マーカーの取付作業性および位置再現性をより一層向上させることができる。さらに、マーカーを顔に直接貼り付ける場合には、取付作業性以外にも、たとえば被験者が顔に化粧などをしている場合に貼り付けが困難になるという副次的な問題も発生するのに対して、眼鏡と同じように鼻と耳とにより支持する固定具(フレーム)によれば、被験者の顔の皮膚との接触を低減して装着することができるので、そのような副次的な問題をも解決することができる。
この発明の第2の局面における脳機能計測装置は、被験者の頭部へ装着したホルダに計測用端子を取り付けて計測を行う脳機能計測装置であって、ホルダに配置されるホルダマーカーと、ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具と、表示部と、基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を取得して表示部に表示させる制御部とを備える。
この発明の第2の局面による脳機能計測装置では、上記のように、ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具とを設けることによって、基準マーカーを被験者の顔に直接貼り付けることなく、被験者の所定部位に基準マーカーを配置することができるとともに、毎回の計測の際に被験者の同じ所定部位に対して固定具を装着するだけで、基準マーカーを位置再現性よく配置することができる。これにより、基準マーカーの取付作業性および位置再現性を向上させることができる。さらに、本発明では、基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を取得して表示部に表示させる制御部を設けることによって、固定具により位置再現性よく配置された基準マーカーに対するホルダマーカーの相対位置を表示部で確認しながらホルダの位置合わせを行うことができるので、ホルダの位置合わせを精度よく行うことができる。
本発明によれば、上記のように、マーカーの取付作業性および位置再現性を向上させるとともに、ホルダの位置合わせを精度よく行うことができる。
本発明の第1実施形態によるホルダ位置合わせ支援装置の全体構成を示したブロック図である。 ホルダマーカーおよび基準マーカーを説明するための模式図である。 脳機能計測装置の装置構成を示したブロック図である。 基準マーカーに基づく3次元座標空間を説明するための模式図である。 3次元座標空間に配置した現在位置と参照位置とを説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態によるホルダ位置合わせ支援装置の表示画面の一例を示した図である。 本発明の第1実施形態によるホルダ位置合わせ支援装置の位置合わせ支援処理を説明するためのフロー図である。 本発明の第2実施形態による脳機能計測装置の全体構成を示したブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態によるホルダ位置合わせ支援装置(以下、支援装置という)1の全体構成について説明する。支援装置1は、脳機能計測装置3のプローブ(計測用端子)を取り付けるためのホルダ5の被験者の頭部への位置合わせを支援する装置である。以下では、脳機能計測装置3の構成についても併せて説明する。
図1に示すように、第1実施形態による支援装置1は、撮像装置10と、撮像装置10の撮像画像を取り込む制御装置(PC)20とにより構成されている。また、脳機能計測装置3は、近赤外分光法(NIRS)による光計測(脳機能計測)を行う光計測装置である。なお、撮像装置10は、本発明の「検出部」の一例である。
脳機能計測装置3は、光ファイバを介して接続された送光プローブ3aおよび受光プローブ3bを用いて、被験者の脳活動を計測する機能を有する。送光プローブ3aおよび受光プローブ3bは、それぞれ、被験者の頭部に装着されたプローブ固定用のホルダ5に取り付けられることにより、被験者の頭部表面上の所定位置に配置される。そして、脳機能計測装置3は、送光プローブ3aから近赤外光の波長領域の計測光を照射し、被験者の頭内で反射した計測光を受光プローブ3bに入射させて検出することにより、計測光の強度(受光量)を取得する。取得した計測光の強度に基づいて、脳活動に伴うヘモグロビン量(酸素化ヘモグロビン、脱酸素化へグロビンおよび総ヘモグロビン)の変化を取得することができる。これにより、脳機能計測装置3は、脳活動に伴うヘモグロビン量の変化、すなわち血流量の変化や酸素代謝の活性化状態を非侵襲で取得することが可能である。光計測では、送光プローブ3aおよび受光プローブ3bのペアによって構成される計測点(チャンネル)毎に、脳活動が計測される。なお、送光プローブ3aおよび受光プローブ3bは、共に本発明の「計測用端子」の一例である。
このような脳機能計測装置3による脳機能計測においては、ホルダ5の位置がずれると計測点(チャンネル)の位置が変わってしまうため、毎回の計測の際にホルダ5(すなわち、ホルダ5に取り付けられた送光プローブ3aおよび受光プローブ3b)を同じ位置に位置合わせした上で計測を行うことが重要となる。支援装置1は、撮像装置10によって得られた撮像画像からホルダ5の3次元位置を取得して、後述する表示部24に表示させることにより、ホルダ5の現在位置を表示画面上で確認しながら位置合わせを行うことができるようにする機能を有する。
