JP6079078B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
無線端末及び表示装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記無線端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報が、前記表示装置との距離が処理の距離以下である第一の位置を表す場合に、前記無線端末に関連付けられた目的地情報を読み込む読込手段と、
前記第一の位置から、読み込まれた前記目的地情報の表す目的地への経路情報を前記表示装置に出力する出力手段と、
前記位置情報が、予め定められた案内領域である第二の位置を表す場合に、該位置情報が表す位置から、前記表示装置が属する位置までの経路上に配置された照明装置を点灯させる誘導手段と、
を有する。
2.ハードウェア構成
2.1 情報処理装置
2.2 無線端末
2.3 通信装置
2.4 ゲートウェイ
3.機能
3.1 位置情報管理機能
3.2 誘導機能
3.3 経路情報出力機能
3.4 目的地登録機能
4.動作例
4.1 位置情報管理処理
4.2 誘導・経路情報出力処理
4.2 目的地登録・経路情報出力処理
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態における情報処理装置100を含むシステムの概要について説明する。本発明の一実施形態における情報処理装置100は、位置情報管理サーバ102に格納された、ユーザの有する無線端末120の位置情報を取得することができる。そして、無線端末120(ユーザ)の現在位置が、例えばデジタルサイネージのような表示装置130の近傍に位置しているとき、予め、無線端末120に設定された目的地への経路情報を、その表示装置130に表示させることができる。
次に、図3、図4、図5、図6を用いて、本発明の一実施形態における情報処理装置100、無線端末120、通信装置140、ゲートウェイ160のハードウェア構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成を表す。情報処理装置100は、例えば、汎用のサーバ又はPCの備えるハードウェアによって構成され得る。情報処理装置100は、CPU300、RAM302、ROM304、HDD306、通信部308、表示部310、入力部312及びバス314を有する。
図4は、本発明の一実施形態における無線端末120のハードウェア構成を表す。無線端末120は、小型(例えば、ICチップを内蔵した、厚さ5mm程度(但し、これに限られない)のカード型を含む任意の形状)の無線端末か、又はスマートフォンのような携帯端末である。無線端末120は、CPU400、RAM402、ROM404、第一通信部406、第二通信部408、測位信号受信部410及びバス412を有する。
図5は、本発明の一実施形態における通信装置140−146(以下、代表的に通信装置140について説明する)のハードウェア構成例を表す。通信装置140は、CPU500、RAM502、ROM504、通信部506、測位信号送信部508及びバス510を有する。
図6は、本発明の一実施形態におけるゲートウェイ160のハードウェア構成を表す。ゲートウェイ160は、CPU600、RAM602、ROM604、第一通信部606、第二通信部608及びバス610を有する。
次に、図7を用いて、本発明の一実施形態における情報処理装置100、無線端末120、通信装置140、ゲートウェイ160及び位置情報管理サーバ102の機能ブロックの構成について説明する。図7には、これらの装置が備える様々な要素のうち、本実施形態の説明に特に関連する要素が示されている。また、図7において、各手段を結ぶ矢印は、各手段の間での主な情報の流れを表している。特に、破線の矢印は、異なる装置間での主な情報の流れを表している。以下では、上記構成によって提供される機能を、「位置情報管理機能」、「誘導機能」、「経路情報出力機能」、「目的地登録機能」に分けて説明する。
まず、無線端末120の位置情報を、取得して管理する機能について説明する。上述したように、無線端末120の位置情報は、無線端末120が、通信装置から送信される測位信号を受信することによって、取得される。ここでは、測位信号が、IMES規格に従って構成される測位信号であるものとして説明する。無線端末120は、ネットワーク180を用いて、取得した位置情報を、位置情報管理サーバ102へと送信することができる(表示装置130に内蔵される無線端末を含む)。
次に、本発明の一実施形態における情報処理装置100が、無線端末120を所持するユーザを、照明装置180を用いて、表示装置130の設置された場所へと誘導する機能について説明する。本機能は、例えば図16に示されるような環境において、ユーザを表示装置130へと導くために、用いられる。図16は、空港内の出発ロビーにおいて、無線端末120を組み込んだ航空券を所持するユーザ120が、案内領域に一定時間以上留まった後、表示装置130に誘導される例を表している。図16において、濃い網掛け部分は、案内領域を示し、淡い網掛け部分は、それ以外の通行可能な領域を示し、黒塗りの部分は、通行不可能な領域を表している。案内領域は、他の領域とは区別可能なように、例えば床の色が異なるように、設けられた領域である。ユーザは、何らかの情報が必要な場合に、案内領域に留まると、支援が受けられるとの指示を受けている。図16には、天井に設置された複数の通信装置と、表示装置130と、ゲートウェイ160と、本情報処理装置100と、位置情報管理サーバ102が、模式的に表されている。
−端末ID:全ての無線端末に予め付されたID
−端末種別:無線端末が組み込まれる媒体又は装置の種別。無線端末が、航空券又は駐車券のような、ユーザによって所持される媒体に搭載されている場合には、「航空券」又は「駐車券」が格納される(但し、この例に限られない)。また、表示装置130に組み込まれている場合には、「表示装置」が格納される(以下、無線装置が組み込まれた表示装置を、単に表示装置と表現する)。
