JP6070639B2 - 光学式タッチスイッチ及びフィールド機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学式タッチスイッチ及びフィールド機器に関する。
プラントや工場等に設置されるフィールド機器は、防爆、防水、防塵、防湿等が要求されることから、赤外光や可視光を用いた光学式タッチスイッチを備えるものが多い。この光学式タッチスイッチは、フィールド機器の操作部に設けられたガラスの裏面側に設置された発光部と受光部とを備えており、発光部からガラスに向かう光(赤外光又は可視光)を一定の周波数(例えば、数十Hz)で発光させ、その反射光が受光部で受光されたか否かによって操作部(スイッチ)が操作されたことを判定するものである。
例えば、作業員が操作部を操作している場合には、操作部に設けられたガラスの表面側に反射物(作業員の指先)が存在することから、その反射物で反射された光が受光部で受光される。これにより、光学式タッチスイッチは、操作部が操作されたと判定する。これに対し、作業員が操作部を操作していない場合には、操作部に設けられたガラスの表面側に上記の反射物が存在しないため、受光部で反射光が受光されることはない。これにより、光学式タッチスイッチは、操作部が操作されていないと判定する。尚、以下の特許文献1,2には、従来の光学式タッチスイッチの一例が開示されている。
特開2003−37563号公報 特開2008−232707号公報
ところで、上述した光学式タッチスイッチは、発光部から発光されたパルス状の光の反射光を受光部で受光して操作部の操作の有無を判定するものであるため、発光部を発光させる周波数(発光周波数)を高めれば応答性を向上させることが可能である。理解を容易にするために極端な例を挙げると、発光部の発光周波数が1Hzに設定されている場合よりも100Hzに設定されている場合の方が、100分の1の程度の短い時間で操作部の操作の有無を判定できるため、応答性を向上させることができる。
しかしながら、発光周波数が高くなると、発光部に設けられた発光素子の寿命が短くなってしまう。発光素子の寿命が短くなると、光学式タッチスイッチのメンテナンス(例えば、発光部の交換等)の頻度が高くなり、作業員の負担及びコストの増大に繋がることから、発光素子の寿命を短くするようなことは極力避ける必要がある。このように、従来は、発光素子の寿命を考慮すると、発光部の発光周波数をある程度以上にすることはできないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、寿命を延ばしつつ応答性を向上させることが可能な光学式タッチスイッチ、及び該タッチスイッチを備えるフィールド機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光学式タッチスイッチは、操作部(10)に向けてパルス状の光(L1)を発光する発光部(21)と、前記操作部からの反射光(L2)を受光する受光部(22)と、該受光部からの受光信号(R)の有無により前記操作部が操作されたか否かを判定する判定部(31)とを備える光学式タッチスイッチにおいて、前記判定部の判定結果に応じて、前記発光部の発光周波数を変える周波数設定部(33)を備えることを特徴としている。
この発明によると、操作部が操作されたか否かを判定する判定部の判定結果に応じて、発光の発光周波数が変えられる。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、前記判定部の判定結果が、前記操作部が操作されていない旨を示す第1判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を第1発光周波数(f1)に設定し、前記判定部の判定結果が、前記操作部が操作された旨を示す第2判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数よりも高い第2発光周波数(f2)に設定することを特徴としている。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、前記発光部の発光周波数を前記第2発光周波数に設定した後に、予め規定された第1期間(Ty)の間、継続して前記判定部から前記第1判定結果が得られた場合に、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数に戻す設定を行うことを特徴としている。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、予め規定された第2期間(Tx)の間、継続して前記判定部から前記第2判定結果が得られた場合には、前記発光部の発光周波数を強制的に前記第1発光周波数に設定することを特徴としている。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、前記判定部から前記第1判定結果が得られるまで、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数に維持することを特徴としている。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、前記操作部における操作内容に応じて前記第1期間の長さを変えることを特徴としている。