撮像画像に基づく3次元位置の取得のため、第1実施形態では、支援装置1は、ホルダ5に配置されるホルダマーカー6と、ホルダ5以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカー7とを備えている。図2に示すように、ホルダ5は、被験者の頭部において脳領域に対応する上部側の位置に装着される。ホルダマーカー6は、ホルダ5の所定位置に3点配置されている。なお、ホルダマーカー6は、ホルダ5と一体的に形成してもよいし、ホルダ5に対して着脱可能に構成してもよい。
基準マーカー7は、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具8に固定的に設けられている。基準マーカー7は、固定具8の所定位置に3点配置されている。固定具8は、被験者の頭部に係合することにより装着されるフレーム80を含んでいる。第1実施形態では、フレーム80は、眼鏡のフレームに似た形状を有しており、被験者の頭部のうち、鼻および左右の両耳とそれぞれ係合して支持されるように構成されている。すなわち、フレーム80は、被験者の鼻根部分と係合して支持される鼻係合部81と、耳の付け根部分と係合して支持される一対の耳係合部82(図2では片側のみ図示している)と、これらの係合部を接続する前面フレーム部83および側面フレーム部84とを含んでいる。3つの基準マーカー7は、被験者の鼻根に対応する鼻係合部81近傍の位置と、前面フレーム部83と側面フレーム部84との各交点位置とに、それぞれ設けられている。これらのホルダマーカー6および基準マーカー7は、画像認識により抽出可能な大きさでほぼ球状形状を有し、少なくとも表面が光(近赤外光)を反射する反射材によって形成されている。
図1に示すように、撮像装置10は、複数のカメラ11を備えた多眼ステレオカメラ装置であり、ホルダ5のホルダマーカー6と、固定具8の基準マーカー7とをそれぞれ検出(撮像)する機能を有する。それぞれのカメラ11は、近赤外カメラである。これにより、反射材により形成されたホルダマーカー6および基準マーカー7の表面からの反射光が、相対的に高い光強度で撮像(検出)される。撮像装置10は、一定のサンプリング間隔で画像を取得(撮像)し、それぞれのカメラ11により取得された撮像画像(映像)をリアルタイムで制御装置20に送信するように構成されている。
制御装置20は、CPUなどからなる制御部21、HDD(ハードディスクドライブ)などからなる記憶部22および入出力部23を備えているとともに、液晶モニタなどの表示部24と、キーボードおよびマウスなどからなる操作部25とを備えている。
制御部21は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することによって、PCを支援装置1の制御装置20として動作させるように構成されている。制御部21は、基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置を取得して表示部24に表示させる機能を有する。また、制御部21は、撮像装置10の検出結果(撮像画像)に基づいて基準マーカー7に対するホルダマーカー6の現在の相対位置である現在位置Pp(図5参照)を取得して、ホルダ5の適正装着位置での基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置である参照位置Prとともに、現在位置Ppおよび参照位置Prの両方を表示部24に表示させるように構成されている。
記憶部22は、支援装置1用のプログラムのほか、ホルダ5の適正装着位置での基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置である参照位置Prのデータ(位置座標データ)を記憶している。参照位置Prは、被験者ごとに取得され、たとえば初回の脳機能計測の際に、ホルダ5の配置位置を正確に測定して位置決めしておき、そのときの撮像装置10の検出結果(撮像画像)に基づいて取得された位置座標データが、参照位置Prのデータとして保存される。なお、参照位置Prは、前回の脳機能計測時の位置座標データを用いてもよい(参照位置Prを毎回更新してもよい)。入出力部23は、外部機器との接続用のインターフェースである。この入出力部23を介して撮像装置10が制御装置20に接続されている。
次に、脳機能計測装置3の装置構成について説明する。
図3に示すように、脳機能計測装置3は、光出力部31と、光検出部32と、計測制御部33と、本体制御部34と、記憶部35とを備えている。また、脳機能計測装置3は、表示部36および操作部37と、光ファイバを介して接続された上記の送光プローブ3aおよび受光プローブ3bとを備えている。
光出力部31は、半導体レーザーを光源として備え、近赤外光の波長領域で複数波長の計測光を送光プローブ3aに出力可能に構成されている。光検出部32は、光電子増倍管を検出器として備え、受光プローブ3bに入射した計測光を光ファイバを介して取得し、検出するように構成されている。光検出部32は検出した計測光に応じた受光量信号を出力する。
計測制御部33は、本体制御部34により設定される計測条件や、計測光の出力強度および光検出部32の検出感度などに関する計測パラメータに従って、光出力部31および光検出部32の動作制御を行う。また、計測制御部33は、駆動信号を光出力部31に出力して、光出力部31の点灯および消灯のタイミングを制御するとともに、光検出部32から受光量信号を取得する。
