JP6072565B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、電子膨張弁の開度を自動的に調整する機能を有する空気調和機に関するものである。
従来、開度が可変な電子膨張弁を有する空気調和機において、冷房運転、暖房運転等の所定の運転モードが設定され運転が開始されると、電子膨張弁の開度が運転開始直後に所定の初期開度に設定された開度から、室内空気温度、室外空気温度、室内の目標温度等の空気調和機を取り巻く環境因子に応じて安定した安定開度に自動的に調整される。ここで、電子膨張弁が初期開度から安定開度になるまでの時間を短縮するために、従来から種々の電子膨張弁の初期開度の設定方法が提案されている(例えば特許文献1−3参照)。
特許文献1には、室内空気及び室外吸入空気に応じて電子膨張弁の初期開度を所定の種類に分類した参照テーブルを有しており、検出した室内空気及び室外吸入空気から参照テーブルに基づいて電子膨張弁の初期開度を設定することが開示されている。特許文献2には、運転モードに応じた電子膨張弁の初期開度が記憶されており、この初期開度が前回の運転安定時の弁開度に逐次書き換えられることが開示されている。特許文献3には、圧縮機が停止する際に電子膨張弁の開度を記録しておき、一定時間内に圧縮機が起動した場合、電子膨張弁の開度を記録した開度に設定する空気調和機が開示されている。
特開平9−021568号公報 特公平3−49304号公報 実公平2−3093号公報
しかし、特許文献1−3のように初期開度を設定したとしても、運転時の環境変化等により電子膨張弁の開度が初期開度から安定した開度になるまでの時間が短縮されない場合がある。すなわち、特許文献1のように予め設定された補正開度テーブルを用いて開度を決定する場合、補正開度テーブルの設定値が設置場所や使用環境によって初期開度と安定開度との差が縮小できず時間が掛かってしまうという問題がある。また、特許文献2、3のように運転毎に初期開度が運転安定時の開度に変更される場合であっても、空気調和機の使用環境が前回の運転時とは全く異なる場合があり、その際には電子膨張弁の開度が安定状態になるまでの時間が短縮できないという問題がある。
本発明に係る空気調和機は、上記の課題に対応してなされたもので、電子膨張弁の開度を自動的に調整する際に、環境の変化に応じて電子膨張弁の開度が運転開始時の初期開度から安定状態になるまでの期間を短縮することができる空気調和機を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和機は、室内機及び室外機を備え、圧縮機、流路切替器、熱源側熱交換器、電子膨張弁、利用側熱交換器を接続した冷媒回路を有する空気調和機であって、室内空気の温度を室内温度として検出する室内温度センサと、室外空気の温度を室外温度として検出する室外温度センサと、空気調和機の運転モード及び室内空間の室内目標温度を取得する情報取得手段と、情報取得手段により取得された運転モード及び室内目標温度と、室内温度センサにより検出された室内温度と、室外温度センサにより検出された室外温度とを運転条件として取得し電子膨張弁の開度を制御する制御部とを備え、制御部は、過去の運転時における運転条件を過去運転条件として記憶するとともに、過去の運転時に電子膨張弁が安定した状態になった際の開度を安定開度として過去運転条件に関連付けて記憶した登録データベースと、運転開始時に登録データベース内から運転条件に適合する過去運転条件を検索する条件検索手段と、条件検索手段により検索された運転条件に適合する過去運転条件に関連付けられた安定開度を登録データベースから取得し、安定開度を電子膨張弁の初期開度として設定するとともに、運転が安定するように電子膨張弁の開度を調整する機器制御手段と、機器制御手段の制御により運転が安定した状態になったときの電子膨張弁の開度を安定開度として取得し、運転条件に関連づけて登録データベースに記憶するデータ登録手段とを有することを特徴とするものである。
本発明に係る空気調和機によれば、過去の運転時における運転条件に関連付けてその際の安定開度を登録データベースに記憶しておき、運転開始時に運転条件に適合する過去の運転条件を登録データベース内において検索し、運転条件に適合する過去の運転条件に関連付けられた安定開度を初期開度として設定することにより、電子膨張弁において初期開度から安定開度になるまでの時間を短縮させることができる。
