JP6075659B2 - 空調管理装置、空調管理方法、及び、プログラム - Google Patents

空調管理装置、空調管理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

この発明は、空調管理装置、空調管理方法、及び、プログラムに関する。
従来、既設の空調機をリプレイスする際、空調機にかかった負荷の実績値にかかわらず、既設の空調機が有する容量と同じ容量の最新機種に置き換えることが多かった。
例えば、既設の空調システムの設計時に、過大な容量の空調機を選定していた場合、リプレイス後の空調機は設計時よりも低負荷な状態で運転されることになるため、運転と停止とを繰り返すことにより、エネルギー消費効率の低下を招くおそれがある。従って、単純にリプレイス時に既設の空調機と同じ容量を有する空調機を選定すると、COP(Coefficient Of Performance)が低い状態が改善されないままになってしまいかねない。
このような背景から、入力された建物情報に基づいて空調機にかかる負荷を算出し、発生頻度が高い負荷におけるCOPが最大となる空調機を選定し、ライフサイクルコストの低減に役立てるとされる選定手法が存在する(例えば、特許文献1)。
特開2009−020640号公報
しかしながら、特許文献1に記載された空調機の選定方法では、一つの部屋に複数の室外機が設置される場合において、室外機の台数を増やしたり減らしたりすることが想定されていない。特にオフィスの場合には複数の室外機を用いて大空間の空調を制御することが多いため、複数の室外機がある場合において室外機の台数の変更も考慮した、省エネルギーへと繋がる空調システムを構成できることが望まれる。
また、特許文献1によれば、入力された気象条件、壁や窓の構造、在室人員、換気量等の建物情報を基に、空調機の負荷が算出される。しかしながら、建物の平面図や設計図を容易に入手可能であること、もしくは現場を調査することが前提となり、また、負荷を算出するために必要なパラメータが多いため、複雑かつ面倒であり、もっと簡便な手法が望まれる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、室外機の台数を変更することを考慮しつつ、最適な空調システムを構築できるようにする空調管理装置、空調管理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る空調管理装置は、
一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループ及び第2グループを備える空調システムから、前記室外機のそれぞれの運転状態を示す運転データを取得する取得部と、
前記第1グループに含まれる第1室外機に発生した負荷の最大値が前記第1室外機の容量以下であり、且つ、前記第2グループに含まれる第2室外機に発生した負荷の最大値が前記第2室外機の容量以下である場合に、前記第1グループと前記第2グループとを統合すべき旨の判別結果と、統合後の新たな室外機として、前記第1室外機に発生した負荷の最大値と前記第2室外機に発生した負荷の最大値との合計値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい室外機を示す情報と、を出力する出力部と、
を備える。
この発明によれば、室外機の台数を変更することを考慮しつつ、最適な空調システムを構築できるようにする空調管理装置、空調管理方法、及び、プログラムを提供することができる。
空調システムの概要構成を示す図である。 空調管理装置のハードウェア構成を示す図である。 空調管理装置の機能的な構成を示す図である。 室外機の能力と発生頻度との関係の例を示す図である。 室外機の能力と発生頻度との関係の他の例を示す図である。 二つのグループの統合を説明するための図である。 二つのグループの統合を説明するための他の図である。 一つのグループの分割を説明するための図である。 一つのグループの分割を説明するための他の図である。 室外機の能力とCOPとの関係の例を示す図である。 室外機の能力とCOPとの関係と、グループの統合を説明するための図である。 室外機の能力とCOPとの関係と、グループの分割を説明するための図である。 空調システムの構成例と、室内機の能力と発生頻度との関係を示す図である。 室内機の増設を示す図である。 解析処理を説明するためのフローチャートである。 運転データの例を示す図である。 機種リストの構成例を示す図である。 ユーザに提示される解析結果の例を示す図である。 外気温度と能力との関係の例を示す図である。
本発明の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る空調システム100の構成を示す。