また、本発明の光学式タッチスイッチは、前記周波数設定部が、前記第1,第2発光周波数を記憶しており、外部からの指示に応じて記憶している前記第1,第2発光周波数の少なくとも一方を変更することを特徴としている。
本発明のフィールド機器は、ユーザによって操作される操作部(10)を備えるフィールド機器(1)において、前記操作部が操作されたか否かを判定する上記の何れかに記載の光学式タッチスイッチを備えることを特徴としている。
本発明によれば、操作部が操作されたか否かを判定する判定部の判定結果に応じて、発光の発光周波数を変えるようにしているため、寿命を延ばしつつ応答性を向上させることが可能であるという効果がある。
本発明の一実施形態によるフィールド機器の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチにおける信号波形等を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチ及びフィールド機器について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるフィールド機器の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、フィールド機器1は、操作部10、送受光部20、制御部30、及びインターフェイス部40を備えており、プラントや工場の現場に設置されて、コントローラ(図示省略)の制御の下で各種プロセスの制御に必要な測定及び操作の少なくとも一方を行う。
具体的に、フィールド機器1は、例えば流量計や温度センサ等のセンサ機器、流量制御弁や開閉弁等のバルブ機器、ファンやモータ等のアクチュエータ機器、プラント内の状況や対象物を撮影するカメラやビデオ等の撮像機器、プラント内の異音等を収集したり警報音等を発したりするマイクやスピーカ等の音響機器、各機器の位置情報を出力する位置検出機器、その他の機器である。
操作部10は、例えばフィールド機器1の正面に設けられ、現場の作業員等(ユーザ)によって操作される部位である。この操作部10には、ユーザが操作部10を操作する際に、指先F(反射物)を接触(タッチ)させる透明部材11を備える。この透明部材11は、送受光部20からの光(或いは、指先Fによって反射された光)を透過させる材質(例えば、ガラス)によって形成されている。
送受光部20は、発光部21、受光部22、及び駆動波形生成部23を備えており、操作部10に設けられた透明部材11の裏面側(ユーザが指先Fを接触させる面とは反対側の面側)に設けられる。このような送受光部20は、操作部10に向けてパルス状の光(以下、パルス光L1という)を発光(送光)するとともに、操作部10からの反射光(以下、パルス反射光L2という)を受光する。
発光部21は、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)等の発光素子を備えており、駆動波形生成部23によって駆動されて、操作部10に向けて上記のパルス光L1を発光する。具体的に、発光部21は、駆動波形生成部23から出力される駆動信号Dによって駆動され、赤外光又は可視光領域の波長を有するパルス光L1を数Hz〜数十Hz程度の周波数(発光周波数)で発光する。
受光部22は、フォトダイオード等の受光素子を備えており、操作部10からのパルス反射光L2を受光し、受光したパルス反射光L2の強度に応じた振幅を有する受光信号Rを出力する。尚、操作部10からのパルス反射光L2は、操作部10に設けられた透明部材11上の予め規定された位置に指先Fが存在している場合に得られるが、その位置に指先Fが存在していない場合には得られない。
駆動波形生成部23は、制御部30の制御の下で、発光部21を駆動する駆動信号Dを生成する。具体的に、駆動波形生成部23は、発光部21から発光されるパルス光L1の発光周波数と同じ周波数(数Hz〜数十Hz程度の周波数)を有する矩形形状のパルス信号を駆動信号Dとして生成する。尚、詳細は後述するが、ユーザによって操作部10が操作されていない場合には、駆動信号Dの周波数は数Hz(例えば、5Hz程度)に設定される一方、ユーザによって操作部10が操作された場合には、駆動信号Dの周波数は数十Hz(例えば、30Hz程度)に設定される。
