JP6073667B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、串に刺された食品(団子、焼き鳥など)を収容して包装するのに適した包装容器に関する。
串団子などの串に刺された食品を包装するためのプラスチック容器が知られている。この容器は、串団子を収容するための容器本体と、この容器本体の側縁にヒンジ式に連結され、かつ容器本体の開口部を開閉可能な蓋体とを備えており、前記容器本体は、仕切り壁により、団子及び団子のタレを収容可能な収容凹部と、串の手元部を底部から浮かせて収容可能な収容凹部とに区画され、前記仕切り壁には、串の手元部を載置するための凹部が形成されている。このような構造の容器では、串団子を隣接させて複数の団子列を形成すると、串が水平方向に延びているため、隣接する団子列が粘稠なタレと絡まっていることと相まって、串団子を取り出しにくいとともに、容器本体から取り出した串団子では、先端部の団子と異なり、手元側の団子を食することが困難である。
特開2002−160724号公報(特許文献1)には、合成樹脂製シートを熱成形し、容器又は蓋の側壁部又は仕切部に、串刺し食品の串を宛がって食品から抜き取り可能な凹部、切り込み、切り離しにより切り込みを形成可能なミシン目を形成した食品包装用容器(又は蓋)が記載されている。この容器では、凹部に配置した状態で串を引っ張ることにより、食品を串から抜き取ることができる。しかし、この容器でも、平坦な容器の底部に、串で刺された状態で食品が配置されるため、上記と同様に、串の手元部を持ち上げて容器から取り出す必要があり、粘稠なタレを用いる食品では、串刺し食品を取り出しにくい。
実公平5−26014号公報(特許文献2)には、容器部の口縁部に、蓋部が嵌合可能な口縁部を突設し、前記容器部を、団子を収容する深めに形成した溜まり部と、串の手元側を載置する浅めに形成した載置部との二段構造とし、前記載置部の上部口縁部に、串を嵌め込んで軸方向に摺動可能な串抜き溝を凹設した串団子用容器が記載されている。この文献には、容器体の口縁部に、串を挿入して軸方向に摺動可能な串抜き孔を穿設することも記載されている。このような構造の容器では、溜まり部に団子を収容し、載置部に串の手元側を載置した状態から、団子を載置部に載せ、串を串抜き溝に嵌め込んで引っ張ることにより、団子を串先に移動できるとともに、串抜きにより団子を溜まり部に落とし込むことができる。しかし、収容状態では、串の手元部が載置部と接触し、団子が容器内の溜まり部に平坦な形態で収容されている。そのため、串の手元部を載置部から持ち上げにくいとともに、粘稠なタレが絡まった串団子を容器から取り出しにくい。
特開平9−28330号公報(特許文献3)には、手を汚すことなく団子を食べやすくするため、串のほぼ半分の長さのところまで2個の団子が刺さっている串団子と、トレイ型ケース内を仕切る仕切り壁に串を保持するための凹部を形成し、前記串団子の串のつまみ部を前記凹部に収容して、前方を下降させた状態で串団子を傾斜させて収容した包装体が記載されている。この包装体では、串のつまみ部が上方向に向いているため、串団子の取り出し操作を改善できる。しかし、串が傾斜しているため、時間の経過とともに、串団子に付着したタレが流下し、先端部の団子には多くのタレが付着するものの、串の手元側の団子に対するタレの付着量が低下し、食味を損なう。また、串のつまみ部が上方向に傾斜しているため、衛生上の観点から蓋体でケースを覆うと、容器全体の高さ(嵩)が大きくなり、保存スペース及び輸送コストが大きくなる。さらには、仕切り壁の凹部に単に串を保持するため、配列された複数の団子部が互いに接触して団子が変形する可能性がある。
