JP6077825B2 - 液体混合装置、および液体混合方法 - Google Patents

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本発明は液体混合装置および液体混合方法に係り、特に原料液と水とを計量、混合して、所定濃度の製品規格液を送り出すブレンダーと、ブレンダーからの製品規格液に脱気処理、滅菌処理等の後処理を行う液体後処理装置とを備え、あらかじめ定めた濃度の原料液を含む製品規格液を製造する液体混合装置および液体混合方法に関する。
従来、飲料製造に使用する液体混合装置として図2に示すものがある。この液体混合装置200は、製品規格液として飲料を製造するものである。この例では、液体混合装置200は、シロップ等の原料液をためる原料液タンク210と、ブレンダー220と、後処理装置260としての脱気装置としての脱気タンク230および滅菌装置240とを備える。ブレンダー220は、原料液タンク210からの原料液および水タンク等の水源からの水を計量して、あらかじめ定めた所定の割合で送り出す計量送出装置221と、計量されて送出された原料液および水を混合して所定濃度の混合液である製品規格液を送り出す液体混合タンク222とを備える。
また、脱気タンク230は、液体混合タンク222からの製品規格液を脱気し、脱気後の製品規格液を送出する。また、脱気タンク230には、この脱気タンク230をバイパスするバイパス管路231が配置されている。滅菌装置240は、脱気タンク230からの脱気された製品規格液、またはバイパス管路231を経てブレンダー220から送出された製品規格液を滅菌する。この例では滅菌装置240は、バランスタンク241、滅菌用の熱交換器242、および滅菌後の製品規格液をためるアセプティックサージタンク243、熱交換器242からバランスタンク241に製品規格液を戻す戻し管路244からなる。
アセプティックサージタンク243にためられた製品規格液は、充填機250で缶やボトルに詰められる。なお、複数種の原料液を使用するときには、複数の原料液タンクを使用し、ブレンダー220は複数種の原料液と水とを混合する。
ここでバイパス管路231は、製品規格液を脱気する必要がないときに使用される。また戻し管路244は、滅菌装置240を循環運転するときに使用する。滅菌装置240の循環運転は、充填機250が停止したとき、アセプティックサージタンク243が満液になるが、滅菌装置240はシステムの都合で停止できないため行われる。
このようにして、液体混合装置200では、原料液が水で所定濃度に希釈され、脱気、滅菌され、ボトル、缶に充填されて製品とされる。
液体混合装置200において、異なる原料液を使用して、新たに異なる種類の製品規格液を製造するに際しては、液体混合装置200全体の洗浄を行う。この際、液体混合装置200の洗浄の最終的な段階では、水が洗浄液として用いられる。そして、液体混合装置200の洗浄後には、次に製造する製品規格液の濃度が低下しないようにするため、液体混合装置200内から洗浄液である水を完全に取り去る必要がある。
しかし、液体混合装置200には複雑な形状のタンクや管路が配置されているため、洗浄に用いた水を完全に取り去ることが難しい。このため、新たな製品規格液の製造に際しては、最初に液体混合装置200から送出される液体は、規格より濃度が低い薄液となる。
また、薄液は、滅菌装置240の運転開始時に発生する他、充填機250が一時的または長時間停止した場合にも発生する。
充填機250による処理工程が停止する事態は比較的頻繁に起こるが、滅菌装置240はシステムの事情により液体処理を停止することはできないため、戻し管路244によりバランスタンク241へ戻すことになる。その際、製品の種類によっては品質管理上の都合により、製品規格液のままで循環させることができないため、水を利用して循環させる必要があり、熱交換器242を製品規格液から水に切り替える。また、充填機250が再運転を開始し、滅菌装置240から再送液する場合、熱交換器242を水から製品規格液に切り替える。このような、それぞれの場合に薄液が大量に発生する。
これらの薄液は、液体混合装置200の配管中に設けた廃棄箇所、例えば脱気タンク230下流に設けた第1廃棄箇所271、またはバランスタンク241に設けた第2廃棄箇所272から廃棄することになる。
もし滅菌装置240で発生する薄液を回収したとしても、発生する薄液は調合タンクに戻すことができない。また、仮に薄液を再使用すると、次のバッチ以降にしか使用できないので、その薄液を有効利用することができない。さらに、薄液を再使用しようとした場合、製造計画に従って調整した製品規格液より多い量となってしまう。すなわち、滅菌装置240からの薄液を回収、調整して再使用しようとした場合、新たに、各種原料で調整する必要があり、この結果、製造量が当初調整した量と薄液調整した量とを合計したものとなり、製造計画した量より多く製造することになってしまうのである。
特許文献1には、薬液補充処理停止時に供給タンクに残留する所定混合比の薬液を廃棄することなく、有効に利用するための技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、混合装置は、制御部を用いてHFタンクに貯留された50%フッ化水素酸と、純水製造装置により生成された純水とを供給タンクに供給して所定の割合で混合し、供給タンクにおいて混合された混合液を供給タンクの下流側に設置された半導体製造装置に供給するものであり、この供給タンクは、混合液の液面を監視する第1液面センサ、第2液面センサ、第3液面センサ、オーバーフロー検知センサが設けられており、また、制御部は、接続されたメモリに混合装置の動作状態を判別するデータを格納し、これらのセンサ、制御部により、供給タンクの液位を監視し、供給タンク内の液体の混合比を調整するものが記載されている。
