JP6078720B2 - 配管装置 - Google Patents

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本発明は、配管に取り付けられる配管装置に関するものである。
洗面ボウルや浴槽、水道等、水を使用する設備に対して、排水や水道水等を下流側へ排出する為の配管が備えられている。
前記配管の内、配管内に排水が進入する配管系においては、単純に配管を下水側へと繋ぐと、下水側より排水や臭気、害虫等が配管内部を逆流し、屋内に侵入してしまう。その為、配管の途中に、下水側からの臭気や害虫の逆流を防ぐ為の、排水トラップや逆流防止弁と呼ばれる逆流防止機構を有する配管装置が接続されている。以下に従来よく知られた排水トラップ及び逆流防止弁を使用した配管装置を、図面を参照しつつ説明する。
図18に示した排水トラップによって逆流防止機構を形成する配管装置は、主に洗面ボウル等に接続される配管系に使用されるものである。
上記配管装置は管体を垂下させた第一の下り部と、前記第一の下り部の方向を反転させて上方へ鉛直に延びる登り部と、更に管を反転させて再び垂下する第二の下り部より構成され、且つそれぞれが連結している。また、第一の下り部、登り部、第二の下り部はそれぞれ平行に形成されている。排水機器等を使用し、配管装置に排水が流れると、前記円弧部分に、「封水」と呼ばれる排水の溜まり部分が形成される。この封水によって、管内の流路が排水によって封じられ、下水側からの臭気、及び害虫等の逆流を防ぐ。
又、商業用冷凍機や大型の空調設備等においても、使用によってドレン水が発生する為、当該ドレン水を下水側へ排出する為の配管が備えられている。
図19に示した逆流防止弁によって逆流防止機構を形成する配管装置は、主に上記の様な使用によってドレン水が発生する設備機器に接続される配管等に使用されるものである。
上記配管装置は、上下に開口を有する弁ケースと、当該弁ケース内部に収納固定される弁体より構成される。当該配管装置においては、弁ケース内に排水が流れた際には弁体が上下方向に動き、開弁されて排水を下流へと導くが、排水が流れていない状態においては、弁体が自重によって閉弁し、弁ケース内の流路を略密閉状態にする。即ち、逆流防止弁においては弁体の閉塞によって下流側からの排水や臭気、及び害虫の逆流を防ぐ。
又、洗面ボウル等の槽体においては、使用によって、排水と同時に毛髪や砂、コンタクトレンズ等の異物が配管に進入することがある。その様な配管には上記逆流防止機構を有する配管装置の他、異物を下水側へと排出しないよう、異物を捕捉する集積機構を有する配管装置が設けられる。
図20に示した目皿部材を有する配管装置は、主に洗面ボウルに接続される配管系に使用されるものである。
上記配管装置は排水を通過させる通水部分と、異物を捕捉する捕捉部分とから構成され、上流側より排水が流入した際、液体のみを通水部分より下流側へと排出し、異物を捕捉部分において捕捉し、下流側配管の詰まり等を防ぐ。
又、給水側の配管系においては、浄水機構を有する配管装置等が取り付けられる。
図21に示した浄水器は、蛇口に直接接続する蛇口直結型浄水器である。当該浄水器はフィルター部を備えており、上流側から浄水器に流入した水道水を前記フィルター部によって濾過することによって浄水を行う。
特開2006−316472号公報 特開2003−207062号公報 特開2010−138539号公報 特開2011−200816号公報
しかし、上記の様な配管装置においては、長期間の使用によって装置内部に汚れが堆積し、流量の減少や、異臭が発生するなどの問題が生じていた。
そこで、当該問題に対し、上記の様な配管装置においては、一般の使用者が清掃やメンテナンス(以下、「清掃等」)を行う際には当該配管装置を取り外す等してから清掃等を行っていた。しかし、段落0004において記載した配管装置には封水を形成する部分に清掃用のキャップが設けられているが、当該キャップを外して清掃等可能な範囲は極僅かであり、十分な清掃を行う為には上流側・下流側の配管との接続を解除しなければならず、非常に煩雑であった。又、一度外した排水トラップを漏水が生じない様に再び配管と接続することは非常に困難であった。
又、段落0006において記載されている配管装置においては、そもそも施工後には弁体のみを弁ケースより取り外すことができず、十分な清掃等を行うことが不可能であった。その為、段落0006において記載されている配管装置においては、弁ケース自体を排水縦管から取り外し、新規のものと交換するしかなかった。