制御部30は、CPU(中央処理装置)、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリ、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等を備えており、フィールド機器1の動作を統括して制御する。この制御部30には、上記の不揮発性メモリに格納されたプログラムが上記のCPUで実行されることにより、判定部31、タイマ32、及び周波数設定部33が実現される。これら判定部31、タイマ32、及び周波数設定部33は、上記の送受光部20とともに光学式タッチスイッチを構成する。
判定部31は、受光部22からの受光信号Rの有無により、操作部10が操作されたか否かを判定して判定結果を出力する。具体的に、判定部31は、受光信号Rの振幅が予め規定された判定閾値を超えていない場合(受光信号Rが無い場合)には操作部10が操作されていないと判定して判定結果「オフ」(第1判定結果)を出力し、受光信号Rの振幅が上記の判定閾値を超えた場合(受光信号Rが有る場合)には、操作部10が操作されたと判定して判定結果「オン」(第2判定結果)を出力する。尚、上記判定閾値は、操作部10が操作されたか否かを判定するために予め規定された閾値である。
タイマ32は、判定部31の判定結果を入力としており、判定部31の判定結果に応じて計時を行う。具体的に、タイマ32は、判定部31から判定結果「オン」が継続して出力される時間(オン時間)と、判定部31から判定結果「オフ」が継続して出力される時間(オフ時間)とを計時する。このタイマ32は、例えば判定部31の判定結果が「オフ」から「オン」になると一定周期でカウントを行い、判定部31の判定結果が「オフ」になるとカウント値がクリアされるオン時間カウンタと、判定部31の判定結果が「オン」から「オフ」になると一定周期でカウントを行い、判定部31の判定結果が「オン」になるとカウント値がクリアされるオフ時間カウンタとによって実現することができる。
周波数設定部33は、判定部31の判定結果に応じて、駆動波形生成部23を制御して発光部21の発光周波数を変える。この周波数設定部33は、基本的には、操作部10が操作されていない場合には、発光部21の発光周波数を第1発光周波数f1に設定し、操作部10が操作されている場合には、発光部21の発光周波数を第2発光周波数f2に設定するものである。
上記の第1発光周波数f1は、操作部10が操作されていない場合における発光部21の発光周波数を規定する周波数であり、発光部21に設けられた発光素子の寿命が短くならないよう低い周波数(例えば、5Hz程度)に設定されている。上記の第2発光周波数f2は、操作部10が操作されている場合における発光部21の発光周波数を規定する周波数であり、応答性が向上するよう第1発光周波数f1よりも高い周波数(例えば、30Hz程度)に設定されている。
これら第1発光周波数f1及び第2発光周波数f2は、予め周波数設定部33に記憶されており、操作部10からの指示、或いはインターフェイス部40に接続された外部機器50からの指示に基づいて変更することが可能である。尚、第1発光周波数f1及び第2発光周波数f2の双方を変更可能としても良く、これらの何れか一方のみを変更可能としても良い。
ここで、周波数設定部33は、判定部31の判定結果に加えてタイマ32の計時結果を参照して発光部21の発光周波数を変える。具体的に、周波数設定部33は、発光部21の発光周波数を第2発光周波数f2に設定した後に、タイマ32で計時されるオフ時間が予め規定された時間Ty(例えば、5秒程度:第1期間)となった場合には、発光部21の発光周波数を第1発光周波数f1に戻す設定を行う。これは、操作部10の操作が継続して行われないことから、発光部21に設けられた発光素子の寿命を考慮して発光部21の発光周波数を下げるようにしたものである。
また、周波数設定部33は、タイマ32で計時されるオン時間が予め規定された時間Tx(例えば、数分程度:第2期間)になった場合には、発光部21の発光周波数を強制的に第1発光周波数f1に設定する。これは、操作部10に異物等が付着して判定部31で誤判定が行われていると考えられることから、発光部21に設けられた発光素子の寿命を考慮して発光部21の発光周波数を強制的に下げるようにしたものである。尚、周波数設定部33は、発光部21の発光周波数を強制的に第1発光周波数f1に設定した場合には、判定部31の判定結果が「オフ」になるまで発光部21の発光周波数を第1発光周波数f1に維持する。