空調システム100全体のうち、一つの室外機1とその室外機1に接続されている一つ以上の室内機2とから構成される部分を、一つのグループと呼ぶ。図1では、室外機1Aと室内機2A,2Bとからなる第1グループ10と、室外機1Bと室内機2C,2Dとからなる第2グループ20と、の二つのグループが存在する。
本実施形態では、一つのグループの中に一つの室外機1が含まれることとする。一つのグループに含まれる室内機2の数は二つに限定されず任意である。空調システム100に含まれるグループの数は二つに限定されず任意である。
空調管理装置50は、グループごと、あるいは室外機1ごと、もしくは室内機2ごとに、稼働時間や動作モード等、室外機1と室内機2の運転状態を示す運転データを取得し、取得した運転データを保存する。そして、空調管理装置50は、蓄積された運転データに基づいて、空調システム100の最適な構成を示す情報をユーザ(例えば空調システムの管理者)に提示する。
本実施形態の空調管理装置50は、専用の通信ネットワークを介して、各グループに含まれる室外機1から室外機1と室内機2の運転データを取得する。ただし、空調管理装置50がインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介して運転データを取得するように構成してもよい。
次に、空調管理装置50のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。
通信部201は、各グループの室外機1から運転データを受信する。
画像処理部202は、画面データを生成して表示装置に表示する。本実施形態では、空調管理装置50は、表示装置としてディスプレイ251を備える。
入力部203は、ユーザによる操作を示す信号を取得し、制御部204に入力する。
制御部204は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、空調管理装置50全体を制御する。
記憶部205は、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置を備え、空調管理装置50を制御する各種のプログラム、オペレーティングシステム(OS)、画像データ、及び、取得した運転データ等を記憶する。
次に、空調管理装置50によって行われる処理の詳細について説明する。図3に、空調管理装置50の機能的な構成を示す。
制御部204は、通信部201を制御して、室外機1の運転状態を示す運転データを室外機1から取得し、記憶部205に保存する。また、制御部204は、通信部201を制御して、室内機2の運転状態を示す運転データを室内機2から取得し、記憶部205に保存する。制御部204と通信部201が協働して、運転データを取得する取得部として機能する。記憶部205が、運転データを保存する運転データ記憶部302として機能する。
制御部204は、取得した運転データに基づいて、室外機1及び/又は室内機2によって発生した負荷とその発生頻度との関係を計算する。制御部204が、計算部303として機能する。
具体的には、制御部204は、ある期間の圧縮機周波数、冷媒の凝縮圧力、蒸発圧力、膨張弁の開度等から、室外機1の空調能力を算出し、発生した負荷とその発生頻度との関係を計算する。本実施形態では、一つのグループに室外機1が一つだけ含まれるので、一つのグループに発生した負荷が、室外機1が有する能力とみなされる。
図4に、運転データから算出された負荷(又は能力)と、発生頻度と、の関係の例を示す。図4では、N番目(Nは1以上且つ全グループ数以下の整数。)のグループを対象に、発生した負荷(単位はキロワット)と発生頻度との関係をプロットしている。なお、負荷の代わりに、定格能力に対する実行能力の比率を表す負荷率(単位はパーセント)を用いてもよい。
発生頻度が最大となるときのN番目のグループの室外機1にかかった負荷(あるいは能力)を、φP_Nと表す。発生した最大負荷(あるいは最大能力率)を、φMAX_Nと表す。
図5に、第1グループ10と第2グループ20とがある空調システム100における、各グループに発生した負荷と発生頻度との関係の例を示す。一般に、各グループがおかれる環境は異なるので、負荷と発生頻度との関係も異なる。
ここで、図6に示すように、第1グループ10に発生した最大負荷φMAX_1が第1グループ10内の室外機1Aの容量φ以下であり、且つ、第2グループ20に発生した最大負荷φMAX_2が第2グループ20内の室外機1Bの容量φ以下である場合、つまりφMAX_N≦φの場合、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20とを統合して一つのグループにすべきであると判別する。制御部204が、第1グループ10と第2グループ20を再構成すべきか否かを判別する判別部304として機能する。