段落0008において記載されている配管装置においては、目皿部材の着脱は可能であるものの、目皿部材と配管の間には隙間があり、当該隙間に異物等が堆積することがある。当該堆積時に目皿部材の抜脱を行うと、異物等によって管内に傷が生じる。又、前記異物等の堆積により取り外すことが困難となる場合があった。
段落0010において記載されている配管装置においては、フィルター部分がカートリッジに内蔵されている為、浄水装置を交換する際においてはカートリッジごと交換する必要があった。
そこで、本発明は、清掃/交換が必要である部分のみ取り外すことが可能且つ容易であり、且つ清掃性の良い配管装置を提供すると共に、清掃等を行った後に再度取り付ける際、漏水の生じない配管装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、配管に取り付けられる配管装置であって、
前記配管装置は、上流側端部及び下流側端部及び側方に開口を有する管体である接続部材と、
ロック機構を備えた固定部及び機構部を有する挿入部材より構成され、
前記上流側端部及び下流側端部の少なくとも一方の開口は配管と接続し、
前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入され、
前記挿入部材と前記接続部材は、それぞれ前記挿入部材の挿入方向に対して傾斜している傾斜面を有し、
接続部材はガイド部を有し、
機構部はガイド部に当接する被ガイド部を有し、
接続部材内部に挿入部材が収納固定される際、前記挿入部材と接続部材が前記傾斜面によって接近し、圧接すると共に、
ガイド部と被ガイド部によって、
接続部材の当接面と挿入部材の被当接面が離間することを防止することを特徴とする配管装置である。
請求項2に記載の発明は、前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入された際、機構部又は機構部と接続部材により下水側からの逆流を防止する逆流防止機構を形成することを特徴とする請求項1に記載の配管装置である。
請求項3に記載の発明は、前記逆流防止機構が逆流防止弁であることを特徴とする請求項2に記載の配管装置である。
請求項4に記載の発明は、前記逆流防止機構が排水トラップであることを特徴とする請求項2に記載の配管装置である。
請求項5に記載の発明は、前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入された際、機構部又は機構部と接続部材により上流側の配管からの毛髪や厨芥等のゴミを集積する集積機構を形成することを特徴とする請求項1に記載の配管装置である。
請求項6に記載の発明は、前記ロック機構が回転ロック機構であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管装置である。
請求項7に記載の発明は、前記ロック機構が螺子部によるロック機構であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管装置である。
請求項8に記載の発明は、記挿入部材の固定部と機構部は回動可能に連結しており、
当該固定部及び機構部は、前記接続部材の側方に設けられた開口に挿入固定される際、点接触、若しくは線接触することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の配管装置である。
請求項1に記載の発明によれば、接続部材の当接面及び挿入部材の被当接面が、それぞれ前記挿入部材の挿入方向に対して傾斜している為、挿入部材を側方から挿入するだけで前記当接面が圧接し、接続部材と挿入部材が水密に封止される。尚、請求項1における「管体」とは「内部に流路を有する管」のことである。
又、請求項1における「側方に開口を有した」とは「上流側端部及び下流側端部以外の箇所において開口を有する」という意であり、例えば上流側開口の軸方向に対して斜方に設けられた開口であっても「側方」に設けられた開口である。
請求項2乃至請求項5の記載によれば、機構部が有する機構を明確にすることが可能であると共に、挿入部材の抜脱によって機構部の清掃を容易に行うことが可能となる。
請求項6及び請求項7の記載によれば、ロック機構の構造を明確にすることが可能である。
請求項8に記載によれば、前記機構部及び固定部材が点接触若しくは線接触する為、機構部若しくは把持部が回動する際、摩擦による抵抗が減じられ、スムーズな回動が可能になる。又、前記機構部と把持部が回動可能に連結している為、取り付けの際に機構部の向きを合わせることが容易になる。又、配管装置全体を小型化することができる。
本発明の第一実施形態を示す配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係る接続部材を示す側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係る接続部材を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係る機構部を示す側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係る機構部を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る固定部を示す側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係る固定部を示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係る配管装置を示す分解側面断面図である。 本発明の第二実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第三実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第四実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第五実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第六実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第七実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第八実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第九実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第十実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 本発明の第十一実施形態に係る配管装置を示す側面断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の配管装置を説明する、尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にする為のものであり、これによって本発明が制限して理解されるものではない。又、特に断りの無い限り、図1の設置状態を基準として上下左右を説明する。
尚、各実施形態において、前の実施形態の説明の際説明したものや図面より明らかである等、改めて説明する必要の無い構造については、番号の記載を省略する。
以下に本発明の第一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図8に記載の本発明の第一実施形態における配管装置1は、潜熱回収型給湯器や空調機器等の、使用によりドレン水を排出する機器に連結されている配管や、洗面ボウル、シンク等の使用により排水が排出される槽体等に接続される。
本発明の配管装置1は図1に示すように、接続部材2と、挿入部材8と、逆流防止弁16を有し、上流側に配管200と接続し、下流側に配管201と接続している。又、前記配管200は、使用時においてドレン水が発生する排水機器(図示せず)と接続している。
接続部材2は、図2及び図3に示すように、上下端及び側面に開口3a、開口3b、開口3cを有する略筒状の管体であって、内部に後述する挿入部材8及び逆流防止弁16を収納する収納室7を有する。前述の通り、接続部材2の上端に設けられた開口3aは上流側の配管である配管200(図2においては図示せず)と接続し、接続部材2の下端に設けられた開口3bは下流側の配管である配管201(図2においては図示せず)と接続する。又、接続部材2の側方に設けられた開口3cは収納室7の側面より開口し、後述する挿入部材8を挿入固定する為の開口であり、内周に突部4が複数個、本実施形態においては4箇所設けられている。