本発明の空気調和機の好ましい実施形態を示す冷媒回路図である。 リモコンの一例を示す外観模式図である。 図1の空気調和機における制御部の一例を示す機能ブロック図である。 図3の過去運転条件及び安定開度が記憶された登録データベースの一例を示す模式図である。 図3の機器制御手段において予め設定された初期開度OPfから安定開度になるまでの開度変化の様子を示すグラフである。 図1及び図3の空気調和機における制御部の動作例を示すフローチャートである。 図3の条件検索手段による過去運転条件の検索方法の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の空気調和機の実施形態について説明する。図1は本発明の空気調和機の好ましい実施形態を示す冷媒回路図である。図1の空気調和機1は、冷媒を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用して冷房運転および暖房運転を行うものであって、室外機1Aと室内機1Bとを有している。室外機1Aは、室外に設置されるとともに室内機1Bは取り除くべき熱負荷が存在する部屋等に設置され、室内機1Bにより取り除かれた部屋の熱負荷が室外機1Aから室外に排出されるようになっている。
空気調和機1は、圧縮機2、流路切替器3、熱源側熱交換器4、電子膨張弁6、利用側熱交換器7を配管により接続した冷媒回路を有するものであって、このうち室外機1A側には、圧縮機2、流路切替器3、熱源側熱交換器4、制御部10が設けられている。圧縮機2は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にして吐出するものである。この圧縮機2は、吐出側が流路切替器3に接続され、吸入側が室内機1Bの利用側熱交換器7に接続されている。
流路切替器3は、冷房運転もしくは暖房運転の運転モードの切替に応じて暖房流路と冷房流路との切替を行うものであって、例えば四方弁からなっている。冷房運転時において、流路切替器3は、圧縮機2の吐出側と熱源側熱交換器4とを接続させるとともに、室内機1Bの利用側熱交換器7と圧縮機2の吸入側とを接続させる。そして、圧縮機2から吐出した冷媒は熱源側熱交換器4側へ流れるとともに、室内機1Bの利用側熱交換器7から流出した冷媒は圧縮機2へ吸入される。一方、暖房運転時において、流路切替器3は圧縮機2の吐出側と室内機1Bの利用側熱交換器7とを接続させるとともに、熱源側熱交換器4と圧縮機2の吸入側とを接続させる。そして、圧縮機2から吐出した冷媒は室内機1Bの利用側熱交換器7へ流れるとともに、利用側熱交換器7から流出した冷媒は電子膨張弁6を介して圧縮機2の吸入側へ流入する。なお、流路切替器3として四方弁を用いた場合について例示しているが、これに限らず例えば複数の二方弁等を組み合わせて構成しても良い。
熱源側熱交換器4は、冷媒と空気(外気)との間で熱交換を行うものであって、例えば冷媒を通過させる伝熱管と、伝熱管を流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするためのフィンとを備えた構造を有している。また、熱源側熱交換器4に送風を行う室外送風機5が配置されており、室外送風機5の駆動により冷媒が空気と熱交換を行うようになっている。熱源側熱交換器4は、流路切替器3と電子膨張弁6との間に接続されており、冷房運転時には冷媒を凝縮して液化させる凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて気化させる蒸発器として機能する。
電子膨張弁6は、熱源側熱交換器4と室内機1Bとの間に配置されており、開度が可変に制御可能になっている。電子膨張弁6は、冷媒を減圧して膨張させる膨張弁としての機能を有し、電子膨張弁6の開度を調整することにより、冷媒回路を流れる冷媒の温度(圧力)を制御することができる。
室内機1Bは、利用側熱交換器7及び室内送風機8を備えている。利用側熱交換器7は、冷房運転時には蒸発器(吸熱器)として機能し、暖房運転時には凝縮器(放熱器)として機能する。そして、利用側熱交換器7は、室内送風機8から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行い、室内空間の冷房及び暖房を行う。