本体制御部34は、CPUやメモリなどから構成されるコンピュータであり、記憶部35に格納された各種プログラムを実行することにより、脳機能計測装置3の本体制御部34として機能するように構成されている。すなわち、脳機能計測装置3は、装置構成上は、本体制御部34、記憶部35、表示部36および操作部37を含むコンピュータ(PC)を備えている。そして、このコンピュータにより、光出力部31、光検出部32および計測制御部33を含む計測機構の制御を行う。
記憶部35は、たとえばHDD(ハードディスクドライブ)からなり、本体制御部34が実行する各種プログラムや設定情報を格納するととともに、計測の結果得られた計測データを記憶することが可能である。表示部36は、液晶ディスプレイなどからなり、計測データ画面やその他の設定画面などを表示する。操作部37は、キーボードおよびマウスなどにより構成される。このような構成により、脳機能計測装置3は、支援装置1によるホルダ5の位置合わせ作業(装着作業)の後、ホルダ5に取り付けられた送光プローブ3aおよび受光プローブ3bを用いた送光/受光によって脳機能計測を行う。
次に、支援装置1の制御部21による現在位置Ppおよび参照位置Prの取得および表示方法について説明する。
図1に示すように、まず、制御装置20の制御部21は、撮像装置10により取得した各撮像画像(ステレオ画像)から、閾値法などの画像認識により基準マーカー7およびホルダマーカー6を抽出する。そして、制御部21は、ステレオ法などの3次元画像計測によって、抽出した基準マーカー7およびホルダマーカー6の3次元位置座標を算出する。したがって、制御部21は、それぞれ3点ずつの基準マーカー座標およびホルダマーカー座標を取得する。
制御部21は、これらの各座標のうち、基準マーカー7の3点の位置座標により、図4に示すように3次元座標系XYZ(3次元座標空間Σ)を定義する。そして、制御部21は、図5に示すように、ホルダマーカー6の3点の位置座標を3次元座標系XYZに座標変換することにより、3次元座標空間Σにおけるホルダマーカー6の3点の位置座標を算出する。これにより、基準マーカー7の検出位置に対するホルダマーカー6の相対位置である現在位置Ppが取得される。なお、参照位置Prは、現在位置と同様の取得方法により予め取得され、記憶部22に記憶される。制御部21は、取得した各3点の現在位置Ppと、記憶部22から読み込んだ参照位置Prとを、それぞれ3次元座標空間Σ上に配置する。なお、厳密には、現在位置Ppを取得したときの基準マーカー7の3点の位置(被験者に対する位置、すなわち固定具8の装着位置)と、参照位置Prを取得したときの基準マーカー7の3点の位置(被験者に対する位置)とは、必ずしも一致しない。しかし、第1実施形態では、固定具8を用いることにより基準マーカー7の3点の位置が高い精度で再現されるため、これらの基準マーカー7の位置座標は実質的に(実使用上)同一位置と見なすことができる。したがって、基準マーカー7の位置座標(3次元座標系XYZ)に対する相対位置である現在位置Ppおよび参照位置Prが一致すれば、そのとき被験者の頭部に対するホルダ5の位置も一致すると見なすことができる。
制御部21は、図6に示すように、取得したホルダマーカー6の現在位置Pp(3点)と、参照位置Pr(3点)とを、それぞれ、3次元座標空間Σ上に配置して表示部24に表示させる。表示に際しては、制御部21は、ホルダマーカー6の各3点の現在位置Ppおよび参照位置Prを実際のマーカー形状と同じように球状の点により表示する。また、制御部21は、3点の現在位置Ppを線分41により接続するとともに、ホルダマーカー6の3点の参照位置Prを線分42により接続した状態で、表示部24に表示させる。
また、制御部21は、3次元座標空間Σ上に配置したホルダマーカー6の現在位置Ppおよび参照位置Prを3次元座標空間Σ上で異なる角度で見た複数の表示画像を作成して、角度の異なるそれぞれの表示画像を表示部24に並べて表示させる。図6では、正面(正面やや下方)から見た表示画像24aと、向かって右側から見た表示画像24bと、向かって左側から見た表示画像24cとの3つの表示画像を表示する例を示している。この例では、現在位置Ppおよび参照位置Prの位置関係を把握しやすい正面の表示画像24aを最大の大きさで示すとともに、右側から見た表示画像24bおよび左側から見た表示画像24cを補助的に小さく表示している。各表示画像の3次元座標空間Σを見る角度は、ユーザが任意に変更可能である。なお、3次元座標系XYZの座標軸は、図示の都合上、表示画像24aにのみ表示している。
また、制御部21は、図5に示すように、同じホルダマーカー6についての現在位置Ppと参照位置Prとのマーカー間距離Dを算出するとともに、算出したマーカー間距離Dが所定の閾値Th以下に収まった場合に、マーカー間距離Dが所定の閾値Th以下に収まったことを通知する制御を行う。すなわち、3点のホルダマーカー6をそれぞれ6a、6bおよび6cとすると、ホルダマーカー6a、ホルダマーカー6bおよびホルダマーカー6cのそれぞれについて、対応する現在位置Ppと参照位置Prとのペアができる。ホルダ5の位置合わせの際、ユーザは、これらの各ペアの位置座標がそれぞれ一致するようにホルダ位置調整を行うことになる。そこで、制御部21は、上記の3対のペアそれぞれについて、現在位置Ppと参照位置Prとの位置座標間の距離(マーカー間距離D)を算出する。所定の閾値Thを必要十分に小さい値に設定することにより、各ホルダマーカー6のマーカー間距離Dが所定の閾値Th以下に収まった場合に、ホルダ5の現在位置が参照位置(適正装着位置)に一致したと見なすことができる。この閾値Thは、予め記憶部22に記憶されている。なお、図5に示した閾値Thは、説明のために大きめに図示している。
