JP6071917B2 - スターリング冷凍機 - Google Patents
スターリング冷凍機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6071917B2 JP6071917B2 JP2014020829A JP2014020829A JP6071917B2 JP 6071917 B2 JP6071917 B2 JP 6071917B2 JP 2014020829 A JP2014020829 A JP 2014020829A JP 2014020829 A JP2014020829 A JP 2014020829A JP 6071917 B2 JP6071917 B2 JP 6071917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- unit
- cylinder
- displacer
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
(構成)
以下、本実施の形態にかかわるスターリング冷凍機に関して図面を参照して説明する。図1乃至図4は、第1の実施の形態を示す。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態のスターリング冷凍機101の運転時には、外装ユニット106の第1および第2のコイル121、122に所定の交流電流を通電することにより、内部ユニット107の第1の磁石108と第2の磁石109とが、周期的な力を受けて、同周波数で異なる位相(ほぼ90°程度の位相差)により往復動する。図4(A)〜(D)は、この第1の実施の形態のスターリング冷凍機101における動作を説明するための説明図である。図4(A)は機械バネ110、117が自然長の状態で、圧縮部102の第2の磁石109と第2のコイル122の位置を初期位置に合わせたセット状態に調整された基準位置の状態を示す縦断面図である。
そこで、上記構成の本実施の形態のスターリング冷凍機101では、膨張部103のディスプレーサ103aと、ディスプレーサ駆動用の第1の磁石108と、圧縮部102のピストン駆動用の第2の磁石109とが同軸方向に配設され、第1の磁石108と第2の磁石109との間には機械バネ110が介設された内部ユニット107を設けるとともに、内部ユニット107を収納する同一内径のシリンダ105を有し、シリンダ105の外周面に第1の磁石108に対応した第1のコイル121および第2の磁石109に対応した第2のコイル122をそれぞれ設け、機械バネ110が自然長の状態で、第1の磁石108と第1のコイル121の位置および第2の磁石109と第2のコイル122の位置を各々合わせたセット状態に調整された外装ユニット106を設けている。そして、外装ユニット106の第1および第2のコイル121、122に通電することにより、第1の磁石108と第2の磁石109とが、周期的な力を受けて、同周波数で異なる位相により往復動するようにしている。これにより、ディスプレーサ103aと圧縮部102のピストン102aとを同一シリンダ105内に収めることができ、各々は独立して2つの外部コイル(第1および第2のコイル121、122)による通電で独立した往復動が実現でき、位相の制御により、低温部で吸熱となる冷凍機として機能することができる。
(構成)
図5は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のスターリング冷凍機101の構成を次の通り変更した変形例である。本実施の形態のスターリング冷凍機201では、ディスプレーサ駆動用の第1の磁石108の外周と、シリンダ105の内壁との間の冷媒ガス流路であるギャップ流路125の両端に、外部熱交換器を設けたものである。ここでは、ギャップ流路125の片端に第1の実施の形態と同様の高温側熱交換器112を設け、ギャップ流路125の他端に新たな外部熱交換器202を設けている。新たな外部熱交換器202は、内部ユニット107に配設された中軸部202aと、外装ユニット106のシリンダ105の外周面側に配設された放熱部202bとを有する。
本実施の形態のスターリング冷凍機201では、ディスプレーサ駆動用の第1の磁石108の外周と、シリンダ105の内壁との間の冷媒ガス流路であるギャップ流路125の両端に、外部熱交換器112と202とをそれぞれ設けているので、ディスプレーサ駆動用の第1の磁石108の外周と、シリンダ105の内壁との間の冷媒ガス流路であるギャップ流路125内を流れる圧縮冷媒の放熱を一層、確実に行うことができる。
Claims (3)
- 圧縮部と、膨張部との間を蓄冷器を介して連通させ、前記圧縮部のピストンと、前記膨張部のディスプレーサとが所定の位相差で往復動されて前記膨張部に寒冷を発生させるスターリング冷凍機であって、
前記膨張部のディスプレーサと、前記ディスプレーサ駆動用の第1の磁石と、前記圧縮部のピストン駆動用の第2の磁石とが同軸方向に配設され、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間には機械バネが介設された内部ユニットを設けるとともに、
前記内部ユニットを収納する同一内径のシリンダを有し、前記シリンダの外周面に前記第1の磁石に対応した第1のコイルおよび前記第2の磁石に対応した第2のコイルをそれぞれ設け、前記機械バネが自然長の状態で、前記第1の磁石と前記第1のコイルの位置および前記第2の磁石と前記第2のコイルの位置を各々合わせたセット状態に調整された外装ユニットを設け、
前記外装ユニットの前記第1および第2のコイルに通電することにより、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが、周期的な力を受けて、同周波数で異なる位相により往復動する
ことを特徴とするスターリング冷凍機。 - 前記第1の磁石の外周と、前記シリンダの内壁との間のギャップ部に冷媒ガスの流路を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスターリング冷凍機。
- 前記第1の磁石の外周と、前記シリンダの内壁との間の前記ギャップ部の前記冷媒ガス流路の片端、あるいは両端に、外部熱交換器を設けた
ことを特徴とする請求項2に記載のスターリング冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020829A JP6071917B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スターリング冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020829A JP6071917B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スターリング冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015148373A JP2015148373A (ja) | 2015-08-20 |
JP6071917B2 true JP6071917B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=53891874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014020829A Expired - Fee Related JP6071917B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スターリング冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6071917B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108507214B (zh) * | 2018-04-19 | 2023-08-29 | 中船重工鹏力(南京)超低温技术有限公司 | 一种推移活塞及采用该推移活塞的低温制冷机 |
JP7277166B2 (ja) * | 2019-02-19 | 2023-05-18 | 住友重機械工業株式会社 | ディスプレーサ組立体および極低温冷凍機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62242772A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-23 | 富士電機株式会社 | 冷凍装置 |
JP3363697B2 (ja) * | 1996-04-08 | 2003-01-08 | 三洋電機株式会社 | 冷凍装置 |
JP3566204B2 (ja) * | 2000-12-27 | 2004-09-15 | シャープ株式会社 | スターリング冷凍機の運転制御方法 |
JP3797294B2 (ja) * | 2002-08-05 | 2006-07-12 | いすゞ自動車株式会社 | スターリングエンジンおよびアクチュエータ |
JP2007298219A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Aisin Seiki Co Ltd | スターリング冷凍機 |
JP5098499B2 (ja) * | 2007-08-06 | 2012-12-12 | アイシン精機株式会社 | 蓄冷型冷凍機用のリニア圧縮機 |
-
2014
- 2014-02-05 JP JP2014020829A patent/JP6071917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015148373A (ja) | 2015-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4533838B2 (ja) | 熱輸送装置、冷凍機及びヒートポンプ | |
JP3949135B2 (ja) | 圧電ポンプおよびスターリング冷却庫 | |
US6779349B2 (en) | Sterling refrigerating system and cooling device | |
TW201226704A (en) | Cryopump and cryogenic refrigerator | |
JP2009236456A (ja) | パルス管型蓄熱機関 | |
JP6071917B2 (ja) | スターリング冷凍機 | |
US9127864B2 (en) | Regenerative refrigerator | |
JP2008261520A (ja) | スターリング機関およびスターリング機関搭載機器 | |
JP6054079B2 (ja) | スターリング型冷凍機 | |
JP4542056B2 (ja) | フリーピストン型スターリングサイクル冷凍システム及びフリーピストン型スターリングサイクル冷凍機 | |
JPH07180921A (ja) | スターリング冷蔵庫 | |
JP2016003781A (ja) | スターリング型冷凍機 | |
JP2009062909A (ja) | スターリング機関およびスターリング機関搭載機器 | |
JP6275524B2 (ja) | スターリング冷凍機 | |
JP2006112260A (ja) | 熱音響エンジン | |
JP6087168B2 (ja) | 極低温冷凍機 | |
JP2004353967A (ja) | パルス管冷凍機 | |
JP2000136753A (ja) | V型配列スターリング機器 | |
JP2017048937A (ja) | 極低温冷凍機 | |
US20130220111A1 (en) | Cryogenic refrigerator | |
JP2000146336A (ja) | V型2ピストンスターリング機器 | |
KR101503748B1 (ko) | 스터링 냉각을 이용한 cpu 냉각장치 | |
JP2010236744A (ja) | パルス管型蓄熱機関 | |
CN112469948B (zh) | 冷气供应设备和具有该冷气供应设备的冰箱 | |
KR20110097067A (ko) | 극저온 냉동기의 방열부 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161122 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161227 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6071917 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |