JP6073049B2 - 組立式テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、特に、屋外でたき火台やコンロ周りに配置して使用される、中央部に開口を有する組立式テーブルに関する。
屋外でのキャンプでは、通常、コンロなどで料理を用意し、コンロの近傍ではあるが別の場所に配置したテーブルにその料理を移動させた上で食事がとられている。ただし、このような屋外の食事において、コンロを囲んで、調理をしながら食事を行うことも要望されている。このような要望に応えつつ、屋外での利用を考慮し、運搬性および収納性に優れた、コンロ用テーブルが、従来から提案されている。
図5は、このうち特許文献1に記載され、中央部に開口を設け、この開口内にバーベキュー用コンロを配置でき、かつ、運搬時や保管時に分解して折り畳むことができる構造のコンロ用テーブルを示している。このコンロ用テーブルは、金属フレームと樹脂製の平板からそれぞれなる1対の天板1、1を蝶番2により折り畳み可能に結合し、テーブルの使用時(組立時)には、これらの天板1、1のうち、互いに対向する接触面である、折り畳み縁3、3同士を押し付けてテーブル面4を形成する。そして、テーブル面4の中央部に開口5を設け、この開口5を閉塞板6により塞いでいる。使用時には、閉塞板6を吊り下げ、バーベキュー用コンロを配置する。
しかしながら、この構造は、バーベキュー用コンロなどの重量の嵩む物を配置した場合でも、不安定とならないように、頑丈な脚構造の上に、所定の強度を有する天板1、1によってテーブル面4を構成している。このため、ある程度の重量を有することから携帯しづらかったり、所定の大きさを有する天板を備え、かつ、二つ折り構造であることから、折り畳み後も相当程度の大きさとなり、運搬時にかさばったりするなどの問題がある。この結果、この構造のコンロ用テーブルを気軽に使用することができない可能性がある。
近年、ファイヤープレイスと呼ばれるたき火台がキャンプなどで使用されるようになっており、これらのたき火台をコンロに代替して使用する場合がある。この場合、たき火台自体は地面に直接配置され、テーブルに懸下する必要はない。しかしながら、たき火台での燃焼はコンロよりも火炎が強いため、テーブル構造としては、たき火台近傍での使用に耐えられるように、樹脂を用いず、すべてが金属製であって、かつ、耐火性および耐熱性がある構造とすることが要求される。
このような構造として、特許文献2に開示されたコンロ用テーブルが存在する。この構造では、テーブル面の中央部に開口を設け、この開口にコンロを懸下するための閉塞板を省略するとともに、天板を金属メッシュ構造とすることで、樹脂製の平板を使用せずに、簡易かつ軽量な構造を実現している。これにより、たき火台周りで、料理の載った皿や飲料用のコップなどを置くことができる、簡易な構造のテーブルが実現されている。この構造も、基本的には、図5に示した構造と同様の二つ折り構造となっている。しかしながら、この構造の場合、図5に示した構造と比較してきわめて簡易な構造であることから、テーブル面に物を置いた場合に不安定となる可能性がある。すなわち、折り畳み縁を中心として、このテーブル面の左右外側縁寄り部分に、片寄って料理を載置した皿を配置したり、料理を取るために、この部分にユーザが荷重をかけたりした場合、この重量ないしは荷重によって、天板同士を折り畳む方向の力が加わる。この結果、これらの天板が、左右方向外側が下方となる方向に傾斜して、テーブル面上の物が落下する可能性がある。一方、折り畳み縁の近傍で同様にある程度の重量や荷重がかかると、天板同士を折り畳む時とは逆方向の力が加わり、折り畳み縁にこの力が集中する。この構造では天板の厚さが薄く、折り畳み縁同士を押し付けることにより支承できる力が小さいため、テーブル面の左右方向中間部が窪み、テーブル面が折り畳み縁を中心にV字形となって、両方の天板を連結する蝶番が破損する可能性もある。
これに対して、非特許文献1には、特許文献2と同様に、たき火台やコンロ周りに配置でき、かつ、ある程度の強度を確保した構造のたき火台用テーブルが開示されている。この構造は、全体がL字形のフレームと、メッシュ構造の天板部と、それぞれが1つの折り畳み脚構造を備えた4つの天板要素を有し、これらの天板要素を、フック式留め金で、全体が中央部に開口を有する矩形形状となるように相互に固定するようになっている。しかしながら、この構造では、剛性を確保するために、フレームが所定の厚みを有しており、折り畳み時に4つの天板要素を並列配置した場合には、厚さが4枚分の厚さとなり、かなりかさばる。また、折り畳み時の天板要素はL字状であり、厚さだけでなく、幅方向および高さ方向にもかさばることになり、収納性に劣るといえる。一方、天板を厚さが薄い構造にした場合、天板要素がフック式留め金のみで実質的に支承されることとなり、特許文献2と同様に強度および安定性に問題が生ずる。