収納室7は前記開口3cと連続し、上部(上流側)に傾斜面である当接面5を有し、当接面5のやや下方(下流側)にガイド部6を有している。
前記当接面5は、接続部材2に後述する挿入部材8が開口3cより挿入された際、後述する機構部10の被当接面12及び被当接面12に敷設されたパッキン15と当接する。尚、当接面5は、後述する挿入部材8が挿入される方向及びガイド部6に対して傾斜している傾斜面である。
ガイド部6は収納室7の内周に設けられた段状部であって、前記挿入の際には、ガイド部6と後述する機構部10の対応する被ガイド部14が当接し、挿入方向をガイドすると共に、機構部10が被当接面12より離間しないように下方より機構部10を支える。
挿入部材8は図1に示すように、別体である機構部10と固定部21より構成され、前述した接続部材2の開口3cより略水平に挿入され、後述する逆流防止弁16を接続部材2の内部に収納固定する。
機構部10は、図4及び図5に示すように、係合部11、被当接面12、フランジ13、被ガイド部14、逆流防止弁16を有し、内部に排水流路が貫通している。又、被当接面12にはパッキン15が敷設されている。
係合部11は、機構部10の側方に設けられており、図5に示すように略円形であるが、図4に示すように、周縁に比べて、中心はやや窪んでいる。
被当接面12は図5に示すように、機構部10の上面(上流側)であって、パッキン12が敷設されている。又、被当接面12は図1に示すように前記接続部材2の当接面5に対応するように、収納固定部8の挿入方向に対して傾斜している傾斜面である。従って、当該傾斜している被当接面12に敷設されているパッキン15も同様に挿入方向に対して傾斜している。
被ガイド部14は前記被当接面12の反対側の面であって、挿入部材8が前記接続部材2に挿入された際、接続部材2のガイド部6と対応する部分である。
フランジ13は機構部10の下方(下流側)に設けられており、後述する逆流防止弁16が嵌着される。
逆流防止弁16はシリコン等の可撓性を有する材質から成る。又、逆流防止弁16は内部に排水流路を有する略円筒形状であり、下流側端部に開閉機能を有する開閉部17を備え、他端に前記フランジ13と嵌着する取付部18を備えている。
開閉部17は円筒の一端を押し潰し、軸上で重ね合わせた形状をしており、内部より圧力が付与されない限りにおいて閉塞している。従って、上流側から開閉部17に向けて排水が流れる際には、該排水の圧力により開閉部17が押し広げられて、開閉部17の閉塞が解除される。一方、排水が流れていない状態においては、開閉部17は閉塞されており、逆流防止弁16は当該閉塞によって、下流側からの排水や臭気、害虫等の逆流を防ぐことができる。
取付部18は、上方(上流側)に設けられており、外周及び内周が拡径している部分を有する。取付部18は前記フランジ13と嵌着し、当該嵌着の際には、前記取付部18の拡径部分に前記フランジ13が配置される為、排水の流勢による抜脱が防止される。
固定部21は図6及び図7に示すように、ツマミ22、爪部23、回転ロック機構24、パッキン26を有する略円筒状の部材である。
爪部23は前記機構部10の係合部11と係合する爪状部であって、端部がテーパ状となっており、末部において返しを有する。又、爪部23は、本実施形態において等間隔に4箇所設けられている。
回転ロック機構24は、図7に示すように、前記接続部材2に設けられた突部4の幅よりも多少幅広な幅を有するテーパ部分を固定部21の外周に延設されている。又、当該テーパ部分の末端には壁25が設けられており、一定の角度以上回転することは出来ない。
パッキン26は前記爪部23の外周近傍に環状に設けられており、接続部材2に挿入部材8が収納固定された際に漏水が生じない様、開口3cを水密に封鎖する。
本発明の配管装置1は以下のように組み立てられる。
まず、機構部10の係合部11を固定部21の爪部23と係合させ、機構部10と固定部21を連結させる。当該係合に際し、爪部23は端部がテーパ状となっている為、係合部11を爪部23に押し当てて力を加えると、爪部23が周方向外側に撓み、係合部11と係合する。又、前述の通り、爪部23は返しを有する為、一度係合した係合部11と爪部23は、係合の際よりも大きな力が加わらない限りにおいて係合が解除されない。