−識別情報:無線端末が固有に有する、例えばMACアドレスのような、識別情報。識別情報は、前述した、位置情報管理機能を通じて、各無線端末から位置情報とともに送信される識別情報に対応する。各無線端末の有する識別情報は、既知であり、予め、当該テーブルに設定される。
−目的地情報:無線端末120に目的地情報が格納済みであるかどうかを表す。例えば、航空券に搭載された無線端末120には、出発空港の搭乗口や、到着空港の出口を表す位置情報が、目的地情報として、予め設定されている。したがって、この項目は、常に「設定済」となる。一方、駐車券に搭載された無線端末120には、当初、目的地情報(駐車位置)が設定されていない。そのため、この項目には、当初、「未設定」が格納される。
−通信装置ID:各通信装置に予め割り振られた固有のID
−緯度、経度、フロア:各通信装置の設置位置。各通信装置は、この設置位置を表す位置情報を含む測位信号を無線端末に送信する
−案内領域:当該通信装置が、例えば図16に示されるような、案内領域上に設置されているかどうかを表すフラグ
通信装置情報格納テーブルは、例えば、通信装置が設置された段階で、予め作成される。
次に、本発明の一実施形態における情報処理装置100が、目的地への経路情報を、表示装置に出力する機能について説明する。本機能は、上述した通り、図16に示されるような環境において、表示装置130の近くにいるユーザに対して、目的地(例えば、出発空港の搭乗口1600)への経路情報を提示するために、用いられる。また、本機能は、図18に示されるような、駐車場において、ユーザに対して、目的地(例えば、自分の車の駐車位置)への経路情報を提示するために、用いられる。なお、以下では、駐車券に組み込まれた無線端末120に、既に目的地情報が設定されているものとして説明する。駐車券に組み込まれた無線端末120への、目的地情報の設定機能については、後述する。
−「端末種別」が「航空券」又は「駐車券」である無線端末(ユーザの所持する無線端末120)の識別情報及びその現在の位置情報
−その無線端末と同一の位置(又は近傍)にある表示装置130の識別情報
なお、端末位置監視手段726は、上記の情報を経路情報出力手段734に渡した後に、上述した、誘導機能によって、照明装置が点灯している場合には、これらを消灯するための信号を、照明装置に送信してもよい。照明装置を消灯させるタイミングは、任意に定めることができる。
次に、本発明の一実施形態における情報処理装置100が、無線端末に対し、目的地情報を設定する機能について説明する。本機能は、例えば、図18に示される駐車場において、ユーザが車を駐車した後に、駐車券に組み込まれた無線端末122に対し、その駐車位置を、目的地情報として書き込むために、用いられる。なお、上述したように、航空券に組み込まれる無線端末120には、航空券の発券時に、予め、目的地情報が設定されている。そのため、本機能により、目的地情報を登録する処理は不要である。
次に、主に図20−24を用いて、本発明の一実施形態における情報処理装置100の動作例について説明する。ここでは、本情報処理装置100の処理を、以下の通り分類して説明を行う。
−無線端末(ユーザの所持する航空券又は駐車券に組み込まれた無線端末及び表示装置に組み込まれた無線端末を含む)の位置情報を取得するための「位置情報管理処理」(図20)
−ユーザを表示装置まで誘導し、その後、予め設定された目的地への経路情報を表示装置に出力する「誘導・経路情報出力処理」(図21、22、16、17)
−無線端末に目的地情報を設定した後、その目的地への経路情報を表示装置に出力する「目的地登録・経路情報出力処理」(図23、24、18、19)
まず、図20を用いて、無線端末120の位置情報を、位置情報管理サーバ102に格納する、位置情報管理処理の動作例について説明する。以下では説明を省略するが、他の無線端末についても、同様に位置情報が取得される。図20で示される一連のステップ(特に、ステップS2010−S1522)は、以下のようなタイミングで、繰り返し実行されてもよい。
−一定時間おき
−外部の装置又はユーザから処理を実行するよう指示を受けたとき
−無線端末120が、図示しない加速度センサ等により、加速度の変化(すなわち、端末の移動)を検知した時、またはその変化が終了した後
−その他、任意のタイミング
ステップS2000において、例えば図16に示される通信装置142の測位信号送信手段702は、以下のような位置情報を含む測位信号を、一定の領域に送信し続ける。
−緯度 「35.66625」
−経度 「139.76525」
−フロア「4」
ステップS2010において、無線端末120の測位信号受信手段704は、通信装置142の測位信号送信手段702から送信された測位信号を、受信する。
−緯度 「35.66625」
−経度 「139.76525」
−フロア「4」
ステップS2014において、無線端末120の位置情報送信手段710は、識別情報格納手段708に格納された識別情報とともに、上記位置情報を、通信装置142に送信する。ここで、無線端末120の識別情報(MACアドレス)は、以下の通りであるものとする。
−識別情報 「012345abcd01」
ステップS2016において、通信装置154の中継手段712は、無線端末120から受信した位置情報と識別情報とを、ゲートウェイ160に中継する。
−日時 「2012/8/13 10:00:30」
−緯度 「35.66625」
−経度 「139.76525」
−フロア「4」
上記処理が繰り返し実行されることにより、位置情報管理サーバ102には、ユーザの無線端末の位置情報を、取得して管理することができる。
次に、図21、22を用いて、無線端末120を所持するユーザを、表示装置の近傍まで誘導した後に、予め設定された目的地への経路情報を、表示装置に出力する処理の動作例について説明する。当該動作例は、図16に示される、空港の出発ロビーの例に基づいて、説明する。ユーザは、予め目的地情報(搭乗口)が設定された無線端末120の組み込まれた、航空券を所持している。なお、当該処理に先立ち、端末情報格納手段720の端末情報管理テーブルには、図8に示される端末情報が格納されており、通信装置情報格納手段724の通信装置情報格納テーブルには、図9に示される情報が格納されているものとする。
−「端末種別」の項目が「航空券」であり、かつ、「目的地情報」の項目が「設定済」である無線端末