また、制御部21は、ホルダマーカー6の現在位置Ppを示す表示の表示色を変更することにより、マーカー間距離Dが所定の閾値Th以下に収まったことを通知する制御を行うように構成されている。たとえば、図5において、マーカー間距離Dが閾値Thよりも大きい通常時には、参照位置Prを青色、現在位置Ppを灰色によって表示するとする。そして、マーカー間距離Dが閾値Th以下になったホルダマーカー6cのペアについては、制御部21は、ホルダマーカー6cの現在位置Ppを示す表示色をたとえば灰色から赤色に変更する。ホルダ5の位置を一致させるためには各ホルダマーカー6の現在位置Ppをそれぞれ参照位置Prに合わせる必要があるので、このマーカー間距離Dの判定は、ホルダマーカー6ごとにそれぞれ行われる。なお、図5では、それぞれの表示色の違いを表すため、各ホルダマーカー6の表示部分のハッチングを異ならせて図示している。
また、図6に示すように、制御部21は、同じホルダマーカー6についての現在位置Pp(位置座標)と参照位置Pr(位置座標)との差分に基づいて、マーカー間距離Dが小さくなる方向へのホルダ5の移動を案内する案内情報43を表示部24に表示する制御を行うように構成されている。すなわち、制御部21は、現在位置座標と参照位置座標との各軸方向の差分(dx、dy、dz、いずれも図示せず)から、現在位置Ppを参照位置Prに近づける方向を取得して、その方向へのホルダ5の移動を促す案内情報43を表示させる。第1実施形態では、案内情報43はメッセージ(文章)であり、たとえば図5の場合「ホルダを下げて下さい」というように、現在位置Ppを参照位置Prへ近づける方向を案内する。このマーカー間距離Dが小さくなる方向の取得は、各ホルダマーカー6a〜6cの現在位置Ppおよび参照位置Prのペアごとに行う。そして、制御部21は、たとえばマーカー間距離Dが最も大きいペアについて案内情報43の表示を行う。最初に案内を行ったペアのマーカー間距離Dが小さくなれば、次は別のペアについての案内が行われるので、最終的に全てのペアのマーカー間距離Dを小さくすることができる。このほか、たとえば現在位置の3点の重心位置と参照位置の3点の重心位置との差分をとって、全体としてマーカー間距離Dを小さくする方向を案内してもよい。
次に、図6および図7を参照して、支援装置1の制御部21によるホルダ位置合わせ支援処理フローについて説明する。この表示処理は、被験者にホルダ5および固定具8を装着し、撮像装置10による撮像を行いながら実行される。
まず、図7のステップS1において、制御部21は、記憶部22に記憶された参照位置Prのデータ(3点)を取得する。次に、ステップS2において、制御部21は、ステップS1で取得した3点の参照位置Prを3次元座標空間Σ上に配置して線分42で接続し、表示部24に表示させる。すなわち、制御部21は、記憶部22に記憶されたホルダマーカー6の位置座標を、固定具8の基準マーカー7の位置座標から得られた3次元座標空間Σ上の相対位置(参照位置)として表示する。この際、制御部21は、3次元座標空間Σ上の参照位置を複数の角度(アングル)から見た表示画像を生成するとともに、図6に示すように表示部24の表示画面を分割して各表示画像24a、24bおよび24cを並べて表示する。
次に、ステップS3において、制御部21は、撮像装置10の現在の撮像画像に基づいて、固定具8の基準マーカー7の位置座標を取得し、現在の基準マーカー7の位置座標に基づく3次元座標系XYZを定義する。そして、ステップS4において、制御部21は、撮像装置10の現在の撮像画像からホルダマーカー6の位置座標を取得するとともに、ホルダマーカー6の位置座標を3次元座標系XYZにリアルタイムに座標変換して、3次元座標空間Σ上の相対位置(現在位置)として算出する。
続いて、ステップS5において、制御部21は、算出したホルダマーカー6の現在位置Ppを3次元座標空間Σ上に配置して線分41で接続し、ステップS2で表示した参照位置Prに加えて表示部24に表示させる。この際、制御部21は、異なる角度から見た各表示画像24a、24bおよび24cにそれぞれ現在位置Ppを表示させる。
現在位置および参照位置を3次元座標空間Σ上に表示すると、制御部21は、ステップS6において、各ホルダマーカー6(ホルダマーカー6a、ホルダマーカー6bおよびホルダマーカー6c)ごとの現在位置Ppと参照位置Prとのペアについての、マーカー間距離Dを算出する。また、ステップS7において、制御部21は、マーカー間距離Dが閾値Th以内のホルダマーカー6について、現在位置を示す表示の表示色を変更する。そして、制御部21は、ステップS8において、3つのマーカー間距離Dが全て閾値Th以内であるか否かを判定する。
各マーカー間距離Dうちのいずれかが閾値Th以内に収まっていない場合には、制御部21は、ステップS9に進み、各ペアの現在位置Pp(位置座標)と参照位置Pr(位置座標)との差分を取得して、マーカー間距離Dが小さくなる方向へのホルダ5の移動を案内する案内情報43を表示部24に表示する。
案内表示を行った後、制御部21は、処理をステップS4に戻す。制御部21は、ステップS4からS9を繰り返すことにより、表示部24の表示画像(現在位置Ppの位置座標)をリアルタイムで更新する。ユーザは、この表示画像を見ながら、現在位置Ppを参照位置Prに一致させるようにホルダ5の位置を調整することにより、ホルダ5の位置合わせを行う。
ホルダ5の位置合わせの結果、3つのマーカー間距離Dが全て閾値Th以内に収まった場合には、ステップS10において、制御部21は、現在位置のデータを記憶部22に保存する。これにより、現在位置Ppおよび参照位置Prの表示処理(ホルダ5の位置合わせ)が終了する。以上のようにして、支援装置1によるホルダ5の位置合わせ支援が行われる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、基準マーカー7と、基準マーカー7が設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具8とを設けることによって、基準マーカー7を被験者の顔に直接貼り付けることなく、被験者の所定部位に基準マーカー7を配置することができるとともに、毎回の計測の際に被験者の同じ所定部位に対して固定具8を装着するだけで、基準マーカー7を位置再現性よく配置することができる。これにより、基準マーカー7の取付作業性および位置再現性を向上させることができる。さらに、第1実施形態では、基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置を取得して表示部24に表示させる制御部21を設けることによって、固定具8により位置再現性よく配置された基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置を表示部24で確認しながらホルダ5の位置合わせを行うことができるので、ホルダ5の位置合わせを精度よく行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、撮像装置10の撮像画像(検出結果)に基づいて現在位置Ppを取得して、現在位置Ppおよび参照位置Prの両方を表示部24に表示させるように制御部21を構成する。これにより、参照位置Prに対してホルダ5(ホルダマーカー6)の現在位置Ppを合わせるようにして、表示部24を見ながら容易にホルダ5の位置調整を行うことができる。この際、表示部24に表示される現在位置Ppおよび参照位置Prが、それぞれ固定具8により位置再現性よく配置された基準マーカー7に対する相対位置として表されるため、容易かつ精度よく、ホルダ5の位置合わせを行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ホルダマーカー6をホルダ5に3点配置し、基準マーカー7を固定具8に3点配置する。そして、3点のホルダマーカー6の現在位置Ppおよび参照位置Prを、それぞれ、3点の基準マーカー7の検出位置に基づく3次元座標空間Σ上に配置して表示部24に表示させるように制御部21を構成する。これにより、固定具8により位置再現性よく配置された3点の基準マーカー7によって、毎回の計測の際に、3次元座標空間Σを同じ位置に精度よく定義することができる。また、ホルダマーカー6を3点設けることによって、各座標軸(XYZの各軸)回りの回転方向の位置合わせも行うことができるので、ホルダ5の位置合わせを精度よく行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ホルダマーカー6の3点の現在位置Ppを線分41により接続するとともに、ホルダマーカー6の3点の参照位置Prを線分42により接続した状態で、表示部24に表示させるように制御部21を構成する。これにより、現在位置Ppおよび参照位置Prをそれぞれ単純に点により表示する場合と比較して、表示画面上での3次元的な位置を容易に把握することができ、ホルダ5の位置合わせ作業を容易化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、現在位置Ppおよび参照位置Prを3次元座標空間Σ上で異なる角度で見た複数の表示画像24a、24bおよび24cを作成して表示部24に並べて表示させるように制御部21を構成する。これにより、3次元座標空間Σ上でのホルダマーカー6の現在位置Ppおよび参照位置Prを複数の角度から容易に把握することができる。その結果、空間位置を容易に把握することができるので、ホルダ5の位置合わせ作業を容易化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、同じホルダマーカー6についての現在位置Ppと参照位置Prとのマーカー間距離Dを算出するとともに、マーカー間距離Dが閾値Th以下に収まったことを通知するように制御部21を構成する。これにより、ホルダマーカー6の現在位置Ppが適正装着位置でのホルダマーカー6の参照位置Prとほぼ一致したことを通知によって把握することができるので、ホルダ5の位置合わせ作業をさらに容易化することができる。また、ホルダ5を適正装着位置に位置合わせできたか否かを客観的に把握することができるようになるので、位置合わせ後のホルダ5の位置再現性を高めることができる(閾値Thの範囲内での位置合わせ精度を確保することができる)。