尚、当該係合により機構部10と固定部21は連結するが、爪部23は4箇所で係合部11の抜脱、及び上下左右への移動を防止するに過ぎず、機構部10と固定部21は回動可能となっている。
又、係合部11は前述の通り略円形であるが、周縁に比べて中心がやや窪んでいる為、係合部11と固定部21は係合部11の周縁で線接触するのみであって、面接触してはいない。従って、前記回動の際に発生する摩擦を減らすことが出来、スムーズな回動が可能となる。
そして、上記逆流防止弁16を取り付けた挿入部材8を接続部材2へと挿入する。
尚、当該挿入の際は図8に示すように、接続部材2の開口3cより略水平であって、開口3cの軸方向より挿入部材8を機構部10側より接続部材2へと挿入する。
接続部材2の突部4が回転ロック機構24に到達するまで挿入した後、ツマミ22を回転させることによって、回転ロック機構24が機能し、挿入部材8が接続部材2に挿入され、収納固定される。
尚、回転ロック機構24は螺合力によって固定を行う機構である為、回転運動を直線運動へと変換する特性を有する。従って、ツマミ22を回転させている際にも、挿入部材8はガイド部6に従って接続部材2奥部に向けて略水平に移動し、より強固に固定及び当接部5及び当接部12(パッキン15)の圧接が行われる。
又、当該回転ロック機構24によれば、ねじによる螺合よりも少ない回転角度によって部材を固定することが可能になると共に、雌ねじ部分を形成する必要がない為、成型が容易となる。
又、機構部10と固定部21は回動可能に連結している為、螺合時に固定部21の回転は機構部10及び逆流防止弁16に伝達しない。従って、機構部10及び逆流防止弁16が固定部21と供回りすることはない。即ち、挿入部材8の挿入の際の位置合わせが容易になると共に、機構部10及び逆流防止弁16の回転スペースを接続部材2の内部に設ける必要が無く、省スペース性に優れている。
接続部材2の当接面5、および機構部10の被当接面12がそれぞれ挿入方向に対して傾斜している傾斜面として形成されている為、挿入部材8が接続部材2に挿入される際、挿入方向(略水平方向)に加えた力の一部が当該傾斜によって上方向(天方向)への力へと変換され、当接面5と被当接面12(パッキン15)が圧接されて水密状態となる。
従って、本発明の第一実施形態においては、回転ロック機構24によって、ツマミ22に加えられた回転力を水平方向へと加わる直線力へと変換し、更に傾斜面である当接面5及び被当接面12によって天地方向へと加わる直線力へと変換される。
又、当該挿入の際、接続部材2のガイド部6が機構部10の被ガイド部14と当接している為、被当接面12に下方向の力が働いても、当接面6と被当接面12(パッキン15)が離間することはない。
又、前述の通り、係合部11と固定部21は係合部11の周縁で線接触するのみであって、面接触してはいない為、ツマミ22の回転時の摩擦を減らすことが出来る。
配管装置1の上流側に接続された排水機器や槽体よりドレン水や排水(以下、「ドレン水等」)が生じた際は、接続部材2の開口3aに接続された配管200内を通り、配管装置1の開口3a、機構部10及び機構部10の逆流防止弁16、開口3bを通り、開口3bに接続された下流側の配管201より下水側に排出される。
即ち、上記排水の際においては、接続部材2の側方に設けられた開口3cには排水は流入しない。
又、上記排水の際、逆流防止弁16の取付部18側より逆流防止弁16内に進入したドレン水等は、逆流防止弁16内部より開閉部17に水勢による圧力を与え、開閉部17を押し広げる。この時、逆流防止弁16は一時的に開弁状態となり、逆流防止弁16内部に進入したドレン水等は開閉部17を通過し、開口3b、下流側の配管201へと流れる。
排水機器や槽体よりドレン水等の排出が終了すると、逆流防止弁16内部より開閉部17へ付与されていた圧力が減少し、開閉部17は再び閉弁状態となる。
逆流防止弁16は当該閉弁状態において、下流側より圧力が付与されたとしても開弁状態とは成らず、当該閉弁によって、下流側からの排水や臭気、害虫等の逆流の進入を防止する。
即ち、本発明の第一実施形態の配管装置1においては、挿入部材8を接続部材2の内部に挿入し、収納固定することによって、下流側からの排水や臭気、害虫等の逆流の進入を防止する逆流防止機構を形成する。