−「端末種別」の項目が「表示装置」である無線端末(表示装置)
本実施例では、条件に適合する、無線端末120(識別情報「012345abcd01」)及び表示装置130(識別情報「012345abcd11」)の、以下の位置情報が取得されたものとする。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:00:30(図10(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66625
経度:139.76525
フロア:4
−表示装置130
日時:2012/8/13 10:00:30(図10(B)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
ステップS2104において、端末位置監視手段726は、取得した位置情報のうち、表示装置の位置情報と一致する(又はその近傍の位置情報を有する)、「端末種別」が「航空券」の無線端末がないか確認する。なお、「近傍」であると判定する条件として、無線端末と表示装置の間の距離が「5m」以下であると設定されているものとする。そして、そのような無線端末、すなわち表示装置130の近くにある無線端末が見つかった場合、ステップS2114に進む。そうでない場合には、ステップS2106に進む。本実施例では、表示装置130の位置情報と、「航空券」の無線端末120の位置情報は、一致していない。また、無線端末120と表示装置130との間の距離は、地球の半径を約6378kmの球体として求めると、約14mとなり、上記の「近傍」の条件を満たさない。従って、ステップS2106に進む。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:00:00(図10(A)の下から三番目のエントリに対応)
緯度:35.66630
経度:139.76525
フロア:4
よって、無線端末120の現在の位置情報と、直前の位置情報とが一致せず、ステップS2102に戻る。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:01:00(図10(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66625
経度:139.76525
フロア:4
−表示装置130
日時:2012/8/13 10:01:00(図10(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
そして、ステップS2104、ステップS2106において、上述した通りの処理が実行され、ステップS2108が再度実行される。このステップS2108では、無線端末の現在の位置情報は、上述の通りであり、直前の位置情報は、以下の通りである。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:00:30(図10(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66625
経度:139.76525
フロア:4
従って、現在の位置情報と、直前の位置情報が一致する。また、それぞれの取得時間の間隔は、30秒であり、一定時間以上となる。よって、端末位置監視手段726は、無線端末120が、案内領域に一定時間以上留まったとみなし、ステップS2110に進む。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:06:30(図11(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
−表示装置130
日時:2012/8/13 10:06:30(図11(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
そして、ステップS2104において、表示装置130の位置情報と、無線端末120の位置情報とが一致することにより、ステップS2114に進む。なお、ここで、端末位置監視手段726は、照明装置を消灯させるための信号を、照明装置に送信してもよい。
−目的地情報
緯度:35.66615
経度:139.76555
フロア:4
ステップS2116において、経路情報出力手段734は、ユーザの所持する無線端末120の位置(現在地)から、目的地情報(目的地の位置情報)の表す位置(目的地)までの経路を特定し、その経路情報を、表示装置130へと出力する。本実施例においては、図17に示されるような経路情報が出力される。ここでは、現在地である無線端末120の現在位置と、目的地である搭乗口の位置との間に、通行不可能な領域が存在するため、その領域を迂回するように、経路が生成される。経路情報には、経路そのものの情報の他に、売店や化粧室のような、ユーザにとって目印となるような情報が含まれてもよい。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:01:00(図10(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66625
経度:139.76525
フロア:4
−表示装置130
日時:2012/8/13 10:01:00(図10(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
ここで、無線端末120の直前の位置情報は、以下の通りであるものとする。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:00:30(図10(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66625
経度:139.76525
フロア:4
従って、無線端末120が、一定時間、案内領域に留まっていたとみなす。
−無線端末120
日時:2012/8/13 10:06:30(図11(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
−表示装置130