特開平9−108040号公報 意匠登録第1071453号公報
ロゴス社ホームページ、囲炉裏テーブルFD、http://www.logos-co.com/products/info/81063117
本発明は、上述のような事情に鑑み、中央部にたき火台やバーベキュー用コンロを配置でき、かつ、簡易な構造でありながら、安定性に優れる、組立式テーブルを提供することを目的としている。
本発明の組立式テーブルは、
第1天板と、第1天板の長さ方向両側面から長さ方向外方に突出した状態で設けられた、1対の腕部とをそれぞれ有する、1対の第1テーブル片と、
第2天板と、第2天板の長さ方向両端部に設けられ、前記腕部の1つを水平に受け入れて支持する、1対の支持部とをそれぞれ有する、1対の第2テーブル片と、
2個以上の脚部と、を備える。
組立時には、第1テーブル片のそれぞれの両端にある前記腕部を、第2テーブル片のそれぞれの両端にある前記支持部に水平方向に挿入することより、テーブル面の中央部に開口を有するように、矩形状に組み立てられる。なお、組立後のテーブル構造を支持できる限り、脚部の数や構造は制限されないが、脚部のそれぞれが第1ないし第2テーブル片の一部に折り畳み可能な状態で設けられていることが好ましく、脚部が第2テーブル片のそれぞれの両端部下面に折り畳み可能に、合計で4個、取り付けられていることがさらに好ましい。
第2テーブル片は、前記支持部が前記腕部を支持した状態で、該腕部が前記支持部から抜け出ることを防止する状態と、該腕部が前記支持部から抜け出ることを可能にする状態とを切り替える留め具を備えることが好ましい。なお、この留め具は、前記腕部が前記支持部に挿入された状態で、該腕部の挿脱方向への変位も阻止するようにすることが好ましい。
また、少なくとも腕部のそれぞれを、金属製のロッドを曲げ成形することにより設けることが好ましい。好ましくは、腕部は、略U字形とし、U字形の先端部を天板側に固定し、U字形の基部を外端部として、一方、前記支持部をこのU字形の腕部を水平方向に受け入れ、この腕部が支持部に、がたつくことなく支持される構造とする。該支持部は、好ましくは、2つの金属製のロッドを同様に曲げ成形することで略U字形とし、先端部を第2天板の長さ方向両端部で、幅方向両端部のそれぞれの下側面に固定される1対の支持用梁により構成し、それぞれの端部で2つの支持用梁の内側に、前記腕部のそれぞれを受け入れるようにすることが好ましい。
上述のように構成する本発明の組立式テーブルによれば、中央部にたき火台やバーベキュー用コンロを配置できる、簡易かつ安定性に優れた構造を実現できる。すなわち、本発明の組立式テーブルは、第1テーブル片の長さ方向両端部に設けた腕部を、第2テーブル片に設けた支持部により水平に受け入れて支持することで、中央部に開口を有するテーブル面を形成している。このため、簡易な構造でありながら、前述した従来構造のように、1対の天板の折り畳み縁同士を押し付けることによりテーブル面を形成する場合と比較して、重量のかさむ物品を配置する位置に拘わらず、テーブル面が傾いたり、折り畳み縁同士に過度に大きな力が加わったりすることを防止でき、テーブル面を安定させる(地面に対して水平に保つ)ことができる。
使用時に、前記腕部が第2テーブル片の支持部から抜け出ることを防止する構造では、テーブル面をより安定させることができる。
前記腕部を金属製のロッドを曲げ形成することにより設ければ、腕部を設けることで組立式テーブルの重量が過度に重くなることを防止できる。
また、脚部を第1ないし第2テーブル片、特に第2テーブル片の一部に折り畳み可能に設ければ、組立式テーブルを、1対の第1テーブル片と1対の第2テーブル片との4つの部材に分解することができて、携帯性および収納性を確保できる。
図1は、本発明の実施の形態の1例を示す、平面図(A)、正面図(B)および側面図(C)である。 図2は、図1に示した1例について、組み立て途中の状態を示す図1(A)と同様の図である。 図3は、図1に示した1例について、第1テーブル片と第2テーブル片との結合端部を下方から見た状態で示す斜視図である。 図4は、図1に示した1例について、展開した状態の脚部を下方から見た状態で示す部分底面図である。 従来構造の1例を示す斜視図である。
[実施の形態の1例]
図1〜4は、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の組立式テーブルは、テーブル面4aの中央部に、たき火台やバーベキュー用コンロを配置するための開口5aを有し、それぞれがステンレス鋼などの金属製である、1対の第1テーブル片7、7と、1対の第2テーブル片8、8と、4つの脚部9、9とを備える。このうちの第1テーブル片7は、第1天板10と、この第1天板10の長さ方向両側面から、長さ方向外方(水平方向)に突出した状態で設けられた1対の腕部11、11とから構成される。
第1天板10は、平板部と、この平板部から全周にわたり下方に向かって垂直に折り曲げられた側面部とからなり、平板部は、表面に複数の穿孔を設けることでパーフォレーション構造としている。腕部11は、金属製のロッドを曲げ成形することで略U字形とし、その両方の先端部を第1天板10に溶接などにより固定して設けている。ただし、金属製のロッドを曲げ成形することにより、長さ方向全体に伸長する矩形状のフレームを構成し、その上に、フレームの両端部が腕部11、11として長さ方向外方に突出するように、第1天板10を溶接などにより固定して、第1テーブル片7を構成してもよい。後者の場合、側面部の省略により、第1天板10をさらに薄くしたり、平板部をメッシュ構造としたりした場合でも、第1テーブル片7の強度を確保できる。腕部11の長さ方向の寸法L11は、第2テーブル片8を構成する第2天板12の幅方向の寸法W12とほぼ同じ(L11≒W12)としている。
また、第2テーブル片8は、第2天板12と、この第2天板12の長さ方向両端部に設けられ、組立式テーブルを組み立てた状態で、一方の第1テーブル片8および他方の第1テーブル片8の一方の腕部11、11をそれぞれ支持する、支持部13、13とにより構成される。このうちの支持部13は、金属製のロッドを曲げ成形することで略U字形とした1対の支持用梁14、14の両方の先端部を、第2天板12のうち、第2天板12の長さ方向両端部で、同じく幅方向両端部であって、幅方向両側面よりはやや中心寄りの下側面に溶接することで、設けられている。したがって、1つの支持部13を構成する支持用梁14、14同士の距離は、第2天板12の幅方向の寸法W12よりわずかに短くなっている。また、この第2天板12の長さ方向両端部で、使用時にテーブルの外側となる幅方向外端寄り部分で、支持用梁14の内側(幅方向中心寄り部分)に留め具15を設けている。この留め具15も金属製であり、回動可能に第2天板12の下側面に結合固定されており、通常は、支持用梁14を超えて下方に伸長する(垂下している)が、回転させることにより、第2天板12の下側面で、支持用梁14よりも上方位置に退避できるように構成されている。
なお、支持部13、13を、第2天板12の長さ方向両端部で、同じく幅方向両側面に設けた透孔もしくは切り欠きとすることもできる。ただし、このような場合は、腕部11の長さ方向の寸法を、第2天板12の幅方向の寸法よりも長くする必要がある。
また、脚部9、9はそれぞれ、第2天板12、12のそれぞれの長さ方向両端寄り部分に折り畳み可能に支持されている。すなわち、金属製のロッドを曲げ成形して略U字形とした第1部材16の両先端部に設けた枢軸17、17を、第2天板12の下側面に回動可能に支持固定している。そして、金属製のロッドを曲げ成形して略U字形とした第2部材18の両先端部を、第1部材16の中間部に設けた中間軸19に回動可能に支持している。組立式テーブルの使用時には、第2部材18の基端部を、第2天板12の下側面に設けたラッチ型支持金具20により支持することで、脚部9、9のそれぞれが組み立てられる。脚部の構造は上記のものに限定されず、たとえば、金属製のロッドを曲げ成形して略U字形とし、第2天板12の長さ方向に伸長させて、両端部を第2天板の下面に回動可能に支持し、第2天板12の幅方向に折り畳み可能とした構造、また、分離式の構造として、第2天板12の長さ方向両端部の下側面と脚の上端部にそれぞれ係合可能なカセット構造を設けて、たとえば脚の上端部のカセットを第2天板12の下側面に設けたカセットにスライドさせて固定する構造とすることもできる。
なお、第2テーブル片8についても、第1テーブル片7の場合と同様に、金属製のロッドを曲げ成形することにより、長さ方向全体に伸長する矩形状のフレームを形成し、その上に、第2天板12を溶接などにより固定することで構成してもよい。その他の代替構造および効果については、第1天板10の場合と同様である。また、留め具15として、図3に示す構造のものに代替して、第2天板12の下側面から下方に突出する板バネなどの構造を採ることもできる。
上述のような本例の組立式テーブルは、図2にその組み立て途中の状態を示すように、第1テーブル片7、7のそれぞれの一方(図2の左側)の腕部11を、一方の第2テーブル片8の長さ方向両端部に設けられた1対の支持用梁14、14のそれぞれに水平方向に内側(図2の右側)から内嵌挿入する。この際、外端寄り(図2の左側)にある留め具15を回動させる(支持用梁14よりも上方位置に退避させる)ことにより、第1天板10の長さ方向外端面と第2天板12の幅方向内側面とが接触するまで、腕部11の外端部(U字形の基部)を外端側の支持用梁14内に挿入することが可能となる。挿入後、通常の配置状態ではそのままの状態で、一方、裏返しの状態で作業している場合には、通常の配置状態に戻すことで、留め具15が自然に回動して、腕部11の外端部が外端側の支持用梁14から離脱しないようなっている。なお、図示した留め具15の代わりに板バネを使用した場合、腕部11の外端部がこの板バネを乗り越えて、外端側の支持用梁14内に内嵌し、かつ、板バネにより抜け止めが図られる。なお、留め具15に関しては、その他、腕部11の外端部の外端側の支持用梁14への挿入を可能とするともに、挿入後に支持用梁14からの離脱が防止される構造の物であれば、その他のバネやラチェットなど公知の留め具も使用できる。
同様にして、第1テーブル片7、7のそれぞれの他方(図2の右側)の腕部11を、他方の第2テーブル片8の長さ方向両端部に設けられた1対の支持用梁14、14のそれぞれに水平方向に内側(図2の左側)から内嵌挿入して、両テーブル片7、8を固定する。その後、脚部9、9を引き出して組み立てる。
なお、本例の組立式テーブルは、その大きさによって制限されることはないが、参考のために、その大きさを例示する。
第1天板の長さ:650mm、幅:170mm、厚さ:16.5mm
第2天板の長さ:990mm、幅:170mm、厚さ:16.5mm
組立時のテーブル高さ:290mm
腕部(もしくはフレーム)および脚部のロッドの径:6mm
上述のように構成される本例の組立式テーブルによれば、運搬時の携帯性や保管時の収納性に優れ、かつ、使用時の安定性を向上させることができる。すなわち、本例の組立式テーブルは、第1テーブル片7、7の腕部11、11を、第2テーブル片8、8の支持部13、13により支持し、折り畳み可能な脚部9、9を引き出すことにより組み立てられる。運搬時や保管時には、第1テーブル片7の腕部11、11と第2テーブル片8の支持部13、13との係合を外し、脚部9、9を折り畳むことにより、組立式テーブルをテーブル片7、8ごとに分解することができて、携帯性や収納性を確保できる。
特に、1対の腕部11、11を含んだ第1テーブル片7と、第2テーブル片8とは、同じ長さ、同じ幅であり、かつ、その厚さが薄いため、4つのテーブル片7、8をコンパクトかつ安定した収納状態とすることができる。ただし、第2テーブル片の長さを、第1テーブル片の長さよりも長くして、全体として正方形ではなく、長方形の形状としてもよい。
また、第2天板12、12の幅方向寸法と同様の長さを有する各腕部11、11と、それぞれに対応する2つの支持部13、13との係合によって、テーブル面4aを形成しているので、このテーブル面4aに配置した物品の重量による力が、従来構造のように天板同士を折り畳む方向や、これら両天板の折り畳み縁同士を過度に強く押し付けるように加わることを防止できる。すなわち、本例の場合、腕部11の長さ寸法と第2天板12の幅寸法とがほぼ同じであるため、第1天板10上に配置された物の重量による力は、第1天板10の長さ方向端面と第2天板12の幅方向側面との接触のみならず、この第1天板10の長さ方向両端部に設けられた、腕部11、11を介して、第2天板12の幅方向両端部に支持固定された2つの支持用梁14、14にほぼ均等に支持される。そして、第2テーブル片8、8の長さ方向両端部にそれぞれ設けた脚部9、9により、この重量が支承される。また、第2天板12、12上に配置された物の重量による力も、各脚部9、9により支承される。
いずれにしても、本例の場合、簡易かつ軽量な構造でありながら、テーブル面4a上に配置された物の重量により、このテーブル面4aを折り畳んだり、各天板10、12の接触面同士を押し付け合ったりする方向に過度に大きな力が作用することを防止でき、テーブル面4aを安定させ、地面に対して水平に保つことができる。
