JP6071737B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6071737B2
JP6071737B2 JP2013098244A JP2013098244A JP6071737B2 JP 6071737 B2 JP6071737 B2 JP 6071737B2 JP 2013098244 A JP2013098244 A JP 2013098244A JP 2013098244 A JP2013098244 A JP 2013098244A JP 6071737 B2 JP6071737 B2 JP 6071737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
liquid crystal
light
light source
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013098244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014219537A (ja
Inventor
宇佐美 由久
由久 宇佐美
小池 善郎
善郎 小池
勝本 隆一
隆一 勝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2013098244A priority Critical patent/JP6071737B2/ja
Publication of JP2014219537A publication Critical patent/JP2014219537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6071737B2 publication Critical patent/JP6071737B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)

Description

本発明は、バックライトを備える液晶表示装置に関する。詳しくは、簡易な構成および作用で、視野角を変更できる液晶表示装置に関する。
液晶パネル(液晶表示パネル)は、液晶を利用する光シャッタを二次元的に配列してなるものであり、各光シャッタすなわち各画素の光透過を制御することによって、画像を表示する。
そのため、液晶パネルを利用する液晶表示装置は、多くの場合、液晶パネルに表示した画像を観察するために、液晶パネルに観察光を入射するバックライトを有する。
液晶表示装置は、液晶による光シャッタを利用して画像を表示するため、いわゆる視野角特性を有し、観察する角度によって、画像の濃度やコントラストが変化してしまう。
これに対応して、液晶表示装置では、角度によらず、適正な画像の観察を可能にするために、拡散板等を用いて、液晶パネルを通過した光を、液晶パネルの表面の垂線に対して大きな角度で出射させている。液晶表示装置では、これにより、視野角を広くして(視野角特性を向上して)、様々な角度からの画像の観察を可能にしている。
その一方で、いわゆるスマートフォンやタブレット端末では、横からの他人の覗き見を防止して、使用者のみが画像を観察できるようにしたい場合も多い。そのため、周辺からの覗き見を阻止したい使用者は、ルーバ等を利用するフィルム(覗き見防止フィルム(フィルタ))を表示面に取り付けて、視野角を制限している。
しかしながら、この場合には、逆に、周辺にいる人を含む複数人で画像を観察したい場合には、フィルムを取り外す必要が有り、手間がかかる。また、フィルムで視野角を制限するということは、すなわち、液晶表示装置が無駄な光を出しているということであり、そのため、1回の充電に対する電池の使用可能時間が短くなってしまう。
このような問題を解決するために、液晶表示装置において、視野角の調節を可能にする方法が、各種、提案されている。
例えば、特許文献1には、液晶表示装置において、液晶パネルと導光板との間に配置された、第1の方向に周期的に強度が異なる光を出射するプリズムシートと、プリズムシートと液晶パネルとの間に配置された、広角に光を出射する第1領域および狭角に光を出射する第2領域が第1の方向に配置されたレンズシートとを有し、プリズムシートとレンズシートとを第1の方向に相対的に移動可能にした液晶表示装置が開示されている。
この液晶表示装置は、プリズムシートとレンズシートとの相対的な移動によって、プリズムシートからレンズシートへの観察光の入射を、第1領域と第2領域とに切り換えることで、複数人での観察に対応する広視野角の画像表示(広視野角モード)と、使用者のみでの観察に対応する画像表示(狭視野角モード)とを切り換え可能にしている。
また、特許文献2には、液晶表示装置において、視野角が広い第1の液晶パネルと、視野角が狭い第2の液晶パネルとを重ねて配置した液晶表示装置が開示されている。
この液晶表示装置では、周辺からの観察を容認する画像は第1の液晶パネルで表示し、周辺からの観察を防ぐべき画像を第2の液晶パネルで表示することで、1画面の中に、使用者のみが観察できる画像と、周辺からの観察を許容する画像とを表示することを可能にしている。