日時:2012/8/13 10:06:30(図11(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66615
経度:139.76535
フロア:4
ステップS2214において、目的地情報読込手段732は、無線端末120と通信し、目的地情報格納手段740から、予め設定された、以下の目的地情報を読み込む。
−目的地情報
緯度:35.66615
経度:139.76555
フロア:4
ステップS2216において、経路情報出力手段734は、ユーザの所持する無線端末120の位置(現在地)から、目的地情報(目的地の位置情報)の表す位置(目的地)までの経路を特定し、その経路情報を、表示装置130へと出力する。本実施例においては、図17に示されるような経路情報が出力される。
次に、図23、24を用いて、目的地情報の設定されていない無線端末に対して、目的地情報を設定した後に、その目的地への経路情報を、表示装置に出力する処理の動作例について説明する。当該動作例は、図18に示される、駐車場の例に基づいて、説明される。ユーザは、駐車場への入場時に、目的地情報が設定されていない無線端末122が組み込まれた、駐車券を受け取る。そして、その駐車券を所持したまま、車を駐車する。なお、当該処理に先立ち、端末情報格納手段720の端末情報管理テーブルには、図12に示される端末情報が格納されており、通信装置情報格納手段724の通信装置情報格納テーブルには、図13に示される情報が格納されているものとする。
−「端末種別」の項目が「駐車券」である無線端末
−「端末種別」の項目が「表示装置」である無線端末(表示装置)
本実施例では、条件に適合する、無線端末122(識別情報「012345abcd02」)及び表示装置132(識別情報「012345abcd12」)の、以下の位置情報が取得される。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:00:30(図14(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
−表示装置132
日時:2012/8/14 10:00:30(図14(B)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
ステップS2304において、位置情報を取得した無線端末122の端末情報のうち、「目的地情報」の項目が「未設定」である場合には、ステップS2306に進む。そうでない場合には、ステップS2312に進む。
−通信装置156
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
従って、ステップS2308に進む。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:00:00(図14(A)の下から三番目のエントリに対応)
緯度:35.66020
経度:139.76525
フロア:4
よって、無線端末122の現在の位置情報と、直前の位置情報とが一致せず、ステップS2302に戻る。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:01:00(図14(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
−表示装置132
日時:2012/8/14 10:01:00(図14(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
そして、ステップS2304、ステップS2306において、上述した通りの処理が実行され、ステップS2308が再度実行される。このステップS2308では、無線端末の現在の位置情報は、上述の通りであり、直前の位置情報は、以下の通りである。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:00:30(図14(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
従って、現在の位置情報と、直前の位置情報が一致し、それぞれの取得時間の間隔が、30秒以上となる。よって、端末位置監視手段726は、無線端末120が、駐車領域に一定時間以上留まったとみなし、ステップS2310に進む。
−目的地情報
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
また、目的地情報設定手段736は、無線端末122に対して目的地情報を設定した後、端末情報格納手段720の端末情報管理テーブル(図12)の、同無線端末122の「目的地情報」の項目を、「設定済」に書き換える。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:06:30(図15(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
−表示装置132
日時:2012/8/14 10:06:30(図15(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
そして、ステップS2304において、無線端末122は、既に「目的地情報」が「設定済」となっていることから、ステップS2312に進む。
−目的地情報
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
ステップS2316において、経路情報出力手段734は、ユーザの所持する無線端末120の位置(現在地)から、目的地情報(目的地の位置情報)の表す位置(目的地)までの経路を特定し、その経路情報を、表示装置130へと出力する。本実施例においては、図19に示されるような経路情報が出力される。ここでは、現在地である無線端末122の現在位置と、目的地である駐車位置とは、フロアが異なる。そのため、フロアを移動する手段であるエレベータへの経路と、該当フロアにおける、エレベータから駐車位置までの経路を生成する。経路情報には、経路そのものの情報の他に、化粧室のようなユーザにとって目印となるような情報が含まれてもよい。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:01:00(図14(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