さらに、本例の場合、腕部11、11を、金属製のロッドを曲げ成形することにより設けているため、腕部11、11を設けることにより、組立式テーブルの重量が過度に重くなることを防止できる。その他、基本となるフレーム構造すべてを金属製のロッドを曲げ成形することにより構成し、天板を薄い平板ないしはメッシュ構造とするなど、さらに軽量な構造を採ることも可能であり、その場合でも十分に強度を保持することができる。
さらに、各脚部9、9を折り畳み可能な状態で第2テーブル片8、8の長さ方向両端部にそれぞれ支持するとともに、各脚部9、9を構成するロッドの径を過度に大きくしなくても、テーブル全体を所定の強度で保持できるようにしているため、テーブルの機能を損なうことなく、かつ、組立式テーブルを分解した状態での収納性および携帯性を損なうことなく、部品点数を可能な限り少なく抑えることができる。ただし、部品点数は増えるが、脚部として、各天板の裏面に螺合ないしは折り畳み構造により取付固定される円柱状の脚、その他の構造の脚を用いることも可能である。
1 天板
2 蝶番
3 折り畳み縁
4、4a テーブル面
5、5a 開口
6 閉塞板
7 第1テーブル片
8 第2テーブル片
9 脚部
10 第1天板
11 腕部
12 第2天板
13 支持部
14 支持用梁
15 留め具
16 第1部材
17 枢軸
18 第2部材
19 中間軸
20 支持金具

Claims (4)

  1. 第1天板と、第1天板の長さ方向両側面から長さ方向外方に突出した状態で設けられた、1対の腕部とをそれぞれ有する、1対の第1テーブル片と、
    第2天板と、第2天板の長さ方向両端部に設けられ、前記腕部の1つを水平に受け入れて支持する、1対の支持部とをそれぞれ有する、1対の第2テーブル片と、
    前記第1テーブル片または前記第2テーブル片に折り畳み可能な状態で設けられた2個以上の脚部と、
    を備え、テーブル面の中央部に開口を有するように、矩形状に組み立てられ、前記1対の第1テーブル片と前記1対の第2テーブル片との4つの部材に分解することができ
    前記第2テーブル片が、前記支持部が前記腕部を支持した状態で、該腕部が前記支持部から抜け出ることを防止する状態と、該腕部が前記支持部から抜け出ることを可能とする状態とを切り替えることができる留め具を備えており、
    前記腕部のそれぞれが、略U字形で、両方の先端部が前記第1天板に固定されたものであり、
    前記留め具が、前記第2天板の下側面に回動可能に支持され、通常の配置状態で、自重により下方に回動して、前記腕部の外端部が前記支持部から離脱しないようにするものである、バーベキュー用テーブル。
  2. 第1天板と、第1天板の長さ方向両側面から長さ方向外方に突出した状態で設けられた、1対の腕部とをそれぞれ有する、1対の第1テーブル片と、
    第2天板と、第2天板の長さ方向両端部に設けられ、前記腕部の1つを水平に受け入れて支持する、1対の支持部とをそれぞれ有する、1対の第2テーブル片と、
    前記第1テーブル片または前記第2テーブル片に折り畳み可能な状態で設けられた2個以上の脚部と、
    を備え、テーブル面の中央部に開口を有するように、矩形状に組み立てられ、前記1対の第1テーブル片と前記1対の第2テーブル片との4つの部材に分解することができ
    前記支持部のそれぞれが、略U字形の1対の支持用梁の両方の先端部を、前記第2天板のうち、該第2天板の長さ方向両端部で、かつ、該第2天板の幅方向両端部の下側面に固定することにより設けられており
    組み立て状態で、前記腕部のそれぞれを、前記1対の支持用梁に内嵌挿入している、バーベキュー用テーブル。
  3. 第2テーブル片が、前記支持部が前記腕部を支持した状態で、該腕部が前記支持部から抜け出ることを防止する状態と、該腕部が前記支持部から抜け出ることを可能とする状態とを切り替えることができる留め具を備える、請求項に記載のバーベキュー用テーブル。
  4. 前記腕部のそれぞれが、略U字形で、両方の先端部が前記第1天板に固定されたものであり、
    前記留め具が、前記第2天板の下側面に回動可能に支持され、通常の配置状態で、自重により下方に回動して、前記腕部の外端部が前記支持部から離脱しないようにするものである、請求項に記載のバーベキュー用テーブル。
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