特開2011−28019号公報 特開2009−150999号公報
これらの方法によれば、狭い視野角での画像表示と、広い視野角での画像表示とを切り換えて、液晶表示装置の使用状況に応じて、使用者のみが画像を観察できる状態と、周辺の複数人での画像の観察が可能な状態とを切り換えることができる。
しかしながら、これらの方法は、プリズムシートとレンズシートという2枚の光学シートおよび両シートの位置の相対的な移動手段や、2枚の液晶パネルなどが必要である。そのため、より簡易な構成および作用で、広い視野角での画像表示と狭い視野角での画像表示とが切り換え可能な液晶表示装置の出現が望まれている。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決することにあり、簡易な構成および作用で、周辺からの複数人での観察が可能な広い視野角での画像表示と、使用者のみしか観察ができない狭い視野角での画像表示との切り換えを行うことができる液晶表示装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルが表示した画像を観察するために、この液晶表示パネルに観察光を照射するバックライトとを有する液晶表示装置であって、バックライトが、導光板と、導光板と液晶パネルとの間に配置されるプリズムシートと、導光板に観察光を入射する第1および第2の光源と、第1および第2の光源の点灯を制御する制御手段と、観察モードを選択するための選択手段とを有し、プリズムシートは、頂角が一方向に延在する三角プリズムを、この一方向と直交する方向に配列してなるものであり、第1の光源は、三角プリズムの配列方向の一方の端面から、導光板に観察光を入射するものであり、第2の光源は、三角プリズムの配列方向の他方の端面から、導光板に観察光を入射するものであり、さらに、三角プリズムは、第1の光源が配置される側の面が平板状で、第2の光源が配置される側の面が曲面状り、観察モードとして、視野角を広くする広視野角モードと、視野角を狭くする狭視野角モードとが設定されており、選択手段によって狭視野角モードが選択された場合には、制御手段は、第2の光源のみを点灯して、第2の光源から射出された光は、導光板内を進行し、導光板から三角プリズムの第2の光源が配置される側の曲面状の面を透過して、三角プリズムの第1の光源が配置される側の平板状の面の内面に入射して、入射角と同様の角度で反射され、選択手段によって広視野角モードが選択された場合には、制御手段は、第1の光源および第2の光源を点灯し、第2の光源から射出された光は、同様に、三角プリズムの平板状の面の内面に入射して、入射角と同様の角度で反射されると共に、第1の光源から射出された光は、導光板内を進行し、導光板から三角プリズムの平板状の面を透過して、三角プリズムの曲面状の面の内面に入射して、入射角と異なる角度で反射されて拡散されることを特徴とする液晶表示装置を提供する。
このような本発明の液晶表示装置において、プリズムシートと導光板と、離間して配置されるのが好ましい。
また、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、平板状の面とが成す角度θが、55°以下であるのが好ましい。
また、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、平板状の面とが成す角度θが、15°以上であるのが好ましい。
また、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲面状の面の中心位置における接線とが成す角度φが、55°以下であるのが好ましい。
また、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲面状の面の中心位置における接線とが成す角度φが、15°以上であるのが好ましい。
また、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲面状の面の接線とが成す最大角度および最小角度が、角度φの±30°以下であるのが好ましい。
さらに、三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲面状の面の接線とが成す最大角度および最小角度が、角度φの±5°以上であるのが好ましい。
このような本発明の液晶表示装置によれば、使用者のみが表示を観察できる狭い視野角での画像表示と、周辺の複数人での表示の観察が可能な広い視野角での画像表示とを、プリズムシートを挿入し、第1の光源および第2の光源の点灯を制御するだけで、切り換えることができる。
本発明の液晶表示装置の一例を概念的に示す図であって、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 本発明の液晶表示装置に用いられるプリズムシートの一例を概念的に示す図である。