特開2001−340743公報
このように、液体混合装置では、薄液をむだにせず、また製造計画通りの製造を行えることが要望されている。
しかし、特許文献1に記載のものは、成分の異なる複数の薬液を混合することで半導体や液晶などフラットパネルディスプレイ製造プロセスに使用される混合液を作成するものであり、本発明とその適応技術分野が異なるうえ、電子的手段を使用して構成が複雑なものとなっており、本発明のように、食品製造プラントに適用される技術に容易に適用できない。
本発明はこのような課題にかんがみてなされたものであり、薄液の廃棄を防止し、かつ製造計画量通りの製造できる液体混合装置を、複雑な構成や部品を使用することなく、管路、薄液再調合タンクの増設だけの少ないコストで提供することを目的とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、水およびあらかじめ定められた量の原料液を計量しつつ混合して、前記原料液があらかじめ定められた規定濃度だけ含まれる製品規格液を排出するブレンダーと、前記ブレンダーから排出された前記製品規格液の後処理を行う後処理装置と、を備える液体混合装置において、前記製品規格液の製造中に発生する前記原料液が前記規定濃度に満たない混合液である薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して、前記製品規格液を作成する薄液再調合装置を配置したことを特徴とする液体混合装置である。
本発明によれば、製造計画に応じて原料液の使用量を定めておけば、後処理装置で発生した薄液を回収し、この薄液に原料液を混合して、製品規格液を製造できるので、薄液を破棄することなく、計画通りに製品規格液を製造できる。
同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液体混合装置において、前記ブレンダーは、前記あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量して、あらかじめ定めた割合で送り出す計量送出装置と、計量され前記原料液および前記水を混合して前記製品規格液を製造する液体混合タンクと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ブレンダーにおいて連続的に製品規格液を製造でき、液体混合装置全体して高い製造効率で製品規格液を製造できる。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の液体混合装置において、前記ブレンダーは、前記あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量して、あらかじめ定めた割合で送り出す計量送出装置と、計量され前記原料液および前記水を混合して前記製品規格液を製造する液体混合タンクと、を備え、前記後処理装置は、前記ブレンダーからの前記製品規格液を脱気する脱気装置と、前記脱気装置をバイパスするバイパス管路と、前記脱気装置からの脱気された前記製品規格液、または前記バイパス管路を経て前記液体混合タンクから送出された前記製品規格液をためるバランスタンク、前記バランスタンクからの前記製品規格液を加熱する熱交換器、および滅菌後の前記製品規格液をためるアセプティックサージタンクを備える滅菌装置と、を備え、前記薄液再調合装置は、前記液体混合タンクからの前記規定濃度に満たない薄液、前記脱気装置からの前記規定濃度に満たない薄液、および前記バランスタンクからの前記規定濃度に満たない薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して前記製品規格液を作成して前記液体混合タンク、または前記バランスタンクに送出することを特徴とする。
本発明によれば、必要に応じて製品規格液の脱気や滅菌を行うことができる他、滅菌装置のアイドル運転によって発生する薄液を有効に使用することができる。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体混合装置において、1種または複数種の原料液が、1または複数の原料液タンクにためられていることを特徴とする。
本発明によれば、1または複数種の原料液を使用した製品規格液を効率よく作成することができる。
同じく請求項5に記載の発明は、あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量しつつ混合し、あらかじめ定められた規定濃度の製品規格液を送り出す混合工程と、前記混合工程からの製品規格液の後処理を行う後処理工程と、を備える液体混合方法において、前記製品規格液の製造中に発生した前記規定濃度に満たない混合液である薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して、前記製品規格液を作成する薄液再調合工程を備えることを特徴とする液体混合方法である。
本発明によれば、製造計画に応じて原料液の使用量を定めておけば、後処理装置で発生した薄液を回収して、この薄液に原料液を混合して、製品規格液を製造できるので、薄液を破棄することなく、計画通りに製品規格液を製造できる。
同じく請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の液体混合方法において、前記薄液再調合工程は、前記後処理工程で発生した薄液に前記あらかじめ定められた量の原料液の一部を混合することを特徴とする。