インターフェイス部40は、パーソナルコンピュータ等の外部機器50をフィールド機器1に接続するためのものである。このインターフェイス部40は、例えばUSB(Universal Serial Bus)通信部、赤外線通信の通信部、NFC(Near field communication)の通信部、その他の通信部を備えており、制御部30の制御の下で、外部機器50と有線による通信又は無線による通信を行う。尚、インターフェイス部40に接続された外部機器50によって、周波数設定部33に記憶された第1発光周波数f1及び第2発光周波数f2を変更することが可能である。
次に、上記構成におけるフィールド機器1の動作について説明する。尚、以下では、主として、フィールド機器1に設けられた光学式タッチスイッチ(送受光部20及び制御部30の判定部31、タイマ32、及び周波数設定部33から構成されるタッチスイッチ)の動作について説明する。図2は、本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチの動作を示すフローチャートである。また、図3は、本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチにおける信号波形等を示す図である。尚、図2に示すフローチャートの処理は、例えばフィールド機器1の電源が投入されることによって開始され、初期状態においては、タイマ32のオン時間及びオフ時間が共にクリア(初期化)されているとする。
処理が開始されると、まず発光部21を低周波数(第1発光周波数f1)で発光させる処理が行われる(ステップS11)。具体的には、制御部30に設けられた周波数設定部33によって、発光部21の発光周波数を第1発光周波数f1に設定する処理が行われる。この処理が行われると、駆動波形生成部23において第1発光周波数f1と同じ周波数を有する矩形形状のパルス信号が駆動信号Dとして生成されて発光部21に印加され、これにより発光部21から操作部10に向けて第1発光周波数f1のパルス光L1が発光される(図3中の期間T1参照)。
次に、判定部31の判定結果が「オン」であるか否かが周波数設定部33で判断される(ステップS12)。ここで、ユーザが操作部10に設けられた透明部材11の規定位置に指先Fをタッチさせていない場合には、パルス反射光L2が生じないため受光部22からは受光信号Rが出力されず、判定部31の判定結果は「オフ」になる。このため、ステップS12の判断結果は「NO」となり、第1発光周波数f1でのパルス光L1の発光が継続される(図3中の期間T1参照)。
これに対し、ユーザが操作部10に設けられた透明部材11の規定位置に指先Fをタッチさせた場合には、発光部21からのパルス光L1が指先Fによって反射されてパルス反射光L2が生ずる。このパルス反射光L2が受光部22で受光されると、受光部22から受光信号Rが出力され、判定部31の判定結果は「オン」になる(図3中の期間T2参照)。このため、ステップS12の判断結果は「YES」となり、発光部21を高周波数(第2発光周波数f2)で発光させる処理が行われる(ステップS13)。尚、ユーザが指先Fを透明部材11に近づければパルス反射光L2が生ずるため、指先Fが透明部材11にタッチしていなくとも、受光部22からの受光信号Rが判定閾値を超えればステップS13が行われる。
具体的に、ステップS13では、制御部30に設けられた周波数設定部33によって、発光部21の発光周波数を第2発光周波数f2に設定する処理が行われる。この処理が行われると、駆動波形生成部23において第2発光周波数f2と同じ周波数を有する矩形形状のパルス信号が駆動信号Dとして生成されて発光部21に印加され、これにより発光部21から操作部10に向けて第2発光周波数f2のパルス光L1が発光される(図3中の期間T2参照)。
続いて、判定部31の判定結果が「オン」であるか否かが周波数設定部33で判断される(ステップS14)。この判断結果が「YES」の場合には、オフ時間をクリアしてオン時間をカウントアップ(計時)する処理がタイマ32にて行われる(ステップS15,S16)。そして、タイマ32にてカウントアップされているオン時間が、予め規定された時間Tx(例えば、数分程度)以上になったか否かが周波数設定部33で判断される(ステップS17)。例えば、図3に示す期間T2では、オン時間が上記の時間Tx以上とはならないため、ステップS17の判断結果が「NO」になり、ステップS13〜S16の処理が繰り返される。