以下、本発明の液晶表示装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。
図1に、本発明の液晶表示装置を概念的に示す。なお、図1において、(A)は、斜視図で、(B)は、正面図(後述する幅方向から見た図)である。
図1に示すように、液晶表示装置10は、基本的に、液晶パネル12と、バックライト14と、制御部16と、選択部18とを有して構成される。
本発明の液晶表示装置10において、液晶パネル12は、液晶層、透明電極(共通電極および画素電極)、偏光板、カラーフィルタなどを有して構成される、各種の液晶表示装置(液晶ディスプレイ)に用いられる、公知の液晶パネル(液晶表示パネル/LCDパネル)である。
また、液晶パネル12は、スマートフォンやタブレット端末等に利用される、画像の表示面(液晶表示装置の表面)に接触することで各種の操作を行う、いわゆるタッチパネルが組み合わされたものでもよい。
制御部16は、後述するバックライト14の第1光源34および第2光源36の点灯を制御するものである。
図示例の液晶表示装置10には、観察モードとして、広い視野角で画像の表示を行う広視野角モードと、狭い視野角で画像の表示を行う狭視野角モードとが設定されており、使用者(ユーザ)が、いずれかの観察モードを選択できるようになっている。
制御部16は、広視野角モードでは、第1光源34のみを点灯し、狭視野角モードでは第2光源36のみを点灯する。この点に関しては、後に詳述する。
選択部18は、使用者が前述の広視野角モードおよび狭視野角モードの選択を行うための、選択手段である。すなわち、制御部16は、この選択部18で行われたモードの選択に応じて、第1光源34または第2光源36を点灯する。
選択部18におけるモードの選択は、各種の装置で行われている公知の選択方法(操作方法)で行えばよい。例えば、タッチパネルを用いる選択方法、スイッチやボタン等を利用する選択方法、音声入力を利用する選択方法等が例示される。
バックライト14は、液晶パネル12が表示した画像を観察するための観察光を、液晶パネル12に入射するものである。
図示例の液晶表示装置10において、バックライト14は、導光板30と、プリズムシート32と、第1光源34と、第2光源36とを有して構成される。
導光板30は、矩形の板状の導光体で、端面から入射された観察光を伝播して、最大面(主面)である照射面30aから照射する、いわゆるエッジライト方式のバックライトに用いられる導光板(ライトガイド)である。
従って、導光板30は、照射面30aを液晶パネル12における観察光の入射面(観察面と逆面)と対面した状態で配置される。また、導光板30の、照射面30aと対向する面は、入射した光を導光板30内に向けて反射する、全反射面30bとなっている。
導光板30においては、後述するプリズムシート32の三角プリズム38の配列方向の一方の端面が第1光入射面30cになっており、同配列方向の他方の端面が第2光入射面30dになっている。第1光入射面30cには、後述する第1光源34が、第2光入射面30dには、後述する第2光源36が、それぞれ、観察光を入射する。
なお、以下の説明では、プリズムシート32における三角プリズム38の配列方向(矢印x方向)を、単に配列方向、この配列方向と直交する方向(矢印y方向 (図1(B)および図2では紙面と直交する方向))、すなわち、三角プリズム38の頂角の延在方向を、単に幅方向とも言う。
ここで、導光板30は、好ましい態様として、第1光入射面30cから入射した観察光は、大部分が、第2光入射面30dに向かう方向で、かつ、上方(液晶パネル12に向かう方向)に進行し、他方、第2光入射面30dから入射した観察光は、大部分が、第1光入射面30cに向かう方向で、かつ、上方に進行するように、構成される。すなわち、導光板30は、大部分の観察光が、入射面とは逆の端面方向で、かつ、上方に向かって進行するように、観察光を伝播(ガイド)するのが好ましい。
これにより、多くの観察光の液晶パネル12への入射方向を適正にして、広視野角モードおよび狭視野角モードでの画像表示を、共に、より適正に行うことができる。
観察光の進行方向を、このような方向できる観察光の照射方向を行う導光板30としては、一例として、第1光入射面30cおよび第2光入射面30dの観察光の入射部以外を、導光板30の内部から入射した光を吸収する光吸収面、もしくは、導光板30の内部から入射した光の反射を防止する反射防止面にする方法が例示される。
また、この光吸収面や光反射面を、幅方向(矢印y方向)に延在して導光板30の厚さ方向(照射面30aと全反射面30bとの離間方向)に配列された楔状、および/または、厚さ方向に延在して幅方向に配列された楔状にするのも好ましい。
導光板30は、エッジライト方式のバックライトで利用される導光板に用いられる公知の材料で形成すればよい。
第1光源34は、導光板30の第1光入射面30cに観察光を入射するものである。第2光源36は、導光板30の第2光入射面30dに観察光を入射するものである。