特開2002−160724号公報(特許請求の範囲、[0006][0007]、図1及び図7) 実公平5−26014号公報(実用新案登録請求の範囲、第4欄35行〜42行、図1及び図2) 特開平9−28330号公報(特許請求の範囲、[0019][0020]、図1)
従って、本発明の目的は、粘稠なタレなどが付着し、かつ串に刺された食品であっても、容器から容易に取り出し可能な包装容器を提供することにある。
本発明の他の目的は、串団子などの串刺し食品において、タレの付着量を保ちつつ、隣接して配列された食品の接触及び変形を防止できる包装容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、容器全体の高さ(嵩)を大きくすることなく、串刺し食品をコンパクトに収容可能な包装容器を提供することにある。
本発明の別の目的は、手を汚すことなく、手元側の食品を串の先端部方向に移動させて容易に食品を食することができる包装容器を提供することにある。
本発明者は、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、串刺し食品の串部を支持部仕切り壁(又は支持壁)で支持する形態の容器本体において、支持部仕切り壁(又は支持壁)による串部の支持部よりも先端部方向(食品側)に向かって収容凹部の深さを大きくして傾斜させると、支持部仕切り壁から串部の手元部が上方に傾斜するため、粘稠なタレなどが付着した食品であっても、串刺し食品を収容凹部から取り出しやすいこと、傾斜収容凹部から遊離することなく、傾斜収容凹部に沿って(又は接触して)食品部を収容可能であるため、下流方向へのタレの流下を抑制できることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明の包装容器は、串刺し食品を収容するための収容凹部と、この収容凹部の一方の内壁から離れて形成され、かつ串刺し食品の串部を支持するための支持部とを備えた容器本体を有している。このような包装容器において、前記収容凹部は、前記支持部から前記収容凹部の他方の対向内壁の方向にいくにつれて下方に傾斜した傾斜収容凹部を形成している。すなわち、串部の手元側から先端部(串部で刺された食品)の方向(串部の軸方向に沿って支持部から遠ざかる方向)にいくにつれて収容凹部が下方に傾斜している。このような包装容器では、支持部で串部を支持した状態で、串部の手元部が持ち上がった(斜め上方向に向いた)状態となるため、串部の手元部を把持して串刺し食品を収容凹部から円滑に持ち上げることができる。また、収容凹部が前方方向に向かって下方に傾斜しているため、串刺し食品を傾斜した収容凹部に沿って収容でき、タレの流下を抑制できる。さらに、串部の手元部が持ち上がり、収容凹部が前方方向に向かって下方に傾斜した斬新な形態であるため、外観がよく購買意欲を喚起できる。
なお、前記傾斜収容凹部は、直線状に傾斜していてもよいが、階段状に傾斜していてもよい。さらに、支持部から収容凹部の他方の対向内壁の方向にいくにつれて、串刺し食品の各食品を収容可能な複数の収容凹部単位が形成され、かつ前記方向にいくにつれて複数の収容凹部単位の深さを大きく形成してもよい。このような形態の収容凹部では、食品部でのタレの流下をさらに抑制できる。
さらに、収容凹部には、隣接する串刺し食品を区画して収容可能な複数の収容列を形成してもよい。このような形態では、複数の収容列に串刺し食品を整然と整列でき、隣接する食品部の接触や変形を防止できる。
前記支持部は、仕切り壁(又は支持壁)の形態で形成してもよい。すなわち、支持部は、収容凹部の一方の内壁から離れて仕切り壁として形成してもよい。例えば、仕切り壁により、収容凹部を、串刺し食品の食品部を収容可能な食品収容凹部と、串部の手元部を操作するための操作凹部とに区画してもよい。また、タレの流下を抑制するため、仕切り壁(又は支持壁)の基部側で串刺し食品の食品部を支持しつつ(基部から遊離することなく)、収容凹部に食品部が収容可能(収容凹部で食品部を支持又は接触可能)であってもよい。なお、串刺し食品を安定に収容するため、仕切り壁(又は支持壁)には、串部を収容可能な凹部を形成してもよい。
さらに、包装容器は、前記容器本体単独で形成してもよく、容器本体の開口部を開閉可能な蓋体を有していてもよい。例えば、容器本体の側縁にヒンジ式に連結され、かつ容器本体の開口部を開閉可能な蓋体を有していてもよい。この蓋体には、串刺し食品を区画して収容するため、収容凹部の区画壁に対して当接又は接触可能な突出壁を形成してもよい。例えば、収容凹部において串刺し食品を区画して収容可能な複数の収容列を形成するための区画壁が形成され、蓋体には、前記区画壁に対して当接又は接触可能な突出壁を形成してもよい。
好ましい態様では、容器本体の一方の側壁(手前側の側壁)の高さは、支持部(仕切り壁など)による串部の支持高さよりも低く形成できる。前記収容凹部の両側壁(前記一方の内壁及び対向内壁を形成する側壁に隣接する両側壁)は、収容凹部の一方の内壁(側壁)から他方の対向内壁(側壁)の方向にいくにつれて高く形成してもよく、蓋体の両側壁は、収容凹部の一方の内壁(側壁)に対応する部位から他方の対向内壁(側壁)に対応する部位(先端部の閉じ部位)の方向にいくにつれて高く形成してもよい。さらに、収容凹部の両側壁は、同じ高さに形成してもよく、蓋体の両側壁の高さは、上記の方向にいくにつれて高くしてもよい。例えば、収容凹部が、一方の内壁(側壁)から離れて形成された支持部により、串刺し食品の串部の手元部を収容するための操作凹部と、串刺し食品の食品部を収容するための食品収容凹部とに区画された包装容器において、食品収容凹部の両側壁が、実質的に同じ高さに形成してもよい。
なお、前記包装容器には、種々の串刺し食品、例えば、串団子、タレが付着した串刺し食品(みたらし団子など)などを収容してもよい。
本発明は、前記包装容器の傾斜収容凹部に、串刺し食品の串部を支持部仕切り壁で支持した状態で、串刺し食品の食品部が傾斜して収容されている包装体も包含する。
本発明では、串部が支持部で支持され、串部の手元部が上方に持ち上がっているため、粘稠なタレなどが付着し、かつ串に刺された食品であっても、串部の手元部を利用して、包装容器から容易に取り出しできる。また、傾斜収容凹部に沿って串刺し食品の食品部を収容できるため、タレの流下を抑制できる。また、収容凹部が階段状などの形態で形成されている場合には、串団子などの串刺し食品において、タレの付着量を保つことができる。特に、容器本体の一方の側壁(手前側の側壁)の高さを、支持部による串部の支持高さよりも低くすると、容器本体の手前側が開放された状態となるため、串部の操作を円滑に行うことができる。さらに、串部を支持部又は仕切り壁の凹部などで保持したり、串刺し食品を収容可能な収容列を形成すると、隣接して配列された食品の接触及び変形を防止できる。さらには、容器本体の両側壁の高さに応じて蓋体の両側壁部の高さを調整することにより、容器全体の高さ(嵩)を大きくすることなく、串刺し食品をコンパクトに収容できる。さらに、支持部又は仕切り壁の凹部を利用して、手元側の食品を串の先端部方向に移動させることができ、手を汚すことなく、食品を容易に食することができる。
図1は本発明の包装容器の一例を示す概略斜視図である。 図2は図1の包装容器を示す概略断面図である。 図3は図1の包装容器の閉じ状態を示す概略断面図である。 図4は図1の包装容器の両側部の開閉動作を示す部分概略断面斜視図である。 図5は本発明の包装容器の他の例を示す概略斜視図である。 図6は図5の包装容器の閉じ状態を示す概略断面図である。
以下に、添付図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。
図1〜図4に示す包装容器は、プラスチックシートの熱成形により形成されており、串刺し食品を収容可能な収容凹部を有する平面四角形状の容器本体1と、この容器本体の側縁(短辺側の側縁)のヒンジ部Hでヒンジ式に連結され、かつ前記容器本体1の開口部を開閉可能な蓋体12とを備えている。
前記容器本体1の周縁部には、収容凹部6を形成する側壁(内壁)2が形成され、この側壁(内壁)の上端部には、段部3を介して、断面凸状(コ字状)に突出した被嵌合部4が形成されている。また、断面凸状の被嵌合部4の各コーナー部には、周方向に延びる突条5aが形成されている。一方、蓋体12には、下方(容器本体1側)に突出し、かつ容器本体1の前記段部3に対して接触可能な凸状部14を介して、容器本体1の被嵌合部4に対して嵌合可能な断面凹状の嵌合部15が形成され、この凹状の嵌合部の各コーナー部には、突条5との嵌合強度を高めるための溝状凹部16aが周方向に形成されている。さらに、容器本体1の一方の側壁(手前側の側壁)2aの断面凸状(コ字状)の被嵌合部4の内側には溝部5bが形成され、蓋体12の先端部の凹部15の内側には、前記溝部5bに嵌合可能な突出部16bが形成されている。
容器本体1の側壁2のうち対向する側壁(長辺方向で互いに対向する対向壁)2a,2bの一方の内壁(手前側の内壁)2aから所定間隔をおいて離れて、収容凹部6を仕切る仕切り壁7が形成され、この仕切り壁から対向する他方の内壁(奥部の内壁)2bの方向にいくにつれて収容凹部6は緩やかに下方に傾斜し、傾斜収容凹部8を形成している。また、収容凹部6の傾斜に伴って、容器本体1又は収容凹部6の両側壁(幅方向で対峙する側壁)2c,2dは、収容凹部6の一方の内壁(手前側の内壁又は側壁)2aからヒンジ部H側の他方の対向内壁(奥部側の内壁又は側壁)2bの方向にいくにつれて高く形成され、傾斜している。この例では、傾斜収容凹部8は、対向する他方の内壁(側壁)2bの方向にいくにつれて、順次、階段状に深く形成され、串団子の団子に対応する数の複数の収容凹部8(8a〜8d)で形成されている。なお、仕切り壁7と一方の内壁(側壁)2aとの間は、串部の手元部を操作するための、操作凹部9を形成しており、仕切り壁7と他方の対向内壁(側壁)2bとの間は串団子の団子部を収容するための食品収容凹部(傾斜収容凹部)8を形成している。また、この例では、仕切り壁7は下方から上方に向かって断面逆U字状又は逆V字状の形態で突出しており、容器本体1の底面は、他方の対向内壁(側壁)2bから仕切り壁7の方向にいくにつれて持ち上がって傾斜した形態を有している。
さらに、収容凹部6には、幅方向に所定の間隔をおいて、仕切り壁7から他方の対向内壁(側壁)2bに向かって、複数の区画壁10が形成され、隣接する串団子を区画して収容可能な複数の収容列11a,11b,11cを形成している。この区画壁10の高さは、前記仕切り壁7よりも低く形成されている。この区画壁10には、互いに隣接する収容列間において串団子の過剰なタレなどの流動体を移動可能にするため、切り欠き凹部壁10aが形成されている。さらに、前記仕切り壁7には、前記収容列11a〜11cに対応して、串団子の串部を収容して保持するための断面U字状の凹部7aが形成されている。
一方、蓋体12の両側壁13c,13dは、前記収容凹部6の両側壁2c,2dとは逆に、ヒンジ部H側の一方の内壁(側壁)13aから他方(先端部側)の対向内壁(側壁)13b(収容凹部6の一方の内壁2aから他方の対向内壁2b)の方向にいくにつれて高く形成されている。そのため、容器本体1と蓋体12とを嵌合させても、包装容器の高さが大きくなることがなく、コンパクトな包装容器を形成できる。また、蓋体12には、長手方向に沿って、閉じ操作により前記容器本体1の区画壁10に対して当接又は接触可能な突出壁17が形成されている。
なお、容器本体1及び蓋体12の適所(例えば、容器本体1の側壁2a〜2d、収容列11a〜11c及び仕切り壁7、蓋体12の側壁13bから天面に至る領域など)にはリブ(図示せず)が縦方向(長手方向)及び/又は横方向(幅方向)に形成され、補強されている。
このような包装容器では、串団子の串部(手元部)を仕切り壁7の凹部7aで収容保持(又は支持)した状態で、傾斜収容凹部8に串団子の団子部を傾斜して収容できる。特に、串団子の団子部を収容列11a〜11cに収容でき、串団子を安定に収容できるとともに、隣接する串団子の接触を抑制できる。仕切り壁の基部側で串団子の団子部を支持しつつ、収容凹部(食品収容凹部)に団子部が収容可能である。
また、容器本体1に対して蓋体12を嵌合して蓋体12を閉じた状態(包装容器を形成した状態)では、区画壁10と突出壁17とが接触可能であるため、複数の収容列11a〜11cに収容された串団子の移動及び団子の接触を確実に規制でき、団子が変形することがない。さらに、操作凹部9では、一方の側壁2aが下降し、かつ仕切り壁7の凹部に収容保持された串部が手前側に向かって持ち上がって傾斜しているため、串部の手元部を容易かつ確実に把持して食品収容凹部8の収容列11a〜11cから串団子を取り出すことができる。しかも、串団子の団子をそれぞれ階段状の収容凹部8a〜8dに収容できるため、タレなどの流動体が下流方向に流出するのを抑制できる。特に、蓋体12を閉じた状態では、互いに接触した区画壁10及び突出壁17により、タレなどの流動体が収容列11a〜11cから漏出するのを抑制できる。
また、串部を仕切り壁7の凹部7aに係止した状態で串部を、必要により回転させながら、手元方向に抜くことにより、団子を串部の先端部側に移動させて団子を食することができ、さらに手元方向に抜くことにより、串部から団子を抜き取ることができる。
さらに、操作凹部9に、調味成分(例えば、きな粉、抹茶風味の甘味料など)を収容していても、串田の手元部が斜め方向に持ち上がっているため、串団子の取り出し操作や団子の抜き取り操作に悪影響を及ぼすことがない。
なお、本発明の包装容器は少なくとも容器本体を備えていればよく、この容器本体と、容器本体とは分離した蓋体で開口部を開閉してもよく、他の包装材(例えば、ラッピングフィルムなど)で容器本体の開口部を閉じてもよい。好ましい包装容器は、包装効率を高めるため、容器本体と、この容器本体の1つの側縁にヒンジ式に開閉可能に連結された蓋体とを備えている。さらに、包装容器の平面形状は、多角形状、円形状、楕円形状などであってもよいが、串刺し食品の包装容器は、通常、平面四角形状(正方形状、長方形状)である場合が多い。
容器本体は、串刺し食品の串部(串部の軸方向)を傾斜させて(食品部を下降させ、串部の手元部を支持して持ち上げて)収容可能であればよく、串刺し食品の食品部を収容するための食品収容凹部(収容凹部)と、串部を支持可能な支持部とを備えていればよい。
前記支持部は、操作凹部を形成するため、収容凹部の一方の内壁(側壁)から離れて形成されている。この支持部は、幅方向に連続して又は間隔をおいて形成してもよく、例えば、凸部で形成してもよく、壁状に形成してもよい。支持部は、通常、仕切り壁(又は支持壁)の形態で壁状に形成する場合が多い。支持部の高さは、操作凹部での串刺し食品の取り出し、串部からの食品の抜き取りなどを損なわなければよく、例えば、収容凹部(食品収容凹部)の側壁の高さと同等又はそれ以上である場合が多い。支持部(仕切り壁又は支持壁)には、串部を安定に収容保持するため、串部が収容可能な凹部を形成するのが有利であり、この凹部は、U字状の形態の他、V字状などの形態であってもよく、串部が装着可能な装着凹部(例えば、入り口側が狭く奥部が串部に適合した幅を有する凹部など)などであってもよい。