これに対し、ステップS14の判断結果が「NO」になると、オン時間をクリアしてオフ時間をカウントアップ(計時)する処理がタイマ32にて行われる(ステップS18,S19)。例えば、ユーザが操作部10に設けられた透明部材11の規定位置から指先Fを離すと、ステップS14の判断結果が「NO」となってタイマ32にて上記の処理が行われる(図3中の期間T2から期間T3に移行する部分参照)。
そして、タイマ32にてカウントアップされているオフ時間が、予め規定された時間Ty(例えば、5秒程度)以上になったか否かが周波数設定部33で判断される(ステップS20)。例えば、図3に示す期間T3では、オフ時間が上記の時間Ty以上とはならないため、ステップS20の判断結果が「NO」になり、ステップS13,S14,S18,S19の処理が繰り返される。尚、このような処理が行われることで、ユーザが操作部10に設けられた透明部材11の規定位置から指先Fを離しているにも拘わらず、第2発光周波数f2でのパルス光L1の発光が継続される(図3中の期間T3参照)。
これに対し、例えば、図3に示す期間T5では、オフ時間が上記の時間Ty以上になる。すると、ステップS20の判断結果は「YES」になり、発光部21を低周波数(第1発光周波数f1)で発光させる処理が周波数設定部33で行われる(ステップS11)。このように、操作部10の操作が一定の時間Tyの間継続して行われない場合には、発光部21に設けられた発光素子の寿命が短くならないように、発光部21の発光周波数を低下させる処理が行われる(図3中の期間T6参照)。
他方、ステップS17の判断結果が「YES」になった場合(タイマ32にてカウントアップされているオン時間が上記の時間Tx以上になったと判断された場合)には、周波数設定部33において、操作部10への異物付着等の異常が生じた旨が検知される(ステップS21)。すると、発光部21を低周波数(第1発光周波数f1)で発光させる処理が周波数設定部33で行われる(ステップS22)。つまり、異物付着等の異常が検知された場合には、発光部21に設けられた発光素子の寿命が短くならないように、発光部21の発光周波数を強制的に低下させる処理が行われる。
以上の処理が行われると、判定部31の判定結果が「オフ」であるか否かが周波数設定部33で判断される(ステップS23)。つまり、操作部10に付着した異物等が除去されたか否かが判断される。この判断結果が「NO」の場合には、第1発光周波数f1でのパルス光L1の発光が継続される。これに対し、ステップS23の判断結果が「YES」になると、検知した異常を解除する処理(ステップS24)が周波数設定部33で行われ、ステップS11の処理に戻る。
以上の通り、本実施形態では、操作部10の操作が行われない場合には、発光部21の発光周波数を低周波数(第1発光周波数f1)に設定し、操作部10の操作が行われた場合に、発光部21の発光周波数を高周波数(第2発光周波数f2)に設定するようにしている。また、操作部10の操作が行われた後に、操作部10の操作が一定の時間Ty(例えば、5秒程度)の間継続して行われなくなった場合には、発光部21の発光周波数を低周波数(第1発光周波数f1)に戻すようにしている。これにより、本実施形態では、発光部21に設けられた発光素子の寿命を延ばしつつ応答性を向上させることができる。
また、本実施形態では、操作部10の操作が一定の時間Tx(例えば、数分程度)の間継続して行われた場合には、操作部10への異物付着等の異常を検知し、発光部21の発光周波数を強制的に低周波数(第1発光周波数f1)に戻すようにしている。これによっても、発光部21に設けられた発光素子の寿命を延ばしつつ応答性を向上させることが可能である。
以上、本発明の一実施形態による光学式タッチスイッチ及びフィールド機器について説明したが、本発明は上記実施形態に制限される訳ではなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、オン時間の長さの判断に用いられた時間Tx、及びオフ時間の長さの判断に用いられた時間Tyが固定されている例について説明したが、これの時間Tx,Tyを変えるようにしても良い。例えば、操作部10における操作内容や画面遷移に応じて時間Tyを変えるようにしても良い。つまり、操作部10における操作が、パラメータの選択や設定である場合には、操作が継続して行われる可能性が高いため時間Tyを長めに設定し、操作部10における操作が、パラメータの設定終了を指示するものである場合には、操作が引き続き行われない可能性が高いため時間Tyを短めに設定するといった具合である。
また、上記実施形態では、発光部21の発光周波数を第1発光周波数f1と第2発光周波数f2との2段階に設定する例について説明したが、発光部21の発光周波数を3段階上に設定しても良い。例えば、操作部10が操作されている最中は最も高い発光周波数に設定し、操作後の一定期間は中程度の発光周波数に設定し、その後は最も低い発光周波数に設定するといった具合である。また、発光部21の発光周波数を操作後の時間に応じて連続的に変化させても良い。