前述のように、液晶表示装置10では、選択部18によるモードの選択に応じて、広視野角モードの際には第1光源34のみが、狭視野角モードの際には第2光源36のみが、それぞれ、点灯される。また、両者の点灯は、制御部16によって制御される。
第1光源34および第2光源36は、共に、エッジライト方式のバックライトで使用される、公知の光源である。
具体的には、複数のLEDを一方向に配列してなる光源や、長尺な冷陰極管等が例示される。これらの光源は、図1に示すように、LEDの配列方向や長手方向を幅方向に一致して、第1光入射面30cや第2光入射面30dに観察光を入射するように配置される。
プリズムシート32は、図1および図2に概念的に示すように、頂角が一方向(所定の一方向)に延在する三角プリズム38を、頂角の延在方向と直交する方向に、複数、配列してなるものである。
すなわち、プリズムシート32は、頂角が幅方向(図中矢印y方向)に延在する三角プリズム38を、幅方向と直交する配列方向(図中矢印x方向)に、複数、配列してなるものである。
このようなプリズムシート32は、三角プリズム38の頂角を導光板30に向けて、導光板30と液晶パネル12との間に配置される。
前述のように、導光板30とプリズムシート32とは、第1光入射面30cと第2光入射面30dとの離間方向が、配列方向と一致するように配置される。また、第1光入射面30cには第1光源34が、第2光入射面30dには第2光源36が、それぞれ、観察光を入射する。
ここで、本発明の液晶表示装置10において、プリズムシート32を構成する三角プリズム38は、導光板30と対面する2つの面の形状が異なる、非対称な形状を有する。具体的には、第1光源側34側の面38aは、平板状であり、逆側の第2光源36側の面38bは、曲面状である。言い換えれば、三角プリズム38は、三角形の一方の辺が直線で、他方の辺が曲面となる断面形状(配列方向の断面)を有する。
前述のように、液晶表示装置10では、広い視野角での画像表示を行う広視野角モードでは、第1光源34のみを点灯し、狭い視野角での画像表示を行う狭視野角モードでは、第2光源36のみを点灯する。
図2に概念的に示すように、第1光源34から照射された観察光(間隔の広い破線)は、平板状の面38aを透過して、曲面状の面38bに入射して、反射される。ここで、曲面である面38bで反射された観察光は、入射角とは異なる角度で反射されるので、すなわち、拡散された状態となる。従って、この観察光によって液晶パネル12が表示する画像は、視野角が広い画像となる。
これに対し、第2光源36から照射された観察光(間隔の狭い破線)は、曲面状の面38bを透過して、平面状の面38aに入射して、反射される。ここで、平板状(平面)である面38aで反射された観察光は、入射角と同様の角度で反射されるので、拡散されずに、上方に進行する。従って、この観察光によって液晶パネル12が表示する画像は、視野角の狭い画像となる。
本発明の液晶表示装置10は、このような構成を有することにより、プリズムシート32を1枚付加しただけの簡易な構成で、かつ、第1光源34の点灯および第2光源36の点灯を切り換えるだけの簡易な作用で、周辺の複数人での画像観察が可能な、視野角の広い画像表示を行う広視野角モードと、使用者のみしか画像の観察ができない、視野角の狭い画像表示を行う狭視野角モードとの切り換えを行うことができる。
本発明の液晶表示装置10において、プリズムシート32を構成する三角プリズム38の形状は、液晶表示装置10の用途、大きさ、液晶パネル12の表示モード、要求される視野角特性等に応じて、目的とする広い視野角および狭い視野角を実現できる形状を、適宜、設定すればよい。
ここで、本発明者の検討によれば、本発明の液晶表示装置10においては、図2に概念的に示すように、三角プリズム38の平板面(面38a)は、三角プリズム38の断面形状において、三角プリズム38の頂点から反対側の平面(プリズムシート32の液晶パネル12との対向面)に向けた垂線と、面38aによる直線とが成す角度θ(以下、便宜的に、『平板面の頂角θ』とする)が、55°以下であるのが好ましく、45°以下であるのが、より好ましく、36°以下であるのが、特に好ましい。
また、この平板面の頂角θは、15°以上であるのが好ましく、20°以上であるのが、より好ましく、25°以上であるのが、特に好ましい。
平板面の頂角θとは、言い換えれば、三角プリズム38の断面形状を、全ての辺が直線の三角形と見なした際における、頂角の半分の角度である。
平板面の頂角θを、上記角度とすることにより、三角プリズム38の片面に入射して三角プリズム38内に導かれた観察光が、三角プリズム38のもう片面の内面に照射され全反射して、目的とする方向に観察光が導かれる割合が高まる。これはバックライト14の光効率を高めることになる。
また、本発明者の検討によれば、三角プリズム38の曲面(面38b)は、図2に概念的に示すように、三角プリズム38の断面形状において、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲面による曲線の中心位置における接線とが成す角度φ(以下、便宜的に『曲面の頂角φ』とする)が、55°以下となる曲面であるのが好ましく、45°以下となる曲面であるのが、より好ましく、36°以下となる曲面であるのが、特に好ましい。
さらに、三角プリズム38の曲面は、曲面の頂角φが、15°以上となる曲面であるのが好ましく、20°以上となる曲面であるのが、より好ましく、25°以上となる曲面であるのが、特に好ましい。
なお、三角プリズム38の曲面による曲線の中心位置とは、三角プリズム38の高さ方向(前述の三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向けた垂線の方向)における、曲面による曲線の中心位置である。
三角プリズム38の曲面を、曲面の頂角φが前述の角度である曲面とすることにより、先と同様に、三角プリズム38の片面に入射して三角プリズム38内に導かれた観察光が、三角プリズム38のもう片面の内面に照射され全反射して、目的とする方向に観察光が導かれる割合が高まり、また、これにより、バックライト14の光効率を高めることができる。
また、三角プリズム38の曲面は、三角プリズム38の断面形状において、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向けた垂線と、曲線の接線とが成す最大角度および最小角度が、先に述べた曲面の頂角φの±30°以下となる曲面であるのが好ましく、±25°以下となる曲面であるのが、より好ましく、±20°以下となる曲面であるのが、特に好ましい。
三角プリズム38の曲面を、このような曲面とすることにより、先と同様、三角プリズム38の片面に入射した観察光が、内部に導かれ、他方の面で全反射して、目的とする方向に導かれる割合が高まると共に、バックライト14の光効率を高めることができる。
さらに、三角プリズム38の曲面は、この最大角度および最小角度が、先に述べた曲面の頂角φの±5°以上となる曲面であるのが好ましく、±7°以上となる曲面であるのが、より好ましく、10°以上となる曲面であるのが、特に好ましい。
三角プリズム38の曲面を、このような曲面とすることにより、視野角の拡大効果を高めることができる。
また、三角プリズム38の曲面は、円弧状であるのが好ましく、特に、前述の条件の1以上を満たす円弧状であるのが好ましく、中でも特に、前述の条件の全てを満たす円弧状であるのが好ましい。
プリズムシート32を構成する三角プリズム38の配列ピッチp(三角プリズム38の頂角の頂点の間隔p)は、各種の液晶表示装置に用いられるプリズムシートと同様に、液晶表示装置の用途や大きさ等に応じて、適宜、設定すればよい。
図示例の液晶表示装置10においては、プリズムシート32を構成する三角プリズム38の第2光源36側の面38bは、凸状の曲面である。
しかしながら、本発明は、これ以外にも、プリズムシート32を構成する三角プリズム38の第2光源36側の面を、凹状の曲面にしてもよい。この際においても、曲面の形状は、前述の例と同様であるのが好ましい。
このようなプリズムシート32も、エッジライト方式のバックライトで利用されるプリズムシートに用いられる公知の材料で形成すればよい。
本発明の液晶表示装置10において、プリズムシート32と導光板30とは、接触して配置してもよい。
しかしながら、プリズムシート32と導光板30とが接触すると、接触点からの漏れ光が生じ、この漏れ光が、目的とする視野角での画像表示の妨害となる可能性が有る。従って、プリズムシート32と導光板30とは、若干、離間して配置するのが好ましい。
なお、この際におけるプリズムシート32と導光板30との間隔は、0.001〜10mmとするのが好ましく、0.01〜1mmとするのが、より好ましい。
プリズムシート32と導光板30との間隔は、狭すぎると、両者が不均一に接触する可能性が高くなり、すなわち、両者の不要な接触によって光分布が均一でなくなる可能性が高くなる。逆に、プリズムシート32と導光板30との間隔が広すぎると、光の利用効率が悪くなり、また、液晶表示装置10の全体の厚さが厚くなり、携帯などに不便になる。
図示例の液晶表示装置10においては、広視野角モードでは、第1光源34のみを点灯している。しかしながら、本発明は、これ以外にも、広視野角モードでは、第1光源34および第2光源36の両者を点灯してもよい。
あるいは、広視野角モードにおいて、第1光源34のみを点灯するモードと、第1光源34および第2光源36の両方を点灯するモードとを、使用者が選択できるようにしてもよい。選択方法は、前述の広視野角モードと狭視野角モードとの選択と同様、公知の選択方法が、各種、利用可能である。
以上、本発明の液晶表示装置について詳細に説明したが、本発明は、上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明の液晶表示装置について、より詳細に説明する。
[実施例1]
公知の成型方法によって、図1および図2に示すような、一方の面38aが平板状で、他方の面38bが曲面状の三角プリズム38を、頂角の延在方向と直交する方向に配列してなる、厚さが2mmのプリズムシート32を想定した。
三角プリズム38の形状は、平板面の頂角θが33°、曲面の頂角φが33°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が43°、同最小角度(頂角φ最小)が23°の形状とした。
プリズムシート32は、ピッチpを1mmとし、間に間隙が生じないように、三角プリズム38を配列した。
また、プリズムシート32のサイズは、50×30mmとした。
エッジライト方式のバックライトを想定して、このプリズムシート32を、導光板30と、液晶パネル12との間に配置して、図1に示されるような液晶表示装置10を構成した。バックライトは、第1光源34または第2光源36から出射した光が、導光板30を通って、そこから出射し、第1光源側34から70°±0°、または、第2光源側36から70°±0°で、三角プリズム38に入射すると想定した。
プリズムシート32は、第1光源34と第2光源36との離間方向が、三角プリズム38の配列方向と一致するように配置した。また、導光板30とプリズムシート32との間隔は0.2mm、プリズムシート32と液晶パネル12との間隔は0.2mmとした。
この液晶表示装置10について、視野角を計算した。なお、視野角は、輝度が半減する角度とした。
その結果、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±31°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±5°であった。
また、第1光源34のみを点灯した際の積分光量を計算したところ、積分光量は1であった。
[実施例2]
プリズムシート32の三角プリズム38の形状を、平板面の頂角θが33°、曲面の頂角φが33°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が48°、同最小角度(頂角φ最小)が18°の形状とした以外は、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±48°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±8°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は1であった。
[実施例3]
プリズムシート32の三角プリズム38の形状を、平板面の頂角θが33°、曲面の頂角φが33°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が38°、同最小角度(頂角φ最小)が28°の形状とした以外は、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±15°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±3°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は1であった。
[実施例4]
プリズムシート32の三角プリズム38の形状を、平板面の頂角θが50°、曲面の頂角φが50°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が60°、同最小角度(頂角φ最小)が50°の形状とした以外は、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±23°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±7°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は0.5であった。
[実施例5]
プリズムシート32の三角プリズム38の形状を、平板面の頂角θが15°、曲面の頂角φが15°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が25°、同最小角度(頂角φ最小)が5°の形状とした以外は、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±26°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±9°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は0.5であった。
[実施例6]
プリズムシート32の三角プリズム38の形状を、平板面の頂角θが60°、曲面の頂角φが60°、三角プリズム38の頂点から反対側の平面に向かう垂線と、曲面状である面38bの接線とが成す最大角度(頂角φ最大)が70°、同最小角度(頂角φ最小)が50°の形状とした以外は、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±45°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±30°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は0.1であった。