前記操作凹部は、収容凹部の手前側の側壁(一方の内壁)と両側壁と支持部(仕切り壁又は支持壁)とで区画された領域で形成されている。操作凹部の形態は、支持部で支持された串部の把持や串刺し食品の取り出し操作などを損なわなければよく、操作凹部の手前側の側壁(収容凹部の一方の内壁)の高さは、食品収容凹部の両側壁に連なって同じ高さであってもよいが、通常、串部の手元部を把持しやすくするため、前記支持部による串部の支持高さよりも低く形成するのが有利である。
前記収容凹部は、前記支持部(仕切り壁又は支持壁)から奥方向(串部の手元側から先端部の方向、又は前記収容凹部の他方の対向内壁の方向)にいくににつれて、少なくとも食品収容凹部が下方に傾斜(下降)していればよく、収容凹部全体が、下方に傾斜していてもよい。傾斜した収容凹部は串刺し食品を収容するための傾斜収容凹部を形成している。傾斜収容凹部は、直線的に又は湾曲して下降していてもよく、前記のように、階段状に傾斜していてもよい。傾斜収容凹部の階段状収容部の数は串部に刺された食品の数に応じて形成できる。平坦面に容器本体を載置した状態で、前記支持部(仕切り壁など)側の食品収容凹部は、平坦面から浮き上がっていてもよい。
さらに、収容凹部には、串刺し食品の各食品を収容可能な複数の収容凹部単位を形成し、前記支持部(仕切り壁など)から他方の対向内壁(側壁)の方向にいくにつれて、複数の収容凹部単位の深さを大きく形成してもよい。また、これらの収容凹部単位の底面は、平坦であってもよく、U字状などの形態で屈曲していてもよく、例えば、半球面状凹部などの形態で湾曲してしてもよい。収容凹部単位は、必要であれば、立設壁などの区画手段により、それぞれ、区画されていてもよい。
また、複数の収容列は必ずしも必要ではないが、収容凹部に、隣接する串刺し食品を区画して収容可能な複数の収容列を形成すると、安定かつ整然と串刺し食品を配列できる。区画壁は、切り欠き部を有している必要はないが、隣接する収容列で流動体を収容する場合、隣り合う収容列に過剰な流動体を移動させるため、区画壁よりも高さの低い切り欠き部、又は底面と同じ高さ(面一)で切り欠き部を形成してもよい。区画壁の高さは、前記のように支持部(仕切り壁)よりも低くてもよく、支持部(仕切り壁)よりも高くてもよく、同じ高さであってもよい。
なお、容器本体の側壁、支持部及び区画壁は、通常、熱可塑性樹脂シートの熱成形により、載置状態において、隆起した形態を有している。
蓋体は、容器本体の開口部を開閉可能であればよく、前記のように嵌合構造に限らず、係止構造などを利用して開閉可能であってもよい。また、容器本体と蓋体とが別体である場合、両者はゴムなどの締結手段で締結してもよい。
蓋体には突出壁を形成する必要はないが、前記のように、蓋体に、容器本体の区画壁(複数の収容列を形成するための区画壁)と接触又は当接可能な突出壁を形成するのが好ましい。また、この突出壁は、連続的に形成することなく、所定間隔ごとに形成してもよい。
さらに、収容凹部及び蓋体の両側壁の高さは特に制限されないが、傾斜収容凹部を形成すると、包装容器の高さ(嵩)が大きくなりやすい。本発明において、前記例に示すように、収容凹部(特に、少なくとも食品収容凹部)の両側壁を、収容凹部の一方の内壁(手前側の側壁)から他方の対向内壁の方向(奥部側の側壁)にいくにつれて高く形成し、閉じた状態において、蓋体(特に、少なくとも食品収容凹部に対応する部位)の両側壁は、逆に、収容凹部の一方の内壁(側壁)から他方の対向内壁(側壁)の方向にいくにつれて低く形成してもよい。このような包装容器では、蓋体の両側壁の高さが傾斜しているため、蓋体で容器本体を閉じることにより、傾斜収容凹部が傾斜していても、この傾斜を吸収して全体として同じ高さの包装容器を形成できる。