また、空気調和機1の室内機1B側には室内空気の温度を室内温度Trとして検出する室内温度センサ9aが設けられており、室外機1A側には室外空気の温度を室外温度Toutとして検出する室外温度センサ9bが設けられている。そして、室内温度センサ9a及び室外温度センサ9bはそれぞれ室内温度Tr及び室外温度Toutを検出し、制御部10に送るようになっている。
さらに、空気調和機1の室内機1B側には外部とのデータの送受信を行う情報取得手段(送受信部)20が設けられており、空気調和機1はリモコン50から送信される情報に基づいて運転を行うようになっている。図2はリモコン50の一例を示す外観模式図である。リモコン50は、運転の開始/停止ボタン51、運転切替ボタン52、目標温度設定ボタン53を有している。運転の開始/停止ボタン51は、空気調和機1の運転の開始/停止を入力するためのボタンであり、冷房運転、暖房運転、ドライ運転あるいは送風運転の各運転モードを入力するためのボタンである。目標温度設定ボタン53は、ユーザーが室内目標温度Tsetを設定するためのボタンであって、例えば室内目標温度Tsetを1℃ずつ増減させることができる。そして、リモコン50は、ユーザーから入力された運転の開始/停止、運転モード、室内目標温度Tsetを空気調和機1の情報取得手段20に送信する。
なお、リモコン50は、室内機1Bから吹き出す気流の方向設定、室内機1Bから吹き出す空気の流速設定、空気調和機1が運転停止するまでの時間設定等の各種設定を行うボタンを有していても良い。そして、情報取得手段20はリモコン50から取得した運転の開始/停止、運転モードDM、室内目標温度Tsetを制御部10に送り、制御部10はこれらの情報に基づいて空気調和機1の動作を制御する。また、情報取得手段20はリモコン50から無線通信により運転の開始/停止、運転モードDM、室内目標温度Tsetを取得する場合について例示しているが、壁等に設置された操作パネルから有線で取得しても良いしネットワークを介して取得するものであっても良い。
ここで、図1を参照して冷房運転時及び暖房運転時の空気調和機1での冷媒の流れについて説明する。冷房運転時において、冷媒が圧縮機2により圧縮され高温高圧のガスとなり、流路切替器3を介して熱源側熱交換器4に送られる。熱源側熱交換器4において冷媒は外気との熱交換により冷却(凝縮)され、高圧液冷媒となる。液冷媒は電子膨張弁6で低圧二相の冷媒となり、室内機1Bの利用側熱交換器7で室内空気との間で熱交換され低圧ガスになる。この際、室内空気の冷却が行われる。その後、低圧ガスの冷媒は流路切替器3を通過し圧縮機2の吸入側へ戻る。
一方、暖房運転時において、冷媒が圧縮機2により圧縮されて高温高圧のガスとなり、流路切替器3を介して室内機1Bの利用側熱交換器7に送られる。利用側熱交換器7において冷媒は凝縮し高圧液冷媒となる。この際、室内空気の暖房が行われる。そして、高圧液冷媒は電子膨張弁6で低圧二相の冷媒となり、室外熱交換器9で低圧ガスの状態になった後、流路切替器3を介して圧縮機2の吸入側へ戻る。
上述した冷房運転時もしくは暖房運転時において、空気調和機1の動作は制御部10により制御される。図3は図1の空気調和機1における制御部10の一例を示す機能ブロック図であり、図1から図3を参照して制御部10について説明する。なお、制御部10は、例えばDSP等の各種データを記憶するためのメモリ領域を備えたマイクロコンピュータからなるものであって、プログラムを実行することにより図3に示すような構成を構築される。制御部10は、空気調和機1の動作を制御するものであって、室内温度Tr、室外温度Tout、運転モードDM、室内目標温度Tsetに基づき、圧縮機2の回転数、流路切替器3の向き、電子膨張弁6の開度、室外送風機5の回転数及び室内送風機8の回転数を決定し、室内温度Trが室内目標温度Tsetとなるように空調能力を制御する。
特に、制御部10は、運転開始時の電子膨張弁6の初期開度OPfを設定する機能を有するものであって、条件検索手段11、機器制御手段12、データ登録手段13、登録データベースDBを備えている。条件検索手段11は、運転開始時に運転条件DCに適合する過去運転条件RDCを登録データベースDB内から検索するものである。ここで、図4は登録データベースDBの一例を示す模式図である。図4に示すように、登録データベースDBには、過去に実際に運転された際の運転条件DCが過去運転条件RDCとして記憶されている。過去運転条件RDCは、リモコン50から送信される運転モードDM及び室内目標温度Tsetと、各種温度センサ9a、9bにより検出された室内温度Tr及び室外温度Toutとを含むものである。そして、各過去運転条件RDCには、過去運転条件RDCによる運転時に運転が安定した状態になったときの電子膨張弁6の安定開度OPsが関連づけられて記憶されている。なお、過去運転条件RDCに安定開度OPsが関連づけられた場合について例示しているが、安定開度OPsに加えて、圧縮機2の駆動周波数、室外送風機5、室内送風機8の回転数等の他の運転パラメータを含むものであっても良い。
そして、図3の条件検索手段11は、運転モードDMが一致するとともに、運転条件DCの各種温度Tr、Tout、Tsetが一致もしくは所定の検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTset内に収まる過去運転条件RDCを運転条件DCに適合する過去運転条件RDCとして検索する。この所定の検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetは条件検索手段11に予め設定されたものであり、たとえば±3℃といった範囲が設定されている。そして、条件検索手段11は、運転を開始しようとしている運転条件DCに運転モードDMが一致している過去運転条件RDCの中から、室内温度Tr±ΔTr、室外温度Tout±ΔTout、室内目標温度Tset±ΔTsetの範囲内に収まる過去運転条件RDCを検索する。
特に、図3の条件検索手段11には、運転条件DCの4個のパラメータのうち、冷媒回路への影響が大きい順に優先順位が設定されており、優先順位の高い順に運転条件DCの検索が行われる。空気調和機1においては、冷媒回路構成自体を決定する運転モード設定が最も優先順位が高い。次に、熱負荷を解決するための室内温度Tr、熱負荷を排出するための室外温度Tout、室内目標温度Tsetの順に優先順位を付けている。
さらに、条件検索手段11は、2以上の過去運転条件RDCが検出された場合、検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetを狭くして検索の絞り込みを行う機能を有している。具体的には、条件検索手段11には、検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetを狭くするための変更パラメータTcが記憶されている。そして、条件検索手段11は、絞り込み条件としてΔTr=ΔTr−Tc、ΔTout=ΔTout−Tc、ΔTset=ΔTset−Tcに設定し、2以上の過去運転条件RDCに対し絞り込み検索を行う。ここで、変更パラメータTcとして、例えば制御部10が温度条件に対して有する分解能の最小値が使用される。例えば制御部10が温度データを1℃刻みで読み込む場合にはTc=1に設定され、0.5℃刻みで読み込む場合にはΔT=0.5に設定されている。
なお、分解能の最小値に設定する場合について例示しているが、分解能が1℃である場合でもTc=2℃に設定するようにしても良い。さらに、検索を行う際の検索範囲ΔTr、ΔTout、ΔTsetについて同一の変更パラメータTcを用いて絞り込みを行う場合について例示しているが、ΔTr、ΔTout、ΔTset毎に異なる変更パラメータTcの値で絞り込みを行うようにしても良い。
条件検索手段11は、運転条件DCに適合する過去運転条件RDCが1つになるまで絞り込み、この過去運転条件RDCに関連付けされた安定開度OPsを登録データベースDBから抽出する。一方、条件検索手段11が過去運転条件RDCを検索した結果、適合する過去運転条件RDCを検出できなかった場合、その旨を機器制御手段12に送る。
機器制御手段12は、空気調和機1を構成する各種機器の動作を制御するものであって、圧縮機2、流路切替器3、各送風機5、8及び電子膨張弁6を制御する。特に、機器制御手段12は、条件検索手段11における検索結果に基づいて電子膨張弁6の開度を制御する機能を有している。具体的には、条件検索手段11において運転条件DCに適合する1つの過去運転条件RDCが検出された場合、電子膨張弁6の初期開度OPfを機器制御手段12は過去運転条件RDCに関連付けされている安定開度OPsに設定し運転を開始する(OPf=OPs)。一方、条件検索手段11が登録データベースDBから適合する過去運転条件RDCを検出しなかった場合、機器制御手段12は、電子膨張弁6の初期開度OPfを予め設定された設定開度OPrefに設定し運転を開始する(OPf=OPref)。
また、機器制御手段12は、運転開始後に電子膨張弁6の開度を自動的に調整する機能を有している。電子膨張弁6の開度を自動的に制御する方法として、たとえば圧縮機2から吐出される冷媒の吐出温度(過熱度)が目標吐出温度になるように開度を制御する方法、熱源側熱交換器4の入口温度及び出口温度を用いて過熱度を算出し開度を制御する方法等の種々の公知の手法を用いることができる。機器制御手段12は、初期開度OPfとして予め設定された設定開度OPrefを用いた場合であっても、安定開度OPを用いた場合であっても開度の自動調整を行う。
さらに、機器制御手段12は、電子膨張弁6の開度の変化が設定期間PD1(たとえば1時間)以上継続している場合、このときの電子膨張弁6の開度を運転が安定する安定開度OPsとして検出する。ここで、図5は図3の制御部10において電子膨張弁6の初期開度OPfが設定開度OPrefに設定された際に、開度が自動制御される様子を示すグラフである。図5に示すように、機器制御手段12は、調整期間PD0において初期開度OPf=設定開度OPrefの状態から、たとえば圧縮機2からの冷媒の吐出温度が設定温度になる等の運転が安定した状態になるように、電子膨張弁6の開度が自動調整される。そして、開度が変化しない状態が設定期間PD1だけ継続した場合、機器制御手段12は、空気調和機1の運転が安定した状態になったと判断し、このときの電子膨張弁6の開度を安定開度OPsとして検出する。
図3のデータ登録手段13は、機器制御手段12において安定開度OPsが検出された際に、運転開始時に送信された運転条件DCに関連づけて安定開度OPsを登録データベースDBに記憶するものである。データ登録手段13は、条件検索手段11において適合する過去運転条件RDCが検出できなかった場合、新たに過去運転条件RDCを記憶する。一方、データ登録手段13は、条件検索手段11において運転条件DCに一致する過去運転条件RDCが検出できた場合、過去運転条件RDCの安定開度OPsを上書きする。これにより、運転条件DCが等しい場合であっても空気調和機1内の部品の劣化等により最適な空気調和機1内の最適条件が変化した場合に対応して、最新の空気調和機1の状態に最も適した電子膨張弁6の安定開度OPsを記憶させることができる。
図6は空気調和機1における制御部10の動作例を示すフローチャートであり、図1から図6を参照して空気調和機の制御方法について説明する。なお、図6においては、空気調和機1が停止している状態から操作が開始する場合について例示する。また、空気調和機1を運転している際に、空気調和機1を利用するユーザーがリモコン50に運転を終了する入力を行った場合、リモコン50は制御部10に運転を停止する命令を送信し、機器制御手段12は空気調和機1を停止するように制御する。
まず、ユーザーがリモコン50を操作することにより、空気調和機1の運転モードDM及び室内目標温度Tsetが設定されるとともに運転開始が指示される。すると、情報取得手段20においてリモコン50から送信された運転開始命令、運転モードDM、室内目標温度Tsetが取得されるとともに、室内温度センサ9a及び室外温度センサ9bにより室内温度Tr及び室外温度Toutが検出される。そして、運転モードDM、室内目標温度Tset、室内温度Tr及び室外温度Toutが運転条件DCとして制御部10に読み取られる(ステップST1)。
その後、制御部10の条件検索手段11により、登録データベースDB内に運転条件DCに適合する過去運転条件RDCが存在するか否かが検索される(ステップST2)。登録データベースDB内に運転条件DCに適合する過去運転条件RDCが存在する場合、機器制御手段12により電子膨張弁6の初期開度OPfが過去運転条件RDCに関連付けされた安定開度OPsに設定される(OPf=OPs、ステップST4)。一方、運転条件DCに適合する過去運転条件RDCが存在しない場合、機器制御手段12において電子膨張弁6の初期開度OPfが予め設定された開度になるように設定される(OPf=OPref、ステップST5)。
その後、制御部10により運転条件DCに従い電子膨張弁6の開度が安定するように自動的に調整される(ステップST6)。その間、機器制御手段12において、運転が安定状態にあり電子膨張弁6の開度が一定になっている期間が設定期間PD1以上継続したか否かが判断される(ステップST7)。電子膨張弁6の開度が一定になっている期間が設定期間PD1以上継続した場合、空気調和機1の冷媒回路において最適な電子膨張弁6の開度になったものと判断する。そして、このときの電子膨張弁6の開度が機器制御手段12からデータ登録手段13へ送られる。
データ登録手段13において、電子膨張弁6の安定開度OPsが運転条件DCに関連付けられて登録データベースDBに記憶される(ステップST8)。なお、運転条件DCが過去運転条件RDCに一致した場合であっても、電子膨張弁6の安定開度OPsが異なるときには、運転条件DCに関連付けて記録される電子膨張弁6の安定開度OPsが上書きする。
このように、登録データベースDBを用いて初期開度OPfを設定する際に、実際の空気調和機1の運転時に設定され学習された過去運転条件RDCを用いることにより、電子膨張弁6が最適な開度で安定するまでの時間を短縮することができる。言い換えれば、空気調和機1が運転条件DCにおいて安定した高効率な冷媒回路状態を形成するまでの時間を短縮することができる。
図7は図3の条件検索手段11における検索手法の一例を示すフローチャートであり、図3〜図7を参照して過去運転条件RDCの検索方法について説明する。まず、登録データベースDBから過去運転条件RDCが読み込まれた際、登録データベースDBに1つ以上の過去運転条件RDCが記憶されているか否かが判断される(ステップST11)。過去運転条件RDCがまだ記憶されていない場合、適合する過去運転条件RDCは検出できないと判断され、初期開度OPf=設定開度OPrefに設定される(図6のステップST5)。
一方、過去運転条件RDCが存在する場合、過去運転条件RDCの中から運転モードDMが一致する過去運転条件RDCが抽出され(ステップST12)、異なる運転モードDMの過去運転条件RDCは検索結果から除外される(ステップST20)。次に、運転モードDMで抽出した過去運転条件RDCのうち、室内温度Tr、室外温度Tout及び室内目標温度Tsetがそれぞれ検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetの範囲内に収まる過去運転条件RDCが検索される(ステップST13〜ST15)。いずれか1つでも検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetから外れた過去運転条件RDCは検索結果から除外される(ステップST20)。
そして、検索した結果、運転条件DCに適合する過去運転条件RDCのヒット数がカウントされる(ステップST16)。抽出した過去運転条件RDCの数が1個である場合、初期開度OPfが検索した過去運転条件RDCに関連付けられている安定開度OPsに設定される(図6のステップST4)。抽出した過去運転条件RDCの数が0個である場合、運転条件DCに適合する過去運転条件RDCは検出できなかったと判断し、初期開度OPfが設定開度OPrefに設定される(図6のステップST5)。また、抽出した過去運転条件RDCが2つ以上である場合、検索範囲±ΔTr、±ΔTout、±ΔTsetが変更パラメータTcにより狭められ(ΔTr−Tc、ΔTout−Tc、ΔTset−Tc、ステップST17)、2以上の過去運転条件RDCが1つの過去運転条件RDCになるまで絞り込みが行われる(ステップST13〜ST17)。そして、抽出した過去運転条件RDCが1つになった場合、機器制御手段12により電子膨張弁6の初期開度OPfが検索した過去運転条件RDCに関連付けられている安定開度OPsに設定される(図6のステップST4)。
上記実施形態によれば、過去に実際に運転を行った際に自動調整された安定開度OPsを過去運転条件RDCに関連づけて記憶しておき、運転条件DCが入力された際に過去運転条件RDCに基づいて初期開度OPfを設定することにより、電子膨張弁6が最適な開度で安定するまでの時間を短縮することができる。言い換えれば、電子膨張弁6の学習機能を搭載することで、空気調和機1が使用される時間の中で高効率な運転状態を占める時間帯が相対的に長くなることとなり、結果としてより省エネルギーで空気調和機1を使用することができる。
すなわち、従来のように、室内空気温度及び室外吸い込み空気温度に基づいて複数のカテゴリーに区分された電子膨張弁の開度を初期開度として設定した場合、区分が細かくなれば室内空気温度と室外空気温度の組み合わせはより膨大な数となり、粗くなれば安定開度になるまでに時間が掛かってしまう。また、室内空気温度及び室外空気温度が同じ条件であったとしても、室内空気温度の設定条件によっては空調制御装置の負荷は異なり、圧縮機の回転数や電子膨張弁の開度は異なるため、この場合にも安定開度になるまでに時間が掛かってしまう。また、室内側熱交換器あるいは室外側熱交換器の過熱度に応じて電子膨張弁の開度を設定するとともに、前回運転時に安定した際の電子膨張弁を電子膨張弁の初期開度に設定した場合に、前回運転時と運転条件が異なる場合には適切な初期開度に電子膨張弁を設定することができず、安定開度になるまでに時間が掛かってしまう。
一方、上述したように、過去に実際に運転を行った際に自動調整された安定開度OPsを過去運転条件RDCに関連づけて記憶し学習しておき、運転条件DCが入力された際に過去運転条件RDCに基づいて初期開度OPfを設定することにより、電子膨張弁6が最適な開度で安定するまでの時間を短縮することができる。さらに、適合する過去運転条件RDCを検出した場合であっても自動開度調整後の安定開度OPsを登録データベースDB上に上書きすることにより、経年劣化や使用環境の変化等に合わせて所定の運転条件DCに対し最適な初期開度OPfを設定することができる。
また、運転条件DCに適合する複数の過去運転条件RDCが検出された場合、条件検索手段11が1つの過去運転条件RDCを検出されるまで絞り込みを行うことにより、運転条件DCに適合した複数の過去運転条件RDCの中から最も適合している1つの過去運転条件RDCを検出して初期開度OPfを設定することができるため、従来の一定の温度範囲を区切って初期開度OPfを設定する場合等に比べて、初期開度OPfから安定開度OPsになるまでの時間を短縮することができる。特に、運転条件DCが室内目標温度Tsetを含み、条件検索手段11が室内目標温度Tsetを用いて過去運転条件RDCを検索するため、現在の使用環境に近い使用環境で運転が行われた過去運転条件RDCを検出して初期開度OPfを設定することができる。
本発明の実施形態は、上記各実施形態に限定されない。図6及び図7の運転条件DCに適合する過去運転条件RDCの検索を行う手法として、検索範囲から徐々に検索範囲を絞り込む手法を用いた場合について例示したが、運転条件DCに適合する過去運転条件RDCを検索できるものであればこの検索手法に限定されず、たとえば運転条件DCに一致する過去運転条件RDCの検索から開始し、徐々に検索範囲を広げていくような検索手法等の公知の検索アルゴリズムを用いることができる。
また、図4において、登録データベースDBには、過去運転条件RDCに関連づけて安定開度OPsが記憶されている場合について例示しているが、安定開度のみならず各送風機5、8の回転数や圧縮機2の駆動周波数等の他の動作パラメータを記憶するものであっても良い。また、図7において、条件検索手段11は、優先度の高い運転モードDM、室内温度Tr、室外温度Tout、目標温度Tsetの順に検索する場合について例示しているが、上記4つの項目のすべてについて一致もしくは類似している過去運転条件RDCを検索するものであれば、検索の順序は問わない。
また、運転条件DCとして、4つのパラメータが含まれている場合について例示しているが、例えば急冷又は弱冷等の運転の強さ、日付等の他のパラメータを運転条件DCとして登録するにしても良い。さらに、図1において、空気調和機1は1台の室外機1Aと1台の室内機1Bとを有する場合について例示しているが、複数台の室内機を有するものであっても良い。また、図1及び図3において、制御部10は室外機1A側に設けられている場合について例示しているが、室内機1B側に設けられていても良いし、制御コントローラとして室外機1A及び室内機1Bとは別に設けられたものであっても良い。
1 空気調和機、1A 室外機、1B 室内機、2 圧縮機、3 流路切替器、4 熱源側熱交換器、5 室外送風機、6 電子膨張弁、7 利用側熱交換器、8 室内送風機、9a 室内温度センサ、9b 室外温度センサ、10 制御部、11 条件検索手段、12 機器制御手段、13 データ登録手段、20 情報取得手段、50 リモコン、51 開始/停止ボタン、52 運転切替ボタン、53 目標温度設定ボタン、DB 登録データベース、DC 運転条件、DM 運転モード、OP 安定開度、OPf 初期開度、OPref 設定開度、OPs 安定開度、PD0 調整期間、PD1 設定期間、RDC 過去運転条件、Tc 変更パラメータ、Tout 室外温度、Tr 室内温度、Tset 室内目標温度、±ΔTr、±ΔTout、±ΔTset 検索範囲。

Claims (5)

  1. 室内機及び室外機を備え、圧縮機、流路切替器、熱源側熱交換器、電子膨張弁、利用側熱交換器を接続した冷媒回路を有する空気調和機であって、
    室内空気の温度を室内温度として検出する室内温度センサと、
    室外空気の温度を室外温度として検出する室外温度センサと、
    前記空気調和機の運転モード及び室内空間の室内目標温度を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された前記運転モード及び前記室内目標温度と、前記室内温度センサにより検出された前記室内温度と、前記室外温度センサにより検出された前記室外温度とを運転条件として取得し前記電子膨張弁の開度を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    過去の運転時における前記運転条件を過去運転条件として記憶するとともに、過去の運転時に前記電子膨張弁が安定した状態になった際の開度を安定開度として前記過去運転条件に関連付けて記憶した登録データベースと、
    運転開始時に前記登録データベース内から前記運転条件に適合する前記過去運転条件を検索する条件検索手段と、
    前記条件検索手段により検索された前記運転条件に適合する前記過去運転条件に関連付けられた前記安定開度を前記登録データベースから取得し、前記安定開度を前記電子膨張弁の初期開度として設定するとともに、運転が安定するように前記電子膨張弁の開度を調整する機器制御手段と、
    前記機器制御手段の制御により運転が安定した状態になったときの前記電子膨張弁の開度を前記安定開度として取得し、前記運転条件に関連づけて前記登録データベースに記憶するデータ登録手段と
    を有することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記データ登録手段は、前記登録データベース内に前記運転条件と同一の前記過去運転条件が記憶されている場合、前記過去運転条件に関連付けされている前記安定開度を前記機器制御手段により検出された前記安定開度に上書きする機能を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記機器制御手段は、所定の期間以上継続して前記電子膨張弁の開度が一定になった場合に運転が安定した状態になったと判断するものであり、
    前記データ登録手段は、一定になった開度を前記安定開度として前記運転条件に関連づけて前記登録データベースに記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記条件検索手段は、前記運転条件に適合する前記過去運転条件が複数存在する場合、複数の前記過去運転条件を1つの前記過去運転条件に絞り込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記条件検索手段は、前記運転モードが一致するとともに、前記運転条件が示す前記室内温度、前記室外温度及び前記室内目標温度が一致もしくは所定の検索範囲内に収まる前記過去運転条件を、前記運転条件に適合する前記過去運転条件として検索することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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