そして、制御部204は、統合後の新たな室外機1として、発生した最大負荷(=φMAX_1+φMAX_2)以上の容量φを有し、且つ、エネルギー効率が良い室外機1を選定する。制御部204が、再構成後の室外機1を選定する選定部305として機能する。
また、制御部204は、画像処理部202を制御して、第1グループ10と第2グループ20を再構成すべきか否かの判別結果、及び/又は、再構成後の室外機1を示す情報を、ディスプレイ251に表示する。制御部204と画像処理部202が協働して、出力部306として機能する。なお、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20を再構成すべきか否かの判別結果、及び/又は、再構成後の室外機1を示す情報を、ディスプレイ251に表示する代わりに、空調管理装置50に接続された他のコンピュータ(図示せず)へ送信し、これらを受信したコンピュータが表示装置に表示するようにしてもよい。
容量φは、室外機1を安全に運転可能とされる負荷の上限値の目安を表す。
統合後の室外機1の容量φは、統合前の第1グループ10に発生した最大負荷φMAX_1と、統合前の第2グループ20に発生した最大負荷φMAX_2と、の合計値以上である。
エネルギー効率が良い室外機1とは、例えば、カタログに記載されている通年エネルギー消費効率(APF;Annual Performance Factor)が予め決められた基準値よりも大きい室外機1のことである。
図7に、既存の第1グループ10と第2グループ20とを統合して一つのグループとする統合例を示す。統合により、容量φの一つの室外機1Cに四つの室内機2A,2B,2C,2Dが繋げられた一つのグループが構成される。
グループを統合して室外機1を減らすことにより、空調システム100全体のメンテナンスに必要なコストを削減することができ、また、室外機1を設置するスペースを減少させることができるという効果が得られる。
一方で、図8に示すように、第1グループ10(第2グループ20でもよい)に発生した最大負荷φMAX_1が第1グループ10内の室外機1の容量φよりも大きい場合、つまりφMAX_N>φの場合、制御部204は、第1グループ10を二つに分割すべきであると判別する。そして、制御部204は、分割後の新たな二つの室外機1として、(1)発生すると予想される最大負荷φMAX_X1以上の容量φX1を有し、且つ、エネルギー効率が良い室外機1と、(2)発生すると予想される最大負荷φMAX_X2以上の容量φX2を有し、且つ、エネルギー効率が良い室外機1と、を選定する。
図9に、既存の一つのグループを分割して二つのグループとする分割例を示す。分割により、容量φX1の一つの室外機1Xに二つの室内機2A,2Bが繋げられたグループと、容量φX2の一つの室外機1Yに二つの室内機2C,2Dが繋げられたグループとが構成される。
本実施形態では、分割の際、一つのグループを二つのグループに分割することとしているが、一つのグループを三つ以上のグループに分割してもよい。
エネルギー効率が良いか否かの判別基準として、上述したAPFの代わりに、エネルギー消費効率(COP)を採用することもできる。COPは、定格冷房時又は定格暖房時の消費電力1キロワットあたりの冷房能力又は暖房能力を表す。
図10に、室外機1にかかる負荷(又は能力)とCOPとの関係の例を示す。一般に、負荷とCOPとの関係を表す曲線には最大値が存在する。N番目の室外機1のCOPが最大となるときの負荷(又は能力)を、φCOPMAX_Nと表す。
図11に、空調システム100に第1グループ10と第2グループ20とがある場合において、統合前後の各グループにかかる負荷とCOPとの関係を示す。発生した最大負荷のそれぞれが、グループ内の室外機1の容量φ,φ以下の場合、つまりφMAX_N≦φの場合、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20とを統合して一つのグループにすべきであると判別する。そして、制御部204は、統合後の新たな室外機1として、発生すると予想される最大負荷φMAX_N以上の容量φを有し、且つ、発生頻度が最大であるときの負荷φPXとCOPが最大値をとるときの負荷φCOPMAX_Xとが一致する室外機1を選定する。
一方、図12に示すように、第1グループ10(第2グループ20でもよい)に発生した最大負荷が、第1グループ10の室外機1の容量φよりも大きい場合、つまりφMAX_N≧φの場合、制御部204は、第1グループ10を分割すべきであると判別する。そして、制御部204は、分割後の二つの室外機1として、(1)発生すると予想される最大負荷φMAX_X1以上の容量φX1を有し、且つ、発生頻度が最大であるときの負荷φP_X1とCOPが最大値となるときの負荷φCOPMAX_X1とが一致する室外機1と、(2)発生すると予想される最大負荷φMAX_X2以上の容量φX2を有し、且つ、発生頻度が最大であるときの負荷φP_X2とCOPが最大値となるときの負荷φCOPMAX_X2とが一致する室外機1と、を選定する。
二つのグループを一つに統合する際、もしくは、一つのグループを二つに分割する際、発生頻度が大きい負荷におけるCOPが相対的に高い室外機1を選定することにより、省エネルギー効果が高い空調システム100の構築が可能となる。
以上の説明では、制御部204は、室外機1にかかる負荷とその発生頻度との関係に基づいて、二つのグループを統合すべきこと、もしくは、一つのグループを分割すべきことを判別したが、室外機1の代わりに室内機2に着目し、室内機2にかかる負荷(又は能力)とその発生頻度との関係に基づいて、二つのグループを統合すべきこと、もしくは、一つのグループを分割すべきことを判別するようにしてもよい。
図13に、第1グループ10が一つの室外機1Aと二つの室内機2A,2Bとで構成されており、第2グループ20が一つの室外機1Bと二つの室内機2C,2Dとで構成されている空調システム100の構成例を示す。また、図13に、室内機2Aにかかる負荷とその発生頻度との関係と、室内機2Bにかかる負荷とその発生頻度との関係を示す。
制御部204は、室内機2A,2B,2C,2Dから、それぞれの消費電力、運転モード、運転時間等の情報を含む運転データを取得し、記憶部205に記憶する。記憶部205には、室内機2A,2B,2C,2Dの運転データの履歴が蓄積される。制御部204は、記憶部205に記憶されている運転データに基づいて、各室内機2にかかる負荷とその発生頻度との関係を示す情報(典型的には図13に示すグラフ)を取得する。
室内機2Aに発生した最大負荷をφMAX_2Aと表し、室内機2Aの定格能力をφ2Aと表す。室内機2Bに発生した最大負荷をφMAX_2Bと表し、室内機2Bの定格能力をφ2Bと表す。
室内機2Aに発生した最大負荷φMAX_2Aが室内機2Aの容量φ2A以下であり、且つ、室内機2Bに発生した最大負荷φMAX_2Bが室内機2Bの容量φ2B以下の場合、つまりφMAX_N≦φの場合、制御部204は、室内機2Aと室内機2Bとを統合して一つの室内機2にすべきであると判別する。そして、制御部204は、統合後の新たな室内機2として、発生した最大負荷(=φMAX_2A+φMAX_2B)以上の容量φMAX_Xを有する室内機2を選定する。
制御部204は、各室内機2の運転データに基づいて、各室内機2に発生した最大負荷を把握し、発生した最大負荷以上の容量をもつ新たな室内機2を選定することにより、室内機2の容量不足を回避する。
一方で、既設の室内機2の容量が足りていても、各室内機2が設置されている環境によっては、空調対象の部屋の中に温度のムラが発生して快適さが低下することがある。その場合、制御部204は、室内機2の台数を増やすべきであると判別したり、室内機2の種類を変更すべきであると判別したりすることができる。
いたずらに台数を増やすと反ってコストアップになる恐れがあるため、制御部204は増設する室内機2の台数を最小限に抑える。例えば図14に示すように、制御部204は、運転データに基づいて、室内機2Aの代わりに、室内機2Aに発生した最大負荷を超えない容量を有する新たな二つの室内機2E,2Fを選定する。
また、制御部204は、室内機2の種類を変更する場合において、例えば室内機2を4方向吹出しタイプから2方向吹出しタイプに変えるといったように、異なる仕様の室内機2を選定してもよい。この際にも、制御部204は、発生した最大負荷以上の容量を有する室内機2を選定する。
このように、室内機2の台数あるいは種類を変更する場合においても、快適性の損なうことなく、またコストアップを避けつつ、省エネルギー効果が高い空調システム100の構築が可能となる。
次に、空調管理装置50によって行われる解析処理の流れについて、図15のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、空調システム100には第1グループ10と第2グループ20とが含まれるものとする。例えば、ユーザ(典型的には空調システム100の管理者)は、現在の空調システム100を診断する旨を空調管理装置50へ指示し、空調管理装置50は、空調管理装置50に蓄積された室外機1と室内機2の運転データに基づいて、二つのグループを統合すべきか否かを判別し、統合するとするならば相応しいと判別される室外機1及び/又は室内機2をユーザに提示する。
室外機1と室内機2は、測定日時、冷房や暖房等の動作モードを示す情報、消費電力等を含む運転データを、例えば10分間隔といったような定期的なタイミングで取得し、メモリに保存する。室外機1と室内機2が有するメモリには、図16に示すように、運転データの履歴が蓄積される。ある一つの測定日時において取得された運転データを、一つのレコードと呼ぶ。測定間隔が10分であれば、1時間あたり6レコードが蓄積される。
空調管理装置50の制御部204は、空調システム100に含まれる一つ以上の室外機1と一つ以上の室内機2とのそれぞれから運転データを取得し、取得した運転データを記憶部205に保存する(ステップS1501)。
例えば、空調管理装置50の制御部204は、毎日一回、予め決められた時刻に、室外機1と室内機2に運転データの送信を要求し、室外機1と室内機2は、この要求を受信すると、室外機1と室内機2が有するメモリに記憶されている運転データを空調管理装置50へ送信する。なお、空調管理装置50が室外機1と室内機2に運転データの送信を要求するタイミングは任意である。
あるいは、室外機1と室内機2は、空調管理装置50からの要求にかかわらず、予め決められた定期的なタイミングで、メモリに保存した運転データを空調管理装置50へ送信するようにしてもよい。
また、空調管理装置50の制御部204は、室外機1と室内機2によって運転データが取得されるたびに、室外機1と室内機2から運転データを取得してもよいし、例えば一日に一回だけ一日分の運転データをすべて取得するといったように、複数の運転データをまとめて取得してもよい。
なお、制御部204は、ステップS1501の処理を、図15に示す解析処理とは独立して実行するようにしてもよい。
次に、制御部204は、運転データの解析を開始するための開始条件が満たされたか否かを判別する(ステップS1502)。
開始条件は、例えば、「空調管理装置50の記憶部205に蓄積された運転データの量が、予め決められた量以上になったこと」である。制御部204は、記憶部205に記憶されている運転データのレコード数が予め決められた数以上になると、開始条件が満たされたと判別する。
開始条件は「現在日時が予め決められた日時になったこと」でもよい。制御部204は、空調管理装置50が有するタイマによって計測された現在日時が、例えば毎月一日の午前0時0分といったように、予め決められた日時になると、開始条件が満たされたと判別する。
開始条件は「ユーザから解析を開始する旨の指示が入力されたこと」でもよい。制御部204は、ユーザから入力部203に解析を開始する旨の指示が入力されると、開始条件が満たされたと判別する。この場合、ユーザは、空調システム100が最適な構成か否かの解析を任意のタイミングで指示することができる。
開始条件は「運転データが示す消費電力(単位はkW(キロワット))から計算される消費電力量(単位はkWh(キロワット時))が、予め決められた値以上になったこと」でもよい。制御部204は、運転データが示す消費電力が、運転データの取得間隔(例えば10分間)だけ継続したと仮定してその間の消費電力量を計算し、得られた消費電力量が予め決められた値以上であると、開始条件が満たされたと判別する。この場合、室外機1又は室内機2に予め決められた値以上の大きな負荷がかかると、空調システム100が最適な構成か否かが自動的に解析される。
開始条件は「室外機1又は室内機2の予め決められた期間内における稼働率が基準値以上であったこと」でもよい。制御部204は、ある期間内における室外機1又は室内機2に対応する運転データのすべてのレコード数のうち、運転データが示す運転状況が「停止」ではないレコード数が占める割合が予め決められた基準値以上であると、開始条件が満たされたと判別する。例えば運転状況として「冷房」「暖房」「停止」の三種類が定義されており、予め決められた期間を“1ヶ月”とするならば、制御部204は、直近1ヶ月間に蓄積された運転データの全レコード数に対する、運転データが示す運転状況が「冷房」「暖房」のいずれでもなく「停止」であるレコード数の割合が、予め決められた基準値(例えば80%等)以上であると、開始条件が満たされたと判別する。この場合、室外機1又は室内機2に継続的に基準値以上の負荷がかかると、空調システム100が最適な構成か否かが自動的に解析される。
開始条件は、上述したものに限定されず、任意に定義することができる。
ステップS1502において、開始条件が満たされないと判別すると(ステップS1502;NO)、制御部204は解析処理を終了する。
一方、開始条件が満たされたと判別すると(ステップS1502;YES)、制御部204は、記憶部205に記憶されている運転データを解析する(ステップS1503)。
具体的には、制御部204は、室外機1のそれぞれについて、例えば図4に示すように、発生した負荷と発生頻度との関係を求め、発生頻度が最大であるときの負荷φP_Nを判別する。
制御部204は、グループを再構成するか否か、すなわち、第1グループ10と第2グループ20とを統合すべきか否かを判別する(ステップS1504)。
具体的には、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20のそれぞれについて、発生した最大負荷φMAX_Nがグループ内の室外機1の容量φ以下か否かを判別する。例えば図1に示す空調システム100において、制御部204は、第1グループ10に発生した最大負荷φMAX_1が第1グループ10内の室外機1Aの容量φ以下か否か、及び、第2グループ20に発生した最大負荷φMAX_2が第2グループ20内の室外機1Bの容量φ以下か否かを判別する。
そして、制御部204は、第1グループ10に発生した最大負荷φMAX_1が第1グループ10内の室外機1Aの容量φ以下であり、且つ、第2グループ20に発生した最大負荷φMAX_2が第2グループ20内の室外機1Bの容量φ以下である場合、つまりφMAX_N≦φの場合、第1グループ10と第2グループ20とを統合して一つのグループにすべきであると判別する。それ以外の場合、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20を統合しなくてよいと判別する。
第1グループ10と第2グループ20とを統合すべきであると判別した場合(ステップS1504;YES)、制御部204は、統合後の新たな室外機1として、発生した最大負荷(=φMAX_1+φMAX_2)以上の容量φを有し、且つ、エネルギー効率が良い室外機1を選定する(ステップS1505)。
例えば、記憶部205には、図17に示すように、空調管理装置50が選定可能な室外機1の機種リスト1700を示す情報が予め記憶されており、制御部204は、記憶部205に記憶されている機種リスト1700を参照することにより、予め機種リストに登録された機種の中から、発生した最大負荷以上の容量φを有し、且つ、エネルギー効率が良い室外機1を選定する。
ここで、制御部204は、エネルギー効率の基準として上述のAPFを採用してもよい。そして、制御部204は、発生した最大負荷以上の容量φを有し、且つ、APFが予め決められた基準値よりも大きい室外機1を選定してもよい。
また、制御部204は、エネルギー効率の基準として上述のCOPを採用してもよい。そして、制御部204は、発生した最大負荷以上の容量φを有し、且つ、発生頻度が最大であるときの負荷φPXとCOPが最大値をとるときの負荷φCOPMAX_Xとが一致する室外機1を選定してもよい。
そして、制御部204は、例えば図18に示すようにステップS1505における選定結果をディスプレイ251に表示することにより、空調システム100の再構成をユーザに薦める旨の再構成案をユーザに提示する(ステップS1506)。
本実施形態によれば、空調システム100は、室外機1及び/又は室内機2の運転データに基づいて、発生した負荷(あるいは能力)とその発生頻度との関係に基づいて、グループを統合すべきか否かを判別し、簡便に新たな室外機1及び/又は室内機2を選定することができる。その際、ユーザは、気象条件、壁や窓の構造、在室人員、換気量等の情報を入力する必要はない。
また、本実施形態によれば、複数のグループを一つに統合する際に、既設の室外機1及び/又は室内機2に発生した最大負荷以上の容量を有し、且つ、消費エネルギーが最少となる新たな室外機1及び/又は室内機2を選定することにより、省エネルギー効果が高い空調システム100を構築することができる。
図15に示すフローチャートでは、制御部204は、ステップS1504において、二つのグループを統合するか否かを判別しているが、二つのグループを統合するか否かの代わりに、一つのグループを二つ(もしくは三つ以上)に分割するか否かを判別するようにしてもよい。
すなわち、ステップS1504において、制御部204は、第1グループ10に発生した最大負荷φMAX_1が第1グループ10内の室外機1Aの容量φよりも大きい場合、第1グループ10を二つに分割すべきであると判別する。あるいは、制御部204は、第2グループ20に発生した最大負荷φMAX_2が第2グループ20内の室外機1Bの容量φよりも大きい場合、第2グループ20を二つに分割すべきであると判別する。それ以外の場合、制御部204は、第1グループ10と第2グループ20をいずれも分割しないと判別する。
一つのグループを複数に分割する際にも、既設の室外機1及び/又は室内機2に発生した最大負荷以上の容量を有し、且つ、消費エネルギーが最少となる新たな室外機1及び/又は室内機2を選定することにより、省エネルギー効果が高い空調システム100を構築することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
ステップS1503において、空調管理装置50が解析するために十分な量の運転データを取得していない可能性がある。その場合には、制御部204は、室外機1が有する温度センサによって測定された外気温度を取得し、例えば図19に示すような外気温度と発生する負荷(又は能力)との関係に基づいて、測定された外気温度に対応する負荷を取得してもよい。運転データが少ない場合には、制御部204は、外気温度から負荷を推測して補完することにより、解析処理を行うことができる。
上記の空調管理装置50の全部又は一部としてコンピュータを動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
更に、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
以上のように、上記各実施形態によれば、室外機の台数を変更することを考慮しつつ、最適な空調システムを構築することができる。
1 室外機、2 室内機、10 第1グループ、20 第2グループ、50 空調管理装置、100 空調システム、201 通信部、202 画像処理部、203 入力部、204 制御部、205 記憶部、301 取得部、302 運転データ記憶部、303 計算部、304 判別部、305 選定部、306 出力部、1700 機種リスト

Claims (17)

  1. 一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループ及び第2グループを備える空調システムから、前記室外機のそれぞれの運転状態を示す運転データを取得する取得部と、
    前記第1グループに含まれる第1室外機に発生した負荷の最大値が前記第1室外機の容量以下であり、且つ、前記第2グループに含まれる第2室外機に発生した負荷の最大値が前記第2室外機の容量以下である場合に、前記第1グループと前記第2グループとを統合すべき旨の判別結果と、統合後の新たな室外機として、前記第1室外機に発生した負荷の最大値と前記第2室外機に発生した負荷の最大値との合計値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい室外機を示す情報と、を出力する出力部と、
    を備える空調管理装置。
  2. 記第1室外機に発生した負荷の最大値が、前記第1室外機の容量以下であり、且つ、前記第2室外機に発生した負荷の最大値が、前記第2室外機の容量以下である場合に、前記第1グループと前記第2グループとを統合すべきであると判別する判別部を更に備え、
    前記出力部は、前記判別部による判別結果を出力する、
    請求項1に記載の空調管理装置。
  3. 前記第1グループと前記第2グループとを統合すべきであると判別されると、前記統合後の新たな室外機として、前記合計値以上の容量を有し、且つ、前記エネルギー効率が前記基準値よりも大きい前記室外機を選定する選定部を更に備える、
    請求項2に記載の空調管理装置。
  4. 前記選定部は、前記統合後の新たな室外機として、前記合計値以上の容量を有し、且つ、前記第1室外機と前記第2室外機とに発生した負荷の頻度が最大であるときの負荷とエネルギー消費効率が最大値をとるときの負荷とが一致する室外機を選定する、
    請求項3に記載の空調管理装置。
  5. 一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループを備える空調システムから、前記室外機の運転状態を示す運転データを取得する取得部と、
    前記室外機に発生した負荷の最大値が前記室外機の容量よりも大きい場合に、前記第1グループを分割すべきである旨の判別結果と、分割後の新たな室外機として、発生すると予想される負荷の最大値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい、少なくとも二つの室外機を示す情報と、を出力する出力部と、
    を備える空調管理装置。
  6. 前記室外機に発生した負荷の最大値が前記室外機の容量よりも大きい場合に、前記第1グループを分割すべきであると判別する判別部と、
    前記第1グループを分割すべきであると判別されると、分割後の新たな室外機として、発生すると予想される負荷の最大値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい、少なくとも二つの室外機を選定する選定部と、を更に備える、
    請求項5に記載の空調管理装置。
  7. 前記選定部は、分割後の新たな室外機として、前記最大値以上の容量を有し、且つ、前記室外機に発生した負荷の頻度が最大であるときの負荷とエネルギー消費効率が最大値をとるときの負荷とが一致する室外機を選定する、
    請求項6に記載の空調管理装置。
  8. 前記判別部は、前記第1グループを再構成すべきか否かの判別を開始するための予め決められた開始条件が満たされると判別すると、前記第1グループを再構成すべきか否かを判別する、
    請求項2から4又は6から7のいずれか1項に記載の空調管理装置。
  9. 前記判別部は、前記取得部によって取得された運転データの量が予め決められた量以上になると、前記開始条件が満たされると判別する、
    請求項8に記載の空調管理装置。
  10. 前記判別部は、タイマによって計測された現在日時が予め決められた日時になると、前記開始条件が満たされると判別する、
    請求項8に記載の空調管理装置。
  11. 前記判別部は、ユーザからの指示が入力されると、前記開始条件が満たされると判別する、
    請求項8に記載の空調管理装置。
  12. 前記判別部は、前記取得された運転データが示す消費電力から計算される消費電力量が予め決められた値以上になると、前記開始条件が満たされると判別する、
    請求項8に記載の空調管理装置。
  13. 前記判別部は、前記室外機の予め決められた期間内における稼働率が基準値以上であると、前記開始条件が満たされると判別する、
    請求項8に記載の空調管理装置。
  14. 一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループ及び第2グループを備える空調システムから、前記室外機のそれぞれの運転状態を示す運転データを取得する取得ステップと、
    前記第1グループに含まれる第1室外機に発生した負荷の最大値が前記第1室外機の容量以下であり、且つ、前記第2グループに含まれる第2室外機に発生した負荷の最大値が前記第2室外機の容量以下である場合に、前記第1グループと前記第2グループとを統合すべき旨の判別結果と、統合後の新たな室外機として、前記第1室外機に発生した負荷の最大値と前記第2室外機に発生した負荷の最大値との合計値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい室外機を示す情報と、を出力する出力ステップと、
    を備える空調管理方法。
  15. 一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループを備える空調システムから、前記室外機の運転状態を示す運転データを取得する取得ステップと、
    前記室外機に発生した負荷の最大値が前記室外機の容量よりも大きい場合に、前記第1グループを分割すべきである旨の判別結果と、分割後の新たな室外機として、発生すると予想される負荷の最大値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい、少なくとも二つの室外機を示す情報と、を出力する出力ステップと、
    を備える空調管理方法。
  16. コンピュータを、
    一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループ及び第2グループを備える空調システムから、前記室外機のそれぞれの運転状態を示す運転データを取得する取得部、
    前記第1グループに含まれる第1室外機に発生した負荷の最大値が前記第1室外機の容量以下であり、且つ、前記第2グループに含まれる第2室外機に発生した負荷の最大値が前記第2室外機の容量以下である場合に、前記第1グループと前記第2グループとを統合すべき旨の判別結果と、統合後の新たな室外機として、前記第1室外機に発生した負荷の最大値と前記第2室外機に発生した負荷の最大値との合計値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい室外機を示す情報と、を出力する出力部、
    として機能させるプログラム。
  17. コンピュータを、
    一つの室外機と前記室外機に接続されている一つ以上の室内機とから構成される第1グループを備える空調システムから、前記室外機の運転状態を示す運転データを取得する取得部、
    前記室外機に発生した負荷の最大値が前記室外機の容量よりも大きい場合に、前記第1グループを分割すべきである旨の判別結果と、分割後の新たな室外機として、発生すると予想される負荷の最大値以上の容量を有し、且つ、エネルギー効率が基準値よりも大きい、少なくとも二つの室外機を示す情報と、を出力する出力部、
    として機能させるプログラム。
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