本発明に第一実施形態において接続される配管は天地方向に続く排水縦管であったが、本発明の配管装置は排水縦管のみに接続されるものに限られるものではなく、床下排水等に使用される排水横管に接続されていても良い。
又、本発明の第一実施形態においては、逆流防止機構を形成する部材として逆流防止弁16を採用したが、本発明に採用される逆流防止機構を形成する部材は逆流防止弁に限られるものではない。
例えば、図9に示す本発明の第二実施形態における配管装置28のように、逆流防止機構として逆流防止弁の代わりに、内部に封水を形成する排水トラップ29を採用しても良い。
本発明の第二実施形態に係る配管装置28は、内部に「封水」と呼ばれる排水が貯留される部分を有する排水トラップ29を内部に収納する。
排水トラップ29は、外観視略円筒状であり、内部に流路が狭まりつつ降下する第一の下り部と、前記第一の下り部の方向をほぼ反転させて上方へと上昇する登り部と、更に流路を略反転させて再び降下する第二の下り部を有しており、内部の流路が略S字状に形成された封水式排水トラップである。排水トラップ29は、上流側に排水の流入口30を備えており、又、下流側には流出口31を備えている。流入口30は排水流路の常に上流側に常に配置され、その径は排水トラップ29の外径と略等しい。一方、流出口31は排水流路の下流側に常に配置され、その径は流入口30に比べて小径である。
又、上記排水トラップ29は第一の下り部と登り部の間において封水を形成し、当該封水によって、臭気、害虫等の逆流を防止する逆流防止機構を形成する。尚、逆流防止弁が臭気や害虫類の逆流と共に排水の逆流も防止するのに対し、排水トラップは臭気や害虫類の逆流は防止するが、排水の逆流を防ぐことは必ずしも必須の要件ではない。実際に、第二実施例の排水トラップには臭気や害虫類の逆流を防止する機能はあるが、排水の逆流を防止する機能はない。このため、第一実施例の逆流防止弁を排水トラップとして使用することは可能であるが、第二実施例の排水トラップを逆流防止弁として使用することはできない。
尚、上記本発明の第二実施形態のように、逆流防止機構を形成する為に排水トラップを採用した場合においても、配管装置が接続される配管は天地方向に続く排水縦管に限られるものではない。
例えば、図10に示す本発明の第三実施形態に係る配管装置33は、排水横管に取り付けされる。
本発明の配管装置33は、上流側開口35aに横管である配管300と接続し、下流側開口35bに同じく横管である配管301と接続している。又、配管装置33の側方(図10における上方)には挿入部材40が挿入される為の開口35cが設けられている。
本発明の配管装置33においては、挿入部材40の機構部41に上限筒42が一体に設けられている。当該上限筒42は、挿入部材40が接続部材34の傾斜面である当接面36と水密に圧接した際において、上流側から排出された排水の流路を下方へと屈折させる流路を有する。即ち、上流側配管300から排出された排水は上限筒42内を通り、接続部材34の収納室37内部に貯留され、封水を形成する。収納室37より溢れた排水は配管301を通り、下流側へと排出される。
尚、収納室36の底面には上方に向けて隆起したガイド部38が形成されており、挿入部材40の挿入の際において前記上限筒42の下流側とガイド部38が当接する為、当該挿入方向をガイドすると共に圧接の際に上限筒42が当接面36より離間することを防ぐ。
即ち、本発明の第三実施形態においては、挿入部材40が接続部材34に挿入され、上限筒42が接続部材34と水密に圧接されることによって、配管装置33全体が排水トラップとして機能し、臭気、害虫等の逆流を防止する逆流防止機構を形成する。
又、上記本発明の第一乃至第三実施形態においては、機構部又は機構部と接続部材により下水側からの逆流を防止する逆流防止機構を形成したが、本発明の配管装置は逆流防止機構を形成するものに限られるものではない。
例えば、図11に示す本発明の第四実施形態における配管装置44は、挿入部材47の機構部45に目皿49を有し、当該目皿49によって、異物の集積機構を形成する。
前記目皿49は排水に含まれる異物を捕捉する捕捉部50と、排水を下流側へと通過させる通過孔51を有する。又、本発明の第四実施形態において、前記通過孔51は複数個設けられている。
従って、上流から排出された排水は通過孔51を通過して下流側へと排出されるが、ゴミやコンタクトレンズ等の異物は捕捉部50によって捕捉され、下流側の配管の詰まり等を防止する。