また、上記実施形態では、光学式タッチスイッチの構成の一部(判定部31、タイマ32、及び周波数設定部33)が、フィールド機器1の動作を統括して制御する制御部30に設けられている構成を例に挙げて説明した。しかしながら、上記光学式タッチスイッチの構成の一部は、フィールド機器1の動作を統括して制御する制御部30とは別に設けられていても良い。
また、光学式タッチスイッチが設けられるフィールド機器1は、不図示のコントローラとネットワークや通信バス(図示省略)を介した有線通信を行うものであっても良く、ISA100.11aやWirelessHART(登録商標)等の産業用無線通信規格に準拠した無線通信を行うものであっても良い。
1 フィールド機器
10 操作部
21 発光部
22 受光部
31 判定部
33 周波数設定部
f1 第1発光周波数
f2 第2発光周波数
L1 パルス光
L2 パルス反射光
R 受光信号

Claims (7)

  1. 操作部に向けてパルス状の光を発光する発光部と、前記操作部からの反射光を受光する受光部と、該受光部からの受光信号の有無により前記操作部が操作されたか否かを判定する判定部とを備える光学式タッチスイッチにおいて、
    前記判定部の判定結果が、前記操作部が操作されていない旨を示す第1判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を第1発光周波数に設定し、前記操作部が操作された旨を示す第2判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数よりも高い第2発光周波数に設定する周波数設定部を備え
    前記周波数設定部は、前記発光部の発光周波数を前記第2発光周波数に設定した後に、予め規定された第1期間の間、継続して前記判定部から前記第1判定結果が得られた場合に、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数に戻す設定を行う
    ことを特徴とする光学式タッチスイッチ。
  2. 前記周波数設定部は、予め規定された第2期間の間、継続して前記判定部から前記第2判定結果が得られた場合には、前記発光部の発光周波数を強制的に前記第1発光周波数に設定することを特徴とする請求項1記載の光学式タッチスイッチ。
  3. 操作部に向けてパルス状の光を発光する発光部と、前記操作部からの反射光を受光する受光部と、該受光部からの受光信号の有無により前記操作部が操作されたか否かを判定する判定部とを備える光学式タッチスイッチにおいて、
    前記判定部の判定結果が、前記操作部が操作されていない旨を示す第1判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を第1発光周波数に設定し、前記操作部が操作された旨を示す第2判定結果である場合には、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数よりも高い第2発光周波数に設定する周波数設定部を備え、
    前記周波数設定部は、予め規定された第2期間の間、継続して前記判定部から前記第2判定結果が得られた場合には、前記発光部の発光周波数を強制的に前記第1発光周波数に設定することを特徴とする光学式タッチスイッチ。
  4. 前記周波数設定部は、前記判定部から前記第1判定結果が得られるまで、前記発光部の発光周波数を前記第1発光周波数に維持することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の光学式タッチスイッチ。
  5. 前記周波数設定部は、前記操作部における操作内容に応じて前記第1期間の長さを変えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光学式タッチスイッチ。
  6. 前記周波数設定部は、前記第1,第2発光周波数を記憶しており、外部からの指示に応じて記憶している前記第1,第2発光周波数の少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の光学式タッチスイッチ。
  7. ユーザによって操作される操作部を備えるフィールド機器において、
    前記操作部が操作されたか否かを判定する請求項1から請求項6の何れか一項に記載の光学式タッチスイッチを備えることを特徴とするフィールド機器。
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