また、第1実施形態では、上記のように、ホルダマーカー6の現在位置Ppを示す表示の表示色を変更することにより、マーカー間距離Dが閾値Th以下に収まったことを通知する制御を行うように制御部21を構成する。これにより、ホルダ位置を調整する際にユーザが注視する現在位置Ppの表示色の変化によって、マーカー間距離Dが閾値Th以下になったことをユーザに確実に認識させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、算出したマーカー間距離Dが小さくなる方向へのホルダ5の移動を案内する案内情報43を表示する制御を行うように制御部21を構成する。これにより、ユーザは、案内情報43の表示にしたがってホルダ5(ホルダマーカー6)の現在位置Ppを参照位置Prに容易に近づける(マーカー間距離Dを小さくする)ことができる。この結果、ホルダ5の位置合わせ作業を容易化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、被験者の頭部に係合することにより装着されるフレーム80を固定具8に設ける。これにより、固定具8(固定具8に設けられる基準マーカー7)を容易に、かつ、位置再現性よく被験者の頭部に装着することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、被験者の鼻および耳とそれぞれ係合して支持されるようにフレーム80を構成するとともに、基準マーカー7をフレーム80に固定的に設ける。これにより、位置再現性が高く、さらに装着が非常に容易で安定して固定可能な固定具8(フレーム80)を構成することができるので、基準マーカー7の取付作業性および位置再現性をより一層向上させることができる。さらに、マーカーを顔に直接貼り付ける場合には、取付作業性以外にも、たとえば被験者が顔に化粧などをしている場合に貼り付けが困難になるという副次的な問題も発生するのに対して、眼鏡と同じように鼻と耳とにより支持する固定具8(フレーム80)によれば、被験者の顔の皮膚との接触を低減して装着することができるので、そのような副次的な問題をも解決することができる。
(第2実施形態)
次に、図1、図3、図6および図8を参照して、本発明の第2実施形態による脳機能計測装置101について説明する。第2実施形態では、撮像装置10と制御装置20とにより構成された支援装置1を脳機能計測装置3と別個に設けた上記第1実施形態とは異なり、脳機能計測装置101によりホルダ5の位置合わせ支援を行うように構成した例について説明する。なお、第2実施形態において上記第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付すとともに説明を省略する。
図8に示すように、第2実施形態による脳機能計測装置101は、装置本体110と、装置本体110に接続された撮像装置10とを備えている。装置本体110の装置構成(ハードウェア構成)は、上記第1実施形態の脳機能計測装置3(図3参照)と同様である。上記の通り、脳機能計測装置101は、装置構成上は、本体制御部134、記憶部135、表示部36および操作部37を含むコンピュータ(PC)を備えており、このコンピュータにより、光出力部31、光検出部32および計測制御部33から構成される計測機構の制御が行われる。そこで、脳機能計測装置101は、記憶部135に記憶したプログラムを本体制御部134により実行させることによって、上記第1実施形態の制御装置20(図1参照)と同様のホルダ位置合わせ支援処理を実行するように構成されている。なお、本体制御部134は、本発明の「制御部」の一例である。
第2実施形態では、脳機能計測装置101は、ホルダ5に配置されるホルダマーカー6と、基準マーカー7が設けられた固定具8とを備えているとともに、本体制御部134は、基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置を取得して表示部36に表示させるように構成されている。そのため、第2実施形態では、記憶部135には、脳機能計測装置101の設定情報や計測データなどの脳機能計測のためのデータに加えて、参照位置Prおよび閾値Thなどのホルダ5の位置合わせ支援のためのデータが記憶されている。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。なお、第2実施形態の脳機能計測装置101による現在位置Ppおよび参照位置Prの取得および表示方法は、上記第1実施形態と同様であり、表示部36への各表示画像24a、24bおよび24cの表示態様(図6参照)も、上記第1実施形態と同様である。
この第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、固定具8によって基準マーカー7の取付作業性および位置再現性を向上させることができる。また、固定具8により位置再現性よく配置された基準マーカー7に対するホルダマーカー6の相対位置を表示部24で確認しながらホルダ5の位置合わせを行うことができるので、ホルダ5の位置合わせを精度よく行うことができる。
また、第2実施形態では、脳機能計測装置3と支援装置1(撮像装置10および制御装置20)とを別個に設けた上記第1実施形態とは異なり、脳機能計測装置101の装置本体110をホルダ5の位置合わせ支援のための制御装置として機能させることによって、別途制御装置20を設けることなく、ホルダ5の位置合わせ支援と脳機能計測との両方を行うことができる。そのため、上記第1実施形態と比較して、ホルダ5の位置合わせから位置合わせ後の計測までに必要な装置構成を簡素化することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、近赤外分光法(NIRS)による光計測用の送光プローブおよび受光プローブを取り付けるためのホルダの位置合わせ支援を行う支援装置および脳機能計測装置(光計測装置)の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、脳波計測用の電極(計測用端子)を取り付けるためのホルダの位置合わせ支援を行う支援装置および脳波計に本発明を適用してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、撮像装置の撮像画像(ステレオ画像)により基準マーカーおよびホルダマーカーを検出するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、撮像装置以外の他の検出装置によって基準マーカーおよびホルダマーカーを検出してもよい。検出方法は、磁気式、音波式、光学式などの各種の方法を採用することができる。また、撮像装置の他の例として、カメラと距離画像センサとを備えた撮像装置を採用してもよい。この場合でも、カメラの撮像画像からマーカーを抽出し、抽出したマーカーの位置座標を距離画像センサの検出結果から取得することが可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、撮像装置の撮像画像(ステレオ画像)により制御装置側で基準マーカーおよびホルダマーカーの3次元位置座標を取得(算出)した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば撮像装置に演算処理部を設けて、撮像装置側で算出した基準マーカーおよびホルダマーカーの3次元位置座標を制御部(制御装置)が取得する構成であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、3次元座標空間上にホルダマーカーの現在位置および参照位置を配置して表示する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば2次元座標平面での投影画像を複数(たとえば、XY平面、XZ平面およびYZ平面における各投影画像)組み合わせて表示してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ホルダマーカーを3点設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ホルダマーカーを4点以上設けてもよい。また、ホルダマーカーを1または2点設けてもよいが、その場合、3次元の位置座標を特定できても各座標軸(X軸、Y軸およびZ軸)回りの回転方向の位置を特定できなくなる場合があるので、ホルダマーカーを少なくとも3点以上設けることが好ましい。なお、基準マーカーについても同様である。
また、上記第1および第2実施形態では、3次元座標空間上で異なる角度で見た3つの表示画像を表示部に表示する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、表示部に単一角度から見た単一の画像のみを表示してもよい。また、異なる角度から見た2または4以上の表示画像を表示部に表示してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、各3点の現在位置および参照位置をそれぞれ線分により接続して表示する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、現在位置および参照位置を線分により接続せずに表示してもよい。また、たとえばホルダの外形形状を表す3次元画像を用意しておき、各3点の現在位置および参照位置をホルダの3次元画像上に配置して表示してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、マーカー間距離を算出し、マーカー間距離が閾値以内に収まった場合に通知する例を示したが、本発明はこれに限られない。マーカー間距離を算出しなくともよい。すなわち、現在位置と参照位置との一致を、ユーザが目視でのみ判断してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、マーカー間距離が閾値以内に収まった場合に現在位置を示す表示の表示色を変更する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、表示色を変更する代わりに、現在位置を示す表示を変形または点滅させたり、ホルダ位置が一致したことを示すメッセージを表示させたりしてもよい。また、音声での通知であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、マーカー間距離が小さくなる方向へのホルダの移動を案内する案内情報(メッセージ)を表示する例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、案内情報を表示しなくともよい。また、案内情報を表示する場合、メッセージ以外に矢印などの指示標識を案内情報として表示してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、眼鏡状のフレームを備えた固定具の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、眼鏡タイプ以外の形状の固定具であってもよい。たとえば、固定具を、被験者の耳に係合するとともに顔の一部を覆うマスクタイプの形状に形成してもよい。
1 支援装置(ホルダ位置合わせ支援装置)
3、101 脳機能計測装置
3a 送光プローブ(計測用端子)
3b 受光プローブ(計測用端子)