なお、前記の例の容器本体では、手前側の側壁の高さが低いため、傾斜収容凹部に過剰の流動体を入れると、振動や傾いた状態での運搬・輸送などにおいて、側壁から流動体が流出する可能性がある。図5〜図6は本発明の包装容器の他の例を示す概略斜視図である。なお、前記図1に示す包装容器と同じ要素には同じ符号を付して説明する。
この例では、容器本体21の収容凹部26は断面凸状(コ字状)に突出した被嵌合部24を有する側壁(内壁)2,22(2a,2b,22c,22d)に囲われており、一方の側壁(手前側の側壁)2aから所定距離をおいて仕切り壁7が形成され、この仕切り壁7により操作凹部29と食品収容凹部28とに区画されている。食品収容凹部28の両側壁22(22c,22d)は、載置状態において、平坦面から実質的に同じ高さに形成されており、この側壁22c,22dは、仕切り壁7から傾斜壁23を経て、高さの低い操作凹部29の側壁に至っている。また、前記と同様に、一方の側壁(手前側の側壁)2aの高さは低く形成されている。さらに、食品収容凹部28には、前記と同様に、複数の区画壁10が形成され、複数の収容列を形成している。
さらに、容器本体21の断面凸状(コ字状)の被嵌合部24に対応して、蓋体32の内周縁には、前記被嵌合部24と接触可能な当接部34が周縁部に沿って形成され、この当接部は、前記容器本体21の傾斜壁23の被嵌合部に対応した傾斜当接部34aを有している。すなわち、蓋体32は、ヒンジ部H側よりも反対側(先端部側又は閉じ側)が深く(又は膨らんで)形成されており、ヒンジ部H側(一方の側壁33a側)の当接部34と、他方の対向する側壁33b側の当接部34は、平坦に形成されている。これに対して、蓋体32の両側の当接部34は、他方の対向する側壁33bから所定距離(前記仕切り壁7に対応する箇所)から大きな角度で傾斜する傾斜当接部34aと、この傾斜当接部から緩やかに傾斜して一方の側壁33a側の当接部34に至る傾斜当接部34bとを有している。また、蓋体32の両側壁は、蓋体32の当接部34に沿って形成された第1の側壁33(33c,33d)と、この第1の側壁よりも内側に位置し、第1の側壁33c,33dの内周縁から起立して膨らんだ第2の側壁43(43c,43d)とで形成されている。なお、蓋体32の内面には、前記と同様の突出壁17が形成されている。
このような包装容器では、閉じ状態で、前記図1に示す包装容器に比べて、容器本体21の食品収容凹部28の両側壁22c,22dの高さが大きく、同じ高さに形成されているとともに、容器本体21の被嵌合部24と蓋体32の内周縁の当接部34とが接触可能であるため、両側壁22c,22dから流動体が流出するのを有効に防止できる。
本発明の包装容器では、傾斜収容凹部(食品収容凹部)に串刺し食品の食品部を収容し、串刺し食品の串部を支持部(又は仕切り壁、支持壁)で支持することにより、食品部が傾斜した状態で安定に収容できる。特に、支持部の凹部に軸部を収容して支持したり、収容列を形成すると、串刺し食品の食品部を安定に収容できる。また、支持部(又は仕切り壁、支持壁)による串部の支持高さを食品のサイズに対応させて調整することにより、支持部(又は仕切り壁、支持壁)の基部側で串刺し食品の食品部を支持しつつ(基部から遊離することなく)、収容凹部に食品部が収容可能(収容凹部で食品部が支持可能)である。
本発明の包装容器は、串に刺された種々の食品、例えば、串団子(みたらし団子、草団子など)、焼き鳥、焼き肉などを包装するのに適しており、串刺し食品は、みたらし団子などのようにタレ(粘稠であってもよいタレやソースなど)や餡が付着していてもよい。なお、粉体調味料(きな粉、抹茶粉など)、液体調味料(醤油、ソースなど)の調味成分を、例えば、前記操作凹部に収容しても、串部の取り扱いを妨げることがない。
1,21…容器本体
2,22…側壁
2a…一方の内壁(側壁)
2b…対向内壁(側壁)
6,26…収容凹部
7…仕切り壁
8…傾斜収容凹部
9,29…操作凹部
10…区画壁
11a,11b,11c…収容列
12,32…蓋体
13,33,43…側壁
17…突出壁

Claims (14)

  1. 串刺し食品を収容するための収容凹部と、この収容凹部の一方の内壁から離れて形成され、かつ串刺し食品の串部を支持するための支持部とを備えた容器本体を有する包装容器であって、前記収容凹部が、前記支持部から前記収容凹部の他方の対向内壁の方向にいくにつれて下方に傾斜した傾斜収容凹部を形成しており、容器本体の前記一方の内壁に対応する側壁の高さが、支持部による串部の支持高さよりも低く形成されている包装容器。
  2. 傾斜収容凹部が階段状に傾斜している請求項1記載の包装容器。
  3. 傾斜収容凹部が、対向する他方の内壁の方向にいくにつれて深く形成され、傾斜収容凹部に串刺し食品の各食品を収容可能な複数の収容部が形成されている請求項1又は2記載の包装容器。
  4. 収容凹部に、隣接する串刺し食品を区画して収容可能な複数の収容列が形成されている請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  5. 支持部が、収容凹部の一方の内壁から離れて仕切り壁として形成され、この仕切り壁の基部側で串刺し食品の食品部を支持しつつ、収容凹部に食品部が収容可能である請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  6. 支持部が、収容凹部の一方の内壁から離れて仕切り壁として形成され、この仕切り壁に、串部を収容可能な凹部が形成されている請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  7. さらに、容器本体の開口部を開閉可能な蓋体を有する請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  8. 容器本体の側縁にヒンジ式に連結され、かつ容器本体の開口部を開閉可能な蓋体を有する請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  9. 収容凹部において串刺し食品を区画して収容可能な複数の収容列を形成するための区画壁が形成され、蓋体に、前記区画壁に対して当接又は接触可能な突出壁が形成されている請求項7又は8記載の包装容器。
  10. 収容凹部の両側壁が、収容凹部の一方の内壁から他方の対向内壁の方向にいくにつれて高く形成され、蓋体の両側壁が、収容凹部の一方の内壁から他方の対向内壁の方向にいくにつれて低く形成されている請求項7〜9のいずれかに記載の包装容器。
  11. 収容凹部が、一方の内壁から離れて形成された支持部により、串刺し食品の串部の手元部を収容するための操作凹部と、串刺し食品の食品部を収容するための食品収容凹部とに区画され、食品収容凹部の両側壁が、同じ高さに形成されている請求項7〜9のいずれかに記載の包装容器。
  12. 串団子を収容するための容器である請求項1〜11のいずれかに記載の包装容器。
  13. タレが付着した串刺し食品を収容するための容器である請求項1〜12のいずれかに記載の包装容器。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の包装容器の傾斜収容凹部に、串部を支持部で支持した状態で、串刺し食品の食品部が傾斜して収容されている包装体。
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