配管装置44の接続部46及び機構部48はそれぞれ挿入部材47の挿入方向に対して傾斜する傾斜面である当接面46、被当接面52を有し、当該当接面46と被当接面52は水密に圧接する。
上記実施形態においては、傾斜面である当接面と被当接面を有し、目皿部材を容易に脱着可能とし、異物の清掃性が向上すると共に、目皿部が水密に固定される為、目皿部の外周より異物が通過することが無く、捕捉部による異物の捕捉効果が向上する。
又、本発明の第一乃至第四実施形態において、挿入部材に設けられたロック機構は回転ロック機構であったが、本発明に採用されるロック機構は回転ロック機構に限られるものではない。
例えば、図12に示す本発明の第五実施形態における配管装置53の様に、ロック機構が接続部材54に設けられた開口55a、55b、55cの内、側面に設けられた開口55cの内周に設けられた雌ねじ56と挿入部材58外周に設けられた雄ねじ59との螺合によるものでも良い。当該雄ねじと雌ねじによる螺合によれば、回転ロック機構による螺合よりも強力な締め付けを行うことが可能となり、漏水防止効果が向上する。
又、本発明の第一乃至第五実施形態においては、機構部の係合部と固定部は当該係合部の周縁で線接触することによって回動の際の摩擦を減らしていたが、本発明の係合部と固定部の接触構造はこれに限られるものではない。
例えば、図13に示す本発明の第六実施形態における配管装置61のように、係合部62に複数個の突部63を設けることによって、係合部62と固定部64を点接触させても良い。又、当然に、本発明においては突部63の設けられている数、及び場所を上記実施形態に限定するものではなく、前記突部63が固定部64側に設けられる等、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能である。
又、本発明の第一乃至第六実施形態においては、それぞれ螺合力によって挿入部材を固定していたが、本発明に採用されるロック機構は螺合力を利用したものに限られるものではない。
例えば、図14に示す本発明の第七実施形態における配管装置65のように、接続部材66に設けられた係合爪67と挿入部材69に設けられた被係合孔70との係合によるロック機構であっても良い。又、当然に、係合爪67が挿入部材69側に、被係合孔60が接続部材66側に設けられる等、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能である。
又、本発明の第一乃至第六実施形態においては、挿入部材の機構部と固定部が別体であったが、上記第七実施形態における挿入部材69のように機構部と固定部が一体(一つの部材)であっても良い。
又、本発明の第一乃至第七実施形態においては、傾斜面及びガイド部が上流側に設けられていたが、本発明の傾斜面及びガイド部は上流側に設けられるものに限られるものではない。
例えば、図15に示す本発明の第八実施形態における配管装置74のように、収納室77の下流側に傾斜面である当接面76及びガイド部78が設けられていても良い。尚、第八実施形態においては、前記当接面76及びガイド部78に対応する挿入部材80の被当接面82及び被ガイド部84も下流側に設けられている。
又、本発明の第一乃至第八実施形態においては、傾斜面は当接面として形成されていたが、本発明の傾斜面は全て当接面として形成されるものに限るものではない。
例えば、図16に示す本発明の第九実施形態における配管装置88のように、ガイド部93が挿入部材95の挿入方向に対して傾斜して形成される傾斜面として設けられ、当接面91は挿入方向に対して略平行に形成されていても良い。
又、本発明の第一乃至第九実施形態においては、配管装置の上流側に接続される配管と下流側に接続される配管の方向は略同一であり、排水の流路を湾曲させるものではなかったが、本発明の配管装置は上記配管系にのみ接続されるものではない。
例えば、図17に示す本発明の第十実施形態における配管装置96のように、上流から流入した排水を側方へと排出する構造であっても良い。
又、この図17に示す本発明の第十実施形態においては、機構部98が所謂ボトルトラップの一部として備えられ、挿入部材99を接続部材97に挿入することでボトルトラップを形成する。
又、本発明の第一乃至第十実施形態においては、各配管装置はそれぞれ排水設備に係る配管に接続されていたが、本発明の配管装置は上記配管系にのみ接続されるものではない。即ち、本発明における配管装置は排水設備に係る配管以外に、給水設備に係る配管系にも利用することが可能である。
例えば図18に示す本発明の第十一実施形態における配管装置100は、蛇口等の給水設備機器に接続される装置であって、上流から流入する水道水等を濾過し、飲料用の水へと浄水する浄水装置である。
本実施形態における配管装置100は挿入部材108の機構部110において、浄水機構を有する浄水部111が設けられており、当該浄水部111によって水道水の濾過を行う。
又、配管装置100は上流側開口103aに図示しない切換装置と接続する。当該図示しない切換装置は蛇口に直接取り付けられ、浄水装置への水道水の流入を制御する装置である。一方、配管装置100の下流側開口103bは浄水した水道水が流出する流出口であって、配管等は接続されてはいない。
又、本発明の第一乃至第十実施形態においては、各配管装置は上流側の開口及び下流側の開口のどちらにも配管が接続されていたが、本発明の配管装置はこれに限られるものではなく、上記配管装置100のように、下流側には配管が接続されていなくとも良い。又、当然に、下流側のみ配管が接続されるような構造の配管において採用しても良い。
1,28,33,44,53,61,65,74,88,96,100 配管装置
2,34,45,54,66,101 接続部材
3,35,55,103 開口
5,36.46,52,76,91 当接面
6,38,78,93 ガイド部
7,37,77 収納室
8,40,47,58,69,80,95 挿入部材
10,48,110 機構部
11,62 係合部
12,52,82 被当接面
14,84 被ガイド部
16 逆流防止弁
21,64 固定部
24 回転ロック機構
29 排水トラップ
49 目皿
56 雄ねじ
59 雌ねじ

Claims (8)

  1. 配管に取り付けられる配管装置であって、
    前記配管装置は、上流側端部及び下流側端部及び側方に開口を有する管体である接続部材と、
    ロック機構を備えた固定部及び機構部を有する挿入部材より構成され、
    前記上流側端部及び下流側端部の少なくとも一方の開口は配管と接続し、
    前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入され、
    前記挿入部材と前記接続部材は、それぞれ前記挿入部材の挿入方向に対して傾斜している傾斜面を有し、
    接続部材はガイド部を有し、
    機構部はガイド部に当接する被ガイド部を有し、
    接続部材内部に挿入部材が収納固定される際、前記挿入部材と接続部材が前記傾斜面によって接近し、圧接すると共に、
    ガイド部と被ガイド部によって、
    接続部材の当接面と挿入部材の被当接面が離間することを防止することを特徴とする配管装置。
  2. 前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入された際、機構部又は機構部と接続部材により下水側からの逆流を防止する逆流防止機構を形成することを特徴とする請求項1に記載の配管装置。
  3. 前記逆流防止機構が逆流防止弁であることを特徴とする請求項2に記載の配管装置。
  4. 前記逆流防止機構が排水トラップであることを特徴とする請求項2に記載の配管装置。
  5. 前記挿入部材は前記接続部材の側方の開口より挿入された際、機構部又は機構部と接続部材により上流側の配管からの毛髪や厨芥等のゴミを集積する集積機構を形成することを特徴とする請求項1に記載の配管装置。
  6. 前記ロック機構が回転ロック機構であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管装置。
  7. 前記ロック機構が螺子部によるロック機構であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の配管装置。
  8. 前記挿入部材の固定部と機構部は回動可能に連結しており、
    当該固定部及び機構部は、前記接続部材の側方に設けられた開口に挿入固定される際、点接触、若しくは線接触することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の配管装置。
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