5 ホルダ
6(6a、6b、6c) ホルダマーカー
7 基準マーカー
8 固定具
10 撮像装置(検出部)
21 制御部
22 記憶部
24 表示部
24a、24b、24c 表示画像
41、42 線分
43 案内情報
80 フレーム
134 本体制御部(制御部)
135 記憶部
D マーカー間距離
Pp 現在位置
Pr 参照位置
Th 閾値
Σ 3次元座標空間

Claims (11)

  1. 脳機能計測装置の計測用端子を取り付けるためのホルダの被験者の頭部への位置合わせを支援するホルダ位置合わせ支援装置であって、
    前記ホルダに配置されるホルダマーカーと、
    前記ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、
    前記基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具と、
    表示部と、
    前記基準マーカーに対する前記ホルダマーカーの相対位置を取得して前記表示部に表示させる制御部とを備える、ホルダ位置合わせ支援装置。
  2. 前記ホルダの適正装着位置での前記基準マーカーに対する前記ホルダマーカーの相対位置である参照位置を記憶する記憶部と、
    前記ホルダの前記ホルダマーカーと、前記固定具の前記基準マーカーとをそれぞれ検出する検出部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記基準マーカーに対する前記ホルダマーカーの現在の相対位置である現在位置を取得して、前記現在位置および前記参照位置の両方を前記表示部に表示させるように構成されている、請求項1に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  3. 前記ホルダマーカーは、前記ホルダに少なくとも3点配置され、
    前記基準マーカーは、前記固定具に少なくとも3点配置され、
    前記制御部は、少なくとも3点の前記ホルダマーカーの前記現在位置および前記参照位置を、それぞれ、少なくとも3点の前記基準マーカーの検出位置に基づく3次元座標空間上に配置して前記表示部に表示させるように構成されている、請求項2に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  4. 前記制御部は、前記ホルダマーカーの少なくとも3点の前記現在位置を線分により接続するとともに、前記ホルダマーカーの少なくとも3点の前記参照位置を線分により接続した状態で、前記表示部に表示させるように構成されている、請求項3に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  5. 前記制御部は、前記3次元座標空間上に配置した前記ホルダマーカーの前記現在位置および前記参照位置を前記3次元座標空間上で異なる角度で見た複数の表示画像を作成して、角度の異なるそれぞれの前記表示画像を前記表示部に並べて表示させるように構成されている、請求項3または4に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  6. 前記制御部は、同じ前記ホルダマーカーについての前記現在位置と前記参照位置とのマーカー間距離を算出するとともに、算出した前記マーカー間距離が所定の閾値以下に収まった場合に、前記マーカー間距離が前記所定の閾値以下に収まったことを通知する制御を行うように構成されている、請求項3〜5のいずれか1項に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  7. 前記制御部は、前記ホルダマーカーの前記現在位置を示す表示の表示色を変更することにより、前記マーカー間距離が前記所定の閾値以下に収まったことを通知する制御を行うように構成されている、請求項6に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  8. 前記制御部は、同じ前記ホルダマーカーについての前記現在位置と前記参照位置との差分に基づいて、算出した前記マーカー間距離が小さくなる方向への前記ホルダの移動を案内する情報を前記表示部に表示する制御を行うように構成されている、請求項6または7に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  9. 前記固定具は、被験者の頭部の部位に係合することにより装着されるフレームを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  10. 前記フレームは、被験者の鼻および耳とそれぞれ係合して支持されるように構成され、
    前記基準マーカーは、前記フレームに固定的に設けられている、請求項9に記載のホルダ位置合わせ支援装置。
  11. 被験者の頭部へ装着したホルダに計測用端子を取り付けて計測を行う脳機能計測装置であって、
    前記ホルダに配置されるホルダマーカーと、
    前記ホルダ以外の被験者の所定部位に配置される基準マーカーと、
    前記基準マーカーが設けられ、被験者の所定部位に着脱可能に装着される固定具と、
    表示部と、
    前記基準マーカーに対する前記ホルダマーカーの相対位置を取得して前記表示部に表示させる制御部とを備える、脳機能計測装置。
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