本発明によれば、前記後処理工程で発生した薄液とあらかじめ定められた量の原料液の一部を混合して製品規格液とすることができるので、薄液を破棄することなく、計画通りに製品規格液を製造できる。
同じく請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の液体混合方法において、前記後処理工程は、滅菌工程を含み、前記薄液再調合工程を前記滅菌工程で発生した薄液に前記あらかじめ定められた量の原料液の一部を混合することを特徴とする。
本発明によれば、前記滅菌工程で発生した薄液とあらかじめ定められた量の原料液の一部を混合して製品規格液とすることができるので、滅菌工程の停止時に大量に発生する薄液を破棄することなく、計画通りに製品規格液を製造できる。
本発明によれば、低コストかつ簡単な構成で、製造計画に応じて原料液の使用量を定めておけば、当該原料液を使用して薄液の濃度調整を行え、製造計画量通りの製造でき、かつ廃棄する薄液がなくなり、歩留まりよい効率的な製品規格液の製造を行うことができる。
本発明の実施形態に係る液体混合装置の構成を示す模式図である。 従来の液体混合装置の構成を示す模式図である。
本発明を実施するための形態に係る液体混合装置、および液体混合方法について説明する。図1は本発明の実施形態に係る液体混合装置の構成を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る液体混合装置100は、従来の例として示した液体混合装置に、製品規格液の製造中に発生する薄液を回収して、この回収した薄液に原料液を混合して規定濃度の製品規格液を作成する薄液再調合装置である薄液再調合タンク180を設けたものである。
液体混合装置100は、シロップ等の原料液をためる原料液タンク110と、原料液タンク110からの原料液および水タンク等の水源からの水を計量して、あらかじめ定めた所定の割合で送り出す計量送出装置121と、計量されて送出された原料液および水を混合する液体混合タンク122とを備えたブレンダー120を備える。このブレンダー120により、規定濃度の原料液を含む製品規格液が連続的に製造され、排出される。
また、液体混合装置100は、後処理装置160として、液体混合タンク122からの製品規格液中の溶存酸素等を除き酸化を防止するために脱気を行い、脱気後の製品規格液を送出する脱気装置としての脱気タンク130と、脱気タンク130をバイパスするバイパス管路131と、脱気タンク130からの脱気された混合液、またはバイパス管路131を経てブレンダー120から送出された製品規格液を滅菌する滅菌装置140とを備える。製品規格液は、その仕様により、脱気を必要なものと、脱気が不要なものとがあり、脱気の有無は液体製品の仕様により選択される。
実施形態に係る液体混合装置100において、滅菌装置140は、バランスタンク141、滅菌をするため製品規格液を加熱する熱交換器142、および滅菌後の混合液をためるアセプティックサージタンク143、熱交換器142からバランスタンク141に製品規格液を戻す戻し管路144からなる。戻し管路144は、滅菌装置140が循環運転するときに使用する。この滅菌装置140の循環運転は、充填機150が停止したとき、アセプティックサージタンク143が満液になるが、滅菌装置140をシステムの都合で停止できないため行われる。
アセプティックサージタンク143にためられた製品規格液は、充填機150で缶やボトルに詰められる。
実施形態に係る液体混合装置100では、脱気タンク130からの薄液およびバランスタンク141からの薄液を回収し、この回収した薄液に原料液タンク110からの原料液を混合して所定濃度の製品規格液を製造する薄液再調合タンク180を備える。この薄液再調合タンク180には、原料液タンク110からの原料液を薄液再調合タンク180に供給する原料液供給管路181と、薄液再調合タンク180で製造した製品規格液を液体混合タンク122に送出する第1の製品規格液送出管路182と、薄液再調合タンク180で製造した製品規格液をバランスタンク141に送出する第2の製品規格液送出管路183とが接続されている。第1の製品規格液送出管路182は、製品規格液を脱気するときに使用され、第2の製品規格液送出管路183は、製品規格液を脱気しないときに使用される。
また、薄液再調合タンク180には、脱気タンク130又はバイパス管路131からの薄液を回収する第1の薄液管路184と、バランスタンク141からの薄液を回収する第2の薄液管路185とが接続されている。
なお、各管路181、182、183、184、185には、図示していないバルブおよびポンプが配置されている。バルブは必要に応じて開閉される、ポンプは必要に応じて運転、停止される。これらのバルブ、ポンプの動作制御は、図示していない制御部で集中的に行うことができる。
次に液体混合装置100の動作について説明する。通常の運転時には、ブレンダー120において、原料液タンク110にはあらかじめ定めた量の原料液が配置され、計量送出装置121で原料液と水とが計量されつつ液体混合タンク122で混合されて所定濃度の製品規格液を製造する。そして、必要に応じて脱気タンク130で脱気し、滅菌装置140で滅菌する。そして、滅菌された製品規格液は充填機150で缶やボトルに充填される。
ここで、製造する製品規格液の種類を変更して、液体混合装置100を洗浄した後、新たな製品規格液を製造するに際して、薄液が発生した場合には、ブレンダー120、脱気タンク130で発生した薄液は第1の薄液管路184で、滅菌装置140で発生した薄液は第2の薄液管路185で薄液再調合タンク180に回収される。
