JP6077408B2 - 火災検出装置および火災検出方法 - Google Patents
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Description
このような太陽光発電システムが普及する一方で、太陽光発電システムに起因する火災の増加が問題となっている。太陽光パネルは、光が照射されれば、常に発電するため、太陽光パネル内の故障が火災発生につながることがある。
本発明は、所定の低融点で溶融する基材上のパターン間の断線状態、あるいは所定の低融点で溶融する被覆を備えた電線間の短絡状態をモニタすることで、パターンあるいは電線が配置されている面状の監視対象物での発熱状態を検出することを技術的特徴とするものである。なお、以下の説明では、面状の監視対象物の一例として、太陽光パネルを挙げて説明するが、その他の面状の監視対象物に対しても、同様に、安価で簡易な構成を用いて、発熱を迅速に検出することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における面状監視対象物の発熱を検知するための火災検出装置に用いられるシートの説明図である。本実施の形態1における火災検出装置に用いられるシートは、例えば、100〜200℃程度の融点を持つ基材10上に、カーボンブラックあるいはITO(インジウム−スズ酸化物)等の導電性微粒子(あるいは導電性塗料)を印刷することで形成された導電パターン20を備えて構成されている。
先の実施の形態1では、所定の低融点で溶融するシート状の低融点基材上に印刷されたパターン間の監視電圧をモニタすることで、発熱による断線を検出する場合について説明した。これに対して、本実施の形態2では、融点の低い絶縁材料の被覆を有する1組の電線21または22を使用し、監視電圧Vをモニタすることで、発熱による被覆の溶融に起因した一対の電線の短絡を検出する場合について説明する。
本実施の形態3では、制御部40により、太陽光パネルの発熱の有無を検知するための方法を、具体的な回路に基づいて説明する。なお、ここでは、先の実施の形態2における図3に示した電線21a、21bを用いる場合を例に、説明する。
(手順1)制御部40は、スイッチSW1を、a1に接続するように切り換え、スイッチSW2を、d2に接続するように切り換える。
(手順2)切り換え後、制御部40は、監視電圧Vを測定することで、a1−d2間の電線21aの導通状態をチェックすることができる。
(手順4)切り換え後、制御部40は、監視電圧Vを測定することで、b1−c2間の電線21bの導通状態をチェックすることができる。
(手順5)制御部40は、スイッチSW1を、a1に接続するように切り換え、スイッチSW2を、b2に接続するように切り換える。
(手順6)切り換え後、制御部40は、監視電圧Vを測定することで、a1−b2間の電線21aと電線21bの短絡状態をチェックすることができる。
(手順8)切り換え後、制御部40は、監視電圧Vを測定することで、c1−d2間の電線21bと電線21bの短絡状態をチェックすることができる。
本実施の形態4では、先の実施の形態1において説明した、所定の低融点で溶融するシート状の低融点基材を用いて、面状の監視対象物で異常な発熱が発生した際に、より確実に導電パターンの断裂が発生する構造について説明する。
Claims (4)
- 面状の監視対象物の発熱状態を検知する火災検出装置であって、
前記監視対象物の一面に貼付されており、所定の低融点で溶融する基材上に導電パターンが設けられたシートと、
前記監視対象物の発熱に起因して、前記シート上の前記基材が溶融することによって前記導電パターンが断線状態となることを、前記導電パターン間の電圧を監視することで検知し、前記監視対象物の発熱状態を検知する制御部と
を備え、
前記シートは、複数の穴が形成された前記基材上で、前記複数の穴の間を縫うように前記導電パターンが設けられている
火災検出装置。 - 面状の監視対象物の発熱状態を検知する火災検出装置であって、
前記監視対象物の一面に貼付されており、所定の低融点で溶融する基材上に導電パターンおよびダイオードからなる並列回路が設けられたシートと、
前記監視対象物の発熱に起因して、前記シート上の前記基材が溶融することによって断線状態となることを、前記並列回路を含む閉回路に直流電圧を印加し、前記導電パターン間の電圧を監視することで検知し、前記監視対象物の発熱状態を検知するとともに、前記断線状態を検知した場合には、前記ダイオードが導通するように前記直流電圧の極性を反転させた状態で前記閉回路の導通状態を確認し、前記閉回路の導通がない場合には、前記閉回路に含まれている前記導電パターン以外の回路が断線状態であることを検知する制御部と
を備える火災検出装置。 - 面状の監視対象物の発熱状態を検知する火災検出方法であって、
複数の穴が形成され、所定の低融点で溶融する基材上に、前記複数の穴の間を縫うように導電パターンが設けられたシートを、前記監視対象物の一面に貼付する貼付ステップと、
前記基材上に設けられた前記導電パターン間の断線状態を、前記導電パターン間の電圧を監視することでモニタする電圧監視ステップと、
前記電圧監視ステップ中に、前記導電パターン間の電圧が許容上限電圧値以上となった場合には、前記監視対象物の発熱に起因して、前記シート上の前記基材が溶融することによって前記導電パターンが断線状態になったと判断する発熱検知ステップと
を有する火災検出方法。 - 面状の監視対象物の発熱状態を検知する火災検出方法であって、
前記監視対象物の一面に、所定の低融点で溶融する基材上に導電パターンおよびダイオードからなる並列回路が設けられたシートを貼付する貼付ステップと、
前記並列回路を含む閉回路に直流電圧を印加し、前記基材上に設けられた前記導電パターン間の断線状態を、前記導電パターン間の電圧を監視することでモニタする電圧監視ステップと、
前記電圧監視ステップ中に、前記導電パターン間の電圧が許容上限電圧値以上となった場合には、前記監視対象物の発熱に起因して、前記シート上の前記基材が溶融することによって前記閉回路の一部が断線状態になったと判断する発熱検知ステップと、
前記断線状態になったと判断した場合には、前記ダイオードが導通するように前記直流電圧の極性を反転させた状態で前記閉回路の導通状態を確認し、前記閉回路の導通がない場合には、前記閉回路に含まれている前記導電パターン以外の回路が断線状態であると判断し、前記閉回路の導通がある場合には、前記導電パターンが断線状態であると判断する断線検知ステップと
を有する火災検出方法。
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