[比較例1]
プリズムシートの三角プリズムの曲面を平板状(平板面の頂角θは33°)とした以外は(すなわち、三角プリズムの頂角が66°の通常のプリズムシートを想定した以外は)、実施例1と同様に液晶表示装置10を構成した。
実施例1と同様に視野角を計算したところ、第1光源34のみを点灯した場合の視野角(広視野角)は±0°、第2光源36のみを点灯した場合の視野角(狭視野角)は±0°であった。
また、実施例1と同様に積分光量を計算したところ、積分光量は1であった。
結果を、下記表に示す。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
スマートフォンやタブレット端末等の液晶表示装置に、好適に利用可能である。
10 液晶表示装置
12 液晶パネル
14 バックライト
16 制御部
18 選択部
30 導光板
30a 照射面
30b 全反射面
30c 第1光入射面
30d 第2光入射面
32 プリズムシート
34 第1光源
36 第2光源
38 三角プリズム

Claims (8)

  1. 液晶パネルと、前記液晶パネルが表示した画像を観察するために、この液晶表示パネルに観察光を照射するバックライトとを有する液晶表示装置であって、
    前記バックライトが、導光板と、前記導光板と液晶パネルとの間に、前記導光板から離間させて配置されるプリズムシートと、前記導光板に観察光を入射する第1および第2の光源と、前記第1および第2の光源の点灯を制御する制御手段と、観察モードを選択するための選択手段とを有し、
    前記プリズムシートは、頂角が一方向に延在する三角プリズムを、この一方向と直交する方向に配列してなるものであり、
    前記第1の光源は、前記三角プリズムの配列方向の一方の端面から、前記導光板に観察光を入射するものであり、前記第2の光源は、前記三角プリズムの配列方向の他方の端面から、前記導光板に観察光を入射するものであり、
    さらに、前記三角プリズムは、前記第1の光源が配置される側の面が平板状で、前記第2の光源が配置される側の面が曲面状であり、
    前記選択手段によって選択される前記観察モードとして、視野角を広くする広視野角モードと、視野角を狭くする狭視野角モードとが設定されており、
    前記選択手段によって前記狭視野角モードが選択された場合には、前記制御手段は、前記第2の光源のみを点灯して、前記第2の光源から射出された光は、前記導光板内を進行し、前記導光板から前記三角プリズムの前記第2の光源が配置される側の曲面状の面を透過して、前記三角プリズムの前記第1の光源が配置される側の平板状の面の内面に入射して、入射角と同様の角度で反射され、
    前記選択手段によって前記広視野角モードが選択された場合には、前記制御手段は、前記第1の光源および第2の光源を点灯し、前記第2の光源から射出された光は、同様に、前記三角プリズムの前記平板状の面の内面に入射して、入射角と同様の角度で反射されると共に、前記第1の光源から射出された光は、前記導光板内を進行し、前記導光板から前記三角プリズムの前記第1の光源が配置される側の前記平板状の面を透過して、前記三角プリズムの前記第2の光源が配置される側の曲面状の面曲面状の面の内面に入射して、入射角と異なる角度で反射されて拡散されることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記プリズムシートと導光板とが、離間して配置される請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記平板状の面とが成す角度θが、55°以下である請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記平板状の面とが成す角度θが、15°以上である請求項1〜のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記曲面状の面の中心位置における接線とが成す角度φが、55°以下である請求項1〜のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記曲面状の面の中心位置における接線とが成す角度φが、15°以上である請求項1〜のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記曲面状の面の接線とが成す最大角度および最小角度が、前記角度φの±30°以下である請求項またはに記載の液晶表示装置。
  8. 前記三角プリズムの頂点から反対側の平面に向けた垂線と、前記曲面状の面の接線とが成す最大角度および最小角度が、前記角度φの±5°以上である請求項のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