−表示装置132
日時:2012/8/14 10:01:00(図14(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
ここで、無線端末122の直前の位置情報は、以下の通りであるものとする。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:00:30(図14(A)の下から二番目のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
従って、無線端末122が、一定時間、駐車領域に留まっていることが検出される。
−目的地情報
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
また、目的地情報設定手段736は、無線端末122に対して目的地情報を設定した後、端末情報格納手段720の端末情報管理テーブル(図12)の、同無線端末122の「目的地情報」の項目を、「設定済」に書き換える。
−無線端末122
日時:2012/8/14 10:06:30(図15(A)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
−表示装置132
日時:2012/8/14 10:06:30(図15(B)の一番下のエントリに対応)
緯度:35.66000
経度:139.76000
フロア:1
ステップS2412において、目的地情報読込手段732は、無線端末120と通信し、目的地情報格納手段740から、予め格納された、以下の目的地情報を読み込む。
−目的地情報
緯度:35.66000
経度:139.76005
フロア:5
ステップS2414において、経路情報出力手段734は、ユーザの所持する無線端末122の位置(現在地)から、目的地情報(目的地の位置情報)の表す位置(目的地)までの経路を特定し、その経路情報を、表示装置132へと出力する。本実施例においては、図19に示されるような経路情報が出力される。
102 位置情報管理サーバ
120、122 無線端末
140、142、144、146 通信装置
160 ゲートウェイ
700 位置情報格納手段
702 測位信号送信手段
704 測位信号受信手段
706 位置情報取得手段
708 識別情報格納手段
710 位置情報送信手段
712 中継手段
714 通信変換手段
716 位置情報受信手段
718 位置情報格納手段
720 端末情報格納手段
722 位置情報取得手段
724 通信装置情報格納手段
726 端末位置監視手段
728 誘導手段
730 表示装置探索手段
732 目的地情報読込手段
734 経路情報出力手段
736 目的地情報設定手段
740 目的地情報格納手段
Claims (9)
- 無線端末及び表示装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記無線端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報が、前記表示装置との距離が所定の距離以下である第一の位置を表す場合に、前記無線端末に関連付けられた目的地情報を読み込む読込手段と、
前記第一の位置から、読み込まれた前記目的地情報の表す目的地への経路情報を前記表示装置に出力する出力手段と、
前記位置情報が、予め定められた案内領域である第二の位置を表す場合に、該位置情報が表す位置から、前記表示装置が属する位置までの経路上に配置された照明装置を点灯させる誘導手段と、
を有する、情報処理装置。 - 前記照明装置は、前記無線端末が前記第二の位置に一定時間留まった場合に点灯する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第二の位置は、他の領域とは区別可能なように設けられた前記案内領域を表す位置であり、
前記照明装置は、前記案内領域に設置される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記位置情報が、予め定められた駐車領域である第三の位置を表す場合に、該位置情報を、目的地情報として前記無線端末に設定する設定手段
をさらに有する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段によって設定される前記目的地情報は、前記無線端末が前記第三の位置に一定時間留まった場合に設定される、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記第一の位置は、前記表示装置の属する位置か、又は該位置の近くの位置である、
請求項1乃至5何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記位置情報は、前記無線端末が、通信装置から受信した測位信号を用いて取得した位置情報である、
請求項1乃至6何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記位置情報取得手段は、前記通信装置の中継手段を介して、前記無線端末から送信された前記位置情報を取得する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 無線端末及び表示装置と通信可能な情報処理装置で実行される情報処理方法あって、
前記無線端末の位置情報を取得する位置情報取得段階と、
前記位置情報が、前記表示装置との距離が所定の距離以下である第一の位置を表す場合に、前記無線端末に関連付けられた目的地情報を読み込む読込段階と、
前記第一の位置から、読み込まれた前記目的地情報の表す目的地への経路情報を前記表示装置に出力する出力段階と、
前記位置情報が、予め定められた案内領域である第二の位置を表す場合に、該位置情報が表す位置から、前記表示装置が属する位置までの経路上に配置された照明装置を点灯させる誘導段階と、
を有する、情報処理方法。
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