また、滅菌装置140が運転を開始したときに発生する薄液、充填機150が停止したとき滅菌装置140に製品規格液に代えて水をいれた場合に発生する薄液はバランスタンク141から第2の薄液管路185を介して薄液再調合タンク180に回収される。
そして、薄液再調合タンク180内において、回収した薄液に原料液タンク110からの原料液が所定濃度になるように混合される。所定濃度とされた製品規格液は、脱気が必要な場合は、第1の製品規格液送出管路182を経て液体混合タンク122に、脱気が不必要な場合は第2の製品規格液送出管路183を経てバランスタンク141に送出される。このため、薄液を廃棄する必要がない。またこのとき、原料液としては、一定量として原料液タンク110内に配置されたものの一部を使用するため、所定の原料液に対応する量の製品規格液を製造することができる。このため、計画通りに製品規格液を製造できる。
なお、上記説明した実施形態では、原料液を1種類とした場合について説明したが、原料液を2種類以上とすることができる。このように複数種の原料液を使用する場合は、ブレンダー120に接続する原料液タンクを使用する原料液の種類数に対応して増やせばよい。
100 :液体混合装置
110 :原料液タンク
120 :ブレンダー
121 :計量送出装置
122 :液体混合タンク
130 :脱気タンク
131 :バイパス管路
140 :滅菌装置
141 :バランスタンク
142 :熱交換器
143 :アセプティックサージタンク
144 :戻し管路
150 :充填機
160 :後処理装置
180 :薄液再調合タンク
181 :原料液供給管路
184 :第1の薄液管路
185 :第2の薄液管路

Claims (7)

  1. 水およびあらかじめ定められた量の原料液を計量しつつ混合して、前記原料液があらかじめ定められた規定濃度だけ含まれる製品規格液を排出するブレンダーと、
    前記ブレンダーから排出された前記製品規格液の後処理を行う後処理装置と、を備える液体混合装置において、
    前記製品規格液の製造中に発生する前記原料液が前記規定濃度に満たない混合液である薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して、前記製品規格液を作成する薄液再調合装置を配置したことを特徴とする液体混合装置。
  2. 前記ブレンダーは、前記あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量して、あらかじめ定めた割合で送り出す計量送出装置と、
    計量され前記原料液および前記水を混合して前記製品規格液を製造する液体混合タンクと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体混合装置。
  3. 前記ブレンダーは、前記あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量して、あらかじめ定めた割合で送り出す計量送出装置と、
    計量され前記原料液および前記水を混合して前記製品規格液を製造する液体混合タンクと、
    を備え、
    前記後処理装置は、
    前記ブレンダーからの前記製品規格液を脱気する脱気装置と、
    前記脱気装置をバイパスするバイパス管路と、
    前記脱気装置からの脱気された前記製品規格液、または前記バイパス管路を経て前記液体混合タンクから送出された前記製品規格液をためるバランスタンク、前記バランスタンクからの前記製品規格液を加熱する熱交換器、および滅菌後の前記製品規格液をためるアセプティックサージタンクを備える滅菌装置と、
    を備え、
    前記薄液再調合装置は、前記液体混合タンクからの前記規定濃度に満たない薄液、前記脱気装置からの前記規定濃度に満たない薄液、および前記バランスタンクからの前記規定濃度に満たない薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して前記製品規格液を作成して前記液体混合タンク、または前記バランスタンクに送出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体混合装置。
  4. 1種または複数種の原料液が、1または複数の原料液タンクにためられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体混合装置。
  5. あらかじめ定められた量の原料液、および水を計量しつつ混合し、あらかじめ定められた規定濃度の製品規格液を送り出す混合工程と、
    前記混合工程からの製品規格液の後処理を行う後処理工程と、を備える液体混合方法において、
    前記製品規格液の製造中に発生した前記規定濃度に満たない混合液である薄液と、前記あらかじめ定められた量の原料液の一部とを混合して、前記製品規格液を作成する薄液再調合工程を備えることを特徴とする液体混合方法。
  6. 前記薄液再調合工程は、前記後処理工程で発生した薄液に前記あらかじめ定められた量の原料液の一部を混合することを特徴とする請求項5に記載の液体混合方法。
  7. 前記後処理工程は、滅菌工程を含み、
    前記薄液再調合工程を前記滅菌工程で発生した薄液に前記あらかじめ定められた量の原料液の一部を混合することを特徴とする請求項6に記載の液体混合方法。
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