JP2013098244A 2013-05-08 2013-05-08 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP6071737B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013098244A JP6071737B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013098244A JP6071737B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014219537A JP2014219537A (ja) 2014-11-20
JP6071737B2 true JP6071737B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51938023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013098244A Expired - Fee Related JP6071737B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6071737B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104696876B (zh) * 2015-04-02 2017-07-04 江苏双星彩塑新材料股份有限公司 视角扩宽膜片和具有该膜片的背光模组及液晶显示器
US10288796B2 (en) * 2015-04-24 2019-05-14 3M Innovative Properties Company Optical film
JP2017139216A (ja) * 2016-01-29 2017-08-10 大日本印刷株式会社 面光源装置、透過型表示装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4728688B2 (ja) * 2004-10-13 2011-07-20 Nec液晶テクノロジー株式会社 光源装置、表示装置、端末装置及び光ユニット
JP2008177070A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Sony Corp 光制御素子、面光源装置および液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014219537A (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559882B2 (ja) 光収束シート、面光源装置、透過型表示装置
JP4728688B2 (ja) 光源装置、表示装置、端末装置及び光ユニット
US8550687B2 (en) Light guide plate, surface light source device and transmissive display apparatus
US9759856B2 (en) Curved backlight unit and curved display apparatus including the same
JP5422473B2 (ja) 映像表示装置及びこれに用いられるバックライト装置
JP5254658B2 (ja) 面光源装置
JP2007103062A (ja) 光源装置、表示装置及び端末装置
JP2010509707A (ja) バックライトおよびディスプレイ
JP6290683B2 (ja) バックライトユニット及びそれを含む表示装置
JP6071737B2 (ja) 液晶表示装置
JP2008300206A (ja) 照明装置およびこれを用いた表示装置
KR101692888B1 (ko) 도광판과 이를 이용한 백라이트 유닛
JP2006228596A (ja) 照明装置および液晶表示装置
JP6447654B2 (ja) 光学構造体および表示装置
JP2007232966A (ja) 表示装置
JP2009176512A (ja) 面光源装置及び画像表示装置
JP2009140905A (ja) 導光板及びバックライト
JP2019184790A (ja) 光学構造体および表示装置
US8749731B2 (en) Liquid crystal display device
TW201514561A (zh) 導光板、面光源裝置及透過型圖像顯示裝置
JP2006228595A (ja) 照明装置および液晶表示装置
JP2007264320A (ja) 映像表示装置
JP2016181394A (ja) 面光源装置
JP2006114379A (ja) 照明装置
JP2019053323A (ja) 光学構造体および表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6071737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees